JPH07304894A - 有機界面活性剤変性オルガノポリシロキサン化合物からなる硬質ポリウレタンフォーム用整泡剤 - Google Patents
有機界面活性剤変性オルガノポリシロキサン化合物からなる硬質ポリウレタンフォーム用整泡剤Info
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Abstract
剤とする硬質ポリウレタンフォーム用の式Iの化合物か
らなる整泡剤、該整泡剤を用いて得られるウレタンフォ
ームおよびその製法。 (R1 ,Rb =メチル等、Ra =アルキルフェニル、R
c =オキシアルキレン) 【効果】整泡剤がポリオールと発泡剤との相溶性を高
め、発泡剤の飛散を防ぐ。ウレタンフォームは密度が低
く、断熱性が高い。
Description
ム用整泡剤に関する。より詳しくは、常圧における沸点
が85℃以下の飽和炭化水素類を主たる発泡剤として硬
質ポリウレタンフォームを製造する際に用いられる有機
界面活性剤変性オルガノシロキサン化合物からなる整泡
剤に関するものである。本発明の整泡剤を用いて得られ
る硬質ポリウレタンフォームは電気冷蔵庫用断熱材およ
び冷凍庫用断熱材として好適に使用される。
なもので、フォームを形成するための発泡剤の主成分と
しては、ハロカーボン類が一般に用いられてきた。特に
電気冷蔵庫用断熱材は省エネルギー、省スペース化のた
め、厳しい断熱性が要求され、フロン11が中でも有用
な発泡剤として使用されてきた。しかし、フロン11は
オゾン破壊係数が大きいことから、使用が禁止されるこ
とになり、オゾン破壊係数のより小さい発泡剤、代替フ
ロンへの移行が課題となっている。しかしながら、代替
フロンもまた、オゾン破壊係数が0ではないことから、
近い将来使用禁止とされることになっている。このよう
な状況から、シクロペンタン等の常圧における沸点が8
5℃以下の飽和炭化水素類が可燃性物質であるものの、
オゾン破壊係数が0であることから、発泡剤として有望
視されている。
タンフォームを製造するには、ポリウレタンフォーム原
料を均一に分散させる必要がある。しかし、常圧におけ
る沸点が85℃以下の飽和炭化水素類は、ハロカーボン
類に比べ極性が小さく、ポリウレタンフォーム原料のポ
リオール成分との相溶性が低い。そのため、従来の整泡
剤であるシロキサン−オキシアルキレン共重合体を用い
た場合、ポリオール成分と発泡剤、水、触媒、添加剤、
整泡剤等を混合したプレミックス液において、発泡剤
(飽和炭化水素類)は十分に分散され得ない。そこで、
上記飽和炭化水素類とポリオール成分との相溶性をより
高める整泡剤の開発が望まれている。また、常圧におけ
る沸点が85℃以下の飽和炭化水素類を用いて製造した
ポリウレタンフォームは、該飽和炭化水素類の熱伝導度
がハロカーボン類に比べ大きいので、ハロカーボン類を
使用した場合と同程度の断熱性能を持たせるためには、
より細かいセル構造が必要である。このためにも、常圧
における沸点が85℃以下の飽和炭化水素をプレミック
ス液中に十分に分散させる必要がある。さらに、分散性
が悪いと、プレミックス液調製時やポリウレタンフォー
ム発泡時に発泡剤が飛散したり、プレミックス液貯蔵時
に発泡剤が分離して飛散したりして、製造されたフォー
ムの物性は悪化するだけでなく、大きくばらつき、しか
も揮発した飽和炭化水素類の引火の危険性等の問題も生
じる。
たものであり、ポリウレタンフォーム原料のポリオール
成分と常圧における沸点が85℃以下の飽和炭化水素類
との相溶性を高める新規な整泡剤、該整泡剤を用いて得
られる硬質ポリウレタンフォームおよびその製法の提供
を課題とする。
点を検討したところ、新規な有機界面活性剤変性オルガ
ノポリシロキサン化合物が、ポリウレタンフォーム原料
のポリオール成分と、常圧における沸点が85℃以下の
飽和炭化水素類との親和性を高めることを見出した。さ
らに、上記オルガノポリシロキサン化合物を、常圧にお
