JPH0895300A - 正帯電性トナー - Google Patents
正帯電性トナーInfo
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- JPH0895300A JPH0895300A JP6230893A JP23089394A JPH0895300A JP H0895300 A JPH0895300 A JP H0895300A JP 6230893 A JP6230893 A JP 6230893A JP 23089394 A JP23089394 A JP 23089394A JP H0895300 A JPH0895300 A JP H0895300A
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Abstract
る造塩化合物を少なくとも1種類以上含有した正帯電性
トナー。 【化1】 【効果】 現像剤の耐久性と温湿度の環境変化に対して
安定した帯電性を有する。
Description
に於いて静電潜像を現像するために用いられるトナーに
関する。
成された静電潜像に正または負の電荷を持ったトナーを
静電的に付着させた後、転写紙上にトナー画像を転写
し、定着させることによって画像形成が行われる。これ
に用いられるトナーは、主成分としてバインダー樹脂と
着色剤からなる平均粒径5〜20μmの粒子で、キャリ
アもしくは帯電ブレードなどの摩擦帯電部材により適当
な帯電量に制御される。トナーの帯電量が適性値より大
きくなると、画像濃度が低くなり、また、トナーの帯電
量が適性値より小さくなると、トナー飛散、地肌カブリ
などが起こり画像品質の劣化をきたす。
には荷電制御剤が添加される。正帯電性トナーに添加さ
れる荷電制御剤としては、従来よりニグロシン系染料、
ピリジニウム塩、アンモニウム塩、および、それらのレ
ーキ化合物が用いられている。しかしながら、これら化
合物では、アニオンとして親水性の高い塩素イオン、臭
素イオン、ヨウ素イオン、過塩素酸イオン等が用いられ
るため、荷電制御剤としての耐湿性が十分とは言えず、
湿度の変化に対して、トナーの帯電量が安定しにくいと
いった問題がある。
キル基を導入したり、あるいは、樹脂酸変成やレーキ化
することによって耐湿性を上げることができるが、同時
に融点が低くなり過ぎたり、結晶が堅くなり過ぎたりし
て、これらの化合物を均一にバインダー樹脂中に微細分
散させることが難しくなる。分散性が悪いと、荷電制御
剤が離脱しやすくなり、キャリア等の帯電部材の汚染を
引き起こす。その結果、トナー帯電量が低下し、トナー
飛散や地肌カブリが発生しやすくなる。
対する帯電安定性と樹脂中での良好な分散性を両立させ
ることが難しかったため、湿度の変化により帯電量が不
安定になったり、現像剤の長期使用によりキャリア表面
が汚染されて帯電量が低下したりするなどの複数の欠点
を同時に解消することが困難であった。
剤の耐久性と温湿度の環境変化に対して安定した帯電性
を有する正帯電性トナーを提供することにある。
題を解決するために、造塩化合物からなる荷電制御剤の
アニオンとして、特定のジヒドロキシナフタレンイオン
を用いることにより、すなわち、下記の一般式[I]で
表される造塩化合物を含有させることにより、経時安定
性に優れ、温湿度の変化に対して安定した帯電特性をも
つ正帯電性トナーが得られることを見いだした。
一般式「II]で表される造塩化合物、化合物例(5)
〜化合物例(26)は、可視光域の光吸収が少ない上、
トナー生産工程の加熱混練時においても変色しにくくカ
ラートナー用荷電制御剤に適していることが判明した。
なわち、メチル、エチル、プロピル、iso−プロピ
ル、ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチル、アミル、iso−アミル、iso−オクチ
ル等のアルキル基,フェニル、トリル、ナフチル等のア
リール基,ベンジル、フェニルエチル、メチルベンジ
ル、ナフチルメチル等のアラルキル基などが挙げられ
る。
一般式[III]で表される造塩化合物、化合物例
(2)〜化合物例(4)、化合物例(8)、化合物例
(9)、化合物例(11)〜化合物例(13)、化合物
例(16)〜化合物例(25)は、合成時において結晶
化が容易であり、多量の荷電制御剤が得られることが判
明した。
一般式[I]で表される造塩化合物を少なくとも1種類
以上含有する正帯電性トナーを提供するものである。
一般式[I]で表される造塩化合物を少なくとも1種類
以上含有する正帯電性トナーを提供するものである。
