JP3410013B2 - 欠陥または異物の検査方法及びその装置 - Google Patents

欠陥または異物の検査方法及びその装置

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JP3410013B2
JP3410013B2 JP5700898A JP5700898A JP3410013B2 JP 3410013 B2 JP3410013 B2 JP 3410013B2 JP 5700898 A JP5700898 A JP 5700898A JP 5700898 A JP5700898 A JP 5700898A JP 3410013 B2 JP3410013 B2 JP 3410013B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIあるいはプ
リント基板などの製造工程における欠陥または異物の検
査方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI製造の際に使用される露光工程
は、レチクルと呼ばれる厚板上のクロムパターンを半導
体ウエハに焼付転写している。この工程では、前記レチ
クル上に異物および欠陥が存在した場合、パターンが正
確に前記半導体ウエハに転写しないので、LSIチップ
全数が不良になる。そのためレチクル管理上露光前の異
物および欠陥の検査は不可欠である。
【0003】これに加えて最近ではLSIが高集積され
配線パターンが微細になるのに伴なってより小さな異物
が問題になってきている。また、レチクル製作時のレジ
スト残り、パターン形成用のクロムあるいは酸化クロム
のエッチングが残り、さらにはレチクル洗浄液に溶けて
いた不純物が洗浄乾燥時に凝集したものなど平坦状薄膜
の異物が問題になりその数は増加の傾向にある。
【0004】従来、前記の異物および欠陥の検査装置
は、たとえば特開昭59−65428に記載されている
ように、レーザ光を斜方から基板に照射し走査する手段
と、このレーザ光の照射点と集光点面がほぼ一致するよ
うに基板の上方に設けられ、このレーザ光の散乱光を集
光する第1のレンズと、第1のレンズのフーリエ変換面
に設けられ、基板パターンからの規則的散乱光を遮光す
る遮光板と、遮光板を通して得られる異物からの散乱光
を逆フーリエ変換する第2のレンズと、第2のレンズの
結像点に設けられ、基板上のレーザ光照射点以外からの
散乱光を遮光するスリットと、スリットを通過した異物
からの散乱光を受光する受光器から構成されたものが提
案されている。
【0005】この提案は、パターンが一般的に視界内で
同一方向かあるいは2〜3の方向の組合せで構成されて
いることに着目し、この方向のパターンによる回折光を
フーリエ変換面に設置した空間フィルタで除去すること
により、異物からの変遮光だけを強調して検出するもの
である。
【0006】また、従来、たとえば特開昭58−139
278に記載されているように露光装置と同様の照射、
検出光学系を用いて検出したデータと、標準レチクルの
データあるいは設計上のデータとを比較して欠陥を検出
するものが提案されている。
【0007】さらに、従来技術としてたとえば、暗視野
証明を用いた比較検査が米国特許第4,595,289号
に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術のう
ち、特開昭59−65428においては、異物からの反
射光を遮光板によってパターンからの反射光と分離し、
かつ、スリットにより異物からの反射光のみを検出する
ことにおよび異物を2値化法により検出するので検出機
構が簡単であることなどの特徴を有するが、その反面、
斜上方向からのレーザ光の照明のように本来の露光装置
と異なったいわば間接的な照明によって異物を検出して
いるため、特定の角度のクロムパターンからの反射光だ
けを遮光するので全てのクロムパターンから異物を区別
することができない。
【0009】また、前記のように間接的な手段によって
検出する場合には、実害にならない異物(以下虚報とい
う)も検出してしまうことになる。とくにパターンが微
細になり問題になる異物の数が増加することは同程度の
害は出すものの実害までに至らない異物の数も増加する
ことになるので、虚報の数が増加し、異物のチェック、
分析および除去といった作業も増加し、作業効率が著し
