JP3303401B2

JP3303401B2 - 光ディスク駆動装置

Info

Publication number: JP3303401B2
Application number: JP06111493A
Authority: JP
Inventors: 真通近藤
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1993-02-25
Filing date: 1993-02-25
Publication date: 2002-07-22
Anticipated expiration: 2017-07-22
Also published as: JPH06251402A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、トラッキング信号の極
性が異なる再生専用領域と記録再生領域とを有する光デ
ィスクを駆動する光ディスク駆動装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】光ディスクは、磁気ディスクに比べて記
録容量を２〜３桁程度大きくでき、テープ状記録媒体に
比べて高速アクセスが可能である。また、媒体に対して
非接触でデータの記録／再生が行え耐久性に優れる等の
利点を有していることから、近年において多く用いられ
るようになってきている。

【０００３】この光ディスクとしては、ピットとしてデ
ータを記録した再生専用領域を有する標準的なＣＤフォ
ーマット（ＣＤ−ＤＡフォーマット）に従った再生専用
の光ディスク、データの記録再生可能な例えば光磁気記
録媒体により形成された記録再生領域を有する上記ＣＤ
−ＤＡフォーマットの拡張フォーマットとしてのＣＤ−
ＭＯフォーマットに従った光ディスクや、ピットとして
データを記録した再生専用領域とデータの記録再生可能
な記録再生領域の両方を有する光ディスクなどが知られ
ている。

【０００４】そして、再生専用の光ディスクの再生系で
は、上記光ディスクの再生専用領域に記録されているピ
ット列を光学的に走査する光学ピックアップによる再生
出力からトラッキング信号を抽出して、このトラッキン
グ信号に応じて上記光学ピックアップのトラッキング制
御が行われる。

【０００５】また、データの記録再生可能な記録再生領
域を有する光ディスクの記録再生系では、例えばグルー
ブ（案内溝）に沿って形成された記録トラックを光学的
に走査する光学ピックアップによる再生出力から、上記
グルーブに基づくトラッキング信号を抽出して、このト
ラッキング信号に応じて上記光学ピックアップのトラッ
キング制御が行われる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところで、ピットとし
てデータを記録した再生専用領域とデータの記録再生可
能な記録再生領域の両方を有する光ディスクでは、３ビ
ーム法などにより光学ピックアップによる再生出力から
得られるトラッキング信号の極性が再生専用領域と記録
再生領域とで反転してしまう場合にある。

【０００７】このように、再生専用領域と記録再生領域
とでトラッキング信号の極性が反転してしまう光ディス
クでは、光学ピックアップによる再生出力から得られる
トラッキング信号に基づくトラッキング制御を行うこと
ができなくなってしまう。

【０００８】そこで、本発明は、上述の如き従来の問題
点に鑑み、トラッキング信号の極性が異なる再生専用領
域と記録再生領域とを有する光ディスクを駆動する光デ
ィスク駆動装置において、上記光ディスクの再生専用領
域及び記録再生領域のどちらの領域での光学ピックアッ
プのトラッキング制御を正常に行うことができるように
した光ディスク駆動装置の提供を目的とするものであ
る。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、トラッキング信号の極性が異なる再生
専用領域と記録再生領域とを有し、上記記録再生領域の
記録トラックに沿って形成されたグルーブを蛇行させる
ことにより、上記光ディスクを線速度一定に回転駆動す
るためのウォブリング信号が記録されている光ディスク
を駆動する光ディスク駆動装置であって、上記光ディス
クから光学ピックアップにより得られるトラッキング信
号に基づいてトラッキング制御を行うトラッキング制御
手段と、上記光学ピックアップによる再生出力に含まれ
るウォブリング信号の有無により、上記再生専用領域と
記録再生領域との境界を検出する境界検出手段と、上記
境界検出手段による境界検出信号に応じて上記再生専用
領域と記録再生領域とで上記トラッキング信号の極性を
切り換え、上記再生専用領域ではリードイン領域とデー
タ領域とで上記トラッキング信号のゲイン及び周波数特
性を切り換えるトラッキング信号極性切換手段とを備
え、上記光学ピックアップにより得られるトラッキング
信号を上記トラッキング信号極性切換手段を介して上記
トラッキング制御手段に供給して、トラッキング制御を
行うことを特徴とする。

