JPH089580A - モータの回り止め装置 - Google Patents
モータの回り止め装置Info
- Publication number
- JPH089580A JPH089580A JP13914294A JP13914294A JPH089580A JP H089580 A JPH089580 A JP H089580A JP 13914294 A JP13914294 A JP 13914294A JP 13914294 A JP13914294 A JP 13914294A JP H089580 A JPH089580 A JP H089580A
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- Japan
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- motor
- motor case
- carbon brush
- projection
- brush tube
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、モータの回り止め装置に関するも
のであり、その目的は、モータの回り止めを簡便に行な
うと共に部品点数を低減することである。 【構成】 ＣＢチューブ２を収容するモータケース１に
複数の凸状突起１ａを形成し、この凸状突起部１ａを二
つ割りハウジング７，８に形成した複数の挾持部７ａ，
８ａにより挾持することでモータの回り止めを行なって
いる。
のであり、その目的は、モータの回り止めを簡便に行な
うと共に部品点数を低減することである。 【構成】 ＣＢチューブ２を収容するモータケース１に
複数の凸状突起１ａを形成し、この凸状突起部１ａを二
つ割りハウジング７，８に形成した複数の挾持部７ａ，
８ａにより挾持することでモータの回り止めを行なって
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外装式カーボンブラシ
を備えた電動工具におけるモータの回り止め装置に関す
るものである。
を備えた電動工具におけるモータの回り止め装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるモータの回り止め装置を図
３及び図４を用いて説明する。図３は従来におけるモー
タの回り止め装置を示す側面図、図４は図３のＢ−Ｂ線
断面図である。図３及び図４において、外装式カーボン
ブラシ２（以下カーボンブラシと称す）を収納している
カーボンブラシチューブ３（以下ＣＢチューブと称す）
は、モータケース１に配設されており、このモータケー
ス１の一端にエンドキャップ４を配設すると共に他端に
インナカバー５を配設している。エンドキャップ４には
複数の穴が穿設されており、この穴に４本のネジ６が挿
通されている。挿通されたネジ６はインナカバー５に形
成された夫々のネジ溝と螺合している。このように従来
におけるモータの回り止めは、４本のネジ６によって行
われていた。
３及び図４を用いて説明する。図３は従来におけるモー
タの回り止め装置を示す側面図、図４は図３のＢ−Ｂ線
断面図である。図３及び図４において、外装式カーボン
ブラシ２（以下カーボンブラシと称す）を収納している
カーボンブラシチューブ３（以下ＣＢチューブと称す）
は、モータケース１に配設されており、このモータケー
ス１の一端にエンドキャップ４を配設すると共に他端に
インナカバー５を配設している。エンドキャップ４には
複数の穴が穿設されており、この穴に４本のネジ６が挿
通されている。挿通されたネジ６はインナカバー５に形
成された夫々のネジ溝と螺合している。このように従来
におけるモータの回り止めは、４本のネジ６によって行
われていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般的にモータケース
の外観は円筒形をしているため平坦部が少ない。このた
め、モータケースを２つ割りハウジングで挾持すること
によりモータの回り止めを行うことは面倒であった。即
ち、曲面を確実に支持してモータの回り止めを行うこと
は難しいことであった。よって、モータの回り止めを確
実に行うためタップ加工によってインナカバーに施した
ネジ溝に複数本のネジを螺合させていた。従って、タッ
プ加工を施すことにより製造コストが高くなってしまう
と共に複数本のネジを用いてモータの回り止めを行って
いるため部品点数が増加してしまうという問題があっ
た。
の外観は円筒形をしているため平坦部が少ない。このた
め、モータケースを２つ割りハウジングで挾持すること
によりモータの回り止めを行うことは面倒であった。即
ち、曲面を確実に支持してモータの回り止めを行うこと
は難しいことであった。よって、モータの回り止めを確
実に行うためタップ加工によってインナカバーに施した
ネジ溝に複数本のネジを螺合させていた。従って、タッ
プ加工を施すことにより製造コストが高くなってしまう
と共に複数本のネジを用いてモータの回り止めを行って
いるため部品点数が増加してしまうという問題があっ
た。
【０００４】本発明の目的は、モータの回り止め装置に
係る製造コストを低減し且つ簡便なモータの回り止め装
置を提供することである。
係る製造コストを低減し且つ簡便なモータの回り止め装
置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ＣＢチュー
ブの挿通される穴を有したモータケースに凸状突起を形
成すると共にこの凸状突起を挾持する挾持部を２つ割り
ハウジングに設けることで達成される。
ブの挿通される穴を有したモータケースに凸状突起を形
成すると共にこの凸状突起を挾持する挾持部を２つ割り
ハウジングに設けることで達成される。
【０００６】
【作用】上記の様に構成されたモータの回り止め装置
は、モータケースに形成された凸状突起を２つ割りハウ
ジングに設けた挾持部で挾持することにより、モータの
反力を凸状突起を介して挾持部で受けるよう作用する。
は、モータケースに形成された凸状突起を２つ割りハウ
ジングに設けた挾持部で挾持することにより、モータの
反力を凸状突起を介して挾持部で受けるよう作用する。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図１及び図２を用いて説
明する。図１は本発明になるモータの回り止め装置を示
す側面図、図２は図１のＡ−Ａ線断面図である。
明する。図１は本発明になるモータの回り止め装置を示
す側面図、図２は図１のＡ−Ａ線断面図である。
【０００８】図１及び図２において、二つ割りハウジン
グ７，８内にはモータを収納するモータケース１が配設
されており、このモータケース１の一端に軸受部４ａを
有するエンドキャップ４を配設すると共に他端にインナ
カバー５を配設している。モータケース１にはＣＢチュ