く低下する課題がある。
【0010】つぎに前記従来技術のうち、特開昭58−
139728号においては、露光装置と同様の光学系を
有するので、前記の従来技術に比較して光学系の構成が
簡単になる特徴を有するが、その反面データを比較する
画像信号処理系が前記の従来技術に比較して複雑で検査
に多くの時間を要する課題がある。
【0011】また米国特許第4,595,289号に記載
された方法によっても、検出器1画素の中に、複数の回
路パターンコーナー部が入り、回路パターンからの散乱
光信号が大きくなる場合には、アライメント誤差の影響
を小さくすることは難しいという課題を有していた。即
ちこれは、アライメントずれにより、1画素で検出する
回路パターンコーナーの数が変わってしまうため、互い
に比較する2つの検出系の相対応する1画素が検出する
信号レベルが大きく変わってしまうからである。
【0012】本発明の目的は、前記従来技術のそれぞれ
の課題を解決すべく、実害になる異物または欠陥のみを
任意の角度で存在するクロムパターンから分離して検出
可能とするレチクル検査方法およびその装置を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、光を透過する基板上に形成されたパタ
ーンを検出光学系を介して検査する方法において、パタ
ーンを検出光学系の対物レンズを介して照明すると共に
パターンを基板の裏面からコリメータレンズを介して照
明し、対物レンズを介した照明と裏面からコリメータレ
ンズを介した照明とによるパターンからの反射光を0次
回折光を遮光して検出して画像信号を得、この検出した
画像信号をあらかじめ記憶した基準となる画像信号と比
較することにより欠陥または異物を検出し、この検出し
た欠陥または異物に関する情報を画面上に表示するよう
にした。
【0014】また、上記目的を達成するために、本発明
では、試料上に形成されたパターンを検出光学系を介し
て検査する方法において、パターン上に拡散板と絞りと
を通過した光を検出光学系の対物レンズを介して照明
し、この照明によるパターンからの反射光を位相フィル
タを通過させた後に正反射光を遮光して検出し画像信号
を得、この画像信号を予め設定された信号と比較するこ
とにより欠陥または異物を検出し、この検出した欠陥ま
たは異物に関する情報を画面上に表示するようにした。
【0015】更に、上記目的を達成するために、本発明
では、試料上に形成されたパターンを対物レンズを有す
る検出光学系を介して検査する装置を、パターンを対物
レンズを介して照明する第1の照明手段と、パターンを
試料の裏面からリレーレンズを介して照射する第2の照
明手段と、第1の照明手段と第2の照明手段との照明に
よるパターンからの反射光のうち0次回折光を遮光して
検出してパターンの画像信号を得る画像検出手段と、こ
の画像検出手段で得た画像信号に基いて欠陥または異物
を検出する欠陥または異物検出手段と、この異物検出手
段で検出した欠陥または異物に関する情報を表示する表
示手段とを備えて構成した。
【0016】更に、上記目的を達成するために、本発明
では、試料上に形成されたパターンを対物レンズを有す
る検出光学系を介して検査する装置を、パターンを拡散
板と絞りとを通過させた光により対物レンズを介して照
明する照明手段と、この照明手段の照明によるパターン
からの反射光の位相を変える位相フィルタ手段と、この
位相フィルタ手段を通過した反射光のうち正反射光を遮
光して検出することによりパターンの画像信号を得る画
像検出手段と、この画像検出手段で得た画像信号に基い
て欠陥または異物を検出する欠陥または異物検出手段
と、この異物検出手段で検出した欠陥または異物に関す
る情報を表示する表示手段とを備えて構成した。即ち、
本発明は、結像に寄与する光束が異物および欠陥によっ
て回折、散乱してしまうために異物および欠陥による転
写不良を発生することに着目した。
【0017】一般に縮小投影レンズの入射側(物体側)
の開口数(以下N.Aという)は、レチクル上のパター
ンを結像するのに必要十分な分解能を得る値に設計され
ている。そのため、前記パターンの結像に寄与する光束
は、前記縮小投影レンズの入射側の開口を通過するが、
この開口の外側を通過する光束は、パターンの結像に寄
与しない。微細な異物が存在する場合には、この異物に
より散乱回折された光束が縮小投影レンズの入射側N.
