JPH0893214A - 復水器内部作業足場装置 - Google Patents

復水器内部作業足場装置

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Publication number
JPH0893214A
JPH0893214A JP25757794A JP25757794A JPH0893214A JP H0893214 A JPH0893214 A JP H0893214A JP 25757794 A JP25757794 A JP 25757794A JP 25757794 A JP25757794 A JP 25757794A JP H0893214 A JPH0893214 A JP H0893214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
condenser
support bar
handrail
scaffolding device
Prior art date
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Pending
Application number
JP25757794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiaki Hamanaga
公章 濱永
Masahiro Kamiya
昌宏 神谷
Yutaka Nagai
豊 永井
Hideo Hanada
英男 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Co Ltd
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Tokyo Power Technology Ltd
Original Assignee
Nitto Kogyo Co Ltd
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Toden Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Co Ltd, Sumitomo Light Metal Industries Ltd, Toden Kogyo Co Ltd filed Critical Nitto Kogyo Co Ltd
Priority to JP25757794A priority Critical patent/JPH0893214A/ja
Publication of JPH0893214A publication Critical patent/JPH0893214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 復水器水室の壁面に着脱自在に取り付けられ
る横長ステージの下面に、該ステージの側方に突出する
サポートバーを着脱自在に支持する支持部を設け、ステ
ージに支持されたサポートバーにタラップを把持機構を
介して着脱可能に配設するとともに、少なくともステー
ジには手摺を差し込むためのソケットを設けて手摺を挿
着する。 【効果】 復水器水室の狭い入口部から構成部材を搬入
し、水室内で簡単且つ短時間で組立、解体することがで
きる安全性の優れた復水器用細管点検、清掃用足場装置
が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、復水器内部作業足場装
置、詳しくは、発電所の復水器の細管の点検作業、清掃
作業などを行うために復水器内部で組立、使用される復
水器内部作業足場装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所の復水器用細管には銅合金
管、チタン管などが使用されているが、これら復水器用
細管の腐食状況の点検や清掃のために、復水器の水室内
部において、定期的に点検作業が行われる。復水器水室
内にはかなりの高さまで復水器用細管が配設され点検は
高所作業となるため足場の設置が必要となるが、復水器
水室への出入りは直径420 〜500mm 程度の狭いマンホー
ルを通じて行われるから、足場を外部で組立てたのち復
水器水室内へ搬入することは不可能で、機材を予め復水
器水室内に持ち込み、内部において組立てを行うことが
必要となる。
【0003】従来、この足場装置として、パイプ材や丸
太を復水器水室内に持ち込み、内部において単管足場あ
るいは丸太足場を組立て使用していた。しかしながら、
このような足場装置においては、狭い場所での組立、解
体が容易でなく組立てに人手を要するとともに時間もか
かり、点検作業は海水環境下で行われるから、点検が長
期間に亘ると足場部材とくに足場を結束している番線が
腐食して破断したり、足場装置と復水器との連結ができ
ないため転倒のおそれがあるなどの危険性を伴い、さら
に、建地が必要であるから作業スペースが狭くなって点
検に支障を来すなどの問題点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、復水器内部
作業に使用する足場装置における上記従来の問題点を解
消するためになされたものであり、その目的は、部品点
数が少なく、組立、解体がワンタッチ式で人手を要する
ことなく短時間で行うことができ、復水器水室の壁面に
着脱自在に取り付けられ建地が不要であるため、作業ス
ペースが広く使えるとともに転倒などの危険性もなく、
腐食を生じることもない復水器内部作業足場装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による復水器内部作業足場装置は、復水器水
室の壁面に着脱自在に取り付けられる横長ステージの下
面に、該ステージの側方に突出するサポートバーを着脱
自在に支持する支持部を設け、ステージに支持されたサ
ポートバーにタラップを把持機構を介して着脱可能に配
設するとともに、少なくともステージには手摺を差し込
むためのソケットを設け手摺を挿着したことを構成上の
第1の特徴とする。
【0006】また、本発明構成上の第2の特徴は、タラ
ップに連接した踊り場がサポートバーに把持機構を介し
て着脱可能に取り付けられていることにあり、さらに、
横長ステージが複数のステージ部材からなり、該ステー
ジ部材がその長手方向の適所に設けられる蝶番を介して
互いに折り畳み自在に形成されていること、および構成
部材がアルミニウム合金で形成されることを発明構成上
の第3および第4の特徴とする。
【0007】本発明の復水器内部作業足場装置1の好ま
しい態様は、図1、図2に示すように、復水器水室の側
壁面Wに先付け金物として設けた取付座11あるいは壁
面Wの補強リブを利用した取付座11に、横長ステージ
2の長さ方向の両端部をボルト・ナット(または蝶ね
じ)12の手段により着脱自在に取り付け、一段または
複数段の作業用ステージ2を復水器用細管Aの端部にそ
の長さ方向の側縁部が対面するよう形成し、ステージ2
の下面に支持されたサポートバー3にタラップ5を把持
機構を介して着脱可能に配設してなる。
【0008】ステージ2は、アルミニウム合金製の中空
形材を幅方向に嵌合または溶接することにより形成する
のが好ましい。ステージ2には、手摺8aを差し込むた
めの複数個のソケット7を設け、作業中の安全性を確保
するために、手摺8aを取り付ける。図1には示されて
いないが、必要に応じてタラップ5にも手摺を取り付け
ることができる。
【0009】本発明の復水器内部作業足場装置1の別の
好ましい態様は、図3に示すように、タラップ5に連接
して踊り場10を設けたものである。図3の態様におい
ても、図1の場合と同様、復水器水室の側壁面Wに取付
座11を介してステージ2を一段または複数段取り付
け、ステージ2の下面に支持されたサポートバー3にタ
ラップ5を把持機構を介して着脱可能に配設し、同じく
把持機構を介して踊り場10をサポートバー3に着脱可
能に取り付ける。図3の場合においても、必要に応じ、
タラップ5および踊り場10にソケット7を設けて手摺
を取り付けるようにしてもよい。
【0010】
【作用】本発明の復水器内部作業足場装置は、横長ステ
ージ、サポートバー、タラップおよび手摺より構成さ
れ、ステージを復水器水室の側壁面に取付座を介して着
脱自在に取り付け、ステージの下面に支持されたサポー
トバーにタラップを把持機構を介して着脱可能に配設
し、手摺をソケットに差し込んで取り付けるようにした
から、復水器水室の点検時、作業者が昇るステージは水
室の壁面に固定されて作業者の安全性が確保されるとと
もに、建地が不要となって広い作業スペースが確保さ
れ、タラップ、手摺の組立は引掛け式や差し込み式のワ
ンタッチで行うことができるから、構成部材を狭い入口
部から水室内に搬入し、何ら熟練を要することなく短時
間で組み立てることができ、解体作業も簡単に行うこと
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図4に示
すような横長ステージ2の構成部材として、耐食性のAl
-Mg-Si系合金中空押出形材を嵌合または溶接してステー
ジ部材2a、2bを形成した。ステージ部材2a、2b
は、その長手方向の適所に設けられた蝶番9(図5)に
より表面部分が当接する状態に互いに折り畳み自在に形
成され、復水器水室の入口から搬入し易いようになって
いる。ステージ部材2a、2bの長さ方向端部には、復
水器水室の側壁面Wに設けられた取付座11にステージ
2を取り付けるために、複数のボルト孔13が穿設さ
れ、ボルト・ナット手段12により取付座11に着脱自
在に取り付けられるよう構成されている。
【0012】ステージ部材2a、2bのうち、復水器水
室の細管端部と反対側に位置するステージ部材2bの幅
方向の端縁部には、手摺8aを差し込むためのソケット
7が設けられ、アルミニウム合金管材からなる手摺8a
をソケット7に差し込み、手摺8aの下端部に設けた孔
16をソケット7に設けた孔14に一致させ、Lピン1
5を差し込んで手摺8aをソケット7に固定できるよう
になっている。なお、手摺8aの下端部には複数個の孔
16を形成し、手摺8の高さが調節できるようになって
いる。
【0013】また、図4、図5に示すように、ステージ
部材2a、2bの下面には、アルミニウム合金製のサポ
ートバー3を着脱自在に支持するための支持部材4が溶
接により固着され、サポートバー3を図4のX方向に移
動させて、サポートバー3の突出桿18を支持部材4の
切欠部17に嵌着し、支持部材4の側面部に穿設した孔
20に、挿入して回転すると先端部が折れ曲がるトグル
ピン19を差し込むことにより、ステージ2の下面にお
いて、サポートバー3をステージ2の側方に突出させて
支持できるようになっている。
【0014】さらに、復水器内部作業足場装置の構成部
材として、図4に示すタラップ5、および図6に示す踊
り場10を、耐食性のAl-Mg 合金により成形する。タラ
ップ5および踊り場10には、これらをサポートバー3
に着脱可能に取り付けるための把持部6が設けられ、必
要に応じてソケット7を設けて手摺8b、8cを取り付
けられるようにしてある。把持部6はサポートバー3に
係合するよう形成されて把持機構を構成し、タラップ5
および踊り場10をワンタッチでサポートバー3に引掛
け固定できるようになっている。
【0015】上記の構成部材からなる足場装置を組立て
るには、構成部材を復水器水室のマンホールから搬入
し、水室の底部に位置する海水配管の開口部を図示しな
い敷板で塞いだ後、一段目のステージ2を取付座11に
ボルト・ナット手段12により取り付け、手摺8aをス
テージ2のソケット7に差し込んでLピン15で固定す
る。なお、敷板についても折畳み式とすると取扱が容易
である。
【0016】ついで、ステージ2の下面に設けた支持部
材4の切欠部17にサポートバー3の突出桿18を嵌着
し、外れ止め用トグルピン19を差し込んで、ステージ
2の所定個所にサポートバー3を取り付けた後、ステー
ジ2の側方に突出したサポートバー3にタラップ5およ
び踊り場10を把持機構を介して引掛け、固定し、図3
に示す一段目のステージ取り付けを終了する。
【0017】つぎに、一段目のステージに昇り、上記と
同様の手順をに従って、二段目のステージ2の取り付
け、手摺8aの差し込み、固定、サポートバー3の取り
付け、サポートバー3に対するタラップ5および踊り場
10の装着を行って、図3に示す復水器内部作業足場装
置1の組立てを完了する。足場装置1の解体は上記の手
順を逆に行えばよいが、解体作業の安全性の観点から、
二段目のステージを解体する場合は一段目のステージ上
で、一段目のステージを解体する場合には床面上で解体
作業を実施するのがよい。
【0018】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、復水器
水室の狭いマンホールから構成部材を搬入し、差し込
み、引掛けなどの手段により多くの人手を要することな
く短時間かつ簡単に足場装置を組立ることができ、解体
も容易である。作業者が昇って作業するためのステージ
が復水器水室の側壁面に固定されているから安定性に優
れ、足場装置の建地が不要となるから、作業スペースが
広く使え、復水器用細管の清掃、点検がし易い。各構成
部材をアルミニウム合金で形成したことにより、軽量で
組立、解体作業がより容易となり、海水環境で腐食する
ことが少ないから、長期間に亘る点検作業においても足
場装置が損傷することなく、安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】復水器水室内における本発明の足場装置の取り
付け状態を示す平面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の復水器内部作業足場装置の組立を示す
一部断面斜視図である。
【図5】サポートバーをステージの下面に設けた支持部
材に嵌着したのちの図3のA−A断面図である。
【図6】本発明における踊り場の組立を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 復水器内部作業足場装置 2 ステージ 2a ステージ部材 2b ステージ部材 3 サポートバー 4 支持部材 5 タラップ 6 把持部 7 ソケット 8a 手摺 8b 手摺 8c 手摺 9 蝶番 10 踊り場 11 取付座 12 ボルト・ナット手段 13 孔 14 孔 15 Lピン 16 孔 17 切欠部 18 突出桿 19 トグルピン 20 孔 A 復水器用細管 W 側壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱永 公章 千葉県市原市姉崎海岸3 東電工業株式会 社姉崎火力事業所内 (72)発明者 神谷 昌宏 東京都港区高輪1丁目3番13号 東電工業 株式会社内 (72)発明者 永井 豊 千葉県千葉市中央区浜野町1019番地日東工 業株式会社内 (72)発明者 花田 英男 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽金 属工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復水器水室の壁面に着脱自在に取り付け
    られる横長ステージの下面に、該ステージの側方に突出
    するサポートバーを着脱自在に支持する支持部を設け、
    ステージに支持されたサポートバーにタラップを把持機
    構を介して着脱可能に配設するとともに、少なくともス
    テージには手摺を差し込むためのソケットを設け手摺を
    挿着したことを特徴とする復水器内部作業足場装置。
  2. 【請求項2】 タラップに連接した踊り場がサポートバ
    ーに把持機構を介して着脱可能に取り付けられているこ
    とを特徴とする復水器内部作業足場装置。
  3. 【請求項3】 横長ステージが複数のステージ部材から
    なり、各ステージ部材がその長手方向の適所に設けられ
    る蝶番を介して互いに折り畳み自在に形成されることを
    特徴とする請求項1〜2記載の復水器内部作業足場装
    置。
  4. 【請求項4】 構成部材がアルミニウム合金で形成され
    る請求項1〜3記載の復水器内部作業足場装置。
JP25757794A 1994-09-27 1994-09-27 復水器内部作業足場装置 Pending JPH0893214A (ja)

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JP25757794A JPH0893214A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 復水器内部作業足場装置

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JP25757794A JPH0893214A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 復水器内部作業足場装置

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JPH0893214A true JPH0893214A (ja) 1996-04-09

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ID=17308208

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JP25757794A Pending JPH0893214A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 復水器内部作業足場装置

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JP (1) JPH0893214A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009215768A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Sumikin Plant Ltd 足場構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009215768A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Sumikin Plant Ltd 足場構造

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