JPH0894153A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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Publication number
JPH0894153A
JPH0894153A JP6226572A JP22657294A JPH0894153A JP H0894153 A JPH0894153 A JP H0894153A JP 6226572 A JP6226572 A JP 6226572A JP 22657294 A JP22657294 A JP 22657294A JP H0894153 A JPH0894153 A JP H0894153A
Authority
JP
Japan
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transmitter
unit
receiver
air conditioner
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6226572A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikanari Sakamoto
京也 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication of JPH0894153A publication Critical patent/JPH0894153A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信機と受信機間の伝送確度を向上し、確実
にデータ伝送を行うことのできる制御性の良い空気調和
機の制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 温度センサ1と湿度センサ2を設け、データ
送信を複数回行うことのできる送信機11および複数の
受信機14a、14b、14cを設け、送信機11から
送信される温湿度計測値データを複数の受信機14a、
14b、14cが順番に受信する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事務所ビルなどに設置
する空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルディングの高度情報化に伴
い、職場環境の快適化と省エネルギーを両立させるた
め、空気調和設備およびその中央監視制御システムの充
実が要望されつつある。そして高級な事務所ビルなどに
おいては各階で空気調和ゾーン毎の制御方式を取ってお
り、1フロアをいくつかの空気調和ゾーンに分けて、ゾ
ーン毎に空気調和機の制御を行っている。
【0003】しかし、OA化による局所負荷の増大、個
人の着衣量、個人の好みにより快適な空調温度が様々に
なり、ゾーン毎の空調温度設定を変える必要が生じ、ま
た、オフィスなどではレイアウト変更により空調ゾーン
が変わり検知制御方法を変える必要が生じたり、温度セ
ンサ、湿度センサを居住者の近傍へ置いて室内の空調状
況をより的確に把握する必要が生じてきた。
【0004】従来、この種の空気調和機の制御装置は、
室内の空調状況を温度センサ、湿度センサにより把握
し、無線信号でデータを送り空気調和機を制御していた
が、それぞれのセンサがほぼ同時に無線信号を送った場
合には、データが壊れてしまうことがあり、データ伝送
が行われずに、現在の室内環境の変化を伝えることがで
きず、次の送信信号までデータ伝送を待たなければなら
なかった。
【0005】また、特開昭64−57041号公報に
は、広い空間を均一に空調するために、センサをワイヤ
レス化して遠隔に配置したものが提案されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機の制御装置ではセンサのデータ信号が同時に送信
された場合にはデータが壊れてしまうことが生じるとい
う問題があった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するもので、空
気調和ゾーン毎のセンサ内蔵送信機相互間でのデータの
衝突を少なくし、送信機と受信機間の伝送確度を向上
し、確実にデータ伝送を行うことができる制御性の良い
空気調和機の制御装置を提供することを第1の目的とし
ている。
【0008】また、第2の目的は、空気調和ゾーン毎の
センサ内蔵送信機相互間でのデータの衝突をなくし、必
要な室内データを必要なときに伝送することにある。
