JPH0893281A - キーコード表示付きシリンダ錠 - Google Patents

キーコード表示付きシリンダ錠

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JPH0893281A
JPH0893281A JP23549594A JP23549594A JPH0893281A JP H0893281 A JPH0893281 A JP H0893281A JP 23549594 A JP23549594 A JP 23549594A JP 23549594 A JP23549594 A JP 23549594A JP H0893281 A JPH0893281 A JP H0893281A
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JP
Japan
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key code
case
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cylinder lock
key
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JP23549594A
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JP3173759B2 (ja
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Tsunero Yamaoka
恒郎 山岡
Tsunenori Maki
常徳 牧
Koji Yamaga
晃二 山賀
Masaaki Takagi
雅彰 高木
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Alpha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダ錠に付されたキーコード表示の読み
取りを困難にする。 【構成】 この発明によるキーコード表示付きシリンダ
錠は、内部空洞2を有するケース1と、ケース1の内部
空洞2内で回転可能に配置されかつタンブラ5を有する
キーシリンダ4とを備え、ケース1に水抜き孔7が形成
される。 ケース1の水抜き孔7と内端部8との間に周
方向に延びる環状の支持部9をケース1と一体にかつケ
ース1の底部10に形成し、支持部9の外面にキーコー
ド表示11を付する。ケース11の底部10に設けた支
持部9にキーコード表示11を形成するので、ファイバ
スコープによりキーコード表示11を読み取ることが困
難となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はロック装置、特に不正
解錠の困難なシリンダ錠に関連する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開平1−67266号公報に
は前面側が自動車のドアパネルの開口穴に後端が低くな
った状態で取り付けられるシリンダ錠を示す。このシリ
ンダ錠では、後端への水滴の流れ込みを阻止する突出部
又は溝をケースの外周に一体に形成される。他面、シリ
ンダ錠にはキーコード番号を付与してシリンダ錠の管理
を行う。キーを紛失したとき、シリンダ錠に付与したキ
ーコードを確認し、このキーコードから対応するキーを
選択すれば、再度シリンダ錠をキーで解錠できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
のドアパネルに取り付けたケースにキーコードを付与す
る場合に、ケースにキーコードを刻印たが、ドアに設け
られたウインドとドアとの隙間からファイバスコープに
よりキーコードを読み取ることは可能であり、キーコー
ドが判明すれば、不正に合い鍵を使用することも容易で
ある。
【0004】そこで、この発明はファイバスコープによ
り容易には読み取ることのできない位置でケースにキー
コード表示を付与するシリンダ錠を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を達成するための手段】この発明によるキーコー
ド表示付きシリンダ錠は、内部空洞を有するケースと、
ケースの内部空洞内で回転可能に配置されかつタンブラ
を有するキーシリンダとを備え、ケースに水抜き孔が形
成される。 ケースの水抜き孔と内端部との間に周方向
に延びる環状の支持部をケースと一体にかつケースの底
部に形成し、支持部にキーコード表示を付する。この発
明の実施例では、支持部はケースの円筒部より径方向外
側にかつ同一半径で突出する。キーコード表示は支持部
の外面若しくは内端面に付されるか又はスプリングによ
りカバーされる。
【0006】
【作用】ケースの底部に設けた支持部にキーコード表示
を形成するので、ファイバスコープによりキーコード表
示を読み取ることが困難となる。
【0007】
【実施例】以下、この発明によるシリンダ錠の実施例を
図1〜図5について説明する。