A.より外側を通過し、パターンの結像の障害になる。
【0018】この点については、たとえば久保田広著
[波動光学]第387頁乃至第389頁「空間フィルタ
を持つ光学系のレスポンス関数」の記載からさらに理解
することができる。すなわち、前記の文献には、結像光
学系のフーリエ交換面に円板状の空間フィルタを載置す
ることにより、この円板状の空間フィルタの直径により
決められる空間周波数たとえばレンズの内側を半径dエ
の円で覆った場合は、この半径dエ大きさによって決定
される特定の空間周波数を有するパターンのみ解像しな
いと記載されている。したがってこの記載は、パターン
と異物との空間周波数の違い、いいかえれば、パターン
と異物との大きさの違いを利用して異物のみ検出する本
目的に適用することができる。
【0019】本発明は前記の原理を利用して露光装置に
使用される照明系と等価な照明系および縮小投影レンズ
のN.A.よりも大きなN.A.を有する対物レンズを
用い、この対物レンズに入射する光束のうち、縮小投影
レンズの入射側N.A.と同じ領域すなわち回折光を遮
光板で遮光し、これによって異物からの散乱光のみ取り
込むものである。
【0020】したがって、本発明においては、異物およ
び欠陥により散乱、回折して露光装置の縮小投影レンズ
の入射側の開口の外側で対物レンズの開口内を通過する
光束のみを選択して検出することができるので、実害に
なる異物のみをパターンから区別して検出することがで
きる。
【0021】また、異物の結像分解能を落とすことによ
り、パターンユーナーからの散乱光の情報が、検出器1
画素の全体にひろがるので、アライメートずれの影響が
小さくなり、異物を安定して検出できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を、図1乃
至図4を用いて説明する。
【0023】図1に示すように、本発明による欠陥又は
異物検査装置は、試料台部1と、透過照明部2および1
02と、落射照明部3および103と、検出部4および
104と、信号処理部5とから構成されている。
【0024】前記試料台部1は、ぺリクル7を有するレ
チクル6を固定手段8により固定しZ方向に走査するZ
ステージ9と、このZステージ9を介して前記レチクル
6をX方向に走査するXステージ10と、このXステー
ジ10およびZステージ9を介してレチクル6をY方向
に走査するYステージ11と、前記各ステージ9、1
0、11を駆動させるステージ駆動系12と、前記レチ
クル6のZ方向位置を検出する焦点位置検出系13と、
この焦点位置検出系13からの指令により前記ステージ
駆動系12を駆動させる処理系14とを有し、前記レチ
クル6を検査中常に必要最小限の制度で焦点合せ可能に
構成されている。
【0025】前記Xステージ10は、約0.1秒の等加
速時間と、0.1秒の等速運動と、0.1秒の等減速時間
を1/2周期で最高速度約1mm/秒、振幅200mmの周
期運動をするように形成されている。
【0026】前記Yステージ11は、前記Xステージ1
0の等加速時間と等減速時間に同期して0.15mmづつ
ステップ状に前記レチクル6をY方向に移送するように
形成され、1回の検査時間中に670回移送すると約1
30秒で100mm移送することが可能であるから、10
0mm四方の領域を約130秒で走査することができる。
【0027】なお、本実施例ではX,Yステージ10、
11を実施しているが、これに限定されるものでなく、
たとえば回転方向とX方向とを走査するXΘステージを
用いることも可能であり、かつ走査速度も前記は一例を
示したものであって必要に応じて任意に設定すればよい
ことは云うまでもないところである。
【0028】また、前記焦点位置検出系13はエアーマ
イクロメータを用いるものでも、レーザ干渉法で位置を
検出するものでも、あるいは縞パターンを投影し、その
コントラストを検出するものでもよい。
【0029】前記透過照明部2および102は、同一の
構成要素からなるので、透過照明部2について説明す
る。
【0030】透過照明部は水銀ランプ21より射出し
た光束から色分解フィルタ22により露光装置(図示せ
ず)で使用されるg線(波長436mm)あるいは1線
(波長365mm)を選択し、集光レンズ23により拡散
板24上に集光したとき、この拡散板24により拡散さ
れた光を円形の絞り25により限定された部分より射出
し、コリメータレンズ26に入って前記レチクル6に照
射するように形成されている。
【0031】なお前記絞り25は前記コリメータレンズ
26の略焦点位置に設置され、前記コリメータレンズ2
6および前記検出部の対物レンズ41上方の鎖線にて
示す焦点位置46に結像されるように形成されている。
【0032】また、本発明の前記目的を達成するために
は、照明光の波長を露光装置に使用される照明光の波長
と同一にするのみでなく、前記レチクルb上の1点15
