JP2970235B2 - 表面状態検査装置 - Google Patents

表面状態検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面状態検査装置に関
し、特に半導体製造装置で使用される回路パターンが形
成されているレチクルやフォトマスク等の基盤上又は/
及び基盤にペリクル保護膜を装着したときのペリクル保
護膜面上に、例えば不透過性のゴミ等の異物が付着して
いたときに、この異物及び該異物の存在している検査面
を精度良く検出する表面状態検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にIC製造工程においてはレチクル
又はフォトマスク等の基板上に形成されている露光用の
回路パターンを半導体焼付け装置(ステッパー又はマス
クアライナー)によりレジストが塗布されたウエハ面上
に転写して製造している。
【0003】この際、基板面上にゴミ等の異物が存在す
ると転写する際、異物も同時に転写されてしまいIC製
造の歩留りを低下させる原因となってくる。
【0004】特にレチクルを使用し、ステップアンドリ
ピート方法により繰り返してウエハ面上に回路パターン
を焼付ける場合、レチクル面上に有害な1個の異物が存
在していると該異物がウエハ全面に焼付けられてしまい
IC製造の歩留りを大きく低下させる原因となってく
る。
【0005】その為、IC製造工程においては基板上の
異物の存在を検出するのが不可欠となっており、従来よ
り種々の検査方法が提案されている。例えば図8は異物
が等方的に光を散乱する性質を利用する方法を用いた特
開昭62−216931号公報で提案されている表面状
態検査装置の一例である。
【0006】同図の表面状態検査装置ではレチクル1の
2つの検査面(パターン面1aとブランク面1b)に各
々1つのビームを同時に入射させて検査時間の短縮を計
っている。即ち、透光レンズ2を通過した入射ビーム3
はハーフミラー4で2分割され、上下に各々設けられた
折り曲げミラー5,10で反射した後にレチクル1の検
査面1a,1b上の点P,Qに集光される。レチクル1
は回路パターンをパターニングされたパターン面1aが
通常下側で、そうでないガラスブランクスのままのブラ
ンク面16が上側となっている。
【0007】回路欠陥の検査の場合はパターン面1aだ
けで良いが、異物の検査ではパターン面1aとブランク
面1bの両面を検査する必要がある。投光レンズ2の前
には不図示の回転素子(ポリゴン)があって、紙面と直
交方向に入射ビーム3を走査している。
【0008】これに伴って上下のビーム3a,3bはレ
チクル面上を紙面と直交方向に走査する。そして、これ
と同期に紙面内S2 →S1 の方向にレチクルが移動さ
れ、これによりレチクル1全面を検査している。
【0009】同図において受光系30はブランク面1b
からの散乱光を検出し、受光系31はパターン面1aか
らの散乱光を検出している。
【0010】ブランク面1bの入射点Pから発した散乱
光は受光レンズ6aにより視野絞り7a上に結像され
る。視野絞り7aは必要な信号光(散乱光)だけを後続
するファイバー8aを介してフォトマル9aに導く為の
もので、それ以外の余分なフレアー光を遮断している。
パターン面1aの入射点Qから発した散乱光を受光する
受光系31も受光系30の構成と同じである。
【0011】一般に、レチクルをウエハー上に縮小、転
写する際に、実際に回路パターンに影響を及ぼす異物の
うち、その大きさについていえばパターン面上に付着し
た異物とブランク面上のそれとでは同じ大きさでも致命
度が異なる。即ち、パターン面上の異物は、それがその
ままウエハー面上にピントの合った状態で転写されてし
まうので致命的である。例えば、4Mbitsの集積回路で
はパターン面上の1μm程度の異物でも問題となってく
る。
【0012】これに対しブランク面上の異物はウエハー
面上にはボケてしまって像としては転写されないが、そ
の大きさの分だけ照明光束を遮るので、照度ムラを引き
起こす。これは回路線巾のバラツキとして影響を与え
る。実工程上は5〜10μm程度の異物が問題となって
くる。
【0013】そこで、この種の表面状態検査装置に要求
される性能として、異物の付着している検査面を弁別し
て表示する能力(以下「面判別」と略称する。)が重要
になってくる。しかしながら、実際には異物の検出能力