【００１０】

【００１１】

【００１２】

【００１３】

【作用】本発明に係る光ディスク駆動装置では、トラッ
キング信号の極性が異なる再生専用領域と記録再生領域
とを有し、上記記録再生領域の記録トラックに沿って形
成されたグルーブを蛇行させることにより、上記光ディ
スクを線速度一定に回転駆動するためのウォブリング信
号が記録されている光ディスクを駆動するにあたり、光
学ピックアップによる再生出力に含まれるウォブリング
信号の有無により、境界検出手段において上記再生専用
領域と記録再生領域との境界を検出し、上記光ディスク
から光学ピックアップにより得られるトラッキング信号
の極性を上記境界検出手段による境界検出信号に応じて
上記再生専用領域と記録再生領域とで切り換え、上記再
生専用領域ではリードイン領域とデータ領域とで上記ト
ラッキング信号のゲイン及び周波数特性を切り換えるト
ラッキング信号極性切換手段を介してトラッキング信号
をトラッキング制御手段に供給して、トラッキング制御
を行う。

【００１４】

【００１５】

【００１６】

【００１７】

【実施例】以下、本発明に係るディスク駆動装置の実施
例について、図面を参照して詳細に説明する。

【００１８】図１は、本発明に係るディスク駆動装置を
適用した光ディスク記録再生装置の概略構成を示すブロ
ック図である。

【００１９】この図１に示す光ディスク記録再生装置
は、スピンドルモータ１により線速度一定で回転駆動さ
れる光磁気ディスク２にデータの記録再生を行うもので
あって、ここでは、例えば図２に示すように再生専用領
域Ａ₁₀とこの再生専用領域Ａ₁₀の外側に設けられた記録
再生領域Ａ₂₀とを有する光磁気ディスク２が上記スピン
ドルモータ１により線速度一定で回転駆動されるように
なっている。

【００２０】上記光磁気ディスク２の再生専用領域Ａ₁₀
は、演奏情報などのプログラムデータが記録されたデー
タ領域Ａ₁₁と、その内周側に設けられたリードイン領域
Ａ₁₂とを有している。この再生専用領域Ａ₁₀には、ディ
ジタルデータが「１」，「０」に対応するピットの有無
として予め記録されている。なお、上記リードイン領域
Ａ₁₂には、上記データ領域Ａ₁₁の記録位置や記録内容を
示す目録（TOC ：Table of Contents)データとして、全
てのプログラムデータについて順番に記録開始アドレス
情報と記録終了アドレス情報が記録されている。

【００２１】また、上記光磁気ディスク２の記録再生領
域Ａ₂₀は、演奏情報などのプログラムデータが記録され
るデータ領域Ａ₂₁と、その内周側に設けられたリードイ
ン領域Ａ₂₂とを有している。この記録再生領域Ａ₂₀が光
磁気記録媒体領域となっている。そして、上記光磁気デ
ィスク２の記録再生領域Ａ₂₀には、グルーブ（トラッキ
ング用案内溝）に沿って記録トラックが形成されてお
り、さらに、上記グルーブを蛇行（ウォブリング）させ
ることにより、ウォブリング信号としてＣＬＶ制御用正
弦波信号が記録されているとともに、上記ＣＬＶ制御用
正弦波信号に周波数変調を施すことによりアドレス情報
が重畳されている。なお、上記リードイン領域Ａ₂₂に
は、上記データ領域Ａ₂₁に記録されたデータの記録位置
や記録内容を示すＴＯＣデータとして、各データ領域に
記録された一連のデータを示すトラック番号情報と、各
データ領域の位置を示すアドレス情報が記録される。

【００２２】そして、この実施例の光ディスク記録再生
装置は、上記スピンドルモータ１により線速度一定で回
転される光磁気ディスク２に対し、例えば光学ピックア
ップ３によりレーザ光を照射した状態でデータに応じた
変調磁界を磁気ヘッド４により印加することによって、
上記光磁気ディスク２の上記記録再生領域Ａ₂₀の記録ト
ラックに沿ってデータの記録（いわゆる磁界変調記録）
を行い、また上記光磁気ディスク２の再生専用領域Ａ₁₀
及び記録再生領域Ａ₂₀の記録トラックを上記光学ピック
アップ３によりレーザ光でトレースすることによって、
光学的にデータの再生を行うもので、上記磁気ヘッド４
を駆動する磁気ヘッド駆動回路５、上記光学ピックアッ
プ３により得られる再生出力が供給されるＲＦ回路６、
アドレスデコーダ７やサーボ制御回路８などを備えると
ともに、システム全体の制御を行うシステムコントロー
ラ９、上記光学ピックアップ３及び磁気ヘッド４を移動
させるスレッドモータ１０、ディスクフォーマットに対
応した変換処理を行うエンコーダ／デコーダ１１、オー
ディオ信号を入出力するためのＡＤ／ＤＡ変換部１２、
オーディオデータに圧縮／伸長処理を施す圧縮／伸長処
理部１３、オーディオデータを一時記憶しておくバッフ
ァメモリ１４、コンピュータデータを入出力するための
バッファメモリ１５、コンピュータデータにエラー訂正
処理などを施すためのエンコーダ・デコーダ１６などを
備えてなる。

