JP2001021200A - 空気調和機用遠隔操作装置およびこれを備えた空気調和システム - Google Patents
空気調和機用遠隔操作装置およびこれを備えた空気調和システムInfo
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- JP2001021200A JP2001021200A JP11195415A JP19541599A JP2001021200A JP 2001021200 A JP2001021200 A JP 2001021200A JP 11195415 A JP11195415 A JP 11195415A JP 19541599 A JP19541599 A JP 19541599A JP 2001021200 A JP2001021200 A JP 2001021200A
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Abstract
通信を行い、運転モードや風量、室温、湿度の制御や表
示を行うことができる空気調和システムを提供する。 【解決手段】前記空気調和機用遠隔操作装置は、前記空
気調和機本体の運転状態を表示する表示部を備え、前記
表示部は、前記空気調和機本体を運転させるために設定
した情報である、設定室温と設定湿度を表示する設定情
報表示部と、前記空気調和機本体が検出する室内環境情
報である、室温と湿度を入手して表示する入手情報表示
部とを備え、 前記設定情報表示部には、前記空気調和
機本体を運転させるために設定した設定室温と設定湿度
とがそれぞれ独立して表示され、前記入手情報表示部に
は、前記空気調和機本体が検出した室温と湿度とがそれ
ぞれ独立して表示されることを特徴とする。
Description
遠隔操作する空気調和機用遠隔操作装置(以下、リモコ
ンと言う)およびこのリモコンを備えた空気調和システ
ムに関するものであり、特に、室温や湿度などを調節す
る機能を有すると共に、空気調和機本体から送信される
室内の情報を双方向通信により受信することができるリ
モコンおよびこのリモコンを備えた空気調和システムに
関するものである。
で双方向通信が可能な空気調和システムとしては、特開
平10−340123号公報(文献1)や特開平6−3
13610号公報(文献2)に開示されているものがあ
る。
のボタンを操作することにより、現在運転中の空気調和
機本体の動作状態、例えば室温や運転モード、風向きな
どの情報が空気調和機本体からリモコンに向けて送信さ
れることで、空気調和機本体の運転状態を表示させるこ
とが可能なリモコンが開示されている。
内側に設けられた所定のボタンを操作することにより、
リモコンから特定の診断コードを有する信号が空気調和
機本体に向けて送信され、この信号を受信した空気調和
機本体がこの信号に対応する運転履歴情報をリモコンに
送信することで、空気調和機本体を分解することなく、
運転履歴情報を得ることが可能なリモコンが開示されて
いる。
る表示部についての従来技術としては、空気調和機本体
に設けられた液晶表示部に空気調和機本体の運転状態や
室内外の空気状態を表示する空気調和システム(公知例
1)や、リモコンに設けられた表示部に室内の温湿度情
報をイメージ的に表示するリモコン(公知例2)があ
る。
ためには、室温だけでなく湿度も大きく影響する。近
年、空気調和機においては、室内環境が快適と感じる感
覚は個人差があることから、室温のみならず、湿度も制
御して、それぞれの人に合わせた快適な室内環境を作る
ことができる機能を有する空気調和システムの実現が要
望されている。
いては、空気調和機本体の動作状態の変化、例えば運転
モードや風量、室温の変化をリモコンに表示し、これら
の制御を行うことができる。しかしながら、室内環境を
より快適な状態にするためには、湿度の変化状態を表示
し、湿度を制御することが必要であるが、上記文献1に
記載されているリモコンにおいては、湿度の表示および
制御について開示されていない。このため、使用者に合
わせた室内環境を作るための運転を行うことが困難であ
る。さらに、上記文献1には、リモコンの外観形状およ
び操作ボタンの配置に関する具体的な記載はなく、操作
ボタンの配置や使い易さについての工夫が要望されてい
た。
いては、空気調和機本体の動作状態の変化をリモコンに
送信して表示することについての開示がないため、使用
者が空気調和機本体の動作状態の変化、例えば運転モー
ドや風量、室温、湿度などの変化状態を確認することが
困難である。また、上記文献2に記載されているリモコ
ンにおいても、使用者が制御できるのは室温や運転モー
ドのみであり、より快適な室内環境を作るために必要な
湿度の表示や制御については開示されておらず、使用者
に合わせた室内環境を作るための運転を行うことが困難
である。さらに、上記文献2に記載されているリモコン
は、操作ボタンのほとんどが開閉蓋の内側に配置されて
おり、空気調和機本体の運転モードの選択などを行う場
合は、開閉蓋を開いてボタンを操作しなければならず、
リモコン操作に煩わしさが残っていた。
おいては、液晶表示部が空気調和機本体に設けられてい
るため、運転状態や室内外の空気状態を確認するときに
は、空気調和機本体に近づかなければならない煩わしさ
が残っていた。
は、室内の温湿度情報をイメージ的に表示することはで
きるが、湿度の制御を行うことができないため、使用者
に合わせた快適な室内環境を作ることが困難であった。
などの表示や制御を行うことが出きると共に、湿度の制
御や表示を行うことが出きる空気調和機用遠隔操作装置
およびこの空気調和機用遠隔操作装置を備えた空気調和
システムを提供することにある。
単に操作することが出きる空気調和機用遠隔操作装置お
よびこの空気調和機用遠隔操作装置を備えた空気調和シ
ステムを提供することにある。
の手段として本発明における、双方向通信により室内の
空気調和を行う空気調和機本体の運転指示を行う空気調
和機用遠隔操作装置は、湿度を制御する湿度制御手段を
備えていることを特徴とする。
本発明における、双方向通信により室内の空気調和を行
う空気調和機本体の運転指示を行う前記空気調和機用遠
隔操作装置は、前記空気調和機本体の運転状態を表示す
る表示部を備え、前記表示部は、前記空気調和機本体を
運転させるために設定した情報である、設定室温と設定
湿度を表示する設定情報表示部と、前記空気調和機本体
が検出する室内環境情報である、室温と湿度を入手して
表示する入手情報表示部とを備え、前記設定情報表示部
には、前記空気調和機本体を運転させるために設定した
設定室温と設定湿度とがそれぞれ独立して表示され、前
記入手情報表示部には、前記空気調和機本体が検出した
室温と湿度とがそれぞれ独立して表示されることを特徴
とする。
として本発明における、双方向通信により室内の空気調
和を行う空気調和機本体の運転指示を行う空気調和機用
遠隔操作装置は、湿度の制御を行う湿度制御手段と、前
記空気調和機本体に冷暖房運転を指示する冷暖房運転指
示手段と、前記空気調和機本体に除湿運転を指示する除
湿運転指示手段と、前記冷暖房運転指示手段あるいは前
記除湿運転指示手段により指示された運転信号を前記空
気調和機本体に送信する送信手段と、前記空気調和機本
体から送信された室内環境情報を受信する受信手段と、
前記空気調和機本体の運転状態を表示する表示部と、前
記空気調和機本体から室内環境情報を送信させる指示を
行う指示手段とを備え、前記表示部は、前記空気調和機
本体を運転させるために設定した情報を表示する設定情
報表示部と、前記空気調和機本体が検出する室内環境情
報を入手して表示する入手情報表示部とを備え、前記設
定情報表示部には、前記空気調和機本体を運転させるた
めに設定した設定室温と設定湿度とがそれぞれ独立して
表示され、前記指示手段を操作することにより前記空気
調和機本体が検出した室温と湿度とを前記受信手段で受
信し、受信した室温と湿度とが前記入手情報表示部にそ
れぞれ独立して表示されることを特徴とする。
明における空気調和システムは、室内の空気調和を行う
空気調和機本体と、前記空気調和機本体の運転を指示す
る遠隔操作装置とを備え、前記室内機と前記遠隔操作装
置との間で双方向通信を行う空気調和システムにおい
て、前記空気調和機用遠隔操作装置は、室温の制御を行
う室温制御手段と、湿度の制御を行う湿度制御手段と、
前記空気調和機本体に冷暖房運転を指示する冷暖房運転
指示手段と、前記空気調和機本体に除湿運転を指示する
除湿運転指示手段と、前記冷暖房運転指示手段あるいは
前記除湿運転指示手段により指示された運転信号を前記
空気調和機本体に送信する送信手段と、前記室内機から
送信されたを受信する受信手段と、前記空気調和機本体
の運転状態を表示する表示部と、前記空気調和機本体か
ら室内環境情報を送信させる指示を行う指示手段とを備
え、前記表示部は、前記空気調和機本体を運転させるた
めに設定した情報である、設定室温と設定湿度を表示す
る設定情報表示部と、前記空気調和機本体が検出する室
内環境情報である、室温と湿度を入手して表示する入手
情報表示部とを備え、前記設定情報表示部には、前記空
気調和機本体を運転させるために設定した設定室温と設
定湿度とがそれぞれ独立して表示され、前記指示手段を
操作することにより前記空気調和機本体が検出した室温
と湿度とを前記受信手段で受信し、受信した室温と湿度
とが前記入手情報表示部にそれぞれ独立して表示され、
前記設定情報表示部に表示される設定湿度と前記入手情
報表示部に表示される湿度とは、それぞれ縦方向に並ん
で表示され、前記設定情報表示部に表示される設定室温
と前記入手情報表示部に表示される室温とは、それぞれ
縦方向に並んで表示され、前記空気調和機本体は、その
運転状態を表示する運転状態表示部を備え、前記運転状
態表示部は、前記空気調和機本体の冷暖房運転状態を表
示する冷暖房運転表示部と、前記空気調和機本体の除湿
運転状態を表示する除湿運転表示部とを備え、前記冷暖
房運転表示部と前記除湿運転表示部は、前記設定情報表
示部および前記入手情報表示部に縦方向に並んで表示さ
れた室温と湿度に対応して設けられていることを特徴と
する。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
システムの一実施の形態を示している。先ず、図1を参
照して本実施の形態に係る空気調和システムの概略構造
を説明する。図1は、本実施の形態に係る空気調和シス
テムの外観図である。
ステムは、室内の壁面等に取り付けられ、室内の環境
(空気調和)状態を調節する空気調和機本体(以下、室
内ユニットという)100と、室外に配置される室外ユ
ニット200とからなる空気調和機と、この空気調和機
の運転制御を行う遠隔操作ユニット(以下、リモコンと
いう)300とから構成される。
0に内蔵した室内ファン109(図2参照)を介して、
横長の筐体150の前面に設けられた第1の吸込部(以
下、前面吸込グリルという)131と、上部に設けられ
た第2の吸込部(以下、上部吸込グリルという)132
とから室内空気を前記筐体150内に取り入れ、内蔵し
た熱交換器(図2参照)を介して熱交換あるいは除湿を
行い、前記筐体150の正面下部に設けられた吹出口1
33から前記室内空気を吹き出す構造を備えている。
キャビネット210、側面を構成する化粧パネル22
0、前面を構成し前記前面吸込グリル131を備えたフ
ロントパネル230とでその外周が覆われており、奥行
き方向より高さ方向の長さが長い大きさを備えた形状と
なっている。
のほぼ中央で、かつその長手方向を前記筐体150の長
手方向と一致するように設けられている。
131を、前記室内ファン109に近い位置である前記
筐体150の正面中央部分に設け、前記上部吸込グリル
132を前記室内ファン109の上方に位置する筐体1
50の上面に設けている。そして、前記前面吸込グリル
131と前記上部吸込グリル132の間、即ち、前記筐
体150の正面上部の位置に平面部を形成している。こ
れにより、最も吸込効率が良好な位置に前記前面吸込グ
リル131を設けることで運転効率を向上させながら、
その上部に位置し、かつ前記前面吸込グリル131と比
較して運転効率に影響し難い位置である前記筐体150
の前面上部に前記平面部を残すことにより、室内ユニッ
ト100を室内の壁面に馴染むようにしている。
込グリル131及び前記上部吸込グリル132に前記筐
体150の長手方向に沿った横桟を基調としたグリル形
状としている。そして、前記前面吸込グリル131は、
ピッチが密な斜めグリルを採用することにより、設置状
態において、使用者から前記筐体150の内部を見えに
くくしている。また上部吸込グリル132は、見え難い
位置であるためにその開口面積を大きくして運転効率を
向上させている。
に、前記前面吸込グリル131から連続的に、あるいは
段階的に開口面積が小さくなり、この平面部に馴染むグ
ラデーショングリル140(図5参照)を形成してい
る。グラデーショングリル140は、そのピッチP2を
開口部595の大きさを変化させずにグラデーショング
リル140の高さh2まで連続的あるいは段階的に大き
くしていくこと、あるいは開口部595の高さh3をグ
ラデーショングリル140の高さh2まで連続的あるい
は段階的にに小さくしていくことにより形成されてい
る。これにより、前記平面部に形成したグラデーション
グリル140を前記前面吸込グリル131から連続して
前記平面部に馴染むグリル形状とすることができるの
で、前記前面吸込グリル131と平面部の分離感を軽減
して前記前面吸込グリル131を目立たなくするととも