【0009】また、第3の目的は、空気調和ゾーン毎の
人員の有無を検知して空気調和の不要なゾーンの空気調
和機を停止、あるいは温度設定を変えて、省エネルギー
化することにある。
【0010】また、第4の目的は、送信機にデータの送
信状態を表示して、確実に送信していることを視覚で確
認し、送信部の故障の有無を容易に確認することにあ
る。
【0011】また、第5の目的は、受信機に送信機から
のデータが確実に受信していることを視覚で確認し、受
信部の故障の有無を容易に確認することにある。
【0012】また、第6の目的は、送信機に空気調和ゾ
ーンの空気調和機の温度設定機能を付加し、在室者が容
易に希望する温度を設定できるようにすることにある。
【0013】また、第7の目的は、送信機に空気調和ゾ
ーンの空気調和機の発停機能を付加し、在室者が容易に
空気調和機の発停ができるようにすることにある。
【0014】また、第8の目的は、送信機に空気調和ゾ
ーンの照明の発停機能を付加し、在室者が容易に照明の
発停ができるようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の制
御装置は上記第1の目的を達成するために、第1の手段
は、温度センサおよび湿度センサと、前記温度センサお
よび湿度センサに接続され、電気信号を入力するA/D
変換部と、前記温度センサおよび湿度センサの計測表示
を行う表示部と、この表示部に接続され、表示制御を行
う表示制御部と、無線送信部と、この無線送信部に接続
され計測内容の信号を複数回送信する制御を行う通信制
御部と、前記A/D変換部と前記表示制御部と前記通信
制御部とが接続され、前記温度センサおよび湿度センサ
の計測値を演算し、表示部へ温度値、湿度値を表示制御
し、温度値、湿度値を無線通信信号へ変換させる演算部
と、前記A/D変換部と前記表示制御部と前記通信制御
部と前記演算部を備えた第1マイクロコンピュータと、
前記温度センサおよび湿度センサと、前記表示部および
無線送信部と前記第1マイクロコンピュータへ電源を供
給する直流電源部とからなる送信機と、この送信機から
の無線信号を受信する受信部と、受信した信号を復調す
る復調回路とからなる複数の受信機と、複数の受信機か
らの信号毎に選択される受信機を変更する第2マイクロ
コンピュータと、前記受信機からの信号と前記第2マイ
クロコンピュータからの入力確認信号との論理積をとる
論理積回路と、この論理積回路の複数と接続され、前記
第2マイクロコンピュータへ選択された信号を出力する
論理和回路と中央装置へデータ伝送を行う通信部と前記
複数の受信機のアドレスを設定するアドレス設定手段と
を備え、前記受信機、第2マイクロコンピュータ、論理
積回路、論理和回路、通信部および前記アドレス設定手
段へ電源を供給する電源部とからなる受信変換端末器を
設けた構成とする。
【0016】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は、第1の手段に加え送信機に受信部を、受信機
に送信部を設けた構成とする。
【0017】また、第3の目的を達成するために、第3
の手段は、第1の手段に加え送信機に人感センサを設け
た構成とする。
【0018】また、第4の目的を達成するために、第4
の手段は、第1の手段に加え送信機に送信状態表示部を
設けた構成とする。
【0019】また、第5の目的を達成するために、第5
の手段は、第1の手段に加え受信機に受信確定表示部を
設けた構成とする。
【0020】また、第6の目的を達成するために、第6
の手段は、第1の手段に加え送信機に温度設定手段を設
けた構成とする。
【0021】また、第7の目的を達成するために、第7
の手段は、第1の手段に加え送信機に空気調和機の発停
手段を設けた構成とする。
【0022】また、第8の目的を達成するために、第8
の手段は、第1または第7の手段に加え送信機に照明の
発停手段を設けた構成とする。
【0023】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、温
度センサと湿度センサで検出したそれぞれの温湿度計測
値を、複数の送信機から送信されたデータのうち一番早
く受信した信号を受信機のアドレスに応じて優先的に選
択して取り込み、次回の受信信号を別の受信機が優先的
に選択することで、無線送信部からの信号の受信感度レ
ベルの強弱による受信確度の低下を少なくすることがで
き、より確実に送信機からの計測データが読み取れるよ
うにし、受信機から受信変換端末器へ各データを送り、
さらに中央装置へ各データを送ることで、確実な空気調
和機の制御を行うこととなる。
【0024】また、第2の手段の構成により、定期的、
あるいは必要なときに受信機から特定の送信機を指定し
