JP2943342B2 - ディスク記録装置及びディスク記録方法 - Google Patents
ディスク記録装置及びディスク記録方法Info
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- JP2943342B2 JP2943342B2 JP1157091A JP1157091A JP2943342B2 JP 2943342 B2 JP2943342 B2 JP 2943342B2 JP 1157091 A JP1157091 A JP 1157091A JP 1157091 A JP1157091 A JP 1157091A JP 2943342 B2 JP2943342 B2 JP 2943342B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、回転記録媒体によっ
てデータを記録する際に好適なディスク記録装置及び記
録方法に関するものである。
てデータを記録する際に好適なディスク記録装置及び記
録方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】回転記録媒体を使用してデータの記録を
行うディスク装置として、例えば光ディスクを使用して
いるものは、この光ディスクをスピンドルモータによっ
て線速度又は角速度が一定となるように回転制御（ＣＬ
Ｖ，ＣＡＶ）し、光ディスクの記録面に形成されている
渦巻状のプリグルーブにレーザビームを照射することに
よって光ディスクにデータを記録することが行われてい
る。この場合、光学ヘッドよりレーザビームを記録デー
タで変調する追記型の光ディスクや、光ディスクに磁界
を印加して磁気変調方式によりデータを記録するものが
ある。
行うディスク装置として、例えば光ディスクを使用して
いるものは、この光ディスクをスピンドルモータによっ
て線速度又は角速度が一定となるように回転制御（ＣＬ
Ｖ，ＣＡＶ）し、光ディスクの記録面に形成されている
渦巻状のプリグルーブにレーザビームを照射することに
よって光ディスクにデータを記録することが行われてい
る。この場合、光学ヘッドよりレーザビームを記録デー
タで変調する追記型の光ディスクや、光ディスクに磁界
を印加して磁気変調方式によりデータを記録するものが
ある。
【０００３】レーザビームを変調する記録データは、デ
ィスク装置に供給される本来のデータと異なり、再生時
のデータのエラーを訂正するために冗長ビットが付加さ
れている。したがって通常は供給される記録データはま
ず２値化されたのち信号処理回路に供給され、例えばリ
ード・ソロモン符号等の誤り訂正符号、ＣＲＣなどの誤
り検出符号によってパリティが付加されたのちに、記録
方法に対応して例えばＥＦＭコード等に変換される。
ィスク装置に供給される本来のデータと異なり、再生時
のデータのエラーを訂正するために冗長ビットが付加さ
れている。したがって通常は供給される記録データはま
ず２値化されたのち信号処理回路に供給され、例えばリ
ード・ソロモン符号等の誤り訂正符号、ＣＲＣなどの誤
り検出符号によってパリティが付加されたのちに、記録
方法に対応して例えばＥＦＭコード等に変換される。
【０００４】記録データに付加されるパリティを生成す
る誤り訂正符号は、例えばリード・ソロモン符号，ＢＣ
Ｈ符号であり、再生時における訂正範囲は付加された前
記パリティのバイト数，ビット数、あるいはそれを２重
化したものが多くなる程広くすることができる。特に、
光ディスクのような高密度記録の場合、データの信頼性
を確保するために訂正範囲の広い（最小距離が大きい）
誤り訂正符号及び誤り検出符号を採用する必要がある。
る誤り訂正符号は、例えばリード・ソロモン符号，ＢＣ
Ｈ符号であり、再生時における訂正範囲は付加された前
記パリティのバイト数，ビット数、あるいはそれを２重
化したものが多くなる程広くすることができる。特に、
光ディスクのような高密度記録の場合、データの信頼性
を確保するために訂正範囲の広い（最小距離が大きい）
誤り訂正符号及び誤り検出符号を採用する必要がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする問題点】このように、特に、
最小距離が大きい誤り訂正符号で生成されるパリティ
（冗長データ）が付加される光ディスクの記録方法の場
合は、入力される記録データに所定のパリティを付加
し、インタリーブを行うような演算処理が必要になるが
演算量が大きくなると、記録データ出力までの時間も長
くなる。すると、入力されたデータを光ディスクに記録
