JP3022498U - 鍵穴カバーロック装置 - Google Patents

鍵穴カバーロック装置

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JP3022498U
JP3022498U JP1995010812U JP1081295U JP3022498U JP 3022498 U JP3022498 U JP 3022498U JP 1995010812 U JP1995010812 U JP 1995010812U JP 1081295 U JP1081295 U JP 1081295U JP 3022498 U JP3022498 U JP 3022498U
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JP
Japan
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keyhole
key
magnet
lock
cover
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JP1995010812U
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Inventor
盛也 鈴木
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Daytona Corp
Original Assignee
Daytona Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 鍵穴のある錠の鍵穴カバーロック装置の提
供。 【解決手段】 剛性材で、中央に鍵の作動とロック用の
回転爪3が入る切欠きを有する主鍵穴部bを施し錠の鍵
穴部周辺部に一体化するように固着したベースアタッチ
メント1を設け、ベースアタッチメントの鍵穴部と係合
する回転爪3と一体化して鍵穴を覆いながら回転させ、
装着した時所定位置でロックするロック機構を有する鍵
穴カバー本体2を設ける。ロック機構を鍵穴カバー本体
とそれに内接回転するインナー4を剛性非磁性材で形成
し、回転爪をはめ込んだ時に作用するインナー回り止め
突起部cを設けると共に、カバー本体とその内面に接し
て回転するインナーの境界面に係合してロックする複数
のマグネットピン5を設け、このマグネットピンに係合
する位置にキーマグネット11を装入または埋設したマ
グネットキー10を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鍵穴のある錠、例えば車両等におけるシリンダ錠の鍵穴に異物を挿 入されることによって破壊されることや盗難を防止する鍵穴カバーロック装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両等におけるシリンダ錠の鍵穴は一般に施錠している間は鍵が外され ているので開いたままとなっている。また一部の物はシャッターやカバーを備え ているが、いずれも雨水や雪等の進入を防ぐ目的であり、それらを開けたり外そ うと思えば誰でもが簡単に開けたり外すことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、シリンダ錠の鍵穴に所定のキー以外の物を挿入して無理に開けようと して破壊したり、悪戯をされて困っていた。この場合、最近は他の鍵装置も同一 の鍵でセツトになっている為に、交換するには、その都度すべての鍵装置をも交 換しなければならないので修理時間や多額の費用が掛かることになる。また類似 した鍵でこじ開けて車両が盗難されることも多くある。 こうした状況によって、鍵穴を守る保護装置すなわち鍵穴カバーロック装置が 強く要望されていた。そして、このカバーのロック装置には鍵穴を有しないこと が必要条件となる。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成するために、本考案における鍵穴カバーロック装置は、剛性材 でカバーをする鍵穴のある面を覆うようにして形成したベースアタッチメント1 を設け、その鍵穴の部分には鍵が自由に施錠と解錠の作動ができると共に、施錠 して鍵を抜き取った後、その穴に入れて鍵穴カバーをロックする時のロック用の 回転爪3が入る切り欠きを有する主鍵穴部bを施す。そして、予め当該ベースア タッチメント1を、鍵穴を有する被カバー錠aの鍵穴周辺部に一体化するように 固着させておく。 ベースアタッチメント1の主鍵穴部bと係合する回転爪3と一体化して、鍵穴 を覆いながら回転させて着脱することができると共に、装着した時に所定の位置 でロックさせるロック機構を有する鍵穴カバー本体2を設けることである。
【0005】 そして、上記鍵穴カバー本体2及び、その内面に接して回転するインナー4を それぞれ剛性を有する非磁性材で形成し、当該インナー4の下面中央部にベース アタッチメント1の主鍵穴部bと係合する回転爪3の爪部の形状でインナー4に インナー回り止め突起部cを設けると共に、鍵穴カバー本体2と、その内面に接 して回転するインナー4の境界面に互いに係合する位置に溝及び有底穴を設け、 そこでの出没移動することによってロックする単数または複数のマグネットピン 5を設ける。 さらに併せて、鍵穴カバー本体2に重合し、且つ鍵穴カバー本体2とインナー 4の境界面に設けた単数または複数のマグネットピン5にそれぞれ係合する位置 にキーマグネット11を装入または埋設したマグネットキー10を設けることで ある。
【0006】
【作用】
