JPH0889832A - 横型ミルによる粉砕方法 - Google Patents

横型ミルによる粉砕方法

Info

Publication number
JPH0889832A
JPH0889832A JP6232994A JP23299494A JPH0889832A JP H0889832 A JPH0889832 A JP H0889832A JP 6232994 A JP6232994 A JP 6232994A JP 23299494 A JP23299494 A JP 23299494A JP H0889832 A JPH0889832 A JP H0889832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
grinding media
grinding
cylinder
media
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6232994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3174694B2 (ja
Inventor
Hirohisa Yoshida
博久 吉田
Katsuyuki Ueda
勝征 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP23299494A priority Critical patent/JP3174694B2/ja
Priority to ZA956072A priority patent/ZA956072B/xx
Priority to AU27130/95A priority patent/AU669835B2/en
Priority to US08/505,636 priority patent/US5544818A/en
Priority to ES95111607T priority patent/ES2136776T3/es
Priority to DE69512596T priority patent/DE69512596T2/de
Priority to EP95111607A priority patent/EP0704245B1/en
Priority to FI954168A priority patent/FI110847B/fi
Publication of JPH0889832A publication Critical patent/JPH0889832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3174694B2 publication Critical patent/JP3174694B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/16Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge
    • B02C17/166Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge of the annular gap type