と面判別能力との間に次のような矛盾がある。
【0014】図9は特開平2−47541号公報で提案
されている表面状態検査装置のレチクル1近傍の要部断
面図である。
【0015】一般にパターン面上の異物を回路パターン
から発生するノイズと分離して検知しようとする場合、
図8に示すように入射ビームLiをレチクル1に対し斜
めから角度θiで入射させて、受光系もできるだけ異物
の後方散乱光だけを拾うように角度θdで斜め後方に構
えるやり方が効果的である。
【0016】即ち、角度θiと角度θdを小さくするこ
とである。これは回路パターンの回折光が0次の透過光
又は反射光から遠ざかる程弱まるからである。この効果
を最大限に生かすためには、入射ビームLiと受光系を
共にレチクル1に対してできるだけ倒していけば良い。
このことは角度γが小さくなり必然的に入射ビームLi
と受光光束L1,L2とが接近してくることになる。
【0017】更に、異物からの散乱光をできるだけ強く
する為にレチクル上の入射ビーム径を絞る。すると入射
ビームの光束径が太くなる。それに加えて受光光量を増
加させようとすると受光光束が太くなってくる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】検査面上の塵や埃等の
異物の有無を高精度に検出しようとすると、図9に示す
ように検査面1a上への入射光束Liと受光系で検出す
る受光光束(Li,L2)とが互いに接近してくる。
【0019】この結果、ブランク面1b上の異物GB
らの散乱光をパターン面1aの検査用の受光系が検知し
てしまう場合がある。そうするとパターン面1a上の異
物の検出能力を高めてもブランク面1bに存在し、焼付
けにあまり影響しない大きさの異物をあたかもパターン
面1aに付着していると誤検出をしてしまい、検査面
(レチクル)を不要に洗浄してしまうという問題点があ
った。
【0020】受光系の開口数(N.A)を単に小さく絞
れば面判別能力を上げることができる。しかしながらこ
の方法はパターン面に付着した異物の散乱光量がN.A
の2乗に比例して低減してしまい、その結果電気的ノイ
ズや不要な光学的フレアー光に対してS/N比が低くな
ってきて検出の信頼性が低くなってくるという問題点が
生じてくる。
【0021】本発明は複数の検査面への光束の照射条件
や検査面上の異物からの散乱光を検出する光検出手段、
そして光検出手段からの異物信号の信号処理を適切に設
定することにより、検査面上の異物の有無、該異物が存
在している検査面の特定、そして異物の大きさ等を高精
度に行なうことのできる表面状態検査装置の提供を目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の表面状態検査装
置は (イ)複数の検査面を積層した被検査物を可動のステー
ジに載置し、該検査面に対して斜方向から1つの収束性
の光束を入射させると共に該ステージの移動方向と交差
する方向に光走査を行い、該検査面からの散乱光を光検
出手段で検出することにより、該検査面上の異物の有無
を判別する際、該光検出手段は、該複数の検査面の異物
からの散乱光に基づく異物信号を検出しており、該光検
出手段からの異物信号のパルス幅情報を用いて判別手段
により、該異物の存在している検査面を判別しているこ
とを特徴としている。
【0023】(ロ)複数の検査面を積層した被検査物を
可動のステージに載置し、該検査面に対して斜方向から
1つの収束性の光束を入射させると共に該ステージの移
動方向と交差する方向に光走査を行い、該検査面からの
散乱光を光検出手段で検出することにより、該検査面上
の異物の有無を判別する際、該光検出手段は該複数の検
査面の異物からの散乱光に基づく異物信号を検出してお
り、該光検出手段からの異物信号の信号強度とパルス幅
を組み合わせて判別手段により、該異物の大きさと異物
の存在している検査面を判別していることを特徴として
いる。
【0024】(ハ)複数の検査面を積層した被検査物を
可動のステージに載置し、該検査面に対して斜方向から
1つの収束性の光束を入射させると共に該ステージの移
動方向と交差する方向に光走査を行い、該検査面からの
散乱光を光検出手段で検出することにより、該検査面上
の異物の有無を判別する際、該光検出手段は該複数の検
査面の異物からの散乱光に基づく異物信号を検出してお
り、該光検出手段からの異物信号をそのパルス幅の違い
を基に電気的フィルターにより検査面の異物信号に分け