に入射する光束の角度Θを同一にする必要がある。ここ
ではsinΘを「空間コヒーレンス度」と定義する。
【0033】さらに前記露光装置の照明では、前記レチ
クル1上の全範囲を均一に照明する必要があるため、前
記拡散板24の代りにロッド状のレンズを集合した積分
器(以下インデクレータという)と呼ばれる光学素子を
用いている。このインデクレータの機能は基本的には前
記拡散板24と同一であり、本発明が適用する検査範囲
は前記レチクル6の数百ミクロンから1.2mmまでであ
るので、前記拡散板24で十分である。
【0034】また前記レチクル6上に入射する光束の入
射角Θは前記インデクレータの大きさすなわち拡散板2
4の後方に設置した前記絞り25の径によって決定され
るので、前記レチクル1を使用する露光装置に使用され
る照明と同一の空間コヒーレンス度になるように前記絞
り25の開口を設定している。
【0035】さらに露光装置では、前記インデクレータ
の位置を必ずしも前記コリメータレンズ26の焦点位置
に設置していないので、前記絞り14の位置を必ずしも
コリメータレンズ26の焦点位置に設置する必要はな
い。
【0036】しかしながら、前記レチクル6上の光の照
射範囲内任意の位置で光束の入射角度Θを一定にするた
めには、前記絞り25が前記コリメータレンズ26の焦
点位置に設置する方が望ましい。これは測定範囲内の光
束の照明条件を同一にして異物の検出条件を同一にする
ことができる効果がある。
【0037】前記落射照明部3および103は、同じ構
成要素からなるので、落射照明部3について説明する。
【0038】落射照明部は、水銀ランプ31から射出
し色分解フィルタ32と、集光レンズ33と拡散板34
と絞り35とを通過した光をリレーレンズ36を通過
し、前記検出部のハーフミラー42と対物レンズ41
とを介して前記レチクル6に照射するように形成されて
いる。
【0039】なお、前記対物レンズ41は前記透過照明
のコリメータレンズ26と同一機能を有している。
【0040】また前記リレーレンズ36は、前記対物レ
ンズ41の上方の焦点位置46にみかけ上の絞りを作成
するために設置されている。具体的には、前記絞り35
の実像を前記焦点位置46に結像してる。
【0041】さらに前記落射照明部3においても、前記
透過照明部2と同様に照明光の波長を露光装置に使用
される照明光の波長と同一になるようにすると共に
記レチクル6上の任意の1点15に入射する光束の角度
Θを露光装置に使用される照明光が前記レチクル6上
の任意の1点15に入射する光束の角度と同一になるよ
うに前記絞り35の開口を決定している。
【0042】また前記落射照明部は前記レチクル6上
のクロムパターン上の異物を検出するために設置されて
いるので、前記クロムパターン上の異物を検出する必要
がない場合には不要である。
【0043】さらに前記落射照明部を前記透過照明部
と同時に使用する場合には、パターンのエッジからの
信号が大きくなるという問題を有するので、これが問題
になるときには別々に使用する必要がある。
【0044】前記照射光の波長は必ずしもg線およびi
線にする必要はなく、g線およびi線を含んだ他の広帯
域の光であってもよい。その理由は、異物とパターンと
では、全ての波長の光で回折状況が異なるため、広帯域
の光であっても異物をパターンと区別して検出できるか
らである。
【0045】前記検出部4および104は、同じ要素か
ら構成されるので、検出部4について説明する。
【0046】前記検出部は対物レンズ41と、ハーフ
ミラー42とフィールドレンズ43と遮光板44と結像
レンズ45とを有し、前記レチクル6上の検査点15を
前記対物レンズ41および結像レンズ45により検出器
51に結像するように形成されている。
【0047】また前記検出部には、前記対物レンズ4
1の結像位置付近に視域レンズ(以下フィールドレンズ
という)43を有する。このフィールドレンズ43は前
記対物レンズ41の上側の焦点位置46を前記円形状の
遮光板44上に結像する。すなわち、前記透過照明部
の絞り25は前記コリメータレンズ26および対物レン
ズ41を通過し、前記レチクル6上で反射して再び前記
対物レンズ41を通り前記フィールドレンズ46を通っ
て前記遮光板44上に結像する。このとき、前記遮光板
44の位置は、光源の位置すなわち絞り25の位置につ
いて前記レチクル6の位置のフーリエ変換の位置になっ
ている。
【0048】ここで、一般に露光装置の縮小投影レンズ
の前記レチクル6個のN.A.は露光装置の照明系の空
間コヒーレンス度よりも(前記透過照明部のもつ空間
コヒーレンス度と同等)よりも1割乃至4割程度で大き
く設定され、その多くは約1割程度である。
【0049】また前記対物レンズ41は前記縮小投影レ
ンズの入射側開口の外側を通る光束を開口内に通過させ
る必要があるため、そのN.A.を前記縮小投影レンズの
N.A.よりも大きくし、前記縮小投影レンズのN.
