JPH0894532A - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置

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JPH0894532A
JPH0894532A JP6227792A JP22779294A JPH0894532A JP H0894532 A JPH0894532 A JP H0894532A JP 6227792 A JP6227792 A JP 6227792A JP 22779294 A JP22779294 A JP 22779294A JP H0894532 A JPH0894532 A JP H0894532A
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JP
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light
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signal
photodetector
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JP6227792A
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Ippei Takahashi
一平 高橋
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明度の高い被検査体の表面又は内部に存在
する欠陥を、簡単な構成で、かつ確実に検出する。 【構成】 受光器12は検査光25の光軸25a上に配
置され、その受光レンズ12a上に検査光25のスポッ
ト径よりも僅かに幅広のマスク26が設けられている。
この受光器12は、光軸25aに対して微小角範囲内に
散乱した検査光25を光電検出する。また受光器13
は、その受光光軸13aが検査光25の光軸25aに対
して検査部17aで角度θだけ傾けられ、大きな角度で
散乱した検査光25を光電検出する。信号処理回路16
は、受光器12又は13の検出信号のレベルが高い時に
欠陥信号を発生する。なお、角度θは30°〜50°の
範囲内とすればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スポット光を走査させ
て被検査体の表面及び内部に存在する欠陥を検出するた
めの表面検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムや印画紙等のように支持体
の表面に各種物質を塗布してなる製品においては、支持
体の平面性や均質性が要求される。特に、印刷用乾板に
用いられるガラス板は、その使用目的上、100μm以
下の微小欠陥ですら性能低下の原因となることから、そ
の表面及び内部に存在する欠陥を確実に検出することが
極めて重要である。
【0003】連続走行するシート状物の表面に存在する
欠陥を検出するために、一般にフライングスポット方式
の表面検査装置が用いられている。フライングスポット
方式の表面検査装置は、正常部分と欠陥部分とで光の反
射率や透過率が異なることを利用したもので、被検査体
の表面にレーザーによるスポット光を走査させ、その反
射光もしくは透過光を受光器により光電検出し、この検
出出力に基づいて各種欠陥の有無を評価するものであ
る。この表面検査装置は、検出した反射光や透過光の強
度の変化から、異物の付着や凹凸の存在等の表面形状の
欠陥の他、表面色の濃度や光沢の異常、及び被検査体の
内部に混入した異物の存在など様々な欠陥の有無を検査
することができる(例えば特公昭57−37023号公
報)。
【0004】この表面検査装置における反射光あるいは
透過光の受光方式には、被検査体の種類や検出しようと
する欠陥の種類に応じて様々な方式がある。上述の乾板
用ガラス板のように、被検査体の透明度が高く、かつ微
小欠陥を検出することを目的とする場合には、透過マス
ク受光方式を用いるのが一般的である。この透過マスク
受光方式は、被検査体を正透過した検査光の光軸上を遮
光し、被検査体の表面あるいは内部に存在する欠陥によ
って散乱した光のみを受光するようにしたものである。
この透過マスク受光方式によれば、僅かでも光路が変化
した光は必ず検出されるので、微小なキズや汚れ等の表
面欠陥を比較的精度よく検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透過マ
スク受光方式の表面検査装置は、散乱角が大きくなりす
ぎると散乱光の検出ができなくなる。このため、被検査
体の内部に存在する気泡欠陥のように、光をあらゆる方
向に分散させる欠陥については、散乱光を充分に検出で
きずに見落としやすいという欠点がある。このため、複
数の受光方式を組み合わせ、散乱角の異なる複数の欠陥
を同時に検出できるようにしたものがあるが、このよう
な表面検査装置は、その構造が複雑化してコストアップ
の原因となるばかりか、欠陥の種類の識別回路も非常に
複雑になりやすい。
【0006】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、透明度の高い被検査体の表面又は内部に存在する
