JPH089110Y2 - アップライト型掃除機におけるコードの収容装置 - Google Patents

アップライト型掃除機におけるコードの収容装置

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JPH089110Y2
JPH089110Y2 JP1989141098U JP14109889U JPH089110Y2 JP H089110 Y2 JPH089110 Y2 JP H089110Y2 JP 1989141098 U JP1989141098 U JP 1989141098U JP 14109889 U JP14109889 U JP 14109889U JP H089110 Y2 JPH089110 Y2 JP H089110Y2
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JP
Japan
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cord
arm
vacuum cleaner
cleaner
type vacuum
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JP1989141098U
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JPH0380068U (ja
Inventor
久雄 田中
Original Assignee
株式会社サイクロンジャパン
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Description

【考案の詳細な説明】 イ)産業上の利用分野 この考案はアップライト型掃除機(縦型電気掃除機)
における電源コードの収納装置に関する。
ロ)従来の技術 従来、シリンダー型掃除機に対し、吸い込み口に対し
掃除機本体を直立させてこの掃除機本体に立設した操作
ハンドルにより掃除機を誘導する形式の掃除機が、所謂
アップライト型掃除機として公知であった(例えば特公
昭62 55416、同62 50140等)。
一方、あらゆる家庭電気製品において電源コード(以
下、単にコードと称する)の収容は製品の商品価値を高
めるための技術的課題の一つであり、特に吸い込み口と
掃除機本体が一体化している上記アップライト型掃除機
においては通常のシリンダー型掃除機に比しコード長が
長くその必要性は強かった。
そして、広く家庭電気製品一般においてこの種収容装
置としては従来次のようなものが提案されていた。
(a)バンド等の緊縛部材によりコードを束ねて収容す
るもの。
(b)製品本体に内蔵した巻取りリールによりコードを
巻き取って収容するもの。
(c)一対のフック間にコードを巻き取って収容するも
の。
ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来技術においてはそれぞれ次の
ような問題が存した。
先ず(a)においては、もっとも簡便な装置である反
面、使用者においてコードを等分に束ねることが難しく
収容がワンタッチで行えず、しかも外観上体裁が悪いと
いう問題点が存した。
次に(b)においては、コードの出し入れをワンタッ
チで行える反面、収納機構が複雑化し、しかも本体内に
巻取りリールの収容スペースが必要であり、特に取り回
しの容易性のため掃除機本体を可及的に小型化したいア
ップライト型掃除機においては致命的な問題点であっ
た。
更に(C)においては構造が簡単であり、しかも収容
が容易である反面、コードの取り出しに際し収容時の巻
き取りと逆の操作が必要であり取り出しをワンタッチで
行えないという問題点が存した。
この考案は上記の如き従来技術の問題点に鑑み、特に
アップライト型掃除機において最適な収容装置を提供す
ることを目的としたものである。
ニ)課題を解決するための手段 即ち、この考案の収容装置は第一に掃除機の上下方向
にコードを巻きつけて収容するための一対のフックを設
け、このうち上方のフックをコードを掛合するための掛
合腕の基部を軸として回転自在としたことちを特徴と
し、第二にこの掛合腕の回転中心を挟んだ反対側に補助
掛合腕を設け、この補助掛合腕と掃除機との間に形成さ
れる空間を先の掛合腕のそれより小さく設定したことを
特徴とする。
ホ)作用 従って、この考案の収容装置によれば一対のフック間
にコードを巻き付けて収容するという従来公知の作用
(第1図及び第3図参照)はもとより次の特有の作用を
生ずる。
第一に、フックを上下方向に設け、しかも上方のフッ
クを回転自在としたことより、フックを回転することに
より上方のフックとコードとの掛合が解除され、掛合を
解除されたコードは自重により落下してコードの取り出
し作用が実現される(第2図参照)。
第二に、本来の掛合腕とは別に補助掛合腕を設け、こ
の補助掛合腕と掃除機との間に形成される空間を掛合腕
のそれより小さく設定したことより、回転により掛合腕
との掛合を解除されたコード群の内上記空間により規定
される任意の本数のコードを補助掛合腕により掛合する
作用が実現される(第2図参照)。
ヘ)実施例 以下、この考案の具体的実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第3図はこの考案の収容装置をアップライト型の掃除
機Aに実施した状態を示す全体の斜視図である。
この考案の収容装置は掃除機の上下方向に配される一
対のフック1及び5より構成されるものであり、この実
施例では上方のフック1は掃除機のハンドル2に、下方
のフック5は掃除機の基台4付近に配される。
下方のフック5が掛合腕を下向きに設けた固定式のも
のであるのに対し、上方のフック1はハンドル2に突設
されたボス3にネジ5により回転自在に取りつけられる
ものであり、回転中心を挟んで掛合腕1a及び補助掛合腕
1bを配した構成よりなる(第1図参照)。
そして、掛合腕1aとハンドル2との間には少なくとも
コードCの全部を巻き取り掛合できるだけの空間が確保
される。
又、補助掛合腕1bにおいては、ハンドル2との間の上
記空間はこの実施例ではコードCの内1本分のみが巻き
取り掛合される大きさとする(第2図参照)。
具体的には、この実施例においては補助掛合腕1bの全
長及びハンドル2との間隔をコードCの直径程度として
いる。
よってこの実施例によれば、フック1の掛合腕1aを上
向きにしている状態では複数本のコードCが掛合され
(第1図参照)、掛合腕1aを下向きに回転すると補助掛
合腕1bの掛合による1本のコードC1を残して残余のコー
ドCは自重により落下することとなる(第2図参照)。
尚、この実施例では補助掛合腕1bによる掛合を確実と
するために、ハンドルに設けた補強フインの一部を庇状
に延長して抜け止め2aとしている。
ト)考案の効果 以上のように構成されるこの考案は次の特有の効果を
奏する。
(a)上下に長いというアップライト型掃除機の特質を
生かして上下に配したフック間にコードを巻き付けて収
容する構成なので、コードを体裁よく収容することかで
きるスペースにも無駄が生じない。
(b)フックを回転するだけで収容されたコードが脱落
する構成なので、従来取り出しが面倒だったコードをワ
ンタッチで取り出すことができる。
(c)脱落されるコード中、最後の1本はフックの補助
掛合腕により掛合状態が維持されるので、常に使用者の
手元にコードが位置することとなりコードの取扱いに際
し一々かがまなくて済み、しかも床面上をコードが這わ
ないので障害物へのコードの絡みを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の収納装置の要部の一部切り欠き側面
図、第2図は同上異なる作用状態を示す側面図、第3図
はこの考案の収納装置及びそれを実施した掃除機全体の
斜視図である。 図中符号、(1)……(上方の)フック (1A)……掛合腕 (1B)……補助掛合腕 (5)……(下方の)フック (C)……コード (A)……掃除機

