JPH0894366A - 地図表示装置 - Google Patents
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- JPH0894366A JPH0894366A JP26604794A JP26604794A JPH0894366A JP H0894366 A JPH0894366 A JP H0894366A JP 26604794 A JP26604794 A JP 26604794A JP 26604794 A JP26604794 A JP 26604794A JP H0894366 A JPH0894366 A JP H0894366A
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Abstract
するに際して、その縮尺変更の要求をしてから実際に縮
尺の変更された地図が表示されるまでのあいだ、現在表
示されている地図データをもとにして疑似的に新たな縮
尺まで徐々に地図を拡大縮小表示するようにして、画面
に表示される縮尺の異なる地図の切り換えをスムーズに
行わせる。 【構成】 画面に表示される地図の拡大縮小が指示され
たとき、現在表示している縮尺の地図データを用いて変
更指示された縮尺の地図を疑似的に作成して表示し、そ
の間、変更指示された縮尺の地図データを表示用メモリ
ーに読み込んで、疑似的に表示されている地図と表示用
メモリーに読み込まれた地図とを切り換える手段をとる
ようにする。
Description
ア、特にコンパクトディスク型リードオンリーメモリー
(CD−ROM)に記憶された種々の縮尺の地図に基い
て地図情報と現在位置を表示装置に重ねて表示すること
により走行車両の走行地点をディスプレー上に示す車載
ナビゲーション用の地図表示装置に関する。
ROMより読み出し、推定現在位置とともに画面上に表
示させる、いわゆるカーナビゲーション装置が知られて
いる(例えば特開平6−147909号公報参照)。
として同一地点であっても複数の縮尺の地図をCD−R
OMに記憶してあり、運転者の操作に応じてその縮尺が
変更可能となっている。
転者が指示した場合に、CD−ROMドライバーが該当
する縮尺の同一地点の地図を検索する時間と、CD−R
OMドライバーからナビゲーション装置の制御回路内の
メモリーに読み込む時間と、このメモリーから表示装置
内に設けられたビデオメモリー(V−RAM)に地図デ
ータを転送する時間にわたって新しい地図が表示される
のを運転者は待たされる。
常に表示画面の上となるように表示地図を回転させる、
いわゆるベディンクアップ機能が作動しているときには
地図データを回転させるための演算が行われているため
に、新たに読み込まれた地図も同じ回転角度となるよう
に演算した結果をV−RAMに転送しなければならな
ず、一層待たされることになる。
複数の地図データを記憶した地図情報記憶手段と、前記
地図の拡大縮小を指示する縮尺指示手段と、その縮尺指
示手段の拡大縮小指示に応答して所定の縮尺の地図を表
示する表示手段とからなる地図表示装置において、前記
縮尺指示手段による拡大縮小指示が変更されたとき、現
在表示している縮尺の地図データを用いて新たに指示さ
れた縮尺の地図を疑似的に作成して表示する疑似地図表
示手段と、前記縮尺指示手段による拡大縮小指示により
新たに指定された縮尺の地図を表示用メモリーに読み込
む地図読み込み手段と、前記疑似地図表示手段で表示さ
れている地図と前記地図読み込み手段によって新たに読
み込まれた表示用メモリー内の地図とを切り換える切換
え手段とを設けることにより、新たに指定された縮尺の
地図が表示できるようになるまでの間、現在表示してい
る地図を疑似的に新たに指示された縮尺まで拡大縮小表
示させることができるものである。
すもので、大きく分けて、表示部210、操作部22
0、CD−ROM装置240および制御装置230とか
らなる。
晶ディスプレーもしくはCRTが用いられ、表示器21
1に表示する地図データを記憶するV−RAM1213
およびV−RAM2214が切換器212を介して接続
されている。
表示用のデータ供給メモリーとして充分な記憶容量をそ
れぞれ持っており、一方が表示中であっても他方のV−
RAMは制御装置から地図データの供給が可能なように
なっている。
小の指示を行う入力スイッチ221が設けられており、
運転者の操作によって拡大縮小の操作があったことが操
作部220内のラッチ回路に記憶されるとともに、選択
された縮尺が操作部220内のレジスターから制御装置
に供給される。
U)231、リードオンリーメモリー(ROM)23
2、主ランダムアクセスメモリー(主RAM)233お
よび入出力インターフェイス(I/O)234とからな
