JPH0888474A - 積層混成集積回路素子 - Google Patents

積層混成集積回路素子

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JPH0888474A
JPH0888474A JP6222182A JP22218294A JPH0888474A JP H0888474 A JPH0888474 A JP H0888474A JP 6222182 A JP6222182 A JP 6222182A JP 22218294 A JP22218294 A JP 22218294A JP H0888474 A JPH0888474 A JP H0888474A
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JP
Japan
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integrated circuit
hybrid integrated
circuit element
laminated
hole
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JP6222182A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Suzuki
一高 鈴木
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型の積層混成集積回路素子を、また表面に
凹凸の無い積層混成集積回路素子を提供する。 【構成】 インダクタ部11と中央部に孔12bが形成
されたコンデンサ部12を重畳し、孔12b内にIC1
3、トランジスタ14等の部品を実装した後、孔12b
に樹脂15を充填して硬化させ、積層混成集積回路素子
10を形成する。 【効果】 インダクタ部11とコンデンサ部12が形成
された重畳体内に電子部品が埋め込まれた状態となり、
従来よりも高さが低くなるので、素子形状を小型に形成
することができる。これにより、部品実装密度の向上及
び装置形状の小型化を図ることができる。また、素子表
面の凹凸が無いので、自動実装機を用いた電子部品搭載
基板への自動実装を行うことができるため、実装作業効
率の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層セラミックを用い
て構成されるDC/DCコンバータ等の電源回路部品
や、多層セラミックを用いて構成されるアンテナスイッ
チ、VCO等の高周波回路部品に用いられる積層複合部
品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、積層混成集積回路素子1は、図2
に示すように、積層インダクタネットワーク部2a及び
積層コンデンサネットワーク部2bの複合体からなる重
畳体2の表面にIC、トランジスタ等の能動素子や抵抗
器等の電子部品3が搭載されると共に、端面2cに外部
接続用の端子電極4が形成されている。
【0003】前述の構成よりなる積層混成集積回路素子
1をマザーボード等の電子部品搭載基板5に実装する場
合、電子部品搭載基板5には予め端子電極4に対応して
半田付け用のランド6が形成され、このランド6に端子
電極4が半田付けされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の積層混成集積回路素子1は、積層インダクタネットワ
ーク部2aと積層コンデンサネットワーク部2bを重畳
して重畳体2を形成し、さらにその上にIC等の電子部
品3を実装しているため素子全体の高さが高くなってし
まうという問題点があった。また、素子の表面に電子部
品3による凹凸があるため、自動実装機を用いた電子部
品搭載基板5への自動実装を行うことができず、手作業
による実装作業が行われており、実装作業効率の向上を
図ることができなかった。
【0005】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、小型
の積層混成集積回路素子を、また表面に凹凸の無い積層
混成集積回路素子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、積層インダクタと積層コン
デンサが形成された重畳体に能動素子等の電子部品を搭
載してなる積層混成集積回路素子において、前記重畳体
は表面に凹部を有し、前記電子部品は前記凹部内に実装
されている積層混成集積回路素子を提案する。
