JPH089026Y2 - 液体噴出容器 - Google Patents

液体噴出容器

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JPH089026Y2
JPH089026Y2 JP14723089U JP14723089U JPH089026Y2 JP H089026 Y2 JPH089026 Y2 JP H089026Y2 JP 14723089 U JP14723089 U JP 14723089U JP 14723089 U JP14723089 U JP 14723089U JP H089026 Y2 JPH089026 Y2 JP H089026Y2
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JP
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liquid storage
liquid
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container body
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博 水島
義幸 角田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は液体噴出容器に関する。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 複数種類の液体を混合して用い、しかも各液相互は混
合した状態で保存すると互いに反応して効力を失う等の
不都合を生じる為、使用時に混合して用いるものが種々
販売されている。
この種の液は従来別々の容器に収納され、使用時に更
に別の容器に注入混合して使用するのが一般的である
が、その様な操作は手間がかかり、取扱いが面倒であ
る。
本考案は極めて簡単な操作で液の混合、注出を行うこ
とが出来る液体噴出容器を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 (1)胴部6より口頚部8を起立するとともに、胴部6
内を上底壁9により上方の液体収納部10及び下方のカー
トリッジ収納部11に区画し、且つ、上底壁9を貫通して
下端をカートリッジ収納部11内へ各々垂下させるととも
に、上端を液体収納部10上方に各々延設させた複数の吸
上筒13を設けてなる容器体2と、上記口頚部外周に嵌合
させた装着筒3により容器体2に装着した縦型ポンプ4
と、上記容器体2の下面開口よりカートリッジ収納部11
に摺動上昇可能且つ着脱自在に嵌合させた液体収納用カ
ートリッジ5とからなり、上記カートリッジ5は、複数
の柱状液体収納凹部24を有するとともに、各凹部24内周
面上方に外周縁を液密且つ摺動下降可能に嵌合した可動
蓋26を各々配し、且つ、各可動蓋26に押圧切断可能な切
り取り部28を形成してなり、上記カートリッジ5を容器
体下面開口より挿入させた際に、上記各吸上筒13下端に
より各切り取り部28を押圧切断して各吸上筒13内と各液
体収納凹部24内を連通するとともに、カートリッジ5の
上昇に伴い各可動蓋26を各液体収納凹部24下方に摺動下
降させて各可動蓋26下方の液体を各々吸上筒13を介して
容器体2の液体収納部10内へ注出する如く構成してな
る。
上記吸上筒13の上端開口を閉塞して吸上筒13上面部に
周縁部を密着当接させた弁板36aを有するとともに、弁
板下面より垂設した係止棒36bを吸上筒13内に液の流通
が可能に係止させて吸上筒13内から液体収納部10内へ一
方的に連通させる逆止弁36を設けてなる請求項1記載の
液体噴出容器。
「作用」 第1図の状態から回動筒33を回動してカートリッジ5
を容器体2のカートリッジ収納部11内へ上昇させる。こ
の際、容器体2の各吸上筒13下端により各切り取り部28
を押圧切断して各吸上筒13内の各液体収納凹部24内とが
連通するとともに、各押圧板14によって各可動蓋26を各
液体収納凹部24下方に摺動下降させて、各可動蓋26下方
の液体を各々吸上筒13を介して液体収納部10内へ注出
し、該収納部10内で三液が混合する。液体収納部10内へ
注出する液体の量は一回分の使用量をカートリッジ5の
上昇位置で調節して注出する。次いで押下げヘッド20を
上下動させれば混合液は吸上げパイプ18より吸上げら
れ、ヘッド20のノズル孔21より噴出される。
カートリッジ5内の液を全部使いきった後は、カート
リッジ5を外し、再度使用する場合には、他のカートリ
ッジ5を同様に嵌合して使用する。
第4図及び第5図の実施例では、各吸上筒13上端に係
止弁36が設けてあるため、液体収納部10内に延設した各
吸上筒14の高さを低く形成しても液体収納部10内の混合
液が各吸上筒13内に逆流する虞はない。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、図中1は
液体噴出容器を示す。該容器1は、容器体2と、装着筒
3と、縦型ポンプ4と、液体収納用カートリッジ5とか
ら構成している。
容器体2は、円筒状の胴部6より肩部7を介して口頚
部8を起立して構成している。又、胴部6内を下向き円
錐板状の上底壁9により上方の液体収納部10及び下方の
カートリッジ収納部11に区画している。又、上記上底壁
9を貫通して下端をカートリッジ収納部11内へ各々垂下
するとともに、上端を液体収納部10上方に各々延設させ
た三本の吸上筒13を設けている。本実施例に於ける各吸
上筒13は、上記上底壁9を貫通して下端を胴部6内下端
部まで垂下させ、上端を液体収納部10内下部に突出して
上底壁9と一体に形成した固定筒13aと、該固定筒13a内
に下半部を液密に嵌着固定して上半部を収納部10内上部
に立設したパイプ13bとから構成している。更にカート
リッジ収納部11内へ垂下した各吸上筒13の前後、左右よ
り後述する可動蓋を押圧するための押圧板14を延設して
いる。又、肩部7上端に穿設した窓孔にはエラストマー
等の軟質部材よりなる円柱状にスリット15を施した弁部
材16を嵌着固定している。この弁部材16により液体収納
部10内外の圧力を常時平衡に保つことが出来る。
縦型ポンプ4は、容器体口頚部8外周に嵌合させた装
着筒3により容器体2に装着させており、上記液体収納
部10内に垂下したシリンダ17下端に吸上げパイプ18の上
端を嵌合するとともに、装着筒3の頂壁上面を上下動可
能に貫通したステム19上端に押下げヘッド20を嵌着した
公知のものである。このポンプ4は上記押下げヘッド20
を上下動させることにより液体収納部10内の液体を吸上
げパイプ18より吸上げ、ヘッド20のノズル孔21より噴出
する如く構成している。
液体収納用カートリッジ5は、円板状の基板22上に、
上面を開放した三つの筒体23を立設し、各筒体23の内部
を円柱状の液体収納凹部24として構成している。又、各
凹部24内周面上方に、外周縁のピストン25を当接した可
動蓋26を摺動下降可能に嵌合している。更に、この可動
蓋26の中央に透孔を穿設するとともに、該透孔外周縁よ
り摺動筒部27を立設し、該筒部27内を閉塞して切り取り
部28を形成している。この切り取り部28は周囲に円周状
の凹溝を形成し、押圧切断可能に構成している。又、各
筒体23の外周面には各々上下に走る凸条29を形成し、容
器体胴部6内面に設けた上下に走る凹溝30に各々摺動可
能に構成している。更に、基板22外周に周設した凹溝31
に、筒壁内周下端に周設した凸条32を回動可能に嵌合さ
せて各筒体23の周囲を囲繞する回動筒33を設けており、
該回動筒33の内周には螺条34を周設している。この回動
筒の螺条を容器体胴部6外周下端に間欠的に周設した傾
斜突条35より容器体胴部外周に嵌合させ、回動筒33を回
動させることにより、液体収納用カートリッジ5を蠕動
上昇させる如く構成している。尚、上記各筒体23の凸条
29と容器体の凹溝30との摺動、或いは、ピストン25の液
体収納凹部24内壁との摺動により摺動上昇は可能である
ため、回動筒33は無くても良いが、この存在により安定
した蠕動上昇が可能となる。回動筒33が無い場合には、
例えば、カートリッジの底部を手で直接押し上げる等す
れば良い。
上記回動筒33を容器体2の突条35に嵌合して回動させ
ることにより、カートリッジ5をカートリッジ収納部11
に嵌合上昇させた際に、上記各吸上筒13下端により、各
切り取り部28を押圧切断して、吸上筒13内と各液体収納
凹部24内を連通する如く構成するとともに、カートリッ
ジ5の上昇に伴い各可動蓋26を各押圧板14により押圧下
降させ、各可動蓋26下方の液体を各々吸上筒13を介して
容器体2の液体収納部10内へ注出する如く構成してい
る。
尚、上記各部材は全て合成樹脂にて形成すると良い。
又、本考案容器は、カートリッジ内の液を複数回で使用
する場合に好適である。
第4図及び第5図は本考案の他の実施例を示すもの
で、本実施例では、吸上筒13の上端に吸上筒13内から液
体収納部10内へ一方的に連通させる為の逆止弁36を設け
ている。この逆止弁36は、弾力性を有する材質で形成さ
れ、吸上筒13の上面部に周縁部を密接させた弁板36a下
面より吸上筒13内上端部に係止棒36bを一体に垂設し、
その下端の膨出部36cを吸上筒13内上部に周方向複数突
設したリブ37の下面に係止させて抜け出しが出来ないよ
うに且つ液の流通が可能に固定している。そして、液体
収納部10側からの圧力では弁板36aが開かない様に構成
している。
また、本実施例に於いて吸上筒13は、上記上底壁9を
貫通して下端を胴部6内下端部まで垂下させ、上端を液
体収納部10内上下方向中央部に突出して上底壁9と一体
に形成している。
また、吸上筒13上端縁より外方へ突設したフランジ38
を介して上底壁9に垂下する外筒39を二重筒状に設けて
いる。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案液体噴出容器は、既述構成と
したことにより、液体収納用カートリッジを容器体下面
より押し込むという簡単な操作で、複数種類の液体を混
合することが出来、液の混合噴出を極めて容易に行え
る。
又、カートリッジの上昇を調節することにより、各液
体収納凹部内の液体を必要量だけ容器体の液体収納部内
へ注出することができるため、各液体収納凹部の容積を
予め大きく設計しておけば、1個のカートリッジで複数
回分の液を収納できる。
又、取り換え用のカートリッジを用意しておけば、カ
ートリッジを入れ換えるだけでその他の部材は何回も使
用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第1図及び
第3図は要部縦断面図、第2図はカートリッジの一例を
示す平面図、第4図及び第5図は本考案の他の実施例を
示す要部縦断面図である。 2…容器体、3…装着筒 4…縦型ポンプ、5…液体収納用カートリッジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴部6より口頚部8を起立するとともに、
    胴部6内を上底壁9により上方の液体収納部10及び下方
    のカートリッジ収納部11に区画し、且つ、上底壁9を貫
    通して下端をカートリッジ収納部11内へ各々垂下させる
    とともに、上端を液体収納部10上方に各々延設させた複
    数の吸上筒13を設けてなる容器体2と、上記口頚部外周
    に嵌合させた装着筒3により容器体2に装着した縦型ポ
    ンプ4と、上記容器体2の下面開口よりカートリッジ収
    納部11に摺動上昇可能且つ着脱自在に嵌合させた液体収
    納用カートリッジ5とからなり、上記カートリッジ5
    は、複数の柱状液体収納凹部24を有するとともに、各凹
    部24内周面上方に外周縁を液密且つ摺動下降可能に嵌合
    した可動蓋26を各々配し、且つ、各可動蓋26に押圧切断
    可能な切り取り部28を形成してなり、上記カートリッジ
    5を容器体下面開口より挿入させた際に、上記各吸上筒
    13下端により各切り取り部28を押圧切断して各吸上筒13
    内と各液体収納凹部24内を連通するとともに、カートリ
    ッジ5の上昇に伴い各可動蓋26を各液体収納凹部24下方
    に摺動下降させて各可動蓋26下方の液体を各々吸上筒13
    を介して容器体2の液体収納部10内へ注出する如く構成
    してなるこを特徴とする液体噴出容器。
  2. 【請求項2】上記吸上筒13の上端開口を閉塞して吸上筒
    13上面部に周縁部を密着当接させた弁板36aを有すると
    ともに、弁板下面より垂設した係止棒36bを吸上筒13内
    に液の流通が可能に係止させて吸上筒13内から液体収納
    部10内へ一方的に連通させる逆止弁36を設けてなる請求
    項1記載の液体噴出容器。
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