Abstract

(57)【要約】 【目的】 互いに相対回転する内筒と外筒との間を粉砕
室とし粉砕メディア(ボール)を用いて超微粉砕する横
型ミルにおいて、粉砕メディアの破損・摩耗を抑制しつ
つ、粉砕性を向上させ、消費動力を低減すること。 【構成】 小径メディアで高速回転という従来の常識と
逆に、大径メディアを用いて低速回転させる。低速回転
なので粉砕メディアの損耗が少ない。そして低速による
粉砕性能低下を大径の粉砕メディアを用いることにより
カバーする。また、内筒・外筒の寸法比、内外筒間の間
隔、攪拌翼の軸方向間隔等を適正化することにより、性
能を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高強度コンクリートや
高性能触媒等で必要となる数ミクロン以下というような
超微粒子を得る超微粉砕方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の公知技術として特公平5−873
07号「遠心処理方法およびその装置」がある。その発
明の概要は、図15に示すような竪型ミルで中空回転体
(01)内に攪拌軸(02)を設け、それらの間の間隙
Sに粉砕メディア(03)を介在させている。そして、
この間隙Sに被処理物Mが存在する状態で、中空回転体
(01)を回転させるとともに攪拌軸(02)を逆方向
に回転させて、被処理物Mを粉砕する。その場合回転速
度は、粉砕メディア(03)に1Gを超える加速度が作
用する状態とし、好ましい粉砕領域は 10Gないし20
0Gであると説明されている。
【0003】また前記間隙Sは、中空回転体(1)の内
半径をRとしたとき、0.50≦S/R≦0.95の条件を
満たし、特にS/R=0.80〜0.95が好ましいと説明
されている。すなわち、間隙Sを小さくしてS/R<
0.50とした場合には、遠心力が均一化され粉砕効果が
均一化される点では好ましいが、処理能力が小さくなっ
てしまうし、またS/R>0.95となる場合には、攪拌
軸(02)による攪拌効果が小さくなってしまう、とい
うのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、超微粉砕には
「高速回転でかつ小径の粉砕メディアが適切」というの
が定説となっており、そのために前記のように 10Gな
いし200Gという高速回転が提唱され、また粉砕メデ
ィアも直径3mm以下という小径のものが使用されるの
が一般的であった。
【0005】ところが、この高速回転かつ小径メディア
型のミルには次の問題点があった。 (1)粉砕メディアの摩耗が大きい。粉砕メディアの摩
耗速度は、ミルの回転数と粉砕メディアの比表面積に比
例するので、図5に示すように加速度が大きい程、また
粉砕メディアが小さい程、大きくなる。 (2)粉砕メディアの破損率が高い。メディアの圧壊強
度は粉砕メディアの直径が大きいほど大きいので、小径
の粉砕メディアの場合、粉砕メディアの破損率が高くな
る。 (3)消費動力が大きく、被砕物温度が高い。ミル動力
は回転数に比例し、ミル内発熱量はその動力に比例する
ので、高速回転だと被砕物温度が高くなる。この温度高
は被砕物品質劣化やスケールアップ等の障害因子となる
ことが多い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記従来の
課題を解決するために、内面に複数の攪拌翼が装着され
たほぼ水平な外筒と同外筒と同軸で外面に複数の攪拌翼
が装着された内筒との間の環状断面空間に粉砕メディア
を収容するとともに、上記外筒と上記内筒の両方または
上記内筒のみを回転させ、上記環状断面空間に供給され
る原料を粉砕する方法において、下記〜の条件を満
たすことを特徴とする横型ミルによる粉砕方法を提案す
るものである。 上記粉砕メディアに作用する最大加速度が重力加速
度の3倍を超えないような回転数で上記内筒または外筒
が回転すること。 上記粉砕メディアの直径が5mmないし 15mmで
あること。 上記外筒の内面と上記内筒の外面との間隔が上記粉
砕メディアの直径の3倍以上であること。 上記攪拌翼の軸方向間隔が上記粉砕メディアの直径
の3倍ないし 60倍であること。 上記外筒の内径と上記内筒の外径との比が0.5 以
上であること。
【0007】
【作用】本発明方法によれば次の作用を生じる。 粉砕メディアに作用する最大加速度が重力加速度の
3倍を超えないような低回転数で内筒または外筒が回転
するので、粉砕メディアの摩耗が抑制される。 粉砕メディアの直径が5mmないし 15mmと大径
なので、上記のような低回転による粉砕力の低下がカバ
ーされる。 外筒の内面と内筒の外面との間隔が粉砕メディアの
直径の3倍以上、すなわち粉砕メディアが3個以上入る
間隔になっているので、粉砕メディアのブリッジ現象に
よる運転不良(動力異常高)が防止される。 攪拌翼の軸方向間隔が粉砕メディアの直径の3倍以
上かつ 60倍以下であるので、粉砕メディアのブリッジ
現象と粉砕力伝播不良が防止される。 外筒の内径と内筒の外径との比が0.5 以上と大き
いので、同じメディア充填率でメディア充填量(重量)
が小さくなり、消費動力が低減される。
【0008】
【実施例】図1は本発明方法を実施する横型ミルの一例
を示す縦断面図、図2は同じく他の例を示す縦断面図で
ある。図中(1)は外筒、(2)は内筒、(3a),
(3b)はモータ、(4a),(4b)は減速機、(5
a),(5b),(6a),(6b)はギヤ、(7)は
フランジ、(8)は軸受、(9)は固定金具、(10)
は中空回転軸、(11)はグランドパッキン、(12)
はスラリ供給管、(13)はスラリ供給孔、(14)は
粉砕室、(15)は粉砕メディア、(16)は目板、
(17)はスリット、(18)は貯蔵室、(19)は排