ーブ３の挿入される穴が穿設されており且つこのＣＢチ
ューブ３の外周（アマチュア軸垂直方向）に沿って延び
る複数の凸状突起１ａが形成されている。この凸状突起
１ａを２つ割りハウジング７，８に形成した複数の挾持
部７ａ，８ａにより挾持させることでモータケース１の
回転を阻止している。即ち、凸状突起１ａと挾持部７
ａ，８ａの摩擦抵抗によって回り止めが行われていると
共にモータの反力を凸状突起１ａを介して挾持部７ａ，
８ｂで受けている。また、２つ割りハウジング７，８内
には、モータケース１が軸方向（アマチュア軸方向）へ
移動するのを規制しているゴム等から成る弾性体（図示
しない）が配設されている。この弾性体は、例えば、モ
ータケース１の両端に配設されており、２つ割りハウジ
ング７，８内にモータケース１を収容する際には、モー
タケース１が弾性体を弾性変形させている。このため、
弾性体の有する復元力によってモータケース１の軸方向
移動を規制することができる。更に、この弾性体はモー
タへの衝撃等を緩和することのできるダンパの役割も有
している。
グ７，８内にはモータを収納するモータケース１が配設
されており、このモータケース１の一端に軸受部４ａを
有するエンドキャップ４を配設すると共に他端にインナ
カバー５を配設している。モータケース１にはＣＢチュ
ーブ３の挿入される穴が穿設されており且つこのＣＢチ
ューブ３の外周（アマチュア軸垂直方向）に沿って延び
る複数の凸状突起１ａが形成されている。この凸状突起
１ａを２つ割りハウジング７，８に形成した複数の挾持
部７ａ，８ａにより挾持させることでモータケース１の
回転を阻止している。即ち、凸状突起１ａと挾持部７
ａ，８ａの摩擦抵抗によって回り止めが行われていると
共にモータの反力を凸状突起１ａを介して挾持部７ａ，
８ｂで受けている。また、２つ割りハウジング７，８内
には、モータケース１が軸方向（アマチュア軸方向）へ
移動するのを規制しているゴム等から成る弾性体（図示
しない）が配設されている。この弾性体は、例えば、モ
ータケース１の両端に配設されており、２つ割りハウジ
ング７，８内にモータケース１を収容する際には、モー
タケース１が弾性体を弾性変形させている。このため、
弾性体の有する復元力によってモータケース１の軸方向
移動を規制することができる。更に、この弾性体はモー
タへの衝撃等を緩和することのできるダンパの役割も有
している。
【０００９】本発明では、モータの回り止めを上述する
構成により行っているが、同時にモータの反エンドキャ
ップ４側をハウジング７，８によって挾持させること
で、より確実にモータの回り止めを行うことができる。
構成により行っているが、同時にモータの反エンドキャ
ップ４側をハウジング７，８によって挾持させること
で、より確実にモータの回り止めを行うことができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、モータケースに凸状突
起を形成し且つこの凸状突起を２つ割りハウジングに形
成した挾持部で挾持させることにより、モータの回り止
め装置に係る製造コストを低減し且つ簡便なモータの回
り止め装置を提供することができる。
起を形成し且つこの凸状突起を２つ割りハウジングに形
成した挾持部で挾持させることにより、モータの回り止
め装置に係る製造コストを低減し且つ簡便なモータの回
り止め装置を提供することができる。
【図１】 本発明になるモータの回り止め装置の一実施
例を示す側面図である。
例を示す側面図である。
【図２】 図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】 従来のモータの回り止め装置を示す側面図で
ある。
ある。
【図４】 図３のＢ−Ｂ線断面図である。
１はモータケース、１ａは凸状突起、２はカーボンブラ
シ、３はＣＢチューブ、７は２つ割りハウジング、７ａ
は挾持部、８は２つ割りハウジング、８ａは挾持部であ
る。
シ、３はＣＢチューブ、７は２つ割りハウジング、７ａ
は挾持部、８は２つ割りハウジング、８ａは挾持部であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬下 直人 神奈川県川崎市幸区戸手本町１丁目２番地 株式会社五十嵐電機製作所内
Claims (1)
- 【請求項１】 カーボンブラシと、該カーボンブラシを
収納するカーボンブラシチューブと、該カーボンブラシ
チューブの挿入されるモータケースと、該モータケース
を収容する２つ割りハウジングとを備えたモータの回り
止め装置において、前記カーボンブラシチューブの外周
に沿って延びる凸状突起を前記モータケースに形成し且
つ該凸状突起を前記２つ割りハウジングに形成した挾持
部で挾持させることを特徴とするモータの回り止め装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06139142A JP3121496B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | モータの回り止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06139142A JP3121496B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | モータの回り止め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH089580A true JPH089580A (ja) | 1996-01-12 |
| JP3121496B2 JP3121496B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=15238541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06139142A Expired - Lifetime JP3121496B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | モータの回り止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3121496B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP06139142A patent/JP3121496B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3121496B2 (ja) | 2000-12-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001003 |
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