【0007】また、請求項2では、請求項1記載の積層
混成集積回路素子において、前記電子部品が実装された
凹部に樹脂が充填されている積層混成集積回路素子を提
案する。
【0008】また、請求項3では、請求項1記載の積層
混成集積回路素子において、前記凹部を形成する堤体は
積層体からなり、該積層体内部に導体パターンによる回
路配線が形成されている積層混成集積回路素子を提案す
る。
【0009】また、請求項4では、請求項1記載の積層
混成集積回路素子において、前記凹部を形成する堤体
は、支持基板と一体に焼成されてなる積層混成集積回路
素子を提案する。
【0010】また、請求項5では、請求項1記載の積層
混成集積回路素子において、前記凹部内の導電パターン
と支持基板内の導体パターンは、前記堤体内部若しくは
前記支持基板内部で接続されている積層混成集積回路素
子を提案する。
【0011】
【作用】本発明の請求項1によれば、積層インダクタと
積層コンデンサが形成された重畳体の表面には凹部が形
成され、該凹部内に能動素子等の電子部品が実装されて
いる。これにより、重畳体内に電子部品が埋め込まれた
状態となり、従来よりも高さが低くなる。
【0012】また、請求項2によれば、前記凹部には樹
脂が充填され、これにより表面の凹凸がなくなり平坦と
なる。
【0013】また、請求項3によれば、前記凹部を形成
する積層体からなる堤体内部に導体パターンによる回路
配線が形成される。
【0014】また、請求項4によれば、前記凹部を形成
する堤体は支持基板と一体に焼成されている。
【0015】また、請求項5によれば、前記凹部内の導
電パターンと支持基板内の導体パターンは、堤体内部若
しくは支持基板内部においてスルーホールなどを介して
接続される。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例の積層混成集積回路
素子を示す外観図、図3はその側面断面図である。図に
おいて、10は例えばDC−DCコンバータを構成する
積層混成集積回路素子(以下、素子と称する)で、直方
体形状を有し、その下部にはコイル導体11aが積層さ
れた積層インダクタネットワーク部(以下、インダクタ
部と称する)11が、また上部にはコンデンサ電極12
aが積層された積層コンデンサネットワーク部(以下、
コンデンサ部と称する)12が設けられている。
【0017】また、コンデンサ部12の中央部には上下
方向に貫く孔12bが形成されると共に、孔12bの底
面には配線用の導体パターンが形成され、インダクタ部
11とコンデンサ部12を積層した状態で、この孔12
b(凹部)内にIC13及びトランジスタ14が実装さ
れワイヤーボンディングによって配線用導体パターンに
接続されると共に樹脂15が充填されている。さらに、
配線用の導体パターン、コイル導体11a、コンデンサ
電極12aは必要に応じてインダクタ部11及びコンデ
ンサ部12に形成されたスルーホール16を介して接続
されると共に、素子10の側面には内部回路に導通した
端子電極17が形成されている。
【0018】前述の構成よりなる素子10の製造方法は
以下のとおりである。即ち、図4に示すように、コイル
導体11a及びスルーホール11bを形成した磁性体シ
ート11cと、回路配線(配線用導体パターン)18a
を形成した絶縁体シート18、コンデンサ電極12aを
形成し、中央部に矩形の孔12bをあけた誘電体シート
12c及び絶縁体シート19を積層して圧着した後、焼
成する。この後、焼成された積層体の側面にAg−Pd
ペーストを用いて端子電極17を形成する。
【0019】次に、コンデンサ部12の中央の孔12b
内にIC13及びトランジスタ14を導電性接着剤を用
いて接着し、これらのIC13及びトランジスタ14を
ワイヤーボンディングによって回路配線18aと接続す
る。この後、樹脂15を孔12bに流し込んで硬化さ
せ、完成となる。
【0020】前述した素子10は、積層体の内部にIC
13及びトランジスタ14を埋め込んだ状態となってい
るので、従来よりも形状が薄くなる。また、表面に従来
のような部品の凹凸が無いので、ハンドリング性が優れ
ており、自動実装機を用いた自動実装が可能となり、実
装作業効率の向上を図ることができる。
【0021】さらに、コンデンサ部12によって形成さ
れる堤体内部に導体パターンによる回路配線が形成され
るので、より多くの素子を内蔵することができ、高密度
実装が可能となる。
【0022】また、凹部(孔12b)を形成する堤体
(コンデンサ部12)が支持基板(インダクタ部11)
と一体に焼成されているので、コンデンサ部12とイン
