JPH089087Y2 - 用紙搬送装置 - Google Patents
用紙搬送装置Info
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- JPH089087Y2 JPH089087Y2 JP1990000365U JP36590U JPH089087Y2 JP H089087 Y2 JPH089087 Y2 JP H089087Y2 JP 1990000365 U JP1990000365 U JP 1990000365U JP 36590 U JP36590 U JP 36590U JP H089087 Y2 JPH089087 Y2 JP H089087Y2
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- guide plate
- paper
- feed roller
- copying machine
- roller
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は例えば複写機等に適用される用紙搬送装置に
関する。
関する。
「従来の技術」 従来この種の用紙搬送装置においては、用紙をその表
面に接して一方向に送る紙送り用の送りローラと、この
送りローラの軸に付設され用紙の送り方向を設定するガ
イド板とが一体的なアッセイとして構成されている。
面に接して一方向に送る紙送り用の送りローラと、この
送りローラの軸に付設され用紙の送り方向を設定するガ
イド板とが一体的なアッセイとして構成されている。
すなわち、複写機のコピー用紙搬送装置について説明
すると、構成をコンパクトにする目的で、コピー用紙を
複写機本体内部で進路を略180度変換させ、画像の転写
および定着を行った後に、コピー用紙排出口から排出さ
せるようにしたものがある。このようなコピー用紙搬送
装置の場合、コピー用紙を180度反転させる手段とし
て、送りローラとその外周側に配設された略U字状のガ
イド板とが備えられており、これら送りローラとガイド
板とは、一組のアッセイとして組み立てられ、複写機本
体の内部に軸受けおよびボルト等の締め付け具を介して
一体的に組み込まれている。なお、このようなコピー用
紙反転型複写機のコピー用紙搬送装置では、ガイド板の
外周側に外部ガイド板がコピー用紙厚さ分の隙間をあけ
た状態で開閉回動可能に配設されており、コピー用紙が
詰まったような場合には、その外側ガイド板を開回動さ
せてコピー用紙を除去するようになっている。
すると、構成をコンパクトにする目的で、コピー用紙を
複写機本体内部で進路を略180度変換させ、画像の転写
および定着を行った後に、コピー用紙排出口から排出さ
せるようにしたものがある。このようなコピー用紙搬送
装置の場合、コピー用紙を180度反転させる手段とし
て、送りローラとその外周側に配設された略U字状のガ
イド板とが備えられており、これら送りローラとガイド
板とは、一組のアッセイとして組み立てられ、複写機本
体の内部に軸受けおよびボルト等の締め付け具を介して
一体的に組み込まれている。なお、このようなコピー用
紙反転型複写機のコピー用紙搬送装置では、ガイド板の
外周側に外部ガイド板がコピー用紙厚さ分の隙間をあけ
た状態で開閉回動可能に配設されており、コピー用紙が
詰まったような場合には、その外側ガイド板を開回動さ
せてコピー用紙を除去するようになっている。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、コピー用紙が破損等して小片となり、送り
ローラおよびこれと一体のガイド板の側にくい込み状態
で詰まったような場合には、単に外側ガイド板を開回動
させただけでは容易に詰まった紙を除去することができ
ないことがある。このため、複写機内部の送りローラお
よびガイド板までも解体する必要が生じる等、目詰まり
除去に伴う作業が煩雑となり、多くの手間や時間が費や
される等の問題があった。
ローラおよびこれと一体のガイド板の側にくい込み状態
で詰まったような場合には、単に外側ガイド板を開回動
させただけでは容易に詰まった紙を除去することができ
ないことがある。このため、複写機内部の送りローラお
よびガイド板までも解体する必要が生じる等、目詰まり
