JPH0443789B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443789B2 JPH0443789B2 JP58214567A JP21456783A JPH0443789B2 JP H0443789 B2 JPH0443789 B2 JP H0443789B2 JP 58214567 A JP58214567 A JP 58214567A JP 21456783 A JP21456783 A JP 21456783A JP H0443789 B2 JPH0443789 B2 JP H0443789B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen
- paper
- roller
- ink film
- machine frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/36—Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は多色印字サーマルプリンタの改良に関
するものである。
するものである。
従来技術と問題点
第1図はサーマルプリンタの要部概要を示す。
図中、1はプラテン、2はサーマルヘツド、3は
インクフイルム、4は用紙、5はガイドローラで
ある。プラテン1は、図示しない駆動源により所
定時機に駆動されて矢印で示す時計方向に正転
し、巻芯6にロール状に巻装されて繰り出される
用紙4を矢印で示す前方に移送する。このプラテ
ン1は、用紙4,インクフイルム3を介しサーマ
ルヘツド2に圧接する。サーマルヘツド2のプラ
テン1に圧接する部分には、多数の発熱体が図の
紙面と垂直方向に直線状に設けられている。印字
に際しては、プラテン1を矢印方向に回転させて
用紙4を矢印方向に移送するとともに、インクフ
イルム3を同速度で矢印方向に移送し、所定のパ
ターンでサーマルヘツド2の発熱体に通電して該
発熱体に対向するインクフイルム3のインクを溶
解させることにより用紙4に対する印字が行われ
る。この場合、ガイドローラ5は、プラテン1に
より移送される用紙4を印字部(プラテン1がサ
ーマルヘツド2に圧接する部分)の両側でプラテ
ン1に密着させて印字品質を向上させる役割を果
たす。
図中、1はプラテン、2はサーマルヘツド、3は
インクフイルム、4は用紙、5はガイドローラで
ある。プラテン1は、図示しない駆動源により所
定時機に駆動されて矢印で示す時計方向に正転
し、巻芯6にロール状に巻装されて繰り出される
用紙4を矢印で示す前方に移送する。このプラテ
ン1は、用紙4,インクフイルム3を介しサーマ
ルヘツド2に圧接する。サーマルヘツド2のプラ
テン1に圧接する部分には、多数の発熱体が図の
紙面と垂直方向に直線状に設けられている。印字
に際しては、プラテン1を矢印方向に回転させて
用紙4を矢印方向に移送するとともに、インクフ
イルム3を同速度で矢印方向に移送し、所定のパ
ターンでサーマルヘツド2の発熱体に通電して該
発熱体に対向するインクフイルム3のインクを溶
解させることにより用紙4に対する印字が行われ
る。この場合、ガイドローラ5は、プラテン1に
より移送される用紙4を印字部(プラテン1がサ
ーマルヘツド2に圧接する部分)の両側でプラテ
ン1に密着させて印字品質を向上させる役割を果
たす。
ところで、用紙4の移送は、単色印字のサーマ
ルプリンタの場合は矢印で示す前送りだけで良い
が、多色印字のカラーサーマルプリンタの場合は
1色の印字を完了した時点でプラテン1を一旦停
止した後逆転させて用紙4を最初の状態まで逆送
りすることになる。この場合のインクフイルム
は、Y(イエロー)色,M(マジエンタ)色,C
(シアン)色のインクがこの順序で連続形成され
ており、例えばY色の印字を完了してプラテン1
が上記のように停止したときに移送を停止され、
用紙4を逆送りしてプラテン1が正転を始めたと
きに再び移送されて次の色の印字が行われるよう
になつている。
ルプリンタの場合は矢印で示す前送りだけで良い
が、多色印字のカラーサーマルプリンタの場合は
1色の印字を完了した時点でプラテン1を一旦停
止した後逆転させて用紙4を最初の状態まで逆送
りすることになる。この場合のインクフイルム
は、Y(イエロー)色,M(マジエンタ)色,C
(シアン)色のインクがこの順序で連続形成され
ており、例えばY色の印字を完了してプラテン1
が上記のように停止したときに移送を停止され、
用紙4を逆送りしてプラテン1が正転を始めたと
きに再び移送されて次の色の印字が行われるよう
