JPH0890749A

JPH0890749A - 版胴

Info

Publication number: JPH0890749A
Application number: JP7234412A
Authority: JP
Inventors: Xaver Bachmeir; クサーヴァー・バッハメール; Eckhard Tusche; エックハルト・トゥシェ; Johannes Ruschkowski; ヨハンネス・ルシュコウスキ
Original assignee: MAN Roland Druckmaschinen AG
Current assignee: Manroland AG
Priority date: 1994-09-15
Filing date: 1995-09-12
Publication date: 1996-04-09
Also published as: DE29503401U1; DE4432817A1; US5622111A

Abstract

(57)【要約】【課題】外周方向に移動可能である印刷フィルムによ
り覆われるとともに、簡単な方法で印刷フィルムを送る
ことが可能である版胴を提供すること。【解決手段】版胴１の外表面に印刷フィルム５が巻か
れ、印刷フィルム５の端部が、版胴１の内部に回転可能
に取付けられた巻付けローラ４，６に固定され、巻付け
ローラ４，６を回転させるための駆動装置３が設けられ
た輪転印刷機内の版胴１において、駆動装置３が、版胴
１の外部に取付けられ、駆動装置３と、駆動される巻付
けローラ４，６との間には、分離可能なクラッチ１２が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、印刷フィルム（印
刷フォイル）が外表面に張られた、輪転印刷機の版胴に
関する。印刷フィルムの端部は、版胴内部に回転可能に
取付けられた巻付けローラに固定され、巻付けローラを
回転させるための駆動手段が設けられている。

【０００２】

【従来の技術】ドイツ公開公報DE-43-03-872-A1 号に
は、上記のような版胴が既に開示されている。この公報
における版胴の外表面には、それぞれの印刷工程に対す
る印刷版を形成する印刷フィルムが張られている。印刷
フィルムの先端部および後端部は、版胴内部の第１のロ
ーラあるいは第２のローラに取付けられている。この
際、第１のローラには、未使用の印刷フィルムが巻付け
られ、第２のローラには、使用済みの印刷フィルムが巻
付けられている。版胴は、第１のローラ、あるいは両方
のローラを駆動するための駆動手段を有して構成されて
いる。そして、版胴の外表面に張られた印刷フィルム上
に形成された画線部に対する印刷が終了した後に、第１
のローラから新しい印刷フィルムを版胴の外表面上へ送
ると同時に、印刷フィルムの使用済み部分を第２のロー
ラに巻き付けるために、駆動手段によりローラが回転さ
れる。この際、版胴の外表面上に載っている印刷フィル
ム部分には、リソグラフ印刷工程に対するベース部が再
び形成されている。この印刷フィルムは、完成された画
線部を備えているか、あるいは、印刷機械内部におい
て、この印刷フィルムに画線部が直接的に形成される。
画線部の直接形成は、インクジェット方式、熱転写方
式、あるいはレーザアブレーションが好適であるレーザ
ビーム方式により実現される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】印刷フィルムを送るた
めに、モータ等の駆動手段が用いられているが、この駆
動手段は、版胴内部に設置されていた。

【０００４】本発明は、外周方向に移動可能である印刷
フィルムにより覆われるとともに、簡単な方法で印刷フ
ィルムを送ることが可能である版胴を提供することを課
題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記の課題は、請求項１
に記載された手段により解決される。また、好適な実施
の形態は、従属請求項で明らかにされている。

【０００６】本発明では、駆動装置が、版胴の外部、詳
しく言えば、印刷機械の側壁部の近傍に設置され、これ
により、場所をとらない解決方法が実現されている。版
胴の内部空間は、完全に巻付けローラを収容するための
みに使用される。この際、版胴の内部空間へのエネルギ
の供給が必要でなくなる。

【０００７】版胴には、複数の印刷フィルム、例えば４
色刷りのための４つの印刷フィルムが張られるのが好適
である。この際にも、４つの印刷フィルムのすべてを、
１つの駆動装置で送ることが可能である。

【０００８】また、本発明では、印刷フィルムの送りが
終了した後での印刷フィルムの固定、および印刷工程中
における印刷フィルムの位置ずれの防止が実現されてい
る。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図１は、駆動装置、側壁
部、および版胴を示す断面図である。図２は、印刷フィ
ルムおよび２つの巻付けローラを備えたカセットを示す
斜視図および正面図である。図３は、側壁部に軸受けさ
れている版胴を示す斜視図である。図４は、４つのカセ
ットを備えた図３による版胴を示す斜視図である。図５
は、印刷フィルムの送りを補助するための空気供給部を
示す横断面図および縦断面図である。