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除機(A)の上下方向にコードを巻きつ
    けて収容するための一対のフック(1、5)を設け、こ
    のうち上方のフック(1)をコード(C)を掛合するた
    めの掛合腕(1a)の基部を軸として回転自在とし、一方
    この掛合腕(1a)の回転中心を挟んだ反対側には補助掛
    合腕(1b)を設け、この補助掛合腕(1b)と掃除機
    (A)との間に形成される空間を先の掛合腕(1a)のそ
    れより小さく設定し、回転により掛合腕(1a)との掛合
    を解除されたコード(C)の内上記空間により規定され
    る任意の本数のコード(C)を補助掛合腕(1b)により
    掛合することを特徴とするアップライト型掃除機におけ
    るコードの収容装置。
  2. 【請求項2】補助掛合腕(1b)と掃除機(A)との間に
    形成される空間をコード1本分が掛合可能な大きさに設
    定した請求項1記載のアップライト型掃除機におけるコ
    ードの収容装置。
JP1989141098U 1989-12-07 1989-12-07 アップライト型掃除機におけるコードの収容装置 Expired - Lifetime JPH089110Y2 (ja)

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JPH0380068U JPH0380068U (ja) 1991-08-15
JPH089110Y2 true JPH089110Y2 (ja) 1996-03-13

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