ける沸点が85℃以下の飽和炭化水素類を主たる発泡剤
として硬質ポリウレタンフォームを製造する場合の整泡
剤として用いることにより、発泡剤のプレミックス液へ
の溶解性を改善し、発泡剤の分離や飛散を防ぐと共に、
フォームのセル構造をより細かくすることができるの
で、得られたフォームの密度を下げ、充填性を高め、コ
ストを下げ、しかも断熱性能を向上させることを見出
し、さらに鋭意検討を重ね、本発明を完成させた。
素基または有機反応基を表し、Ra は次式: (式中、Aは3価の炭化水素基を表し、R2 およびR3
は互いに独立して水素原子、1価の炭化水素基または有
機反応基を表し、aおよびbは0または正数で、かつa
+b≧1であり、そしてiは1ないし18の整数であ
る)で表される有機置換基を表し、Rb は次式: −(CH2 )j O(C2 H4 O)c (C3 H6 O)d R4 (式中、R4 は水素原子または炭素原子数1ないし19
のアルキル基を表し、cおよびdは0または正数で、か
つc+d≧1であり、そしてjは1ないし18の整数で
ある)で表される有機置換基を表し、Rc は上記R1 、
Ra またはRb のいずれかに定義された意味を表し、そ
してx、yおよびzは0または正数であるが、ただしy
が0の場合はRc はRa に定義された意味を表す〕で表
される化合物からなる、常圧における沸点が85℃以下
の飽和炭化水素類を主たる発泡剤とする硬質ポリウレタ
ンフォーム用の整泡剤に関する。
剤は上記式Iで表される有機界面活性剤変性オルガノポ
リシロキサン化合物である。上記式I中の置換基R1 は
互いに独立して水素原子、1価の炭化水素基(例えば炭
素原子数1ないし19のアルキル基、フェニル基、アル
キルフェニル基、ナフチル基、シクロヘキシル基、ポリ
カプロラクトン基、トリフロロプロピル基、クロロプロ
ピル基等)または有機反応基(例えば、エポキシ基、ア
ミノ基、水酸基、カルボキシル基、アシル基、メルカプ
ト基、メタクリロ基、ウレイド基、ビニル基、アミド
基、イミノ基、アルデヒド基、ニトロ基、アゾ基、ヒド
ラゾン基等が結合した炭化水素基、硫酸エステル塩基
等)から選択される基を表すが、好ましくは1価の炭化
水素基、中でもメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデ
シル基等の直鎖または分岐したアルキル基、特にメチル
基である。
り、具体例としては次式: で表される基が挙げられるが、これらに限定されない。
上記Ra 基中のR2 およびR3 は上記R1 と全く同様に
選択される。好ましくは、R2 は水素原子または炭素原
子数1ないし19のアルキル基、特にオクチル基または
ノニル基であり、R3 は水素原子または硫酸アンモニウ
ム塩基である。さらに、上記Rb 基の中のR4 は水素原
子または炭素原子数1ないし19のアルキル基であり、
後者の例としてはR1 に対して上記したものが挙げられ
る。R4 は好ましくは水素原子である。また、Rc は上
記R1 、Ra またはRb のいずれかに定義された意味を
表し、そしてそれぞれに対する好ましい基がRc に対し
ても好ましい。
が5ないし70、bが0ないし50そしてiが2ないし
10であることが好ましい。また、c、dおよびjはそ
れぞれ、cが5ないし70、dが0ないし50そしてj
が2ないし10であることが好ましい。さらに、x、y
およびzは0または正数であり、いずれも例えば0ない
し100である。
変性シリコーン類製造方法、例えばSiH残基を有する
ポリシロキサン−オキシアルキレン共重合体に、アリル
基を有する有機界面活性剤を塩化白金等の触媒を用いて
付加させる方法により製造することができる。
質ポリウレタンフォーム用整泡剤として単独または2種
類以上を組み合わせて用いることができる。さらに、公
知の硬質ポリウレタンフォーム用整泡剤、例えば上記式
Iで表される化合物以外のポリシロキサン−オキシアル
