JP2008216990A - 表示装置 - Google Patents

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JP2008216990A
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Minoru Sato
実 佐藤
Junichi Sawada
純一 澤田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】地図などの画像の拡大や縮小などの機能を、使用者の意思通りに柔軟にかつ容易に操作することのできる表示装置を提供すること。
【解決手段】画像を表示する画面9bと、画面9b上の物体の移動を検出して操作を行う操作手段と、物体の移動による操作に応じて、操作前の画像よりも拡大又は縮小された画像を画面9bに表示させる表示制御手段とを装備する。
【選択図】図1

Description

本発明は表示装置に関し、より詳細には、特にナビゲーションシステムなどに採用され
、地図などの画像の縮尺変更操作などの操作性の向上が図られた表示装置に関する。
ナビゲーションシステムには、通常、表示画面上に地図を表示し、その地図上に使用者
により入力された目的地、該目的地までの誘導ルート、自車の現在位置に対応する自車位
置マーク、及びそれまでの自車の走行軌跡等を重ねて表示する機能が装備されており、使
用者は、この表示画面を逐次参照することで、進路情報を得ることができ、その進路情報
に従うことで目的地に到達することができるようになっている。また、地図の表示につい
ては、縮尺を変更する機能が装備されており、自由に地図を拡大したり、縮小したりする
ことができるようにもなっている。
このように、ナビゲーションシステムにおいては、実に優れた機能が実現されている。
しかしながら、いくら優れた機能を実現することができたとしても、操作が煩雑であっ
たり、難しかったりとその操作性が悪ければ、その価値も半減してしまう。
ところで、ナビゲーションシステムの操作は、スイッチ操作やメニュー選択により行う
のが従来からの主流であり、メニュー選択については、ジョイスティックや、ディスプレ
イの表示画面上に重ねて設けられたタッチパネルの操作により行われるようになっている
タッチパネルの操作は、指で表示画面に触れるだけであるので、非常に使い勝手の良い
ヒューマンインターフェースを実現することができるが、従来のままでは、十分とは言え
ず、更なる改良が望まれている。
特に、ナビゲーションシステムに採用される表示画面は、パソコンなどの情報機器に採
用される表示画面と比較しても、あまり大きいものとは言えず、むしろ小さいため、タッ
チパネルの操作だからといっても、その操作性が優れているとは言えなかった。
また、ナビゲーションシステムの操作については、車両走行中に操作することや、また
信号待ちなどの一寸した合間に操作することが考えられるので、各使用者それぞれに適し
た設定となっていることも操作性向上の重要な要素となる。
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、地図などの画像の拡大や縮小などの機
能を、使用者の意思通りに柔軟にかつ容易に操作することのできる表示装置を提供するこ
とを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る表示装置(1)は、画像を表示する画面と、該
画面上の物体の移動を検出して操作を行う操作手段と、前記物体の移動による操作に応じ
て、操作前の画像よりも拡大又は縮小された画像を前記画面に表示させる表示制御手段と
を備えていることを特徴としている。
上記表示装置(1)によれば、前記画面上の物体の移動によって、拡大された画像や縮
小された画像が表示される。例えば、前記画面に触れた指を動かすといった簡単な操作で
、画像を拡大したり縮小することができる。従って、使用者に使い勝手の良い、画像の拡
大や縮小の可能な装置を実現することができる。
また、本発明に係る表示装置(2)は、地図を表示する画面と、該画面上の物体の移動
を検出して操作を行う操作手段と、前記物体の移動による操作に応じた縮尺の地図を前記
画面に表示させる表示制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記表示装置(2)によれば、前記画面上の物体の移動によって、拡大された地図や縮
小された地図が表示される。例えば、前記画面に触れた指を動かすといった簡単な操作で
、地図を拡大したり縮小することができる。従って、使用者に使い勝手の良い、地図の拡
大や縮小の可能な装置を実現することができる。
以下、本発明に係る表示装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の
