JPH0247716Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247716Y2 JPH0247716Y2 JP1984195105U JP19510584U JPH0247716Y2 JP H0247716 Y2 JPH0247716 Y2 JP H0247716Y2 JP 1984195105 U JP1984195105 U JP 1984195105U JP 19510584 U JP19510584 U JP 19510584U JP H0247716 Y2 JPH0247716 Y2 JP H0247716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- magnet
- tip
- key
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001297 Zn alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、シリンダ錠のキーに関する。
〈従来の技術〉
従来より、例えばパチンコ台の開閉に使用され
るマグネツト式のシリンダ錠のキーは、その錠と
連結してまず解錠し、そのまま被施錠体の取手の
役割を果たす必要上、適当な把持部と、これを支
えかつ所定部位へ磁石を外部から見えないように
配設した基部には、前記錠が取り付けられたウイ
ンドの開閉等に十分耐えうる剛性が要求されてい
た。従つて、この要求に応えるために、例えば第
7図に示すように所定の磁石が配設された先端部
1b(磁石収納部)と基部1aとを多数の嵌合片
7によつて嵌合して、その剛性を保障しているも
のがあつた。
るマグネツト式のシリンダ錠のキーは、その錠と
連結してまず解錠し、そのまま被施錠体の取手の
役割を果たす必要上、適当な把持部と、これを支
えかつ所定部位へ磁石を外部から見えないように
配設した基部には、前記錠が取り付けられたウイ
ンドの開閉等に十分耐えうる剛性が要求されてい
た。従つて、この要求に応えるために、例えば第
7図に示すように所定の磁石が配設された先端部
1b(磁石収納部)と基部1aとを多数の嵌合片
7によつて嵌合して、その剛性を保障しているも
のがあつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記キーによつてもその要求は達成され得た
が、最近は、その使用頻度が高まるとともに、外
力も厳しく掛るようになつているので、これらに
耐え得るキーの要求があつた。
が、最近は、その使用頻度が高まるとともに、外
力も厳しく掛るようになつているので、これらに
耐え得るキーの要求があつた。
〈問題点を解決するための手段〉
この考案は上記要求に応えるためのキーであつ
て、以下の構成からなるものである。
て、以下の構成からなるものである。
即ち、本考案のキーは、錠本体の平面に設けた
複数の孔にコイルを介して磁石を入れ、錠本体の
中心孔にフランジ部をもつ錠軸を嵌挿し、錠軸と
錠本体を複数の磁石により係合させ錠本体に対す
る錠軸の回動をロツクするシリンダ錠のキーにお
いて、キー本体は把持部とその先端の磁石収納部
とが一体形成され、磁石収納部の先端には軸方向
に前記錠軸先端を挿入させる中心孔が設けられ、
その中心孔内に凸部が設けられ、磁石収納部の先
端外周部には、錠本体と係合する突起部が突設さ
れ、磁石収納部に設けた磁石孔を閉鎖する蓋体が
磁石収納部の先端凹部に嵌着され、磁石収納部先
端の蓋体の外形線を消すように、その先端面が研
磨され、めつきが施されて構成される。
複数の孔にコイルを介して磁石を入れ、錠本体の
中心孔にフランジ部をもつ錠軸を嵌挿し、錠軸と
錠本体を複数の磁石により係合させ錠本体に対す
る錠軸の回動をロツクするシリンダ錠のキーにお
いて、キー本体は把持部とその先端の磁石収納部
とが一体形成され、磁石収納部の先端には軸方向
に前記錠軸先端を挿入させる中心孔が設けられ、
その中心孔内に凸部が設けられ、磁石収納部の先
端外周部には、錠本体と係合する突起部が突設さ
れ、磁石収納部に設けた磁石孔を閉鎖する蓋体が
磁石収納部の先端凹部に嵌着され、磁石収納部先
端の蓋体の外形線を消すように、その先端面が研
磨され、めつきが施されて構成される。
〈実施例〉
この考案の一実施例を図例に基づいて説明す
る。
る。
この実施例のキーは、把持部1cと、把持部に
続く磁石収納部5と、後述するシリンダ錠の切り
欠き部22に係合する突起部9及び中心孔4の凸
部10を有し、例えば、アルミニウム合金、亜鉛
合金を用いたダイキヤスト法により一体形成され
る。
続く磁石収納部5と、後述するシリンダ錠の切り
欠き部22に係合する突起部9及び中心孔4の凸
部10を有し、例えば、アルミニウム合金、亜鉛
合金を用いたダイキヤスト法により一体形成され
る。
磁石収納部5は、円柱状本体の先端部に中心孔