欠陥を、簡単な構成で、かつ確実に検出することができ
る表面検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の表面検査装置は、被検査体の表面に走行方
向に対して交叉する方向に検査光を走査する投光器と、
被検査体の背面側に検査光の走査方向に沿って配置さ
れ、被検査体を正透過してきた検査光を遮断するマスク
を有するとともに、被検査体を微小角範囲内で散乱透過
してきた検査光を受光する第1の受光器と、被検査体の
背面側に前記第1の受光器と平行に配置され、被検査体
により前記微小角範囲よりも大きな角度で散乱透過して
きた検査光を受光する第2の受光器と、第1又は第2の
受光器から得られる検出信号のレベルが、それぞれ予め
決められた規定レベルを越えたときに欠陥信号を発生す
る信号発生手段とから構成するものである。また、第2
の受光器は、受光光軸を検査光の光軸に対して30°〜
50°の範囲で傾け、かつ受光光軸に対して少なくとも
±5°の範囲で散乱された検査光を受光するようにする
のがよい。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の表面検査装置の基本構造を
概略的に表したものである。表面検査装置10は、投光
器11,受光器12,13,光センサ14,15,およ
び信号処理回路16により構成されている。被検査物で
あるガラス板17は、投光器11と受光器12,13と
の間を図中矢印方向に一定速度で走行される。
【0009】投光器11は、レーザー発振器20,レン
ズ群21,回転多面鏡22,及び光路折り曲げ用の2枚
のミラー23,24により構成されている。レーザー発
振器20から放射されたレーザー光20aは、ミラー2
3を介してレンズ群21に入射し、そのスポット径が調
節された後に、ミラー24を介して高速回転する回転多
面鏡22に入射する。そして、このレーザー光20a
は、回転多面鏡22の回転によってガラス板17の走行
方向と略直交してガラス板17上を幅方向に高速走査す
る検査光25となる。この検査光25は、ガラス板17
の検査部17aに向けて投光器11から放出され、検査
部17aを透過した後に、走査方向に延びた受光器12
及び13に入射する。
【0010】図2に示すように、受光器12は検査光2
5の光軸25a上に配置され、その受光レンズ12a上
には検査光25のスポット径よりも僅かに幅広のマスク
26が設けられている。また受光器13は、その長手方
向が受光器12と平行になるように配置され、その受光
光軸13aは検査項25の光軸25aに対し、検査部1
7aで角度θだけ傾けられている。これらの受光器1
2,13は、それぞれガラス板17の検査部17aを透
過した検査光25を光電検出し、その強度に比例した光
電変換信号を信号処理回路16に送出する。
【0011】ここで、ガラス板17を透過した検査光2
5は、通常はマスク26部に入射するが、図5の(a)
に示すように、ガラス板17の表面にキズ27がある場
合には、検査光25はキズ27部で屈折し、この屈折光
が受光器12の受光レンズ12aに入射する。また、同
図の(b)に示すように、ガラス板17の内部に気泡2
8がある場合には、検査光25はガラス板17と気泡2
8との界面で反射し、受光レンズ12aの受光範囲を大
きく外れて散乱する。したがって、受光器13の回転角
θは、気泡28による散乱光をより多く受光できる角度
に設定すればよく、発明者らの実験によれば、30°〜
50°の範囲内とすればよいことが見出された。また、
受光器13の受光角αは、受光光軸13aに対して少な
くとも±5°の範囲に散乱した光を受光できるようにし
ておくのがよい。これにより、受光器12,13には、
ガラス板17に欠陥が生じている時にのみ検査光25が
入射されることになる。
【0012】光センサ14は、検査光25によるガラス
板17上の走査領域Xから走査上流側に外れた位置に設
けられており、検査光25を受光した瞬間にパルス状の
受光信号を発生して信号処理回路16に送出する。また
光センサ15は、ガラス板17の側縁部で、かつ検査位
置よりも走行方向に対して上流側に配置され、前面にガ
ラス板17の側縁部が対峙している時にはハイレベル、
ガラス板17が位置しない時にはローレベルの信号を信
号処理回路16に送出する。
【0013】図3は、信号処理回路16の構成を概略的
に示すものである。信号処理回路16は、検査長設定回
路31,検査幅設定回路32,フィルター回路33,3
4,二値化回路35,36,およびアンド回路37,3
8,39により構成されている。光センサ15の出力信
号S1は、検査長設定回路31に入力される。検査長設
定回路31は、光センサ15の出力信号S1がローレベ
ルからハイレベルに立ち上がってから時間Tc が経過し
た時にローレベルからハイレベルになり、出力信号S1
がハイレベルからローレベルに立ち下がってから時間T
c が経過した時に再びローレベルに戻る検査長信号S2
をアンド回路37に出力する。なお、時間Tc は、ガラ
ス板17の走行スピードに応じて予め設定されており、
ガラス板17の先端部が光センサ15を通過してから検
査位置に達するまでの時間に設定されている。
【0014】光センサ14の受光信号S3は、検査幅設
定回路32に入力される。検査幅設定回路32は、受光
信号S3が入力されてから時間Ta が経過した時にロー
レベルからハイレベルになり、時間Tb が経過した時に
再びローレベルに戻る検査幅信号S4をアンド回路37
に出力する。なお、時間Ta ,Tb は、走査スピードと
ガラス板17の幅寸法に応じて予め設定されており、時
間Ta は走査光25が光センサ14を通過してから検査
部位17a上の検査開始位置に達するまでの時間、時間
b は光センサ14を通過してから検査部位17a上の
検査終了位置に達するまでの時間に設定されている。
【0015】アンド回路37は、検査長設定回路31か
らの検査長信号S2がハイレベルとなっている間に、検
査幅設定回路32からハイレベルの検査幅信号S4を入
力すると、この間ハイレベルとなる検査領域信号S5を
出力する。すなわち、この検査領域信号S5は、走査光
25がガラス板17上を走査している間だけハイレベル
となる。
【0016】受光器12,13からの光電変換信号S
6,S10は、それぞれフィルター回路33,34に入
力される。フィルター回路33,34は、光電変換信号
S6,S10に含まれている低周波及び高周波のノイズ
成分を除去し、それぞれの出力信号S7,S11を二値
化回路35,36に送出する。二値化回路35,36
は、フィルター回路33,34からの出力信号S7,S
11の信号レベルが予め設定されているそれぞれのしき
い値L1 ,L2 以上になった時にハイレベルとなる光量
増加信号S8,S12を発生させてアンド回路38,3
9に送出する。
【0017】アンド回路38は、アンド回路37からの
検査領域信号S5がハイレベルとなっている間に二値化
回路35から光量増加信号S8を入力すると、このタイ
ミングで欠陥信号S9を送出する。またアンド回路39
は、アンド回路37からの検査領域信号S5がハイレベ
ルとなっている間に、二値化回路36から光量増加信号
S12を入力した時に、欠陥信号S13を送出する。
【0018】次に、表面検査装置10の各出力信号の概
略波形を表す図4を参照し、本実施例の作用について説
明する。ガラス板17が一定速度で走行され、同時に投
光器11から検査光25の照射が開始される。ガラス板
17の先端部がセンサ15の前面に達すると、このセン
サ15は、出力信号S1の信号レベルをローレベルから
ハイレベルに変化させる。また、ガラス板17の後端部
がセンサ15を通過すると、このセンサ15は、信号レ
ベルを再びローレベルに変化させる。そして、検査長設
定回路31は、センサ15の出力信号S1がローレベル
からハイレベルに変化してから時間Tc が経過し、ガラ
ス板17の先端部が検査位置に達した時に、その信号レ
ベルをローレベルからハイレベルに変化させる。また、
ガラス板17の後端部が検査位置を通過した時に、検査
長設定回路31は、信号レベルを再びローレベルに戻
す。したがって、この検査長設定回路31から出力され
る検査長信号S2は、検査位置にガラス板17がある間
だけハイレベルとなっている。
【0019】一方、検査光25が光センサ14を通過す
ると、このセンサ14がパルス状の受光信号S3を発生
し、検査幅設定回路32に送出する。検査幅設定回路3
2は、受光信号S3が入力されてから時間Ta が経過
し、検査光25がガラス板17の検査開始位置に達した
時に、その信号レベルをローレベルからハイレベルに変
化させる。また時間Tb が経過し、検査光25がガラス
板17の検査終了位置に達した時に、検査幅設定回路3
2は、信号レベルを再びローレベルに戻す。したがっ
て、この検査幅設定回路32から出力される検査幅信号
S4は、検査光25がガラス板17の検査部17a上を
走査している間だけハイレベルとなっている。そして、
検査長設定回路31からの検査長信号S2と、検査幅設
定回路32からの検査幅信号S4とはアンド回路37に
送出され、ここで検査光25がガラス板17上を走査し
ている間だけハイレベルとなる検査領域信号S5が作り
出される。
【0020】ガラス板17の検査部17aを透過した検
査光25は、受光器12又は13に入射する。そして、
受光器12,13は、それぞれ検査光25を光電検出
し、その強度に比例した光電変換信号S6,S10を出
力する。この際、検査部17a上に障害物が存在しない
時には、検査光25の全光束がまっすぐ検査部17aを
透過してマスク26上に入射するので、受光器12及び
13の光電変換信号S6,S19はいずれもローレベル
のままとなる。一方、検査部17a上にキズ27が存在
する場合には、図5の(a)に示したように検査光25
の光束の一部がキズ27によって屈折し、この屈折光が
受光器12の受光レンズ12aにのみ入射する。これに
よって、受光器12の光電変換信号S6には、キズ27
と対応した位置に、信号レベルが増加したキズ信号SS
が発生する。また、検査部17aの内部に気泡28が存
在する場合には、図5の(b)に示したように検査光2
5の光束の一部が気泡28によって広角度で散乱し、こ
の散乱光が受光器13に入射する。これによって、受光
器13の光電変換信号S10には、気泡28と対応した
位置に、信号レベルが増加した気泡信号SB が発生す
る。
【0021】受光器12の光電変換信号S6は、フィル
ター回路33で低周波及び高周波のノイズ成分が除去さ
れた後に二値化回路35に送られる。二値化回路35
は、フィルター回路33からの出力信号S7の信号レベ
ルが予め設定されているしきい値L1 以上になった時
に、光量増加信号S8を発生させてアンド回路38に送