このような構成とすれば、施錠して鍵穴から正規の鍵を抜き出した後、予め鍵 穴の面に固着されたベースアタッチメントの主鍵穴部の切り欠き部に鍵穴カバー 本体と一体化された回転爪を合わせて差し込み回転させることによって回転爪が ベースアタッチメントの内側に掛かる状態になるので、鍵穴がカバーされること になる。
【0007】 そして、ロック機構としてマグネットピンを用いた場合は、マグネットキーに 埋設されたキーマグネットとインナー内のマグネットピンの装設係合位置と極性 を一致させることによって互いに反発し合うのでロックを簡単に外すことができ る。
【0008】 また、インナーに設けられたステンレスボールとアクションスプリングは鍵穴 カバー本体2の内接面の係合する位置に施した溝と合いまって、インナー4のス トッパーで規定されている一定の回転作動角度に節度を持たせている。
【0009】
【実施例】
以下、図面に従って本考案の一実施例について説明する。 図1(a)は本考案の一実施例の部品であるマグネットキーの断面図であり、 図1(b)は本考案の一実施例を示す本体部断面図である。 図1(b)に於て、ベースアタッチメント1は、例えばアルミダイカストで型 成形加工により、被カバー錠(車両用キーシリンダ)aの鍵穴のある面を覆い、 中央に鍵が施錠と解錠ができる大きさの円形穴とその周辺に鍵穴カバー本体2を 装着保持する時の固定用の回転爪3の爪部が入る切り欠きを合わせた形状で主鍵 穴部bを施すと共に、その裏側には図2と図3で示すように回転爪3の引っ掛か り部を段付に扇形で切り欠いて成形している。 そして、このベースアタッチメント1を被カバー錠(車両用キーシリンダ)a 、(図面では想像線(一点鎖線)で示す)の、所定の位置に一体固着する強力両 面テープ又は接着剤13を設ける。 また、鍵穴カバー本体2はベースアタッチメント1を覆う程度の円形つまみの 形状で、その内側中央には回転爪3を取り付けるボスを有して、例えばこれもア ルミダイカストで型成形加工によって作成する。そのボスと回転爪3の接合面に は、回り止めとして、それぞれ突起と溝を設けておくことが好ましい。また、回 転爪3は鍵穴カバー本体2の内側中央ボスの先端(最下端)に爪部を下向きにし て、且つベースアタッチメント1の主鍵穴に係合する位置にして平丸ネジ9で一 体化すべく締め付け固着されている。
【0010】 さらに、鍵穴カバー本体2の中央ボス部を軸として内側面に接して回転するイ ンナ4は、例えばプラスチックで押し出し成型加工によって略円錐台状に形成さ れ、その上面には単数または複数のマグネットピン5が出没できる有底穴と共に 、ステンレスボールが出没できる有底穴を設け、鍵穴カバー本体2と内接する外 周囲には作動回転角度を規制するストッパー(図示なし)を設けておく。また、 底面には鍵穴カバー本体2と一体化して、主鍵穴bにはめ込んだときに回転が固 定されるための突起部を回転爪3と重合する爪の形状で設ける。同時に先述した 有底穴にそれぞれ装入されるマグネットピン5とスプリング6ならびにステンレ スボール7とアクションスプリング8をセットにして設ける。
【0011】 そのうえ、図1(a)に於て示すように、マグネットキー10は鍵カバー本体 1に重合すると共に、上部に持ちやすい取っ手を合わせた形状で、これもまたプ ラスチック押し出し成型加工によって設ける。そして、当該マグネットキー10 の重合する下面側から鍵カバー本体1の内側にあるインナー4に装入された単数 または複数の各マグネットピン5に係合する位置に有底穴を設け、そこにキーマ グネット11を磁石の同極が向かい合うようにして装入した後、キーマグネット カバー12を接着剤で固着する。もしくはプラスチック成型加工時に埋没する。
【0012】 本考案を組立る時は、回転爪3がインナー4の鍵穴カバー本体2への組み込み ストッパーにもなっているので、予めインナー4の各有底穴に所定の位置と磁極 に合わせて各スプリングとマグネットピンおよびステンレスボールをセットして 装入した状態で平丸ネジにて、ネジの緩み止め剤と共に締め付け固着する。
【0013】 また、図2と図3は本考案の作動状態の説明用図で施錠前と後に於ける図1( b)のA矢視図である。これらによって、施錠前と施錠後に於ける回転爪3の作 動と共に、インナー回り止め突起部cの関係が明示されている。 尚、その他の実施例として、ロック機構には数字合わせ錠や電子ロック機構も 考えられる。
【0014】 本考案を使用するときは、最初は予め先述した要領で、従来の鍵穴の面にベー スアタッチメントを接着固定しておく必要がある。 完全固着以降は、図4、図5、図6に示すように、日常次の要領にて簡単に取 り扱うことができる。 施錠するときは図4に示すように先ず、鍵穴カバー本体2の回転爪3と車両側 キーシリンダに予め固着されたベースアタッチメント1の主鍵穴部bを合わせた 位置にして被せる。続いて図6に示すように充分差し込んだ状態で、鍵穴カバー 本体2を矢印の時計方向に一杯まで回転して回転爪3をベースアタッチメント1 の裏側に引っ掛けることによって施錠(ロック)される。
【0015】 次に、開錠する時は、図6に示すように、図5の鍵穴カバー本体2と図6のマ グネットキー10の位置合わせマーク(△印)dを一致させて重ね合わせた状態 のまま、矢印のように反時計方向に回転させると回転爪3がベースアタッチメン ト1から外れるので、マグネットキー10と鍵穴カバー本体2を一緒に上に持ち 上げて、ベースアタッチメント1から取り外す。