出孔、(20)は排出ガイド板、(21)は排出管、
(22),(23)は攪拌翼、(24)は被砕物投入口
をそれぞれ示す。図1に示されたミルは、外筒(1)と
内筒(2)が逆方向に回転する相互回転方式のミルで、
被砕物はスラリーとしてスラリ供給管(12)から供給
され、粉砕物は排出管(21)から排出される。また図
2に示されたミルは内筒単独回転方式のミルで、被砕物
はスラリーまたは乾粉として被砕物投入口(24)から
供給され、排出管(21)から排出される。
【0009】[加速度と粉砕メディアの大きさ]直径d
の粉砕メディア1個が被砕物に与える粉砕エネルギーE
は次式で表わされる。 E ∝ γ×d3×v2 ∝ γ×d3×A ここでγはメディア密度、vはメディア回転速度、Aは
最大加速度である。
【0010】したがって、例えばd= 10mm、A=3
Gの場合とd=3mm、A= 20Gの場合を比較する
と、粉砕エネルギーの比率は( 103×3)/(33×2
0)=5.6 となる。すなわち本発明方法のように低回転
で大径メディアを用いる粉砕方法は、従来の高回転かつ
小径メディアの場合よりも、はるかに大きな粉砕エネル
ギーを与えうる。
【0011】この粉砕性について、前記図1および図2
に示される横型ミル(外筒(1)の内半径R=250m
m一定)を用い、内筒(2)の外半径r=150mm
(S/R=0.4)、翼ピッチP=100mmの条件で、
加速度Aと粉砕メディア径dを変化させて、珪石粉砕テ
ストを行なった結果を図3に例示する。この図では、従
来ミルのd=3mm、A= 20Gの時の粉砕性(比表面
積増加率で比較)を1.0として表示しているが、図か
ら明らかなように、d=5〜 15mmの大径メディアを
使用すると、3Gの低回転数でもd=3mm、A= 20
Gの時以上の粉砕性が得られた。
【0012】また、低回転数における特性を把握するた
めに、A= 1.5G(一定)にしてプラスチックの一種で
あるFRPの粉砕テストを実施し、その結果を図4に示
す。この図は粉砕効率(ここでは一定エネルギーを付加
した時に1μm以下となった割合で示した)と粉砕メデ
ィア直径dとの関係を示すが、このような低回転域でも
d=5〜15 mの大径メディアを用いれば高い粉砕性が
得られることが、このテストの結果からもわかった。
【0013】一方、粉砕メディアの摩耗速度は、低回転
とすることにより大幅に低減する。図5は珪石を 50時
間連続粉砕した時の粉砕メディアの摩耗状況を比較した
テスト結果を示すものである。縦軸のメディア摩耗比
は、テスト前後のメディア重量減比で示した。これから
明らかなように、低回転でかつ大径メディアを使用した
時は摩耗が小さく、例えば従来ミルのA= 20G、d=
3mmの場合に比較して、A=1.5G、d=10 mm
では摩耗量は約1/10に低減できた。
【0014】[内外筒間の間隔と粉砕メディアの大き
さ]内筒と外筒との間隔Sが過小になると、粉砕メディ
アのブリッジ現象が生じて運動が阻害され、動力が異常
に高くなってミルがトリップすることがある。発明者等
は数多くの実験から、S/dとミル動力との間に図6の
関係があり、内筒と外筒との間に粉砕メディアが3個以
上入る間隔があれば、すなわちS/d≧3ならば、ブリ
ッジ現象が生じないことを見い出した。
【0015】[攪拌翼の軸方向間隔と粉砕メディアの大
きさ]本発明の方法を実施する横型ミルでは、外筒の内
面と内筒の内面にいずれも複数の攪拌翼が設けられてい
るが、それら攪拌翼の軸方向間隔(ピッチ)Pがミルの
粉砕性能と運転性に大きく影響する。本発明者らは数多
くの実験から、そのピッチPは粉砕メディア直径dとの
比で図7に示すように整理でき、3G以下の低回転でか
つ直径5mmないし 15mmの大径メディア使用時は3
≦P/d≦60が最適であることを発見した。P/d<
3では前項で述べた粉砕メディアのブリッジ現象が軸方
向で生じるし、またP/d>60 では1ピッチ間に介在
する粉砕メディアの数が多くなり過ぎて攪拌力が伝達不
良となり、粉砕動力が不足して粉砕性能が低下するから
である。
【0016】[内筒・外筒の寸法比]同じ外筒内径で大
きな内筒外径にする、すなわちr/Rを大きく、S/R
を小さくすると、図8に示すように粉砕室(14)容積
(図中斜線部)が小さくなり、同じメディア充填率(メ
ディア充填高さh/粉砕室高さH)(図9参照)を得る
のに少ないメディア重量で済む。ミル消費動力はメディ
ア重量の増加に伴って増えるので、メディア重量が少な
くて済めば動力低減に大きな効果がある。また最もメデ
ィア回転速度が高い外側環状部で粉砕するので、後述す
るように粉砕効率も向上する。
【0017】図10は、メディア充填率 85%,A=
1.5G、d=10mm(いずれも一定)という条件
で、S/Rを0.1から0.9まで変化させた場合のテス
ト結果を示す。曲線〔I〕は粉砕メディア重量の変化を
示しているが、S/Rが大きくなる程(内筒が小さくな
る程)粉砕室容積が大きくなるので粉砕メディア重量が
大きくなり、その結果としてミル消費動力はS/Rの増
加とともに曲線〔II〕に示すように増加した。またS/
Rが0.1で動力が急増しているのは、S=250mm×
0.1=25mm、すなわち前記S/d≧3の適正条件
から外れてS/d=25mm/10mm=2.5となった
ためである。
【0018】一方、曲線〔III〕は粉砕動力原単位比
(同じ粒径まで粉砕する場合の1トン粉砕当りの消費動
力)を示したものであるが、これより最も低動力で粉砕
できるのは0.12≦S/R≦0.5の範囲であることが
この曲線から分る。S/R=0.12では S=250mm
×0.12=30mmであるからS/d=30mm/10
mm=3であり、S/R<0.12では前記S/d≧3の
適正条件から外れると見るべきである。また S/R>
0.5で動力原単位が増加するのは曲線〔II〕で示され
る動力の増加割合に対して粉砕処理能力の増加割合が小
さいからである。
【0019】S/Rが大きい場合に粉砕処理能力が小さ
いのは、図11(b)の速度分布曲線に示されるよう
に、内筒付近の粉砕メディアの回転速度が非常に小さ
く、粉砕に殆んど寄与しないためだと考えられる。それ
に対して本発明ではr/R≧0.5(S/R<0.5)と
したので、図11(a)に示されるように、粉砕メディ
アの回転速度が大きく粉砕に適した外側環状部のみを粉
砕室としており、そのため低動力原単位で高効率粉砕が
可能となった。
【0020】[連続粉砕試験]前記した本発明方法の範
囲内の条件、具体的にはA=1.5G、d=10mm、S
/R=0.4、S/d=10、P/d=10 で炭酸カルシ
ウムの50時間連続粉砕テストを実施した結果を図12
に示す。本発明の方法により非常に安定した優れた連続
粉砕性が得られることがこの図から分る。
【0021】
【発明の効果】本発明の方法によれば次の効果が得られ
る。 1)スケールアップした場合にミル内の被砕物温度上昇
が小さいので大容量化が容易である。これは大径内筒の
採用により大きな内筒冷却面積が確保できるようになっ
たことと、粉砕メディアの充填率は一定でも充填量が低
減され、更に低回転、SやPの最適化等により粉砕動力
が低減されたこととによる効果である。図13は本発明
の方法により珪石を湿式粉砕した時のミル出口スラリー
温度を従来の方法による場合と比較した試験結果を示す
ものであるが、本発明の方法が大容量化に非常に適して
いることが分る。実際に本発明方法を実施する世界最大
と言われている4t/h珪石用超微粒ミルが順調に運転
されている。
【0022】2)粉砕に伴うメカノケミカル効果が発現
しやすい。これは5mmないし 15mmという大径の粉
砕メディアを使用することによる効果である。メカノケ
ミストリーとは、粉砕作用により機械的エネルギーが固
体物質に加わり、格子欠陥の増加、結晶粒子の大きさの
減少や無定形化が起こる現象であって、この時、固体物
質(粒子)は反応性、吸着性、触媒活性などが大幅に向
上する場合が多く、最近これらの特性を利用して粉体の
付加価値や品質を高めることが行なわれている。
【0023】図14は鉄系触媒のメカノケミストリー発
現の試験結果を例示するものであるが、同じエネルギー
(E×t)を加えても小径メディア型ミル(図中のE2
型)ではメカノケミストリーは発現せず、本発明の5m
mないし15mmの大径メディア(図中のE1 型)での
みメカノケミストリーが発現することが明らかになっ
た。これは、メカノケミストリー発現のためには限界エ
ネルギーEcrが存在し、粉砕メディアが被砕物に与える
瞬間エネルギーEがEcrよりも大きいの時に初めてメカ
ノケミストリーが起るためと推定される。すなわち、小
径メディアで小さなエネルギーを数多く与えるよりも、
数は少くても大きなエネルギーを大径メディアで与える
方が、メカノケミストリーは発現し易いことと理解され
る。
【0024】3)以上詳細に述べたとおり本発明は、超
微粉砕には小径メディアで高速回転させるのが良いとい
う従来の定説とまったく逆指向して、大径メディアで低
速回転させる方法であり、これにより従来の方法では困
難と言われていた4t/hの大容量超微粒ミルの実用化
や、メカノケミストリーによる高付加価値粉体製造に成
功したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の方法を実施する横型ミルの一例
を示す縦断面図である。
【図2】図2は本発明の方法を実施する横型ミルの他の
例を示す縦断面図である。
【図3】図3は加速度および粉砕メディア径と粉砕性と
の関係について試験した結果を例示する図である。
【図4】図4は粉砕メディア径と粉砕効率との関係につ
いて試験した結果を例示する図である。
【図5】図5は加速度および粉砕メディア径と粉砕メデ
ィアの摩耗状況との関係について試験した結果を例示す
る図である。
【図6】図6は内外筒間の間隔および粉砕メディアの大
きさとミル動力との関係について試験した結果を例示す
る図である。
【図7】図7は攪拌翼の軸方向間隔および粉砕メディア
の大きさとミル動力との関係について試験した結果を例
示する図である。
【図8】図8は内筒・外筒の寸法比と粉砕室容積との関
係を示す図である。
【図9】図9はメディア充填率を説明する図である。
【図10】図10は内筒・外筒の寸法比と粉砕メディア
重量、ミル消費動力および粉砕動力原単位との関係につ
いて試験した結果を例示する図である。
【図11】図11は内筒・外筒の寸法比と粉砕メディア
の回転速度との関係を示す図である。
【図12】図12は炭酸カルシウムを連続粉砕試験した
結果を例示する図である。
【図13】図13は珪石を湿式粉砕した時のミル出口温
度を比較した試験結果を例示する図である。
【図14】図14は鉄系触媒のメカノケミストリー発現
の試験結果を例示する図である。
【図15】図15は従来のミルの一例を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
(01) 中空回転体 (02) 攪拌軸 (03) 粉砕メディ
ア (1) 外筒 (2) 内筒 (3a),(3b) モータ (4a),(4b) 減速機 (5a),(5b),(6a),(6b) ギヤ (7) フランジ (8) 軸受 (9) 固定金具 (10) 中空回転軸 (11) グランドパ
ッキン (12) スラリ供給
管 (13) スラリ供給
孔 (14) 粉砕室 (15) 粉砕メディ
ア (16) 目板 (17) スリット (18) 貯蔵室 (19) 排出孔 (20) 排出ガイド
板 (21) 排出管 (22),(23) 攪拌翼 (24) 被砕物投入

