JPH0892404A - 軟質ポリウレタンフォーム、その製法および整泡剤 - Google Patents
軟質ポリウレタンフォーム、その製法および整泡剤Info
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Abstract
ン部分の末端の全てがエポキシ基であるか、一部がエポ
キシ基で残りがアルコキシ基またはアセトキシ基である
ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を整泡
剤として用いる軟質ポリウレンタンフォームの製法、製
造されたウレンタンフォームおよび前記整泡剤。 【効果】高品質で通気性の低い軟質ポリウレタンフォー
ムを広いプロセスレンジで容易に安定して製造すること
ができる。得られるウレタンフォームは圧縮強度、耐衝
撃性、柔軟性に優れ、緩衝剤、吸音材、シーリング材、
気体や液体の濾過材等として好適である。
Description
ム、その製法および整泡剤に関する。さらに詳しくは、
ポリオキシアルキレン基末端の全て、または一部がエポ
キシ基であるポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体を整泡剤として用いて製造される通気性の低い軟
質ポリウレタンフォームに関する。
は圧縮強度、耐衝撃性に優れ、柔軟性もあるので、緩衝
材、吸音材、シーリング材等の分野に使用されることが
期待され、その製造方法が多数提案されてきた。しか
し、十分に実用的な方法は未だ確立されていないのが現
状である。
またはイソシアネートを使用すること、硬化触媒を増加
すること、架橋剤を使用すること等が提案されたが、こ
れらの方法では、フォームが安定的に得られないか、ま
たは得られたとしてもプロセスレンジが極端に狭くなる
という問題がある。
されているように、第1工程として独立気泡ポリウレタ
ンフォームを作り、次いで第2工程としてクラッシング
で通気性の低いフォームを得る方法がある。しかしなが
ら、この方法は2つの工程を必要とする上、フォームが
裂断するなど不利な点が多い。
リオキシアルキレン部分の末端が水酸基であるポリシロ
キサン−ポリオキシアルキレン共重合体を使用する方法
が提案されているが、プロセスレンジが狭いため、高品
質のポリウレタンフォームを安定して製造するのが困難
であるという欠点があった。また、このようなポリシロ
キサン−ポリオキシアルキレン共重合体は、その製造の
際に水酸基どうしの縮合反応が起こりやすく、安定した
物性の整泡剤を製造するのが困難である。
況を考慮してなされたものであり、高品質で通気性の低
い軟質ポリウレタンフォームを安定して製造できる整泡
剤、該整泡剤を用いて得られる軟質ポリウレタンフォー
ムおよびその製造方法の提供を課題とする。
題について鋭意検討した結果、ポリオキシアルキレン部
分の末端の全てがエポキシ基であるか、もしくは一部が
エポキシ基で残りがアルコキシ基またはアセトキシ基で
あるポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体は
容易に製造でき、これを整泡剤として用いることによ
り、広いプロセスレンジにおいて高品質で通気性の低い
軟質ポリウレタンフォームを製造できることを見い出
し、さらに検討した結果本発明に至った。
8の1価の炭化水素基を表し、Ra は次式:
0または正数で、かつk+l≧1である)で表される有
機置換基を表し、Rb は次式: −(CH2 )j O(C2 H4 O)m (C3 H6 O)n R1 (式中、R1 は水素原子、1価の炭化水素基またはアシ
ル基を表し、jは1ないし18の整数を表し、mおよび
nは0または正数で、かつm+n≧1である)で表され
る有機置換基を表し、Rc は上記R、Ra またはRb の
いずれかに定義された意味を表し、そしてx、yおよび
zは0または正数であるが、ただしyが0の場合はRc
はRa に定義された意味を表し、Rc が上記Ra または
Rb のいずれかに定義された意味を表す場合は、R1 が
水素原子であるポリオキシアルキレン基の数はy+z+
