JP2591936B2 - 多色印字装置 - Google Patents

多色印字装置

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JP2591936B2
JP2591936B2 JP60274074A JP27407485A JP2591936B2 JP 2591936 B2 JP2591936 B2 JP 2591936B2 JP 60274074 A JP60274074 A JP 60274074A JP 27407485 A JP27407485 A JP 27407485A JP 2591936 B2 JP2591936 B2 JP 2591936B2
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JP
Japan
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paper
back tension
roller
platen
sheet
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JP60274074A
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JPS62132655A (ja
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哲夫 渡辺
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、複数の色部分を順次形成したインクシート
と用紙とを重ね合わせ、プラテンの正逆回転によって用
紙を往復移動させて該プラテンと印字ヘッドとの間の印
字位置でドットの重ねによる多色印字を行う多色印字装
置に関し、熱転写カラーサーマルプリンタやカラーファ
クシミリやカラーコピア等に適用し得るものである。
従来技術 第5図は従来の熱転写カラーサーマルプリンタの概要
を示す。巻かれている用紙(1)は、スプリング(2)
が作用しているレジストローラ(3)によってプラテン
(4)に押し付けられ、最初のセット時には、その先端
が紙端検知センサ(5)によって検知されるまでプラテ
ン(4)の正転により送られる。一方、イエロ・マゼン
タ・シアン等の複数の色部分を順次形成したインクシー
ト(6)は、ガイドローラ(7)に案内されて用紙
(1)と重合され、プラテン(4)とサーマルヘッド
(8)との間を通りながら駆動ローラ(9)と従来ロー
ラ(10)の回転によって送られる。プラテン(4)の正
逆回転の繰り返しによって用紙(1)は繰り返し往復移
動され、多色ドットの重ね転写によって多色印字され
る。
このような構成では、用紙(1)は、レジストローラ
(3)およびサーマルヘッド(8)によってプラテン
(4)に押し付けられるものの、レジストローラ(3)
の線圧の不均一あるいはサーマルヘッド(8)の面圧の
不均一などによって均等加圧を受けないために、スキュ
ーを発生し、第6図に示す如く第1回目(a)・第2回
目(b)・第3回目(c)と印字を繰り返すにしたがい
ドットの位置ズレを生じる欠点があった。
目的 本発明の目的は、用紙の往復移動を伴うスキューの発
生を防止し、ドット位置ズレのない高品質のカラー印字
を図ることである。
構成 本発明は、冒頭で述べたような多色印字装置におい
て、 前記印字位置より給紙側に、 前記ロール状用紙から繰り出した用紙をバックテンシ
ョンローラに巻き付け、そのバックテンションローラに
それに巻き付けた用紙を挾んでフリクションローラを押
し当て、そのフリクションローラに前記バックテンショ
ンローラに巻き付け後の用紙を巻き付け、記録時にモー
タにより回転力を付与して前記プラテンによる用紙送り
力よりも弱い用紙送り力で用紙を前記ロール状用紙側に
戻す方向に前記バックテンションローラを回転するバッ
クテンション機構と、 前記フリクションローラをアームで支持し、そのアー
ムを、前記プラテン方向への用紙送り力に抗して付勢し
て前記バックテンションローラに前記フリクションロー
ラを押し当てるフリクション機構と、 を設けたことを特徴とする。
次に、その実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は第1実施例を示し、巻かれた用紙(10)を装
填する用紙装填部とプラテン(11)との間に、バックテ
ンション機構(12)とフリクション機構(13)とがフレ
ーム(14)に装着されている。バックテンション機構
(12)は、バックテンションローラ(15)をフレーム
(14)に軸支し、該ローラと同軸のプーリ(16)と、モ
ータ(17)の軸に連結されたプーリ(18)との間にベル
ト(19)を掛け渡したものである。フリクション機構
(13)は、支点(20)を中心に回動するアーム(21)の
自由端部にフリクションローラ(22)を軸支し、該アー
ム(21)にスプリング(23)によって図中反時計方向の
勢力を付与することにより、フリクションローラ(22)
をバックテンションローラ(15)に圧接させたものであ
る。
用紙(10)は、バックテンションローラ(15)に案内
されつつフリクションローラ(22)によって該バックテ
ンションローラ(15)に押し付けられ、さらにレジスト
ローラ(24)によってプラテン(11)に押し付けられ、
該プラテン(11)の正逆回転によりこれとサーマルヘッ
ド(25)との間の印字位置を往復移動される。
用紙(10)がこのように往復移動されるとき、バック
テンションローラ(15)は、第2図に示すようなタイミ
ングで矢印A方向に回転され、用紙(10)にバックテン
ションを付与する。その力をF1、プラテン(11)の矢印
C方向の回転による送り力をF0とすると、F1<F0の関係
になっている。しかも、バックテンションローラ(15)
の回転速度はプラテン(11)よりも速く設定され、プラ
テン(11)が矢印D方向に回転したときもバックテンシ
ョンローラ(15)との間で用紙(10)のたわみは発生し
ないようになっている。さらに、バックテンションロー
ラ(15)は、用紙(10)に対して一定の摩擦力を確保す
るとともに紙粉の付着を防止するために、ウレタンゴム
等でつくられ、また用紙(10)との間の実際のすべり量
は、軸延長上に設けられた図示しない定摩擦すべり機構
により調整される。実験によると、バックテンション力
F1と用紙(10)のスキュー量との関係は第3図に示すよ
うになった。
フリクションローラ(22)は、用紙(10)の往復移動
中これにフリクションを付与するが、プラテン(11)の
起動時に用紙(10)に過負荷がかかると、アーム(21)
の回動によって矢印B方向に退避し、該過負荷を吸収し
てプラテン(11)の起動時に生ずる紙ずれを防止する。
次に、第4図に示す第2実施例は、第1実施例の構成
にさらに用紙巻取機構(26)を付加したものである。こ
の用紙巻取機構(26)は、支点(27)を中心に回動する
アーム(28)にスクロールローラ(29)を軸支し、該ア
ーム(28)にスプリング(30)によって図中時計方向の
勢力を付与することにより、スクロールローラ(29)を
用紙(10)のロール面に圧接させ、また該スクロールロ
ーラ(29)と同軸のプーリ(31)と、モータ(17)の軸
に連結されたプーリ(18)との間にベルト(32)を掛け
渡したものである。
スクロールローラ(29)は、モータ(17)の駆動によ
りバックテンションローラ(15)と同時に矢印E方向に
回転され、用紙(10)のロールに回転部材(33)を中心
とした矢印G方向の回転力F2を付与する。この回転力F2
とバックテンション力F1との関係はF2≪F1に設定され、
用紙(10)は常に巻取り状態にされ、つまりバックテン
ションローラ(15)にかかる以前に一定の緊張状態にさ
れるため、バックテンションローラ(15)によるバック
テンション作用は効果的に行われる。用紙(10)はその
巻芯に同心的に巻取られるため、スペース的にも部品点
数からも少なくても済む。
効果 本発明によれば用紙の往復移動中、該用紙にバックテ
ンションを付与するため、スキューの発生を防止し、ド
ット位置ズレのない高品質のカラー印字を実現できる。
また、フリクション機構は退避可能であるため、プラテ
ンの起動時の過負荷を吸収し、紙ずれの発生を防止でき
る。
さらに、バックテンション機構の動力によって用紙に
巻取力を付与することにより、バックテンション作用は
効果的に行われ、スキューの発生はさらに少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の説明図、第2図はプラテ
ンとバックテンションローラの動作関係のタイミングチ
ャート、第3図はバックテンション力とスキュー量の関
係を示す線グラフ、第4図は第2実施例の説明図であ
る。第5図は従来例の説明図、第6図はそのドット位置
ズレを示す説明図である。 (10)……用紙 (11)……プラテン (12)……バックテンション機構 (13)……フリクション機構 (25)……サーマルヘッド (26)……用紙巻取機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の色部分を順次形成したインクシート
    とロール状用紙から繰り出した用紙とを重ね合わせ、プ
    ラテンの正逆回転によって用紙を往復動させて該プラテ
    ンと印字ヘッドとの間の印字位置で複数色のドットの重
    ねによる多色印字を行う多色印字装置において、 前記印字位置より給紙側に、 前記ロール状用紙から繰り出した用紙をバックテンショ
    ンローラに巻き付け、そのバックテンションローラにそ
    れに巻き付けた用紙を挾んでフリクションローラを押し
    当て、そのフリクションローラに前記バックテンション
    ローラに巻き付け後の用紙を巻き付け、記録時にモータ
    により回転力を付与して前記プラテンによる用紙送り力
    よりも弱い用紙送り力で用紙を前記ロール状用紙側に戻
    す方向に前記バックテンションローラを回転するバック
    テンション機構と、 前記フリクションローラをアームで支持し、そのアーム
    を、前記プラテン方向への用紙送り力に抗して付勢して
    前記バックテンションローラに前記フリクションローラ
    を押し当てるフリクション機構と、 を設けたことを特徴とする多色印字装置。
  2. 【請求項2】前記バックテンション機構のモータの駆動
    力を前記ロール状用紙に伝達して用紙に巻取力を付与す
    ることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載の
    多色印字装置。
JP60274074A 1985-12-05 1985-12-05 多色印字装置 Expired - Lifetime JP2591936B2 (ja)

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JPS62132655A JPS62132655A (ja) 1987-06-15
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JPS5711058A (en) * 1980-06-23 1982-01-20 Seiko Epson Corp Multiplex driving circuit for impulse type ink jet
JPS5739980A (en) * 1980-08-22 1982-03-05 Nippon I B M Kk Feeder for printing paper
JPS60105561A (ja) * 1983-11-14 1985-06-11 Fujitsu Ltd サ−マルプリンタ

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