JP4456546B2 - バラストタンク補修等用仮設足場装置 - Google Patents

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Description

本発明は、船舶のバラストタンク、特に船体側板と甲板又は船底板とのコーナー部で垂直壁部と水平壁部と斜壁部とによって断面略直角三角形状に形成されるタンク部において補修作業や点検作業等を行なう時にそのタンク部内で組み立てて使用される仮設足場装置に関するものである。
バラストタンクは、船舶の復元性や喫水などを調整するため、ポンプによって水を注水又は排水する船のタンクである。図1は鉄鉱石などを運搬する貨物船の船体1の断面図を示し、図2は図1の矢印Xで示される部分の拡大図である。この図1から分かるように、バラストタンク2は、船体1の内周面に沿うように設けられるもので、船体側板2と甲板3とのコーナー部に形成されるタンク部A、船体側板2と船底板4とのコーナー部に形成されるタンク部B、船体側板2とその内側の壁部5と間に形成されるタンク部C、船底板4とその内側の壁部6との間に形成されるタンク部D等からなる。
このような貨物船で例えば鉄鉱石を原産地の外国から日本へ運搬する場合、運搬時は鉄鉱石の積載重量が相当重いので、バラストタンクには水は供給されず、鉄鉱石を日本の港に降ろして外国へ戻る際に、バラストタンクに海水を注水して喫水の調整を行い、バラストタンクに海水を溜めたまま帰港し、そして再び鉄鉱石を積載する際にバラスト水を排出するようになっている。
上記のようにバラストタンクのバラスト水に海水を使用すると、タンク内部が腐食し易いことから、排水後にタンク内部を定期的に補修する必要がある。このタンク内部の補修作業には、点検作業、洗浄作業、塗装作業などがあり、その作業は、通常、バラスト水を排出してバラストタンク内部が空になった状態で鉄鉱石を積載して目的地まで運搬する、その運搬期間中に行なわれる。
しかして、バラストタンク内部の補修作業を行なう場合に、船体側板2の内側に形成されるタンク部Cや船底板4の内側に形成されるタンク部Dは、比較的高さが低いため、足場を使用せずに作業を行なえるが、船体側板2と甲板3又は船底板4とのコーナー部に形成されるタンク部A,Bの内部は、大型貨物船では、高いところで5〜6mもあるため、足場がないと作業を行なうことができない。
従来、このようなタンク部A,Bの内部を補修するのに、例えば、タンク部A,Bの内部所要箇所に長尺の梯子を掛け、この梯子を使用して作業を行なっていたが、梯子を使用しての作業では、作業能率が非常に悪い上、梯子が倒れるおそれがあって危険であった。そこで、本発明は、バラストタンクにおける船体側板2と甲板3又は船底板4とのコーナー部に形成されるタンク部A,Bでの補修等の作業を能率よく安全に行なえるバラストタンク補修等用仮設足場装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、バラストタンクにおける船体側板2と甲板3又は船底板4とのコーナー部で垂直壁部2aと水平壁部3a,3bと斜壁部7,8とによって断面略直角三角形に形成され且つ各壁部内面に船体長手方向に延びるリブRが一定間隔おきに突設されたバラストタンク内部において組み立てられるバラストタンク用仮設足場装置であって、
単管固定用クランプ12を複数個取り付けたクランプ付き単管11と、
一端部に係止用フック21を設け、他端部にフック係止用単管22及び折り畳み自在脚体23を設けた片脚付き足場板13と、
フック係止用の上部管18及び固定用の下部管19からなり、上部管18の両端部に片脚付き足場板13のフック係止用単管22に接続される接続管20を設け、下部管19の両端部にクランプ36を設けてなる足場板取付枠14と、
両端部に係止用フック42を設けた両フック付き足場板15と、
一端部に係止用フック43を設けた片フック付き足場板16と、からなり、
前記斜壁部7,8にある下段側とそれより上段側の2つの所要のリブRに夫々クランプ付き単管11をクランプ12で固定し、上段側単管11の両端部に、所要間隔をおいて並置した2つの片脚付き足場板13の係止用フック21を夫々係止し、下段側単管11には各片脚付き足場板13の脚体23下端部を固定具32を介して固定し、2つの片脚付き足場板13間に足場板取付枠14を配置して、その上部管18の両端部を接続管20を介して両足場板13のフック係止用単管22に接続すると共に、下部管19の両端部をクランプ36で両足場板13の脚体23に固定し、この両足場板13間に1つ又は複数の両フック付き足場板15を配置して、その両端側係止用フック42を上段側単管11と足場板取付枠14の上部管18に係止し、2つの片脚付き足場板13のフック