に、吸込面積を増し、効率を向上させることができる。
なお、グラデーショングリル140の構成については後
述する。
ーにより開閉角度を調整可能な一対の横ルーバー134
を備え、前記室内ユニット100の運転停止時にこの吹
出口133の開口部を隠蔽し、運転時には前記開口部を
露出すると共に、この横ルーバー134の開閉角度を調
整することにより前記吹出口133から吹き出す室内空
気を運転モード(冷房や暖房、除湿)に合わせて吹き出
し角度を調整することができる。
モコン300との間でデータの送受信を行う送受信部1
10と、この室内ユニット100の運転状態を表示する
運転状態表示部135を前記筐体150の前面に設けて
いる。この実施の形態では、前記送受信部110をこの
室内ユニット100の電装品が配置された側、即ち、前
記吹出口133の片側に設けて配線を短縮することで、
組み立て性を向上している。また前記運転状態表示部1
35は、前記筐体150のほぼ中央、即ち、前記前面吸
込グリル131と前記吹出口133の間に設けること
で、使用者からの視認性を向上している。更に、この運
転状態表示部135は、連続した複数の光源を備え、こ
れら光源を運転状態の出力、あるいは設定温度または湿
度に対する現在温度または湿度との差に対応させて段階
的に光源の数を点灯させることで、使用者に運転状況を
イメージ的に認識させるようにしている。また、これら
複数の光源の点灯の組み合わせにより、多様なエラー表
示や各種の状態表示を可能にしている。
状態表示部135を、表示される情報に対応してそれぞ
れの情報表示エリアを備えるようにすることで、視認性
を向上させている。この実施の形態では、例えば、温度
に対応した第1情報表示エリアと湿度に対応した第2情
報表示エリア(図18参照)に分割し、第1情報表示エ
リアおよび第2情報表示エリアを複数の光源が一列に並
んで連続した棒状に形成し、前記筐体150の左右の中
心位置近傍を中心として左右に振り分けて配置し、1本
の棒状に形成している。このように形成することで、シ
ンプルな形態を取って意匠効果を向上させつつ、温度と
湿度の分割表示を可能とするとともに、運転出力あるい
は前記温度差や湿度差を視覚的に分かりやすく表示する
ことができる。しかも、運転状態表示部135を左右に
長く、細い棒状とすることで、前記吹出部133と前面
吸込グリル131との間の空間に効率よく配置すること
ができる。
ない圧縮機と熱交換器および室外ファンが設けられてい
る。この室外ユニット200は、冷媒配管ならびに電気
配線を介して前記室内ユニット100と接続されてお
り、両ユニットの間で冷媒を循環させることで、室内の
冷暖房や除湿運転を行うことができる。
を備えて前記室内ユニット100に対して、各種の操作
指示信号を送信するとともに、前記室内ユニット100
から各種の情報を入手することができる。この実施の形
態では、前記室内ユニット100および室外ユニット2
00に備えた各種のセンサからの情報、例えば、室温や
湿度、外気温等の情報を入手し、前記リモコン300に
備えた表示部320に入手した情報を表示させることが
できる。
室内ユニット100や室外ユニット200から入手した
前記情報を、例えば数値情報として明確なデータとして
前記表示部320に表示させると共に、この情報と対比
させる形式で室内ユニット100を自動運転するために
予め設定された情報、あるいは、使用者により入力(設
定)された情報を表示することにより、設定情報の入力
の操作性の向上と、設定情報と前記入手情報の対比によ
る視認性を向上することができる。
視認性の向上を図るために、表示部320を、前記入手
情報を表示する入手情報表示エリア320aと、設定情
報を表示する設定情報表示エリア320bとに分け、こ
れらを隣接させて設けることで、設定情報と入手情報と
の対比をしやすくしている。更に、本実施の形態では、
入手情報表示エリア320aと設定情報表示エリア32
0bとを、表示される設定情報と入手情報との種類に対
応してそれぞれ第3情報表示エリアと第4情報表示エリ
アとして左右に振り分けられており、第3情報表示エリ
アと第4情報表示エリアに表示される情報を対比させる
ことで前記入力性と視認性を向上している。更に、本実
施の形態においては、第3情報表示エリアおよび第4情
報表示エリアに表示される情報と関連する使用頻度の高
い操作ボタンをそれぞれの情報表示エリアに対応して左
右に振り分けることにより、操作性を向上させている。
表示エリアには温度に関する情報が表示され、前記第4
情報表示エリアには湿度に関する情報が表示されるよう
に構成し、前記第3情報表示エリアおよび前記第4情報
表示エリアに対応して温度に関する操作ボタン、湿度に
関する操作ボタンをそれぞれ左右に振り分けることで、
操作性を向上させている。更に、この実施の形態では、
使用者がこのリモコンを室内ユニット100に向けた際
に、左右に振り分けられた運転状態表示部135が、こ
のリモコンの左右に振り分けられた情報表示エリアと操
作ボタンとが一致するようにしている。
は、前記リモコン300を操作して前記室内ユニット1
00を動作させることにより、前面吸込グリル131お
よび上部吸込グリル132から室内空気を取り込み、こ
の室内空気を室外ユニット200と後述する冷凍サイク
ルを利用して熱交換を行い、熱交換された室内空気を前
記吹出口133から吹き出すことにより、室内における
冷房運転、暖房運転および除湿運転等を行うことができ
る。
つは、室内ユニット100の筐体150の前面に配置さ
れる吸込グリルを、前記前面吸込グリル131と、この
前面吸込グリル131と連続して、その開口面積が段階
的に、あるいは連続的に変化するグラデーショングリル
140(図5参照)とで構成したことにある。もちろ
ん、前面吸込グリル自身を段階的に、あるいは連続的に
変化するグラデーショングリルとして、前記グラデーシ
ョングリル140と一体的に処理してもよい。これによ
り、運転効率を向上させながら意匠性及び設置性を向上
させることができる。
一つは、運転状態を、室内ユニット100ではイメージ
的に認識でき、リモコン300では明確な数値情報とし
て認識できる操作表示機構を採用したことにある。そし
て、この操作表示機構を双方向で情報交換可能としたこ
とにより、的確な運転情報をリモコン300側で入手し
て、入手した運転情報をリモコン300の表示部320
に表示するようにしている。これにより、運転操作を行
う場合は、情報を数値データとして使用者の身近にある
リモコン300側で的確に認識して各種の操作を行うこ
とができ、また室内ユニット100や室外ユニット20
0で入手した各種の情報を認識することができる。
合、あるいは詳細な情報を入手する必要がない場合は、
室内ユニット100の運転状態表示部135にてイメー
ジ情報として運転状況を把握することができる。
0の表示部320と使用頻度の高い操作ボタンの配置を
情報の種類により振り分け、更にその配置を室内ユニッ
ト100の運転状態表示部135の配置と一致させたこ
とにより、室内ユニット100に向かって操作する人の
操作性や視認性を向上することができる。
の形態に係る空気調和システムを詳細に説明する。
ト100を詳細に説明する。図2は室内ユニット100
の縦断面図、図3は冷凍サイクルの装置図、図4は室内
ユニット100の外観図、図5は室内ユニット100の
前面グリルの部分拡大図とその要部断面図である。
筐体150は、樹脂成型のバックキャビネット210
と、該バックキャビネット210の前面に設けられる樹
脂成型の化粧カバー220と、該化粧カバー220の前
面に設けられた樹脂成型のフロントパネル230とから
構成されている。
ネット210の内側に貫流型の室内ファン109と熱交
換器とドレン皿等の基本的な内部構造体が取付けられて
いる。室内ファン109は、一端の回転軸がファンモー
タ、他端の回転軸がベアリングで支持され、前記バック
キャビネット210の下方に横姿勢で取付けられる。
3、104とから構成され、第1熱交換部102は前記
室内ファン109の前部に縦姿勢で配置され、第2熱交
換部103、第3熱交換部104は前記熱交換部102
の上端の後方に山型に配置されることで、前記室内ファ
ン109の前部と上方を包むように配置される。ドレン
皿170は、前記熱交換器の下方に配置され、該熱交換
器の露を受けて図示しないドレンノズルを介して室外に
排出する。また、ドレン皿180は第3熱交換部104
の露を受けるものであり、前記バックキャビネット21
0とともに吹出通風路250を形成する。該ドレン皿1
70の下面には、複数の左右方向の風向と上下方向の前
記風向板が取付けられている。
モータ取付けられており、自動で風向角度を変更するこ
とができる。
側に取付けられた室内ファン109等の基本的な内部構
造体は、前記化粧カバー220を取付けることにより室
内ユニット100内に包含される。前記化粧カバー22
0には、その前面(図面上左側)に空気清浄フイルタ2
60と前記フイルタ130が着脱可能に取付けられる。
また、更に図示しない前記表示部及び前記受光部が前記
化粧カバー220に取付けられる。そして、前記化粧カ
バー220の前面に前記フロントパネル230がその上
端の両側に設けた開閉ヒンジを介して前記化粧カバーに
回転可能に軸支され、その下端を開放可能に取付けられ
る。
部内壁は、第3熱交換部104の露を受けるドレン皿1
80が形成される。該ドレン皿180で収集した水滴は
図示しない通路を介して前記吹出部133の上方の前記
ドレン皿170に集められる。また、このドレン皿18
0は、前記バックキャビネット210の下部内壁と吹出
部133を形成する前記化粧カバー220とともに断面
形状を円弧状に形成され、前記室内ユニット100のほ
ぼ中央やや後方に配置される室内ファン109を包むよ
うな後部通風面250を形成する。前記熱交換器の露を
受けるドレン皿170の下面部は、前記吹出部133の
前部通風面を構成し、該前部通風面と後部通風面とで吹
出通風路250を構成する。
皿170の下面部後方と、前記バックキャビネット21
0の下部内壁の下端部に回転自在に軸支される。
03、第3熱交換部104は、その頂点を前記室内ファ
ン109のほぼ上方の連結点Qで屈曲して設けられてい
る。前記連結点Qは、バックキャビネット210と前記
化粧カバー220との結合部に位置している。この実施
の形態では、前記上面吸込グリル132を前記化粧カバ
ー220に形成した上面前部吸込グリル132aと、バ
ックキャビネット200に設けた上面後部吸込グリル1
32bとで構成している。したがって、熱交換効率が悪
い前記連結点Qを山型の頂点に位置させて、熱交換効率
が高い山型に組み合わされた熱交換器の前側を構成する
前記第2熱交換部103は前記上面前部吸込グリル13
2aから、山型の後方の前記第3熱交換部104は前記
上面後部吸込グリル132bから、それぞれ室内空気を
効率よく吸い込むことができる。
03および第3熱交換器104は、熱的な切断線124
により熱的に分離されて構成されている。図3で詳細に
説明するように、この実施の形態では、除湿運転時に絞
り作用を行う除湿用絞り装置105を備え、この一方の
接続口に山型に配置された第2熱交換部103と第3熱
交換部104の配管を接続し、前記除湿用絞り装置10
5の他方の接続口には前記第1熱交換部102の配管を
接続するようにしている。
交換部102、第2熱交換部103、第3熱交換部10
4)において、○印で示した120は複数枚の放熱フィ
ンを貫通するように設けられた伝熱管であり、図示しな
い接続管で接続されている。
を、室内ファン109により、矢印91、92、93の
ように、それぞれ前面吸込グリル131、上面前部吸込
グリル132a、上面後部吸込グリル132bからフィ
ルタ130を通って室内ユニット100に吸い込み、冷
暖房運転時には、これら吸い込んだ室内空気を冷風又は
温風に熱交換し、除湿運転時には、前記第1熱交換部1
02で冷風に熱交換し、山型に配置された前記第2熱交
換部103、第3熱交換部104を前記第1熱交換部1
02と分離して温風に熱交換して、室内ファン109を
通り、吹出口133から室内に吹き出される。この構造
を、図3を参照して更に説明する。
り能力可変の冷媒を圧縮する圧縮機、510は運転状態
を切り換える四方弁、520は室外熱交換器、530は
絞り作用の無い全開状態が可能な電動膨張弁で、前記熱
交換器および除湿用絞り装置105を加えて、これらが
接続配管により環状に接続されて冷凍サイクルを構成し
ている。また図3においては、前記熱交換器の伝熱管の
流路状態の一実施の形態を模式的に示してある。
交換部104とが一体に接続されることで、伝熱管が二
系統の冷媒流路540、550となるように構成され、
さらに切断線124により熱的に分離された第1熱交換
部102が二冷媒流路560、570で構成されてい
る。冷媒流路540、550と二冷媒流路560、57
0は除湿用絞り装置105を介して接続管106および
107により接続されている。580は室外ファンであ
る。
いて、除湿運転時には四方弁510を冷房運転時と同様
に切り換え、除湿用絞り装置105を適当に絞り電動膨
張弁530を全開にすることにより、冷媒を一点鎖線で
示すように圧縮機500、四方弁510、室外熱交換器
520、電動膨張弁530、熱交換器の第2熱交換部1
03と第3熱交換部104、除湿用絞り装置105、熱
交換器101の第1熱交換部102、四方弁510、圧
縮機500の順に循環させ、室外熱交換器520が上流
側の凝縮器、熱交換器の第2熱交換部103と第3熱交
換部104が下流側の凝縮器、熱交換器の第1熱交換部
102が蒸発器となるように運転する。