A.内に入射する光束を断光するため、前記遮光板44
を設けている。
【0050】したがって、本発明の目的を達成するため
には、前記遮光板44の直径dmはつぎの(数1)によ
り算式するのが望ましい。すなわち、
【0051】
【数1】
【0052】が望ましい。ここではdSは絞り25の直
径、αは絞り25と遮光板44の結像系の倍率、N.
A.は縮小投影レンズのリチクル6側の値sinΘSは露光
装置の空間コヒーレンス度である。
【0053】この場合Θ=ΘSとすると異物の検出条件
を同一にすることができることは既に述べたとおりであ
る。またδは余裕分で数%でよいことは実験により確認
している。
【0054】なお、前記レチクル6上のすべての検査領
域を同時に検査した場合には、前記対物レンズ41の形
状が大形化し、実際上製作困難になる。そこで本発明
は、前記レチクル6上の検査領域を限定し、レチクル6
を前記試料台部により走査して全ての検査領域を検査
可能にしているので、通常使用されている縮小投影レン
ズよりもN.A.の大きい対物レンズ41を使用するこ
とができる。
【0055】また、前記遮光板44は、実害になる異物
に限らず異物を検出するためには、必ずしも露光装置に
使用される縮小投影レンズの入射側のN.A.に合せる
必要はなく、前記透過照明部および落射照明部の空
間コヒーレンス度に合せれば良い。すなわち、前記透過
照明部および前記落射照明部3からの照明光の0次回
折光を遮光すれば良く、またこの大きさよりも大きくて
良い。具体的には前記(数1)における
【0056】
【数2】
【0057】とおき、δを数%より大きな任意の値にす
れば良い。
【0058】さらに、前記照明光の空間コヒーレンス度
は必ずしも露光装置のコヒーレンス度に合せる必要がな
く、前記遮光板44により0次回折光を遮光できるよう
にすなわち、前記(数1)を満足する範囲内で前記絞り
25,35と前記遮光板44の大きさを決定すればよ
い。
【0059】また前記落射照明部を設置しない場合に
は、前記ハーフミラ42、フィールドレンズ43および
結像レンズ45も省略し、遮光板44を焦点位置46に
かつ検出器51をフィールドレンズ43が設置されてい
た位置にそれぞれ設置しても本発明の効果を得ることが
可能である。この場合、極めて簡単な構成の光学系を得
ることができる。
【0060】前記信号処理部は比較回路70と2値化
処理回路52と、マイクロコンピュータ53と表示手段
54とを有している。
【0061】前記検出器51はたとえば電荷移動形の一
次元固体撮像素子などにて形成され、Xステージ10を
走査しながら該検出器51にて信号を検出する。すなわ
ち、もし、レチクル6上に異物が存在している場合に
は、レベルおよび光強度が大きくなるので該検出器51
の出力は大きくなるように形成されている。
【0062】なお、前記検出器51は、前記のように一
次元団体撮像素子に限定されるものでなく、2次元のも
のあるいは単素子のものでも使用可能である。
【0063】前記比較回路70は、前記検出器51およ
び151からの信号をとりこみ、2つの信号の差を出力
するものである。
【0064】前記2値化処理回路52は2値化のしきい
値をあらかじめ設定して異物の有無を判定するように形
成されている。
【0065】前記マイクロコンピュータ53はあらかじ
め評価関数すなわち、異物により転写不良という実害に
なるか否かは、この異物による散乱光の強度とは異物の
大きさとの関数であるので、実害になる異物の関数をあ
らかじめ評価し、この評価関数により実害となる異物の
存在の有無を判定し、その結果を前記表示手段54に出
力するように形成されている。
【0066】本発明によるパターン欠陥または異物検査
装置は、前記のように構成されている。
【0067】次に検査方法及び3の動作について、図2
乃至図6に基いて説明する。
【0068】検査対象となるレチクル6の平面図を図2
(a)に示し、直線80での断面図を図6(a)に示
す。
【0069】同様に、検査標準とするレチクルの平面図
を図5(b)に示し、その断面図を図6(b)に示す。
【0070】図5に示すように、レチクル6および10
6上に、異物81および82、パターン欠陥83、正常
パターンのエッジ部84,184、正常パターンのコー
ナー部85,185、微細な正常パターン85,185
が存在する場合を例にとって、本発明の動作について説