て、送信要求信号を送信機へ送信する。送信機は受信機
からの送信要求信号に応じて送信機のデータを受信機へ
送信し、受信機が受信できたときに、受信機から受信確
認信号を送信機へ送信することで、相互の通信確認を行
い、室内の空調状態を確実に受信変換端末器へ伝送し、
各送信機からのデータをさらに中央装置へ送り確実な空
気調和機の制御を行うこととなる。
【0025】また、第3の手段の構成により、人のいな
い場所の空調を止めるか、空調のグレードを下げて、省
エネルギーを行うこととなる。
【0026】また、第4の手段の構成により、送信機の
送信状態を目で確認でき、送信機の故障を簡易的に判断
することができることとなる。
【0027】また、第5の手段の構成により、受信機の
受信状態を目で確認でき、受信機の故障を簡易的に判断
することができることとなる。
【0028】また、第6の手段の構成により、送信機が
設置されている空気調和ゾーンの温度設定を在室者が行
うことができることとなる。
【0029】また、第7の手段の構成により、送信機が
設置されている空気調和ゾーンの空気調和機の発停を在
室者が行うことができることとなる。
【0030】また、第8の手段の構成により、送信機が
設置されている空気調和ゾーンの照明の発停を在室者が
行うことができることとなる。
【0031】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について図1お
よび図2を参照しながら説明する。
【0032】図に示すように、温度センサ1と湿度セン
サ2を設け、これら温度センサ1および湿度センサ2の
検知信号を入力するA/DコンバータからなるA/D変
換部3を設け、温度センサ1および湿度センサ2で計測
された数値を表示するLCD(液晶)からなる表示部4
をLCD駆動回路からなる表示制御部5に接続し、赤外
線を発する赤外発光ダイオードからなる無線送信部6は
パルス信号送信回路からなる通信制御部7に接続してい
る。
【0033】そして、A/D変換部3、表示制御部5、
通信制御部7は演算部8に接続され、演算部8はA/D
変換部3からの温湿度計測値を入力し、表示部4へ温湿
度値を表示させるように表示制御部5へ信号を出力する
ように設け、温度センサ1および湿度センサ2からの計
測値データを符号化し、通信制御部7へ3回出力するよ
うに設ける。
【0034】そして、A/D変換部3、表示制御部5、
通信制御部7、演算部8を第1マイクロコンピュータ9
に内蔵し、第1マイクロコンピュータ9には+5V電源
からなる直流電源部10を接続して送信機11を構成す
る。
【0035】一方、送信機11の無線送信部6からの信
号を受信するフォトダイオードからなる受信部12a、
12b、12cと、この受信部12a、12b、12c
で受信した信号を復調するプリアンプICからなる復調
回路13a、13b、13cからなる受信機14a、1
4b、14cを設け、受信機14a、14b、14cの
復調回路13a、13b、13cがANDロジックIC
からなる論理積回路16a、16b、16cを介し第2
マイクロコンピュータ15のINPUT A、B、Cに
接続され、論理積回路16a、16b、16cの出力は
ORロジックICからなる論理和回路17に接続されて
いる。
【0036】また、第2マイクロコンピュータ15は受
信機14a、14b、14cのアドレスを設定するロー
タリーディップスイッチからなるアドレス設定手段19
と電源20および中央装置へ通信を行う通信ICからな
る通信部18と接続され受信変換端末器21を構成す
る。
【0037】上記構成により受信機14a、14b、1
4cの復調回路13a、13b、13cからの計測デー
タ信号を受信変換端末器21の第2マイクロコンピュー
タ15のINPUT A、B、Cと論理積回路16a、
16b、16cへそれぞれ送り、この第2マイクロコン
ピュータ15は受信機14a、14b、14cのうち、
送信機11から送出された3回の計測データ信号を各受
信機14a、14b、14cのアドレス設定順位に応じ
て、例えば受信機14aのアドレスが1番に設定され、
受信機14bが2番に設定され、受信機14cが3番に
設定されているとすると、まず、第2マイクロコンピュ
ータ15は、この1番目の信号を受取り、第2マイクロ
コンピュータ15のGATE A、B、CのうちGAT
E Aのみ入力選択信号をHiにして、論理積回路16
aへ送り、受信機14aからの1番目の計測データ信号
のみを論理和回路17へ送るようにする。以下同様に2
番目の信号はGATE Bのみ入力選択信号をHiにし
て、論理積回路16bへ送り、受信機14bからの2番
目の計測データ信号のみを論理和回路17へ送ることと