ァン109により矢印91、92、93で示すように流
すと、室内空気は蒸発器として作用する第1熱交換部1
02で冷却・除湿されると同時に、下流側の凝縮器すな
わち加熱器となる第2熱交換部103と第3熱交換部1
04で加熱され、さらにこれらの空気が混合されて室内
に吹き出される。
の能力や室内ファン109および室外ファン580の送
風能力を制御することにより、冷却器および加熱器の能
力を調節することができ、除湿量や吹出空気温度を広い
範囲で変えることができる。このように、この実施の形
態によれば、特に、冷凍サイクルを利用してきめ細かな
除湿運転を効率よく行うことができる次に、図4を参照
して、室内ユニット100の外観構造を詳組に説明す
る。図4は室内ユニット100の外観図であり、(a)
図が正面図、(b)図が右側面図、(c)図が平面図、
(d)図が底面図を示している。
W1を798mm、高さH1を285mm、奥行D1を
203mmに設定されており、奥行D1が高さH1より
小さい横長の外形寸法を備えている。
ニット100は、バックキャビネット210を箱型に形
成するとともに、化粧カバー220とフロントパネル2
30の上下面を、側面から見て、ほぼ上下対称で前方に
向けて絞り込まれる大きな曲面33、34で形成し、更
に、該曲面33、34の間に形成されるフロントパネル
230の前面を後方にやや傾いた大きな曲面35で形成
することにより、壁面に設置した状態において、室内ユ
ニット100を壁面に馴染んだコンパクトな形態に見せ
ることができる。
り、上面吸込グリル132を設置状態で目立ち難くする
とともに前方上方から室内空気を効率良く吸い込ませる
ことができる。一方、下面を曲面34で形成したことに
より、設置環境に馴染みやすい「面」を生かして吹出部
133に傾斜を与えることができる。
トパネル230を側面からみて一様な厚みとするととも
に、その上下を前記曲面33、34に回り込む形状とし
ている。そして、前記フロントパネル230の厚みが前
記化粧パネル220に連続するように前記フロントパネ
ル230の部品の割線と連続する凹溝を形成している。
これにより、フロントパネル230と化粧カバー220
との嵌合を良好にするとともに、連続した丸みのある大
きな曲面にアクセントラインを形成し、奥行感を軽減し
て、コンパクト感を一層向上させている。
ット100は、両側面の中央をふっくらした丸み形状と
することにより、内蔵される室内ファン109のスペー
スを確保して、内部実装効率を向上したコンパクトで全
体に丸みのある外観形状を形成している。また、フロン
トパネル230の前面に形成される大きな曲面35の中
央には前記前面吸込グリル131を設け、その下方には
運転状態表示部135を備えた下部平面部を形成し、そ
の上部には前記グラデーショングリル140を備えた上
部平面部を形成している。
る。先ず、図2において、この実施の形態に採用されて
いる貫流型の室内ファン109は、バックキャビネット
210および化粧パネル220のケーシングにより斜め
上方から吸い込んで下方に吹き出すことができる。この
際、貫流型のファンの特性上、室内ファン109に近い
位置ほど効率的に室内空気を吸い込むことができる。こ
こで、この実施の形態では、縦長の筐体150の中央に
室内ファン109を配置し、その前面側に第1熱交換部
102を配置し、その上部に第2熱交換部103および
第3熱交換部104を山型に配置している。このことか
ら、前記第1熱交換部102から吸い込む室内空気が最
も吸い込み効率が良好である。しかし、この第1熱交換
部102の上方の位置は室内ファン109からの距離が
離れるので吸い込み効率が低下する。また、第1熱交換
部102の上部には、前部上段に山型に配置された第2
熱交換器103、第3熱交換部104との連結部があ
り、更に、その上部には化粧パネル220とフロントパ
ネル230の接合部があるので、前面上方位置での吸い
込み効率は前面下部より吸い込み効率が低下する。
吸込グリル132から吸い込まれる室内空気は、室内フ
ァン109から離れた位置より吸い込まれるために吸い
込み効率は低い。しかし、上面吸込グリル132は、設
置状態において、使用者から見え難い位置に設けられて
いるために、上面吸込グリル132の開口面積を大きく
することで吸い込み効率を向上させることができる。
ニット100は、最も吸い込み効率が大きい筐体150
の前部中央に、開口面積が大きく内部が見え難い前面吸
込グリル131を設け、この前面吸込グリル131の上
方の吸い込み効率が低い位置には、低くなるにしたがっ
て開口面積が小さくなるグラデーショングリル140を
設け、筐体150の比較的吸い込み効率が低い上面には
大きな開口面積を備えた上面吸込グリル132を設けて
いる。
この実施の形態では、前記前面吸込グリル131とグラ
デーショングリル140とを、横桟を基調とした断面が
斜め形状の複数のリブ590a、590bとから構成し
ている。前記各リブ590a、590bは、その断面形
状が板状に形成され、その長手方向を設置状態において
水平方向に向けるように形成するとともに、各リブ59
0a、590bの室内空気が吸い込まれる上流側Z1と
なる端部591が、下流側Z2となる端部592aよ
り、設置状態において上部位置となるように形成してい
る。これにより、室内ユニット100が壁面に設置され
た状態では、使用者から前記前面吸込グリル131とグ
ラデーショングリル140の内部を見え難くすることが
できる。
90a、590bの下流側Z2となる端部592bの高
さが上流側Z1となる端部591の高さとほぼ同じ位
置、または上方の位置となるように形成している。これ
により、樹脂成形時の型抜きを容易にすることができる
とともに、使用者から前記前面吸込グリル131とグラ
デーショングリル140の内部を見え難くする効果を得
ることができる。
グリル131とグラデーショングリル140の各リブ間
590a、590bに形成される横長の開口部595の
大きさ(横幅及び高さ)をほぼ同じ大きさにしている。
そして、開口面積が必要な前記前面吸込グリル131
は、そのピッチP1を小さく密に配列して開口面積を大
きくし、前記グラデーショングリル140のピッチP2
は、各開口部の間のリブ590bの前面の高さが前記前
面吸込グリル131のリブ590の高さより徐々に大き
く、または段階的に大きくなるように形成することで、
グラデーション効果を出している。
おける前記リブ590a、590bは、その断面形状が
略「L型」に形成され、前記前面グリル131および前
記グラデーショングリル140を形成するためのグリル
形成部597a、597bとを備えている。特に、本実
施の形態においては、前記リブ590bに設けられた前
記グリル形成部597bを上部吸込グリル132へ向か
うにつれて、連続的あるいは段階的に変化させていくこ
とにより、前記グラデーショングリル140を形成して
いることを特徴としている。これにより、上述したよう
な効果を得ることができる。
ョングリル140を形成しているグリル形成部597b
を中心に説明したがこれに限定されるものでない。例え
ば、前記リブ590aに設けられた前記グリル形成部5
97aを前記グラデーショングリル140に向けて連続
的あるいは段階的に変化させていくことにより、前記前
面グリル131と前記グラデーショングリル140とを
連続させた1つのグラデーショングリルとして形成して
もよい。
吸込グリル131の大きさを、横幅W2が761mm、
高さH2が90mmに設定している。また、前記グラデ
ーショングリル140の大きさを、横幅W2が761m
m、高さH3を52.4mmに設定している。そして、
図5で示すように、前記開口部595の高さh1を2.
5mmとして、前記前面吸込グリル131のピッチP1
を5mm、グラデーショングリル140のピッチP2
を、前記P1から最上部の52.4mmの大きさまで連
続して、また段階的に大きくしている。
に疎の配列から密の配列に移行することを意味してい
る。このように、この実施の形態では、開口面積の大き
な前面吸込グリル131を中央に配置して、その下部に
形成される下部平面部を目立たせ、その上部に形成され
る上部平面部にグラデーショングリル140を備えるこ
とにより、前記前面吸込グリル131と上部平面部とを
馴染ませて、フロントパネル230に形成される前面吸
込グリル131の吸込部の大きさを目立たなくしてイン
テリアに調和させるようにしている。
リル131とグラデーショングリル140の横幅W2を
761mmに設定している。しかし、室内ユニット10
0の右側端部には機械室が設けられており、前記前面吸
込グリル131とグラデーショングリル140は、この
機械室にまで延在して前記化粧パネル220形成されて
いる。前記前面吸込グリル131とグラデーショングリ
ル140の機械室に延在している部分は開口しておら
ず、前記前面吸込グリル131とグラデーショングリル
140が実際に開口している部分の大きさを本実施の形
態においては721mmに設定している。
131の下辺に中央が両側より下側にたれ下がって形成
される凹状の傾斜面を形成し、この中央部分に前記運転
状態表示部135を設けている。これにより、前記運転
状態表示部135を目立たせるとともに、視認性を向上
させている。更に、前記下部平面部の片側の下部には、
送受信部110を設けている。
ー220の上面に形成される前記上面前部吸込グリル1
32aと、前記バックキャビネット210の上面に形成
される前記上面後部吸込グリル132bは、主体となる
複数の横桟と補強用の縦桟を疎らに備えたグリル形状と
し、周囲に幅の広い筐体面を残すことで、大きな開口面
積を得ながら設置状態で目立ち難くい形態としている。
カバー220の下面に形成される前記吹出部133は、
前記フロントパネル230との分割部に近接して配置さ
れる。2枚の前記風向板6a、6bは大きな曲面34と
ほぼ同一の曲面を備えた帯状の形態を備え、閉鎖状態で
吹出部133の開口部をほぼ隠蔽して、室内ユニット1
00の底面に連続した大きな曲面34を形成する。
0の外観は、上面と底面が大きな、両側面が小さな曲面
を介して前方に向けて絞り込まれ、正面4隅が大きな丸
み形状で形成されるラウンドを基調とした上下左右ほぼ
対称なコンパクトな形態とし、更に、正面に配置される
前面吸込グリル131、上面吸込グリル132、吹出部
133、グラデーショングリル140、運転状態表示部
135を中央を基準に左右対称に配置している。このよ
うに、前記室内ユニット100を上述した外観形状とす
ることにより、壁面に設置した状態において、壁面に馴
染んでインテリアに調和しやすいコンパクトな形態にし
ている。
ン300について詳細に説明する。
図6(a)はリモコンの正面図、図6(b)は開閉蓋を
開いた状態におけるリモコンの正面図、図6(c)はリ
モコン300の平面図、図7(a)はリモコン300の
正面図、図7(b)は左側面図を示している。
0の筐体301を構成する各部品を示す図である。図8
は、前記リモコン300の筐体301を構成する上カバ
ーであり、図8(a)が前記上カバーの内部外観図、図
8(b)が縦断面図である。図9は、前記リモコン30
0の筐体301を構成する下カバーであり、図9(a)
が前記下カバーの内部断面図、図9(b)が縦断面図で
ある。図10は、電池蓋であり、図10(a)は前記電
池蓋の内部外観図、図10(b)は縦断面図である。図
11は、表示部320を構成する液晶基板を示す図であ
り、図11(a)が正面図、図11(b)が縦断面図で
ある。
構成を示す図である。図12は前記使用頻度の低い操作
ボタンおよび前記運転/停止ボタンの構成を示す図であ
り、図12(a)が正面図、図12(b)が背面図、図
12(c)がA−A’断面図、図12(d)がB−B’
断面図である。図13は、前記開閉蓋302に設けられ
た使用頻度の高い操作ボタンの構成を示す図であり、図
13(a)が正面図、図14(b)が背面図、図13
(c)が側面図である。図14は、前記開閉蓋302の
構成を示す図であり、図14(a)が内部外観図、図1
4(b)が縦断面図である。
は、主としてリモコン300により行われる。
00は、薄形で扁平な縦長の筐体301を備え、その筐
体301の広い面の一部に設けられた開閉蓋302と、
室内ユニット100の運転と停止を操作する運転/停止
ボタン303と、送受信装置310と、入手情報を表示
する入手情報表示エリア320aと、空気調和機の運転
状態やあらかじめ設定された温度、湿度等を表示する設
定情報表示エリア320bとを備えた表示部320とを
有している。この実施の形態では、送受信装置310が
設けられた長手方向の片側に表示部320を設け、その
下側に最も使用頻度の多い運転/停止ボタン303を設
け、その下側に前記開閉蓋302を設けて、その表面に
比較的使用頻度の多い操作ボタンを設け、開閉蓋302
で覆われる本体側に使用頻度の少ない操作ボタンを設け
ている。これにより、使用者が、前記送受信装置310
を室内ユニット100側に向けた際の操作姿勢に置ける
操作性と視認性の向上を図っている。
すように、送信部310aと受信部310bとから構成
される。
表面に設けられる使用頻度の高い操作ボタンとして、室
内環境を制御する複数の操作ボタンを設けている。室内
環境を制御する複数の操作ボタンとして、例えば、冷暖
房運転に際して使用頻度の高い操作ボタンとフルシーズ
ンで使用される除湿運転で使用頻度のある操作ボタンを
設けている。これらの操作ボタンは、例えば、使用頻度
の高い運転モードを設定する、室内ユニット100に除
湿運転を行わせる除湿ボタン304、室温と外気温との
温度差に合わせて湿度を制御しながら室内ユニット10