【００１０】図１に示される版胴１は、（図示されな
い）軸を介して、側壁部２に設置されている。特に電気
モータ３、あるいは空気式モータ、油圧式モータ、ある
いは印刷機械の他の駆動装置に対して係合および離脱可
能なギヤ装置である駆動装置が、側壁部２に設けられて
いる。この駆動装置は、版胴１の内部に取付けられると
ともに印刷フィルム（印刷フォイル）５が層状に巻かれ
た巻付けローラ４を回転させるために設けられている。
巻付けローラ４を回転させることで、印刷フィルム５
が、（図２（ａ）および図２（ｂ）に示される）同様に
駆動される別の巻付けローラ６から巻き戻され、巻付け
ローラ４に巻き取られる。巻付けローラ４は、多角形の
断面を有するシャフト７およびジャーナル８，９を介し
て、滑り軸受け１０，１１により、版胴１内に設置され
ている。巻付けローラ４のジャーナル８，９が、バネ１
３の復元力に抗して固定セグメント１４，１５から押し
出されている時に、巻付けローラ４が、クラッチ１２を
介して電気モータ３により、版胴１内で回転可能とな
る。爪１６と爪１７とがかみ合わず、爪１６により巻付
けローラ４とともに爪１７が矢印Ａの方向に移動されな
い間は、巻付けローラ４は、ジャーナル８，９を介して
摩擦力により固定セグメント１４，１５内に固定され
る。このために、ジャーナル８，９および固定セグメン
ト１４，１５が、円錐形の壁部１８を有している。そし
て、この壁部１８の角度により、静止摩擦力が決定され
る。

【００１１】巻付けローラ６は、巻付けローラ４と共通
に同一の駆動装置、例えば電気モータ３により駆動され
るか、あるいは（図２ａに示されるように、）クラッチ
１２に構造的に類似する（図示されない）クラッチの爪
１７’を介して別の駆動装置により駆動される。

【００１２】巻付けローラ４には、例えばボール紙チュ
ーブ１９およびエンドキャップ２０を介して印刷フィル
ム５が装着されている。巻付けローラ４と巻付けローラ
６とは、巻付けローラ４，６に巻き付けられた印刷フィ
ルム５とともに、（図３に示されるように、）側壁部２
に形成された開口部３７を通して、版胴１の駆動側の端
面部２１において、版胴１からの取出しあるいは版胴１
への挿入が可能となっている。巻付けローラ４，６を取
り出す際には、ジャーナル９のみが版胴１内に残され
る。ジャーナル８は、巻付けローラ４あるいは巻付けロ
ーラ６と連結され、これらと共に取り出し可能であるの
が好適である。

【００１３】印刷工程では、クラッチ１２の爪１６と爪
１７とは、互いに分離されるようになっている。クラッ
チ１２の爪１６は、ステータ２５に付属するアンカー２
２に連結されている。アンカー２２は、爪１６と逆方向
において、軸方向に移動可能にシャフト２４に取付けら
れており、クラッチ１２が閉じられた際には、シャフト
２４により巻付けローラ４のシャフト７が回転される。
ステータ２５に電流が流されない間においては、シャフ
ト２４に取付けられたアンカー２２は、引きバネ２３の
引張力により矢印Ｂの方向に付勢されて、クラッチ１２
の爪１７から離間されるようになっている。

【００１４】そして、版胴１が静止状態にあり、印刷フ
ィルム５を巻付けローラ６から巻付けローラ４に送る必
要がある場合には、ステータ２５のコイルに電流が流さ
れて、これにより、磁化可能であるとともに永久磁石で
ない材料から形成され、ステータ２５を覆うハウジング
２６が磁化される。そして、磁気誘導により、アンカー
２２が逆の極性を有するように磁化され、これにより、
アンカー２２とハウジング２６との間の間隙２７の距離
がゼロになるまで、アンカー２２が矢印Ａの方向にハウ
ジング２６へ引き寄せられる。従って、磁気誘導の強さ
は、引きバネ２３の復元力よりも大きくなっている。こ
の状態では、クラッチ１２の爪１６と爪１７とがかみ合
っており、印刷フィルム５を送るために、シャフト７
が、シャフト２４を介して電気モータ３により回転され
る。