2の10%以下であり、Rc が上記Rに定義された意味
を表す場合は、R1 が水素原子であるポリオキシアルキ
レン基の数がy+zの10%以下である〕で表される化
合物からなる軟質ポリウレタンフォーム用整泡剤に関す
る。
剤は上記式(1)で表されるポリシロキサン−ポリオキ
シアルキレン共重合体からなる。式(1)中、Rは同一
または相異なる炭素原子数1ないし18の1価の炭化水
素基(例えばアルキル基、フェニル基、アルキルフェニ
ル基、ナフチル基、シクロヘキシル基、トリフロロプロ
ピル基、クロロプロピル基等)を表すが、好ましくはメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、
デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、
テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘ
プタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基等の直鎖
または分岐したアルキル基であり、特に好ましくはメチ
ル基である。上記Rb 基中のR1 は水素原子、1価の炭
化水素基、例えば上記Rに対して列挙した基、またはア
シル基から選択されるが、メチル基、エチル基またはブ
チル基が好ましい。上記式中、iおよびjはいずれも1
ないし18の整数であり、好ましくは2ないし5、特に
好ましくは3である。また、k、l、mおよびnはそれ
ぞれ0または正数で、かつk+l≧1、m+n≧1であ
るが、それぞれ0〜50の範囲が好ましい。さらに、x
は0〜200、yとzは1〜20であることが好まし
い。また、Rc は上記R、Ra またはRb のいずれかに
定義された意味を表すが、ただしyが0の場合はRc は
Ra に定義された意味を表す。なお、zが0の場合はR
c はRb に定義された意味を表すことが好ましい。
ポリオキシアルキレン共重合体のポリオキシアルキレン
部分の末端は、上記のように全てがエポキシ基である
か、一部がエポキシ基で残りがアルコキシ基またはアセ
トキシ基である。どちらの化合物を整泡剤として用いて
も、十分に広いプロセスレンジで安定して通気性の低い
軟質ポリウレタンフォームを得ることができ有用である
が、後者の化合物(すなわち、ポリオキシアルキレン部
分の末端の一部のみがエポキシ基であるもの)が前者の
化合物に比べ、プロセスレンジが広くなるのでより好ま
しい。その理由の詳細は不明ではあるが、ポリオキシア
ルキレン基末端の全てがエポキシ基でなくとも、通気性
を低くするのに十分なだけ架橋するので、ポリオキシア
ルキレン基末端の一部をアルコキシ基やアセトキシ基な
どの反応性の低い官能基とした方が、より架橋反応が穏
やかになり、プロセスレンジを広げる効果が大きいもの
と推察される。
れ自体公知の変性ポリシロキサン類製造法により容易に
製造することができる。例えば次式:
のと同様の意味を表す)で表される化合物と次式
(2):
(1)式で定義したのと同様の意味を表す)で表される
化合物および次式(3): CH2 =CH(CH2 )e O(C2 H4 O)m (C3 H6 O)n R1 ……(3) (式中、eは0ないし16の整数を表し、R1 、mおよ
びnは上記(1)式で定義したのと同様の意味を表す)
で表される化合物とを白金系触媒の存在下で付加反応さ
せることによって製造することができる。
例えば一般式: CH2 =CH(CH2 )d O(C2 H4 O)k (C3 H6 O)l H (式中、d、kおよびlは上記(2)式で定義したのと
同様の意味を表す)で表される化合物とエピクロルヒド
リンとの脱塩化水素反応により得られる。
例えば一般式: CH2 =CH(CH2 )e O(C2 H4 O)m (C3 H6 O)n H (式中、e、mおよびnは上記(3)式で定義したのと
同様の意味を表す)で表される化合物とメチルクロライ
ド等のハロゲン化アルキル類との脱塩化水素反応により
得られる。
ての末端水酸基を封鎖させるには、反応時間を非常に長