キレン共重合体を併用することもできる。本発明の硬質
ポリウレタンフォーム用整泡剤は、ポリウレタンフォー
ムのプレミックス液中の各成分、特にポリオール成分と
発泡剤との相溶性を高めるものであり、ポリオール成分
100重量部に対して0.2ないし8.0重量部用いる
ことが好ましい。これは0.2重量部未満では整泡剤の
作用を発揮し得ず、8.0重量部を越えても、整泡剤の
作用が飽和し、整泡効果の向上が得られないことによ
る。
℃以下の飽和炭化水素類として、例えばブタン、イソブ
タン、シクロブタン、ペンタン、イソペンタン、シクロ
ペンタン、メチルシクロペンタン、ヘキサン、イソヘキ
サン、シクロヘキサン等を挙げることができるが、これ
らに限定されるものではない。これらの化合物は単独
で、または2種類以上の混合物として用いることができ
る。なお、本発明では、上記の常圧における沸点が85
℃以下の飽和炭化水素類を主たる発泡剤として用いるも
のであり、該発泡剤としては上に挙げたような飽和炭化
水素類のみを用いても、またはそれらと水や代替フロン
等のオゾン破壊係数が小さいハロカーボン類等のその他
の発泡剤とを組み合わせて用いてもよい。
タンフォーム用の整泡剤を使用して沸点が85℃以下の
飽和炭化水素類を主たる発泡剤とする硬質ポリウレタン
フォームを製造する方法、および該方法により製造され
た硬質ポリウレタンフォームに関する。本発明において
硬質ポリウレタンフォームを製造するに際して用いられ
るポリオール成分、イソシアネート化合物および触媒等
は特に限定されず、従来公知の硬質ポリウレタンフォー
ム用原料を用いることができる。
剤にプロピレンオキシドまたはエチレンオキシドを付加
して得られるOH価が300〜600mgKOH/g、
分子量200〜800のポリエーテルポリオールが使用
できる。代表的な開始剤としては、例えばエチレングリ
コール、グリセリン、トリメチロールプロパン、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、ペンタエリトリ
トール、エチレンジアミン、トリレンジアミン、4,
4’−ジアミノジフェニルメタン、ソルビトール、ショ
糖等が挙げられる。また、これらポリオール成分は単独
で、または2種類以上の混合物として用いることができ
る。
リレン−2,4−ジイソシアネート、トリレン−2,6
−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジ
イソシアネート、3−メチルジフェニルメタン−4,
4’−ジイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート
や、ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ポリイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート等の脂環式
ポリイソシアネートが挙げられる。これらのイソシアネ
ート化合物もまた、単独で、または2種類以上の混合物
として用いることができる。
機金属化合物が使用でき、通常それらは併用される。具
体的には第三アミン類としてビス(2,2’−ジメチル
アミノ)エチルエーテル、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリ
ン、N,N−ジメチルベンジルアミン、N,N−ジメチ
ルエタノールアミン、N,N,N’,N’−テトラメチ
ル−1,3−ブタンジアミン、トリエタノールアミン、
1,4−ジアザビシクロ−〔2.2.2〕オクタン、ヘ
キサメチレンテトラミン、ピリジンオキシド等が使用さ
れる。また、有機金属化合物として錫の有機誘導体が有
効で、例えばジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレ
ート、ジラウリル錫ジアセテート、ジオクチル錫ジアセ