り、I/O234を介して表示部210、操作部220
およびCD−ROM240と接続されている。
ときには、CD−ROM240から指定された地図デー
タを主RAM233に読み込み、記載されていない推定
現在位置をあらわすデータと重ね合せてV−RAMに転
送する。
いるときは車両の移動にともなって新たに表示すべき地
図データを上下左右移動および回転させる演算をCPU
231が行い、主RAM233内のデータを更新するご
とにV−RAMにデータを転送することを行っている。
M1およびC−RAM2の合計の記憶容量を有してお
り、現在表示している地図情報を記憶する領域と新たに
CD−ROM240から読み込む領域とが少なくとも存
在している。
ば25万分の1〜10万分の1までの4つの縮尺)の地
図データが記憶されており、入力スイッチ221によっ
て指示された縮尺が制御装置230に読み込まれ、現在
表示中の地図の座標に一致する新たな地図が読み込まれ
るように構成されている。
目印地点(例えば施設、交差点名)の情報が多く含まれ
ており、各地図の特定地点ごとに全国の特定地点(例え
ば東京駅)を原点とした絶対座標を設定してある。
理するメインルーチンをあらわしており、本ルーチンは
一定時間ごと(例えば5mS)のタイマー割込みによっ
て起動する。
と、まず、ステップS301で操作部220の入力スイ
ッチ221が操作されたか否かを判断するために操作部
220内のラッチ回路の信号をCPU231に取り込
み、この信号が操作があったことを示している場合には
ステップS302に進むとともにラッチ回路をリセット
する。
では、それぞれ読み込み要求フラグと拡大要求フラグが
1にセットされ、ステップS308に進む。
ーチンとなっており、詳細は図4に示されている。
込み要求フラグが1にセットされているかが判断され
る。ここでは、この要求フラグが1にセットされている
ので、ステップS502に進み、操作部220内のレジ
スターに記憶されている運転者が新たに要求している地
図の縮尺をCPU231に読み込む。
図の座標、特に現在表示中の画面中心の絶対座標に対応
する新たな地図をCD−ROM240から読む込む処理
を開始する。
0に対して読み込む地図データのアドレスが伝送され、
これに応答して地図データが制御装置230の主RAM
233に送信されるようになる。
40から主RAM233に対してCPU231を介さず
に直接行われるように構成されているので、他の処理を
並行して実行できる。
対する地図データの読み込み処理(送信要求)が終了す
ると、ステップS504に進み、読み込み要求フラグが
0にリセットされる。
拡大表示サブルーチンが実行される。この拡大表示サブ
ルーチンは現在表示されている地図をもとに新たに運転
者が指示した縮尺の地図が読み込まれる間に、疑似的に
新たな縮尺の地図まで徐々に拡大していく処理を行うも
ので、図5に詳しく示している。
が1か否かが判断される。ここでは、このフラグは1に
セットされているのでステップS402に進み、このフ
ラグをリセットする。
尺に対して、新たに運転者が指示した縮尺が拡大倍率に
換算して何倍であるかを、式(1)を用いて計算する。
404で1回当りの拡大率を求める。この1回当りの拡
大率とは、現在表示中の地図を時間経過とともに徐々に
拡大表示していくために、1回ごとの拡大表示を行うた
めの倍率であって、時間の経過とともに大きくなってい
く数値である。
が、最終的な拡大率は当然式(1)で求めた拡大倍率で
あり、この拡大倍率に到達するのに要する時間はCD−
ROM240から新たな地図が表示可能となるV−RA
M2214に伝送終了となるまでの時間に等しいことが
好ましい。この1回当りの拡大率は、式(2)を用いて
計算する。
大きくなる係数であり、Nは拡大を行う回数(ステップ
S405の値と等しい数)である。
Nが設定され、ステップS407でウインドウ処理が実
行される。
示すように、現在表示中の地図に小して表示画面上で、
新たな縮尺の地図が表示された場合にディスプレー上に
表示される範囲以外の部分をマスクして、実際に表示さ
れる地図の範囲を狭くする処理をいう。このウインドウ
処理に際しては、当然ステップS404で計算した拡大
倍率を用いてマスクすね範囲を設定している。
チ操作によって行った場合の1回目の処理が終了する。
ごとにくり返し発生するので、次の割込みによって図3
の処理が再開される。すると、ステップS301では、
すでに操作部220のラッチ回路がリセットされたので
ステップS304およびステップS305に進む。
全に終了したときに立つ拡大終了フラグが立っているか
否かを判断し、ステップS305では運転者が新たに要
求した縮尺の地図がV−RAMに転送され、直ちに表示
できるような状態になったときに立つ読込みフラグが立
っているか否かを判別する。ここでは、何れのフラグも
立っていない(1にセットされていない)のでステップ
S307に進み、図4のサブルーチンが再び実行され
る。
読み込み要求フラグはすでにリセット(0)されている
ので、ステップS505およびステップS506に進
む。ステップS505では、CD−ROM240から新
たな縮尺の地図が主RAMに全て転送されたか否かが、
またステップS506では主RAMに展開した新たな縮
尺の地図がC−RAM2214に転送されたか否かが判
断される。
していないので、ステップS309(図5)に進む。何
回かのタイマー割込処理の後にCD−ROMデータの読
み込みが完了すると、ステップS506に進むが、ここ
ではC−RAMへの地図データの転送がまだ行っていな
いので、ステップS507に進む。
から送られてきた地図データをもとに、現在表示してい
る中異座標が新たな縮尺の地図の中心座標と一致し、か
つヘディングアップ機能実行中にあっては現在表示中の
地図の方位と新たな地図の方位とが一致するように演算
処理が行われる。
定期間の処理が実行されると強制的にこのサブルーチン
は終了し、ステップS309(図4)のサブルーチンに
移る。何回かステップS507が実行されることによ
り、中心座標合せと方位合せの処理が終ると、V−RA
M2214へのデータ転送が実行されるようになる。
RAMへの地図データの転送が完了すると、ステップS
506からステップS508に処理が移り、読み込み終
了フラグが1にセットされる。
ステップS407が判断される。ステップS407では
当初はカウンタが0にはなっていないので、ステップS
408に進む。ステップS408では、現在表示されて
いる地図に対応する主RAM中の地図情報に対して拡大
処理を行う。拡大処理が行われる主RAMの地図情報は
ステップS406でウインドウ処理が施された表示画面
に対してであり、その表示画面の地図データに対して式
(2)で求められた拡大率を用いて画面中心から放射状
に拡大していく処理が行われる。この拡大処理が行われ
たあと、式(2)の拡大率のnは1増大して2になり、
次の拡大処理の時の拡大率として用いられることにな
る。第6図(b)はこの拡大処理の過程の地図表示例を
示している。
09に進み、拡大処理された主RAM中の地図データは
V−RAM1213に転送され、表示器に表示されるよ
うになる。次いで、ステップS410に進み、カウンタ
Nがデクリメントされ1回目の拡大処理が終了する。続
いて第3図の割り込み処理が繰り返し実行されると、ス
テッフS409〜ステップS410が繰り返して実行さ
れ第4図で述べた、新たな縮尺の地図データがV−RA
M2214に転送終了する頃にステップS407のカウ
ンタも0となる。処理がステップS411へと進むと、
疑似拡大地図による表示処理が終わったことを示す拡大
終了フラグが1にセットされる。
読み込み処理がほぼ同時に終了すると、ステップS30
4とステップS305のフラグがともにセットされるこ
ととなり、処理はステップS306へと進む。ここでは
まだV−RAMの切り換え処理が終了していないのでス
テップS307に進み、疑似的に拡大処理された地図が
表示されているV−RAM1213から新たな縮尺の地
図データが転送されたV−RAM2214に切り換えら
れ、ここで地図表示は運転者の要求した縮尺の正規の地
図に切り換えられることとなる。第6図(C)は拡大処
理が完了した後に新たな縮尺の地図に切り換えられたと
きの表示画面を示している。この状態で、類似的に拡大
されたときには存在しない情報(例えば地名、施設名、
交差点名)が地図上に表れることになる。
在表示されている地図にウインドウ処理を行い疑似的に
拡大表示する例を示したが、縮小表示する場合には現在
表示されている地図に対して疑似的にに縮小処理を行い
本来画面に表示されていなかった部分に対してマスクを
かけるウインドウ処理を行いながら新たなCD−ROM
地図の読み込みを行い切り換えると良い。また、主RA
M上に現在表示している領域の周辺の領域地図まで予め
読み込まれている場合には疑似的な縮小表示を行う際に
マスクをする必要はない。また、縮尺を変更する指示手
段として本実施例では操作部に設けた入力スイッチとし
たが、これに限らず例えばもっとも小さな縮尺の地図を
持つ領域から車輛が逸脱した時に縮尺を1段大きくする
縮尺自動切換の際にも用いることが出来る。
の表示を要求してから実際にその地図が表示されるまで
の時間は、現在表示されている地図データを元にして疑
似的に新たな縮尺まで徐々に地図を拡大縮小表示してい
るので、運転者は自らの要求に対して処理が実行されつ
つあることを逐次把握でき、商品性の高い、地図表示装
置を提供できるものである。
ロック図である。
す図である。
態の変化を示す図である。
ア、特にコンパクトディスク型リードオンリーメモリー
(CD−ROM)に記憶された種々の縮尺の地図に基い
て地図情報と現在位置を表示装置に重ねて表示すること
により走行車両の走行地点をディスプレー上に示す車載
ナビゲーション用の地図表示装置に関する。
ROMより読み出し、推定現在位置とともに画面上に表
示させる、いわゆるカーナビゲーション装置が知られて
いる(例えば特開平6−147909号公報参照)。
として同一地点であっても複数の縮尺の地図をCD−R
OMに記憶してあり、運転者の操作に応じてその縮尺が
変更可能となっている。
転者が指示した場合に、CD−ROMドライバーが該当
する縮尺の同一地点の地図を検索する時間と、CD−R
OMドライバーからナビゲーション装置の制御回路内の
メモリーに読み込む時間と、このメモリーから表示装置
内に設けられたビデオメモリー(V−RAM)に地図デ
ータを転送する時間にわたって新しい地図が表示される
のを運転者は待たされる。
常に表示画面の上となるように表示地図を回転させるい
わゆるヘディングアップ機能が有り、この機能が作動し
ているときには地図データを回転させるための演算が行
われているために、新たに読み込まれた地図も同じ回転
角度となるように演算した結果をV−RAMに転送しな
ければならなず、一層待たされることになる。
複数の地図データを記憶した地図情報記憶手段と、前記
地図の拡大縮小を指示する縮尺指示手段と、その縮尺指
示手段の拡大縮小指示に応答して所定の縮尺の地図を表
示する表示手段とからなる地図表示装置において、前記
縮尺指示手段による拡大縮小指示が変更されたとき、現
在表示している縮尺の地図データを用いて新たに指示さ
れた縮尺の地図を疑似的に作成して表示する疑似地図表
示手段と、前記縮尺指示手段による拡大縮小指示により
新たに指定された縮尺の地図を表示用メモリーに読み込
む地図読み込み手段と、前記疑似地図表示手段で表示さ
れている地図と前記地図読み込み手段によって新たに読
み込まれた表示用メモリー内の地図とを切り換える切換
え手段とを設けることにより、新たに指定された縮尺の
地図が表示できるようになるまでの間、現在表示してい
る地図を疑似的に新たに指示された縮尺まで拡大縮小表
示させることができるものである。
すもので、大きく分けて、表示部210、操作部22
0、CD−ROM装置240および制御装置230とか
らなる。
晶ディスプレーもしくはCRTが用いられ、表示器21
1に表示する地図データを記憶するV−RAM1213
およびV−RAM2214が切換器212を介して接続
されている。
表示用のデータ供給メモリーとして充分な記憶容量をそ
れぞれ持っており、一方が表示中であっても他方のV−
RAMは制御装置から地図データの供給が可能なように
なっている。
小の指示を行う入力スイッチ221が設けられており、
運転者の操作によって拡大縮小の操作があったことが操
作部220内のラッチ回路に記憶されるとともに、選択
された縮尺が操作部220内のレジスターに記憶され、
このレジスターから制御装置に供給される。
U)231、リードオンリーメモリー(ROM)23
2、主ランダムアクセスメモリー(主RAM)233お
よび入出力インターフェイス(I/O)234とからな
り、I/O234を介して表示部210、操作部220
およびCD−ROM240と接続されている。
ときには、CD−ROM240から指定された地図デー
タが主RAM233に読み込まれ、本実施例には記載さ
れていない推定現在位置をあらわすデータと重ね合せて
V−RAMに転送する。
いるときは車両の移動にともなって新たに表示すべき地
図データを上下左右移動および回転させる演算をCPU
231が行い、主RAM233内のデータを更新するご
とにV−RAMにデータを転送することを行っている。
M1およびC−RAM2の合計の記憶容量を有してお
り、現在表示している地図情報を記憶する領域と新たに
CD−ROM240から読み込む領域とが少なくとも存
在している。
ば25万分の1〜10万分の1までの4つの縮尺)の地
図データが記憶されており、入力スイッチ221によっ
て指示された縮尺が制御装置230に読み込まれ、現在
表示中の地図の座標に一致する新たな地図が読み込まれ
るように構成されている。
目印地点(例えば施設、交差点名)の情報が多く含まれ
ており、各地図の特定地点ごとに全国の特定地点(例え
ば東京駅)を原点とした絶対座標を設定してある。
理するメインルーチンをあらわしており、本ルーチンは
一定時間ごと(例えば5mS)のタイマー割込みによっ
て起動する。
と、まず、ステップS301で操作部220の入力スイ
ッチ221が操作されたか否かを判断するために操作部
220内のラッチ回路の信号をCPU231に取り込