くする必要があり、経済的に好ましくないので、通常、
未反応の末端水酸基が一部残された化合物が使用され
る。本発明の軟質ポリウレタンフォーム用整泡剤は、ポ
リオキシアルキレン基の末端が水酸基である化合物を含
まない方が好ましいが、本発明の効果を損なわない程度
に、一部のポリオキシアルキレン基の末端が未封鎖の水
酸基であってもかまわない。本発明の効果を損なわない
末端が未封鎖の水酸基であるポリオキシアルキレン基の
割合は、分子中の全てのポリオキシアルキレン基の10
%以下であり、好ましくは5%以下である。
ート、触媒、発泡剤および整泡剤を含む反応混合物から
軟質ポリウレタンフォームを製造する方法において、整
泡剤として上記本発明の軟質ポリウレタンフォーム用整
泡剤をポリオール成分100重量部当り0.3重量部以
上の割合で使用することを特徴とする軟質ポリウレタン
フォームの製造方法に関する。
において、上記(1)式で表される軟質ポリウレタンフ
ォーム用整泡剤はポリエーテルポリオール100重量部
に対して0.3重量部以上、好ましくは0.5〜3重量
部用いる。整泡剤の添加量が0.3重量部未満である
と、フォームが形成しなかったり、フォームが形成して
もセル荒れや、フォームの不均一化などの問題が生じ、
好ましくない。また、本発明において整泡剤の添加量の
上限は特に限定されないが、3重量部より増やしても、
軟質ポリウレタンフォームの性能はあまり向上しないの
で、経済上好ましくなく、また、フォームにクラックが
生じる等の不都合が生じる場合もあるので、3重量部以
下であることが好ましい。
においては、上記(1)式で表される軟質ポリウレタン
フォーム用整泡剤の1種類を用いても良いし、2種類以
上を同時に用いても良い。また、本発明に定義した軟質
ポリウレタンフォーム用整泡剤以外のシリコーン系整泡
剤(例えばポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重
合体)等を少量併用しても良い。
リウレタンフォームの製造に有用な周知のポリオールを
用いることができる。例えばポリエーテルポリオール、
ポリエステルポリオール、ダイマー酸系ポリオール、ヒ
マシ油系ポリオール、ポリジエン系ポリオールなどが挙
げられる。特に軟質ポリウレタンフォーム製造には開始
剤にエチレンオキサイドやプロピレンオキサイドなどの
アルキレンオキサイドを付加して得られるポリエーテル
ポリオールが有用で、従来より広く用いられている。特
に好ましいポリエーテルポリオールは、官能基数2.5
〜3.5、数平均分子量2000〜8000で、水酸基
の30%以上が一級であるポリエーテルポリオールであ
る。代表的な開始剤としては、例えば、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール等のグリコール類、グリセ
リン、トリメチロールプロパン等のトリオール類等が挙
げられるが、これらに限定されない。本発明において
は、これらのポリオール成分の2種類以上を同時に用い
ることができる。
軟質ポリウレタンフォームの製造に有用な周知のイソシ
アネート化合物または2種類以上のイソシアネート化合
物の混合物のいずれも適量使用できる。具体的な例とし
ては、トルエンジイソシアネート、4,4’−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニル
イソシアネート等やこれらの誘導体等が挙げられる。
量には特に制限がなく、従来技術で使用される軟質ポリ
ウレタンフォームの製造に有用ないずれの周知の触媒も
使用できる。代表的な触媒としては第三アミン類や有機
金属化合物が使用され、通常それらは併用される。具体
的には第三アミン類としてビス(2,2’−ジメチルア
ミノ)エチルエーテル、トリメチルアミン、トリエチル
アミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリ
ン、N,N−ジメチルベンジルアミン、N,N−ジメチ
ルエタノールアミン、N,N,N’,N’−テトラメチ