するときの転送スピードが早いディスク装置の場合でも
この演算時間によっても記録スピードが制限されること
になる。また、入力データ自身のスピードが遅い場合
（ＣＤ，ＣＤ−Ｉなど）もこれにあわせて記録スピード
が押えられていた。
最小距離が大きい誤り訂正符号で生成されるパリティ
（冗長データ）が付加される光ディスクの記録方法の場
合は、入力される記録データに所定のパリティを付加
し、インタリーブを行うような演算処理が必要になるが
演算量が大きくなると、記録データ出力までの時間も長
くなる。すると、入力されたデータを光ディスクに記録
するときの転送スピードが早いディスク装置の場合でも
この演算時間によっても記録スピードが制限されること
になる。また、入力データ自身のスピードが遅い場合
（ＣＤ，ＣＤ−Ｉなど）もこれにあわせて記録スピード
が押えられていた。
【０００６】データを記録する光ディスクの回転速度を
高くすると高密度の記録を行うことができないことにな
るから、ディスクの記憶容量を低下しないためには、記
録デ−タの演算処理時間によってディスクの回転速度が
制限されることになる。従って、記録時に所望のトラッ
クをシ−クしてデ−タを記録するときに、当該トラック
を検出し、そのトラックにアクセスするシーク動作が回
転待ち時間などの増大によりおそくなるという問題があ
る。また、演算を高速で行おうとすると、回路規模が非
常に大きくなる。
高くすると高密度の記録を行うことができないことにな
るから、ディスクの記憶容量を低下しないためには、記
録デ−タの演算処理時間によってディスクの回転速度が
制限されることになる。従って、記録時に所望のトラッ
クをシ−クしてデ−タを記録するときに、当該トラック
を検出し、そのトラックにアクセスするシーク動作が回
転待ち時間などの増大によりおそくなるという問題があ
る。また、演算を高速で行おうとすると、回路規模が非
常に大きくなる。
【０００７】
【問題点を解決するための手段】本発明はかかる問題点
を低減するために、回転駆動されているディスクに供給
される入力データのデジタル信号処理を行う手段と、こ
のデジタル信号処理を行った出力信号を記録するメモリ
手段と、このメモリ手段に記録されたデータを記録時の
スピードより早いクロックで読み出して光ディスクの記
録回路に供給する手段を備え、光ディスクがこの読み出
しスピードに対応して高速で回転するようにしたもので
ある。
を低減するために、回転駆動されているディスクに供給
される入力データのデジタル信号処理を行う手段と、こ
のデジタル信号処理を行った出力信号を記録するメモリ
手段と、このメモリ手段に記録されたデータを記録時の
スピードより早いクロックで読み出して光ディスクの記
録回路に供給する手段を備え、光ディスクがこの読み出
しスピードに対応して高速で回転するようにしたもので
ある。
【０００８】
【作用】ディスクをデータの記録可能なスピードで、例
えば、転送速度が１０Ｍｂｐｓ位で高速回転とすること
によって、ディスクの線速度又は角速度を従来より早く
することができ、シーク動作を行う際に、目的のデータ
が記録されているトラック位置へのアクセス動作を短縮
することが可能になる。又、メモリから高速でデータを
読み出すことによって、メモリ手段に蓄積される書き込
みデータが時間の経過とともに少なくなるが、この蓄積
量が一定量となるようにアイドリング状態を繰り返して
デ−タの読み出しを中断する。さらに、この中断時、あ
るいはトラブル時には蓄積データを読み出しながらトラ
ッキングミス等の回復制御を行うことができるから、デ
トラックや、デフオ−カス等からの回復を短縮させる、
あるいは実際のデータ記録に影響を与えずに実行するこ
とができる。
えば、転送速度が１０Ｍｂｐｓ位で高速回転とすること
によって、ディスクの線速度又は角速度を従来より早く
することができ、シーク動作を行う際に、目的のデータ
が記録されているトラック位置へのアクセス動作を短縮
することが可能になる。又、メモリから高速でデータを
読み出すことによって、メモリ手段に蓄積される書き込
みデータが時間の経過とともに少なくなるが、この蓄積
量が一定量となるようにアイドリング状態を繰り返して
デ−タの読み出しを中断する。さらに、この中断時、あ
るいはトラブル時には蓄積データを読み出しながらトラ
ッキングミス等の回復制御を行うことができるから、デ
トラックや、デフオ−カス等からの回復を短縮させる、
あるいは実際のデータ記録に影響を与えずに実行するこ
とができる。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明のディスク装置の記録再生時