【００２３】上記光学ピックアップ３は、上記光磁気デ
ィスク２の記録再生領域Ａ₂₀にデータを記録するとき
に、上記磁気ヘッド４がヘッド駆動回路５により駆動さ
れて記録データに応じた変調磁界が印加される上記光磁
気ディスク２の目的トラックにレーザ光を照射すること
によって、熱磁気記録によりデータ記録を行う。また、
この光学ピックアップ３は、目的トラックに照射したレ
ーザ光の反射光を検出することにより、例えば所謂非点
収差法によりフォーカスエラーを検出し、また３ビーム
法によりトラッキングエラーを検出する。さらに、この
光学ピックアップ３は、上記光磁気ディスク２の再生専
用領域Ａ₁₀からデータを再生するときには、レーザ光の
目的トラックからの反射光の光量変化を検出することに
より得られる再生信号を出力する。また、上記光磁気デ
ィスク２の記録再生領域Ａ₂₀からデータを再生するとき
には、レーザ光の目的トラックからの反射光の偏光角
（カー回転角）の違いを検出することにより得られる再
生信号を出力する。

【００２４】上記光学ピックアップ３の出力は、図１に
示すようにＲＦ回路６に供給される。このＲＦ回路６
は、上記光学ピックアップ３の出力からフォーカスエラ
ー信号やトラッキングエラー信号を抽出してサーボ制御
回路６に供給するとともに、再生信号を２値化して上記
アドレスデコーダ６及びエンコーダ／デコーダ７に供給
する。

【００２５】上記サーボ制御回路６は、例えばフォーカ
スサーボ制御回路やトラッキングサーボ制御回路、スピ
ンドルモータサーボ制御回路、スレッドサーボ制御回路
などから構成される。上記フォーカスサーボ制御回路
は、上記フォーカスエラー信号が零になるように、上記
光学ピックアップ３の光学系のフォーカス制御を行う。
また、上記トラッキングサーボ制御回路は、上記トラッ
キングエラー信号が零になるように上記光学ピックアッ
プ３の光学系のトラッキング制御を行う。さらに、上記
スピンドルモータサーボ制御回路は、上記光磁気ディス
ク２を所定の一定線速度で回転駆動するように上記スピ
ンドルモータ１を制御する。また、上記スレッドサーボ
制御回路は、上記システムコントローラ９により指定さ
れる上記光磁気ディスク２の目的トラック位置に上記光
学ピックアップ３及び磁気ヘッド４を移動させるように
上記スレッドモータ１０を制御する。このような各種制
御動作を行う上記サーボ制御回路８は、該サーボ制御回
路８により制御される各部の動作状態を示す情報を上記
システムコントローラ９に供給する。

【００２６】また、上記システムコントローラ９は、図
示しないキー入力操作部の操作や外部のホスト側から供
給される制御入力情報により指定される書き込みモード
又は読み出しモードので動作制御を行う。また、このシ
ステムコントローラ９は、上記光磁気ディスク２の記録
トラックから再生されるセクタ単位のアドレス情報に基
づいて、上記光学ピックアップ３及び磁気ヘッド４がト
レースしている上記記録トラック上の記録位置や再生位
置を管理する。上記システムコントローラ９は、上記光
磁気ディスク２の再生専用領域Ａ₁₀のリードイン領域Ａ
₁₂から読み出されるＴＯＣデータを上記ＲＡＭ１１に記
憶しておき、このＴＯＣデータに基づいて再生専用領域
Ａ₁₀のデータ領域Ａ₁₁の再生位置を管理する。さらに、
上記システムコントローラ７は、上記光磁気ディスク２
の記録再生領域Ａ₂₀のリードイン領域Ａ₂₂から読み出さ
れるＴＯＣデータを上記ＲＡＭ１１に記憶しておき、こ
のＴＯＣデータに基づいて記録再生領域Ａ₂₀のデータ領
域Ａ₂₁に対する記録位置や再生位置を管理する。