一般式[III]で表される造塩化合物を少なくとも1
種類以上含有する正帯電性トナーを提供するものであ
る。
0重量部に対して0.1〜10重量部配合されている正
帯電性トナーを提供するものである。
で、0.160g(1ミリモル)の2,6−ジヒドロキ
シナフタレンと0.04g(1ミリモル)の水酸化ナト
リウムを90℃で10分間撹拌し、ナトリウム塩を得
る。
合溶媒中で、0.320g(1ミリモル)のメチレンブ
ルーを90℃で10分間撹拌し、前記ナトリウム塩と混
合しさらに90℃で10分間撹拌した。
し、沈殿物を濾過した。そして濾取物を蒸留水で洗浄し
乾燥することにより、0.20gの淡青色粉末(下記化
合物例(1)を得た(収率46.6%)。この物質は水
に不溶であり、融点は210.0℃であった。
た結果を表1に示す。
で、0.160g(1ミリモル)の2,7−ジヒドロキ
シナフタレンと0.04g(1ミリモル)の水酸化ナト
リウムを90℃で10分間撹拌し、ナトリウム塩を得
る。
合溶媒中で、0.570g(1ミリモル)のクリスタル
バイオレットを90℃で10分間撹拌し、前記ナトリウ
ム塩と混合しさらに90℃で10分間撹拌した。
し、沈殿物を濾過した。そして濾取物を蒸留水で洗浄し
乾燥することにより、0.24gの濃紫色粉末(下記化
合物例(2))を得た(収率45.2%)。この物質は
水に不溶であり、融点は220.0℃であった。
た結果を表1に示す。
0.351g(1ミリモル)のサフラニンを90℃で1
0分間撹拌し、合成例2と同様の操作で得たナトリウム
塩と混合しさらに90℃で10分間撹拌した。
し、沈殿物を濾過した。そして濾取物を蒸留水で洗浄し
乾燥することにより、0.28gの淡茶色粉末(下記化
合物例(3))を得た(収率59.1%)。この物質は
水に不溶であり、融点は250.0℃であった。
た結果を表1に示す。
0.299g(1ミリモル)の1,3−ジベンジルベン
ズイミダゾリウムを90℃で10分間撹拌し、合成例2
と同様の操作で得たナトリウム塩と混合しさらに90℃
で10分間撹拌した。
し、沈殿物を濾過した。そして濾取物を蒸留水で洗浄し
乾燥することにより、0.27gの白色粉末(下記化合
物例(4))を得た(収率59.0%)。この物質は水
に不溶であり、融点は248.7℃であった。
結果を表1に示す。
0.110g(1ミリモル)のテトラメチルアンモニウ
ムクロリドを90℃で10分間撹拌し、合成例1と同様
の操作で得たナトリウム塩と混合しさらに90℃で10
分間撹拌した。溶液を静置することにより室温まで冷却
し、沈殿物を濾過した。そして濾取物を蒸留水で洗浄し
乾燥することにより、0.10gの淡灰色粉末(下記化
合物例(5))を得た(収率42.9%)。この物質は
水に不溶であり、融点は227.3℃であった。
た結果を表1に示す。
0.210g(1ミリモル)のテトラエチルアンモニウ
ムブロミドを90℃で10分間撹拌し、合成例1と同様
の操作で得たナトリウム塩と混合しさらに90℃で10
分間撹拌した。溶液を静置することにより室温まで冷却
し、沈殿物を濾過した。そして濾取物を蒸留水で洗浄し
乾燥することにより、0.12gの淡灰色粉末(下記化
合物例(6))を得た(収率41.5%)。この物質は
水に不溶であり、融点は228.0℃であった。
た結果を表1に示す。
0.322g(1ミリモル)のテトラブチルアンモニウ
ムブロミドを90℃で10分間撹拌し、合成例1と同様
の操作で得たナトリウム塩と混合しさらに90℃で10
分間撹拌した。溶液を静置することにより室温まで冷却
し、沈殿物を濾過した。そして濾取物を蒸留水で洗浄し
乾燥することにより、0.18gの濃灰色粉末(下記化
合物例(9))を得た(収率44.9%)。この物質は
水に不溶であり、融点は210.0℃であった。
た結果を表1に示す。
0.172g(1ミリモル)のフェニルトリメチルアン
モニウムブロミドを90℃で10分間撹拌し、合成例1
と同様の操作で得たナトリウム塩と混合しさらに90℃
で10分間撹拌した。
し、沈殿物を濾過した。そして濾取物を蒸留水で洗浄し
乾燥することにより、0.14gの濃灰色粉末(下記化
合物例(13))を得た(収率47.5%)。この物質
は水に不溶であり、融点は220.2℃であった。
た結果を表1に示す。
0.186g(1ミリモル)のベンジルトリメチルアン
モニウムクロリドを90℃で10分間撹拌し、合成例1
と同様の操作で得たナトリウム塩と混合しさらに90℃
で10分間撹拌した。
し、沈殿物を濾過した。そして濾取物を蒸留水で洗浄し
乾燥することにより、0.15gの濃灰色粉末(下記化
合物例(22))を得た(収率48.5%)。この物質