除去に伴う作業が煩雑となり、多くの手間や時間が費や
される等の問題があった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、搬
送すべき用紙が送りローラとこれに付設されるガイド板
との間に目詰まりしたような場合でも、その用紙の除去
作業を容易かつ迅速に行え、作業能率を大幅に向上でき
る用紙搬送装置を提供することを目的とする。
送すべき用紙が送りローラとこれに付設されるガイド板
との間に目詰まりしたような場合でも、その用紙の除去
作業を容易かつ迅速に行え、作業能率を大幅に向上でき
る用紙搬送装置を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案では、(イ)断面が円弧形状をなした第1のガ
イド板と、(ロ)この第1のガイド板のほぼ中間位置に
このガイド板と対向配置され外周面の転接により用紙を
一方向に送る送りローラと、(ハ)この送りローラの軸
に着脱自在に装着され前記第1のガイド板と断面がほぼ
同一形状をなし、第1のガイド板との間にほぼ等間隔に
設定された空間に沿って前記用紙の送り方向を設定する
第2のガイド板とを用紙搬送装置に具備させる。
イド板と、(ロ)この第1のガイド板のほぼ中間位置に
このガイド板と対向配置され外周面の転接により用紙を
一方向に送る送りローラと、(ハ)この送りローラの軸
に着脱自在に装着され前記第1のガイド板と断面がほぼ
同一形状をなし、第1のガイド板との間にほぼ等間隔に
設定された空間に沿って前記用紙の送り方向を設定する
第2のガイド板とを用紙搬送装置に具備させる。
すなわち本考案では、紙詰まり等が生じたときには第
2のガイド板を送りローラの軸から取り外すことによっ
て、第1のガイド板で搬送中の用紙をこの第2のガイド
板の取り付けられていた側に露出させ、これを除去する
等の作業を容易に行えるようにして、前記した目的を達
成するものである。
2のガイド板を送りローラの軸から取り外すことによっ
て、第1のガイド板で搬送中の用紙をこの第2のガイド
板の取り付けられていた側に露出させ、これを除去する
等の作業を容易に行えるようにして、前記した目的を達
成するものである。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図に示した複
写機について詳細に説明する。
写機について詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例における複写機の外観を表
わしたものである。この複写機11は、横に細長い箱型を
した複写機本体12の上部奥側に、同じく細長い箱状の原
稿搬送部13を載置した構成となっている。この原稿搬送
部13は着脱自在であり、ブック物の原稿のコピーをとる
ような所定の場合には、他の部品と交換することができ
る。複写機本体12の前面には、開閉自在の手差しシェル
フ14が配置されている。複写機本体12の上面の手前部分
は原稿シェルフ15を構成しており、挿入する原稿の位置
決めを行うための原稿ガイド17が摺動自在に配置されて
いる。複写機本体の両側部に配置された側板18、19の図
で右側の肩部には、操作パネル21が取り付けられてお
り、各種キースイッチやランプおよび数値の表示部が配
置されている。また、この側板19の側部には、電源のオ
ン・オフを行うための電源スイッチ22が配置されてい
る。複写機11の後部には、原稿搬送部13を通過した原稿
を装置の手前側に折り返させるための原稿ガイド23が取
り付けられている。
わしたものである。この複写機11は、横に細長い箱型を
した複写機本体12の上部奥側に、同じく細長い箱状の原
稿搬送部13を載置した構成となっている。この原稿搬送
部13は着脱自在であり、ブック物の原稿のコピーをとる
ような所定の場合には、他の部品と交換することができ
る。複写機本体12の前面には、開閉自在の手差しシェル
フ14が配置されている。複写機本体12の上面の手前部分
は原稿シェルフ15を構成しており、挿入する原稿の位置
決めを行うための原稿ガイド17が摺動自在に配置されて
いる。複写機本体の両側部に配置された側板18、19の図
で右側の肩部には、操作パネル21が取り付けられてお
り、各種キースイッチやランプおよび数値の表示部が配