【００１５】引きバネ２３を用いる代わりに、ステータ
を備え、電流を流すとアンカー２２に対して反対方向に
移動する別のアンカーを設けることも可能である。これ
により、印刷フィルム５の送りが終了した後に、ステー
タ２５の代わりに別のアンカーに対するステータに電流
を流すと、別のアンカーおよびこれに伴ってアンカー２
２が、矢印Ｂの方向に引き戻される。さらに、クラッチ
１２の爪１６を爪１７の方向へ移動させ、その後再びそ
の状態から離脱させるために、他の手段、例えば圧縮空
気あるいは油圧装置を利用することが可能である。

【００１６】電気モータ３は、支持部材２８を介して、
側壁部２に固定されている。シャフト２４およびアンカ
ー２２は、支持部材２８内において回転可能に軸受けさ
れている。

【００１７】（図２ａに示されるように、）巻付けロー
ラ４，６は、ケース部２９，３０の内部に収容されてい
る。ケース部２９，３０には、それぞれ印刷フィルム５
を通すためのスリット３１，３２が設けられている。側
壁部２に向く版胴１の端面部２１では、共通の固定セグ
メント１４、および（図１に示されるように、）固定セ
グメント１４の孔部３５，３６を通して締付けられる締
付ボルト３３，３４を用いて、巻付けローラ４，６が版
胴１内に固定されている。巻付けローラ４，６は、ケー
ス部２９，３０、固定セグメント１４、およびクラッチ
１２のための爪１７とともに、版胴１から取出し可能な
カセット４０を構成している。印刷フィルム５に対する
印刷が終了した後、あるいは新しい印刷ジョブのための
異なる印刷対象を備えた印刷フィルムが必要となった際
に、特に同じ側、すなわち版胴１の端面部２１におい
て、（図３に示される）開口部３７を通して、版胴１か
らカセット４０が取出され、新しいカセットと取り替え
られるのが好適である。

【００１８】巻付けローラ４に対するクラッチ１２およ
び巻付けローラ６に対するクラッチが、側壁部２に形成
された開口部４４，４５を通されるようになっており、
これにより、巻付けローラ４，６がシャフト２４によっ
て回転される。版胴１内に、複数のカセット、例えば
（図４に示されるように、）４つのカセット４０，４
１，４２，４３が収容され、カセット４０，４１，４
２，４３の印刷フィルム５を送る場合でも、１つの駆動
装置のみが必要となるだけである。版胴１は、それぞれ
次のカセット４０，４１，４２，４３の印刷フィルム５
が送られる前に、９０度回転される。これにより、対応
するカセット４０，４１，４２，４３の巻付けローラ
４，６のシャフト７は、クラッチ１２の爪１７，１７’
とともに、開口部４４，４５に対して、位置決めされ後
方に配置される。

【００１９】版胴１に４つのカセット４０，４１，４
２，４３が取付けられる場合には、輪転印刷機内の１つ
の版胴１のみにより、４色刷り印刷が実行される。この
際、カセット４０，４１，４２，４３のそれぞれの印刷
フィルム５には、それぞれブラック、ブルー、レッド、
およびイエローのインキに対する画線部が形成されてい
る。

【００２０】版胴１の外表面の近傍には、印刷フィルム
５に対する画線部を形成するための、例えばレーザアブ
レーションあるいは熱転写用のプリントヘッドのような
画像生成装置が設けられているのが好適である。

【００２１】本発明により、少なくとも１つのカセット
４０、好ましくは複数のカセット４０，４１，４２，４
３を有して構成され、それぞれのカセットが側壁部２に
形成された開口部３７を通して版胴１から取出し可能で
ある版胴１が提供される。カセット４０，４１，４２，
４３には、それぞれ巻付けローラが設けられており、そ
れぞれの巻付けローラは、例えば電気モータ３のような
駆動装置を介して駆動可能であり、すなわち、シャフト
２４、クラッチ１２、およびシャフト７を介して巻付け
ローラ４が回転可能となっている。また、巻付けローラ
４と巻付けローラ６とは、１つの駆動装置により回転さ
れるのが好適である。この際、クラッチ１２を介して、
シャフト２４がシャフト７に連結される。

【００２２】また、開口部３７を通して巻付けローラ
４，６を挿入するとともに、版胴１の表面セグメント３
８，３９上に印刷フィルム５を被せるのを容易とするた
めに、表面セグメント３８，３９の端面側の縁部３８
０，３９０が斜めに形成されるのが好適である。

【００２３】さらに、印刷フィルム５の巻付け（送り）
を補助するために、（図５ａに示されるように、）表面
セグメント３８，３９の幅方向に延びる縁部３８１，３
９１の近傍には、空気噴出孔４８を備えた空気供給部４
６，４７が設けられている。表面セグメント３８におけ
る巻付けローラ４の回転あるいは表面セグメント３９に
おける隣接して配置された巻付けローラ６の回転が実施
されている間では、それぞれの印刷フィルム５の底面下
部には、圧縮空気が吹出される。これにより、印刷フィ
ルム５と表面セグメント３８，３９との間の滑り摩擦が
大幅に減少される。

【００２４】（図５ｂに示されるように、）空気供給管
４９は、印刷機械の側壁部２’を通されて、矢印の方向
に移動可能となっており、印刷フィルム５を送る前に、
版胴１の端面部２１’に押圧されるようになっている。
この際、ゴムパッキン５０により、空気供給管４９が端
面部２１’に対して密着される。

【図面の簡単な説明】

【図１】駆動装置、側壁部、および版胴を示す断面図で
ある。

【図２】印刷フィルムおよび２つの巻付けローラを備え
たカセットを示すもので、（ａ）は斜視図、（ｂ）は正
面図である。

【図３】側壁部に軸受けされている版胴を示す斜視図で
ある。

【図４】４つのカセットを備えた図３による版胴を示す
斜視図である。

【図５】印刷フィルムの送りを補助するための空気供給
部を示すもので、（ａ）は横断面図、（ｂ）は縦断面図
である。

【符号の説明】

１版胴２側壁部３電気モータ（駆動装置）４，６巻付けローラ５印刷フィルム（印刷フォイル）７シャフト８，９ジャーナル１０，１１滑り軸受け１２クラッチ１３バネ１４，１５固定セグメント１６，１７爪１８側面部１９（ボール紙）チューブ２０エンドキャップ２２アンカー２３（引き）バネ２４シャフト２５ステータ２９，３０ケース部３１，３２スリット３７開口部３８，３９表面セグメント４０，４１，４２，４３カセット４８空気噴出孔３８０，３９０端面側縁部３８１，３９１幅方向に延びる縁部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者ヨハンネス・ルシュコウスキドイツ国・Ｄ−86199・アウクスブルク・オットー−ハーン−シュトラーセ・18