4を軸方向に設け、その中心孔4内に凸部10を
設け、その中央孔の周囲に磁石孔3を設け、さら
に、その最先端部に蓋体嵌入用の先端凹部8が略
三角形形状に形成されて構成される。磁石収納部
5の磁石孔3には円柱状の磁石11が挿入され、
その上に先端凹部8と略同じ形状で略三角形の蓋
体6が圧入嵌着される(第2図) 第2図の二点鎖線は、蓋体6の裏側斜視図であ
つて、これに示すように、蓋体6にも磁石孔3′
が設けられ、蓋体6が嵌着された状態で磁石11
の先端が磁石孔3′に収まるようになつている。
4を軸方向に設け、その中心孔4内に凸部10を
設け、その中央孔の周囲に磁石孔3を設け、さら
に、その最先端部に蓋体嵌入用の先端凹部8が略
三角形形状に形成されて構成される。磁石収納部
5の磁石孔3には円柱状の磁石11が挿入され、
その上に先端凹部8と略同じ形状で略三角形の蓋
体6が圧入嵌着される(第2図) 第2図の二点鎖線は、蓋体6の裏側斜視図であ
つて、これに示すように、蓋体6にも磁石孔3′
が設けられ、蓋体6が嵌着された状態で磁石11
の先端が磁石孔3′に収まるようになつている。
蓋体6を嵌着した状態の底面図を示す第3図の
ように、蓋体6の外形線が外部から見え、蓋体6
の嵌着状態や磁石の埋設位置が外観からわかる恐
れがある。このため、蓋体6の位置や磁石11の
配置が外観からわかりにくくするために、蓋体6
を磁石収納部5の先端凹部8に嵌着した状態で、
先端面を研磨し、さらにめつき処理を施す。これ
によつて、第4図に示すように、蓋体6の外形線
は消され、磁石11の位置も外観からは全くわか
らなくなる。
ように、蓋体6の外形線が外部から見え、蓋体6
の嵌着状態や磁石の埋設位置が外観からわかる恐
れがある。このため、蓋体6の位置や磁石11の
配置が外観からわかりにくくするために、蓋体6
を磁石収納部5の先端凹部8に嵌着した状態で、
先端面を研磨し、さらにめつき処理を施す。これ
によつて、第4図に示すように、蓋体6の外形線
は消され、磁石11の位置も外観からは全くわか
らなくなる。
上記のように構成されたキーは、第5図、第6
図に示されるシリンダ錠において使用される。
図に示されるシリンダ錠において使用される。
解錠又は施錠する場合、シリンダ錠2の上部凹
部へのキー先端の磁石収納部5を定位置に挿入
し、磁石11によつてシリンダ錠2側の係合磁石
(磁石タンブラー)12を押し下げ、錠軸13の
フランジ部14と錠本体15との係合を外し、キ
ーが回動されることによつて、錠軸13が回動し
て解錠又は施錠が行なわれる。
部へのキー先端の磁石収納部5を定位置に挿入
し、磁石11によつてシリンダ錠2側の係合磁石
(磁石タンブラー)12を押し下げ、錠軸13の
フランジ部14と錠本体15との係合を外し、キ
ーが回動されることによつて、錠軸13が回動し
て解錠又は施錠が行なわれる。
この際、キーの回動力は、錠軸先端部21及び
凹部23と磁石収納部5の中心孔4及び凸部1
0、突起部9とフランジ部14及び切欠き部22
の係合によつて分散して錠軸13に伝わり、これ
ら係合部の1つに集中することがない。
凹部23と磁石収納部5の中心孔4及び凸部1
0、突起部9とフランジ部14及び切欠き部22
の係合によつて分散して錠軸13に伝わり、これ
ら係合部の1つに集中することがない。
従つて、突起部9や中心孔4の凸部10の摩耗
や破損を防止し、キーの耐久性を大きく向上させ
ることができる。
や破損を防止し、キーの耐久性を大きく向上させ
ることができる。
また、例えば、パチンコ機の施錠装置にこの種
のキーが使用された場合、キーの外観からキーの
磁石の位置が容易にわかる状態であると、遊技場
の従業員などによつて、不正な合鍵が簡単に作ら
れてしまう。しかし、このキーでは、磁石11の
位置は勿論、蓋体6の外形線も外観に現れないた
め、不正な合鍵の複製を困難にすることができ
る。
のキーが使用された場合、キーの外観からキーの
磁石の位置が容易にわかる状態であると、遊技場
の従業員などによつて、不正な合鍵が簡単に作ら
れてしまう。しかし、このキーでは、磁石11の
位置は勿論、蓋体6の外形線も外観に現れないた
め、不正な合鍵の複製を困難にすることができ
る。
〈考案の効果〉
以上説明したように、この考案のシリンダ錠の
キーによれば、その把持部と磁石収納部とが一体
に成形されているから、従来の把持部と磁石収納
部が分離成形され嵌着されたキーに比べ、キーが
頻繁に使用され強力な捻り力が加えられた場合、
或は、解除時にキーの突起部がシリンダ錠の一部
に係止され、キーをそのままウインドの取手とし
て使用された場合でも、充分に耐久性を持つて使
用することができる。
キーによれば、その把持部と磁石収納部とが一体
に成形されているから、従来の把持部と磁石収納
部が分離成形され嵌着されたキーに比べ、キーが
頻繁に使用され強力な捻り力が加えられた場合、
或は、解除時にキーの突起部がシリンダ錠の一部