置されている。また、この側板19の側部には、電源のオ
ン・オフを行うための電源スイッチ22が配置されてい
る。複写機11の後部には、原稿搬送部13を通過した原稿
を装置の手前側に折り返させるための原稿ガイド23が取
り付けられている。
第3図は、この複写機でコピーをとる状態の一例を表
わしたものである。コピーをとる際には、手差しシェル
フ14を手前に倒した状態でコピー用紙31をコピー用紙挿
入口32から手差しする。次に、原稿シェルフ15に沿って
原稿33の先端を複写機本体12と原稿搬送部13の間の原稿
挿入口34に挿入する。これにより、コピー用紙31と原稿
33が同一速度で装置内部に搬入を開始される。このと
き、原稿33の方は原稿搬送部13の下を通過して順次露光
され、複写機本体12の背後にある原稿ガイド23に案内さ
れて排出される。コピー用紙31の方は、複写機本体12内
部で進路をほぼ180度変換され、画像の転写および定着
を行った後にコピー用紙排出口36から排出されることに
なる。
わしたものである。コピーをとる際には、手差しシェル
フ14を手前に倒した状態でコピー用紙31をコピー用紙挿
入口32から手差しする。次に、原稿シェルフ15に沿って
原稿33の先端を複写機本体12と原稿搬送部13の間の原稿
挿入口34に挿入する。これにより、コピー用紙31と原稿
33が同一速度で装置内部に搬入を開始される。このと
き、原稿33の方は原稿搬送部13の下を通過して順次露光
され、複写機本体12の背後にある原稿ガイド23に案内さ
れて排出される。コピー用紙31の方は、複写機本体12内
部で進路をほぼ180度変換され、画像の転写および定着
を行った後にコピー用紙排出口36から排出されることに
なる。
第4図は、この複写機の内部構成の概要を表わしたも
のである。複写機本体12の内部には、静電潜像を形成す
るための感光体ドラム41が配置されている。この感光体
ドラム41の周囲には、電荷を一様に帯電させるためのチ
ャージコロトロン42と、原稿33上の画像情報をスリット
状にドラム表面に結像させる集合光学系43と、原稿を露
光する螢光ランプ45と、ドラム表面の静電潜像を現像す
る現像装置46と、現像によって得られたトナー像をコピ
ー用紙31に転写するトランスファコロトロン47と、この
コピー用紙31の剥離を助けるデタックコロトロン48と、
ドラム上に残った電荷を中和するためのクリーニングコ
ロトロン49、およびトナー粒子をドラム表面から取り除
くブレード51が、この順序で配置されている。
のである。複写機本体12の内部には、静電潜像を形成す
るための感光体ドラム41が配置されている。この感光体
ドラム41の周囲には、電荷を一様に帯電させるためのチ
ャージコロトロン42と、原稿33上の画像情報をスリット
状にドラム表面に結像させる集合光学系43と、原稿を露
光する螢光ランプ45と、ドラム表面の静電潜像を現像す
る現像装置46と、現像によって得られたトナー像をコピ
ー用紙31に転写するトランスファコロトロン47と、この
コピー用紙31の剥離を助けるデタックコロトロン48と、
ドラム上に残った電荷を中和するためのクリーニングコ
ロトロン49、およびトナー粒子をドラム表面から取り除
くブレード51が、この順序で配置されている。
コピー用紙挿入口32から挿入されたコピー用紙31は、
搬送ロール53によって円弧状のガイド55の場所まで搬送
され、ここで送りローラ56の搬送力によって搬送方向を
ほぼ180度変化させられる。そして、トランスファコロ
トロン47およびデタックコロトロン48と感光体ドラム41
の間を通過し、トナー像を転写される。転写後のコピー
用紙31はヒートロール58とプレッシャロール59の間を通
過し、熱定着された後にコピー用紙排出口から機外に排
出されることになる。
搬送ロール53によって円弧状のガイド55の場所まで搬送
され、ここで送りローラ56の搬送力によって搬送方向を
ほぼ180度変化させられる。そして、トランスファコロ
トロン47およびデタックコロトロン48と感光体ドラム41
の間を通過し、トナー像を転写される。転写後のコピー
用紙31はヒートロール58とプレッシャロール59の間を通
過し、熱定着された後にコピー用紙排出口から機外に排
出されることになる。
第1図と第5図は送りローラ56およびガイド55によっ