出する。この際、フィルター回路33からの出力信号S
7の信号レベルが、キズ信号SS の発生位置と、受光器
12の受光窓の先端位置とで上昇するので、二値化回路
35からは、キズ信号SS の発生位置及び受光窓の先端
位置で光量増加信号S8が発生される。アンド回路38
は、検査領域信号S5がハイレベルとなっている間に二
値化回路35から光量増加信号S8を入力した時に、欠
陥信号S9を送出する。したがって、キズ信号SS に対
応した位置でのみ欠陥信号S9が発生される。
【0022】他方、受光器13の光電変換信号S10
は、フィルター回路34で低周波及び高周波のノイズ成
分が除去された後に二値化回路36に送られる。二値化
回路36は、フィルター回路34からの出力信号S11
の信号レベルが予め設定されているしきい値L2 以上に
なった時に、光量増加信号S12を発生させてアンド回
路39に送出する。この際、フィルター回路34からの
出力信号S11の信号レベルが、気泡信号SB の発生位
置と、受光器13の受光窓の先端位置とで上昇するの
で、二値化回路36からは、気泡信号SB の発生位置及
び受光窓の先端位置で光量増加信号S12が発生され
る。アンド回路39は、検査領域信号S5がハイレベル
となっている間に二値化回路36から光量増加信号S1
2を入力した時に欠陥信号S13を送出するので、欠陥
信号S13は気泡信号SB に対応した位置でのみ発生さ
れる。
【0023】そして、これらの欠陥信号S9,S13が
CPU(図示せず)に送られると、CPUは、例えば表
示パネル(図示せず)に「欠陥あり」を表示するととも
に、欠陥信号S9とS13との別により、「キズ」又は
「気泡」の欠陥種別を表示する。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の表面検査装置に
よれば、被検査体を正透過してきた検査光を遮断するマ
スクを有し、微小角範囲内で散乱透過してきた検査光を
受光する第1の受光器と、大きな角度で散乱透過してき
た検査光を受光する第2の受光器とを設けるので、散乱
角の小さな表面欠陥と、散乱角の大きな気泡欠陥とのい
ずれにおいても、その散乱光を検出することができ、欠
陥の存在を見落とすことがない。しかも、第1の受光器
と第2の受光器とのいずれに光が入射されたかによっ
て、表面欠陥と気泡欠陥とを識別することができるの
で、特別な識別回路も必要ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面検査装置を示す概略図である。
【図2】検査光と受光器との位置関係を示す説明図であ
る。
【図3】信号処理回路の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に表した信号処理回路の各部における信号
波形の概略を示すチャート図である。
【図5】欠陥の種類と検査光の光路との関係を示す説明
図で、(a)はキズによる屈折を表し、(b)は気泡に
よる散乱を表している。
【符号の説明】
10 表面検査装置 11 投光器 12,13 受光器 16 信号処理回路 17 ガラス板 17a 検査部 25 検査光 26 マスク 27 キズ 28 気泡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続走行する透明な被検査体に検査光を
    照射し、被検査体からの散乱透過光を光電検出して欠陥
    の有無を識別する表面検査装置において、 前記被検査体の表面に走行方向に対して交叉する方向に
    検査光を走査する投光器と、被検査体の背面側に検査光
    の走査方向に沿って配置され、被検査体を正透過してき
    た検査光を遮断するマスクを有するとともに、被検査体
    を微小角範囲内で散乱透過してきた検査光を受光する第
    1の受光器と、被検査体の背面側に前記第1の受光器と
    平行に配置され、被検査体により前記微小角範囲よりも
    大きな角度で散乱透過してきた検査光を受光する第2の
    受光器と、第1又は第2の受光器から得られる検出信号
    のレベルが、それぞれ予め決められた規定レベルを越え
    たときに欠陥信号を発生する信号発生手段とからなるこ
    とを特徴とする表面検査装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の受光器は、受光光軸が検査光
    の光軸に対して30°〜50°の範囲で傾けられ、かつ
    受光光軸に対して少なくとも±5°の範囲で散乱された
    検査光を受光することを特徴とする請求項1記載の表面
    検査装置。
JP6227792A 1994-09-22 1994-09-22 表面検査装置 Pending JPH0894532A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001141662A (ja) * 1999-11-18 2001-05-25 Central Glass Co Ltd 透明板状体の欠点検出方法および検出装置
JP2009270909A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Mitsutech Kk シート体の検査装置及び方法

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