の説明をするためのブロック図を示したもので、１はス
ピンドルモータ２により高速で回転している光ディスク
であり、その記録面にはセクタ毎に異なるアドレスデー
タと、フレーム同期信号等があらかじめプリグルーブ等
によって形成されている。光学ヘッド３は、例えば、レ
ーザダイオード、コリメータレンズ、対物レンズ、ビー
ムスプリッタ、受光部等の光学系素子を備え、分割され
た受光面から検出されたＲＦ信号より、トラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号を出力すると共に、記
録データの再生ＲＦ信号が出力されるようになされてい
る。また、レーザダイオードを記録データによって変調
することにより、光ディスクに照射されるレーザビーム
を断続して記録を行う。
の説明をするためのブロック図を示したもので、１はス
ピンドルモータ２により高速で回転している光ディスク
であり、その記録面にはセクタ毎に異なるアドレスデー
タと、フレーム同期信号等があらかじめプリグルーブ等
によって形成されている。光学ヘッド３は、例えば、レ
ーザダイオード、コリメータレンズ、対物レンズ、ビー
ムスプリッタ、受光部等の光学系素子を備え、分割され
た受光面から検出されたＲＦ信号より、トラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号を出力すると共に、記
録データの再生ＲＦ信号が出力されるようになされてい
る。また、レーザダイオードを記録データによって変調
することにより、光ディスクに照射されるレーザビーム
を断続して記録を行う。
【００１０】光磁気ディスクのときは、この光学ヘッド
３と対向する位置に配置されている磁界変調コイル３Ａ
に記録データを供給して光磁気ディスク１にデータを記
録する。そして、再生回路４に供給された再生ＲＦ信号
からは、クロック信号が検出され、このクロック信号に
基づいて、後で述べるデジタル信号処理部６がコントロ
ールされ再生データが出力される。又、再生回路４の出
力は、サーボ回路５に供給され、前記スピンドルモータ
２を所定の回転数となるように制御すると共に、光学ヘ
ッド３にトラッキングエラー，フォーカスエラー信号を
供給して、所定のトラック上にビームスポットを照射す
る。
３と対向する位置に配置されている磁界変調コイル３Ａ
に記録データを供給して光磁気ディスク１にデータを記
録する。そして、再生回路４に供給された再生ＲＦ信号
からは、クロック信号が検出され、このクロック信号に
基づいて、後で述べるデジタル信号処理部６がコントロ
ールされ再生データが出力される。又、再生回路４の出
力は、サーボ回路５に供給され、前記スピンドルモータ
２を所定の回転数となるように制御すると共に、光学ヘ
ッド３にトラッキングエラー，フォーカスエラー信号を
供給して、所定のトラック上にビームスポットを照射す
る。
【００１１】光ディスク１に記録されるデータは、入力
端子Ｄinより記録データ処理回路７に供給されている。
そして、この記録データ処理回路内で誤り訂正符号化、
例えばリード・ソロモン符号等で符号化され、又、光デ
ィスク１の記録に適したコード変調等が行われ、次の書
込みメモリ手段８に供給される。本発明の記録方法で
は、この書込みメモリ手段８の書き込みスピードは前記
記録データ処理回路７における信号の処理時間（ちなみ
に、記録データの信号処理速度は通常ＩＣ回路で２．８
Ｍｂｐｓ位である）に基づいて設定されるが、書込みメ
モリ手段８より読み出されるデータの転送スピードは、
光ディスクの記録可能なスピード（約１０Ｍｂｐｓの転
送速度）に対応して設定され、読み出しスピードの方が
書き込みスピードより早くなるようにした点に特徴があ
る。
端子Ｄinより記録データ処理回路７に供給されている。
そして、この記録データ処理回路内で誤り訂正符号化、
例えばリード・ソロモン符号等で符号化され、又、光デ
ィスク１の記録に適したコード変調等が行われ、次の書
込みメモリ手段８に供給される。本発明の記録方法で
は、この書込みメモリ手段８の書き込みスピードは前記
記録データ処理回路７における信号の処理時間（ちなみ
に、記録データの信号処理速度は通常ＩＣ回路で２．８
Ｍｂｐｓ位である）に基づいて設定されるが、書込みメ
モリ手段８より読み出されるデータの転送スピードは、
光ディスクの記録可能なスピード（約１０Ｍｂｐｓの転
送速度）に対応して設定され、読み出しスピードの方が
書き込みスピードより早くなるようにした点に特徴があ
る。
【００１２】すなわち、一般的にデータを光ディスク１