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】版胴（１）の外表面に印刷フィルム
（５）が巻かれ、該印刷フィルム（５）の端部が、前記
版胴（１）の内部に回転可能に取付けられた巻付けロー
ラ（４，６）に固定され、該巻付けローラ（４，６）を
回転させるための駆動装置（３）が設けられた輪転印刷
機内の版胴（１）において、前記駆動装置（３）が、前記版胴（１）の外部に取付け
られ、前記駆動装置（３）と、駆動される前記巻付けローラ
（４，６）との間には、分離可能なクラッチ（１２）が
設けられていることを特徴とする版胴。
【請求項２】請求項１記載の版胴（１）において、それぞれの前記巻付けローラ（４，６）が、前記版胴
（１）の外部に取付けられたそれぞれ１つの前記駆動装
置（３）により駆動可能であるか、あるいは、前記版胴
（１）の外部に前記駆動装置（３）が１つだけ設置さ
れ、この駆動装置により、前記巻付けローラ（４，６）
が共通に駆動可能であることを特徴とする版胴。
【請求項３】請求項１または請求項２記載の版胴
（１）において、前記駆動装置（３）が、輪転印刷機の側壁部（２）に固
定されていることを特徴とする版胴。
【請求項４】請求項１ないし請求項３のいずれかに記
載の版胴（１）において、前記駆動装置が、電気モータ（３）、油圧式モータ、あ
るいは空気式モータであることを特徴とする版胴。
【請求項５】請求項１ないし請求項４のいずれかに記
載の版胴（１）において、前記巻付けローラ（４，６）が、１つあるいは複数の前
記駆動装置（３）により駆動されていない間では、前記
巻付けローラ（４，６）が、固定セグメント（１４，１
５）により前記版胴（１）内に固定されていることを特
徴とする版胴。
【請求項６】請求項５記載の版胴（１）において、前記巻付けローラ（４，６）が、円錐状の側面部（１
８）を備えたジャーナル（８、９）を介して、同様に円
錐状の側面部を備えた前記固定セグメント（１４，１
５）内にて、バネ（１３）の復元力に抗して摩擦により
固定されていることを特徴とする版胴。
【請求項７】請求項１ないし請求項６のいずれかに記
載の版胴（１）において、前記クラッチ（１２）により、前記駆動装置（３）と前
記巻付けローラ（４，６）とが、電磁式手段、空気式手
段、油圧式手段、あるいはバネ（２３）の復元力によ
り、連結あるいは分離されることを特徴とする版胴。
【請求項８】請求項７記載の版胴（１）において、前記クラッチ（１２）は、ステータ（２５）による、シ
ャフト（２４）に連結されたアンカー（２２）内での磁
気誘導を用いることで閉鎖可能となっており、前記アン
カー（２２）が、磁化可能な永久磁石でない材料から形
成されていることを特徴とする版胴。
【請求項９】請求項８記載の版胴（１）において、前記クラッチ（１２）が、引きバネ（２３）により分離
可能であることを特徴とする版胴。
【請求項１０】請求項５ないし請求項９のいずれかに
記載の版胴（１）において、前記クラッチ（１２）が、爪（１６，１７）を備えたか
み合いクラッチであることを特徴とする版胴。
【請求項１１】請求項５ないし請求項１０のいずれか
に記載の版胴（１）において、前記１つあるいは複数の駆動装置（３）と、前記巻付け
ローラ（４）あるいは前記巻付けローラ（４，６）と
が、前記クラッチ（１２）の軸方向の移動により、連結
される際には、巻付けローラ（４）あるいは巻付けローラ（４，６）の
ジャーナル（８，９）と、前記巻付けローラ（４）ある
いは巻付けローラ（４，６）の１つあるいは複数のシャ
フト（７）とが解放され、前記巻付けローラ（４）あるいは前記巻付けローラ
（４，６）が、１つあるいは複数の前記駆動装置（３）
と連結された状態で、前記版胴（１）内で回転可能であ
ることを特徴とする版胴。
【請求項１２】請求項１ないし請求項１１のいずれか
に記載の版胴（１）において、前記巻付けローラ（４，６）が、滑り軸受け（１０，１
１）を介して、前記版胴（１）内に軸受けされているこ
とを特徴とする版胴。
【請求項１３】請求項１ないし請求項１２のいずれか
に記載の版胴（１）において、２つの前記巻付けローラ（４，６）が、これらが連結さ
れた固定セグメント（１４）とともに、それぞれカセッ
ト（４０，４１，４２，４３）を構成し、該カセットが、前記版胴（１）から取出し可能であり、前記巻付けローラ（４，６）が、前記駆動装置側に向い
ている前記ジャーナル（８）とともに前記版胴（１）か
ら取出し可能であることを特徴とする版胴。
【請求項１４】請求項１３記載の版胴（１）におい
て、前記カセット（４０，４１，４２，４３）が、側壁部
（２）に形成された開口部（３７）を通して、前記版胴
（１）から取出し可能であることを特徴とする版胴。
【請求項１５】請求項１３または請求項１４記載の版
胴（１）において、前記巻付けローラ（４，６）が、それぞれスリット（３
１，３２）を備えたケース部（２９，３０）に収容さ
れ、前記印刷フィルム（５）が、前記スリット（３１，３
２）を通して送り可能であることを特徴とする版胴。
【請求項１６】請求項１ないし請求項１５のいずれか
に記載の版胴（１）において、前記巻付けローラ（４，６）が、前記印刷フィルム
（５）を巻くために、特に多角形の断面を有するのが好
適であるシャフト（７）と、該シャフト（７）に装着さ
れるエンドキャップ（２０）およびチューブ（１９）と
を有して構成されていることを特徴とする版胴。
【請求項１７】請求項１ないし請求項１６のいずれか
に記載の版胴（１）において、前記版胴（１）には、複数のカセット（４０，４１，４
２，４３）、好ましくは４つのカセット（４０，４１，
４２，４３）が備えられていることを特徴とする版胴。
【請求項１８】請求項１ないし請求項１７のいずれか
に記載の版胴（１）において、表面セグメント（３８，３９）には、前記印刷フィルム
（５）を装着するために、斜めに形成された端面側縁部
（３８０，３９０）が設けられていることを特徴とする
版胴。
【請求項１９】請求項１ないし請求項１８のいずれか
に記載の版胴（１）において、表面セグメント（３８，３９）には、その幅方向に延び
る縁部（３８１，３９１）に、前記印刷フィルム（５）
が巻かれる間において圧縮空気を噴出する空気噴出孔
（４８）が設けられていることを特徴とする版胴。