【００２７】そして、この実施例の光ディスク記録再生
装置では、図３に示すように、上記スレッドモータ１０
によりガイド軸２０に沿って移動される上記光学ピック
アップ３に発光ダイオード２１を設けておき、この発光
ダイオード２１からの光を受光する位置検出素子（ＰＳ
Ｄ）２２により上記光学ピックアップ３の送り位置を光
学的に検出するようになっている。この位置検出素子２
２により得られる上記光学ピックアップ３の送り位置を
示す位置検出信号は、上記システムコントローラ９に供
給される。

【００２８】上記システムコントローラ９は、ＴＯＣデ
ータとして与えられる再生専用領域Ａ₁₀と記録再生領域
Ａ₂₀との境界位置を示すクラスタアドレスにより上記境
界の物理的な位置を算出し、上記位置検出信号に基づい
て上記境界位置を検出して、図４に示すトラッキング信
号極性切換回路の各切換機能付演算増幅器３１，３２に
表１に示すような切換制御信号ＲＦＳＷ０，ＲＦＳＷ１
を与えて、トラッキングサーボの極性切換制御を行う。

【００２９】

【表１】

【００３０】図４に示すトラッキング信号極性切換回路
において、上記光学ピックアップ３により得られる各サ
イドスポットの検出出力−Ｅ，−Ｆは、演算増幅器３０
により差分検出されトラッキングエラー信号Ｅ−Ｆに変
換される。このトラッキングエラー信号Ｅ−Ｆは、２つ
の切換機能付演算増幅器３１，３２により極性、ゲイン
及び周波数特性が各領域に応じて切り換えられる。

【００３１】そして、記録再生領域Ａ₂₀では、上記演算
増幅器３０により得られるトラッキングエラー信号Ｅ−
Ｆが上記切換機能付演算増幅器３２を介してそのまま出
力される。また、再生専用領域Ａ₁₀では、上記演算増幅
器３０により得られるトラッキングエラー信号Ｅ−Ｆが
上記切換機能付演算増幅器３１により極性反転され、ト
ラッキングエラー信号Ｆ−Ｅとして上記切換機能付演算
増幅器３２を介して出力される。なお、再生専用領域Ａ
₁₀では、リードイン領域とデータ領域とでゲイン及び周
波数特性が切り換えられる。

【００３２】なお、この実施例の光ディスク記録再生装
置では、上記位置検出素子（ＰＳＤ）２２により上記光
学ピックアップ３の送り位置を光学的に検出して、トラ
ッキングサーボの極性切換制御を行うようにしたが、上
記光学ピックアップ３のスレッドモータ１０をステッピ
ングモータにより構成し、上記システムコントローラ９
により上記ステッピングモータに与えるステップパルス
をカウントすることにより上記光学ピックアップ３の送
り位置を検出するようにして、トラッキングサーボの極
性切換制御を行うこともできる。

【００３３】また、上記光磁気ディスク２の記録再生領
域Ａ₂₀には、ＣＬＶ制御用正弦波信号がグルーブを蛇行
させたウォブリング信号として記録されているので、上
記光学ピックアップ３の再生出力に含まれるウォブリン
グ信号の有無により、上記光磁気ディスク２の再生専用
領域Ａ₁₀と記録再生領域Ａ₂₀との境界を検出することも
できる。

【００３４】上記光学ピックアップ３の再生出力に含ま
れるウォブリング信号を検出する回路は、例えば図５に
示すように、上記光学ピックアップ３のメインスポット
のプッシュプル信号が供給される狭帯域フィルタ４１
と、この狭帯域フィルタ４１によるフィルタ出力が供給
される検波回路４２と、この検波回路４２による検波出
力が供給されるローパスフィルタ４３と、このローパス
フィルタ４３によるフィルタ出力が供給されるレベルコ
ンパレータ４４を備えてなる。