む。この信号が操作があったことを示している場合に
は、ステップS302に進むとともにラッチ回路をリセ
ットする。
では、それぞれ読み込み要求フラグと拡大要求フラグが
1にセットされ、ステップS308に進む。
ーチンとなっており、詳細は図3に示されている。
込み要求フラグが1にセットされているかが判断され
る。ここでは、この要求フラグが1にセットされている
ので、ステップS502に進み、操作部220内のレジ
スターに記憶されている新たな地図の縮尺をCPU23
1に読み込む。
図の座標、特に現在表示中の画面中心の絶対座標に対応
する新たな地図をCD−ROM240から読む込む処理
を開始する。
0に対して読み込む地図データのアドレスが伝送され、
これに応答して地図データが制御装置230の主RAM
233に送信されるようになる。
40から主RAM233に対してCPU231を介さず
に直接行われるように構成されているので、他の処理を
並行して実行できる。
対する地図データの読み込み処理(送信要求)が終了す
ると、ステップS504に進み、読み込み要求フラグが
0にリセットされる。
拡大表示サブルーチンが実行される。この拡大表示サブ
ルーチンは新たな縮尺の地図が読み込まれて表示されう
る状態になるまでの間に、現在表示されている地図をも
とに新たに運転者が指示した縮尺の地図が読み込まれる
間に、疑似的に新たな縮尺の地図まで徐々に拡大してい
く処理を行うもので、図4に詳しく示している。
が1か否かが判断される。ここでは、このフラグは1に
セットされているのでステップS402に進み、このフ
ラグをリセットする。
尺に対して、新たに運転者が指示した縮尺が拡大倍率に
換算して何倍であるかを、次式(1)を用いて計算す
る。
404で1回当りの拡大率を求める。この1回当りの拡
大率とは、現在表示中の地図を時間経過とともに徐々に
拡大表示していくために、1回ごとの拡大表示を行うた
めの倍率であって、時間の経過とともに大きくなってい
く数値である。
が、最終的な拡大率は当然式(1)で求めた拡大倍率で
あり、この拡大倍率に到達するのに要する時間はCD−
ROM240から新たな地図が表示可能となるV−RA
M2214に伝送終了となるまでの時間に等しいことが
好ましい。この1回当りの拡大率は、次式(2)を用い
て計算する。
大きくなる係数であり、Nは拡大を行う回数(ステップ
S405の値と等しい数)である。
Nに設定され、ステップS407でウインドウ処理が実
行される。このウインドウ処理とは、図5の(a)に示
すように、現在表示中の地図に対して表示画面上で、新
たな縮尺の地図が表示された場合にディスプレー上に表
示される範囲以外の部分をマスクして、実際に表示され
る地図の範囲を狭くする処理をいう。
ップS404で計算した拡大倍率を用いてマスクする範
囲を設定している。
チ操作によって行った場合の1回目の処理が終了する。
間ごとにくり返し発生するので、次の割込みによって図
2の処理が再開される。すると、ステップS301で
は、すでに操作部220のラッチ回路がリセットされた
ので、ステップS304およびステップS305に進
む。
全に終了したときに立つ拡大終了フラグが立っているか
否かを判別し、ステップS305では運転者が新たに要
求した縮尺の地図がV−RAMに転送され、直ちに表示
できるような状態になったときに立つ読み込み終了フラ
グが立っているか否かを判別する。
(1にセットされていない)のでステップS307に進
み、図3のサブルーチンが再び実行される。
読み込み要求フラグはすでにリセット(0)されている
ので、ステップS505およびステップS506に進
む。
から新たな縮尺の地図が主RAMに全て転送されたか否
かが、またステップS506では主RAMに展開した新
たな縮尺の地図がV−RAM2214に転送されたか否
かが判断される。
していないので、ステップS309(図4)に進む。何
回かのタイマー割込み処理の後にCD−ROMデータの
読み込みが完了するとステップS506に進むが、ここ
ではV−RAMへの地図データの転送はまだ行っていな
いので、ステップS507に進む。
0から送られてきた地図データをもとに、現在表示して
いる中心座標が新たな縮尺の地図の中心座標と一致し、
かつヘディングアップ機能実行中にあっては現在表示中
の地図の方位と新たな地図の方位とが一致するように演
算処理が行われる。
所定期間の処理が実行されると強制的にこのサブルーチ
ンは終了し、ステップS309(図4)のサブルーチン
に移る。何回かステップS507が実行されることによ
り、中心座標合せと方位合せの処理が終わると、V−R
AM2214へのデータ転送が実行されるようになる。
RAMへの地図データの転送が完了すると、ステップS