形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムの要部を概略的に示したブ
ロック図である。
車速から演算して走行距離を取得するための車速センサ2と、進行方向を取得するため
のジャイロセンサ3とがマイコン1に接続されており、マイコン1は、演算した走行距離
、及び進行方向に基づいて自車位置を割り出すようになっている(自律航法)。
GPS受信機4は、アンテナ5を介して衛星からのGPS信号を受信するものであり、
マイコン1に接続されており、マイコン1は、GPS信号に基づいて自車位置を割り出す
ようになっている(GPS航法)。
また、道路データ等が記憶されたDVD−ROM7(CD−ROMなどの大容量記憶装
置も可能)から道路データ等を取り込むことのできるDVDドライブ6がマイコン1に接
続されており、マイコン1は、割り出した自車位置と道路データとを合わせる(いわゆる
、マップマッチング処理を行う)ことによって、自車位置が正確に示された地図を表示画
面9b上へ表示するようになっている。
また、リモコン8に設けられたジョイスティック8aやボタンスイッチ8bから出力さ
れたスイッチ信号や、表示装置9に設けられたボタンスイッチ9aから出力されたスイッ
チ信号がマイコン1に入力され、これらスイッチ信号に応じた処理がマイコン1で行われ
るようになっている。例えば、マイコン1は、これらスイッチから移動目的地の情報を取
り込むと、自車位置から目的地までの最適ルートを探索し、これを誘導ルートとして地図
と共に表示画面9b上に表示するようになっている。
このようにナビゲーション装置では、表示画面9bに地図が表示され、その地図上に使
用者により入力された目的地、該目的地までのルート、自車の現在位置に対応する自車位
置マーク、及びそれまでの自車の走行軌跡等が重ねて表示されるようになっており、使用
者は、この表示画面9bを逐次参照することで、進路情報を得ることができ、その進路情
報に従うことで目的地に到達することができるようになっている。
図中10は、表示画面9bへの物理的な接触を検出する接触検出手段10を示しており
、接触検出手段10は、使用者が地図画像などの画像の拡大や縮小、回転、スクロールな
どの操作を入力するために、画像が表示された表示画面9b上に接触させた指などを検出
するためのものであり、表示画面9bに透明なタッチパネルなどが積層されて構成されて
いる。また、接触検出手段10で検出されたデータについては、マイコン1に入力される
ようになっている。
また、実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムでは、表示
画面9b上に表示された画面を通じて、使用者が各種設定を行うことができ、図2に示し
たような『拡大・縮小の設定』画面を通じて、地図画像が表示された表示画面9bに接触
させた2本の指を遠ざける動作をしたときに、画像を拡大させるか、又は縮小させるか、
他方、2本の指を近づける動作をしたときに、画像を縮小させるか、又は拡大させるかと
いった設定や、図3に示したような『固定点の設定(拡大・縮小)』画面を通じて、画像
を拡大したり、縮小したりするときの固定点を下記1〜4のいずれにするかといった設定
を行うことができるようになっている。
1 「画像の中心点」
画像の中心点とは、図4(a)に示したように、画像が表示画面9bの画面一杯に表示
されている場合には、表示画面9bの中心点aと同じとなり、図4(b)に示したように
、画像が表示画面9b一杯に表示されていない場合には点bとなる。
2 「自車位置マークの表示地点」
自車位置マークの表示地点とは、図4(a)、図4(b)に示したように、黒三角で表
されている自車位置マークMが表示されている地点である。
3.1 「左端」
2本の指を表示画面9bに最初に接触させた点(すなわち、移動開始前の接触点)のう
ち、表示画面9bの左端に最も近い点であり、例えば、図5に示したように、右手の親指
と人差し指とを使って操作する場合には、親指で触れた点cが固定点となる。
3.2 「右端」
2本の指を表示画面9bに最初に接触させた点のうち、表示画面9bの右端に最も近い
点であり、例えば、図5に示したように、右手の親指と人差し指とを使って操作する場合
には、人差し指で触れた点dが固定点となる。
3.3 「上端」
2本の指を表示画面9bに最初に接触させた点のうち、表示画面9bの右端に最も近い
点であり、例えば、図5に示したように、右手の親指と人差し指とを使って操作する場合
には、人差し指で触れた点dが固定点となる。
3.4 「下端」
2本の指を表示画面9bに最初に接触させた点のうち、表示画面9bの右端に最も近い
点であり、例えば、図5に示したように、右手の親指と人差し指とを使って操作する場合
には、親指で触れた点cが固定点となる。
4 「2点の中間点」
2本の指を表示画面9bに最初に接触させた点の中間点であり、例えば、図5に示した