【００３５】上記狭帯域フィルタ４１はウォブリング信
号の周波数（２２．０５ｋＨｚ）成分を通過させる。そ
して、上記レベルコンパレータ４４は、この狭帯域フィ
ルタ４１によるフィルタ出力として上記プッシュプル信
号から抽出されるウォブリング信号を検波する上記検波
回路４２による検波出力の信号レベルを閾値レベルと比
較し、上記検波回路４２による検波出力の信号レベルが
閾値レベルよりも高いときに、上記光学ピックアップ３
により上記記録再生領域Ａ₂₀を走査していることを論理
「１」で示す検出信号を上記システムコントローラ９に
供給する。

【００３６】

【発明の効果】以上のように、本発明に係る光ディスク
駆動装置では、光学ピックアップによる再生出力に含ま
れるウォブリング信号の有無により、境界検出手段にお
いて上記再生専用領域と記録再生領域との境界を検出
し、上記光ディスクから光学ピックアップにより得られ
るトラッキング信号の極性を上記境界検出手段による境
界検出信号に応じて上記再生専用領域と記録再生領域と
で切り換え、上記再生専用領域ではリードイン領域とデ
ータ領域とで上記トラッキング信号のゲイン及び周波数
特性を切り換えるトラッキング信号極性切換手段を介し
てトラッキング信号をトラッキング制御手段に供給する
ので、上記光ディスクの再生専用領域及び記録再生領域
のどちらの領域でも光学ピックアップのトラッキング制
御を正常に行うことができる。

【００３７】

【００３８】

【００３９】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る光ディスク駆動装置を適用した光
ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。

【図２】上記光ディスク記録再生装置に使用した光磁気
ディスクの構造を説明するための模式的な平面図であ
る。

【図３】上記光ディスク記録再生装置における光学ピッ
クアップの送り位置の検出機構を模式的に示す側面図で
ある。

【図４】上記光ディスク記録再生装置におけるトラッキ
ング信号極性切換回路の構成を示す回路図である。

【図５】上記光ディスク記録再生装置に適用されるウォ
ブル信号検出回路の構成を示すブロック図である。

【符号の説明】

１・・・・・・・・スピンドルモータ２・・・・・・・・光磁気ディスク３・・・・・・・・光学ピックアップ４・・・・・・・・磁気ヘッド５・・・・・・・・磁気ヘッド駆動回路６・・・・・・・・ＲＦ回路７・・・・・・・・アドレスデコーダ８・・・・・・・・サーボ制御回路９・・・・・・・・システムコントローラ１０・・・・・・・・スレッドモータ１１・・・・・・・・エンコーダ／デコーダ２１・・・・・・・・発光ダイオード２２・・・・・・・・位置検出素子３０・・・・・・・・演算増幅器３１，３２・・・・・切換機能付演算増幅器４１・・・・・・・・狭帯域フィルタ４２・・・・・・・・検波回路４３・・・・・・・・ローパスフィルタ４４・・・・・・・・レベルコンパレータ

フロントページの続き (56)参考文献特開平４−265520（ＪＰ，Ａ) 特開昭63−281231（ＪＰ，Ａ) 特開平６−150337（ＪＰ，Ａ) 特開平６−195719（ＪＰ，Ａ) 特開平５−89491（ＪＰ，Ａ) 特開昭62−243132（ＪＰ，Ａ) 特開平５−40948（ＪＰ，Ａ) 実開昭60−31728（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/09 - 7/10 G11B 7/30

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】トラッキング信号の極性が異なる再生専
用領域と記録再生領域とを有し、上記記録再生領域の記
録トラックに沿って形成されたグルーブを蛇行させるこ
とにより、上記光ディスクを線速度一定に回転駆動する
ためのウォブリング信号が記録されている光ディスクを
駆動する光ディスク駆動装置であって、上記光ディスクから光学ピックアップにより得られるト
ラッキング信号に基づいてトラッキング制御を行うトラ
ッキング制御手段と、上記光学ピックアップによる再生出力に含まれるウォブ
リング信号の有無により、上記再生専用領域と記録再生
領域との境界を検出する境界検出手段と、上記境界検出手段による境界検出信号に応じて上記再生
専用領域と記録再生領域とで上記トラッキング信号の極
性を切り換え、上記再生専用領域ではリードイン領域と
データ領域とで上記トラッキング信号のゲイン及び周波
数特性を切り換えるトラッキング信号極性切換手段とを
備え、上記光学ピックアップにより得られるトラッキング信号
を上記トラッキング信号極性切換手段を介して上記トラ
ッキング制御手段に供給して、トラッキング制御を行う
ことを特徴とする光ディスク駆動装置。