係止用単管22及び足場板取付枠14の上部管18には複数の片フック付き足場板16の係止用フック43を夫々係止し、これら片フック付き足場板16の他端部を前記垂直壁部2aにある所要のリブRに載せ掛けてなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載のバラストタンク用仮設足場装置において、前記足場板取付枠14の接続管20は、上部管18の端部に収縮位置と伸長位置とに亘って伸縮自在に嵌挿されていて、その伸長位置で片脚付き足場板13のフック係止用単管22に挿入されて接続されることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載のバラストタンク用仮設足場装置において、前記下段側単管11を固定したリブRの更に下段側の所要のリブRにクランプ付き単管11をクランプ12で固定し、このクランプ付き単管11に片フック付き足場板17の係止用フック44を係止し、この片フック付き足場板17の他端部を、前記垂直壁部2aにある所要のリブRに載せ掛けてなることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載のバラストタンク用仮設足場装置において、前記片脚付き足場板13には脚体23の設けられた端部側にハッチ33を設けると共に、このハッチ33を開閉する床部34を設けてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の架設足場装置によれば、斜壁部7にある下段側とそれより上段側の2つの所要のリブRに夫々クランプ付き単管11をクランプ12で固定し、上段側単管11の両端部に、2つの片脚付き足場板13の係止用フック21を夫々係止し、下段側単管11に各片脚付き足場板13の脚体23下端部を固定し、2つの片脚付き足場板13間に足場板取付枠14を配置して、その上部管18の両端部を接続管20を介して両足場板13のフック係止用単管22に接続すると共に、下部管19の両端部を両足場板13の脚体23に固定し、この両足場板13間に1つ又は複数の両フック付き足場板15を配置して、その両端側係止用フック42を上段側単管11と足場板取付枠14の上部管18に係止し、2つの片脚付き足場板13のフック係止用単管22及び足場板取付枠14の上部管18には複数の片フック付き足場板16の係止用フック43を係止し、これら片フック付き足場板16の他端部を前記垂直壁部2aにある所要のリブRに載せ掛けることによって、作業床1Sa,1Sbを形成するから、この作業床1Sa,1Sbによって、バラストタンクの補修作業や点検作業等を能率良く且つ安全に行うことができる。
またこの架設足場装置は、組立及び分解が簡単であって、上記のような組立要領を作業者が一旦理解すれば、例えば一つのバラストタンク区分室aでの作業終了後は、この架設足場装置を分解して、装置構成部材を次のバラストタンク区分室a内へ搬送し、そこで上記した組立要領と同じ要領で組み立てればよいし、その作業が終われば分解すればよいから、各バラストタンク区分室a内での架設足場装置の組立・分解作業を短時間で行うことができると共に、船体1のバラストタンク内に区画形成されている多数のバラストタンク区分室aの補修作業や点検作業等を能率良く短期間で行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、足場板取付枠14の接続管20は、上部管18の端部に収縮位置と伸長位置とに亘って伸縮自在に嵌挿されていて、その伸長位置で片脚付き足場板13のフック係止用単管22に挿入されて接続されるようになっているから、片脚付き足場板13に対する接続管20の接続作業を迅速容易に行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、垂直壁部2aの高さが比較的高い場合は、前記下段側単管11を固定したリブRの更に下段側の所要のリブRにクランプ付き単管11をクランプ12で固定しておいて、このクランプ付き単管11に片フック付き足場板17の係止用フック44を係止し、この片フック付き足場板17の他端部を、前記垂直壁部2aにある所要のリブRに載せ掛けることにより、上段後部作業床1Sbの組立に先立って下段作業床2Sを組み立てるようにすれば、作業者は下段作業床2Sの上で上段後部作業床1Sbの組立作業を容易且つ安全に行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、片脚付き足場板13には脚体23の設けられた端部側にハッチ33を設けると共に、このハッチ33を開閉する床部34を設けることによって、片脚付き足場板13から下方へ移動が容易となり、作業能率が向上する。
以下に本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は貨物船の船体1の断面図であり、図2は図1の矢印Xで示される部分の拡大図である。これらの図においてAはバラストタンクにおける船体側板2と甲板3とのコーナー部に形成されるタンク部、Bは船体側板2と船底板4とのコーナー部に形成されるタンク部であって、本発明に係るバラストタンク補修等用仮設足場装置は、各タンク部A,Bにおいて使用される足場装置である。また、各タンク部A,Bは、船体長手方向に一定間隔おきに設けられた隔壁Wにより仕切られて、多数のバラストタンク区分室a,bを形成し、以下に述べるバラストタンク補修等用仮設足場装置は、このバラストタンク区分室a,bにおいて組み立てられる足場装置である。
図3は船体1の長手方向に一定間隔おきに設けてある隔壁Wにより仕切られて形成されたバラストタンク区分室aの内部構造を示す斜視図で、このバラストタンク区分室aは、船体側板2の一部を成す垂直壁部2aと、甲板3の一部を成す水平壁部3a(図2参照)と、斜壁部7とによって断面略直角三角形に形成されていて、各壁部2a,3a,7の内面には船体1の長手方向に延びるリブRが一定間隔おきに条設されている。各隔壁Wには、バラスト水がバラストタンク区分室a相互間で連通するように連通窓Oが開口されている。
バラストタンク区分室aの大きさ(寸法)の一例を参考までに示せば、図3に示すように、垂直壁部2aの高さ5.9m、隔壁W間の長さは4mであり、水平壁部3aの長さは10m、斜壁部7の長さは11.6mである。また、各リブRの長さは、隔壁W間の長さより僅かに短い。尚、バラストタンク区分室bは、船体側板2の一部を成す垂直壁部2aと、船底板4の一部を成す水平壁部4aと、斜壁部7とによって断面略直角三角形に形成され、各壁部2a,4a,7の内面には船体1の長手方向に延びるリブRが一定間隔おきに条設されている。
図4の(a) はバラストタンク区分室aの天井部3aを示す平面図で、この天井部3aは甲板3の一部を形成するものであり、この天井部3aには、バラストタンク区分室a内に資材を搬入するための搬入ハッチ10が設けてある。図4の(b) は(a) に示す搬入ハッチ10の拡大平面図、(c) は(a) のY−Y線断面図、(d) は(b) のZ−Z線断面図である。またバラストタンク区分室a内には、搬入ハッチ10から梯子Hが垂設されている。
図5〜図9は、本発明に係るバラストタンク補修等用仮設足場装置の構成部材を示し、先ず、図5の(a) はクランプ12付き単管11の正面図、(b) は側面図、(c) は(a) の矢印イで示される部分の正面図、(d) は左側面図、(e) は平面図である。この単管11は、鋼製パイプからなるもので、リブRの長さより短く、例えば約3.1mの長さを有する。この単管11の両端部とその中間部の3箇所にクランプ12が取付け固定されている。各クランプ12は、図5の(c) 〜(e) に示すように、コ字状本体12aと、このコ字状本体12aの一端部に螺着され、先端部にバネ板12cを固着した締付ボルト12bと、からなる周知のもので、取付ブラケット12dを介してボルト12eにより単管11の所要部に取り付けられている。
図6の(a) は片脚付き足場板13の正面図、(b) は平面図、(c) は底面図であり、図7の(a) は脚体を折り畳んだ状態での片脚付き足場板13の正面図、(b) は脚体を下ろした治使用状態での正面図、(c) は(b) の矢印ロで示される部分の拡大図、(d) は足場板本体のハッチを閉じた状態の斜視図、(e) はハッチを開けた状態の斜視図であり、図8の(a)
は図7の(b) のハ−ハ線拡大断面図、(b) は図7の(b) の矢印ニで示される部分の拡大図である。この片脚付き足場板13は、足場板本体13oの一端部に係止用フック21,21を両側一対設け、その他端部に鋼製パイプからなるフック係止用単管22を設けると共に、当該他端部には足場板本体13oの下面側に脚体23を折り畳み自在に枢着してなるものである。
脚体23は、夫々鋼製パイプからなる両側一対の脚柱23a,23aと両脚柱23a,23aの上端部どうしをつなぐ基杆23bと中間部どうしをつなぐ複数の横杆23cとからなるもので、基杆23bを足場板本体13oに枢着して、図7の(a) に示すように足場板本体13oの下面側に折り畳まれた収納位置と、同図の(b) にように収納位置から90度回動した使用位置とに亘って回動自在に構成すると共に、使用位置ではロック機構(図示省略)によりロックし、図8の(a) に示す操作ツマミ24を下方へ引っ張って矢印方向へ回すことによってロック解除するようにしている。
また、図7の(a) ,(b) 及び図8の(a) ,(b) に示されるように、各23aと足場板本体13oとの間には、脚体23を使用位置に安定状態に保持するブレス25が介装されている。各ブレス25は一端部が脚柱23aの中間部に枢着され、ブレス25の先端部には取付ボルト26が取り付けてあって、脚体23が使用位置にある時、この取付ボルト26を足場板本体13o側のナット27(図8の(a) 参照)にねじ込むことによって脚体23を使用位置に安定状態に保持する。取付ボルト26は、ブレス25の先端部に取り付けられた薄い取付片28に螺着してある。尚、図8の(a) の左側半分は、ブレス25が脚柱23aから足場板本体13oに掛けられる前の状態を示し、その右半分はブレス25が足場板本体13oに掛けらた後の状態を示す。
また、各脚柱23aの下端部には固定ボルト29が着脱自在に取り付けてあって、脚体23を収納位置に折り畳む際にブレス25を図7の(b) の仮想線で示すように脚柱23aに添わせて、図8の(a) の左側半分に示すように脚柱23a側から差し込んだ固定ボルト29の先端部をブレス25の先端ブレス25のネジ孔30にねじ込むことにより、ブレス25を脚柱23aに固定することができる。こうしてブレス25を脚柱23aに固定した脚体23を収納位置に折り畳んだ時、ブレス25の先端部にある取付ボルト26を足場板本体13o側のナット31(図8の(a) 参照)にねじ込むことによって、脚体23を収納位置に固定することができる。尚、脚体23を収納位置から使用位置に引き出す際には、取付ボルト26を緩めて足場板本体13o側のナット31から外し、固定ボルト29を取外した後、脚体23を使用位置に回動し、ブレス25を持ち上げて、その先端部の取付ボルト26を足場板本体13o側のナット27にねじ込めばよい。
図7の(b) ,(c) 及び図8の(a) に示すように、脚体23の各脚体23の下端部には、脚体23をクランプ付き単管11に固定するための固定具32が設けられている。この固定具32は、脚体23の下端部に固着されたコ字枠片32aと、コ字枠片32aの一端部側に取り付けられた固定用ボルト32bとからなるもので、図7の(c) に示すようにコ字枠片32aを単管11にその上から嵌合させた後、固定用ボルト32bをねじ込んで固定するようになっている。
また図6及び図7の(d) ,(e) に示すように、片脚付き足場板13には脚体23の設けられた端部側にハッチ33が設けられていると共に、このハッチ33を開閉する床部34が設けられ、この床部34は、一側端部が足場板本体13o側に開閉自在に枢着されている。尚、図7の(d) ,(e) は、足場板13の端部に取り付けられるべきフック係止用単管22が取り外された状態を図示している。
図9は足場板取付枠14を示し、(a) は足場板取付枠14の正面図、(b) はその側面図、(c) は(a) の矢印ホで示される部分の拡大図、(d) は同部分の平面図、(e) は(a) の矢印ヘで示される部分の拡大図、(f) は同部分の平面図、(g) は(a) の矢印トで示される部分の拡大図で、接続管が収縮した状態を示し、(h) は接続管が伸長した状態の平面図であり、(i) は同部分の平面図である。この足場板取付枠14は、フック係止用の上部管18と、この上部管18の下側に平行に配置された固定用の下部管19と、両管18,19をつなぐ複数の連結杆35とからなり、上部管18の両端部には片脚付き足場板13のフック係止用単管22に接続される接続管20を夫々設け、下部管19の両端部にはパイプクランプ36を夫々設けてなるもので、上部管18、下部管19、接続管20及び連結杆35は夫々鋼製パイプによって形成される。下部管19は、中央側管部19aと、これの両端部に接続される端部側管部19b,19bとからなるもので、中央側管部19aは、端部側管部19bより径小で、この端部側管部19b内に嵌合されて、ボルト・ナット52接合される。
足場板取付枠14の接続管20は、上部管18の端部内に、図9の(g) に示すような収縮位置と同図の(h) に示すような伸長位置とに亘って伸縮自在に嵌挿されていて、その伸長位置で片脚付き足場板13のフック係止用単管22に挿入されて接続されるようになっている。この接続管20は、上部管18内に嵌合可能な鋼製パイプで形成されたもので、図9の(g) 〜(i) に示すように、その中間所要部に上部管18と同じ径の鋼製パイプからなるストッパー管37が嵌合固着されていて、このストッパー管37が上部管18の端面に近接するまで接続管20を収縮させた時、接続管20は図9の(g) に示す収縮位置に位置決めされ、この収縮位置から接続管20を伸長させて、ストッパー管37が上部管18からの接続管20の最大伸長長さの中央部4位置する時に、接続管20は(h) ,(i) に示す伸長位置に位置決めされるようになっている。従って、片脚付き足場板13のフック係止用単管22に対する接続作業を迅速容易に行なうことができる。
また、上部管18の端部にはピン挿入孔37が周方向に90度の間隔で4つ設けられ、接続管20側には、図9の(h) ,(i) に示す伸長位置で上部管18側のピン挿入孔37と合致し得る位置と、図9の(g) に示す収縮位置で上部管18側のピン挿入孔37と合致し得る位置とに夫々ピン挿入孔38が設けられている。しかして、上部管18側のピン挿入孔37から接続管20側の上記何れかのピン挿入孔38にわたってロックピン39を挿入させることにより、接続管20を伸長位置又は収縮位置にロックすることができる。このロックピン39は、紐や鎖等の索40を介して、接続管20の所要箇所に取り付けてあるリング41に連結されている。
図10の(a) は両フック付き足場板15の正面図、(b) は平面図であって、この足場板15は、足場板本体15oの両端部に夫々係止用フック42を両側一対ずつ設けている。図11の(a) は第1の片フック付き足場板16を示す正面図、(b) は平面図であり、(c)
は第2の片フック付き足場板17を示す正面図、(b) は平面図である。この第1の片フック付き足場板16は、足場板本体16oの一端部に係止用フック43を両側一対設けている。また同図の(c) は第2の片フック付き足場板17を示すもので、この第2片フック付き足場板17は、第1の片フック付き足場板16よりも長さが短いだけで、それと同じ構造であって、足場板本体17oの一端部に係止用フック44を両側一対設けている。尚、第1片フック付き足場板16の長さは約300cm、第2片フック付き足場板17の長さは約253cmである。
以上図5〜図11によって説明したクランプ12付き単管11、片脚付き足場板13、足場板取付枠14、両フック付き足場板15及び第1,第2の片フック付き足場板16,17が、本発明のバラストタンク補修等用仮設足場装置を構成する。この仮設足場装置の組立方法について主に図12〜図17を参照しながら以下に説明する。
図12の(a) は、図3と同様な図で、船体長手方向一定間隔おきに設けてある隔壁Wで仕切られて垂直壁部2aと水平壁部3a(図2参照)と斜壁部7とで断面略直角三角形に形成されたバラストタンク区分室aの内部構造を示し、(b) は(a) の矢印チで示される部分の拡大図である。以下に説明する仮設足場装置は、このバラストタンク区分室aに組み立てられる仮設足場装置である。そして、バラストタンク区分室a内への資材(装置構成部材)の搬入は、甲板3側の水平壁部3aに設けてある搬入ハッチ10から梯子Hを使って行う。
先ず、斜壁部7に突設されているリブRの例えば下から3段目と4段目と7段目の夫々のリブRにクランプ12付き単管11を夫々図12の(b) に示すようにクランプ12で固定し、同図の(a) に示すような取付状態とする。
それから上段側単管11の両端部に、所要間隔(両フック付き足場板15が例えば4枚並べられるだけの間隔)をおいて並置した2つの片脚付き足場板13,13の係止用フック21を夫々係止し(図14の(b) 参照)、そしてその下方の下段側単管11(下から4段目のリブRに取り付けた単管11)に、各片脚付き足場板13の脚体23の下端部を図13の(b) に示すように固定具32を介して固定した後、2つの片脚付き足場板13,13間に足場板取付枠14を配置する(図17の(a) ,(b) 参照)。
足場板取付枠14の取り付けにあたっては、図9及び図17の(a) ,(b) を参照すれば分かるように、両側の片脚付き足場板13,13のフック係止用単管22側端部間に足場板取付枠14を配置し、先ず、足場板取付枠14の下部管19の両端部にあるパイプクランプ36を各片脚付き足場板13の脚体23の脚柱23aに掴持させて、足場板取付枠14を両側の片脚付き足場板13,13に固定した状態とし、この状態で上部管18の両端部にある接続管20を、図9の(g) に示す収縮位置の状態から(h) に示す伸長位置まで引き出すことによってフック係止用単管22に接続し、ロックピン39でロックする。このように上部管18の両端部を片脚付き足場板13のフック係止用単管22に接続するのに先立って、下部管19の両端部をパイプクランプ36で両側の片脚付き足場板13,13に固定することにより、上部管18を所定位置に固定できるから、片脚付き足場板13のフック係止用単管22に対する上部管18の接続管20の接続作業を迅速容易にして且つ的確に行うことができる。
上記のようにして両側の片脚付き足場板13,13のフック係止用単管22,22間に足場板取付枠14の上部管18を介在させた後、図13の(a) 及び図14の(a) に示すように、両側の片脚付き足場板13,13の間に両フック付き足場板15を4枚並べて、各両フック付き足場板15の一端側係止用フック42をリブRに固定した上段側単管11に係止し、他端側の係止用フック42を足場板取付枠14の上部管18に係止し、これによって足場板13,15からなる上段前部作業床1Saを形成する。
こうして足場板13,15からなる上段前部作業床1Saを形成したならば、後述する上段後部作業床(第1の片フック付き足場板16からなる)を形成する前に、第2の片フック付き足場板17からなる下段作業床2Sを形成する。即ち、図4の(a) に示すように、最下段側単管11(斜壁部7の下から3段目のリブRに取り付けた単管11)と、この単管11とほぼ同一レベルにある垂直壁部2a側のリブRとに亘って第2の片フック付き足場板17(図11の(b) 参照)を6枚並べ、各足場板17の一端側係止用フック44を単管11に係止し(図14の(b) 参照)、各足場板17の他端部を垂直壁部2a側のリブRに載せ掛け、これによって第2の片フック付き足場板17からなる下段作業床2Sを形成する。
上記のように第2片フック付き足場板17からなる下段作業床2Sを形成したならば、この下段作業床2Sを使用して、既に形成されている上段前部作業床1Saの後方に後部作業床1Sbを形成する。即ち、上段前部作業床1Saを形成している各片脚付き足場板13のフック係止用単管22及び足場板取付枠14のフック係止用上部管18に、第1片フック付き足場板16の係止用フック43を夫々係止し(図15の(b) 及び図17の(c)
参照)、これら片フック付き足場板16の他端部を、当該足場板16がほぼ水平姿勢となる状態で水平壁部3aにある所要のリブRに載せ掛ける(図15の(c) 参照)ことによって、図15の(a) に示すように上段前部作業床1Saの後方に上段後部作業床1Sbを連接する。
上段及び下段作業床1Sa,1Sb,2Sの形成後、図16(a) 〜(c) に示すように、上段側作業床1Sa,1Sbの両側に支柱45,46を設置して、手摺用のロープ47を張架する。支柱45にはクランプ48及びロープ取付リング49が取り付けてあり、クランプ48によって水平壁部3a側のリブRに固定する。また支柱46にもクランプ50及びロープ通しリング51が取り付けてあり、この支柱46は、図16の(b) 及び図17の(a) に示すように、クランプ50によって片脚付き足場板13の脚体23の脚柱23aに固定する。ロープ47は、図16の(a) に示すように、一端部を支柱46のリング49に取り付けて、その中間部を支柱46の頂部にあるロープ通しリング51に通し、他端部を斜壁部7のリブRに固定したクランプ(図示省略)に取り付けることにより張架する。
以上のようにしてバラストタンク区分室a内に組み立てられる架設足場装置によれば、この架設足場装置は、クランプ12を複数個取り付けたクランプ付き単管11と、一端部に係止用フック21を設け且つ他端部にフック係止用単管22及び折り畳み自在脚体23を設けた片脚付き足場板13と、フック係止用上部管188の両端部に片脚付き足場板13のフック係止用単管22に接続される接続管20を設け且つ下部管19の両端部にクランプ36を設けた足場板取付枠14と、両フック付き足場板15と、第1及び第2の片フック付き足場板16,17とからなるもので、組立にあたっては、斜壁部7にあるリブRの例えば下から3段目と4段目と7段目の夫々のリブRにクランプ12付き単管11を夫々固定し、上段側(下から7段目)単管11の両端部に、所要間隔をおいて並置した2つの片脚付き足場板13の係止用フック21を夫々係止し、下段側(4段目)単管11に、各片脚付き足場板13の脚体23下端部を固定具32を介して固定し、2つの片脚付き足場板13間に足場板取付枠14を配置して、その上部管18の両端部を接続管20を介して両足場板13のフック係止用単管22に接続すると共に、下部管19の両端部をクランプ36で両足場板13の脚体23に固定し、そして2つの片脚付き足場板13間に例えば4枚の両フック付き足場板15を配置して、各足場板15の両端側係止用フック42を上段側単管11及び足場板取付枠14の上部管18に係止することによって、足場板13,15からなる上段前部作業床1Saを形成し、この後、最下段側(3段目)単管11と、この単管11とほぼ同一レベルにある垂直壁部2a側のリブRとに亘り第2の片フック付き足場板17を6枚並べ、各足場板17の一端側係止用フック44を単管11に係止し、各足場板17の他端部を垂直壁部2a側のリブRに載せ掛けることによって、例えば6枚の第2片フック付き足場板17からなる下段作業床2Sを形成し、そして2つの片脚付き足場板13のフック係止用単管22及び足場板取付枠14の上部管18に複数の片フック付き足場板16の夫々一端側係止用フック43を係止し、これら片フック付き足場板16の他端部を垂直壁部2aにある同一レベルのリブRに載せ掛けることによって、上段前部作業床1Saの後方に上段後部作業床1Sbを形成するから、この下段作業床2S及び上段後部作業床1Sa,1Sbによって、バラストタンク区分室a内の補修作業や点検作業等を能率良く且つ安全に行うことができる。
そして、この架設足場装置は、組立及び分解が簡単であって、上記のような組立要領を作業者が一旦理解すれば、一つのバラストタンク区分室aでの作業終了後は、この架設足場装置を分解して、装置構成部材を次のバラストタンク区分室aへ搬送し、そこで上記した組立要領と同じ要領で組み立てればよいし、その作業が終われば分解すればよいから、各区分室aでの架設足場装置の組立・分解作業を短時間で行うことが出来ると共に、船体1のバラストタンク内に区画形成されている多数のバラストタンク区分室aの補修作業や点検作業等を能率良く短期間で行うことができる。
尚、最初のバラストタンク区分室a内に架設足場装置を設置する場合における装置構成部材の搬入は、天井部3aに設けられた搬入ハッチ10より梯子Hを使用して行い、また一つのバラストタンク区分室aから隣りのバラストタンク区分室aへの装置構成部材の搬送は、隔壁Wの連通窓Oにより行う。特に片脚付き足場板13は、脚体23を足場板本体13oに対し折り畳むことによって、天井部3aの搬入ハッチ10からの搬入及び搬出が容易に可能である。
また、この仮設足場装置において、足場板取付枠14の接続管20は、上部管18の端部に収縮位置と伸長位置とに亘って伸縮自在に嵌挿されていて、その伸長位置で片脚付き足場板13のフック係止用単管22に挿入されて接続されるようになっているから、片脚付き足場板13に対する接続管20の接続作業を迅速容易に行うことができる。
この実施形態では、上段後部作業床1Sbの組立に先立ち、最下段側単管11と垂直壁部2a側の所要のリブRとにわたり第2の片フック付き足場板17を複数枚並べて各足場板17の一端側係止用フック44を単管11に係止し、各足場板17の他端部を垂直壁部2a側のリブRに載せ掛けて、複数枚の第2の片フック付き足場板17からなる下段作業床2Sを形成しているが、垂直壁部2aの高さが比較的低くて、バラストタンク区分室a内での補修等の作業が、上段作業床1Sa,1Sbだけで作業ができるような場合には、第2の片フック付き足場板17からなる下段作業床2Sは形成する必要がなく、省略できる。
垂直壁部2aの高さが比較的高い場合は、この実施形態のように、上段後部作業床1Sbの組立に先立って下段作業床2Sを組み立てることにより、作業者は下段作業床2Sの上で上段後部作業床1Sbの組立作業を容易且つ安全に行うことができる。
また、この仮設足場装置において、片脚付き足場板13には脚体23の設けられた端部側にハッチ33を設けると共に、ハッチ33を開閉する床部34を設けたことによって、ハッチ33を利用して片脚付き足場板13から下方へ移動が容易となり、作業能率が向上する。
上述した実施形態では、バラストタンク補修等用仮設足場装置を、船体側板2の一部を成す垂直壁部2aと甲板3の一部を成す水平壁部3aと斜壁部7とによって断面略直角三角形に形成されたタンク部Aの区分室aにおいて組み立てる実施例について説明したが、この仮設足場装置は、船体側板2の一部を成す垂直壁部2aと船底板4の一部を成す水平壁部4aと斜壁部8とによって断面略直角三角形に形成されたタンク部Aの区分室bにおいても、上述したバラストタンク区分室aの場合と同様に組み立てられるものである。
貨物船の船体1の断面図である。 図1の矢印Xで示す部分の拡大図である。 バラストタンク区分室aの内部構造を示す斜視図である。 (a) はバラストタンク区分室aの天井部3aを示す平面図、(b) は(a) に示す搬入ハッチ10の拡大平面図、(c) は(a) のY−Y線断面図、(d) は(b) のZ−Z線断面図である。 (a) はクランプ12付き単管11の正面図、(b) は側面図、(c) は(a) の矢印イで示される部分の正面図、(d) は左側面図、(e) は平面図である。 (a) は片脚付き足場板13の正面図、(b) は平面図、(c) は底面図である。 (a) は脚体を折り畳んだ状態での片脚付き足場板13の正面図、(b) は脚体を下ろした治使用状態での正面図、(c) は(b) の矢印ロで示す部分の拡大図、(d) は足場板本体のハッチを閉じた状態の斜視図、(e) はハッチを開けた状態の斜視図である。 (a) は図7の(b) のハ−ハ線拡大断面図、(b) は図7の(b) の矢印ニで示す部分の拡大図である。 (a) は足場板取付枠14の正面図、(b) はその側面図、(c) は(a) の矢印ホで示す部分の拡大図、(d) は同部分の平面図、(e) は(a) の矢印ヘで示す部分の拡大図、(f) は同部分の平面図、(g) は(a) の矢印トで示す部分の拡大図で、接続管が収縮した状態を示し、(h) は接続管が伸長した状態の平面図であり、(i) は同部分の平面図である。 (a) は両フック付き足場板15の正面図、(b) は平面図である。 (a) は第1の片フック付き足場板16の正面図、(b) は平面図、(c) は第2の片フック付き足場板17の正面図、(b) は平面図である。 (a) はバラストタンク区分室aの内部構造を示す斜視図で、架設足場装置の組立方法の最初の段階を示し、(b) は(a) の矢印チで示す部分の拡大図である。 同組立方法の次の段階を示す斜視図、(b) は(a) の矢印リで示す部分の拡大図である。 同組立方法の更に次の段階を示す斜視図、(b) は(a) の矢印ヌで示す部分の拡大図である。 同組立方法の更に次の段階を示す斜視図、(b) は(a) の矢印カで示す部分の拡大図、(c) は(a) の矢印ルで示す部分の拡大図である。 同組立方法の最終段階を示す斜視図、(b) は(a) の矢印オで示す部分の拡大図、(c) は(a) の矢印ワで示す部分の拡大図である。 (a) は2つの片脚付き足場板13,13に連結された足場板取付枠14を示す概略正面図、(b) は(a) の矢印ヨで示す部分の拡大図、(c) は上段作業床1Sa,1Sbを形成する片脚付き足場板13と片フック付き足場板16との連接部を示す拡大平面図である。
符号の説明
1 船体
2 船体側板
2a 垂直壁部
3 甲板
3a 水平壁部
4 船底板
4a 水平壁部
7 斜壁部
8 斜壁部
R リブ
11 クランプ付き単管
12 単管固定用クランプ
13 片脚付き足場板
14 足場板取付枠
15 両フック付き足場板
16 第1の片フック付き足場板
17 第2の片フック付き足場板
18 足場板取付枠の上部管
19 足場板取付枠の下部管
20 足場板取付枠の接続管
22 片脚付き足場板のフック係止用単管
23 片脚付き足場板の脚体
33 ハッチ
34 作業床

Claims (4)

  1. バラストタンクにおける船体側板と甲板又は船底板とのコーナー部で垂直壁部と水平壁部と斜壁部とによって断面略直角三角形に形成され且つ各壁部内面に船体長手方向に延びるリブが一定間隔おきに突設されたバラストタンク内部において組み立てられるバラストタンク用仮設足場装置であって、
    単管固定用クランプを複数個取り付けたクランプ付き単管と、
    一端部に係止用フックを設け、他端部にフック係止用単管及び折り畳み自在脚体を設けた片脚付き足場板と、
    フック係止用の上部管及び固定用の下部管からなり、上部管の両端部に片脚付き足場板のフック係止用単管に接続される接続管を設け、下部管の両端部にクランプを設けてなる足場板取付枠と、
    両端部に係止用フックを設けた両フック付き足場板と、
    一端部に係止用フックを設けた片フック付き足場板と、からなり、
    前記斜壁部にある下段側とそれより上段側の2つの所要のリブに夫々クランプ付き単管をクランプで固定し、上段側単管の両端部に、所要間隔をおいて並置した2つの片脚付き足場板の係止用フックを夫々係止し、下段側単管には各片脚付き足場板の脚体下端部を固定具を介して固定し、2つの片脚付き足場板間に足場板取付枠を配置して、その上部管の両端部を接続管を介して両足場板のフック係止用単管に接続すると共に、下部管の両端部をクランプで両足場板の脚体に固定し、この両足場板間に1つ又は複数の両フック付き足場板を配置して、その両端側係止用フックを上段側単管と足場板取付枠の上部管に係止し、2つの片脚付き足場板のフック係止用単管及び足場板取付枠の上部管には複数の片フック付き足場板の係止用フックを夫々係止し、これら片フック付き足場板の他端部を前記垂直壁部にある所要のリブに載せ掛けてなるバラストタンク用仮設足場装置。
  2. 前記足場板取付枠の接続管は、上部管の端部に収縮位置と伸長位置とに亘って伸縮自在に嵌挿されていて、その伸長位置で片脚付き足場板のフック係止用単管に挿入されて接続される請求項1に記載のバラストタンク用仮設足場装置。
  3. 前記下段側単管を固定したリブの更に下段側の所要のリブにクランプ付き単管をクランプで固定し、このクランプ付き単管に片フック付き足場板の係止用フックを係止し、この片フック付き足場板の他端部を、前記垂直壁部にある所要のリブに載せ掛けてなる請求項1又は2に記載のバラストタンク用仮設足場装置。
  4. 前記片脚付き足場板には脚体の設けられた端部側にハッチを設けると共に、このハッチを開閉する床部を設けてなる請求項1〜3の何れかに記載のバラストタンク用仮設足場装置。
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