テート等が挙げられる。触媒は通常、ポリオール成分1
00重量部に対して0.1〜5重量部使用される。
を製造する際には、当業界で慣用の着色剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、光安定剤、難燃剤、フィラー等の添
加剤を必要に応じ適量添加することができる。
の製造は、ポリオール成分、触媒、発泡剤、その他の添
加剤およびイソシアネート化合物を混合し、通常、イソ
シアネート化合物以外の各成分を混合後、イソシアネー
ト化合物を添加混合し、それらの混合物を型等の所定の
場所に流し込み、発泡させ、成形することにより行われ
得る。
ームは、船舶、車両、断熱機器、倉庫、建材、特に電気
冷蔵庫用断熱材や冷凍庫用断熱材として使用することが
できる。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 整泡剤の製造例1 機械的攪拌機、凝縮器、温度計および窒素送入口を備え
た1000mlの3つ口フラスコに次式: で表される有機界面活性剤(旭電化工業社製,商品名ア
デカリアソープNE−10)402.0g、トルエン1
50g、および白金濃度が上記界面活性剤に対して20
ppmとなるように塩化白金酸の10%メタノール溶液
を入れ、窒素雰囲気下で攪拌した。さらに窒素雰囲気
下、この混合物に温度を80〜100℃に調節しなが
ら、次式: で表されるジメチルメチルハイドロジェンポリシロキサ
ン98.0gを徐々に添加した。この反応の終了は、S
iH基に対するAgNO3 の試験が負になることで判定
した。次いで、反応混合物をNaHCO3 で中和し、濾
過し、回転式蒸発装置により50℃/1mmHgで溶媒
を除去した後、次式: で表される化合物を得た。以下、これを整泡剤1と呼
ぶ。
ソープNE−20)を用い、そしてジメチルメチルハイ
ドロジェンポリシロキサンの使用量を67.3gとした
以外は製造例1と同様の操作を行い、次式: で表される化合物を得た。以下、これを整泡剤2と呼
ぶ。
ポリオール(25℃における粘度4300cps,OH
価425mgKOH/g)50g、シクロペンタン6
g、水1.5gおよび第1表(A)に示す量の各種整泡
剤を入れ、密封後、ボールミル回転架台にて150rp
mで30分間攪拌した。その後、24時間静置して、外
観を観察し、以下の規準に従って評価した。結果を第1
表(A)にまとめて示す。 相溶性評価の規準 ○:透明で均一である △:均一であるが濁りがある ×:分離が生じている 上記ポリオールとは別の硬質ポリウレタンフォーム用ポ
リオール(25℃における粘度6000cps,OH価
445mgKOH/g)を用いて同様の試験を行った結
果を第1表(B)に示す。
るのは上記のようにして製造した本発明のものであり、
整泡剤AおよびBはそれぞれ下の化学式で表される従来
のシロキサン−オキシアルキレン共重合体である。 整泡剤A 整泡剤B
に、本発明のアルキルフェニル基を導入した整泡剤1お
よび2は、従来のシロキサン−オキシアルキレン共重合
体(整泡剤A、B共に相当部分にはメチル基が結合)よ
りも少ない添加量で24時間後の外観が良好であること
から、本発明の整泡剤は、ポリオール成分とシクロペン
タン(発泡剤)との相溶性を高め、プレミックス液の安
定性を改善することが明らかである。
を配合した後、イソシアネートを添加し、攪拌混合し、
その発泡性組成物を200×200×200mmの箱内
に流し込み、そこで発泡させ、硬質ウレタンフォームを
作成した。このフォームを1日間放置した後、所定の大
きさに切断し、物性を測定した(JISA9514に準
拠)。結果を第2表にまとめて示す。
OH価425mgKOH/gの硬質ポリウレタンフォー
ム用ポリオール 2)発泡剤:シクロペンタン 3)触媒:N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメ
チレンジアミン(花王社製,商品名カオライザーNo.