506からステップS508に処理が移り、読み込み終
了フラグが1にセットされる。
にステップS407が判断される。ステップS407で
は、当初はカウンタが0にはなっていないので、ステッ
プS408に進む。ステップS408では、現在表示さ
れている地図に対応する主RAM中の地図情報に対して
拡大処理を行う。
ステップS406でウインドウ処理が施された表示画面
に対してであり、その表示画面の地図データに対して式
(2)で求められた拡大率を用いて画面中心から放射状
に拡大していく処理が行われる。
拡大率のnは1増大して2になり、次の拡大処理のとき
の拡大率として用いられることになる。図5(b)はこ
の拡大処理の過程の地図表示例を示している。
09に進み、拡大処理された主RAM中の地図データは
V−RAM1213に転送され、表示器に表示されるよ
うになる。次いで、ステップS410に進み、カウンタ
Nがデクリメントされ、1回目の拡大処理が終了する。
されると、ステップS409〜ステップS410がくり
返して実行され、図3で述べた新たな縮尺の地図データ
がV−RAM2214に転送終了する頃にステップS4
07のカウンタも0となる。処理がステップS411へ
と進むと、疑似拡大地図による表示処理が終わったこと
を示す拡大終了フラグが1にセットされる。
タ読み込み処理がほぼ同時に終了すると、ステップS3
04とステップS305のフラグがともにセットされた
こととなり、処理はステップS306へと進む。
終了していないのでステップS307に進み、疑似的に
拡大処理された地図が表示されているV−RAM121
3から新たな縮尺の地図データが転送されたV−RAM
2214に切り換えられ、ここで地図表示は運転者の要
求した縮尺の正規の地図に切り換えられることになる。
たな縮尺の地図に切り換えられたときの表示画面を示し
ている。この状態で、疑似的に拡大されたときには存在
しない情報(例えば地名、施設名、交差点名)が地図上
にあらわれることになる。
在表示されている地図にウインドウ処理を行い、疑似的
に拡大表示する例を示したが、縮小表示する場合には現
在表示されている地図に対して疑似的に縮小処理を行
い、本来画面に表示されていなかった部分に対してマス
クをかけるウインドウ処理を行いながら、新たなCD−
ROM地図の読み込みを行い、切り換えると良い。
の周辺の領域地図まで予め読み込まれている場合には、
疑似的な縮小表示を行う際にマスクする必要はない。
実施例では操作部に設けた入力スイッチとしたが、これ
に限らず、例えばもっとも小さな縮尺の地図をもつ領域
から車両が逸脱したときに縮尺を1段階大きくする縮尺
自動切換えの際にも用いることができる。
の表示要求してから実際にその地図が表示されるまでの
時間は、現在表示されている地図データをもとにして疑
似的に新たな縮尺まで徐々に地図を拡大縮小表示してい
るので、運転者は自らの要求に対して処理が実行されつ
つあることを逐次把握でき、商品性の高い地図表示装置
を提供できるものである。
ロック図である。
す図である。
態の変化を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 縮尺の異なる複数の地図データを記憶し
た地図情報記憶手段と、前記地図の拡大縮小を指示する
縮尺指示手段と、その縮尺指示手段の拡大縮小指示に応
答して所定の縮尺の地図を表示する表示手段とからなる
地図表示装置において、前記縮尺指示手段による拡大縮
小指示が変更されたとき、現在表示している縮尺の地図
データを用いて新たに指示された縮尺の地図を疑似的に
作成して表示する疑似地図表示手段と、前記縮尺指示手
段による拡大縮小指示により新たに指定された縮尺の地
図を表示用メモリーに読み込む地図読み込み手段と、前
記疑似地図表示手段で表示されている地図と前記地図読
み込み手段によって新たに読み込まれた表示用メモリー
内の地図とを切り換える切換え手段とを備えたことを特
徴とする地図表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26604794A JP3577607B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 地図表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26604794A JP3577607B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 地図表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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