になつている。
この場合に、逆送りされた用紙を次に正しく送
るためには逆送りされた用紙を確実にロール状に
巻き戻してたるみをなくする必要がある。
るためには逆送りされた用紙を確実にロール状に
巻き戻してたるみをなくする必要がある。
発明の目的
本発明は上述の要望を実現するためのもので、
用紙逆送り時に該用紙がたるみを生じないように
確実に巻き取ることのできるサーマルプリンタを
提供することを目的としている。
用紙逆送り時に該用紙がたるみを生じないように
確実に巻き取ることのできるサーマルプリンタを
提供することを目的としている。
発明の実施例
以下、第2図乃至第7図に関連して本発明の実
施例を説明する。
施例を説明する。
第2図は本発明を適用した多色印字サーマルプ
リンタの斜視図(インクフイルムを収納するフイ
ルムマガジンは省略)で、図中、11はガイドロ
ーラ、12はプラテン、13はサーマルヘツド、
14は機枠である。
リンタの斜視図(インクフイルムを収納するフイ
ルムマガジンは省略)で、図中、11はガイドロ
ーラ、12はプラテン、13はサーマルヘツド、
14は機枠である。
ガイドローラ11は第1の支持部材15に回転
自在に支持され、第1の支持部材15は機枠14
に支持軸16を介し回動自在に支持されている。
自在に支持され、第1の支持部材15は機枠14
に支持軸16を介し回動自在に支持されている。
プラテン12は第2の支持部材17に回転自在
に支持され、第2の支持部材17は機枠14に支
持軸18を介し回動自在に支持されている。プラ
テン12は、機枠14に取り付けられたパルスモ
ータ19によりギア等の駆動系を介し駆動される
(詳細後述)ようになつている。
に支持され、第2の支持部材17は機枠14に支
持軸18を介し回動自在に支持されている。プラ
テン12は、機枠14に取り付けられたパルスモ
ータ19によりギア等の駆動系を介し駆動される
(詳細後述)ようになつている。
サーマルヘツド13は、機枠14内に略水平に
設けられている。
設けられている。
インクフイルムを収納するフイルムマガジン2
0の詳細は第3図の平面図及び第4図の側面図に
示す通りである。フイルムマガジン20は、マガ
ジン本体21内に第4図に点線で示すインクフイ
ルム22を繰り出し及び巻き取り可能に収納して
なり、マガジン本体21は1対の側板23を備え
ている。側板23には、フランジ24,25及び
フランジ24′,25′が回転自在に支持されてい
る。インクフイルム22は、フランジ24,25
間に装着される巻芯27に巻回されて繰り出さ
れ、フランジ24′,25′間に装着される巻芯2
8に巻き取られるが、この場合、フランジ24,
24′はスプリング26,26′により矢印で示す
内方に付勢されて移動可能となつているため、巻
芯27,28は確実に保持されてインクフイルム
22の繰り出し巻き取りは円滑に行われる。
0の詳細は第3図の平面図及び第4図の側面図に
示す通りである。フイルムマガジン20は、マガ
ジン本体21内に第4図に点線で示すインクフイ
ルム22を繰り出し及び巻き取り可能に収納して
なり、マガジン本体21は1対の側板23を備え
ている。側板23には、フランジ24,25及び
フランジ24′,25′が回転自在に支持されてい
る。インクフイルム22は、フランジ24,25
間に装着される巻芯27に巻回されて繰り出さ
れ、フランジ24′,25′間に装着される巻芯2
8に巻き取られるが、この場合、フランジ24,
24′はスプリング26,26′により矢印で示す
内方に付勢されて移動可能となつているため、巻
芯27,28は確実に保持されてインクフイルム
22の繰り出し巻き取りは円滑に行われる。
フイルムマガジン20は機枠14内に着脱可能
に装着されるが、次に第5図により着脱要領の概
要を説明する。なお、第5図ではインクフイルム
を省略している。
に装着されるが、次に第5図により着脱要領の概
要を説明する。なお、第5図ではインクフイルム
を省略している。
マガジン本体の側板23には前ロツド29と後
ロツド30とが突設され、一方機枠14にはこれ
らのロツドと対応する前ストツパ31と後ストツ
パ32とが取り付けられている。前ストツパ31
は固定され、後ストツパ32は機枠14に回動自
在に支持される角形軸33に取り付けられてい
る。マガジン装着に際しては、マガジン本体21
を点線の状態に保つて前ロツド29を前ストツパ
31の凹部34に係合させた後、該係合部を支点
としてマガジン本体21を計時方向に回動させ
る。ここでマガジン本体21の底部が軸33に取
り付けられたばね35と係合して該ばね35を弾