1) 4)イソシーネート:ジフェニルメタン−4,4’−ジ
イソシアネート(25℃における粘度188cps,N
CO含有率31.1%のポリメリックMDI)なお、In
dex 110 はイソシアネート成分の配合量を表す(Index
100 の場合、イソシアネート成分のNCO基とポリオー
ル成分のOH基が同等量であることを意味し、Index 11
0 はNCO基が等量で1.1倍になる量のイソシアネー
ト成分を配合することをことを示す)。 5)フリー密度:単位kg/m3 6)熱伝導率:単位kcal/mh℃ 7)圧縮強度:単位kg/cm2
配合して作成した硬質ポリウレタンフォームは、従来の
シロキサン−オキシアルキレン共重合体を用いて作成し
たものに比べ、密度が小さく、熱伝導率が優れているこ
とが明らかである。
質ポリウレタンフォーム用整泡剤は、新規な有機界面活
性剤変性オルガノポリシロキサンからなるものであり、
硬質ポリウレタンフォームのプレミックス液中でポリオ
ール成分と沸点85℃以下の飽和炭化水素類の発泡剤と
の相溶性を非常に高め、前記プレミックス液の安定性を
増し、前記発泡剤の飛散を抑えるものである。このた
め、本発明の整泡剤を、沸点85℃以下の飽和炭化水素
類を主たる発泡剤とする硬質ポリウレタンフォームの製
造に使用することにより、密度が小さく、かつ断熱性の
高い硬質ポリウレタンフォームを得ることができる。従
って、本発明の硬質ポリウレタンフォームは各種断熱
材、特に、厳しい断熱性が要求される冷蔵庫用および冷
凍庫用の断熱材として使用し得る。
Claims (3)
- 【請求項1】 次式I: 〔式中、 R1 は互いに独立して水素原子、1価の炭化水素基また
は有機反応基を表し、 Ra は次式: (式中、Aは3価の炭化水素基を表し、R2 およびR3
は互いに独立して水素原子、1価の炭化水素基または有
機反応基を表し、aおよびbは0または正数で、かつa
+b≧1であり、そしてiは1ないし18の整数であ
る)で表される有機置換基を表し、 Rb は次式: −(CH2 )j O(C2 H4 O)c (C3 H6 O)d R4 (式中、R4 は水素原子または炭素原子数1ないし19
のアルキル基を表し、cおよびdは0または正数で、か
つc+d≧1であり、そしてjは1ないし18の整数で
ある)で表される有機置換基を表し、 Rc は上記R1 、Ra またはRb のいずれかに定義され
た意味を表し、そしてx、yおよびzは0または正数で
あるが、ただしyが0の場合はRc はRa に定義された
意味を表す〕で表される化合物からなる、常圧における
沸点が85℃以下の飽和炭化水素類を主たる発泡剤とす
る硬質ポリウレタンフォーム用の整泡剤。 - 【請求項2】 請求項1記載の整泡剤を使用して常圧に
おける沸点が85℃以下の飽和炭化水素類を主たる発泡
剤とする硬質ポリウレタンフォームを製造する方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の方法により製造された硬
質ポリウレタンフォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6123065A JPH07304894A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 有機界面活性剤変性オルガノポリシロキサン化合物からなる硬質ポリウレタンフォーム用整泡剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6123065A JPH07304894A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 有機界面活性剤変性オルガノポリシロキサン化合物からなる硬質ポリウレタンフォーム用整泡剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07304894A true JPH07304894A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14851334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6123065A Pending JPH07304894A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 有機界面活性剤変性オルガノポリシロキサン化合物からなる硬質ポリウレタンフォーム用整泡剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07304894A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1156077A1 (en) * | 2000-05-15 | 2001-11-21 | Huntsman International Llc | Process for making rigid polyurethane foams |
CN113272353A (zh) * | 2019-01-07 | 2021-08-17 | 赢创运营有限公司 | 硬质聚氨酯泡沫的制备 |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP6123065A patent/JPH07304894A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1156077A1 (en) * | 2000-05-15 | 2001-11-21 | Huntsman International Llc | Process for making rigid polyurethane foams |
WO2001088026A1 (en) * | 2000-05-15 | 2001-11-22 | Huntsman International Llc | Process for making rigid polyurethane foams |
CN113272353A (zh) * | 2019-01-07 | 2021-08-17 | 赢创运营有限公司 | 硬质聚氨酯泡沫的制备 |
CN113272353B (zh) * | 2019-01-07 | 2023-05-02 | 赢创运营有限公司 | 硬质聚氨酯泡沫的制备 |
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