JPH079502Y2 - 回転式マイクロホンの軸受け装置 - Google Patents

回転式マイクロホンの軸受け装置

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JPH079502Y2
JPH079502Y2 JP1951990U JP1951990U JPH079502Y2 JP H079502 Y2 JPH079502 Y2 JP H079502Y2 JP 1951990 U JP1951990 U JP 1951990U JP 1951990 U JP1951990 U JP 1951990U JP H079502 Y2 JPH079502 Y2 JP H079502Y2
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rotating shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、議場用、会議用の放送設備に使用される机上
型の端末ユニットにおける起倒式(回転式)マイクロホ
ンの回転部軸受け装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、上記の議場用、会議用の放送設備端末ユニット
に、起倒式マイクロホンを設けて使用する場合、マイク
ロホンを任意の位置で固定することが要求される。この
ためには、専用軸受部品や、その他複雑な部品や構造が
必要である。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のように、専用軸受部品や、その他複雑な部品・構
造を設けることは、金型代のアップや、単価のアップに
つながるという問題点がある。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、一部切欠帯リ
ング状のスペーサを回転軸に嵌め合わせて、弾性を有す
る板バネで回転軸のみが回転可能に取り付け、さらに、
スペーサと軸受けとの抜止め機構及びスペーサと軸受け
との回止め機構を設けることにより、任意の位置で固定
することができ、かつ回転が円滑で、組立作業が容易
で、部品点数が少なく、コストダウンを図ることができ
る回転式マイクロホンの軸受け装置を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案の請求項1の回転
式マイクロホンの軸受け装置は、図面に示すように、放
送設備端末ユニット2に備えられた起倒式マイクロホン
1の回転部軸受け構造において、一部切欠帯リング状の
スペーサ3を回転軸4の溝部4aを被覆するように嵌め合
わせ、このスペーサ3及び回転軸4を、スペーサ3の切
欠部5が下になるように軸受け6内に挿入し弾性を有す
る板バネ7でスペーサ3を押圧・固定し、回転軸4の先
端に連結部材11を介して回転軸4に対して略直角方向に
起倒式マイクロホン1が連結されたことを特徴としてい
る。
また、請求項2の軸受け装置は、請求項1の軸受け装置
において、軸受け6内の底部に、スペーサ3の切欠部5
に挿入されるスペーサ回止め用リブ10が設けられたこと
を特徴としている。
さらに、請求項3の軸受け装置は、請求項1又は2の軸
受け装置において、軸受け6の回転軸方向の両端に、ス
ペーサ抜止め用突起8を設けたことを特徴としている。
〔作用〕
スペーサ3は、回転軸4の滑らかにし、このスペーサ3
が回転軸4の抜止めを兼ねている。また、請求項2の場
合は、軸受け6に設けられたスペーサ回止め用リブ10に
より、スペーサ3が確実に回転しないようになってい
る。さらに、請求項3の場合は、スペーサ抜止め用突起
8により、スペーサ3が抜けるのを確実に防止すること
ができる。
軸受け6、スペーサ3、板バネ7は固定されて不動であ
り、回転軸4のみが回転する。そのときかかる力は、ス
ペーサ3と回転軸4との摺動摩擦力のみである。なお、
板バネと回転軸とをこすらせると、通常、円滑な回転摩
擦が得にくい。
回転軸4が回転すると、連結部材11を介して連結された
マイクロホン1が、第2図に示す矢印の方向に回転して
起倒する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を詳細に説
明する。ただしこの実施例に記載されている構成部品の
材質、形状、その相対配置などは、とくに特定的な記載
がない限りは、本考案の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のもではなく、単なる説明例にすぎない。
第1図は本考案の回転式マイクロホンの軸受け装置の一
実施例を示す分解斜視図を示し、第2図は第1図に示す
軸受け装置を内蔵し、回転式(起倒式)マイクロホン1
を連結した放送設備端末ユニット2の背面を示してい
る。なお、図示していないが、この端末ユニット2の正
面に操作部が設けられている。
第3図は第1図に示す装置を組み立て、起倒式マイクロ
ホン1を連結した状態を示している。ただし、図示を明
確にするために、板バネ7を省略している。第4図は第
3図における軸受け6とスペーサ3とを分離した状態を
示し、第5図は板バネ7を示し、第6図は板バネ7でス