明する。
【0071】異物82は、微小であるため、正常パター
ンのエッジ部84に比較して光をより散乱あるいは回折
する。すなわち、遮光板44により遮光される範囲θよ
り外側に散乱する光束88がエッジ部84およびコーナ
ー部86の光束90、91よりも多くなる。異物81お
よびパターン欠陥83についても同様であり、異物81
の周辺部の空間周波数が高いため、遮光板44により遮
光される範囲θより外側に散乱する光束87、がエッジ
部84およびコーナー部86の光束90、92よりも多
くなる。
【0072】透過光による位置80,180での検出信
号を図7(a),(b)に示している。本発明による検
出信号は、上記作用により、異物部コーナー部が強い出
力となり、図8(a),(b)のようになる。
【0073】従って、これらの場合、直線93の位置で
2値化すれば、パターンのエッジ部84とコーナー部8
6に対して、異物81および82を分けて検出すること
ができる。
【0074】ところが、LSIが微細になり、パターン
85のような、微細な正常パターンが用いられる。この
ようなパターンでは、空間周波数が高いため遮光板44
により遮光される範囲θより外側に散乱する光束92
が、異物81,82およびパターン欠陥83と同等以上
になってしまう。
【0075】この結果、直線93の位置で2値化したの
では、パターン92と、異物81,82,欠陥83とを
分けて検出することはできない。
【0076】図6(b)に示した検査標準レチクルの検
出位置180での検出信号を図8(b)に示す。
【0077】検査対象レチクル6の検出信号図8(a)
と検査標準レチクル106の検出信号図8(b)をとり
こみ比較回路70では、この2つの信号の違いの絶対値
を得る。図9に結果を示す。
【0078】図9の場合、しきい値94を設けると、異
物81,82および欠陥83をパターン84,85,8
6と弁別して検出できる。
【0079】ここで、比較回路70の出力は図9のごと
く絶対値で出力したが、必ずしもこの限りではない。図
10に示したごとく、2回路の差として出力しても良
い。図10には、信号図8(a)から信号図8(b)を
差し引いた値を示している。ここで、しきい値95は信
号図8(a)の値が高い場合に、異物あるいは欠陥とし
て検出する。すなわち、信号図8(a)を出力した被検
査対象レチクル6に買物あるいは欠陥が存在することを
示している。一方、しきい値96は、信号図8(b)の
値が高いこと、すなわち、標準レチクル106に異物あ
るいは欠陥が存在することを示す。
【0080】次に動作について説明する。
【0081】被検査対象レチクル6および同一のパター
ンを描画した標準レチクル106をそれぞれ検査ステー
ジ9上の固定治具、8および108で固定する。
【0082】2つのレチクル6および106は、合せマ
ーク検出手段71および171により合せマークを検出
する。この信号に基づいて、XYθ微調機構9,10,
11が移動し、2つのレチクル6および106の検査対
象位置が、検出器45および145の相対応する位置に
結像するように調整する。
【0083】次に、Xステージ9およびYステージ10
を、前述のように走査する。この時、レチクル6および
106は同時に移動する。走査中は、自動焦点機構13
および113により2つのレチクルの焦点を独立に合わ
せる。
【0084】この時、2つのレチクルの位置合せには、
必ず誤差δが生じる。
【0085】この誤差δが生じた場合、検出信号図8
(a)および(b)は、比較回路70により図11のよ
うに重なるため、比較回路70の出力は、図12のよう
になる。この場合、しきい値95によって、異物81,
82,83を、正常パターン84,85,86から弁別
して検出することはできない。
【0086】以下、許容可能な位置合せ誤差δを求めて
見る。回路パターンコーナー部86の本検出光学系によ
る像は図13のようになる。回路パターンコーナー部8
6の全出力信号をTC,回路パターンコーナー部86の
像の直径をDC,同様に異物の全出力信号をTf,直径を
fとする。W×Wの検出画素による回路パターンコー
ナー部86および異物82の検出を考える。
【0087】合せずれδによるコーナー部の検出信号の
変化ΔICは以下の(数3)となる。検出波形を図13の
ごとく直径DC,高さhの円すい形に近似し、変化が極
大値をとっている。
【0088】