ル−1,3−ブタンジアミン、トリエタノールアミン、
1,4−ジアザビシクロ−〔2.2.2〕オクタン、ヘ
キサメチレンテトラミン、ピリジンオキシド等が使用さ
れる。また、有機金属化合物は錫の有機誘導体が有効
で、例えばジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレー
ト、ジラウリル錫ジアセテート、ジオクチル錫ジアセテ
ートが挙げられる。
ウレタンフォームの製造に用いられるものが使用され
る。例えば水、トリクロロフルオロメタン、ジクロロフ
ルオロメタン、メチレンクロライド、N−メチルモルホ
リン、ブタン、ペンタンなどの低沸点溶媒などが使用で
きる。
においては、通常使用される着色剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、光安定剤、難燃剤、フィラー等の添加剤を必
要に応じて適量添加しても良い。
造された軟質ポリウレタンフォームに関する。この軟質
ポリウレタンフォームは高品質で通気性が低く、圧縮強
度、耐衝撃性に優れ、柔軟性もあるので、緩衝材、吸音
材、シーリング材、気体や液体の濾過材等として各種用
途に適用される。
キシアルキレン共重合体からなる整泡剤は、上記したよ
うに高品質で通気性の低い軟質ポリウレタンフォームの
製造を可能にするものであるが、これは以下に示す作用
によると考えられる。まず、前記の特公平5−8211
号公報における方法では、整泡剤のポリオキシアルキレ
ン基末端の水酸基が、ポリウレタンやその原料などの官
能基と反応することにより架橋し、ポリウレタンフォー
ムの通気性を下げるものであるが、このような反応は急
激に起こるので、整泡剤が、本来の整泡剤としての機能
を発揮する前にウレタンポリマーに組み込まれ、プロセ
スレンジを狭くしていた。これに対し、本発明の整泡剤
は当該のポリオキシアルキレン基の末端がエポキシ基で
あり、同様の反応が、水酸基の場合よりも穏やかに進行
し、十分に整泡剤としての機能が持続され、その間にウ
レタンポリマーに組み込まれるので、安定し、かつ広い
プロセスレンジで通気性の低い軟質ポリウレタンフォー
ムを得ることができるものである。
が、本発明はこれに限定されるものでなく、本発明の技
術思想を利用する実施態様はすべて本発明の範囲に含ま
れるものである。なお、実施例および比較例において使
用される略語の意味は以下の通りである。
量3000のポリエーテルポリオールダブコ33LV:
トリエチレンジアミンとジプロピレングリコールの33
/67の比の混合物(三共エアプロダクツ社製) TDI−80:2,4−トリレンジイソシアナート80
重量%と2,6−トリレンジイソシアナート20重量%
の混合物(日本ポリウレタン工業社製)
ロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体
リオキシアルキレン共重合体
リオキシアルキレン共重合体
リオキシアルキレン共重合体
るポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体
サン−ポリオキシアルキレン共重合体
サン−ポリオキシアルキレン共重合体
N−メチルモルホリン0.6重量部、整泡剤1 1.5
重量部、ダブコ33LV 0.18重量部、メチレンジ
クロライド 8.0重量部および表1に示した量のオク
チル酸錫を加え、高速混合した。その後、直ちにTDI
−80 62.7重量部を加え、さらに高速攪拌し30
×30×30cmの箱に入れ、発泡終了後キュアオーブ
ンに入れ硬化させた。得られたポリウレタンフォームの
物性値をJIS A9514に準拠して測定し、フォー
ム状態と共に表1に示した。表1に示される様に、広い
触媒量の範囲で、フォーム状態と物性値の良好な低通気
性の軟質ポリウレタンフォームが得られた。
全く同様の方法でポリウレタンフォームを製造し、フォ
ームの状態と物性値を測定した。結果を下の表2および
表3に示す。
全く同様の方法でポリウレタンフォームを製造し、フォ
ームの状態と物性値を測定した。結果を下の表4に示
す。
整泡剤を用いた実施例1〜4では、広い触媒量の範囲