ように、右手の親指と人差し指とを使って操作する場合には、親指での接触点と人差し指
での接触点とを結ぶ線分の中間点eが固定点となる。
また、図6に示したような『固定点の設定(回転移動)』画面を通じて、画像を回転移
動させるとき(すなわち、画像の表示の向きを変えるとき)の固定点を下記1〜3のいず
れにするかといった設定を行うことができるようになっている。
1 「画像の中心点」(図4参照)
2 「自車位置マークの表示地点」(図4参照)
3 「回転軸」
回転軸として、表示画面9bに接触させた地点であり、例えば、図7(a)、(b)に
示したように、右手の親指と人差し指とを使い、親指を回転軸として、人差し指を回転移
動(点g→点g’)させる場合には、親指での接触点fが固定点となる。
次に、実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおけるマ
イコン1の行う処理動作〈1〉を図8〜図10に示したフローチャートに基づいて説明す
る。
まず、タッチパネルへの物理的な接触があったか否か、すなわち、タッチパネルへの指
の接触があったか否かを判断し(ステップS1)、タッチパネルへの指の接触がないと判
断すれば、処理動作〈1〉を終了する。一方、タッチパネルへの指の接触があったと判断
すれば、タイマtを起動させる(ステップS2)。
次にタイマtの起動後、タッチパネルへの接触箇所が2以上あるか否かを判断し(ステ
ップS3)、接触箇所が2以上ない、すなわち1箇所だけであると判断すれば、接触点が
移動しているか否かを判断し(ステップS4)、接触点が移動している(すなわち、表示
画面9b上で指を動かしている)と判断すれば、前記移動が直線移動であるか否か(すな
わち、指の動作が直線動作であるか否か)を判断し(ステップS5)、前記移動が直線移
動である(図11参照)と判断すれば、その移動方向に合わせて、表示画面9bに表示さ
れている画像に対してスクロール処理を施す(ステップS6)。
一方、ステップS5における判断処理で、前記移動が直線移動でないと判断すれば、前
記移動が回転移動であるか否か(すなわち、指の動作が回転動作であるか否か)を判断し
(ステップS7)、前記移動が回転移動である(図12参照)と判断すれば、回転方向が
時計回りであるか否かを判断し(ステップS8)、回転方向が時計回りであると判断すれ
ば、表示画面9bに表示されている画像に対して拡大処理を施し(ステップS9)、回転
方向が反時計回りであると判断すれば、表示画面9bに表示されている画像に対して縮小
処理を施す(ステップS10)。一方、ステップS7における判断処理で、前記移動が回
転移動でないと判断すれば、そのまま処理動作〈1〉を終了する。
また、ステップS4における判断処理で、接触点が移動していない(すなわち、表示画
面9上で指を動かしていない)と判断すれば、タッチパネルへの接触がなくなったか否か
、すなわち、タッチパネル9bに接触していた指がタッチパネル9bから離れたか否かを
判断し(ステップS11)、タッチパネルから指が離れたと判断すれば、略同一点でのタ
ッチパネルへの再接触があったか否かを判断する(ステップS12)。
タッチパネルへの再接触がないと判断すれば、タイマtが所定時間t1(例えば、1秒
)経過しているか否かを判断し(ステップS13)、タイマtが所定時間t1経過してい
る(すなわち、所定時間t1内での接触回数が1回)と判断すれば、表示画面9bに表示
されている画像に対して縮小処理を施す(ステップS14)。一方、タイマtが所定時間
1経過していないと判断すれば、ステップS12へ戻る。
一方、ステップS12における判断処理で、タッチパネルへの物理的な再接触があった
、すなわち、所定時間t1内に2回接触があった(使用者がタッチパネルへ連続的にタッ
チした)と判断すれば、表示画面9bに表示されている画像に対して拡大処理を施す(ス
テップS15)。
また、ステップS11における判断処理で、タッチパネルから指が離れていないと判断
すれば、タイマtが所定時間t1経過しているか否かを判断し(ステップS16)、タイ
マtが所定時間t1経過していると判断すれば、表示画面9bに表示されている画像に対
して縮小処理を施し(ステップS14)、一方、タイマtが所定時間t1経過していない
と判断すれば、ステップS11へ戻る。
ところで、ステップS3における判断処理で、タッチパネルへの接触箇所が2以上ある
(すなわち、タッチパネルへ2本の指が接触している)と判断すれば、2点間の距離の変
化を算出し(ステップS21)、2点間の距離が長くなっているか否かを判断し(ステッ
プS22)、2点間の距離が長くなっている(すなわち、使用者によって2本の指を遠ざ
ける動作が行われている)と判断すれば、『固定点の設定(拡大・縮小)』画面(図3参
照)を通じて設定された内容に基づいて、拡大処理、又は縮小処理(後のステップS24