【数3】
【0089】また、異物の像が、図14に示すように隣
接する検出画素にまたがって結像される場合、異物の検
出信号Ifは(数4)に示すように最小になる。
【0090】
【数4】
【0091】(数3),(数4)より、比較回路70に
よって異物82を検出するために許容される合せ誤差δ
は以下の(数5)を満たす必要がある。
【0092】
【数5】
【0093】(数5)より、パターン出力信号の直径D
Cを大きくすると許容誤差δを大きくできる。一方で、
異物の全出力信号TCを検出器の1画素に効率良くとり
こむためには、以下の式を満たす必要がある。
【0094】
【数6】
【0095】従って、DC〜Wとするのが最も効率が良
い。
【0096】一方、
【0097】
【数7】
【0098】程度の異物まで検出するには(数5),
(数7)より
【0099】
【数8】
【0100】ここで、δ<0.2μmとするにはDC
7.6μmとなる。
【0101】すなわち7.6μmに像の分解能を落とせ
ば良い。
【0102】次に、結像分解能をいかに落とすか説明す
る。結像の分解能は対物レンズの開口数により設定され
る。したがって、開口数を小さくすれば良い。ところ
が、開口数を小さくすると、検出信号レベルも下がって
しまう。そこで、開口数を小さくせずに分解能を下げる
ため図15および図16に示すような形状の位相フィル
タ72を図1像のフーリエ変換の位置に設置する。
【0103】位相フィルタ72は、図15に示すように
輪帯状の部分に分け、各部分の位相をπずつ変えてい
る。また図16には直線状に分けたものを示している。
この場合の各部分の幅lを以下の式に示される値程度に
する事により、像を概ね目的のDfまで広げることがで
きる。
【0104】
【数9】
【0105】ここで、N.A.は対物レンズの開口数、
Lはフーリエ変換面の大きさである。
【0106】本発明は、検出系4のみ、すなわち比較せ
ずに2値化するだけでも、特定の大きさ以上の異物を検
出できる。以下、この原理および動作を説明する。
【0107】図2に示すように、ガラス基板16上にパ
ターン17と、2個の異物18a,18bと欠陥19と
が存在する場合について述べると、一方の小さい異物1
8aは微小であるため、パターン17のエッジ17aに
比較して光をより散乱あるいは回折する。すなわち遮光
板44により遮光される範囲Θより外側に散乱する光束
56がパターン17のエッジ17a光束55よりも多く
なる。
【0108】また他方の大きい異物18bあるいはパタ
ーン17の欠陥19もその周辺部の空間周波数が高いた
め、遮光板44により遮光される範囲Θより外側に散乱
する光束57,58がパターン17aのエッジ17aの
光束55よりも多くなる。
【0109】したがって、検出器51の出力は図3に示
すように前記各光束55,56,57,58による出力
ピーク59,60,61,62を発生する。
【0110】一方、2値化処理化回路52で図3に示す
ようにしきい値63を設定すると、このしきい値63以
上の出力として前記3個の出力ピーク60,61,62
が突出するので、これにより2個の異物18a,18b
およびパターン17の欠陥19のみを検出することがで
きる。
【0111】このときのX,Yステージ10,11の座
標と、前記出力ピーク60,61,62が突出するの
で、これにより2個の異物18a,18bおよびパター
ン17の欠陥19のみを検出することができる。
【0112】このときのX,Yステージ10,11の座
標と、前記出力ピーク60、61のレベルを前記マイク
ロコンピュータ53が管理するメモリに記憶するととも
に、この記憶内容を処理して前記CRT54に出力す
る。
【0113】
【発明の効果】本発明によれば、露光装置の照明と光学
的に等価な照明を使用し、異物および欠陥により散乱、
回折し、露光装置の縮小投影レンズに入射しなくなった
光を選択的に検出できるので、パターンから検出信号を
消去して実害となる欠陥や異物からの検出信号を顕在化
して欠陥や異物を検出することができる。
【0114】またレチクル上の検査領域を限定し、レチ
クルを走査して全ての検査領域を検査可能にしたので、
通常使用されている縮小投影レンズよりもN.A.の大
きい対物レンズを使用することができる。
【0115】さらに照明系の構成を簡単にすることがで