性変形させるとともに、後ロツド30が後ストツ
パ32の傾斜面36と係合して該傾斜面36上を
辷りながら回動が進行する。そしてこの回動が所
定量進行すると、後ロツド30が図中実線で示す
ように後ストツパ32の凹部37と係合し、この
係合とばね35の付勢力によつてマガジン本体2
1は実線の状態に容易かつ確実に装着される。な
お、この装着は、支持部材15,17を第2図に
示すように開いておいて行う。このように装着さ
れたフイルムマガジン20をフイルム交換等のた
めに取り外すときは、後ストツパ32を第5図の
時計方向に後ロツド30が凹部37から外れるま
で回動させれば良く、取り外しはきわめて容易で
ある。
ロツド30とが突設され、一方機枠14にはこれ
らのロツドと対応する前ストツパ31と後ストツ
パ32とが取り付けられている。前ストツパ31
は固定され、後ストツパ32は機枠14に回動自
在に支持される角形軸33に取り付けられてい
る。マガジン装着に際しては、マガジン本体21
を点線の状態に保つて前ロツド29を前ストツパ
31の凹部34に係合させた後、該係合部を支点
としてマガジン本体21を計時方向に回動させ
る。ここでマガジン本体21の底部が軸33に取
り付けられたばね35と係合して該ばね35を弾
性変形させるとともに、後ロツド30が後ストツ
パ32の傾斜面36と係合して該傾斜面36上を
辷りながら回動が進行する。そしてこの回動が所
定量進行すると、後ロツド30が図中実線で示す
ように後ストツパ32の凹部37と係合し、この
係合とばね35の付勢力によつてマガジン本体2
1は実線の状態に容易かつ確実に装着される。な
お、この装着は、支持部材15,17を第2図に
示すように開いておいて行う。このように装着さ
れたフイルムマガジン20をフイルム交換等のた
めに取り外すときは、後ストツパ32を第5図の
時計方向に後ロツド30が凹部37から外れるま
で回動させれば良く、取り外しはきわめて容易で
ある。
上述の要領でフイルムマガジン20の装着を完
了したが、ガイドローラ11,用紙及びプラテン
12を印字可能状態に順次セツトするが、そのセ
ツト要領は次の通りである。
了したが、ガイドローラ11,用紙及びプラテン
12を印字可能状態に順次セツトするが、そのセ
ツト要領は次の通りである。
ガイドローラ11のセツトは、支持部材15を
第2図の開状態から矢印で示す閉方向に回動させ
て行う。この回動により、支持部材15に設けら
れた係止片38(第2図参照)が機枠14に係止
してガイドローラ11はインクフイルム22上の
所定位置にセツトされる。
第2図の開状態から矢印で示す閉方向に回動させ
て行う。この回動により、支持部材15に設けら
れた係止片38(第2図参照)が機枠14に係止
してガイドローラ11はインクフイルム22上の
所定位置にセツトされる。
用紙のセツトは、ロール状用紙を支持する軸を
機枠14に設けられた支持部39(第2図参照)
に支持させ、該ロール状用紙を上述のようにセツ
トされた2本のガイドローラ11の上を通して引
き出すことにより行われる。
機枠14に設けられた支持部39(第2図参照)
に支持させ、該ロール状用紙を上述のようにセツ
トされた2本のガイドローラ11の上を通して引
き出すことにより行われる。
また、プラテン12のセツトは、支持部材17
を第2図の開状態から矢印で示す開方向に回動さ
せて行う。この回動により、プラテン12は、機
枠14に設けられた軸受部40(第2図参照)に
支持され、回動の後期に該プラテン12と係合し
て回動する係合部材41の係止部42により軸部
を上方から係止されて確実にセツトされる。この
ようにしてセツトされたプラテン12は、サーマ
ルヘツド13にインクフイルム、用紙を介し圧接
する。そして、このセツト時にプラテン12の軸
部に設けられたギア43が、機枠14側に設けら
れパルスモータ19により駆動される駆動系のギ
ア44と係合する。
を第2図の開状態から矢印で示す開方向に回動さ
せて行う。この回動により、プラテン12は、機
枠14に設けられた軸受部40(第2図参照)に
支持され、回動の後期に該プラテン12と係合し
て回動する係合部材41の係止部42により軸部
を上方から係止されて確実にセツトされる。この
ようにしてセツトされたプラテン12は、サーマ
ルヘツド13にインクフイルム、用紙を介し圧接
する。そして、このセツト時にプラテン12の軸
部に設けられたギア43が、機枠14側に設けら
れパルスモータ19により駆動される駆動系のギ
ア44と係合する。
また、上述のようにセツトされているフイルム
マガジン20の巻芯28を巻回するインクフイル