は水に不溶であり、融点は225.6℃であった。
た結果を表1に示す。
0.312g(1ミリモル)のベンジルトリブチルアン
モニウムクロリドを90℃で10分間撹拌し、合成例1
と同様の操作で得たナトリウム塩と混合しさらに90℃
で10分間撹拌した。
し、沈殿物を濾過した。そして濾取物を蒸留水で洗浄し
乾燥することにより、0.19gの濃灰色粉末(下記化
合物例(25))を得た(収率43.7%)。この物質
の融点は203.5℃であった。
た結果を表1に示す。
一般式[III]で表される化合物の具体例を列挙する
が、勿論本発明はこれらに限定されるものではない。こ
れらは何れも荷電制御剤として好適に使用することがで
きるものである。
[I]、一般式[II]、又は一般式[III]で表さ
れる荷電制御剤を、熱可塑性樹脂100重量部に対して
0.1〜10重量部配合されているものとすることが望
ましい。配合量を0.1重量部未満とすると効果は少な
く、また、10重量部を越えると樹脂中に微細分散させ
ることが困難となる。荷電制御剤のより好ましい配合量
は、前記樹脂100重量部に対して0.5〜5重量部で
ある。またトナーの品質を向上させる上で、例えば流動
性改良剤、画像剥離防止剤等の添加剤を内添又は外添さ
せることもできる。
としては、次のような公知のトナー用の樹脂或いは結着
樹脂を例示することができる。すなわち、スチレン樹
脂、スチレン−アクリル樹脂、スチレン−アクリロニト
リル樹脂、アクリル樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂、
スチレン−マレイン酸樹脂、スチレン−メタアクリル樹
脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、オレフィン樹
脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、エステル樹脂等であ
る。これらの樹脂は、単独で或いは数種をブレンドして
用いることもできる。
て、公知の多数の染・顔料を用いることができる。すな
わち、カーボンブラック、磁性粉、または、ニトロ系、
アゾ系、スチルベンアゾ系、ジフェニルメタン系、トリ
フェニルメタン系、メチン系、チアゾール系、アントラ
キノン系、インダミン系、アジン系、オキサアジン系、
チアジン系、硫化染料系、インジゴイド系、フタロシア
ニン系の有機染料あるいは顔料、または無機顔料、また
は、酸性染料の金属塩、塩基性染料とリン酸、モリブデ
ン酸、タングステン酸等との塩等に代表されるレーキ顔
料等が挙げられる。
うに製造される。すなわち、上記のような樹脂、着色剤
及び一般式[I]、一般式[II]、又は一般式[II
I]で表される荷電制御剤、並びに、必要に応じて流動
化剤等を混合機により十分混合した後、二軸混練機を用
いて溶融混練し、冷却固化後、ジェットミルにより粉砕
することにより、平均粒径5〜25μmのトナーを得る
ことができる。
る場合には、トナーをキャリア粉と混合して用い、二成
分磁気ブラシ現像法等により現像することができる。キ
ャリアとしては、公知のものが全て使用可能である。例
示するならば、粒径50〜200μm程度の鉄粉、ニッ
ケル粉、フェライト粉、ガラスビーズ等が挙げられる。
本発明のトナーを1成分現像剤として用いる場合には、
上記のようにしてトナーを製造する際に、例えば鉄粉、
ニッケル粉、フェライト粉等の強磁性材料製の微粉体を
添加分散させて用いることができる。この場合の現像法
としては、例えば接触現像法、ジャンピング現像法等を
挙げることができる。
小さなアニオンからなるため、ハロゲンイオンや有機ス
ルホン酸アニオンからなる造塩化合物と比べて耐湿性が
高く、これを含有したトナーは湿度に対する帯電安定性
に優れる。また、トナー製造時における加熱混練温度、
通常120℃〜180℃において、本願発明の造塩化合
物は熱安定性に優れ、トナー製造時において安定した品
質を得ることができる。また、トナーのバインダー樹脂
への分散性が良好なため、これを含有するトナーはキャ
リアや帯電ブレード等の摩擦帯電部材への汚染が少な
く、連続コピー時においても長期にわたり安定した帯電
性能を維持する。
塩を用いたものは可視光域の光吸収が少なく、トナー生
産工程の加熱混練時においても変色しにくくカラートナ
ー用荷電制御剤として適用することもできる。また、ア
ニオンとして特定の2,7−ジヒドロキシナフタレンを
用いることにより、合成時の結晶化が容易となり、安定
した品質を維持することができる。
が、勿論本発明は何らこれらのみに限定されるものでは
ない。なお、以下の記述においては、「重量部」を
「部」と略す。
た。次いで二軸混練機で溶融混練し、冷却後ハンマーミ
ルで粗粉砕した。得られた粗砕物を分級機付きのジェッ
トミルを用いて微粉砕して、粒径10.81μmの黒色
トナーを得た。
ャリア[FS−660(商品名)関東電化工業社製]9
8部を混合して現像剤を調製した。本現像剤のブローオ
フ帯電量を東芝ケミカル株式会社製のブローオフ粉体帯
電量測定装置を用いて測定したところ優れた荷電制御性
が得られた。帯電量を表2に示す。また、本トナーを用
いて市販の複写機[SF−8300 シャープ社製]に
て画像を形成したところ、2万枚連続コピーにおいて安
定な帯電性を有し、カブリがなく、細線再現性が良好な
黒色の画像が得られた。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ優れた荷電制御性が得られた。帯電量を
表2に示す。また、本トナーを用いて市販の複写機[S
F−8300 シャープ社製]にて画像を形成したとこ
ろ、2万枚連続コピーにおいて安定な帯電性を有し、カ
ブリがなく、細線再現性が良好な黒色の画像が得られ
た。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ優れた荷電制御性が得られた。帯電量を
表2に示す。また、本トナーを用いて市販の複写機[S
F−8300 シャープ社製]にて画像を形成したとこ
ろ、2万枚連続コピーにおいて安定な帯電性を有し、カ
ブリがなく、細線再現性が良好な黒色の画像が得られ
た。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ優れた荷電制御性が得られた。帯電量を
表2に示す。また、本トナーを用いて市販の複写機[S
F−8300 シャープ社製]にて画像を形成したとこ
ろ、2万枚連続コピーにおいて安定な帯電性を有し、カ
ブリがなく、細線再現性が良好な黒色の画像が得られ
た。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ優れた荷電制御性が得られた。帯電量を
表2に示す。また、本トナーを用いて市販の複写機[S
F−8300 シャープ社製]にて画像を形成したとこ
ろ、2万枚連続コピーにおいて安定な帯電性を有し、カ
ブリがなく、細線再現性が良好な黒色の画像が得られ
た。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ優れた荷電制御性が得られた。帯電量を
表2に示す。また、本トナーを用いて市販の複写機[S
F−8300] シャープ社製」にて画像を形成したと
ころ、2万枚連続コピーにおいて安定な帯電性を有し、
カブリがなく、細線再現性が良好な黒色の画像が得られ
た。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ優れた荷電制御性が得られた。帯電量を
表2に示す。また、本トナーを用いて市販の複写機[S
F−8300 シャープ社製]にて画像を形成したとこ
ろ、2万枚連続コピーにおいて安定な帯電性を有し、カ
ブリがなく、細線再現性が良好な黒色の画像が得られ
た。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ優れた荷電制御性が得られた。帯電量を
表2に示す。また、本トナーを用いて市販の複写機[S
F−8300 シャープ社製]にて画像を形成したとこ
ろ、2万枚連続コピーにおいて安定な帯電性を有し、カ
ブリがなく、細線再現性が良好な黒色の画像が得られ
た。
μmの青色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製ブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて測
定したところ優れた帯電制御性が得られた。帯電量を表
2に示す。本トナーを用いて市販の複写機[SF−83
00 シャープ社製]にて画像を形成したところ、2万
枚連続コピーにおいて安定な帯電性を有し、カブリがな
く、細線再現性が良好な青色の画像が得られた。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ優れた荷電制御性が得られた。帯電量を
表2に示す。また、本トナーを用いて市販の複写機[S
F−8300 シャープ社製]にて画像を形成したとこ
ろ、2万枚連続コピーにおいて安定な帯電性を有し、カ
ブリがなく、細線再現性が良好な黒色の画像が得られ