における処理)を施すにあたっての固定点を算出する(ステップS23)。
次に、『拡大・縮小の設定』画面(図2参照)を通じて設定された内容に基づいて、表
示画面9bに表示されている画像に対して、拡大処理、又は縮小処理を施す(ステップS
24)。なお、このときステップS23で算出した固定点を固定するようにして画像処理
を施す。
一方、ステップS22における判断処理で、2点間の距離が長くなっていないと判断す
れば、次に2点間の距離が短くなっているか否かを判断し(ステップS25)、2点間の
距離が短くなっている(すなわち、使用者によって2本の指を近づける動作が行われてい
る)と判断すれば、『固定点の設定(拡大・縮小)』画面(図3参照)を通じて設定され
た内容に基づいて、拡大処理、又は縮小処理(後のステップS27における処理)を施す
にあたっての固定点を算出する(ステップS26)。
次に、『拡大・縮小の設定』画面(図2参照)を通じて設定された内容に基づいて、表
示画面9bに表示されている画像に対して、拡大処理、又は縮小処理を施す(ステップS
27)。なお、このときステップS26で算出した固定点を固定するようにして画像処理
を施す。
ステップS25における判断処理で、2点間の距離が短くなっていないと判断すれば、
次に一方の接触点を回転軸として、他方の接触点が回転移動しているか否かを判断し(ス
テップS28)、回転移動していると判断すれば、『固定点の設定(回転移動)』画面(
図6参照)を通じて設定された内容に基づいて、回転処理(後のステップS30における
処理)を施すにあたっての固定点を算出する(ステップS29)。次に、算出した固定点
を固定するようにして、回転移動の向きに合わせて、表示画面9bに表示されている画像
の向きを変える処理を施す(ステップS30)。
上記実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムでは、指一本
での時計回りの回転動作が検出されると、拡大処理を施し(ステップS9参照)、逆に反
時計回りの回転動作が検出されると、縮小処理を施す(ステップS10)ようになってい
るが、別の実施の形態では、時計回りの回転動作が検出されると、縮小処理を施し、反時
計回りの回転動作が検出されると、拡大処理を施すようにしても良い。
さらに、別の実施の形態に係る表示装置では、図13に示したような画面を通じて、こ
れら処理を使用者が自由に選択できるようにし、マイコン1が前記画面を通じて拡大処理
や縮小処理を行うようにしても良い。
また、上記実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムでは、
指一本での1タッチ動作が検出されると、縮小処理を施し(ステップS14参照)、指一
本での連続タッチ動作が検出されると、拡大処理を施す(ステップS15参照)ようにな
っているが、別の実施の形態では、1タッチ動作が検出されると、拡大処理を施し、連続
タッチ動作が検出されると、縮小処理を施すようにしても良い。
さらに、別の実施の形態に係る表示装置では、図14に示したような画面を通じて、こ
れら処理を使用者が自由に選択できるようにし、マイコン1が前記画面を通じて拡大処理
や縮小処理を行うようにしても良い。
また、上記実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムでは、
2本の指を遠ざける動作や、近づける動作が検出されると、拡大処理や縮小処理(ステッ
プS24、S27参照)を施すようになっているが、別の実施の形態では、2本の指に限
定せず、例えば、3本の指を遠ざける動作や、近づける動作が検出されると、拡大処理や
縮小処理を施すようにしても良い。
なお、3本の指が遠ざかっている(又は近づいている)か否かの判断方法としては、例
えば、3箇所の接触点から構成される3角形の重心を求めて、その重心から遠ざかる(又
は近づく)方向へ指が動いているか否かを判断する方法が挙げられる。
次に、実施の形態(2)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムについて説
明する。但し、実施の形態(2)に係る表示装置を採用したナビゲーション装置の構成に
ついては、マイコン1を除いて、図1に示したナビゲーションシステムの構成と同様であ
るため、マイコンには異なる符号を付し、その他の説明をここでは省略する。
実施の形態(2)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおけるマイコン
1Aの行う処理動作〈2〉を図15に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、リモコン8などを操作することによって、ナビゲーションシステムが誘導ルート
の設定モードになっているか否かを判断し(ステップS31)、誘導ルートの設定モード