ムの下面は、パルスモータ19により駆動系を介
し駆動されて矢印方向に走行するベルト45(第
2図参照)等により駆動されるようになつてい
る。
マガジン20の巻芯28を巻回するインクフイル
ムの下面は、パルスモータ19により駆動系を介
し駆動されて矢印方向に走行するベルト45(第
2図参照)等により駆動されるようになつてい
る。
従つて、上述のようにプラテン12のセツトを
完了した第6図の状態では、パルスモータ19に
より、プラテン12を回転させて用紙60をたる
みなく(ガイドローラ11の作用による)移送す
るとともにインクフイルムを移送し、所定時機に
サーマルヘツド13の所定の発熱体に通電するこ
とにより印字を行うことが可能である。そして、
例えばY色の印字を完了してM色の印字を行うと
きは、パルスモータ19の作動を一旦停止し、イ
ンクフイルム移送の駆動系による動力伝達を断に
しかつインクフイルム移送をロツク(このための
構成,作用の説明は省略する)した後、パルスモ
ータ19を逆転させて用紙60をもとの状態まで
逆送りする。そして、次にインクフイルム移送駆
動系の断及びインクフイルム移送ロツクを解除し
パルスモータ19を正転させてM色の印字を開始
する。
完了した第6図の状態では、パルスモータ19に
より、プラテン12を回転させて用紙60をたる
みなく(ガイドローラ11の作用による)移送す
るとともにインクフイルムを移送し、所定時機に
サーマルヘツド13の所定の発熱体に通電するこ
とにより印字を行うことが可能である。そして、
例えばY色の印字を完了してM色の印字を行うと
きは、パルスモータ19の作動を一旦停止し、イ
ンクフイルム移送の駆動系による動力伝達を断に
しかつインクフイルム移送をロツク(このための
構成,作用の説明は省略する)した後、パルスモ
ータ19を逆転させて用紙60をもとの状態まで
逆送りする。そして、次にインクフイルム移送駆
動系の断及びインクフイルム移送ロツクを解除し
パルスモータ19を正転させてM色の印字を開始
する。
本発明に係る用紙巻き戻し機構はこの用紙逆送
り時における用紙たるみをなくして次の用紙移送
を正しく行えるようにするためのもので、その構
成,作用は次の通りである。
り時における用紙たるみをなくして次の用紙移送
を正しく行えるようにするためのもので、その構
成,作用は次の通りである。
用紙巻き戻し機構46は、第2図及び第7図に
示すように、支持部材17に回転可能に支持され
るローラ47と、該ローラ47の軸に一端部が回
動自在に支持されるリンク48と、該リンク48
の他端部に回転可能に支持されるローラ49とを
備えている。ローラ47は、プラテン12により
ベルト50を介して同回転方向に駆動され、ロー
ラ49は、ローラ47によりベルト51を介し同
じ回転方向に駆動されてプラテン12と同一周速
で回転するようになつている。このローラ49
は、プラテン12を上述のようにセツトしたとき
に、リンク48に固定されたコ字形の金具52と
支持部材17に固定された金具53との間に設け
られたスプリング54により付勢されて第7図に
示すようにロール状用紙60の表面に圧接する。
この場合、金具52は、詳細図示は省略するが、
支持部材17を閉方向に回動させてプラテンセツ
トを行う際に、ローラ49が確実に用紙に接する
方向に移動する案内の役割を果たす。なお、詳細
図示を省略したが、プラテン12の回転をローラ
49に伝達する動力系の途中にはワンウエイクラ
ツチが設けられており、プラテン12逆転時(用
紙逆送り時)にのみローラ49に動力が伝達さ
れ、プラテン12正転時(印字時)には動力が伝
達されずに辷り可能となつている。従つて、ロー
ル状用紙60に圧接するローラ49は、プラテン
12が正転して用紙60が繰り出されるときは抵
抗とならずに空転し、プラテン12が逆転して用
紙60を逆送りするときは用紙60をゆるみなく
確実にロール状に巻き戻すことが可能である。
示すように、支持部材17に回転可能に支持され
るローラ47と、該ローラ47の軸に一端部が回
動自在に支持されるリンク48と、該リンク48
の他端部に回転可能に支持されるローラ49とを
備えている。ローラ47は、プラテン12により
ベルト50を介して同回転方向に駆動され、ロー
ラ49は、ローラ47によりベルト51を介し同
じ回転方向に駆動されてプラテン12と同一周速
で回転するようになつている。このローラ49
は、プラテン12を上述のようにセツトしたとき
に、リンク48に固定されたコ字形の金具52と
支持部材17に固定された金具53との間に設け
られたスプリング54により付勢されて第7図に
示すようにロール状用紙60の表面に圧接する。
この場合、金具52は、詳細図示は省略するが、
支持部材17を閉方向に回動させてプラテンセツ
トを行う際に、ローラ49が確実に用紙に接する
方向に移動する案内の役割を果たす。なお、詳細
図示を省略したが、プラテン12の回転をローラ
49に伝達する動力系の途中にはワンウエイクラ
ツチが設けられており、プラテン12逆転時(用
紙逆送り時)にのみローラ49に動力が伝達さ
れ、プラテン12正転時(印字時)には動力が伝
達されずに辷り可能となつている。従つて、ロー
ル状用紙60に圧接するローラ49は、プラテン
12が正転して用紙60が繰り出されるときは抵
抗とならずに空転し、プラテン12が逆転して用
紙60を逆送りするときは用紙60をゆるみなく
確実にロール状に巻き戻すことが可能である。
なお、ロール状用紙60の支持部分に、詳細図
示を省略するが、例えばワンウエイクラツチとそ
の外周側で作用する摩擦力付与手段とを組み合せ
た機構を設け、用紙繰り出し時にはワンウエイク
ラツチを働かせ摩擦力により用紙支持軸に適当な
ブレーキをかけ、用紙逆送り時にはワンウエイク
ラツチを辷らせて逆送りされた用紙が抵抗なく巻
き戻されるような方式を併用すれば、より一層の
効果を奏することが可能である。
示を省略するが、例えばワンウエイクラツチとそ
の外周側で作用する摩擦力付与手段とを組み合せ
た機構を設け、用紙繰り出し時にはワンウエイク
ラツチを働かせ摩擦力により用紙支持軸に適当な
ブレーキをかけ、用紙逆送り時にはワンウエイク
ラツチを辷らせて逆送りされた用紙が抵抗なく巻
き戻されるような方式を併用すれば、より一層の
効果を奏することが可能である。
発明の効果
以上述べたように、本発明によれば、プラテン
の逆転により逆送りされる用紙をたるみなく確実
に巻き戻すことができるため、次にプラテンを正
転させ用紙を繰り出して印字を行う際の印字品質
を安定させることが可能である。
の逆転により逆送りされる用紙をたるみなく確実
に巻き戻すことができるため、次にプラテンを正
転させ用紙を繰り出して印字を行う際の印字品質
を安定させることが可能である。
第1図はサーマルプリンタの要部概要図、第2
図乃至第7図は本発明に係るサーマルプリンタの
実施例を示すもので、第2図はサーマルプリンタ
の全体概要を示す斜視図、第3図はフイルムマガ
ジンの平面図、第4図は同側面図、第5図は機枠
に対するフイルムマガジン着脱要領説明図、第6
図はインクフイルム,用紙,ガイドローラ,プラ
テンのセツト完了状態における配置説明図、第7
図は用紙巻き戻し要領説明図である。 図中、11はガイドローラ、12はプラテン、
13はサーマルヘツド、14は機枠、15,17
は支持部材、19はパルスモータ、20はフイル
ムマガジン、21はマガジン本体、22はインク
フイルム、46は用紙巻き戻し機構、47,49
はローラ、48はリンク、50,51はベルト、
54はスプリング(付勢手段)、60は用紙であ
る。
図乃至第7図は本発明に係るサーマルプリンタの
実施例を示すもので、第2図はサーマルプリンタ
の全体概要を示す斜視図、第3図はフイルムマガ
ジンの平面図、第4図は同側面図、第5図は機枠
に対するフイルムマガジン着脱要領説明図、第6
図はインクフイルム,用紙,ガイドローラ,プラ
テンのセツト完了状態における配置説明図、第7
図は用紙巻き戻し要領説明図である。 図中、11はガイドローラ、12はプラテン、
13はサーマルヘツド、14は機枠、15,17
は支持部材、19はパルスモータ、20はフイル
ムマガジン、21はマガジン本体、22はインク
フイルム、46は用紙巻き戻し機構、47,49
はローラ、48はリンク、50,51はベルト、
54はスプリング(付勢手段)、60は用紙であ
る。
Claims (1)
- 1 機枠に設けられたサーマルヘツドに用紙、イ
ンクフイルムを介し圧接するプラテンにより該用
紙を移送し、且つ用紙をフイルムと正逆方向に送
るとともに、該インクフイルムを該用紙と同速度
で移送して印字を行うように構成され、該用紙を
前記プラテンに印字部の両側で圧接させる1対の
ガイドローラを備えた多色印字サーマルプリンタ
において、前記インクフイルムを、前記機枠に着
脱可能に設けられたフイルムマガジンに繰り出
し、巻き取り可能に収納し、サーマルヘツドとプ
ラテンの間にインクフイルムを、ガイドローラと
プラテンの間に用紙をはさむように前記プラテン
と前記ガイドローラを設け、更に一端部に第1の
ローラを他端部に第2のローラをそれぞれ回動可
能に支持するリンクを設けて、該リンクの一端部
を前記プラテンを支持する部材に前記プラテンの