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に複数の攪拌翼が装着されたほぼ水
    平な外筒と同外筒と同軸で外面に複数の攪拌翼が装着さ
    れた内筒との間の環状断面空間に粉砕メディアを収容す
    るとともに、上記外筒と上記内筒の両方または上記内筒
    のみを回転させ、上記環状断面空間に供給される原料を
    粉砕する方法において、下記〜の条件を満たすこと
    を特徴とする横型ミルによる粉砕方法。 上記粉砕メディアに作用する最大加速度が重力加速
    度の3倍を超えないような回転数で上記内筒または外筒
    が回転すること。 上記粉砕メディアの直径が5mmないし 15mmで
    あること。 上記外筒の内面と上記内筒の外面との間隔が上記粉
    砕メディアの直径の3倍以上であること。 上記攪拌翼の軸方向間隔が上記粉砕メディアの直径
    の3倍ないし 60倍であること。 上記外筒の内径と上記内筒の外径との比が 0.5 以
    上であること。
JP23299494A 1994-09-28 1994-09-28 横型ミルによる粉砕方法 Expired - Fee Related JP3174694B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23299494A JP3174694B2 (ja) 1994-09-28 1994-09-28 横型ミルによる粉砕方法
ZA956072A ZA956072B (en) 1994-09-28 1995-07-20 Pulverizing method with a horizontal mill and horizontal mill therefor
US08/505,636 US5544818A (en) 1994-09-28 1995-07-21 Pulverizing method and horizontal mill
AU27130/95A AU669835B2 (en) 1994-09-28 1995-07-21 A horizontal mill and a method for pulverizing a material
ES95111607T ES2136776T3 (es) 1994-09-28 1995-07-24 Procedimiento de pulverizacion con molino horizontal y molino horizontal.
DE69512596T DE69512596T2 (de) 1994-09-28 1995-07-24 Feinzerkleinerungsverfahren unter Verwendung einer horizontalen Mühle und horizontale Mühle
EP95111607A EP0704245B1 (en) 1994-09-28 1995-07-24 Pulverizing method with a horizontal mill and horizontal mill
FI954168A FI110847B (fi) 1994-09-28 1995-09-06 Jauhantamenetelmä vaakasuoran myllyn avulla ja vaakasuora mylly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23299494A JP3174694B2 (ja) 1994-09-28 1994-09-28 横型ミルによる粉砕方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0889832A true JPH0889832A (ja) 1996-04-09
JP3174694B2 JP3174694B2 (ja) 2001-06-11

Family

ID=16948141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23299494A Expired - Fee Related JP3174694B2 (ja) 1994-09-28 1994-09-28 横型ミルによる粉砕方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5544818A (ja)
EP (1) EP0704245B1 (ja)
JP (1) JP3174694B2 (ja)
AU (1) AU669835B2 (ja)
DE (1) DE69512596T2 (ja)
ES (1) ES2136776T3 (ja)
FI (1) FI110847B (ja)
ZA (1) ZA956072B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100643655B1 (ko) * 2005-10-20 2006-11-10 태성개발(주) 습식 이중 회전드럼식 골재재생기를 이용한 순환골재의생산방법 및 장치
KR100643654B1 (ko) * 2005-10-20 2006-11-10 태성개발(주) 건식 이중 회전드럼식 골재재생기를 이용한 순환골재의생산방법 및 장치
JP2008259988A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Mitsui Mining Co Ltd 粉砕処理方法
CN103987462A (zh) * 2011-12-09 2014-08-13 芦泽精美技术株式会社 横式干式粉碎机

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19905370C1 (de) * 1999-02-10 2000-10-19 Leschonski K Stiftmühle
KR19990073270A (ko) * 1999-06-29 1999-10-05 정상옥 건식및습식겸용볼밀
KR20030025649A (ko) * 2001-09-21 2003-03-29 조현정 나노싸이즈 분쇄,분산을 위한 메디아 매체 교반형 분쇄장치
EP1358940B1 (en) * 2002-04-30 2007-08-15 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Dispersion apparatus and dispersion method
JP2009028687A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Chuo Kakoki Kk メカノケミストリー処理の方法
AU2010220889A1 (en) 2009-03-06 2011-11-03 Progressive Ip Limited Improvements in and relating to the comminution of waste and other materials
CL2009001886A1 (es) 2009-09-23 2010-04-09 Mesic Hamza Delic Conjunto de molinos pulverizadores para mineral conectados entre si donde cada uno comprende una carcasa estatica y paletas movidas por al menos un motor y el conjunto incluye al menos dos pulverizadores con una camara de carga teniendo una tolva para la camara de carga para alimentar un unico espacio central comun.
MY168236A (en) * 2010-04-22 2018-10-15 A New Way Of Living Pty Ltd Material treatment and apparatus
CN104668031B (zh) * 2015-02-12 2017-07-21 潮州市联亿智能科技有限公司 一种陶瓷制造用粉体制备装置及其使用方法
CN104668029B (zh) * 2015-02-12 2017-05-24 惠安集睿信息科技有限公司 一种化工物料粉碎装置及其使用方法
CN106732976A (zh) * 2017-01-16 2017-05-31 成都佳欣诚信科技有限公司 一种用于生产精细粉末涂料的装置
CN108993681B (zh) * 2018-04-13 2020-11-27 嘉兴极客旅游用品有限公司 一种立式活化机
CN108905947B (zh) * 2018-04-13 2020-12-18 浙江昌新生物纤维股份有限公司 一种分级式活化机
CN110369054A (zh) * 2019-08-23 2019-10-25 扬州自丰机械制造有限公司 一种立式球类研磨机
CN112337590B (zh) * 2020-10-22 2022-02-08 西藏昌都高争建材股份有限公司 一种用于水泥生产的装球装置
CN112169924A (zh) * 2020-10-23 2021-01-05 张家妹 一种选矿用湿式溢流型球磨机

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE624266A (ja) * 1961-11-03
DE2047244B2 (de) * 1970-09-25 1981-03-26 Gebrüder Netzsch, Maschinenfabrik GmbH & Co, 95100 Selb Rührwerksmühle zum kontinuierlichen Feinmahlen und Dispergieren fließfähigen Mahlgutes
CH618893A5 (ja) * 1977-04-29 1980-08-29 Buehler Ag Geb
SU686759A1 (ru) * 1978-03-28 1979-09-28 Dolgopolov Vyacheslav Бисерна мельница
US4206879A (en) * 1978-08-10 1980-06-10 Gebrueder Buehler Ag Agitator mill
FR2510908A1 (fr) * 1981-08-04 1983-02-11 Euro Machines Broyeur perfectionne pour le traitement en continu de phase humide en cuve close
US4651935A (en) * 1984-10-19 1987-03-24 Morehouse Industries, Inc. Horizontal media mill
CN85106019B (zh) * 1985-08-27 1987-10-28 赖博尔德-斯特里克股份公司 环形缝隙式球磨机
DD290317A7 (de) * 1988-11-02 1991-05-29 Adw,Fi Fuer Aufbereitung,De Vorrichtung zur kontinuierlichen nassen feinstzerkleinerung von feststoffen
US5246173A (en) * 1989-10-04 1993-09-21 Hoechst Aktiengesellschaft Vibrating stirred ball mill
DE4128074C2 (de) * 1991-08-23 1995-06-29 Omya Gmbh Rührwerkskugelmühle
JP2955728B2 (ja) 1991-09-30 1999-10-04 株式会社日立製作所 ボイラ主蒸気温度制御方法及び装置
CH688849A5 (de) * 1993-02-25 1998-04-30 Buehler Ag Ruehrwerksmuehle.

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100643655B1 (ko) * 2005-10-20 2006-11-10 태성개발(주) 습식 이중 회전드럼식 골재재생기를 이용한 순환골재의생산방법 및 장치
KR100643654B1 (ko) * 2005-10-20 2006-11-10 태성개발(주) 건식 이중 회전드럼식 골재재생기를 이용한 순환골재의생산방법 및 장치
JP2008259988A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Mitsui Mining Co Ltd 粉砕処理方法
CN103987462A (zh) * 2011-12-09 2014-08-13 芦泽精美技术株式会社 横式干式粉碎机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3174694B2 (ja) 2001-06-11
FI954168A0 (fi) 1995-09-06
US5544818A (en) 1996-08-13
AU2713095A (en) 1996-04-18
ZA956072B (en) 1996-02-27
DE69512596D1 (de) 1999-11-11
DE69512596T2 (de) 2000-03-30
FI110847B (fi) 2003-04-15
EP0704245B1 (en) 1999-10-06
AU669835B2 (en) 1996-06-20
FI954168A (fi) 1996-03-29
ES2136776T3 (es) 1999-12-01
EP0704245A1 (en) 1996-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0889832A (ja) 横型ミルによる粉砕方法
EP0910473B1 (en) Process for rapid production of colloidal nanoparticles
JP5451006B2 (ja) 媒体攪拌型粉体処理装置
JP2576930B2 (ja) 攪拌式ボールミル及びその運転方法
EP2514539B1 (en) Granular body grinding device
JP2006212489A (ja) 媒体攪拌型粉砕装置を用いる粉砕方法
JPH05253509A (ja) 流通式媒体攪拌超微粉砕機
CN102266945A (zh) 一种铁基合金粉末的球磨工艺及装置
JP2001514072A (ja) 粉砕ミル
JP2012011331A (ja) 高純度粉砕物用の円板リング型粉砕媒体使用振動ミル
JP3217671U (ja) ビーズミル
JP2000271503A (ja) 竪型粉砕機の運転方法
CN2290402Y (zh) 立式高速离心超细粉碎机
JP3125250B2 (ja) 湿式ボールミルを用いた砕砂製造方法及びその製造方法を行うための湿式ボールミル
CN102172545B (zh) 一种立式粉碎机
JP3138115B2 (ja) 湿式粉砕方法
JP2727220B2 (ja) 微紛体の解砕方法
JP2002239403A (ja) 粉砕装置
JP2790229B2 (ja) 遠心流動粉砕装置の運転方法
JP2790228B2 (ja) 遠心流動粉砕装置のバッチ運転方法
JP2790227B2 (ja) 遠心流動粉砕装置
RU13330U1 (ru) Молотковая дробилка
JP2637707B2 (ja) ガラス類の粉砕装置
JP2787967B2 (ja) 遠心流動粉砕装置
RU19330U1 (ru) Водородный стандарт частоты

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010227

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees