JPH08886Y2 - 折畳及び長傘兼用の洋傘における露先止装置 - Google Patents

折畳及び長傘兼用の洋傘における露先止装置

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JPH08886Y2
JPH08886Y2 JP1992083897U JP8389792U JPH08886Y2 JP H08886 Y2 JPH08886 Y2 JP H08886Y2 JP 1992083897 U JP1992083897 U JP 1992083897U JP 8389792 U JP8389792 U JP 8389792U JP H08886 Y2 JPH08886 Y2 JP H08886Y2
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邦和 小林
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三共洋傘株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、折畳及び長傘兼用の洋
傘における露先止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】折畳及び長傘兼用の洋傘は、従来、特公
昭49−42979号、同50−14940号、同50
−26979号、同50−30501号等に示されるよ
うに、親骨を基端側の第一親骨と、先端側の第二親骨と
に分割すると共に、第一親骨と第二親骨を、中間親骨及
びリンク骨から成るリンク機構を介して屈伸自在に連結
した構成とされている。
【0003】従って、洋傘の通常使用状態における開閉
作動に際しては、前記リンク機構を介して、第二親骨が
第一親骨に重なり合う状態の閉傘姿勢(以下折畳用の閉
傘姿勢という)と、第二親骨が第一親骨の延長線上に位
置する状態の開傘姿勢との間において開閉動作を行う。
一方、閉傘状態において、第二親骨は、第一親骨に重な
り合う状態から、前記リンク機構の反転を介して、第一
親骨の延長線上に伸長せしめることが可能であり、この
状態(以下長傘用の閉傘姿勢という)では、長傘と同様
の外観を呈することが可能になる。
【0004】そこで、前記「折畳用の閉傘姿勢」から
「長傘用の閉傘姿勢」とする場合、下ロクロを中棒の手
元側に摺動しながら親骨を伸長せしめ、親骨先端の露先
を手元の近傍に配置せしめることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前述の「長傘用の閉傘
姿勢」において、従来では下ロクロを係止する手段がな
く、このため、例えば、使用者が手元を握持して洋傘を
下向きに吊持すると、下ロクロが自重により摺動しなが
ら親骨を開いてしまうという問題がある。
【0006】また、「長傘用の閉傘姿勢」において、親
骨群の露先を収束した状態に抱持する手段がなく、この
ため、仮に、使用者が下ロクロを移動しないように保持
することにより、前述のような洋傘下向き時における自
然開傘を防止することはできても、各親骨の露先が開花
状に開いているため、濡れた傘布により近隣者に迷惑を
かけてしまうという問題がある。
【0007】更に、前述の問題点を単純に解決するため
には、「長傘用の閉傘姿勢」において下ロクロを係止す
るハジキを設けると共に、親骨群の露先を収束抱持する
露先止を設ければ良いことが推考されるが、このような
ハジキ及び露先止を設けるに際し、構造を簡単とし、可
及的少ない部品点数により安価に提供するためには、更
に研究を尽くさなければならないという課題を有する。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本考案は、前記課題を
解決した折畳及び長傘兼用の洋傘における露先止装置を
提供するものであり、その手段として構成したところ
は、伸縮自在な入れ子式の分割棒1a、1b、1cから
成る中棒1と、該中棒の上部に固定の上ロクロ2に枢支
され且つ開閉時に折畳傘形態と長傘形態との何れかに選
択的に屈折自在な親骨5と、上ロクロの下方にて中棒に
摺動自在な下ロクロ3に枢支された受骨6と、前記中棒
の基端に固着され閉傘時に親骨先端の露先31を抱持可
能とする椀状の露先止32を有する手元4とを備えた折
畳及び長傘兼用の洋傘において、第一分割棒1aを摺動
自在に外挿せしめた第二分割棒1bに内装したスプリン
グ21が、線材をほぼV形に屈曲形成され、該スプリン
グの一端を逆U形に折曲することによりボール24を保
持するボール受部22を形成すると共に、該スプリング
の他端を外向き弧状に湾曲することによりハジキ23を
形成し、前記ボール24を第二分割棒1bのボール孔2
4から弾発して突出せしめる一方、前記ハジキ23を第
二分割棒1bのハジキ孔26から弾発して突出せしめて
成り、前記第一分割棒1aが:親骨5を延伸せしめた長
傘形態の開傘状態において、前記ハジキ23を係合状態
で挿通せしめると共に該ハジキ23を閉傘位置の下ロク
ロ2に係止せしめる第一ハジキ係合孔27と、前記ボー
ル24を係合せしめる第一ボール係合孔28を形成する
一方、手元4の露先止32をして親骨5の露先31を抱
持せしめる位置まで第一分割棒1aを収縮させた状態に
おいて、前記ハジキ23を係合状態で挿通せしめると共
に該ハジキ23を閉傘位置の下ロクロ2に係止せしめる
第二ハジキ係合孔29と、前記ボール24を係合せしめ
る第二ボール係合孔30を形成して成る点にある。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいて本考案の1実施例を詳述
する。
【0010】図1ないし図4において、中棒1は、伸縮
自在な入れ子式の分割棒から成る。図例では、3段式の
分割棒により構成され、手元側から順に、第一分割棒1
a、第二分割棒1b、第三分割棒1cを構成し、それぞ
れ順に直径を減じるパイプ材により形成されている。
尚、中棒の構成は、このような3段式の他、2段式或い
は4段式としても良く、要するに伸縮自在な複数段のも
のに構成されていれば良い。
【0011】中棒1の上部には上ロクロ2が固定されて
おり、該上ロクロの下方には、下ロクロ3が中棒1に摺
動自在に外挿されている。更に、中棒1の尾端には手元
4が固着されている。
【0012】前記上ロクロ2には親骨5が枢支され、前
記下ロクロ3には受骨6が枢支されている。親骨5は、
上ロクロ2に枢支された第一親骨5aと、前記受骨6の
先端にピン7aを介して枢結された第二親骨5bとに分
割されている。そして、第一親骨5aの先端近傍と第二
親骨5bの先端との間には中間親骨8がピン9a、9b
を介して枢結され、第一親骨5aの先端と第二親骨5b
の先端近傍との間にはリンク骨11が枢結されている。
図例において、リンク骨11は、該リンク骨11の基端
を第一親骨5aの先端にピン7bを介して枢結される一
方、該リンク骨11の先端を第二親骨5bの先端近傍に
前記ピン7aを共通軸として枢結されており、同時に受
骨6の先端にも枢結された関係にあるが、リンク骨11
の先端は、受骨6の先端近傍に独立ピンを介して枢結し
ても良い。そこで、中間親骨8及びリンク骨11により
リンク機構12が構成され、第一親骨5a及び第二親骨
5bは、相互に、このリンク機構12を介して屈伸自在
に構成されている。
【0013】従って、折畳洋傘としての通常使用状態に
おける開閉作動に際しては、前記リンク機構12を介し
て、図3に示すような第二親骨5bが第一親骨5aに重
ね合わされた「折畳用の閉傘姿勢」と、図1に示すよう
な第二親骨5bが第一親骨5aの延長線上に位置する状
態の開傘姿勢との間において開閉動作を行う。
【0014】一方、閉傘状態において、図3に示すよう
な「折畳用の閉傘姿勢」から、図4に示すように、下ロ
クロ3を更に下降させながら、前記リンク機構12の反
転を介して、第二親骨5bを第一親骨5aの延長線上に
伸長せしめた「長傘用の閉傘姿勢」に姿勢転換すること
が可能である。
【0015】尚、第二親骨5bの先端には、第三親骨5
cがピン13を介して反転自在に枢結されており、該第
三親骨5cに引張スプリング14を介して連結された牽
引部材15の延長端を受骨6の連結孔16に係止するこ
とにより、図1に示すような開傘状態においては、第三
親骨5cを牽引部材15により牽引し展開状態に弾発保
持する一方、図3に示すような閉傘状態においては、牽
引部材15を緩めることにより第三親骨5cをスプリン
グ14に抗して第二親骨5bに対し反転自在となるよう
に構成している。
【0016】このような骨組構造において、図1及び図
2に示すように、前記受骨6は、上向きに開口する断面
ほぼU形の溝形部材により構成され、溝底6aを有す
る。これに対して、前記リンク骨11は、図1に示す開
傘完了時及び図2に示す開傘途上時において受骨6の溝
内に嵌合される嵌合部11aを備えている。
【0017】リンク骨11は、好ましくは鋼線条材から
成り、図例のように第一親骨5aの先端近傍における屈
曲部11bを介して前記嵌合部11aを形成せしめるこ
とにより、開傘時に前記嵌合部11aを受骨6の溝底6
aに弾支せしめる構成とされている。
【0018】従って、図3に示す「折畳用の閉傘姿勢」
とした状態から下ロクロ3を上昇せしめて開傘を行うに
際し、図2に示すような傘布(図示せず)の張力が作用
し始める開傘途上の状態において、リンク骨11の嵌合
部11aが受骨6の溝内に収容され、これによりリンク
骨11の横振れを阻止される。換言すれば、リンク骨1
1は、受骨6の軸線に沿わしめられ、そこから外れるこ
とを阻止されているため、これにより第一親骨5aの先
端と第二親骨5bの基端も受骨6の軸線に沿わしめられ
ることになる。従って、従来のように各骨が横振れによ
りバラバラに偏位した姿勢になることはなく、骨組全体
として整然とした姿勢による開傘動作が約束される。
【0019】図2に示す開傘途上状態から、図1に示す
ように下ロクロ3を完全上昇してハジキ3aに係止した
開傘完了状態に至るまで、リンク骨11の嵌合部11a
を受骨6の溝底6aに接当した状態で、該リンク骨11
は受骨6により強制的に持ち上げられる。従って、図1
に示す開傘完了状態において、嵌合部11aを受骨6の
溝底6aに弾支すると共に、リンク骨11は弓状に弾曲
されつつ溝底6aに対して反発し、これにより第一親骨
5aと第二親骨5bを弾発し、中間親骨8を緊張せしめ
る。このため、第一親骨5aと第二親骨5bがグラツキ
やガタツキを生じるようなことはなく、リンク機構12
を介して緊張状態に弾発されるので、該リンク機構12
の部分に対応する傘布の張力を充分に支持することがで
き、傘布の当該部分に弛みを生じるようなことはない。
【0020】中棒1を構成する第一分割棒1a、第二分
割棒1b、第三分割棒1cは、伸縮自在に構成されると
共に、伸長位置における姿勢を固定するための係止手段
を備えている。図5に示すように、第三分割棒1cの基
端部には、ほぼV形のスプリング17が内装され、該ス
プリング17の両端に弾支されたボール18、18を第
三分割棒1cの側孔19、19から突出せしめる。これ
に対応して、第二分割棒1bの先端近傍には係合孔2
0、20が設けられており、第一分割棒1a及び第二分
割棒1bを伸長せしめた状態で該係合孔20、20にボ
ール18、18が係合するように構成されている。
【0021】 図5及び図6に示すように、第二分割棒
1bの基端部には、線材を屈曲して形成したほぼV形の
スプリング21が内装され、該スプリングの一端は逆U
形に折曲することによりボール受部22が形成され、他
端には外向きに弧状に湾曲形成されたハジキ23が形成
されている。スプリング21を第二分割棒1bに内装し
た状態で、ボール受部22に保持されたボール24が第
二分割棒1bのボール孔25から突出され、前記ハジキ
23が第二分割棒1bのハジキ孔26から突出される。
これに対応して、第一分割棒1aの先端近傍には、前記
ハジキ23及びボール24に同時に係合するようにそれ
ぞれ組とされた、第一ハジキ係合孔27及び第一ボール
係合孔28の組と、第二ハジキ係合孔29及び第二ボー
ル係合孔30の組とが設けられている。
【0022】図6(A)に示すように、上述の図4に基
づき説明した「長傘用の閉傘姿勢」において、通常時、
第二分割棒1bのハジキ23及びボール24には、第一
分割棒1aの第一ハジキ係合孔27及び第一ボール係合
孔28が係合しており、第一分割棒1aは第二分割棒1
bに対して伸長せしめられた状態にある。そして、この
状態において、閉傘位置にある下ロクロ3は、ロクロ係
止孔3bを介して第一ハジキ係合孔27から突出せしめ
られたハジキ23の先端に係止している。また、親骨
5、図示実施例では、第三親骨5cは、先端に形成した
露先31を手元4から距離Lだけ離して位置せしめる。
尚、手元4は、露先31に向けて椀状に開口する露先止
32を形成している。
【0023】そこで、図6(B)に示すように、手元4
を押し込むことにより第一分割棒1aを第二分割棒1b
に対して収縮方向に移動せしめると、ハジキ23及びボ
ール24がスプリング21に抗して後退した後に突出
し、第二ハジキ係合孔29及び第二ボール係合孔30に
係合し、そこで第一分割棒1aを停止せしめる。この第
一分割棒1aの移動量、即ち、第一ハジキ係合孔27と
第二ハジキ係合孔29の間の距離は、前述した距離Lよ
り僅かに大きい、即ち、L+αであり、この位置におい
て手元4の露先止32が親骨群の露先31を抱持する。
【0024】尚、第一分割棒1aを前述のように収縮移
動せしめる間、ハジキ23は、下ロクロ3のロクロ係止
孔3bから逸脱するが、第一分割棒1aが所定位置に移
動されたとき、第二ハジキ係合孔29を通過して再度ロ
クロ係止孔3bに係止し、下ロクロ3の自由な移動を防
止する。
【0025】
【考案の効果】本考案によれば、「長傘用の閉傘姿勢」
において、下ロクロ3がハジキ23に係止されるので、
使用者が手元4を保持した状態で洋傘を下向きに吊持し
ても、下ロクロ3が自重により摺動して親骨5を自然に
開傘してしまうことはなく、閉傘状態を維持できる。
【0026】また、このような「長傘用の閉傘姿勢」の
状態で洋傘を携帯するに際しては、上述のように中棒1
のうち一方の分割棒1aを他方の分割棒1bに向けて押
し込めば、手元4の露先止32により親骨群の露先31
を抱持することができ、しかも、この押し込みに際して
は、両分割棒1a、1bがハジキ23に第一ハジキ係合
孔27を係合せしめた状態から第二ハジキ係合孔29を
係合せしめ、このようにハジキ23を介して分割棒1
a、1bを相互に停止せしめ固定することができるの
で、操作及び作業をスムースに行うことができる。しか
も、このように露先31を抱持した状態で、両分割棒1
a、1bはハジキ23により相互に固定されているの
で、使用者が手元4を保持した状態で洋傘を下向きに吊
持しながら携帯する場合においても、両分割棒1a、1
bが不慮に伸長することにより前記露先止32による露
先31の抱持を勝手に解いてしまうことはない。
【0027】 更に、本考案によれば、前述のような下
ロクロ3の係止と、露先止32により露先31の抱持時
における分割棒1a、1bの係止固定とを、何れも同じ
ハジキ23により行うものであるから、一つの構成手段
により二つの機能を果たすことができ、部品点数の増加
防止と安価な提供という要求に応えることができたもの
である。特に、本考案によれば、次の効果(1)及び
(2)を奏する点において極めて有利である。 (1)ハジキ23を一体に備えたスプリング21を1本
の線材により簡単に形成することができるので、製造容
易であり低コストである。 (2)長傘形態の閉傘状態において、ボール24により
第一分割棒1aと第二分割棒1bを係止し且つハジキ2
3により下ロクロ2を係止できるばかりか、手元4の露
先止32により親骨5の露先31を抱持した状態におい
ても、全く同様に、ボール24により第一分割棒1aと
第二分割棒1bを係止し且つハジキ23により下ロクロ
2を係止することができ、この二つの形態の何れにおい
ても、第一分割棒1aと第二分割棒1bの相互係止と下
ロクロ2の係止を行うことができる点において優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を開傘状態にて示す要部断面
図である。
【図2】本考案の1実施例を開傘途上状態にて示す要部
断面図である。
【図3】本考案の1実施例を折畳用の閉傘姿勢にて示す
側面図である。
【図4】本考案の1実施例を長傘用の閉傘姿勢にて示す
側面図である。
【図5】本考案の1実施例における中棒の要部を示す分
解斜視図である。
【図6】本考案の1実施例における露先止装置を示して
おり、(A)は露先を解放した状態の要部縦断面図、
(B)は露先を抱持した状態の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 中棒 1a 第一分割棒 1b 第二分割棒 1c 第三分割棒 2 上ロクロ 3 下ロクロ 3b ロクロ係止孔 4 手元 5 親骨 5a 第一親骨 5b 第二親骨 5c 第三親骨 6 受骨 6a 溝底 8 中間親骨 11 リンク骨 11a 嵌合部 11b 屈曲部 12 リンク機構 21 スプリング 22 ボール受部 23 ハジキ 24 ボール 25 ボール孔 26 ハジキ孔 27 第一ハジキ係合孔 28 第一ボール係合孔 29 第二ハジキ係合孔 30 第二ボール係合孔 31 露先 32 露先止

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮自在な入れ子式の分割棒(1a、
    1b、1c)から成る中棒(1)と、該中棒の上部に固
    定の上ロクロ(2)に枢支され且つ開閉時に折畳傘形態
    と長傘形態との何れかに選択的に屈折自在な親骨(5)
    と、上ロクロの下方にて中棒に摺動自在な下ロクロ
    (3)に枢支された受骨(6)と、前記中棒の基端に固
    着され閉傘時に親骨先端の露先(31)を抱持可能とす
    る椀状の露先止(32)を有する手元(4)とを備えた
    折畳及び長傘兼用の洋傘において、第一分割棒(1a)を摺動自在に外挿せしめた第二分割
    棒(1b)に内装したスプリング(21)が、線材をほ
    ぼV形に屈曲形成され、該スプリングの一端を逆U形に
    折曲することによりボール(24)を保持するボール受
    部(22)を形成すると共に、該スプリングの他端を外
    向き弧状に湾曲することによりハジキ(23)を形成
    し、前記ボール(24)を第二分割棒(1b)のボール
    孔(24)から弾発して突出せしめる一方、前記ハジキ
    (23)を第二分割棒(1b)のハジキ孔(26)から
    弾発して突出せしめて成り、 前記第一分割棒(1a)が: 親骨(5)を延伸せしめた長傘形態の開傘状態におい
    て、前記ハジキ(23)を係合状態で挿通せしめると共
    に該ハジキ(23)を閉傘位置の下ロクロ(2)に係止
    せしめる第一ハジキ係合孔(27)と、前記ボール(2
    4)を係合せしめる第一ボール係合孔(28)を形成す
    る一方、 手元(4)の露先止(32)をして親骨(5)の露先
    (31)を抱持せしめる位置まで第一分割棒(1a)を
    収縮させた状態において、前記ハジキ(23)を係合状
    態で挿通せしめると共に該ハジキ(23)を閉傘位置の
    下ロクロ(2)に係止せしめる第二ハジキ係合孔(2
    9)と、前記ボール(24)を係合せしめる第二ボール
    係合孔(30)を形成して成る ことを特徴とする折畳及
    び長傘兼用の洋傘における露先止装置。
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