前段で回動自在に支持させ、かつ前記リンクを一
方向に付勢して前記第2のローラをロール状用紙
の表面に圧接させる付勢手段を設けるとともに、
前記プラテンの逆転時にのみ前記プラテンの駆動
力を前記第1のローラを介し前記第2のローラに
伝達して該第2のローラを前記プラテンと同方向
に同一周速で回転させる駆動系を設けた用紙巻き
戻し機構を有することを特徴としたサーマルプリ
ンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21456783A JPS60105561A (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | サ−マルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21456783A JPS60105561A (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | サ−マルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60105561A JPS60105561A (ja) | 1985-06-11 |
JPH0443789B2 true JPH0443789B2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=16657853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21456783A Granted JPS60105561A (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | サ−マルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60105561A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62182754U (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-19 | ||
JP2591936B2 (ja) * | 1985-12-05 | 1997-03-19 | 株式会社リコー | 多色印字装置 |
JPS63106652U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-09 | ||
JPH04140172A (ja) * | 1990-10-01 | 1992-05-14 | Seiko Instr Inc | 熱転写記録装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57174276A (en) * | 1981-04-20 | 1982-10-26 | Seikosha Co Ltd | Heat transfer type color recorder |
JPS57185196A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | Heat sensitive transfer recording paper |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59112662U (ja) * | 1983-01-20 | 1984-07-30 | 株式会社モトヤ | 用紙送り装置 |
-
1983
- 1983-11-14 JP JP21456783A patent/JPS60105561A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57174276A (en) * | 1981-04-20 | 1982-10-26 | Seikosha Co Ltd | Heat transfer type color recorder |
JPS57185196A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | Heat sensitive transfer recording paper |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60105561A (ja) | 1985-06-11 |
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