ると共に該異物信号の強度情報から該異物の大きさを判
別手段により判定していることを特徴としている。
【0025】この他本発明では前記(イ),(ロ),
(ハ)の表面状態検査装置において、前記光検出手段は
前記複数の検査面からの散乱光を一括検出していること
を特徴としていることや、前記光検出手段は前記複数の
検査面毎の複数の検出系を有していること等を特徴とし
ている。
【0026】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図、図
2,図3は各々図1の一部分の拡大説明図である。
【0027】本実施例ではレーザ光源600から発した
ビーム601はビームエキスパンダー500により所定
の光束径に変換し、回転偏向素子(ポリゴンミラー、振
動ミラー等)400で反射偏向させてf−θレンズ30
0を介して可動ステージ201に載置したレチクル20
0の上面(ブランク面)200bに集光している。そし
て回転偏向素子400を駆動させることによりビーム6
01でレチクル200の上面200bと下面(パターン
面)200aを紙面と略垂直方向に光走査している。
【0028】図2はこのときのビーム601でレチクル
200の上面200b上を光走査する状態を示してい
る。
【0029】本実施例ではレチクル200を載置した可
動ステージ201を矢印S方向に移動(ステージ走査)
させることによりレチクル200の全面(上面,下面)
を光走査し、各検査面の表面状態を検査している。一般
にレチクル200の上面200b及び下面200aに塵
や埃等の異物が存在しているとビーム601は該異物で
散乱される。
【0030】本実施例ではこのとき異物で生じた散乱光
110を光検出手段100で一括検出して電気的な異物
信号に変換している。尚、本実施例では光検出手段10
0で散乱光を一括検出しないで各検査面(200b,2
00a)毎に設けた受光系により検出しても良い。
【0031】光検出手段100からの異物信号(電気信
号)のうち一方はピークホルダー101を経て強度情報
としてCPU104に入力している。又光検出手段10
0からの異物信号のうち他方はコンパレータ102とカ
ウンター103を経てパルス幅情報としてCPU104
に入力している。
【0032】図3はレチクル200の上面200bと下
面200aにおける入射ビーム601の径(ωa,ω
b)の違いについての説明図である。同図ではビーム6
01が上面200bで集光した後に散乱光となって下面
200aを通過する様子を示している。
【0033】図4はレチクル200の上面200bと下
面200aに異物が存在しているときの光検出手段10
0で得られる異物信号の説明図である。
【0034】次に図4を用いて本実施例において異物を
検出する際、異物が存在している検査面の面判別及び異
物の粒径(大きさ)判別の原理について数値例を用いて
説明する。
【0035】まず本実施例において光検出手段100か
らの異物信号のうちパルス幅情報を用いて異物の存在し
ている検査面の面判断について説明する。
【0036】今、検出しようとする異物の粒径が入射ビ
ーム601の径より十分小さい場合には、異物からの散
乱光信号(異物信号)のパルス幅は主として入射ビーム
径によって決まる。例として入射ビーム601の条件を
以下のように設定すると、 ・入射角度θ θ=45° ・入射 Fe Fe=40 ・レチクル上面200b上でのビーム径 ωa ωa=40μm レチクル下面200a上でのビーム径ωbは、レチクル
200のガラス(基板)内でのFe´(≒n・Fe)=
60である為、ガウスビームの伝播の式よりビーム径ω
bは
【0037】
【数1】 となる。(Zはレチクル200のガラス中での光路長。
図3参照)又、レチクル200上でのビーム走査速度v
をv=100m/sとし、レチクル200の上面200
bと、下面200aにおける粒径1μmの異物信号の走
査方向におけるパルス幅を図4に示すように各々t1
2 とすれば、
【0038】
【数2】 となる。
【0039】又、レチクル200の上面200bと、下
面200aにおける粒径10μmの異物信号の走査方向
におけるパルス幅を各々t3 ,t4 とすれば、
【0040】
【数3】 となる。
【0041】図4に異物の粒径とパルス幅との関係を示
す。
【0042】図4に示すように、上面と下面でとり込ま
れる異物の信号のパルス幅tに差異がある。このため本