に記録して読み出す際は、再生時に誤り訂正が行われる
範囲（最小距離）を広くする必要があり、この最小距離
を大きくするためには、冗長ビット数の大きい訂正符号
で符号化したり２重符号化するという信号処理を行うこ
とが要請されるが、一般にデータに付加される誤り訂正
符号の冗長度が多くなると、その信号処理を行う処理時
間が長くなり、光ディスクの記録スピードが速くできる
ときでも転送スピードに制限を受けることになる。ま
た、音声データのように入力データ自身のスピードが遅
い場合、（ＣＤ，ＣＤ−Ｉなど）もそのスピードで記録
スピードが押えられてしまう。すると、光ディスクの記
録密度を低下することなくその回転速度を上げることが
できないため、光ディスクの所望のトラックを検出して
データの記録を行う際のシーク時間が回転待ち時間等の
増大により長くなる。
に記録して読み出す際は、再生時に誤り訂正が行われる
範囲（最小距離）を広くする必要があり、この最小距離
を大きくするためには、冗長ビット数の大きい訂正符号
で符号化したり２重符号化するという信号処理を行うこ
とが要請されるが、一般にデータに付加される誤り訂正
符号の冗長度が多くなると、その信号処理を行う処理時
間が長くなり、光ディスクの記録スピードが速くできる
ときでも転送スピードに制限を受けることになる。ま
た、音声データのように入力データ自身のスピードが遅
い場合、（ＣＤ，ＣＤ−Ｉなど）もそのスピードで記録
スピードが押えられてしまう。すると、光ディスクの記
録密度を低下することなくその回転速度を上げることが
できないため、光ディスクの所望のトラックを検出して
データの記録を行う際のシーク時間が回転待ち時間等の
増大により長くなる。
【００１３】そこで、本発明の記録方法では記録データ
の信号処理時間が長くなるようなデータが供給されたと
きも、処理されたデータを一旦、書込みメモリ手段８に
記憶して、高速回転している光ディスクの書き込み能力
の限界に近い早いスピードでこのデータを読み出し、デ
ータ記録回路９を介して光ディスク１に照射されるレー
ザビーム、又は磁界を変調するようにしている。
の信号処理時間が長くなるようなデータが供給されたと
きも、処理されたデータを一旦、書込みメモリ手段８に
記憶して、高速回転している光ディスクの書き込み能力
の限界に近い早いスピードでこのデータを読み出し、デ
ータ記録回路９を介して光ディスク１に照射されるレー
ザビーム、又は磁界を変調するようにしている。
【００１４】なお、上記したような書き込み動作を行う
と、書込みメモリ手段８に供給されるデータ量が常に不
足することになるが、本発明の実施例ではデータの書き
込み時に書込みメモリ手段８に蓄積されているデータ量
をＣＰＵ１０によって監視し、このデータ量が一定量以
上（１〜数１０トラック分）になったときに、光ディス
ク１への記録データの供給を開始する。そして、書込み
メモリ手段８の格納データが一定値以下となると書込み
メモリ手段８からの読み出しも一時的にストップする。
そして、この間光ディスクは例えばその記録トラック上
でポーズ状態に制御され、書き込み動作を中止する。そ
して、書込みメモリ手段８に信号処理が施されている一
定量の記録データが蓄積されたとき、再びデータの読み
出しが開始され、光ディスク１に記録データが供給され
るようにしている。
と、書込みメモリ手段８に供給されるデータ量が常に不
足することになるが、本発明の実施例ではデータの書き
込み時に書込みメモリ手段８に蓄積されているデータ量
をＣＰＵ１０によって監視し、このデータ量が一定量以
上（１〜数１０トラック分）になったときに、光ディス
ク１への記録データの供給を開始する。そして、書込み
メモリ手段８の格納データが一定値以下となると書込み
メモリ手段８からの読み出しも一時的にストップする。
そして、この間光ディスクは例えばその記録トラック上
でポーズ状態に制御され、書き込み動作を中止する。そ
して、書込みメモリ手段８に信号処理が施されている一
定量の記録データが蓄積されたとき、再びデータの読み
出しが開始され、光ディスク１に記録データが供給され
るようにしている。
【００１５】本発明のディスク装置における記録方法
は、上記したように入力された信号に書き込みのための
信号処理を施した記録データを、一旦、読み出し及び書
き込みが設定されたスピードによって同時に行うことが
できる書込みメモリ手段８（ＲＡＭ）に格納すると共
に、この格納された記録データを光ディスクの記録可能
なスピードの上限付近の転送レートで読み出して、光デ
ィスクへの書き込みを行うようにしているので、光ディ