ダクタ部11との接着工程が不要となり、製造効率を向
上させることができると共に、コンデンサ部12とイン
ダクタ部11との間に隙間等が生じることがないので、
水分の侵入等を防止することができ、高い信頼性を得る
ことができる。
【0023】さらにまた、孔12b内の配線用導体パタ
ーンとインダクタ部11及びコンデンサ部12内の導体
パターンは、これらの内部においてスルーホール16を
介して接続されるので、配線長を短くでき、高密度に配
線を行うことができる。
【0024】尚、前述した実施例では、IC13及びト
ランジスタ14をワイヤーボンディングによって回路配
線18aと接続したが、フェイスダウンボンディングを
用いて接続しても良い。また、図5に示すように、イン
ダクタ部11を挟んで上下両側に孔12bをあけたコン
デンサ部12を設け、上下両方の孔12bに部品実装し
ても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、積層インダクタと積層コンデンサが形成された
重畳体内に電子部品が埋め込まれた状態となり、従来よ
りも高さが低くなるので、従来よりも素子形状を小型に
形成することができる。これにより、部品実装密度の向
上及び装置形状の小型化を図ることができる。
【0026】また、請求項2によれば、上記の効果に加
えて、素子表面の凹凸が無いので、自動実装機を用いた
電子部品搭載基板への自動実装を行うことができるた
め、実装作業効率の向上を図ることができる。
【0027】また、請求項3によれば、上記の効果に加
えて、堤体内部に導体パターンによる回路配線が形成さ
れるので、より多くの素子を内蔵することができ、高密
度実装が可能となる。
【0028】また、請求項4によれば、上記の効果に加
えて、凹部を形成する堤体が支持基板と一体に焼成され
ているので、前記堤体と支持基板との接着工程が不要と
なり、製造効率を向上させることができると共に、堤体
と支持基板との間に隙間等が生じることがないので、水
分の侵入等を防止することができ、高い信頼性を得るこ
とができる。
【0029】また、請求項5によれば、上記の効果に加
えて、凹部内の導電パターンと支持基板内の導体パター
ンは、堤体内部若しくは支持基板内部においてスルーホ
ールなどを介して接続されるので、配線長を短くでき、
高密度に配線を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す外観図
【図2】従来例を示す構成図
【図3】本発明の一実施例を示す側面断面図
【図4】本発明の一実施例の分解図
【図5】本発明の他の実施例を示す側面断面図
【符号の説明】
10…積層混成集積回路素子、11…積層インダクタネ
ットワーク部、11a…コイル導体、11b…スルーホ
ール、11c…磁性体シート、12…積層コンデンサネ
ットワーク部、12a…コンデンサ電極、12b…孔、
12c…誘電体シート、13…IC、14…トランジス
タ、15…樹脂、16…スルーホール、17…端子電
極、18…絶縁体シート、18a…回路配線、19…絶
縁体シート。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層体内部に複数の層に亙って導体パタ
    ーンを有し、該導体パターンが該積層体内部で相互に接
    続されて所定の電子回路が形成されると共に、該積層体
    に能動素子等の電子部品を搭載してなる積層混成集積回
    路素子において、 前記積層体は表面に凹部を有し、 前記電子部品は前記凹部内に実装されていることを特徴
    とする積層混成集積回路素子。
  2. 【請求項2】 前記電子部品が実装された凹部に樹脂が
    充填されていることを特徴とする請求項1記載の積層混
    成集積回路素子。
  3. 【請求項3】 前記凹部を形成する堤体は積層体からな
    り、該積層体内部に導体パターンによる回路配線が形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の積層混成集
    積回路素子。
  4. 【請求項4】 前記凹部を形成する堤体は、支持基板と
    一体に焼成されてなることを特徴とする請求項1記載の
    積層混成集積回路素子。
  5. 【請求項5】 前記凹部内の導電パターンと支持基板内
    の導体パターンは、前記堤体内部若しくは前記支持基板
    内部で接続されていることを特徴とする請求項1記載の
    積層混成集積回路素子。
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