になっていないと判断すれば、処理動作〈2〉を終了し、誘導ルートの設定モードになっ
ていると判断すれば、タッチパネルへの物理的な接触があったか否か、すなわち、タッチ
パネルへの指の接触があったか否かを判断する(ステップS32)。
タッチパネルへの指の接触がないと判断すれば、処理動作〈2〉を終了し、タッチパネ
ルへの指の接触があったと判断すれば、タイマtを起動させる(ステップS33)。タイ
マtの起動後、タッチパネルへの接触がなくなったか否か、すなわち、タッチパネルに接
触していた指がタッチパネルから離れたか否かを判断し(ステップS34)、タッチパネ
ルから指が離れたと判断すれば、略同一地点でのタッチパネルへの再接触があったか否か
を判断する(ステップS35)。
タッチパネルへの再接触がないと判断すれば、タイマtが所定時間t2(例えば、1秒
)経過しているか否かを判断し(ステップS36)、タイマtが所定時間t2経過してい
る(すなわち、所定時間t2内での接触回数が1回)と判断すれば、そのまま処理動作〈
2〉を終了する。一方、タイマtが所定時間t2経過していないと判断すれば、ステップ
S35へ戻る。
一方、ステップS35における判断処理で、タッチパネルへの物理的な再接触があった
、すなわち、所定時間t2内に2回接触があった(使用者がタッチパネルへ連続的にタッ
チした)と判断すれば、接触点に対応する、表示画面9bに表示されている地図画像の地
点を誘導ルートを算出するにあたっての目的地に設定する(ステップS37)。
また、ステップS34における判断処理で、タッチパネルから指が離れていないと判断
すれば、タイマtが所定時間t3(例えば、1秒)経過しているか否かを判断し(ステッ
プS38)、タイマtが所定時間t3経過している、すなわち、タッチパネルが長く押さ
れていると判断すれば、接触点に対応する、表示画面9bに表示されている地図画像の地
点を誘導ルートを算出するにあたっての中継地に設定する(ステップS39)。一方、タ
イマtが所定時間t3経過していないと判断すれば、ステップS34へ戻る。
また、上記実施の形態(2)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムでは、
指一本での連続タッチ動作が検出されると、目的地を設定し(ステップS37参照)、長
押し動作が検出されると、中継地を設定する(ステップS39参照)ようになっているが
、別の実施の形態では、連続タッチ動作が検出されると、中継地を設定し、長押し動作が
検出されると、目的地を設定するようにしても良い。
さらに、別の実施の形態に係る表示装置では、図16に示したような画面を通じて、こ
れら処理を使用者が自由に選択できるようにし、マイコン1が前記画面を通じて拡大処理
や縮小処理を行うようにしても良い。
次に、実施の形態(3)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムについて説
明する。但し、実施の形態(3)に係る表示装置を採用したナビゲーション装置の構成に
ついては、マイコン1を除いて、図1に示したナビゲーションシステムの構成と同様であ
るため、マイコンには異なる符号を付し、その他の説明をここでは省略する。
実施の形態(3)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムでは、タッチパネ
ルの操作が可能であるときに、図17(a)に示したように、タッチパネルの操作を支援
するための支援画像p(例えば、アイコン)が表示されるようになっているため、タッチ
パネルの操作がより使い易くなっている。
次に、実施の形態(3)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおけるマ
イコン1Bの行う処理動作〈3〉を図18に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、リモコン8による操作が行われたか否かを判断し(ステップS41)、リモコン
8による操作が行われたと判断すれば、図17(b)に示したような画面となるように、
支援画像pを画面上から消去する(ステップS42)。一方、リモコン8による操作が行
われていないと判断すれば、表示装置9に装備されているボタンスイッチ9aによる操作
が行われたか否かを判断する(ステップS43)。
表示装置9に装備されているボタンスイッチ9aによる操作が行われたと判断すれば、
図17(b)に示したような画面となるように、支援画像pを画面上から消去する(ステ
ップS42)。一方、表示装置9に装備されているボタンスイッチ9aによる操作が行わ
れていないと判断すれば、そのまま処理動作〈3〉を終了する。
支援画像pを表示画面9bへ表示していると、主たる画像(例えば、地図画像)を表示
するスペースが小さくなってしまうが、上記実施の形態(3)に係る表示装置を採用した