なる。以下3番目の信号は同様に受信機14cからの3
番目のデータのみ有効とされる。1番目の信号では論理
和回路17は他の論理積回路16b、16cの、入力選
択信号がLoであるので出力がマスクされ、受信機14
aに入力された計測データ信号がそのまま第2マイクロ
コンピュータ15へ送られる。この第2マイクロコンピ
ュータ15は計測データを通信部18を通して、中央装
置への通信データへ変換し定期的に送信している。2番
目、3番目についても同様である。
【0038】図2は、送信機11からの赤外線計測デー
タ信号を受信したときの、受信機14a、14b、14
c、論理積回路16a、16b、16cの出力、論理和
回路17の出力を表している。
【0039】図1のように送信機11から遠い受信機1
4a、14bでは1番目、2番目の信号のように赤外線
のパルス信号が正しい信号のパルス幅より細くなり計測
データ信号を正しく受信できないことがある。そこで無
線送信部6からの赤外線信号を確実に正しく受信できる
ように、送信機11からの3回の信号を各受信機で1回
毎に順番に受信するようにすることで、図2の論理和回
路17の出力のように1、2回目は受信に失敗しても3
回目で正しく受信することができることがわかる。
【0040】このように本発明の第1実施例の空気調和
機の制御装置によれば、温湿度計測値を送信機11から
送られた複数のデータのうち一番早く受信した信号を受
信機14a、14b、14cのアドレスに応じて優先的
に選択して取り込み、次回の受信信号を別の受信機が優
先的に選択するようにしているので、無線送信部6から
の信号の受信感度レベルの強弱による受信確度の低下が
少なくなり、より確実に送信機11から送られる計測デ
ータが読み取られ、確実にデータを中央装置に送ること
ができる。
【0041】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて図3を参照しながら説明する。
【0042】なお、第1実施例と同一部分については、
同一符号を付して以下の各実施例とも詳細な説明は省略
する。
【0043】図に示すように、送信機11A内に受信部
22を復調回路23を介して第1マイクロコンピュータ
9に接続し設け、一方、受信機14A内に無線送信部2
4を通信制御部25を介して第2マイクロコンピュータ
15に接続し設ける。
【0044】上記構成において、受信機14Aに設けた
無線送信部24からの送信要求信号などの赤外線信号を
送信機11Aに設けた受信部22が受け、受信部22か
らの信号を復調回路23で復調して第1マイクロコンピ
ュータ9に入力し、送信機11Aは受信機14Aからの
送信要求信号に応じて送信機11Aのデータを無線送信
部6から受信機14Aの受信部12aに送信し、受信機
14Aが受信したときに受信機14Aからの受信確認信
号を送信機11Aへ送信することで相互の通信確認が行
われる。
【0045】このように本発明の第2実施例の空気調和
機の制御装置によれば送信機11Aと受信機14Aを双
方向通信可能に設けているので、必要なときに必要なデ
ータを送受信することができ、室内の空調状態を確実に
受信変換端末器21へ伝送し、送信機11Aからのデー
タを中央装置へ送り確実な制御を行うことができる。
【0046】(実施例3)以下、本発明の第3実施例に
ついて図4を参照しながら説明する。
【0047】図に示すように、送信機11B内に焦電セ
ンサからなる人感センサ26を第1マイクロコンピュー
タ9に接続し設ける。
【0048】上記構成において、人感センサ26は空気
調和ゾーンに人が存在するか否かを検出し、人の存在し
ないことが検出されると、第1マイクロコンピュータ9
から通信制御部7を介し、無線送信部6より信号が伝送
され、第1実施例と同様中央装置に伝送され、中央装置
からそのゾーンの空気調和機を停止させるか、あるいは
空気調和機を省エネルギーモードへ移行して運転するよ
うに制御される。
【0049】このように本発明の第3実施例の空気調和
機の制御装置によれば、送信機11Bに人感センサ26
を設け、空気調和ゾーンに人の存在が検知されないとき
は空気調和機を停止あるいは省エネルギーモードへ移行
するので省エネルギー化が図れる。
【0050】(実施例4)以下、本発明の第4実施例に
ついて図5を参照しながら説明する。
【0051】図に示すように、送信機11C内にLED
からなる送信状態表示部27を第1マイクロコンピュー
タ9に接続し設ける。
【0052】上記構成において、送信状態表示部27は
赤外発光ダイオードからなる無線送信部6の送信時に同
調して発光し表示される。
【0053】このように本発明の第4実施例の空気調和
機の制御装置によれば、無線送信部6の送信時に同調し
て発光する送信状態表示部27を設けているので、送信
機11Cにデータの送信状態を表示することができ、送
信機11Cの故障を視覚で容易に確認することができ
る。
【0054】(実施例5)以下、本発明の第5実施例に
ついて図6を参照しながら説明する。
【0055】図に示すように、受信機14Bの受信部1
2aにLEDからなる受信確認表示部28を設ける。
【0056】上記構成において、受信確認表示部28は
送信機(図示せず)からの信号を受信部12aが正しく
受信しているときに発光し表示される。
【0057】このように本発明の第5実施例の空気調和
機の制御装置によれば、送信機からの信号を受信機14
Bが正しく受信しているときには受信確認表示部28が
発光し表示されているので、受信機14Bの受信状態を
視覚で確認でき、受信機14Bの故障の有無を容易に確
認することができる。
【0058】(実施例6)以下、本発明の第6実施例に
ついて図7を参照しながら説明する。
【0059】図に示すように、受信機11D内に設定温
度を上げるように変える温度設定スイッチ29aと設定
温度を下げるように変える温度設定スイッチ29bから
なる温度設定手段29を第1マイクロコンピュータ9に
接続し設ける。
【0060】上記構成において、温度設定手段29によ
り温度設定を変える毎に赤外線信号を無線送信部6から
受信機(図示せず)に送信し、中央装置を介して空気調
和機の設定温度を変えられることとなる。
【0061】このように本発明の第6実施例の空気調和
機の制御装置によれば、送信機11Dに温度設定手段2
9を設け、温度設定を変える毎に中央装置を介して空気
調和機の設定温度が変えられるので、空気調和ゾーンの
在室者が容易に希望する温度を設定することができる。
【0062】(実施例7)以下、本発明の第7実施例に
ついて図8を参照しながら説明する。
【0063】図に示すように、送信機11Eに空気調和
ゾーンに設けられた複数の空気調和機31a〜31fを
運転、停止する発停スイッチ30a、30bを第1マイ
クロコンピュータ9に接続した発停手段30を設ける。
【0064】上記構成において、送信機11Eに設けた
発停手段30を操作することにより、その操作状態が第
1マイクロコンピュータ9で検知され、送信機11Eか
ら受信機14a、14b、14cへ赤外線信号が送信さ
れ、受信変換端末器21より通信線33aを介して中央
装置32に発停信号が伝えられ、中央装置32は通信線
33bを介して空気調和機31a〜31fへ発停指令信
号が送信されて空気調和ゾーンの空気調和機31a〜3
1fの運転、停止が行われることとなる。
【0065】このように本発明の第7実施例の空気調和
機の制御装置によれば、送信機11Eに空気調和ゾーン
に設けた複数の空気調和機の運転、停止を行う発停手段
30を設けているので、空気調和ゾーンの空気調和機3
1a〜31fの運転、停止を在室者が容易に行うことが
できる。
【0066】(実施例8)以下、本発明の第8実施例に
ついて図9を参照しながら説明する。
【0067】なお、第7実施例と同一部分には同一符号
を付けて詳細な説明は省略する。図に示すように、送信
機11Fに空気調和ゾーンに設置される照明器34a〜
34fの点灯、消灯を行う照明発停スイッチ35a、3
5bを第1マイクロコンピュータ9に接続した照明の発
停手段35を設ける。
【0068】上記構成において、送信機11Fに設けた
照明の発停手段35を操作することにより、その操作状
態が第1マイクロコンピュータ9で検知され、送信機1
1Fから受信機14a、14b、14cへ赤外線信号が
送信され、受信変換端末器21より通信線33aを介し
て中央装置32に発停信号が伝えられ、中央装置32は
通信線33c、33dを介して照明器34a〜34fへ
発停指令信号が送信されて空気調和ゾーンの照明器34
a〜34fの点灯、消灯が行われることとなる。
【0069】このように本発明の第8実施例の空気調和
機の制御装置によれば、送信機11Fに空気調和ゾーン
に設置された照明器34a〜34fの点灯、消灯を行う
照明の発停手段35を設けているので、空気調和ゾーン
に設置された照明器34a〜34fの点灯、消灯を在室
者が容易に行うことができる。
【0070】なお、実施例では主として赤外線を例にと
って信号の媒体として使用したが、赤外線に代えて微弱
電波、小電力電波、超音波、あるいはその他の無線方式
を用いてもよく、その作用効果に差異を生じない。
【0071】なお、実施例では表示部にLCD(液晶)
を用いたが、LCDに代えてLEDモジュール、7セグ
メントLED、その他の表示素子を用いてもよく、その
作用効果に差異を生じない。
【0072】なお、実施例では通信制御部にパルス信号
送信回路を用いたが、パルス信号送信回路に代えてその
他の送信素子、回路でもよく、その作用効果はかわらな
い。
【0073】なお、実施例では無線送信部に赤外発光ダ
イオードを用いたが、赤外発光ダイオードに代えて微弱
電波送信回路、小電力電波送信回路、超音波送信回路、
その他の送信素子、回路でもよく、その作用効果はかわ
らない。
【0074】なお、実施例では受信部にフォトダイオー
ドを用いたが、フォトダイオードに代えてその他の受光
素子でもよく、その作用効果はかわらない。
【0075】なお、実施例では復調回路にプリアンプI
Cを用いたが、プリアンプICに代えてディスクリート
による復調回路、その他の素子、回路でもよく、その作
用効果はかわらない。
【0076】なお、実施例では直流電源に+5V電源を
用いたが、+5V電源に代えて乾電池、スイッチング電
源、その他の直流電源でもよく、その作用効果はかわら
ない。
【0077】なお、実施例では論理積回路にANDロジ
ックICを用いたが、ANDロジックICに代えてその
他のロジックICを組み合わせたり、ディスクリートに
よる論理積回路でもよく、その作用効果はかわらない。
【0078】なお、実施例では論理和回路にORロジッ
クICを用いたが、ORロジックICに代えてその他の
ロジックICを組み合わせたり、ディスクリートによる
論理和回路でもよく、その作用効果はかわらない。
【0079】なお、実施例ではアドレス設定手段にロー
タリーディップスイッチを用いたが、ロータリーディッ
プスイッチに代えてその他のスイッチでもよく、その作
用効果はかわらない。
【0080】なお、実施例では人感センサに焦電センサ
を用いたが、焦電センサに代えてその他のセンサでもよ
く、その作用効果はかわらない。
【0081】なお、実施例では送信状態表示部、受信状
態表示部にLEDを用いたが、LEDに代えてランプ、
その他の表示素子でもよく、その作用効果はかわらな
い。
【0082】なお、実施例では一度の送信回数を3回と
して、複数回送信することを表現したが、3回は2回、
4回、それ以上の送信回数でもよい。
【0083】なお、実施例では受信機の設置数を3台と
して、複数台の受信機を表現したが、空気調和ゾーンの
大きさに応じて、3台は2台、4台、それ以上の台数で
もよい。
【0084】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、送信機に温湿度計測機能を持たせて、複数回
送信を行い、複数の受信機により順番に受信を優先する
ようにしたので、空気調和ゾーン内の複数の受信機が一
台の送信機からの計測データを受信する場合、確実に送
信機からの計測データを受信することができ、時間遅れ
の少ない、あるいはない空気調和機の制御装置を提供で
きる。
【0085】また、送信機と受信機を双方向通信するこ
とで必要なときに必要なデータを送受信するようにした
ので、送信機では省電力を実現でき、通信では混信を防
ぐことができる。
【0086】また、送信機に人感センサを設けることに
より、空気調和の不要なゾーンの空気調和機を停止、あ
るいは温度設定を変えるようにしたので省エネルギー化
を図ることができる。
【0087】また、送信機に送信状態表示部を設けてい
るので、確実に送信していることを視覚で確認でき、送
信部の故障が容易に確認できる。
【0088】また、受信機に受信確認表示部を設けてい
るので、送信機からのデータが確実に受信していること
が視覚で確認でき、受信部の故障が他の機器を用いずに
容易に確認できる。
【0089】また、送信機に温度設定手段を設けている
ので、空気調和ゾーンに在室している在室者が容易に希
望する温度を設定できる。
【0090】また、送信機に空気調和機の発停手段を設
けているので、在室者が空気調和ゾーンに設けられた空
気調和機の運転、停止を行うことができる。
【0091】また、送信機に照明の発停手段を設けてい
るので、在室者が容易に空気調和ゾーンに設置された照
明器の点灯、消灯を行うことができ、他にスイッチなど
を設ける必要がないので省施工化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空気調和機の制御装置の
構成を示すブロック図
【図2】同空気調和機の制御装置の受信信号の例を示す
パルス信号タイムチャート
【図3】同第2実施例の空気調和機の制御装置の構成を
示すブロック図
【図4】同第3実施例の空気調和機の制御装置の送信機
の構成を示すブロック図
【図5】同第4実施例の空気調和機の制御装置の送信機
の構成を示すブロック図
【図6】同第5実施例の空気調和機の制御装置の受信機
の構成を示す構成図
【図7】同第6実施例の空気調和機の制御装置の送信機
の構成を示すブロック図
【図8】同第7実施例の空気調和機の制御装置のシステ
ム構成を示すブロック図
【図9】同第8実施例の空気調和機の制御装置のシステ
ム構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 温度センサ 2 湿度センサ 3 A/D変換部 4 表示部 5 表示制御部 6 無線送信部 7 通信制御部 8 演算部 9 第1マイクロコンピュータ 10 直流電源部 11 送信機 11A 送信機 11B 送信機 11C 送信機 11D 送信機 11E 送信機 11F 送信機 12a 受信部 12b 受信部 12c 受信部 13a 復調回路 13b 復調回路 13c 復調回路 14A 受信機 14B 受信機 14a 受信機 14b 受信機 14c 受信機 15 第2マイクロコンピュータ 16a 論理積回路 16b 論理積回路 16c 論理積回路 17 論理和回路 18 通信部 19 アドレス設定手段 20 電源 21 受信変換端末器 22 受信部 23 復調回路 24 無線送信部 25 通信制御部 26 人感センサ 27 送信状態表示部 28 受信確認表示部 29 温度設定手段 30 発停手段 31a 空気調和機 31b 空気調和機 31c 空気調和機 31d 空気調和機 31e 空気調和機 31f 空気調和機 34a 照明器 34b 照明器 34c 照明器 34d 照明器 34e 照明器 34f 照明器 35 照明の発停手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度センサおよび湿度センサと、前記温度
    センサおよび湿度センサに接続され、電気信号を入力す
    るA/D変換部と、前記温度センサおよび前記湿度セン
    サの計測表示を行う表示部と、この表示部に接続され、
    表示制御を行う表示制御部と、無線送信部と、この無線
    送信部に接続され計測内容の信号を複数回送信する制御
    を行う通信制御部と、前記A/D変換部と前記表示制御
    部と前記通信制御部とが接続され、前記温度センサおよ
    び前記湿度センサの計測値を演算し、表示部へ温度値、
    湿度値を表示制御し、温度値、湿度値を無線通信信号へ
    変換させる演算部と、前記A/D変換部と前記表示制御
    部と前記通信制御部と前記演算部を備えた第1マイクロ
    コンピュータと、前記温度センサおよび前記湿度センサ
    と、前記表示部および前記無線送信部と前記第1マイク
    ロコンピュータへ電源を供給する直流電源部とからなる
    送信機と、この送信機からの無線信号を受信する受信部
    と、受信した信号を復調する復調回路とからなる複数の
    受信機と、複数の受信機からの信号毎に選択される受信
    機を変更する第2マイクロコンピュータと、前記受信機
    からの信号と前記第2マイクロコンピュータからの入力
    確認信号との論理積をとる論理積回路と、この論理積回
    路の複数と接続され、前記第2マイクロコンピュータへ
    選択された信号を出力する論理和回路と中央装置へデー
    タ伝送を行う通信部と前記複数の受信機のアドレスを設
    定するアドレス設定手段とを備え、前記受信機、第2マ
    イクロコンピュータ、論理積回路、論理和回路、通信部
    および前記アドレス設定手段へ電源を供給する電源部と
    からなる受信変換端末器を設けた空気調和機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】送信機に受信部を、受信機に送信部を設け
    た請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】送信機に人感センサを設けた請求項1記載
    の空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】送信機に送信状態表示部を設けた請求項1
    記載の空気調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】受信機に受信確認表示部を設けた請求項1
    記載の空気調和機の制御装置。
  6. 【請求項6】送信機に温度設定手段を設けた請求項1記
    載の空気調和機の制御装置。
  7. 【請求項7】送信機に空気調和機の発停手段を設けた請
    求項1記載の空気調和機の制御装置。
  8. 【請求項8】送信機に照明の発停手段を設けた請求項1
    または7記載の空気調和機の制御装置。
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