て構成される用紙搬送装置部を詳細に示している。
て構成される用紙搬送装置部を詳細に示している。
第1図に示すように、送りローラ56は軸70とこの軸70
に間隔的に取り付けられた複数のローラ71とからなって
おり、複写機本体12内に図示しない軸受けおよび回転駆
動機構を介して固定配置されている。また、ガイド板55
は内側ガイド板72と外側ガイド板73とからなっており、
これら各ガイド板72、73によってコピー用紙31の反転経
路が形成される。内側ガイド板72は、例えばテフロン等
の表面滑性の高い合成樹脂により略U字状に湾曲形成し
たもので、送りローラ56の軸70に着脱可能に装着されて
いる。すなわち、内側ガイド板72の内側湾曲面には、送
りローラ56の軸70に回巻係止する対向片状の係止爪74
と、この係止爪74による係止部74aと反対側から軸70に
先端75aが当接係止する係止突起75とが突設されてお
り、これら係止爪74と係止突起75とを介して内側ガイド
板72が軸70にスナップフィット式に取り付けられてい
る。
に間隔的に取り付けられた複数のローラ71とからなって
おり、複写機本体12内に図示しない軸受けおよび回転駆
動機構を介して固定配置されている。また、ガイド板55
は内側ガイド板72と外側ガイド板73とからなっており、
これら各ガイド板72、73によってコピー用紙31の反転経
路が形成される。内側ガイド板72は、例えばテフロン等
の表面滑性の高い合成樹脂により略U字状に湾曲形成し
たもので、送りローラ56の軸70に着脱可能に装着されて
いる。すなわち、内側ガイド板72の内側湾曲面には、送
りローラ56の軸70に回巻係止する対向片状の係止爪74
と、この係止爪74による係止部74aと反対側から軸70に
先端75aが当接係止する係止突起75とが突設されてお
り、これら係止爪74と係止突起75とを介して内側ガイド
板72が軸70にスナップフィット式に取り付けられてい
る。
なお、内側ガイド板72には、その外側湾曲面側にロー
ラ71を突出させるための窓孔76が、ローラ71の配置に対
応して複数個所穿設されている。また、内側ガイド板72
の図示下端部両側には、位置決め用の爪部77が突設され
ている。この爪部77がガイド55の入口部を構成する固定
ガイド板78の係止溝79に嵌合係止されている。これによ
り、内側ガイド板72は送りローラ56の軸70および固定ガ
イド板78に側面視で2点を支持されて位置決め固定され
ている。
ラ71を突出させるための窓孔76が、ローラ71の配置に対
応して複数個所穿設されている。また、内側ガイド板72
の図示下端部両側には、位置決め用の爪部77が突設され
ている。この爪部77がガイド55の入口部を構成する固定
ガイド板78の係止溝79に嵌合係止されている。これによ
り、内側ガイド板72は送りローラ56の軸70および固定ガ
イド板78に側面視で2点を支持されて位置決め固定され
ている。
また、外側ガイド板73は内側ガイド板74と同様の合成
樹脂により、内側ガイド板74よりも大きい曲率半径で略
U字状に湾曲形成されており、送りローラ56のローラ71
と内接してコピー用紙31を押圧し、反転方向に強制搬送
するものである。この外側ガイド板73は図示下端部がヒ
ンジ等の枢着部材80により固定ガイド板78に枢着され、
ローラ71の外周面に接離する方向に回動可能とされてい
る。そして、この外側ガイド板73は引っ張りコイルスプ
リング等の付勢手段81により、常時はローラ71に圧接す
る方向aに付勢されている。
樹脂により、内側ガイド板74よりも大きい曲率半径で略
U字状に湾曲形成されており、送りローラ56のローラ71
と内接してコピー用紙31を押圧し、反転方向に強制搬送
するものである。この外側ガイド板73は図示下端部がヒ
ンジ等の枢着部材80により固定ガイド板78に枢着され、
ローラ71の外周面に接離する方向に回動可能とされてい
る。そして、この外側ガイド板73は引っ張りコイルスプ
リング等の付勢手段81により、常時はローラ71に圧接す
る方向aに付勢されている。
複写時においては、コピー用紙31が固定ガイド板78か
ら内側ガイド板72、外側ガイド板73の間隙部に送られ、
ローラ71によって反転搬送されるものであるが、この搬
送途中において紙詰まりが生じたような場合には、外側
ガイド板73を付勢手段81に抗してローラ71から離間する