【0016】 尚、本実施例ではマグネットピンの磁石の軸線が鍵カバー本体に直立する縦向 きの姿勢になっているが、このマグネットピンの軸線が本体の円周方向となる横 向きの姿勢にして設けてもよい。この場合インナーの穴を横向きにすると共に、 マグネットキーのキーマグネットも横向きにして円周方向に埋め込む又は装入す ることになる。こうすることによって、より多数のマグネットピンがインナー周 囲に装入することができるので、極めて多くの鍵違いを作ることができるので、 錠の性能をより一層向上することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、保護する鍵穴は常にカバーされているので 、所定以外のキーや異物を挿入される等の悪戯をされたり、破壊されることを防 止することができる。また、二重にロックされることとなり、盗難防止効果をよ り一層向上することができる。
【0018】 そして、ロック機構をマグネットピンを用いることによって、本体と鍵の磁石 の極性や埋没や装入する位置を変化させることによって極めて多くの組合せが可 能となるので不正解錠を防止することができ、錠としての性能を向上することが できる。 さらに、ファッショナブルなマグネットキーはマスコットキーとしてユーザー に好感を与え、しかもユニークさがありファンシー性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1(a)】は本考案の一実施例の部品マグネットキ
ーの断面図である。
【図1(b)】は本考案の一実施例を示す本体部断面図
である。
【図2】は本考案の作動状態の説明用図で施錠前に於け
る図1(b)のA矢視図である。
【図3】は本考案の作動状態の説明用図で施錠後に於け
る図1(b)のA矢視図である。
【図4】は本考案による使用法を示す施錠前の状態の斜
視図である。
【図5】は本考案による使用法を示す施錠時の状態の斜
視図である。
【図6】は本考案による使用法を示す解錠する時の状態
の斜視図である。
【符号の説明】
1ベースアタッチメント 2鍵穴カバー本体 3回転爪 4インナー 5マグネットピン 6スプリング 7ステンレスボール 8アクションスプリング 9平丸ネジ 10マグネットキー 11キーマグネット 12キーマグネットカバー 13強力両面テープ又は接着剤 a 被カバー錠(車両側キーシリンダ) b 主鍵穴部 c インナー回り止め突起部 d 位置合わせマーク(△印)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵穴を有する錠の鍵穴にカバーをする装
    置に於て、剛性材でカバーをする鍵穴のある面を覆うよ
    うにして形成したベースアタッチメント1を設け、その
    鍵穴の部分には鍵が自由に施錠と解錠の作動ができると
    共に、施錠して鍵を抜き取った後、その穴に入れて鍵穴
    カバーをロックする時のロック用の回転爪3が入る切り
    欠きを有する主鍵穴部bを施す。そして予め当該ベース
    アタッチメント1を、鍵穴を有する被カバー錠aの鍵穴
    周辺部に一体化するように固着させておく。ベースアタ
    ッチメント1の主鍵穴部bと係合する回転爪3と一体化
    して、鍵穴を覆いながら回転させて着脱することができ
    ると共に、装着した時に所定の位置でロックさせるロッ
    ク機構を有する鍵穴カバー本体2を設ける。以上のよう
    に構成されたことを特徴とする鍵穴カバーロック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1における鍵穴カバー本体2及
    び、その内面に接して回転するインナー4をそれぞれ剛
    性を有する非磁性材で形成し、当該インナー4の下面中
    央部にベースアタッチメント1の主鍵穴部bと係合する
    回転爪3の爪部の形状でインナー4にインナー回り止め
    突起部cを設けると共に、鍵穴カバー本体2と、その内
    面に接して回転するインナー4の境界面に互いに係合す
    る位置に溝及び有底穴を設け、そこでの出没移動するこ
    とによってロックする単数または複数のマグネットピン
    5を設ける。そして、鍵穴カバー本体2に重合し、且つ
    鍵穴カバー本体2とインナー4の境界面に設けた単数ま
    たは複数のマグネットピン5にそれぞれ係合する位置に
    キーマグネット11を装入または埋設したマグネットキ
    ー10を設ける。以上によって構成されたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲請求項1の鍵穴カバーロッ
    ク装置。
JP1995010812U 1995-09-07 1995-09-07 鍵穴カバーロック装置 Expired - Lifetime JP3022498U (ja)

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JP1995010812U JP3022498U (ja) 1995-09-07 1995-09-07 鍵穴カバーロック装置

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JP3022498U true JP3022498U (ja) 1996-03-26

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ID=43157802

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04315676A (ja) * 1991-01-11 1992-11-06 Osaka Kanagu Kk ドア錠の二重ロック装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04315676A (ja) * 1991-01-11 1992-11-06 Osaka Kanagu Kk ドア錠の二重ロック装置

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