0を運転させる「涼・快」ボタン305と、室内ユニッ
ト100から吹き出される風向きや風量を自動調整する
PAM気流ボタン306とを、1つの操作ボタン群とし
て、前記最も使用頻度の高い運転/停止ボタン303の
下側に配置している。
度とを独自に設定するための操作ボタンとして、例え
ば、湿度の設定を行う湿度設定ボタン307と、室温の
設定を行う室温設定ボタン308とを並設させて前記運
転モード切り替えのボタン群の下に設けている。これに
より、温度と湿度を同一の操作レベルで独立して設定す
ることができる。
前記冷暖房運転および除湿運転には左右されない他の使
用頻度の高い操作ボタンとして、就寝時などに簡易的な
タイマーを設定することができる簡易タイマー設定ボタ
ン、例えば、おやすみボタン309と、室内の湿度や室
温、外気温などを入手情報エリア320aに表示するよ
うに指示する指示ボタン、例えば、おしえてボタン34
0を設けている。
ン300は、室内ユニット100や室外ユニット200
から得られる情報を見ながら、リモコン300の外表面
に使用頻度の高い順に配置された使用頻度の高い操作ボ
タンを操作して、設定情報を前記設定情報表示エリア3
20bに表示させて操作することができる。
徴の一つは、前記表示部320を上下2段に分け、入力
情報表示エリア320aと設定情報表示エリア320b
とが保持姿勢において上下となるように配置した点にあ
る。一般に、使用者は横書きの文章のように、上から下
方に向かって、文章や各操作手順を認識する。この実施
の形態では、この使用者の行動を利用して、上段に基本
となる入手情報を表示する入手情報表示エリア320a
を設け、この下方の位置に隣接して設定情報表示エリア
320bを表示し、更に、その下方に操作ボタンを配置
している。
や室外ユニット200から入手した情報を基に設定情報
を自然な形で認識しながら入力することができる。
前記入力情報表示エリア320aと前記設定情報表示エ
リア302bとに表示される情報と使用頻度の高い操作
ボタンを、情報の種類、例えばこの実施の形態では冷暖
房に関するものと、除湿に関するもので左右に振り分け
た点にある。この実施の形態では、前記入力情報表示エ
リア320aと前記設定情報表示エリア320bを、温
度の表示エリアと湿度の表示エリアとにそれぞれ左右に
分けて設け、更に、この表示エリアに対応して関連のあ
る使用頻度の高い操作ボタンを左右に分けて配置し、温
度と湿度のどちらにも関連する操作ボタンを中央に配置
している。これにより、使用者に操作ボタンを探させる
ことを軽減して操作性を向上させることができる。
徴の他の一つは、前記開閉蓋302の表面におしえてボ
タン340を設けたことであり、このおしえてボタン3
40を押すことにより、室内ユニット100の運転中に
おける室内の温度や湿度、外気温を前記入手情報表示エ
リア320aに表示させることができる。これにより、
常時、室内ユニット100とリモコン300との送受信
を行うことなく、必要な時に送受信を行わせることがで
きるので、リモコン300の消費電源を軽減することが
できる。
時においても、おしえてボタン340を押すことで、室
内ユニット100から入手した室温や湿度、室外ユニッ
ト200から入手した外気温を入手情報表示エリア32
0に表示させることができる。また、前記使用頻度の高
い操作ボタンである除湿ボタン304、「涼・快」ボタ
ン305、 PAM気流ボタン306で、冷暖房時にお
ける使用頻度の高い運転モードや除湿運転を主体とした
運転モードの切り替え、あるいは、湿度設定ボタン30
7、室温設定ボタン308、による各運転モードにおけ
る温度および湿度の設定、更に、おやすみボタン309
による就寝時のタイマー設定、入手情報を得たいときに
使用するおしえてボタン340などを前記開閉蓋302
の表面に設けたので、使用頻度や操作性に沿って室温や
湿度、風向き、風量等を容易に調節することができ、使
用者の快適な室内空間を簡単な操作で作ることができる
ように空気調和システムを運転させることができる。
(b)で示すように、前記開閉蓋302の内側(上カバ
ーの表面)には比較的使用頻度の低い操作ボタンが設け
られている。比較的使用頻度の低い操作ボタンとして、
例えば、室内ユニット100の運転モード、例えば冷房
運転、暖房運転、除湿運転等を切り換える運転切換ボタ
ン351、風速を切り換える風速切換ボタン352、風
向きの調節を行う風向調節ボタン353、354、室内
ユニット100に急冷房運転や急暖房運転を行わせるパ
ワフルボタン355、室内ユニット100に空気清浄運
転を行わせる空清ボタン358、フィルターの汚れ具合
を表示するフィルターボタン359、室内ユニット10
0のタイマー設定の取り消しを行う取消ボタン360、
時刻を設定する時刻設定ボタン361、室内ユニット1
00の予約運転の設定を行う予約ボタン362と、リモ
コン300の設定を初期状態に戻すリセットボタン36
3、室内ユニット100のタイマー運転のON/OFF
(入/切)を設定するタイマーボタン364、日付や時
刻が設定されている状態の時に押下することにより日付
や時刻を表示する日付・時刻ボタン365などが配置さ
れている。ここで、風向調節ボタン353は上下の風向
きの調節を行い、風向調節ボタン354は左右の風向き
の調節を行う。
〜365は、主として空気調和機の運転状態を詳細に設
定するために用いられるものである。これらの操作ボタ
ン351〜365により設定された運転状態は、前記リ
モコン300に記憶されるので、空気調和機を再度運転
させた時に運転状態を再度設定する必要がなく、また通
常のリモコン300の使用時においては、前記開閉蓋3
02の内側(上カバーの表面)に配置されているので、
操作ボタンの誤操作を軽減することができる。
空気調和機の予熱を行う予熱ボタン356や空気調和シ
ステムに室内ユニット100とは別体に設けた加湿器
(図示省略)を制御する加湿器ボタン357などを設け
てもよい。
0は、奥行寸法Dが薄く、横幅寸法W1より高さ寸法H
1が長い薄形/偏平で縦長の本体形状を備えている。こ
のリモコン300は、長手方向の一端に送受信部310
を備え、使用者がこの送受信部310を室内ユニット1
00の送受信部110に向けながら片手で保持した際に
保持性が良好な形状としている。
の大きさが奥行寸法D2を22mm、横幅寸法W4を6
1mm、高さ寸法H4を196.5mmに設定すること
で、保持性の良好な大きさとしている。また、前記表示
部320に配置される前記入手情報表示エリア320a
および前記設定情報表示エリア320bは、横幅寸法W
5および高さ寸法H5、H6をそれぞれ48mm、11
mm、49mmに設定することにより、前記入力情報表
示エリア320aおよび前記設定情報表示エリア320
bに表示される内容を見易くすることができる。本実施
の形態においては、リモコン300および表示部320
の寸法を上記寸法に設定しているが、この寸法に限定さ
れるものではなく、任意の寸法に設定しても良い。
00および操作ボタン、表示部320の構成について説
明する。
で示すように、前記リモコン300の筐体301が、上
カバー401と下カバー402とから構成されている。
前記上カバー401は、前記筐体301の前面(正面)
側をカバーし、前記下カバー402は、前記筐体301
の背面をカバーするように、前記筐体301の周側面に
形成された分割溝390(図7(b)参照)を介して前
記上カバー401に取り付けられる。前記開閉蓋302
は、前記上カバー401の前面(正面)下方にヒンジ3
91(図7(b)参照)を介して開閉可能に取り付けら
れている。
低い操作ボタン351〜365を配置するための複数の
開口部410と、前記表示部320を配置するための開
口部420とを備えている。また前記上カバー401の
下方には、電池を収納する電池収納部430を備え、図
10で示す電池蓋700により、前記電池収納部430
をカバーしている。前記電池蓋700は、爪710を前
記下カバー402の爪取付部440に嵌合させることで
前記下カバー402に取り付けられ、前記電池収納部4
30をカバーしている。
うに、一枚の液晶基板750の印刷面760に印刷を施
すことにより形成されており、前記液晶基板750は前
記開口部420を介して前記上カバー401に取り付け
られるように構成されている。前記液晶基板750の下
方には、前記運転/停止ボタン303が取り付けられる
開口部770が設けられている。
として通常の液晶基板を使用しているが、通常の液晶基
板に変えて、カラー液晶基板を用いても良い。カラー液
晶基板を用いることにより室内ユニット100の動作状
態に対応した表示、例えば、冷房運転においては青色系
の表示、除湿運転においては緑色系の表示、暖房運転に
おいては橙色系の表示とすることにより、空気調和機の
動作状態に対応させて表示部320の色を変えることが
でき、操作性や視認性をさらに向上することができる。
使用頻度の低い操作ボタン351〜365の構成につい
て説明する。
操作ボタン351〜365は、ゴム等の軟質材料で形成
され、第1基板900に取り付けられる。前記使用頻度
の低い操作ボタン351〜365は、前記第1基板90
0との接触部に導電材料910を有し(図12(b)参
照)、前記使用頻度の低い操作ボタン351〜365の
いずれかが押下されると前記導電材料910が前記第1
基板900の所定の回路に接触し、押下された操作ボタ
ンに対応する操作信号を発信するようになっている。前
記使用頻度の低い操作ボタン351〜365が取り付け
られた第1基板900は、前記液晶基板750や図示し
ないマイコン(中央処理装置)、送受信回路等と配線さ
れ、前記液晶基板750やマイコン(中央処理装置)、
送受信回路等を含めて前記下カバー402の内側に設け
られた位置決めリブ451〜455(図9(a)参照)
により位置決めされると共に、開口部410および開口
部420とを介して前記上カバー401に取り付けられ
る。
頻度の高い操作ボタン304〜309およびおしえてボ
タン340の構成について、図13および図14を用い
て説明する。
高い操作ボタン304〜309およびおしえてボタン3
40は、ゴム等の軟質材料で形成され、その形状が図1
3(c)で示すように、側方から見て「T字」形状をな
している。
09およびおしえてボタン340は、図14で示すよう
に、前記開閉蓋302に形成された複数の開口部820
を介して前記開閉蓋302に取り付けられ、前記開閉蓋
302の内側に形成された位置決めリブ830、84
0、850とを介して前記開閉蓋302に取り付けられ
る背面板810により、前記使用頻度の高い操作ボタン
304〜309およびおしえてボタン340が前記開閉
蓋302に保持される。
09およびおしえてボタン340は、前記開閉蓋302
が閉じた状態で押下することにより機能するものであ
る。前記開閉蓋302が閉じた状態で、前記使用頻度の
高い操作ボタン304〜309およびおしえてボタン3
40のいずれかを押下することにより、前記使用頻度の
高い操作ボタン304〜309およびおしえてボタン3
40に対応する「T字」形状の端部805が前記背面板
810より突出し、前記上カバー401に取り付けられ
た使用頻度の低い操作ボタン351〜365に設けられ
たいずれかの前記導電材料910を介して前記第1基板
900の所定回路と接触し、押下した使用頻度の高い操
作ボタン304〜309およびおしえてボタン340の
いずれかに対応する操作信号を発信するようになってい
る。
記室温設定ボタン308および前記湿度設定ボタン30
7は、図13(c)で示すように、側面から見て中央部
が凹んだ円弧形状で形成されている。そして円弧形状の
上方に位置し、室温および湿度を上昇させる上ボタン3
07a(308a)と、円弧形状の下方に位置し、室温
および湿度を下降させる下ボタン307b(308b)
とをそれぞれ備えている。ここで、使用者は表示部32
0を上方にして持つ自然な保持姿勢において、リモコン
300の前後方向を上下方向として認識する。
用して、前記室温設定ボタン308および前記湿度設定
ボタン307の長手方向をリモコン300の筐体301
の長手方向に設けて、表示部側を上ボタン307a(3
08a)、反対側を下ボタン307b(308b)とす
ることにより、使用者に各設定ボタンの配置を意識させ
ることなく自然な動作で操作させて操作性を向上させる
ことができる。
および前記下ボタン307b(308b)は、図13
(a)で示すように、それぞれ楕円形状で形成されてお
り、方向性を示す凹部830a、830bをそれぞれ備
えている。本実施の形態においては、前記上ボタン30
7a(308a)を前記湿度設定ボタン307(室温設
定ボタン308)より突出して形成されており、前記下
ボタン307b(308b)を前記湿度設定ボタン30
7(室温設定ボタン308)より凹んで形成している。
そして、前記上ボタン307a(308a)と前記下ボ
タン307b(308b)の表面に、前記凹部830
a、830bとして例えば、前記上ボタン307a(3
08a)には上方向に向いた矢印、前記下ボタン307
b(308b)には下方向に向いた矢印をそれぞれ設け
ている。このため、使用者の指先の感覚および視覚でそ
の機能を明確に認識することができる。
bとして方向性を示す矢印を使用したが、これに限定さ
れるものではない。例えば、凹部830a、830bと
して、三角形状を使用しても良い。この場合、前記上ボ
タン307a(308a)には頂点が上方向に向いた三
角形状の凹部、前記下ボタン307b(308b)には
頂点下方向に向いた三角形状の凹部を設けるようにする