方向bに開回動させて、詰まった紙を取り出せばよい。
この場合、コピー用紙31が破損等して、内側ガイド板72
と送りローラ56と間にくい込み、容易に取り出せないと
きは、内側ガイド板72を送りローラ56から離間する方向
bに一定以上の力で強く引っ張る。この引っ張り力が係
止爪74による軸70との係止力以上となったとき、内側ガ
イド板72を軸70から取り外すことができる。よって、こ
の状態で送りローラ56の周辺が開放されるから、コピー
用紙破損片等の小紙片でも、容易かつ迅速に除去するこ
とができる。除去後は、再び内側ガイド板72を送りロー
ラ56の軸70に係止すると共に、外側ガイド板72を付勢手
段81により閉回動させればよい。
ら内側ガイド板72、外側ガイド板73の間隙部に送られ、
ローラ71によって反転搬送されるものであるが、この搬
送途中において紙詰まりが生じたような場合には、外側
ガイド板73を付勢手段81に抗してローラ71から離間する
方向bに開回動させて、詰まった紙を取り出せばよい。
この場合、コピー用紙31が破損等して、内側ガイド板72
と送りローラ56と間にくい込み、容易に取り出せないと
きは、内側ガイド板72を送りローラ56から離間する方向
bに一定以上の力で強く引っ張る。この引っ張り力が係
止爪74による軸70との係止力以上となったとき、内側ガ
イド板72を軸70から取り外すことができる。よって、こ
の状態で送りローラ56の周辺が開放されるから、コピー
用紙破損片等の小紙片でも、容易かつ迅速に除去するこ
とができる。除去後は、再び内側ガイド板72を送りロー
ラ56の軸70に係止すると共に、外側ガイド板72を付勢手
段81により閉回動させればよい。
なお、第4図に示す仮想線Aを境界として、複写機本
体12の上部を下部に対して開回動できるようにしておけ
ば、上述した各ガイド板72、73の取り扱いを容易かつ円
滑に行うことができる。
体12の上部を下部に対して開回動できるようにしておけ
ば、上述した各ガイド板72、73の取り扱いを容易かつ円
滑に行うことができる。
また、上述した実施例では、本考案の用紙搬送装置を
複写機について適用し、かつ180度の反転搬送用とした
が、本考案はそのようなものに限らず、種々の用紙の搬
送手段に適用することが可能であると共に、搬送方向に
ついても種々変更できるものである。
複写機について適用し、かつ180度の反転搬送用とした
が、本考案はそのようなものに限らず、種々の用紙の搬
送手段に適用することが可能であると共に、搬送方向に
ついても種々変更できるものである。
第6図および第7図は本考案の変形例における用紙搬
送装置を表わしたものである。このうち第6図は第1図
に、第7図は第5図にそれぞれ対応するもので、それぞ
れ同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明
を適宜省略する。
送装置を表わしたものである。このうち第6図は第1図
に、第7図は第5図にそれぞれ対応するもので、それぞ
れ同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明
を適宜省略する。
さて、この変形例の用紙搬送装置では第6図に示すよ
うに係止爪74′はその係止部74aのみが突出しており、
その他の部分の肉厚は一定となっている。したがって内
側ガイド板72は、係止部74aと先端75aの両者によって取
付位置を規制されて、送りローラ75の軸70に着脱自在に
取り付けられるようになっている。
うに係止爪74′はその係止部74aのみが突出しており、
その他の部分の肉厚は一定となっている。したがって内
側ガイド板72は、係止部74aと先端75aの両者によって取
付位置を規制されて、送りローラ75の軸70に着脱自在に
取り付けられるようになっている。
この変形例の用紙搬送装置では内側ガイド板72と外側
ガイド板73は通常の表面滑性を持った合成樹脂によって
形成されている。また、外側ガイド板73における窓孔76
とそれぞれ対向する部位には下端を外側ガイド板73の内
面の所定位置に固定したマイラ板91が配設されている。
各ローラ71はその周辺がマイラ板91と摺接するようにな
っており、外側ガイド板73とは直接接触していない。
ガイド板73は通常の表面滑性を持った合成樹脂によって