で、フォーム状態と物性値の良好な低通気性の軟質ポリ
ウレタンフォームが得られた。それに対し、本発明とは
異なる整泡剤を用いた比較例1〜3では、良好な物が得
られなかったり、得られたとしても狭い触媒量の範囲で
しか得られなかった。よって、軟質ポリウレタンフォー
ムの製造に本発明の整泡剤を用いることにより、幅広い
プロセスレンジで高品質で通気性の低い軟質ポリウレタ
ンフォームが得られることがわかった。
整泡剤1 0.3重量部、ダブコ33LV 0.4重量
部およびオクチル酸錫 0.45重量部を加え、高速混
合した。その後、直ちにTDI−80 33.5重量部
を加え、さらに高速攪拌し30×30×30cmの箱に
入れ、発泡終了後キュアオーブンに入れ硬化させた。得
られたポリウレタンフォームの物性値を測定し、フォー
ム状態と共に表5に示した。表5に示される様に、フォ
ーム状態と物性値の良好な低通気性の軟質ポリウレタン
フォームが得られた。
例5と全く同様の方法でポリウレタンフォームを製造
し、フォームの状態と物性値を測定した。結果を表5に
示す。表5に示される様に、本発明とは異なる整泡剤を
用いた比較例では、ポリウレタンフォームが得られなか
ったり、実施例5よりはるかに通気性が高いポリウレタ
ンフォームしか得られず、用いた整泡剤が通気性の低い
軟質ポリウレタンフォームの製造には好ましくないこと
がわかった。
質ポリウレタンフォーム用整泡剤は、ポリオキシアルキ
レン基の全て、または一部がエポキシ基であるポリシロ
キサン−ポリオキシアルキレン共重合体であり、これを
用いることにより、高品質で通気性の低い軟質ポリウレ
タンフォームを広いプロセスレンジで容易に安定して製
造することができる。従って、本発明の低通気性を有す
る軟質ポリウレタンフォームは圧縮強度、耐衝撃性に優
れ、柔軟性もあるので、緩衝剤、吸音材、シーリング
材、気体や液体の濾過材等として好適に使用できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 次式(1): 【化1】 〔式中、Rは同一または相異なる炭素原子数1ないし1
8の1価の炭化水素基を表し、Ra は次式: 【化2】 (式中、iは1ないし18の整数を表し、kおよびlは
0または正数で、かつk+l≧1である)で表される有
機置換基を表し、Rb は次式: −(CH2 )j O(C2 H4 O)m (C3 H6 O)n R1 (式中、R1 は水素原子、1価の炭化水素基またはアシ
ル基を表し、jは1ないし18の整数を表し、mおよび
nは0または正数で、かつm+n≧1である)で表され
る有機置換基を表し、Rc は上記R、Ra またはRb の
いずれかに定義された意味を表し、そしてx、yおよび
zは0または正数であるが、ただしyが0の場合はRc
はRa に定義された意味を表し、Rc が上記Ra または
Rb のいずれかに定義された意味を表す場合は、R1 が
水素原子であるポリオキシアルキレン基の数はy+z+
2の10%以下であり、Rc が上記Rに定義された意味
を表す場合は、R1 が水素原子であるポリオキシアルキ
レン基の数がy+zの10%以下である〕で表される化
合物からなる軟質ポリウレタンフォーム用整泡剤。 - 【請求項2】 ポリオール、イソシアネート、触媒、発
泡剤および整泡剤を含む反応混合物から軟質ポリウレタ
ンフォームを製造する方法において、整泡剤として請求
項1記載の軟質ポリウレタンフォーム用整泡剤をポリオ
ール成分100重量部当り0.3重量部以上の割合で使
用することを特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製
造方法。 - 【請求項3】 ポリオール成分がポリエーテルポリオー
ルである請求項2記載の軟質ポリウレタンフォームの製
造方法。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の方法により製造
された軟質ポリウレタンフォーム。
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