ナビゲーションシステムによれば、リモコン8による操作や、表示装置9に装備されてい
るボタンスイッチ9aによる操作が行われる場合には、支援画面pを消去するので、主た
る画像(例えば、地図画像)を見易くすることができる。
以上、実施の形態(1)〜(3)に係る表示装置においては、ナビゲーションシステム
に採用し、地図を使用者の意思通りに拡大、縮小する場合などについて説明しているが、
別の実施の形態に係る表示装置では、ナビゲーションシステム以外のものに採用するよう
にしても良く、また地図だけでなく、文字や図などの画像の制御を行うようにしても良い
本発明の実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムの表示画面に表示される操作画面を示した図である。 実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムの表示画面に表示される操作画面を示した図である。 (a)、(b)は実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおける拡大処理、縮小処理を説明するための説明図である。 実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおける拡大処理、縮小処理の操作例を説明するための説明図である。 実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムの表示画面に表示される操作画面を示した図である。 (a)、(b)は実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおける拡大処理、縮小処理の操作例を説明するための説明図である。 実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおけるスクロール処理の操作例を説明するための説明図である。 実施の形態(1)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおける拡大処理、縮小処理の操作例を説明するための説明図である。 別の実施の形態に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムの表示画面に表示される操作画面を示した図である。 別の実施の形態に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムの表示画面に表示される操作画面を示した図である。 実施の形態(2)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 別の実施の形態に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムの表示画面に表示される操作画面を示した図である。 (a)、(b)は実施の形態(3)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおける表示処理を説明するための説明図である。 実施の形態(3)に係る表示装置を採用したナビゲーションシステムにおけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1、1A、1B マイコン
8 リモコン
9 表示装置
9a ボタンスイッチ
9b 表示画面
10 接触検出手段

Claims (4)

  1. 画像を表示する画面と、
    該画面上の物体の移動を検出して操作を行う操作手段と、
    前記物体の移動による操作に応じて、操作前の画像よりも拡大又は縮小された画像を前
    記画面に表示させる表示制御手段とを備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 地図を表示する画面と、
    該画面上の物体の移動を検出して操作を行う操作手段と、
    前記物体の移動による操作に応じた縮尺の地図を前記画面に表示させる表示制御手段と
    を備えていることを特徴とする表示装置。
  3. 前記操作手段は、タッチパネルを有しており、該タッチパネルに接触している物体の移
    動を検出して、操作を行うものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の表示
    装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記画面の中心点を固定点として、画像を拡大又は縮小して表示
    させるものであることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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