ペーサ3を押圧・固定した状態を示している。第7図は
軸受け6の拡大斜視図を示している。
第3図に示すように、起倒式マイクロホン1に、例え
ば、黄銅製のパイプからなる回転軸4を、連結部材11を
介して連結して、端末ユニット2の本体に一体に成形さ
れた軸受け6に挿入する。なお、端末ユニット2の本体
はABS樹脂等で成形されている。
端末ユニット2の本体と一体成形された軸受け6は、第
1図、第4図及び第7図に示すような形状をしており、
内底部にスペーサ3の切欠部5に挿入されるスペーサ回
止め用リブ10が設けられている。
回転軸4には、下部に切欠部5を有する一部切欠帯リン
グ状のスペーサ3が嵌め込まれ、回転軸の回転を滑らか
にするように構成される。軸受け6には、第4図に示す
ように、回転軸方向の両端にスペーサ抜止め用突起8が
設けられている。これらの突起8、8間の間隔は、スペ
ーサ3の外径よりも小さくなっている。
また、第1図に示すように、回転軸4のスペーサ3を嵌
め込む部分は小径の溝部4aになっており、このため、ス
ペーサ3は回転軸4の抜止めをも兼ねている。
スペーサの材質としては、ナイロン、特にナイロン66が
最も良い。ナイロンは自己潤滑性が優れており、回転軸
4の円滑な回転を得ることができる。なお、他の樹脂を
用いると、円滑な回転が得られにくい。
さらに、第5図及び第6図に示すように、スペーサ3の
上から板バネ7で、軸受け6のボス12にネジ13で固定す
る。14はネジ穴である。
回転軸4の一端部には、前述のように、連結部材11を介
して起倒式マイクロホン1が連結されるが、回転軸4の
他端部には、前記と同様に、溝部4aが設けられ、この溝
部4aに同様のスペーサ3を嵌設した後、他の軸受け6aに
挿入される。
〔考案の効果〕
本考案の回転式マイクロホンの軸受け装置は上記のよう
に構成されているので、つぎのような効果を奏する。
(1)スペーサを回転軸に嵌め込み、軸受けに挿入し、
板バネでスペーサを押え込むように構成することによ
り、回転軸に継続的に一定の圧力を加え、起倒式マイク
ロホンを任意の箇所(位置)で固定することができる。
(2)スペーサが、回転軸の抜止め部材の役目を兼ねて
いる。
(3)部品点数が少なく、組立作業が容易であり、作業
によるばらつきが少ない。
(4)請求項2の場合は、スペーサの回止めを確実に行
うことができる。
(5)請求項3の場合は、スペーサの抜止めを確実に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の回転式マイクロホンの軸受け装置の一
実施例を示す分解斜視図、第2図は第1図に示す装置及
び回転式(起倒式)マイクロホンを備えた放送設備端末
ユニットの背面を示す斜視図、第3図は第1図に示す装
置を組み立て、さらにマイクロホンを連結した状態を示
す平面説明図(ただし、板バネの図示を省略してい
る)、第4図は軸受け及びスペーサの平面図、第5図は
板バネの平面図、第6図は板バネでスペーサを押圧・固
定した状態を示す断面説明図、第7図は軸受けの拡大斜
視図である。 1…起倒式マイクロホン、2…端末ユニット、3…スペ
ーサ、4…回転軸、4a…溝部、5…切欠部、6、6a…軸
受け、7…板バネ、8…スペーサ抜止め用突起、10…ス
ペーサ回止め用リブ、11…連結部材、12…バネ、13…ネ
ジ、14…ネジ穴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送設備端末ユニット(2)に備えられた
    起倒式マイクロホン(1)の回転部軸受け構造におい
    て、一部切欠帯リング状のスペーサ(3)を回転軸
    (4)の溝部(4a)を被覆するように嵌め合わせ、この
    スペーサ(3)及び回転軸(4)を、スペーサ(3)の
    切欠部(5)が下になるように軸受け(6)内に挿入し
    弾性を有する板バネ(7)でスペーサ(3)を押圧・固
    定し、回転軸(4)の先端に連結部材(11)を介して回
    転軸(4)に対して略直角方向に起倒式マイクロホン
    (1)が連結されたことを特徴とする回転式マイクロホ
    ンの軸受け装置。
  2. 【請求項2】軸受け(6)内の底部に、スペーサ(3)
    の切欠部(5)に挿入されるスペーサ回止め用リブ(1
    0)が設けられたことを特徴とする請求項1記載の回転
    式マイクロホンの軸受け装置。
  3. 【請求項3】軸受け(6)の回転軸方向の両端に、スペ
    ーサ抜止め用突起(8)を設けたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の回転式マイクロホンの軸受け装置。
JP1951990U 1990-02-28 1990-02-28 回転式マイクロホンの軸受け装置 Expired - Fee Related JPH079502Y2 (ja)

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JPH03111087U JPH03111087U (ja) 1991-11-14
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