実施例ではパルス幅tの情報からCPU104内の判別
手段により異物が存在する検査面の判別を行なってい
る。
【0043】本実施例では判別手段によりパルス幅tが 0.1<t<1.0のとき上面に異物が有り、 1.0<t のとき下面に異物が有り と判断している。
【0044】次に光検出手段100からの異物信号を用
いて、異物の大きさの判別方法について説明する。
【0045】本発明のようにレーザー散乱光を受光する
検出方式では微小粒子からの散乱光強度は入射ビーム径
の2乗に反比例して大きくなることが知られている。
【0046】図4では異物の粒径と、そのときの散乱光
強度Iとの関係を示している。ここでは、上面200a
パターン面、下面200bブランク面とする。上面上に
粒径1μmの異物が存在するときの散乱光強度I1 をI
1 =10vとしたとき、下面上に粒径1μmの異物が存
在したときの散乱光強度I2 は I2 =0.63v 上面上に粒径10μmの異物が存在したときの散乱光強
度I3 は I3 >100v 下面上に粒径10μmの異物が存在したときの散乱光強
度I4 は I4 >6.3v となる。
【0047】但し、実工程においては、下面上(ブラン
ク面)での必要検査分解能は5〜10μm以上であり、
実際の検査時には下面上で粒径1μmの異物を検知する
必要はない。したがって上記下面上に粒径1μmの異物
が存在したときの散乱光強度はあくまでも強度差につい
ての目安である。
【0048】本実施例ではCPU104内の判別手段に
より各検査面ごとについて、異物の大きさ(粒径)と散
乱光強度Iとの関係を予めスライスレベルとして設定し
ておくことにより異物の大きさを判断している。
【0049】図5は本発明の実施例2の要部概略図であ
る。
【0050】同図においてレーザ光源600からのレー
ザービーム601をビームエキスパンダー500、回転
偏向素子400そしてf−θレンズ300を介してレチ
クル200に入射させるまでの構成は図1の実施例1と
同じである。
【0051】図5において801は上面200b用の光
検出手段、701は下面200a用の光検出手段であ
る。802,702は各々電気的フィルターとしてのハ
イパスフィルターとローパスフィルターである。
【0052】ハイパスフィルター802は上面200b
で生じた散乱光のうち高周波成分の信号のみをCPU1
04にとりこんでいる。ローパスフィルター702は下
面200aで生じた散乱光のうち低周波成分の信号のみ
をCPU104にとりこんでいる。
【0053】本実施例では以上の構成により実施例1と
同様にCPU104内の判別手段により異物の存在して
いる検査面の特定及び異物の大きさの判断を行なってい
る。
【0054】尚、本実施例において1つの光検出手段で
一括で受光した信号を2つに分けた後にそれぞれハイパ
スフィルター802及びローパスフィルター702を通
して各検査面毎の信号を得るといった構成でも同様な効
果が得られる。
【0055】図6は本発明の実施例3のレチクル近傍の
要部断面図である。
【0056】本実施例ではレチクル200の下面200
aにクロムパターンが施されている場合には、クロムパ
ターンが施されていない上面200bの側からレーザビ
ーム601を入射し、下面200aに集光するようにし
ている。これにより、クロムパターンによる上面200
bでの不感体が発生することがなく実施例1と同様の効
果を得ている。また、斜入射のみならず、垂直入射でも
本実施例は有効である。
【0057】又、本実施例によれば、レチクル200に
ペリクル膜が装着され検査すべき検査面が増えた場合に
おいても同様な効果が得られる。
【0058】又、図7に示すようにレチクル200にペ
リクル膜901が装着されている場合、入射ビーム60
1がレチクル200を透過してペリクル枠900にさし
かかったとき、ペリクル枠900の領域Dで乱反射した
光がペリクル膜901を介して下面用の光検出手段70
1にフレア光として入り込んでくる場合がある。この時
の入射ビーム601が下面200a上に収束性があるビ
ームであればペリクル枠900に当たるところではかな
りビーム径が広がっている為、下面200a用の光検出
手段701に入り込んでくる信号は低い周波数帯域の信
号である。
【0059】そこで光検出手段701のあとにハイパス
フィルター802を設け、これによりペリクル枠900
からのフレア光をカットし、下面200a上にある異物