スクの回転速度が従来のものより早くすることができ、
所定のトラックをシークする時間も短縮させることがで
きる。又、このシーク動作中に、次に記録するデータの
信号処理を行うことができるため、一連のデータを光デ
ィスクの特定のトラックに順次記録する際には、相対的
に記録時間を短縮することができる。
は、上記したように入力された信号に書き込みのための
信号処理を施した記録データを、一旦、読み出し及び書
き込みが設定されたスピードによって同時に行うことが
できる書込みメモリ手段８（ＲＡＭ）に格納すると共
に、この格納された記録データを光ディスクの記録可能
なスピードの上限付近の転送レートで読み出して、光デ
ィスクへの書き込みを行うようにしているので、光ディ
スクの回転速度が従来のものより早くすることができ、
所定のトラックをシークする時間も短縮させることがで
きる。又、このシーク動作中に、次に記録するデータの
信号処理を行うことができるため、一連のデータを光デ
ィスクの特定のトラックに順次記録する際には、相対的
に記録時間を短縮することができる。
【００１６】なお、高速回転で駆動されている光ディス
クから読み出された記録データは再生回路４で２値化さ
れ、再生信号のデジタル信号処理回路６に設けられてい
る再生メモリ手段６Ａに読み出し転送レートで直接書き
込まれるようにしている。そして、この再生メモリ手段
６Ａに格納されたデータが書き込み時よりおそいクロッ
クによって読み出され、符号誤り検出及び訂正等を行う
エラーコレクタ回路６Ｂ及びデコーダ６Ｃに出力される
ようにしている。なお、再生メモリ手段６Ａから出力さ
れるデータの読み出しスピードがおそいことによって、
再生メモリ手段６Ａの記憶残容量が０に近づく（満杯に
なる）ことになるが、この再生メモリ手段６Ａに格納さ
れたデータ量が一定値以上になると、光ディスク１の再
生動作を一時的に停止するアイドリング状態にすること
によってデータの読み出しを中止し、光ディスクの高速
回転を維持する。そのため、再生時にもトラックアクセ
ス時間の短縮等の効果が失われない。
クから読み出された記録データは再生回路４で２値化さ
れ、再生信号のデジタル信号処理回路６に設けられてい
る再生メモリ手段６Ａに読み出し転送レートで直接書き
込まれるようにしている。そして、この再生メモリ手段
６Ａに格納されたデータが書き込み時よりおそいクロッ
クによって読み出され、符号誤り検出及び訂正等を行う
エラーコレクタ回路６Ｂ及びデコーダ６Ｃに出力される
ようにしている。なお、再生メモリ手段６Ａから出力さ
れるデータの読み出しスピードがおそいことによって、
再生メモリ手段６Ａの記憶残容量が０に近づく（満杯に
なる）ことになるが、この再生メモリ手段６Ａに格納さ
れたデータ量が一定値以上になると、光ディスク１の再
生動作を一時的に停止するアイドリング状態にすること
によってデータの読み出しを中止し、光ディスクの高速
回転を維持する。そのため、再生時にもトラックアクセ
ス時間の短縮等の効果が失われない。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
記録装置及びディスク記録方法は、入力信号に対して信
号処理を施した記録データを記憶するメモリ手段と、こ
のメモリ手段に格納された記録データをディスクの書き
込み可能な転送レートの上限で読み出して、記憶するよ
うにしているので、回路規模を増大させることなくディ
スクの回転速度が光学系で許容されるスピードの上限付
近まで設定できるようになり、ディスクの所望のトラッ
クをアクセスする時間が短縮できるようになる。又、ト
ラックはずれや、記録エラー時の回復も、データ記録が
中断されている期間内で行われる、あるいはメモリに蓄
積されたデータを読み出しながら行われるようにするこ
とによって、短縮されると共に、実際のデータ記録に影
響を与えずにできるという利点が生じる。
記録装置及びディスク記録方法は、入力信号に対して信
号処理を施した記録データを記憶するメモリ手段と、こ
のメモリ手段に格納された記録データをディスクの書き
込み可能な転送レートの上限で読み出して、記憶するよ
うにしているので、回路規模を増大させることなくディ
スクの回転速度が光学系で許容されるスピードの上限付
近まで設定できるようになり、ディスクの所望のトラッ
クをアクセスする時間が短縮できるようになる。又、ト
ラックはずれや、記録エラー時の回復も、データ記録が
中断されている期間内で行われる、あるいはメモリに蓄
積されたデータを読み出しながら行われるようにするこ
とによって、短縮されると共に、実際のデータ記録に影