た。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ優れた荷電制御性が得られた。帯電量を
表2に示す。また、本トナーを用いて市販の複写機[S
F−8300 シャープ社製]にて画像を形成したとこ
ろ、2万枚連続コピーにおいて安定な帯電性を有し、カ
ブリがなく、細線再現性が良好な黒色の画像が得られ
た。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ、帯電量は徐々に低下し安定した荷電制
御性は得られなかった。帯電量を表3に示す。また、本
トナーを用いて市販の複写機[SF−8300 シャー
プ社製]にて画像を形成したところ、2万枚連続コピー
時に帯電量が低下し、カブリが発生し、黒色画像の細線
再現性は不良となった。
μmの黒色トナーを得、現像剤を調製した。
ル株式会社製のブローオフ粉体帯電量測定装置を用いて
測定したところ安定した荷電制御性は得られなかった。
帯電量を表3に示す。
F−8300 シャープ社製]にて画像を形成したとこ
ろ、2万枚連続コピー時に帯電量が低下し、カブリが発
生し、黒色画像の細線再現性は不良となった。
耐湿性、樹脂に対する分散性に優れるため、それを含有
するトナーは、温湿度の変化に対して安定した帯電性能
をもつ。また、キャリア等の摩擦帯電部材への汚染が少
なく、長期にわたって安定した正帯電性能を維持する。
合物を使用すると、合成時の結晶化が容易となり、ある
いは可視光域の光吸収が少ないものは、生産工程におい
ても変色がなく、色調において安定した品質を維持する
ことができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 荷電制御剤として、下記一般式[I]で
表される造塩化合物を少なくとも1種類以上含有するこ
とを特徴とする正帯電性トナー。 【化1】 - 【請求項2】 荷電制御剤として、下記一般式[II]
で表される造塩化合物を少なくとも1種類以上含有する
ことを特徴とする正帯電性トナー。 【化2】 - 【請求項3】 荷電制御剤として、下記一般式[II
I]で表される造塩化合物を少なくとも1種類以上含有
することを特徴とする正帯電性トナー。 【化3】 - 【請求項4】 前記荷電制御剤が熱可塑性樹脂100重
量部に対して0.1〜10重量部配合されていることを
特徴とする請求項1,2,又は3に記載の正帯電性トナ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6230893A JPH0895300A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 正帯電性トナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6230893A JPH0895300A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 正帯電性トナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0895300A true JPH0895300A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16914957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6230893A Pending JPH0895300A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 正帯電性トナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0895300A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11218964A (ja) * | 1998-02-02 | 1999-08-10 | Canon Inc | 画像形成方法 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP6230893A patent/JPH0895300A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11218964A (ja) * | 1998-02-02 | 1999-08-10 | Canon Inc | 画像形成方法 |
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