ことで、方向性を出すことができる。
は、上述したように、主としてリモコン300により行
われる。図15および図16を用いて、本発明に係るリ
モコン300を用いた空気調和システムの動作について
更に説明する。なお、本実施の形態においては、一例と
して、運転モードを除湿運転とした状態について説明す
る。
ムの概略構成を示すブロック図である。図15におい
て、100aは室内ユニット100の概略構成、200
aは室外ユニット200の概略構成、300aはリモコ
ン300の概略構成を示している。また図16は、入手
情報表示エリア320aおよび設定情報表示エリア32
0bの表示状態を示しており、図16(a)は室内ユニ
ット100の停止状態における表示状態、図16(b)
〜(d)は室内ユニット100の運転状態における表示
状態、図16(b)〜(d)は室内ユニット100の運
転状態における表示状態を示している。
は、横ルーバー134の角度調整や室内ファン109の
動作制御等を含んだ室内ユニット100全体の運転動作
を制御する室内ユニット制御装置601と、室内の温度
を検出する室内温度センサ602と、室内の湿度を検出
する室内湿度センサ603と、前記リモコン300から
送信された制御信号を受信する第2受信部604と、前
記室内温度センサ602および前記室内湿度センサ60
3により検出した温度・湿度を第1受信部611へ送信
する第2送信部605とを備えている。
80の動作や室外熱交換器520等の制御を含んだ空気
調和機全体の運転動作を制御する室外ユニット制御装置
606と、外気温を検出する室外温度センサ607とを
備えている。
外ユニット制御装置606とは、電気配線等により接続
されており、前記室外ユニット200は、前記室内ユニ
ット100の運転と同期して運転するようになってい
る。
の使用者により選択された運転機能を選択する選択装置
608と、前記選択装置608からの信号を受信し、前
記室内ユニット100を運転させる信号の処理を行う中
央処理装置609と、前記中央処理装置609から送信
される信号を受信し前記室内ユニット100へ操作信号
を送信する第1送信部610と、前記室内温度センサ6
02または前記室内湿度センサ603、前記室外温度セ
ンサ607からの信号を受信する第1受信部611とか
ら構成される。
ムにおいて、例えば、除湿運転を行う場合、まず、リモ
コン300の表面(開閉蓋302の表面)に設けられた
除湿ボタン304を押すことにより、入力信号が選択装
置608に入力され、選択装置608から除湿運転の運
転モードが選択される。選択装置608は、除湿運転を
行うための運転モード信号を中央処理装置609に伝達
し、除湿運転を行うための運転モード信号を受信した中
央処理装置609は、第1送信部610を介して室内ユ
ニット100に除湿運転を行わせる指示を赤外線信号に
より第2受信部604に向けて送信する。また中央処理
装置609は、第1送信部610を介して第2受信部6
04に赤外線信号を送信すると同時に、設定情報表示エ
リア320bにも除湿運転を行う運転モード信号を伝達
することで、図16(a)で示した室内ユニット100
の停止状態の表示から、図16(b)で示すように、設
定情報表示エリア320bの表示が除湿運転を行ってい
ることを示す表示へと変化する。設定情報表示エリア3
20bには、除湿運転であることを示す運転モードや風
速、風向き、除湿運転を行うためにあらかじめ設定され
ている室温・湿度などが表示される。
0(リモコン300)から送信された赤外線信号(運転
モード信号)を受信し、受信した赤外線信号を室内ユニ
ット制御装置601に伝達し、室内ユニット制御装置6
01は運転モード信号に基づいて室内ユニット100を
構成する各要素(図2参照)を制御して除湿運転を行
う。また室内ユニット制御装置601は、室内ユニット
100に除湿運転を行わせると共に、室内ユニット10
0の筐体150に設けられた表示ランプ620を点灯さ
せる。さらに室内ユニット制御装置601は、運転モー
ド信号を室外ユニット制御装置606に伝達し、室外ユ
ニット制御装置606は運転モード信号に基づいて室外
ファン580などの室外ユニット200を構成する各要
素(図3参照)を制御して除湿運転を行う。
前記おしえてボタン340を押すと、室温や室内の湿
度、外気温や室外の湿度などが前記入手情報表示エリア
320aに表示される。より具体的には、前記おしえて
ボタン340を一回押すと、室内温度センサ602によ
り検出された室温、および室内湿度センサ603により
検出された室内の湿度が前記入手情報表示エリア320
aに表示され(図16(c)参照)、さらに前記おしえ
てボタン340を押すと、室外温度センサ607により
検出された外気温が前記入手情報表示エリア320aに
表示される(図16(d)参照)。
0は、前記おしえてボタン304を押すことにより、現
在の室温や湿度、外気温を適宜表示できるので、表示し
た室温や湿度、外気温に応じて室内ユニット100の運
転のON/OFFを行えるため、空気調和システムの省
エネ運転が可能となる。
304を押すことにより、自動的にあらかじめ設定され
た室温や湿度で除湿運転を行うが、本発明に係るリモコ
ン300においては、必要によって前記湿度設定ボタン
307や前記室温設定ボタン308を操作することで、
室温や湿度の調節を行うことができる。また、前記「涼
・快」ボタン305を押下すると、室温と外気温との温
度差に対応して湿度を制御しながら除湿運転を行うこと
ができる。これによって、より快適な除湿運転を行うこ
とが可能となる。
一例として除湿運転についての操作、特に湿度の調節に
ついて説明した。本実施の形態における空気調和システ
ムでは採用していないが、冷房運転時や暖房運転時にお
いても上記除湿運転と同様な操作で湿度の調節を行うこ
とができるように空気調和システムを構成してもよい。
う場合、まず前記開閉蓋302を開け、運転切換ボタン
351を操作することにより、空気調和機の運転モード
を冷房運転に切り換え、冷房運転を行うためにあらかじ
め設定された室温や湿度に基づいて運転が行われると共
に、前記設定情報表示エリア320bにあらかじめ設定
された室温や湿度が表示される。そして運転モードを切
り換えた後は、前記開閉蓋302を閉じる。冷房運転中
において、使用者が前記湿度設定ボタン307および前
記室温設定ボタン308を操作することにより、室温や
湿度を使用者の体質や体調に合わせた状態で設定できる
ようにし、設定された室温や湿度に基づいた冷房運転を
行うようにすればよい。そして前記おしえてボタン34
0を押すことで、現在の室温や湿度、外気温を表示する
ことができるようにし、必要によって、前記湿度設定ボ
タン307や前記室温設定ボタン308を操作すること
で室温や湿度を調節することができるようにすればよ
い。さらに、使用者により設定された室温や湿度を記憶
するような構成にしておくことで、空気調和機を再度冷
房運転とした時に、使用者により設定された室温や湿度
に基づいて冷房運転を行うようにしてもよい。
場合、再び前記開閉蓋302を開け、運転切換ボタン3
51を操作することにより、空気調和機の運転モードが
冷房運転から暖房運転に切り換わり、暖房運転を行うた
めにあらかじめ設定された室温や湿度に基づいた運転が
行われると共に、前記設定情報表示エリア320bにあ
らかじめ設定された室温や湿度が表示される。そして運
転モードを切り換えた後は、前記開閉蓋302を閉じ
る。暖房運転中において、使用者が前記湿度設定ボタン
307および前記室温設定ボタン308を操作すること
により、室温や湿度を使用者の体質や体調に合わせた状
態で設定でき、設定された室温や湿度に基づいて暖房運
転を行うようにすればよい。そして前記おしえてボタン
340を押すことで、現在の室温や湿度、外気温を表示
することができるようにし、必要によって、前記湿度設
定ボタン307や前記室温設定ボタン308を操作する
ことで室温や湿度を調節することができるようにすれば
よい。さらに、使用者により設定された室温や湿度を記
憶するような構成にしておくことで、空気調和機を再度
暖房運転とした時に、使用者により設定された室温や湿
度に基づいて暖房運転を行うようにしてもよい。
快適な冷房運転や暖房運転を行うことができる。また室
温や湿度を調節することにより、室内の冷え過ぎや暖め
過ぎを軽減することができ、空気調和システムの省エネ
運転が可能となる。
M気流ボタン306を操作した状態について説明する。
湿度、または使用者によって設定された室温や湿度など
に従って、上述した除湿運転や冷房運転、または暖房運
転を行っている際に、前記PAM気流ボタン306を押
すと、室内ユニット100から吹き出される室内空気の
風向きを、使用者の思うがままに変えることができる。
具体的には、前記PAM気流ボタン306を一回押す
と、室内ユニット100から吹き出される室内空気の風
向きが、標準運転の状態における風向きに変えられる。
さらに前記PAM気流ボタン306を押すと、室内空気
が一ヶ所に集中するように室内ユニット100から吹き
出され、さらに前記PAM気流ボタン306をもう一度
押すと、室内空気が拡散するように室内ユニット100
から吹き出される。
6を操作することにより、使用者の思うがままに風向き
を変えることができるので、使用者にとってより快適な
除湿運転や冷房運転、暖房運転を行うことができる。
0に設けられた運転状態表示部135と、前記リモコン
300の表面に設けられた除湿ボタン304や「涼・
快」ボタン305などの、使用頻度の高い操作ボタンと
の配置関係を、図17を用いて説明する。
は、前記前面吸込グリル131の下方で前記筐体150
の中央に配置されている。前記運転状態表示部135
は、前記室内ユニット100の中央を中心として左右対
称に設けられた第1情報表示エリア135aと第2情報
表示エリア135bとから構成されている。前記第1情
報表示エリア135aは、冷房運転時または暖房運転時
の運転状態を示すものであり、前記第2情報表示エリア
135bは、除湿運転時の運転状態を示すものである。
に、前記開閉蓋302の表面に設けられた使用頻度の高
い各種操作ボタン304〜309および340が、前記
室内ユニット100のほぼ中央を中心として、左右対称
に設けられている。ここで各種操作ボタンの配置を見て
見ると、前記室内ユニット100のほぼ中央を中心とし
た右側には、除湿ボタン304や湿度設定ボタン30
7、おやすみボタン309、前記室内ユニット100の
ほぼ中央を中心とした左側には、PAM気流ボタン30
6や室温設定ボタン308、おしえてボタン340がそ
れぞれ配置されている。また、室温と外気温との温度差
に合わせて湿度を制御しながら室内ユニット100を運
転させる「涼・快」ボタン305は、前記除湿ボタン3
04と前記PAM気流ボタン306の間に配置されてい
る。
られた使用頻度の高い各種操作ボタン304〜309お
よび340は、前記室内ユニット100のほぼ中央を中
心とした右側には湿度の設定や調節に関する操作ボタ
ン、前記室内ユニット100のほぼ中央を中心とした左
側には室温の設定や調節に関する操作ボタンが配置され
ており、前記室内ユニット100の筐体150に設けら
れた第1情報表示エリア135aと第2情報表示エリア
135bの配置と一致させている。
各種操作ボタンの操作が容易に行うことができると共
に、操作ボタンの誤操作を軽減できる。また、運転状態
表示部135の視認性を向上することができるので、空
気調和システムの運転状態の確認が容易に行える。
表示部135について説明する。図18は、運転状態表
示部135の構成を示す図であり、図18(a)は運転
状態表示部135の正面図、図18(b)は第1情報表
示エリア135aと第2情報表示エリア135bの構成
を示す図である。図19は前記第1情報表示エリア13
5aの表示状態を示す図であり、図20は前記第2情報
表示エリア135bの表示状態を示す図である。図2
1、図22および図23は、前記運転状態表示部135
の表示状態を示す図である。
冷房運転または暖房運転であることを示す第1情報表示
エリア135aと、除湿運転であることを示す第2情報
表示エリア135bとから構成される。
2で示すように、第1情報表示エリア135aと第2情
報表示エリア135bは、運転状態を示す表示ランプを
それぞれ4個ずつを備えている。これらの表示ランプ
は、温度や湿度の設定値と現在値との偏差や、タイマー
運転時の予約状態、ホットキープ状態(室内が一定温度
になり、空気調和機が待機している状態)、運転モード
の判定、エラーメッセージの表示などの機能を備えてい
る。以下、表示ランプについて説明する。
エリア135aに設けられた4個の表示ランプ181、
182、183、184について説明する。前記第1情
報表示エリア135aは、上述した通り、空気調和機に
おける運転モードが、冷房運転あるいは暖房運転の状態
を表示するものであり、前記リモコン300を操作して
冷房運転あるいは暖房運転を指示することにより、第1
情報表示エリア135aが点灯し、運転状態が表示され
る。リモコン300により空気調和機の運転モードが指
示されると、第1情報表示エリア135aは、4個の表
示ランプ181、182、183、184により空気調
和機の運転状態を表示するように構成されている。本実
施の形態において第1情報表示エリア135aは、4個
の表示ランプ181、182、183、184とから構
成されているが、空気調和機の運転開始時に4個の表示
ランプ181、182、183、184の全てが点灯さ
れるわけではない。本実施の形態においては、第1情報
表示エリア135aを構成する4個の表示ランプ18