形成されている。また、外側ガイド板73における窓孔76
とそれぞれ対向する部位には下端を外側ガイド板73の内
面の所定位置に固定したマイラ板91が配設されている。
各ローラ71はその周辺がマイラ板91と摺接するようにな
っており、外側ガイド板73とは直接接触していない。
また、この変形例の内側ガイド板72の位置決め用の爪
部77′はその先端が丸まっており、固定ガイド板78には
先の実施例の第5図に見られたような係止溝79が設けら
れていない。その代わり、外側ガイド板73の内面におけ
るコピー用紙31の通過を邪魔しない所定位置には突起93
が設けられている。突起93は、外側ガイド板73が付勢手
段81により閉回動された状態で内側ガイド板72の上部を
押さえ付け、爪部77′が固定ガイド板78に圧接するよう
になっている。これにより、内側ガイド板72の取付状態
が安定化し、係止溝79(第5図)が不要になる。
部77′はその先端が丸まっており、固定ガイド板78には
先の実施例の第5図に見られたような係止溝79が設けら
れていない。その代わり、外側ガイド板73の内面におけ
るコピー用紙31の通過を邪魔しない所定位置には突起93
が設けられている。突起93は、外側ガイド板73が付勢手
段81により閉回動された状態で内側ガイド板72の上部を
押さえ付け、爪部77′が固定ガイド板78に圧接するよう
になっている。これにより、内側ガイド板72の取付状態
が安定化し、係止溝79(第5図)が不要になる。
この変形例の用紙搬送装置では、表面が平滑性に優
れ、かつ弾性を有するマイラ板91がそれぞれのローラ71
あるいはコピー用紙31と摺接する。したがって、ローラ
71の回転によってコピー用紙31を安定して搬送させるこ
とができる。また、マイラ板91を使用したので外側ガイ
ド板73にテフロン等の高価な合成樹脂を使用する必要が
なくなり、用紙搬送装置を安価に製作することができる
という利点がある。
れ、かつ弾性を有するマイラ板91がそれぞれのローラ71
あるいはコピー用紙31と摺接する。したがって、ローラ
71の回転によってコピー用紙31を安定して搬送させるこ
とができる。また、マイラ板91を使用したので外側ガイ
ド板73にテフロン等の高価な合成樹脂を使用する必要が
なくなり、用紙搬送装置を安価に製作することができる
という利点がある。
なお、変形例の用紙搬送装置ではマイラ板91の代わり
に表面平滑性と弾性に優れた他の板材、例えば薄いステ
ンレス板等を使用することができる。
に表面平滑性と弾性に優れた他の板材、例えば薄いステ
ンレス板等を使用することができる。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、第1のガイド板
と断面がほぼ同一形状の円弧をなしこれと対向して配置
された第2のガイド板を送りローラに対して着脱自在と
したので、例えば第1のガイド板と第2のガイド板の間
で紙詰まりが発生したときには、送りローラから第2の
ガイド板を取り外すことにより、その用紙が第2のガイ
ド板の取り付けられていた側に露出されることになり、
その除去作業等を容易かつ迅速に行うことができる。ま
た、送りローラは円弧形状のほぼ中間位置に配置される
ので、この円弧形状に沿って用紙の搬送方向を変える動
作を無理なく確実に行うことができるという効果があ
る。
と断面がほぼ同一形状の円弧をなしこれと対向して配置
された第2のガイド板を送りローラに対して着脱自在と
したので、例えば第1のガイド板と第2のガイド板の間
で紙詰まりが発生したときには、送りローラから第2の
ガイド板を取り外すことにより、その用紙が第2のガイ
ド板の取り付けられていた側に露出されることになり、
その除去作業等を容易かつ迅速に行うことができる。ま
た、送りローラは円弧形状のほぼ中間位置に配置される
ので、この円弧形状に沿って用紙の搬送方向を変える動
作を無理なく確実に行うことができるという効果があ
る。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもので、この
うち第1図は用紙搬送装置の要部の構成を示す分解斜視
部、第2図は複写機全体を示す斜視図、第3図は複写機
の使用状態を示す斜視図、第4図は複写機の内部の構成
を示す概略構成図、第5図は用紙搬送装置の組立状態を