に係止され、キーをそのままウインドの取手とし
て使用された場合でも、充分に耐久性を持つて使
用することができる。
また、磁石収納部先端の蓋体の外形線を消すよ
うに、その先端面が研磨され、めつきが施されて
いるため、磁石の位置は勿論、蓋体の外形線も外
観に現れず、不正な合鍵の複製を困難にすること
ができる。
うに、その先端面が研磨され、めつきが施されて
いるため、磁石の位置は勿論、蓋体の外形線も外
観に現れず、不正な合鍵の複製を困難にすること
ができる。
第1図〜第6図はこの考案の実施例を示し、第
1図はキーの正面図、第2図は組み付け状態を示
す分解斜視図、第3図は蓋体を嵌着したキーの底
面図、第4図は蓋部の外形線を消した状態を示す
キーの底面図、第5図はキーとシリンダ錠の断面
図、第6図はシリンダ錠の平面図、第7図は従来
のキーの分解正面図である。 1c……把持部、2……シリンダ錠、5……磁
石収納部、6……蓋体、8……先端凹部、9……
突起部、12……係合磁石、13……錠軸、14
……フランジ部、15……錠本体。
1図はキーの正面図、第2図は組み付け状態を示
す分解斜視図、第3図は蓋体を嵌着したキーの底
面図、第4図は蓋部の外形線を消した状態を示す
キーの底面図、第5図はキーとシリンダ錠の断面
図、第6図はシリンダ錠の平面図、第7図は従来
のキーの分解正面図である。 1c……把持部、2……シリンダ錠、5……磁
石収納部、6……蓋体、8……先端凹部、9……
突起部、12……係合磁石、13……錠軸、14
……フランジ部、15……錠本体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 錠本体の平面に設けた複数の孔にコイルを介し
て磁石を入れ、該錠本体の中心孔にフランジ部を
もつ錠軸を嵌挿し、錠軸と錠本体を複数の前記磁
石により係合させ錠本体に対する錠軸の回動をロ
ツクするシリンダ錠のキーにおいて、 キー本体は把持部とその先端の磁石収納部が一
体成形され、該磁石収納部の先端には軸方向に前
記錠軸先端を挿入させる中心孔が設けられ、該中
心孔内に凸部が設けられ、該磁石収納部の先端外
周部には、前記錠本体と係合する突起部が突設さ
れ、該磁石収納部に設けた磁石孔を閉鎖する蓋体
が該磁石収納部の先端凹部に嵌着され、該磁石収
納部先端の蓋体の外形線を消すように、その先端
面が研磨され、めつきが施されていることを特徴
とするシリンダ錠のキー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984195105U JPH0247716Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984195105U JPH0247716Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61108765U JPS61108765U (ja) | 1986-07-10 |
JPH0247716Y2 true JPH0247716Y2 (ja) | 1990-12-14 |
Family
ID=30752601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984195105U Expired JPH0247716Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0247716Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2641173B2 (ja) * | 1990-06-08 | 1997-08-13 | 株式会社エヌケーパーツ工業 | キーの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813004U (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-27 | セイレイ工業株式会社 | ロ−タリ−耕耘装置 |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP1984195105U patent/JPH0247716Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813004U (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-27 | セイレイ工業株式会社 | ロ−タリ−耕耘装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61108765U (ja) | 1986-07-10 |
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