1、182、183、184は、あらかじめ設定された
室温と運転を指示した状態における室温との偏差dtに
より点灯個数が異なるように構成されている。例えば、
本実施の形態においては、運転開始時における設定温度
と室温との偏差dtが10℃より大きい(dt>10)
場合、図19(a)で示すように、表示ランプ181、
182、183、184の全てが点灯し、偏差dtが5
℃より大きく10℃以下(5<dt≦10)の場合、図
19(b)で示すように、表示ランプ182、183、
184の3個が点灯し、偏差dtが2℃より大きく5℃
以下(2<dt≦5)の場合、図19(c)で示すよう
に、表示ランプ183、184の2個が点灯し、偏差d
tが2℃以下(dt≦2)の場合、図19(d)で示す
ように、表示ランプ184が点灯するように構成されて
いる。なお、本実施の形態において、表示ランプ18
1、182、183、184が実線で示されているのは
点灯状態または点滅状態、破線で示されているのが消灯
状態である。
3、184は、室内の状態の変化(室温の変化)に伴っ
てその表示を変化させていくように構成されており、例
えば、表示ランプ181、182、183、184の全
てが点灯(dt>10)して運転している状態から、室
温の偏差が5℃より大きく10℃以下(5<dt≦1
0)の状態になると、第1情報表示エリア135aの表
示は、表示ランプ182、183、184の3個の表示
に変化するようになっている。そして、室内の環境(室
温や湿度)が設定した状態となったら、空気調和機の運
転が待機状態(ホットキープ)となり、表示ランプ18
4が点滅し待機状態であることを表示する。
1〜184を設定温度と室温との偏差dtで制御してい
るが、圧縮機500(図3参照)の回転数により、表示
ランプ181〜184を制御してもよい。
135bに設けられた4個の表示ランプ185、18
6、187、188について説明する。前記第2情報表
示エリア135bは、上述した通り、空気調和機におけ
る除湿運転の状態を表示するものであり、前記除湿ボタ
ン304を操作して除湿運転を指示することにより、第
2情報表示エリア135bが点灯し、運転状態が表示さ
れる。
ードとして除湿運転が指示されると、第2情報表示エリ
ア135bは、4個の表示ランプ185、186、18
7、188により空気調和機における除湿運転の状態を
表示するように構成されている。
135bは、4個の表示ランプ185、186、18
7、188とから構成されているが、前記冷房運転ある
いは暖房運転と同様に、除湿運転開始時においても、第
2情報表示エリア135bの点灯を4個の表示ランプ1
85、186、187、188の全てが点灯されるわけ
ではない。本実施の形態においては、表示ランプ18
5、186、187、188の点灯が、あらかじめ設定
された湿度と運転を指示した状態における湿度との偏差
dhにより点灯個数が異なるように構成されている。例
えば、本実施の形態においては、運転開始時における設
定湿度と現在の湿度との偏差dhが30%より大きい
(dh>30)場合、図20(a)で示すように、表示
ランプ185、186、187、188の全てが点灯
し、偏差dhが20%より大きく30%以下(20<d
h≦30)の場合、図20(b)で示すように、表示ラ
ンプ185、186、187、の3個が点灯し、偏差d
hが10%より大きく20%以下(10<dh≦20)
の場合、図20(c)で示すように、表示ランプ18
5、186の2個が点灯し、偏差dhが10%以下(d
h≦10)の場合、図20(d)で示すように、表示ラ
ンプ185が点灯するように構成されている。なお、本
実施の形態において、表示ランプ185、186、18
7、188が実線で示されているのは点灯状態、破線で
示されているのが消灯状態である。
7、188は、室内の状態の変化(湿度の変化)に伴っ
てその表示を変化させていくように構成されており、例
えば、表示ランプ185、186、187、188の全
てが点灯(dh>30)して運転している状態から、湿
度の偏差dhが20%より大きく30%以下(20<d
h≦30)の状態になると、第2情報表示エリア135
bの表示は、表示ランプ185、186、187の3個
の表示に変化するようになっている。
5〜188を運転開始時における設定湿度と現在の湿度
との偏差dhで制御しているが、圧縮機500(図3参
照)の回転数により、表示ランプ181〜184を制御
してもよい。
運転あるいは暖房運転、除湿運転において空気調和シス
テムの運転状況を段階的に変化させながら表示するの
で、使用者は、前記運転状態表示部135を確認するこ
とにより、前記運転状態表示部135を構成する表示ラ
ンプの点灯数が多ければ、設定温度または設置温度に対
して現在の温度または湿度の差が大きいために空気調和
システムが高出力運転を行っていることを知ることがで
き、逆に表示ランプの点灯数が少なければ前記差が少な
いために空気調和システムが低出力運転を行っているこ
とを示している。このように、この実施の形態では、前
記運転状態表示部135の表示により、空気調和システ
ムの運転状況を表示ランプの点灯数(点灯表示部分の大
きさ)で認識させることができるとともに、間接的に、
設定温度または湿度に対する現在の温度または湿度を確
認することが可能となる。
てボタン340を併用することにより、より詳細な現在
の室温や湿度を、例えば数値データとして確認すること
ができるので、必要に応じて室温や湿度の調節を容易に
行うことができる。
ー運転時における、運転状態表示部135の表示につい
て説明する。タイマー運転の予約は、前記リモコン30
0の開閉蓋302の内側に設けられたタイマーボタン3
64を押すことにより行われる。前記タイマーボタン3
64によりタイマー予約が指示されると、図21(a)
で示すように、前記第1情報表示エリア135aの一番
右側に設けられた表示ランプ184と前記第2情報表示
エリア135bの一番左側に設けられた表示ランプ18
5が所定時間点滅し、その後消灯する(図21(b)参
照)。なお、本実施の形態において、表示ランプ181
から188が実線で示されているのは点灯状態または点
滅状態、破線で示されているのが消灯状態である。
プ184、185が点滅する所定時間を10秒に設定し
ている。そしてタイマー運転が開始されると、図21
(c)で示すように、前記表示ランプ184、185が
所定時間(10秒)点滅し、その後上述した表示ランプ
の点灯条件に従って、前記第1情報表示エリア135a
が点灯し運転状態の表示を行う。このとき、第2情報表
示エリア135bの一番左側に設けられた表示ランプ1
85も点灯し、タイマー運転であることを表示する。
には表示ランプが所定時間点滅するので、使用者がタイ
マー予約を指示したことが確認でき、またタイマー運転
開始時にも表示ランプ185が点灯するようにしたの
で、タイマー予約により運転していることを確認するこ
とができ、空気調和システムの消し忘れ等を軽減するこ
とができる。
プが点滅する所定時間を10秒に設定しているが、これ
に限定されるものではなく、任意の時間に設定してもよ
い。
その他の表示機能について、図22および図23を用い
て説明する。その他の表示機能としては、空気調和シス
テムの自動運転における運転モード判定中の表示、エラ
ーメッセージの表示などがある。
における、運転状態表示部135の表示状態を示してい
る。運転モード判定中の表示は、図22(a)で示すよ
うに、第1情報表示エリア135aの一番右側に設けら
れた表示ランプ184と前記第2情報表示エリア135
bの一番左側に設けられた表示ランプ185が点滅し、
判定終了後は上述した表示ランプの点灯条件に従って、
運転状態表示部135を点灯させ、運転状態の表示を行
う(図22(b)参照)。なお、本実施の形態におい
て、表示ランプ181から188が実線で示されている
のは点灯状態または点滅状態、破線で示されているのが
消灯状態である。
合における、運転状態表示部135の表示状態を示して
いる。エラーメッセージの表示は、室内におけるエラー
の発生時には第2情報表示エリア135bの一番右側に
設けられた表示ランプ188が点滅し(図23(a)参
照)、室外におけるエラーの発生時には第1情報表示エ
リア135aの一番左側に設けられた表示ランプ181
が点滅するようになっている(図23(b)参照)。な
お、本実施の形態において、表示ランプ181から18
8が実線で示されているのは点滅状態、破線で示されて
いるのが消灯状態である。エラーメッセージの表示は、
エラーの種類により点滅場所や点滅時間、点滅速度を変
えて表示するように構成されているので、点滅状態を見
ることにより発生しているエラー内容やエラー場所の確
認を容易に行うことができる。
る空気調和機の動作の流れについて説明する。図24
は、本実施の形態における空気調和機の動作の流れを示
すフローチャートである。
たコンセントに室内ユニット100の電源コードを差し
込み、図示しない主電源ボタンをONとすることによ
り、室内ユニット100と室外ユニット200とからな
る空気調和機が電源ONの状態となっている。この状態
において、使用者が前記リモコン300により空気調和
機の運転モードを選択することで、空気調和機が動作す
る。まずステップ1000において、使用者が前記運転
/停止ボタン303による運転モードを選択すると、前
回、空気調和機を動作させた時の設定条件に基づいて自
動運転を開始する(ステップ1010)。空気調和機の
運転中に、室温や湿度の設定を行う必要がある場合(ス
テップ1020)、前記湿度設定ボタン307や前記室
温設定ボタン308を操作する(ステップ1030)こ
とにより、室温や湿度の設定を行い、ステップ1040
において、室温や湿度の設定が終了していれば設定に基
づいた運転を行うと共に、前記設定情報表示エリア32
0bに室温、湿度の設定状態を表示し、空気調和機が設
定状態に応じた運転を行う(ステップ1050)。
運転/停止ボタン303による運転モードを選択しなか
った場合、除湿ボタン304や「涼・快」ボタン30
5、あるいは運転切換ボタン351により、除湿運転も
しくは冷房運転、暖房運転を選択し、選択した運転モー
ドに従って、空気調和機を運転させることになる。ま
ず、ステップ1100において、前記除湿ボタン304
による除湿運転を選択した場合、除湿運転を行うために
あらかじめ設定された室温や湿度などの運転条件に基づ
いて空気調和機が除湿運転を開始し、同時に前記設定情
報表示エリア320bに除湿運転であることを示す表示
および設定温度、湿度が表示される(ステップ111
0)。ステップ1120において、除湿運転運転では、
室内が快適となるように運転を行うため、特に室温や湿
度を調節する必要はない。しかしながら、快適であると
感じる室温や湿度には使用者体質や体調による個人差が
あり、場合によっては室温や湿度を調節する必要があ
る。本発明は、前記開閉蓋302の表面に配置された湿
度設定ボタン307および室温設定ボタン308によっ
て、除湿運転時にも室温や湿度の調節を行うことができ
るようにしたことを特徴としている。
ップ1130に進み、前記湿度設定ボタン307および
室温設定ボタン308により、室温や湿度の調節(設
定)を行い、室温、湿度の調節(設定)後はステップ1
040に進む。ステップ1040において、室温や湿度
の調節(設定)が終了していれば、ステップ1110に
戻り調節(設定)した室温や湿度に基づいて除湿運転を
行うと共に、設定情報表示エリア320bに表示される
内容が、調節(設定)した室温や湿度などの表示に変化
する。
ボタン304による除湿運転を選択しなかった場合、
「涼・快」ボタン305、あるいは運転切換ボタン35
1により、運転モードを選択し、選択した運転モードに
従って、空気調和機を運転させることになる。
タン305による空気調和機の運転モードを選択する
と、室温と外気温との温度差に合わせて湿度を制御しな
がら空気調和機の運転、例えば、除湿運転や冷房運転、
暖房運転などを行うと共に、設定情報表示エリア320
bに室温や湿度、運転モード等、空気調和機の運転状態
が表示される(ステップ1210)。
快」ボタン305による空気調和機の運転モードを選択
したときは、室温と外気温との温度差を考慮しながら、
室内空間が快適な状態となるように温度や湿度を自動的
に調整しながら空気調和機の運転を行うので、特に使用
者が湿度設定ボタン307や室温設定ボタン308によ
り室温や湿度を調整(設定)する必要はない。しかしな
がら、使用者が感じる快適感は個人差があるため、使用
者によっては、室温や湿度を調整する必要がある。この
ような場合は、ステップ1230に進み、前記湿度設定
ボタン307および室温設定ボタン308により、室温
や湿度の調節(設定)を行い、室温、湿度の調節(設
定)後はステップ1240に進む。ステップ1240に
おいて、室温や湿度の調節(設定)が終了していれば、
ステップ1210に戻り調節(設定)した室温や湿度に
基づいて除湿運転を行うと共に、設定情報表示エリア3
20bに表示される内容が、調節(設定)した室温や湿
度などの表示に変化する。
タン305による空気調和機の運転モードを選択しなか
った場合、ステップ1300に進み、前記開閉蓋302
を開け、運転切換ボタン351を操作することにより、
冷房運転あるいは暖房運転等の運転モードを選択する。
ン351により冷房運転を選択した場合、冷房運転を行
うためにあらかじめ設定された室温や湿度に従って、冷
房運転を行うと共に、空気調和機の運転状態や設定され
た室温、湿度が設定情報表示エリア320bに表示され
る。運転切換ボタン351により冷房運転を選択しなか
った場合、ステップ1400に進み、再度運転切換ボタ
ン351を操作して暖房運転を選択する。そして、暖房
運転を行うためにあらかじめ設定された室温や湿度に従
って、冷房運転を行うと共に、空気調和機の運転状態や
設定された室温、湿度が設定情報表示エリア320bに
表示される。
や湿度を調節する必要がある場合(ステップ133
0)、ステップ1340に進み、前記室温設定ボタン3
08により、室温の設定を行い、ステップ1350にお
いて、室温の設定が終了していれば、ステップ1320
もしくは1400に戻り、設定した室温や湿度に基づい
て冷房運転もしくは暖房運転を行うと共に、設定情報表
示エリア320bに運転モードおよび設定した室温や湿
度などが表示される。
ンで指示されることにより、あらかじめ設定された運転
条件に従って運転する空気調和機の室温の調整を使用者
の感覚によって行うことができるので、使用者にとって
より快適な室内環境を作ることが可能となる。
常、ON状態となっているが、季節に応じて主電源ボタ
ンをOFFにして、空気調和機の待機電力をカットする
ことができる。
房運転においては、上述した除湿運転のように湿度の調
節は行わない。しかしながら、必要に応じて湿度を調節
できるようにしてもよい。冷房運転あるいは暖房運転に
おいて、湿度の調節を行えるようにした場合、ステップ
1330、ステップ1340で室温および湿度を調節
し、調節後は通常の冷房運転あるいは暖房運転を行うよ
うに構成される。
00の送受信部110について、図25を用いて説明す
る。
信部110の構成を示す図であり、図25(a)は前記
表示部110の外観図の概略、図25(b)は前記室内
ユニット100の部分的な内部概略図である。図25で
示すように、前記送受信部110は、2つの送信部11
1a、111bと1つの受信部112とから構成され
る。前記リモコン300から送信された運転モード信号
は、前記受信部112で受信され、受信された運転モー
ド信号は前記室内ユニット制御装置601に伝達され、
運転モード信号に従って前記室内ユニット100および
室外ユニット200が動作し、前記室内温度センサ60
2および前記室内湿度センサ603が室内の温度および
湿度の測定を開始する。
おしえてボタン340を押下すると、信号が前記受信部
112を介して前記室内ユニット制御装置601に伝達
され、前記室内ユニット制御装置601は、伝達された
信号に従って前記室内温度センサ602および前記室内
湿度センサ603から現時点(前記おしえてボタン34
0が押下された時点)における室温および湿度の情報を
受け取り、送信部111aあるいは送信部111bから
前記リモコン300に送信され、前記入手情報表示エリ
ア320aに現時点(前記おしえてボタン340が押下
された時点)における室温および湿度が表示される。そ
して、表示された室温や湿度を見て、必要に応じて前記
湿度設定ボタン307あるいは前記室温設定ボタン30
8を操作して、室温および湿度を調節することができ
る。
使用者の手元で確認することができ、また必要に応じて
室温あるいは湿度を調節することができるので、使用者
の体質や体調に合わせた室温あるいは湿度が設定でき、
より快適な室内空間を作ることができる。
00に設けられる運転状態表示部135の他の実施の形
態を説明する。図26は室内ユニット100の他の実施
の形態を示す正面図であり、(a)図は室内ユニット1
00の片側の側辺に沿って運転状態表示部135を集中
して設けたものであり、(b)図は室内ユニット100
の両側に運転状態表示部135を分散配置したものであ
り、(c)図は室内ユニット100の吹出部133の片
側に運転状態表示部135を集中して設けたものであ
る。この実施の形態では、前記送受信部110をこの室
内ユニット100の電装品が配置された側、即ち、前記
吹出口133の片側に設けて配線を短縮することで、組
立性を向上している。
表示部135を2つの情報表示エリアで構成し、この2
つの情報表示エリアを、例えば、温度に対応した第1情
報表示エリア135aと湿度に対応した第2情報表示エ
リア135bとで構成している。
示部135を構成する第1情報表示エリア135aと第
2情報表示エリア135bとを前記室内ユニット100
の電装品が配置される片側に集中配置している。更に、
この実施の形態では、前記電装品の長手方向に沿って一
対の縦長で棒状の運転状態表示部135を配置してい
る。これにより、室内ユニット100のデッドスペース
を有効利用して視認性が良好な大きな運転状態表示部1
35を配置することができる。しかも、一対の運転状態
表示部135は2つの表示部が平行に配置されているの
で、温度と湿度を対比しながら、その状態を把握するこ
とができる。
ユニット100の正面の両側の端部に沿って縦長で帯状
の第1の情報表示エリア135a、第2の情報表示エリ
ア135bを分散して配置したものである。この実施の
形態によれば、室内ユニット100のデッドスペースを
有効利用して視認性が良好な大きな運転状態表示部13
5を配置することができる。しかも、2つの表示エリア
が左右に別れているので、温度、湿度の状態を混同する
ことなく把握することができる。
33の片側に運転状態表示部135を構成する第1情報
表示エリア135aと第2情報表示エリア135bとを
前記送受信部110とともに集中配置したものである。
これにより、運転状態表示部135と前記送受信部11
0を電送品に近接配置することができるので、組立性を
向上することができる。
実施の形態を説明する。図27は他の実施の形態のリモ
コンの正面図である。この実施の形態のリモコンは、お
年寄りや子供でも簡単に操作できるものであり、主体的
な前記リモコン300と対となる補助的なサブリモコン
950である。
ット100や室外ユニット200で入手した各種の情報
を表示する表示部320を備えている。そして、このサ
ブリモコン950の特徴は、前記表示部320を備える
とともに、主たる機能である3つの運転モードに運転開
始機能を一体で、しかも各機能を独立させたボタン(冷
房ボタン231と除湿ボタン232及び暖房ボタン23
3)として設けた点にある。本実施の形態におけるサブ
リモコン950の表示部320は、前記リモコン300
の表示部320と同様な構成のため、詳細な説明は省略
する。
は、薄形で扁平な縦長の筐体301を備え、その筐体3
01の広い面に、前記表示部320を設け、この下方に
前記空気調和機における主たる機能を操作する操作スイ
ッチを備えている。前記操作スイッチは、このボタンの
押下で対応する運転モードをダイレクトで運転させる冷
房ボタン231と除湿ボタン232及び暖房ボタン23
3と、前記3つの運転モードの運転を停止させる停止ボ
タン303と、前記湿度設定ボタン307と、前記室温
設定ボタン308と、おやすみボタン309と、おしえ
てボタン340とから構成される。
おける主たる機能である前記3つの運転モードに運転開
始機能を一体で、しかも各機能を独立させたボタン(冷
房ボタン231と除湿ボタン232及び暖房ボタン23
3)として設けたので、使いたい運転機能を1回の操作
で直接選択して運転させることができる。また、前記停
止ボタンを独立して設けたので誤操作を軽減できる。そ
して、この実施の形態によれば、前記操作機能を限定し
て設けたことにより、各操作ボタンを独立させて大き
く、かつ広い面にゆとりを持って配置したので誤操作を
軽減することができる。このように、この空気調和機1
によれば、2つのリモコンを利用者の好みによって使い
分けることができる。
グリル140に関する他の実施の形態を説明する。
率が大きい筐体150の前部に前面吸込グリル131を
設け、この前面吸込グリル131の上部に吸い込み効率
が低くなる(フアンとの距離が遠くなる)にしたがって
開口面積が小さくなるグラデーショングリル140を設
けて、インテリアに調和しつつ効率運転が可能な実施の
形態を説明したが、これに限定されるものではない。例
えば、前記前面吸込グリル131と前記グラデーション
グリル140を連続した1つのグリルとして形成し、各
グリルのピッチ、あるいは上下方向の各開口部の大きさ
を連続的に、あるいは段階的に小さくしてもよい。
記グラデーショングリル140を連続した1つのグラデ
ーショングリル140aとして形成し、各グラデーショ
ングリル140aのピッチを段階的にあるいは連続的に
変化させた状態を示しており、(a)図は前記グラデー
ショングリル140aのピッチを3段階に変化させた状
態を示す図、(b)図は前記グラデーショングリル14
0aのピッチを2段階に変化させた状態を示す図、
(c)図は前記グラデーショングリル140aのピッチ
を連続的に変化させた状態を示す図である。
0aは、グリルのピッチをP3に設定した第1グリル1
401aと、グリルのピッチをP4に設定した第2グリ
ル1402aと、グリルのピッチをP5に設定した第3
グリル1403aの3段で構成されている。ここで、第
1グリル1401aのピッチP3は、等間隔に形成され
ており、第2グリル1402a、第3グリル1403a
も同様に、それぞれのピッチP4、P5がそれぞれ等間
隔に形成されている。
0aは、グリルのピッチをP6に設定した第1グリル1
401bと、グリルのピッチをP7に設定した第2グリ
ル1402bの2段で構成されている。第1グリル14
01bのピッチP6および第2グリル1402bのピッ
チP7は、(a)図で説明したのと同様に、それぞれ等
間隔で形成されている。
0aは、グリル1405のピッチを例えば、PaからP
mまで連続的に変化させることにより構成されている。
示すような構成にすることによっても、前記したグラデ
ーショングリル140と同様の効果を得ることができ
る。また、本実施の形態においては、前面吸込グリル1
31とグラデーショングリル140を連続した一つのグ
リル(グラデーショングリル140a)を示したが、図
28で示す構成は、前記グラデーショングリル140単
独の構造としてもよい。
タン、特により快適な室内環境を作るために必要な室温
・湿度の表示や制御するための操作ボタンを開閉蓋の表
面に設けたので、ボタンの操作が容易に行うことが可能
であると共に、使用者個人に合った快適な室内環境を容
易に作ることが可能な空気調和機を提供することができ
る。
設定湿度、運転モードを表示する下段表示部と、室内ユ
ニットの運転中における室温や湿度、外気温を表示する
上段表示部とに分けて設けているので、室内ユニットの
運転状態を確認しながら、室温・湿度を制御することが
できるので、使用者個人に合った快適な室内環境を作る
ことが可能な空気調和機を提供することができる。
作ボタンをリモコンの縦長方向を中心として、一方に湿
度の制御に関する操作ボタン、他の一方に室温の制御に
関する操作ボタンを縦長に配置することで、室内ユニッ
トに設けられた運転状態表示部の配置と対応させること
ができ、リモコンあるいは室内ユニットに設けられた運
転状態表示部により室内ユニットの運転状態を容易に確
認することが可能な空気調和機を提供することができ
る。
成図である。
面図である。
イクル図である。
を示す図である。
グリルの構成を示す図である。
す図である。
す図である。
成する上カバーの構成を示す図である。
成する下カバーの構成を示す図である。
構成する電池蓋の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
れた使用頻度の低いい操作ボタンの構成を示す図であ
る。
れた使用頻度の高い操作ボタンの構成を示す図である。
の構成を示す図である。
構成を示すブロック図である。
の表示状態を示す図である。
転状態表示部とリモコンの操作ボタンとの配置関係を示
す図である。
転状態表示部の構成を示す図である。
転状態表示部の構成を示す図である。
転状態表示部の構成を示す図である。
転状態表示部の構成を示す図である。
転状態表示部の構成を示す図である。
転状態表示部の構成を示す図である。
を示すフローチャートである。
受信部の構成を示す図である。
の正面図である。
面図である。
ングリルの構成を示す図である。
…第2熱交換部、104…第3熱交換部、105…除湿
用絞り装置、106…接続管、107…接続管、109
…室内ファン、110…送受信部、111a…送信部、
111b…送信部、112…受信部、130…フィル
タ、131…前面吸込グリル、132…上部吸込グリ
ル、133…吹出口、134…横ルーバー、135…運
転状態表示部、135a…第1情報表示エリア、135
b…第2情報表示エリア、140…グラデーショングリ
ル、140a…グラデーショングリル、150…筐体、
170…ドレン皿、180…ドレン皿、181…表示ラ
ンプ、182…表示ランプ、183…表示ランプ、18
4…表示ランプ、185…表示ランプ、186…表示ラ
ンプ、187…表示ランプ、188…表示ランプ、20
0…室外ユニット、210…バックキャビネット、22
0…化粧パネル、230…フロントパネル、231…冷
房ボタン、232…除湿ボタン、233…暖房ボタン、
250…吹出通風路、260…空気清浄フィルタ、30
0…リモコン、302…開閉蓋、303…運転/停止ボ
タン、304…除湿ボタン、305…「涼・快」ボタ
ン、306…PAM気流ボタン、307…湿度設定ボタ
ン、308…室温設定ボタン、309…おやすみボタ
ン、310…送受信装置、320…表示部、320a…
入手情報表示エリア、320b…設定情報表示エリア、
340…おしえてボタン、、351…運転切換ボタン、
352…風速切換ボタン、353…風向切換ボタン、3
54…風向切換ボタン、355…パワフルボタン、35
6…予熱ボタン、357…加湿器ボタン、358…空清
ボタン、359…フィルターボタン、360…取消ボタ
ン、361…時刻設定ボタン、362…予約ボタン、3
63…リセットボタン、364…タイマーボタン、36
5…日付・時刻ボタン、390…分割溝、391…ヒン
ジ、401…上カバー、402…下カバー、410…開
口部、420…開口部、430…電池収納部、440…
爪取付部、451…位置決めリブ、452…位置決めリ
ブ、453…位置決めリブ、454…位置決めリブ、4
55…位置決めリブ、500…圧縮機、510…四方
弁、520…室外熱交換器、530…電動膨張弁、54
0…冷媒流路、550…冷媒流路、560…二冷媒流
路、570…二冷媒流路、580…室外ファン、590
a…リブ、590b…リブ、591…上流側の端部、5
92a…下流側の端部、592b…下流側の端部、59
5…開口部、597a…グリル形成部、597b…グリ
ル形成部、601…室内ユニット制御装置、602…室
内温度センサ、603…室内湿度センサ、604…第2
受信部、605…第2送信部、606…室外ユニット制
御装置、607…室外温度センサ、608…選択装置、
609…中央処理装置、610…第1送信部、611…
第1受信部、620…表示ランプ、700…電池蓋、7
10…爪、750…液晶基板、760…印刷面、770
…開口部、810…背面板、820…開口部、830…
位置決めリブ、840…位置決めリブ、850…位置決
めリブ、900…第1基板、910…導電材料、 95
0…サブリモコン、1401a…第1グリル、1401
b…第1グリル、1402a…第2グリル、1402b
…第2グリル、1403a…第3グリル、1405…グ
リル、Q…連結点、Z1…上流側、Z2…下流側。
Claims (12)
- 【請求項1】双方向通信により室内の空気調和を行う空
気調和機本体の運転指示を行う空気調和機用遠隔操作装
置において、 前記空気調和機用遠隔操作装置は、湿度を制御する湿度
制御手段を備えていることを特徴とする空気調和機用遠
隔操作装置。 - 【請求項2】双方向通信により室内の空気調和を行う空
気調和機本体の運転指示を行う空気調和機用遠隔操作装
置において、 前記空気調和機用遠隔操作装置は、前記空気調和機本体
の運転状態を表示する表示部を備え、 前記表示部は、前記空気調和機本体を運転させるために
設定した情報である、設定室温と設定湿度を表示する設
定情報表示部と、前記空気調和機本体が検出する室内環
境情報である、室温と湿度を入手して表示する入手情報
表示部とを備え、 前記設定情報表示部には、前記空気
調和機本体を運転させるために設定した設定室温と設定
湿度とがそれぞれ独立して表示され、 前記入手情報表示部には、前記空気調和機本体が検出し
た室温と湿度とがそれぞれ独立して表示されることを特
徴とする空気調和機用遠隔操作装置。 - 【請求項3】双方向通信により室内の空気調和を行う空
気調和機本体の運転指示を行う空気調和機用遠隔操作装
置において、 前記空気調和機用遠隔操作装置は、前記空気調和機本体
の運転状態を表示する表示部を備え、 前記表示部は、前記空気調和機本体を運転させるために
設定した設定情報である、設定室温と設定湿度を表示す
る設定情報表示部と、前記空気調和機本体が検出する室
内環境情報である、室温と湿度を入手して表示する入手
情報表示部とを備え、 前記設定情報表示部は、前記空気調和機本体を運転させ
るために設定した設定室温を表示する設定室温表示部
と、前記空気調和機本体を運転させるために設定した設
定湿度を表示する設定湿度表示部とを備え、 前記入手情報表示部は、前記空気調和機本体により検出
された室温を表示する入手室温表示部と、前記空気調和
機本体により検出された湿度を表示する入手湿度表示部
とを備えていることを特徴とする空気調和機用遠隔操作
装置。 - 【請求項4】双方向通信により室内の空気調和を行う空
気調和機本体の運転指示を行う空気調和機用遠隔操作装
置において、 前記遠隔操作装置は、湿度の制御を行う湿度制御手段
と、前記空気調和機本体に冷暖房運転を指示する冷暖房
運転指示手段と、前記空気調和機本体に除湿運転を指示
する除湿運転指示手段と、前記冷暖房運転指示手段ある
いは前記除湿運転指示手段により指示された運転信号を
前記空気調和機本体に送信する送信手段と、前記空気調
和機本体から送信された室内環境情報を受信する受信手
段と、前記空気調和機本体の運転状態を表示する表示部
と、前記空気調和機本体から室内環境情報を送信させる
指示を行う指示手段とを備え、 前記表示部は、前記空気調和機本体を運転させるために
設定した情報を表示する設定情報表示部と、前記空気調
和機本体が検出する室内環境情報を入手して表示する入
手情報表示部とを備え、 前記設定情報表示部には、前記空気調和機本体を運転さ
せるために設定した設定室温と設定湿度とがそれぞれ独
立して表示され、 前記指示手段を操作することにより前記空気調和機本体
が検出した室温と湿度とを前記受信手段で受信し、受信
した室温と湿度とが前記入手情報表示部にそれぞれ独立
して表示されることを特徴とする空気調和機用遠隔操作
装置。 - 【請求項5】双方向通信により室内の空気調和を行う空
気調和機本体の運転指示を行う空気調和機用遠隔操作装
置において、 前記遠隔操作装置は、室温の制御を行う室温制御手段
と、湿度の制御を行う湿度制御手段と、前記空気調和機
本体に冷暖房運転を指示する冷暖房運転指示手段と、前
記空気調和機本体に除湿運転を指示する除湿運転指示手
段と、前記冷暖房運転指示手段あるいは前記除湿運転指
示手段により指示された運転信号を前記空気調和機本体
に送信する送信手段と、前記空気調和機本体から送信さ
れた室内環境情報を受信する受信手段と、前記空気調和
機本体の運転状態を表示する表示部と、前記空気調和機
本体から室内環境情報を送信させる指示を行う指示手段
とを備え、 前記表示部は、前記空気調和機本体を運転させるために
設定した設定情報である、設定室温と設定湿度を表示す
る設定情報表示部と、前記空気調和機本体が検出する室
内環境情報である、室温と湿度を入手して表示する入手
情報表示部とを備え、 前記設定情報表示部は、前記空気調和機本体を運転させ
るために設定した設定室温を表示する設定室温表示部
と、前記空気調和機本体を運転させるために設定した設
定湿度を表示する設定湿度表示部とを備え、 前記指示手段を操作することにより前記空気調和機本体
が検出した室温と湿度とを前記受信手段で受信し、受信
した室温と湿度とが前記入手情報表示部にされ、 前記
入手情報表示部は、前記空気調和機本体が検出した室温
を表示する入手室温表示部と、前記空気調和機本体が検
出した湿度を表示する入手湿度表示部とを備えているこ
とを特徴とする空気調和機用遠隔操作装置。 - 【請求項6】請求項2から請求項5のいずれか1つに記
載の空気調和機用遠隔操作装置において、 前記設定情報表示部は、前記空気調和機本体を運転させ
るために設定した設定室温と設定湿度とを左右に分けて
表示するように構成され、 前記入手情報表示部は、前記空気調和機本体が検出した
室温と湿度を左右に分けて表示することを特徴とする空
気調和機用遠隔操作装置。 - 【請求項7】請求項2から請求項6のいずれか1つに記
載の空気調和機用遠隔操作装置において、 前記設定情報表示部および前記入手情報表示部に表示さ
れる室温の情報は、前記空気調和機用遠隔操作装置の長
手方向を中心としてその左側に表示され、 前記設定情報表示部および前記入手情報表示部に表示さ
れる湿度の情報は、前記空気調和機用遠隔操作装置の長
手方向を中心としてその右側に表示されることを特徴と
する空気調和機用遠隔操作装置。 - 【請求項8】請求項2から請求項7のいずれか1つに記
載の空気調和機用遠隔操作装置において、 前記設定情報表示部には、前記空気調和機本体の運転モ
ードと、前記空気調和機本体から吹き出される風量とが
表示されることを特徴とする空気調和機用遠隔操作装
置。 - 【請求項9】請求項4または請求項5に記載の空気調和
機用遠隔操作装置において、 前記指示手段を操作することにより、前記入手情報表示
部に外気温が表示されることを特徴とする空気調和機用
遠隔操作装置。 - 【請求項10】室内の空気調和を行う空気調和機本体
と、前記空気調和機本体の運転を指示する遠隔操作装置
とを備え、前記室内機と前記遠隔操作装置との間で双方
向通信を行う空気調和システムにおいて、 前記空気調和機用遠隔操作装置は、室温の制御を行う室
温制御手段と、湿度の制御を行う湿度制御手段と、前記
空気調和機本体に冷暖房運転を指示する冷暖房運転指示
手段と、前記空気調和機本体に除湿運転を指示する除湿
運転指示手段と、前記冷暖房運転指示手段あるいは前記
除湿運転指示手段により指示された運転信号を前記空気
調和機本体に送信する送信手段と、前記室内機から送信
されたを受信する受信手段と、前記空気調和機本体の運
転状態を表示する表示部と、前記空気調和機本体から室
内環境情報を送信させる指示を行う指示手段とを備え、 前記表示部は、前記空気調和機本体を運転させるために
設定した情報である、設定室温と設定湿度を表示する設
定情報表示部と、前記空気調和機本体が検出する室内環
境情報である、室温と湿度を入手して表示する入手情報
表示部とを備え、 前記設定情報表示部には、前記空気
調和機本体を運転させるために設定した設定室温と設定
湿度とがそれぞれ独立して表示され、 前記指示手段を操作することにより前記空気調和機本体
が検出した室温と湿度とを前記受信手段で受信し、受信
した室温と湿度とが前記入手情報表示部にそれぞれ独立
して表示され、 前記設定情報表示部に表示される設定湿度と前記入手情
報表示部に表示される湿度とは、それぞれ縦方向に並ん
で表示され、 前記設定情報表示部に表示される設定室温と前記入手情
報表示部に表示される室温とは、それぞれ縦方向に並ん
で表示され、 前記空気調和機本体は、その運転状態を表示する運転状
態表示部を備え、 前記運転状態表示部は、前記空気調和機本体の冷暖房運
転状態を表示する冷暖房運転表示部と、前記空気調和機
本体の除湿運転状態を表示する除湿運転表示部とを備
え、 前記冷暖房運転表示部と前記除湿運転表示部は、前記設
定情報表示部および前記入手情報表示部に縦方向に並ん
で表示された室温と湿度に対応して設けられていること
を特徴とする空気調和システム。 - 【請求項11】室内の空気調和を行う空気調和機本体
と、前記空気調和機本体の運転を指示する遠隔操作装置
とを備え、前記室内機と前記遠隔操作装置との間で双方
向通信を行う空気調和システムにおいて、 前記空気調和機用遠隔操作装置は、室温の制御を行う室
温制御手段と、湿度の制御を行う湿度制御手段と、前記
空気調和機本体に冷暖房運転を指示する冷暖房運転指示
手段と、前記空気調和機本体に除湿運転を指示する除湿
運転指示手段と、前記冷暖房運転指示手段あるいは前記
除湿運転指示手段により指示された運転信号を前記空気
調和機本体に送信する送信手段と、前記室内機から送信
されたを受信する受信手段と、前記空気調和機本体の運
転状態を表示する表示部と、前記空気調和機本体から室
内環境情報を送信させる指示を行う指示手段とを備え、 前記表示部は、前記空気調和機本体を運転させるために
設定した設定情報である、設定室温と設定湿度を表示す
る設定情報表示部と、前記空気調和機本体が検出する室
内環境情報である、室温と湿度を入手して表示する入手
情報表示部とを備え、 前記設定情報表示部は、前記空気調和機本体を運転させ
るために設定した設定室温を表示する設定室温表示部
と、前記空気調和機本体を運転させるために設定した設
定湿度を表示する設定湿度表示部とを備え、 前記指示手段を操作することにより前記空気調和機本体
が検出した室温と湿度とを前記受信手段で受信し、受信
した室温と湿度とが前記入手情報表示部にされ、 前記
入手情報表示部は、前記空気調和機本体が検出した室温
を表示する入手室温表示部と、前記空気調和機本体が検
出した湿度を表示する入手湿度表示部とを備え、 前記設定湿度表示部に表示される設定湿度と前記入手湿
度表示部に表示される湿度とは、それぞれ縦方向に並ん
で表示され、 前記設定室温表示部に表示される設定室温と前記入手室
温表示部に表示される室温とは、それぞれ縦方向に並ん
で表示され、 前記空気調和機本体は、その運転状態を表示する運転状
態表示部を備え、 前記運転状態表示部は、前記空気調和機本体の冷暖房運
転状態を表示する冷暖房運転表示部と、前記空気調和機
本体の除湿運転状態を表示する除湿運転表示部とを備
え、 前記冷暖房運転表示部と前記除湿運転表示部は、前記設
定湿度表示部および前記入手湿度表示部に縦方向に並ん
で表示された湿度と前記設定室温表示部および前記入手
室温表示部に縦方向に並んで表示された室温とに対応し
て設けられていることを特徴とする空気調和システム。 - 【請求項12】請求項10または請求項11に記載の空
気調和システムにおいて、 前記設定情報表示部および前記入手情報表示部に表示さ
れる室温の情報は、前記空気調和機用遠隔操作装置の長
手方向を中心としてその左側に表示され、 前記設定情報表示部および前記入手情報表示部に表示さ
れる湿度の情報は、前記空気調和機用遠隔操作装置の長
手方向を中心としてその右側に表示され、 前記冷暖房運転表示部は、前記空気調和機本体の短手方
向を中心にしてその左側に配置され、 前記除湿運転表示部は、前記空気調和機本体の短手方向
を中心にしてその右側に配置されることを特徴とする空
気調和システム。
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