きるとともに検出系の構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】検査するレチクルを示す断面図である。
【図3】図1に示す検出器51の出力信号を示す図であ
る。
【図4】図3に示す信号を2値化回路で2値化した2値
化信号波形を示す図である。
【図5】異物、欠陥が存在する被検査レチクルと標準レ
チクルとを示す平面図である。
【図6】図5の断面を示す図である。
【図7】従来技術による検出信号を示した図である。
【図8】図1に示す被検査レチクル側及び標準レチクル
側の検出器51の出力信号波形を示す図である。
【図9】図1に示す被検査レチクル側及び標準レチクル
側の検出器51の出力信号波形を示す図である。
【図10】図1に示す被検査レチクル側及び標準レチク
ル側の検出器51の出力信号波形を示す図である。
【図11】図1に示す被検査レチクル側及び標準レチク
ル側の検出器51の出力信号波形を示す図である。
【図12】図1に示す被検査レチクル側及び標準レチク
ル側の検出器51の出力信号波形を示す図である。
【図13】本発明に係る回路パターンコーナー部及び異
物から検出される検出信号の模式図である。
【図14】検出器上に結像された異物の模式図である。
【図15】各々図1に示す位相フィルタ72の構成例を
示す平面図である。
【図16】各々図1に示す位相フィルタ72の構成例を
示す平面図である。
【符号の説明】 …試料台部、…透過照明部、…落射照明部、
検出部、…検出処理部、6…レチクル、7…ぺリク
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 光義 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 秋山 伸幸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 中田 俊彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所生産技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−65428(JP,A) 特開 昭51−30354(JP,A) 特開 昭60−244029(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料上に形成されたパターンを検出光学系
    を介して検査する方法であって、拡散板を通過し、前記
    試料に入射する光束の角度が前記試料上のパターンの露
    光に用いる露光装置の照明光の前記試料に入射する光束
    の角度と同一になるように設定された開口絞りを通過し
    た光により前記検出光学系の対物レンズを介して前記試
    料を照明し、該照明による前記パターンからの反射光を
    位相フィルタを通過させた後に正反射光を遮光して検出
    し画像信号を得、該画像信号を予め記憶した基準となる
    信号と比較することにより欠陥または異物を検出し、該
    検出した欠陥または異物に関する情報を画面上に表示す
    ることを特徴とする欠陥または異物の検査方法。
  2. 【請求項2】 試料上に形成されたパターンを対物レンズ
    を有する検出光学系を介して検査する装置であって、
    散板を通過し、前記試料に入射する光束の角度が前記試
    料上のパターンの露光に用いる露光装置の照明光の前記
    試料に入射する光束の角度と同一になるように設定され
    た開口絞りを通過した光により前記検出光学系の対物レ
    ンズを介して前記試料を照明する照明手段と、該照明手
    段の照明による前記パターンからの反射光の位相を変え
    る位相フィルタ手段と、該位相フィルタ手段を通過した
    前記反射光のうち正反射光を遮光して検出することによ
    り前記パターンの画像信号を得る画像検出手段と、該画
    像検出手段で得た画像信号を予め記憶した基準となる信
    号と比較することにより欠陥または異物を検出する欠陥
    または異物検出手段と、該異物検出手段で検出した前記
    欠陥または異物に関する情報を表示する表示手段とを備
    えたことを特徴とする欠陥または異物の検査装置。
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