に基づく信号のみを精度良く検出している。尚C,C´
は光検出手段701に入射する光束を示している。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば以上のように複数の検査
面に対して、照射光束は1つでいい。複数の検査面への
1つの光束の照射条件や検査面上の異物からの散乱光を
検出する光検出手段、そして光検出手段からの異物信号
の信号処理を適切に設定することにより、検査面上の異
物の有無、該異物が存在している検査面の特定、そして
異物の大きさ等を高精度に行なうことのできる表面状態
検査装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 図1の一部分の拡大説明図
【図3】 図1の一部分の拡大説明図
【図4】 図1の光検出手段で得られる異物信号の説明
【図5】 本発明の実施例2の要部概略図
【図6】 本発明の実施例3の要部概略図
【図7】 本発明の実施例3の一部分を変更したときの
説明図
【図8】 従来の表面状態検査装置の概略図
【図9】 図8の一部分の説明図
【符号の説明】
100,701,801 光検出手段 101 ピークホルダー 102 コンパレーター 103 カウンター 104 CPU 110 散乱光 200 レチクル 200a パターン面 200b ブランク面 201 レチクルステージ 300 f−θレンズ 400 回転偏向素子 500 ビームエキスパンダー 600 レーザ光源 702 ローパスフィルター 802 ハイパスフィルター
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 21/88

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の検査面を積層した被検査物を可動
    のステージに載置し、該検査面に対して斜方向から1つ
    の収束性の光束を入射させると共に該ステージの移動方
    向と交差する方向に光走査を行い、該検査面からの散乱
    光を光検出手段で検出することにより、該検査面上の異
    物の有無を判別する際、該光検出手段は、該複数の検査
    面の異物からの散乱光に基づく異物信号を検出してお
    り、該光検出手段からの異物信号のパルス幅情報を用い
    て判別手段により、該異物の存在している検査面を判別
    していることを特徴とする表面状態検査装置。
  2. 【請求項2】 複数の検査面を積層した被検査物を可動
    のステージに載置し、該検査面に対して斜方向から1つ
    の収束性の光束を入射させると共に該ステージの移動方
    向と交差する方向に光走査を行い、該検査面からの散乱
    光を光検出手段で検出することにより、該検査面上の異
    物の有無を判別する際、該光検出手段は該複数の検査面
    の異物からの散乱光に基づく異物信号を検出しており、
    該光検出手段からの異物信号の信号強度とパルス幅を組
    み合わせて判別手段により、該異物の大きさと異物の存
    在している検査面を判別していることを特徴とする表面
    状態検査装置。
  3. 【請求項3】 複数の検査面を積層した被検査物を可動
    のステージに載置し、該検査面に対して斜方向から1つ
    の収束性の光束を入射させると共に該ステージの移動方
    向と交差する方向に光走査を行い、該検査面からの散乱
    光を光検出手段で検出することにより、該検査面上の異
    物の有無を判別する際、該光検出手段は該複数の検査面
    の異物からの散乱光に基づく異物信号を検出しており、
    該光検出手段からの異物信号をそのパルス幅の違いを基
    に電気的フィルターにより検査面毎の異物信号に分ける
    と共に該異物信号の強度情報から該異物の大きさを判別
    手段により判定していることを特徴とする表面状態検査
    装置。
  4. 【請求項4】 前記光検出手段は前記複数の検査面から
    の散乱光を一括検出していることを特徴とする請求項
    1,2,又は3の表面状態検査装置。
  5. 【請求項5】 前記光検出手段は前記複数の検査面毎の
    複数の検出系を有していることを特徴とする請求項1,
    2,又は3の表面状態検査装置。
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