響を与えずにできるという利点が生じる。
【図１】本発明の記録装置を示すブロック図である。
１ ディスク ２ スピンドルモータ ３ 光学ヘッド ５ サーボ回路 ６ 再生データ処理回路 ７ 記録データ処理回路 ８ 記録用のＲＡＭ ９ データ記録回路 １０ ＣＰＵ
Claims (6)
- 【請求項１】 入力された信号を所定の符号列に変調す
ると共に、誤り訂正符号を付加する記録データ信号処理
手段と、 上記記録データ処理手段より出力されるデータを書き込
むことができる記憶手段と、 上記記憶手段から読み出されたデータをディスク状記録
媒体に記録する記録手段を備え、 上記記憶手段からのデータの読み出し速度を上記記憶手
段へのデータ書き込み速度より早く設定するとともに、
上記記憶手段に格納されているデータ蓄積量が一定量以
上になったとき上記記憶手段からのデータの読み出しを
開始し、上記データ蓄積量が一定量以下になったときに
上記記憶手段からのデータ読み出しを停止するようにし
たディスク記録装置。 - 【請求項２】 上記記憶手段に格納されているデータ蓄
積量が所定量以下になったときに上記ディスク状記録媒
体への記録動作を中断することを特徴とする請求項１に
記載のディスク記録装置。 - 【請求項３】 上記記憶手段からのデータの読み出し速
度は、上記ディスク状記録媒体の記録可能な速度の上限
付近に設定されていることを特徴とする請求項１に記載
のディスク記録装置。 - 【請求項４】 入力された信号を所定の信号列に変調
し、誤り訂正符号を付加された記録データに変換処理す
ると共に、次にこの信号の変換処理がなされた記録デー
タを、所定のクロック周期に基づいてメモリに記憶し、
上記メモリから上記所定のクロック周期より短いクロッ
ク周期で記録データの読み出しを行い、ディスク状記録
媒体に記録すると共に、 上記メモリのデータ蓄積量が一定量以下になったとき
に、上記メモリからのデータの読み出しを停止し、上記
データ蓄積量が一定量以上となった時に上記メモリから
のデータの読み出しを開始するこ とを特徴とするディス
ク記録方法。 - 【請求項５】 上記メモリに格納されているデータ蓄積
量が所定量以下になったときにディスク状記録媒体への
記録動作を中断することを特徴とする請求項４に記載の
ディスク記録方法。 - 【請求項６】 上記メモリへから読み出されるデータの
読み出し速度は、上記ディスク状記録媒体の記録可能な
速度の上限付近に設定されていることを特徴とする請求
項４に記載のディスク記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1157091A JP2943342B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | ディスク記録装置及びディスク記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1157091A JP2943342B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | ディスク記録装置及びディスク記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04263170A JPH04263170A (ja) | 1992-09-18 |
| JP2943342B2 true JP2943342B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=11781589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1157091A Expired - Lifetime JP2943342B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | ディスク記録装置及びディスク記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2943342B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-08 JP JP1157091A patent/JP2943342B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04263170A (ja) | 1992-09-18 |
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