【0008】図1及び図2に第1の実施例として示すよ
うに、この発明によるキーコード表示付きシリンダ錠
は、内部空洞2を有するケース1を備えている。ケース
1は円筒部1aと、円筒部1aの前部に形成されたフラ
ンジ部1bとを備えている。ケース1の内部空洞2内に
はタンブラ5が設けられたキーシリンダ4が回転可能に
配置される。タンブラ5がキーシリンダ4から突出した
位置にあると、タンブラ5はケース1の溝3に係止され
る。ケース1の底部10には水抜き孔7が形成され、ケ
ース1の内部空洞2内に侵入する水を除去することがで
きる。キーシリンダ4とケース1の後部には、キーシリ
ンダ4が回転された後、回転力が除去されたときにキー
シリンダ4を自動的に初期の位置に戻すスプリング12
が設けられる。
【0009】ケース1の水抜き孔7と内端部8との間に
周方向に延びる環状の支持部9がケース1と一体にかつ
ケース1の底部10に形成し、支持部9の内端面8aに
例えば「12345」のキーコード表示11が付され
る。キーコード表示11はケース1の長さ方向の中心軸
から一定半径上に形成される。キーコード表示11は多
くの場合刻印であるが、刻印以外に印刷又はラベルの添
付により形成されしてもよい。ケース1の底部10に設
けた支持部9にキーコード表示11を形成するので、自
動車のドアパネルの間隙からファイバスコープによりキ
ーコード表示11を読み取ることが困難となる。
【0010】図3は直径の大きなスプリング12により
キーコード表示11をカバーする第2の実施例を示す。
スプリング12によりキーコード表示11がカバーされ
るので、ファイバスコープによる読み取りを更に困難に
することができる。
【0011】図4は、ケース1の円筒部1aの中間部に
は一対のブラケット6を形成した第3の実施例を示す。
また、 ケース1の水抜き孔7と内端部8との間に周方
向に延びる環状の支持部9がケース1と一体にかつケー
ス1の底部10に形成し、支持部9の外面9aに例えば
「35660」のキーコード表示11が付される。キー
コード表示11はケース1の中心軸Oから一定角度離間
した位置に形成される。支持部9はケース1の円筒部1
aより径方向外側にかつ同一半径で突出する。ケース1
の底部10に設けた支持部9にキーコード表示11を形
成するので、キーコード表示11をファイバスコープに
よる読み取ることが困難となる。
【0012】図5はブラケットを除去しかつ「3561
4」のキーコード表示11をケース1の中心軸Oを横断
して形成したこの発明の第4の実施例を示す。
【0013】
【発明の効果】前記のように、この発明では、ファイバ
スコープによるキーコード表示を読み取ることが困難と
なり、シリンダ錠の不正解錠を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるシリンダ錠の第1の実施例を
示す断面図
【図2】 図1に示す実施例の背面図
【図3】 この発明によるシリンダ錠の第2の実施例を
示す断面図
【図4】 この発明によるシリンダ錠の第3の実施例を
示す背面図と底面図
【図5】 この発明によるシリンダ錠の第4の実施例を
示す背面図と底面図
【符号の説明】
1・・ケース、 2・・内部空洞、 3・・溝、 4・
・フランジ部、 5・・円筒部、 6・・ブラケット、
7・・水抜き孔、 8・・内端部、 9・・支持部、
9a・・外面、 10・・底部、 11・・キーコー
ド表示、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 雅彰 神奈川県横浜市金沢区福浦1丁目6番8号 株式会社アルファテクニカルセンター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部空洞を有するケースと、ケースの内
    部空洞内で回転可能に配置されかつタンブラを有するキ
    ーシリンダとを備え、ケースに水抜き孔が形成されたシ
    リンダ錠において、 ケースの水抜き孔と内端部との間に周方向に延びる環状
    の支持部をケースと一体にかつケースの底部に形成し、
    支持部にキーコード表示を付したことを特徴とするキー
    コード表示付きシリンダ錠。
  2. 【請求項2】 支持部はケースの円筒部より径方向外側
    にかつ同一半径で突出する請求項1に記載のキーコード
    表示付きシリンダ錠。
  3. 【請求項3】 キーコード表示を支持部の外面に付した
    請求項1に記載のキーコード表示付きシリンダ錠。
  4. 【請求項4】 キーコード表示を支持部の内端面に付し
    た請求項1に記載のキーコード表示付きシリンダ錠。
  5. 【請求項5】 キーコード表示はスプリングによりカバ
    ーされる請求項4に記載のキーコード表示付きシリンダ
    錠。
JP23549594A 1994-09-29 1994-09-29 キーコード表示付きシリンダ錠 Expired - Fee Related JP3173759B2 (ja)

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