示す側面図、第6図および第7図は本考案の変形例を表
わしたもので、このうち第6図は用紙搬送装置の要部の
構成を示す分解斜視部、第7図は用紙搬送装置の組立状
態を示す側面図である。 31……コピー用紙、56……送りローラ、70……軸、71…
…ローラ、72……内側ガイド板、73……外側ガイド板、
74、74′……係止爪、75……係止突起、91……マイラ
板。
うち第1図は用紙搬送装置の要部の構成を示す分解斜視
部、第2図は複写機全体を示す斜視図、第3図は複写機
の使用状態を示す斜視図、第4図は複写機の内部の構成
を示す概略構成図、第5図は用紙搬送装置の組立状態を
示す側面図、第6図および第7図は本考案の変形例を表
わしたもので、このうち第6図は用紙搬送装置の要部の
構成を示す分解斜視部、第7図は用紙搬送装置の組立状
態を示す側面図である。 31……コピー用紙、56……送りローラ、70……軸、71…
…ローラ、72……内側ガイド板、73……外側ガイド板、
74、74′……係止爪、75……係止突起、91……マイラ
板。
Claims (1)
- 【請求項1】断面が円弧形状をなした第1のガイド板
と、 この第1のガイド板のほぼ中間位置にこのガイド板と対
向配置され外周面の転接により用紙を一方向に送る送り
ローラと、 この送りローラの軸に着脱自在に装着され前記第1のガ
イド板と断面がほぼ同一形状をなし、第1のガイド板と
の間にほぼ等間隔に設定された空間に沿って前記用紙の
送り方向を設定する第2のガイド板 とを具備することを特徴とする用紙搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990000365U JPH089087Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990000365U JPH089087Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 用紙搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0391443U JPH0391443U (ja) | 1991-09-18 |
JPH089087Y2 true JPH089087Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31504318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990000365U Expired - Lifetime JPH089087Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 用紙搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089087Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5663963B2 (ja) * | 2010-05-31 | 2015-02-04 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
JP5983698B2 (ja) * | 2014-10-08 | 2016-09-06 | ブラザー工業株式会社 | 搬送装置及び画像記録装置 |
JP7443045B2 (ja) * | 2019-12-16 | 2024-03-05 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63127940A (ja) * | 1986-11-19 | 1988-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 案内装置 |
-
1990
- 1990-01-09 JP JP1990000365U patent/JPH089087Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0391443U (ja) | 1991-09-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |