JPH0887638A - 紙葉類搬送装置 - Google Patents
紙葉類搬送装置Info
- Publication number
- JPH0887638A JPH0887638A JP6222844A JP22284494A JPH0887638A JP H0887638 A JPH0887638 A JP H0887638A JP 6222844 A JP6222844 A JP 6222844A JP 22284494 A JP22284494 A JP 22284494A JP H0887638 A JPH0887638 A JP H0887638A
- Authority
- JP
- Japan
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- gate
- paper sheet
- path
- unit
- paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、ジャムや振分けミスを防止でき
る。 【構成】 この発明は、ゲート前センサ５を紙幣１が通
過する際にゲート前センサ５の暗時間をカウントするこ
とにより、搬送速度を求め、その搬送速度に応じてゲー
ト４を動かすタイミングを変化させるようにしたもので
ある。
る。 【構成】 この発明は、ゲート前センサ５を紙幣１が通
過する際にゲート前センサ５の暗時間をカウントするこ
とにより、搬送速度を求め、その搬送速度に応じてゲー
ト４を動かすタイミングを変化させるようにしたもので
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、紙幣等の紙葉類を搬
送してゲートにより振分ける紙葉類搬送装置に関する。
送してゲートにより振分ける紙葉類搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の紙幣等の紙葉類を搬送する紙葉類
搬送装置では、紙幣の検知結果にしたがって、搬送路を
振り分けるゲートにより各集積部に振分けて集積するよ
うになっている。
搬送装置では、紙幣の検知結果にしたがって、搬送路を
振り分けるゲートにより各集積部に振分けて集積するよ
うになっている。
【０００３】このような装置では、ゲート前に配置した
ゲート前センサの出力をもとに、所定時間経過後のタイ
ミングに、ゲートを動かすようになっている。このゲー
トを動かすタイミングとして、１つの固定データを持っ
ている。すなわち、ゲート前センサがオン（紙幣の先端
検知）となってから、一定時間（固定データ）後に、ゲ
ートを動かし紙幣を振り分けるようになっている。
ゲート前センサの出力をもとに、所定時間経過後のタイ
ミングに、ゲートを動かすようになっている。このゲー
トを動かすタイミングとして、１つの固定データを持っ
ている。すなわち、ゲート前センサがオン（紙幣の先端
検知）となってから、一定時間（固定データ）後に、ゲ
ートを動かし紙幣を振り分けるようになっている。
【０００４】このように、ゲートを動かすタイミングが
１つの固定データのため、搬送速度の変化によるマージ
ンが減り、ジャムや振分けミスを引き起こす可能性があ
るという欠点がある。
１つの固定データのため、搬送速度の変化によるマージ
ンが減り、ジャムや振分けミスを引き起こす可能性があ
るという欠点がある。
【０００５】すなわち、ジャムの１例として、搬送速度
が速くなっている時に、ゲートを動かすタイミングが遅
すぎて、ゲートと紙幣がぶつかってしまう場合があると
いう欠点がある。
が速くなっている時に、ゲートを動かすタイミングが遅
すぎて、ゲートと紙幣がぶつかってしまう場合があると
いう欠点がある。
【０００６】また、振分けミスの１例として、搬送速度
が速くなっている時に、ゲートを動かすタイミングが遅
すぎて、一方の集積ポケットに行くべき紙幣が、誤って
他方の集積ポケットに振分けられてしまう場合があると
いう欠点がある。
が速くなっている時に、ゲートを動かすタイミングが遅
すぎて、一方の集積ポケットに行くべき紙幣が、誤って
他方の集積ポケットに振分けられてしまう場合があると
いう欠点がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ゲー
トを動かすタイミングが固定されていたため、搬送速度
の変化によるマージンが減り、ジャムや振分けミスを引
き起こす可能性があるという欠点を除去するもので、ゲ
ートを動かすタイミングを搬送速度別に可変にしたこと
により、ゲート動作と紙葉類の間にマージンが増え、ジ
ャムや振分けミスを防止することができる紙葉類搬送装
置を提供することを目的とする。
トを動かすタイミングが固定されていたため、搬送速度
の変化によるマージンが減り、ジャムや振分けミスを引
き起こす可能性があるという欠点を除去するもので、ゲ
ートを動かすタイミングを搬送速度別に可変にしたこと
により、ゲート動作と紙葉類の間にマージンが増え、ジ
ャムや振分けミスを防止することができる紙葉類搬送装
置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明の紙葉類搬送装
置は、紙葉類を搬送路に沿って搬送する搬送手段、上記
搬送路上に設けられ、上記搬送路によって搬送される紙
葉類の内容を判別する判別手段、上記搬送路の終端に設
けられ、上記紙葉類の内容ごとに別々に収納される複数
の収納手段、上記収納手段の手前の上記搬送路上に設け
られ、上記判別手段により判別された紙葉類の内容によ
って、上記紙葉類を上記収納手段に振分ける振分手段、
上記振分手段の手前の上記搬送路上に所定距離離間して
設けられ、上記搬送路によって搬送される紙葉類を検知
する検知手段、この検知手段により上記紙葉類を検知し
ている時間と、上記紙葉類の長さとにより、上記紙葉類
の搬送速度を算出する算出手段、この算出手段により算
出された搬送速度と上記検知手段から上記振分手段まで
の距離とから、上記振分手段の駆動タイミングを判定す
る判定手段、およびこの判定手段による駆動タイミング
となった際、上記振分手段を駆動する駆動手段から構成
されている。
置は、紙葉類を搬送路に沿って搬送する搬送手段、上記
搬送路上に設けられ、上記搬送路によって搬送される紙
葉類の内容を判別する判別手段、上記搬送路の終端に設
けられ、上記紙葉類の内容ごとに別々に収納される複数
の収納手段、上記収納手段の手前の上記搬送路上に設け
られ、上記判別手段により判別された紙葉類の内容によ
って、上記紙葉類を上記収納手段に振分ける振分手段、
上記振分手段の手前の上記搬送路上に所定距離離間して
設けられ、上記搬送路によって搬送される紙葉類を検知
する検知手段、この検知手段により上記紙葉類を検知し
ている時間と、上記紙葉類の長さとにより、上記紙葉類
の搬送速度を算出する算出手段、この算出手段により算
出された搬送速度と上記検知手段から上記振分手段まで
の距離とから、上記振分手段の駆動タイミングを判定す
る判定手段、およびこの判定手段による駆動タイミング
となった際、上記振分手段を駆動する駆動手段から構成
されている。
【０００９】この発明の紙葉類搬送装置は、紙葉類が搬
送路上を搬送され、ゲートにより振分けられるものにお
いて、上記ゲートの手前の上記搬送路上に所定距離離間
して設けられ、上記搬送路によって搬送される紙葉類を
検知する検知手段、この検知手段により上記紙葉類を検
知している時間と、上記紙葉類の長さとにより、上記紙
葉類の搬送速度を算出する算出手段、この算出手段によ
り算出された搬送速度と上記検知手段から上記ゲートま
での距離とから、上記ゲートの駆動タイミングを判定す
る判定手段、およびこの判定手段による駆動タイミング
となった際、上記ゲートを駆動する駆動手段から構成さ
れている。
送路上を搬送され、ゲートにより振分けられるものにお
いて、上記ゲートの手前の上記搬送路上に所定距離離間
して設けられ、上記搬送路によって搬送される紙葉類を
検知する検知手段、この検知手段により上記紙葉類を検
知している時間と、上記紙葉類の長さとにより、上記紙
葉類の搬送速度を算出する算出手段、この算出手段によ
り算出された搬送速度と上記検知手段から上記ゲートま
での距離とから、上記ゲートの駆動タイミングを判定す
る判定手段、およびこの判定手段による駆動タイミング
となった際、上記ゲートを駆動する駆動手段から構成さ
れている。
【００１０】この発明の紙葉類搬送装置は、紙葉類を搬
送路に沿って搬送する搬送手段、上記搬送路上に設けら
れ、上記搬送路によって搬送される紙葉類の内容を判別
する判別手段、上記搬送路の終端に設けられ、上記紙葉
類の内容ごとに別々に収納される複数の収納手段、上記
収納手段の手前の上記搬送路上に設けられ、上記判別手
段により判別された紙葉類の内容によって、上記紙葉類
を上記収納手段に振分ける振分手段、上記振分手段の手
前の上記搬送路上に所定距離離間して設けられ、上記搬
送路によって搬送される紙葉類を検知する検知手段、こ
の検知手段により上記紙葉類を検知している時間と、上
記紙葉類の長さとにより、上記紙葉類の搬送速度を算出
し、この算出された搬送速度と上記検知手段から上記振
分手段までの距離とから、上記振分手段の駆動タイミン
グを判定する判定手段、およびこの判定手段による駆動
タイミングとなった際、上記振分手段を駆動する駆動手
段から構成されている。
送路に沿って搬送する搬送手段、上記搬送路上に設けら
れ、上記搬送路によって搬送される紙葉類の内容を判別
する判別手段、上記搬送路の終端に設けられ、上記紙葉
類の内容ごとに別々に収納される複数の収納手段、上記
収納手段の手前の上記搬送路上に設けられ、上記判別手
段により判別された紙葉類の内容によって、上記紙葉類
を上記収納手段に振分ける振分手段、上記振分手段の手
前の上記搬送路上に所定距離離間して設けられ、上記搬
送路によって搬送される紙葉類を検知する検知手段、こ
の検知手段により上記紙葉類を検知している時間と、上
記紙葉類の長さとにより、上記紙葉類の搬送速度を算出
し、この算出された搬送速度と上記検知手段から上記振
分手段までの距離とから、上記振分手段の駆動タイミン
グを判定する判定手段、およびこの判定手段による駆動
タイミングとなった際、上記振分手段を駆動する駆動手
段から構成されている。
【００１１】この発明の紙葉類搬送装置は、紙葉類が搬
送路上を搬送され、ゲートにより振分けられるものにお
いて、上記ゲートの手前の上記搬送路上に所定距離離間
して設けられ、上記搬送路によって搬送される紙葉類を
検知する検知手段、この検知手段により上記紙葉類を検
知している時間と、上記紙葉類の長さとにより、上記紙
葉類の搬送速度を算出し、この算出された搬送速度と上
記検知手段から上記ゲートまでの距離とから、上記ゲー
トの駆動タイミングを判定する判定手段、およびこの判
定手段による駆動タイミングとなった際、上記ゲートを
駆動する駆動手段から構成されている。
送路上を搬送され、ゲートにより振分けられるものにお
いて、上記ゲートの手前の上記搬送路上に所定距離離間
して設けられ、上記搬送路によって搬送される紙葉類を
検知する検知手段、この検知手段により上記紙葉類を検
知している時間と、上記紙葉類の長さとにより、上記紙
葉類の搬送速度を算出し、この算出された搬送速度と上
記検知手段から上記ゲートまでの距離とから、上記ゲー
トの駆動タイミングを判定する判定手段、およびこの判
定手段による駆動タイミングとなった際、上記ゲートを
駆動する駆動手段から構成されている。
【００１２】
【作用】この発明は、紙葉類が搬送路上を搬送され、ゲ
ートにより振分けられるものにおいて、上記ゲートの手
前の上記搬送路上に所定距離離間して設けられている検
知手段で上記搬送路によって搬送される紙葉類を検知
し、この検知手段により上記紙葉類を検知している時間
と、上記紙葉類の長さとにより、上記紙葉類の搬送速度
を算出し、この算出された搬送速度と上記検知手段から
上記ゲートまでの距離とから、上記ゲートの駆動タイミ
ングを判定し、この判定手段による駆動タイミングとな
った際、上記ゲートを駆動するようにしたものである。
ートにより振分けられるものにおいて、上記ゲートの手
前の上記搬送路上に所定距離離間して設けられている検
知手段で上記搬送路によって搬送される紙葉類を検知
し、この検知手段により上記紙葉類を検知している時間
と、上記紙葉類の長さとにより、上記紙葉類の搬送速度
を算出し、この算出された搬送速度と上記検知手段から
上記ゲートまでの距離とから、上記ゲートの駆動タイミ
ングを判定し、この判定手段による駆動タイミングとな
った際、上記ゲートを駆動するようにしたものである。
【００１３】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図２は、紙葉類搬送装置としての紙幣
搬送装置を示すものである。すなわち、挿入口（図示し
ない）から挿入された紙幣（紙葉類）１が搬送路２上を
搬送ローラあるいは搬送ベルト等の搬送機構（図示しな
い）により、図示矢印ａ方向に搬送されるようになって
いる。この搬送路２上には、紙幣１の記載内容（行先デ
ータ）を検知する検知部３と、この検知部３の検知内容
に応じて振分けるゲート４が設けられている。このゲー
ト４と検知部３との間の搬送路２上で、上記ゲート４の
所定距離手前に、ゲート前センサ５が設けられている。
上記ゲート４の後段（搬送路２の終端）には、上記ゲー
ト４により振分けられた紙幣１を集積する集積部６ａ、
６ｂが設けられている。
照して説明する。図２は、紙葉類搬送装置としての紙幣
搬送装置を示すものである。すなわち、挿入口（図示し
ない）から挿入された紙幣（紙葉類）１が搬送路２上を
搬送ローラあるいは搬送ベルト等の搬送機構（図示しな
い）により、図示矢印ａ方向に搬送されるようになって
いる。この搬送路２上には、紙幣１の記載内容（行先デ
ータ）を検知する検知部３と、この検知部３の検知内容
に応じて振分けるゲート４が設けられている。このゲー
ト４と検知部３との間の搬送路２上で、上記ゲート４の
所定距離手前に、ゲート前センサ５が設けられている。
上記ゲート４の後段（搬送路２の終端）には、上記ゲー
ト４により振分けられた紙幣１を集積する集積部６ａ、
６ｂが設けられている。
【００１４】上記検知部３は、紙幣１の真偽や、金種
や、正損等を検知するものであり、この検知が集積部６
ａ、６ｂへの行先データに対応している。上記ゲート前
センサ５は、光学的に検知を行う発光素子５ａと受光素
子５ｂとから構成され、受光素子５ｂからの信号がセン
サ出力して出力されるようになっている。
や、正損等を検知するものであり、この検知が集積部６
ａ、６ｂへの行先データに対応している。上記ゲート前
センサ５は、光学的に検知を行う発光素子５ａと受光素
子５ｂとから構成され、受光素子５ｂからの信号がセン
サ出力して出力されるようになっている。
【００１５】上記紙幣搬送装置の制御回路を、図１に示
すブロック図を用いて説明する。すなわち、ＣＰＵ１１
により装置の全体が制御されるようになっている。この
ＣＰＵ１１には、制御プログラムが記憶されているＲＯ
Ｍと、作業用のＲＡＭとからなるメインメモリ１１、上
記ゲート４を駆動するゲート駆動回路１２、搬送機構１
３を駆動する駆動回路１４、および上記ゲート前センサ
５、上記検知部３が接続されている。
すブロック図を用いて説明する。すなわち、ＣＰＵ１１
により装置の全体が制御されるようになっている。この
ＣＰＵ１１には、制御プログラムが記憶されているＲＯ
Ｍと、作業用のＲＡＭとからなるメインメモリ１１、上
記ゲート４を駆動するゲート駆動回路１２、搬送機構１
３を駆動する駆動回路１４、および上記ゲート前センサ
５、上記検知部３が接続されている。
【００１６】上記メインメモリ１１には、ゲート前セン
サ５の暗時間Ｔに対する紙幣１の搬送速度（紙幣１の長
さ（７６ｍｍ）／ゲート前センサ５の暗時間Ｔ）Ｓとゲ
ート駆動タイミング時間Ｄとが記憶されているゲートタ
イミングテーブル１１ａ、紙幣１によりゲート前センサ
５を遮っている時間を計数するゲート前センサ暗カウン
タ１１ｂ、上記ゲートタイミングテーブル１１ａから読
出したゲート動作タイミング時間が記憶されるゲートタ
イミングバッファ１１ｃ、上記ゲート４の振分け状態が
記憶されるゲート方向バッファ１１ｄが設けられてい
る。ゲート方向バッファ１１ｄには、上記ゲート４の振
分け状態が集積部６ａ側である場合“０“が記憶され、
上記ゲート４の振分け状態が集積部６ｂ側である場合
“１“が記憶される。
サ５の暗時間Ｔに対する紙幣１の搬送速度（紙幣１の長
さ（７６ｍｍ）／ゲート前センサ５の暗時間Ｔ）Ｓとゲ
ート駆動タイミング時間Ｄとが記憶されているゲートタ
イミングテーブル１１ａ、紙幣１によりゲート前センサ
５を遮っている時間を計数するゲート前センサ暗カウン
タ１１ｂ、上記ゲートタイミングテーブル１１ａから読
出したゲート動作タイミング時間が記憶されるゲートタ
イミングバッファ１１ｃ、上記ゲート４の振分け状態が
記憶されるゲート方向バッファ１１ｄが設けられてい
る。ゲート方向バッファ１１ｄには、上記ゲート４の振
分け状態が集積部６ａ側である場合“０“が記憶され、
上記ゲート４の振分け状態が集積部６ｂ側である場合
“１“が記憶される。
【００１７】ゲートタイミングテーブル１１ａは、図３
に示すように、ゲート前センサ５の暗時間Ｔに対する紙
幣１の搬送速度Ｓとゲート駆動タイミング時間Ｄとが記
憶されており、すなわちゲート前センサ暗時間を基にそ
の時点での搬送速度を換算した配列の順にその搬送速度
に合ったゲート駆動タイミング時間を並べたものであ
る。たとえば、ゲート前センサ５の暗時間Ｔ１〜Ｔ２に
対して、紙幣１の搬送速度１．３（ｍ／ｓ）とゲート駆
動タイミング時間ｔ１が記憶され、ゲート前センサ５の
暗時間Ｔ２〜Ｔ３に対して、紙幣１の搬送速度１．４
（ｍ／ｓ）とゲート駆動タイミング時間ｔ２が記憶さ
れ、ゲート前センサ５の暗時間Ｔ３〜Ｔ４に対して、紙
幣１の搬送速度１．５（ｍ／ｓ）とゲート駆動タイミン
グ時間ｔ３が記憶され、ゲート前センサ５の暗時間Ｔ４
〜Ｔ５に対して、紙幣１の搬送速度１．６（ｍ／ｓ）と
ゲート駆動タイミング時間ｔ４が記憶されている。
に示すように、ゲート前センサ５の暗時間Ｔに対する紙
幣１の搬送速度Ｓとゲート駆動タイミング時間Ｄとが記
憶されており、すなわちゲート前センサ暗時間を基にそ
の時点での搬送速度を換算した配列の順にその搬送速度
に合ったゲート駆動タイミング時間を並べたものであ
る。たとえば、ゲート前センサ５の暗時間Ｔ１〜Ｔ２に
対して、紙幣１の搬送速度１．３（ｍ／ｓ）とゲート駆
動タイミング時間ｔ１が記憶され、ゲート前センサ５の
暗時間Ｔ２〜Ｔ３に対して、紙幣１の搬送速度１．４
（ｍ／ｓ）とゲート駆動タイミング時間ｔ２が記憶さ
れ、ゲート前センサ５の暗時間Ｔ３〜Ｔ４に対して、紙
幣１の搬送速度１．５（ｍ／ｓ）とゲート駆動タイミン
グ時間ｔ３が記憶され、ゲート前センサ５の暗時間Ｔ４
〜Ｔ５に対して、紙幣１の搬送速度１．６（ｍ／ｓ）と
ゲート駆動タイミング時間ｔ４が記憶されている。
【００１８】次に、上記のような構成において、紙幣の
搬送制御動作を、図４、図５に示すフローチャートを参
照しつつ説明する、すなわち、ＣＰＵ１０より定期的に
紙幣１がゲート前センサ５を遮ぎっているかどうかをチ
ェックし、紙幣１によりゲート前センサ５が遮ぎられて
いる際、ＣＰＵ１０はゲート前センサ暗カウンタ１１ｂ
を図示しない時間計数用のクロックに応じてインクリメ
ント（増加）する。
搬送制御動作を、図４、図５に示すフローチャートを参
照しつつ説明する、すなわち、ＣＰＵ１０より定期的に
紙幣１がゲート前センサ５を遮ぎっているかどうかをチ
ェックし、紙幣１によりゲート前センサ５が遮ぎられて
いる際、ＣＰＵ１０はゲート前センサ暗カウンタ１１ｂ
を図示しない時間計数用のクロックに応じてインクリメ
ント（増加）する。
【００１９】そして、紙幣１がゲート前センサ５から抜
け出て、ゲート前センサ５が明となったとき、ＣＰＵ１
０は、ゲート前センサ暗カウンタ１１ｂのカウント値が
示す時間Ｔを基に、ゲートタイミングテーブル１１ａか
らゲート動作タイミング時間Ｄをリードし、ゲートタイ
ミングバッファ１１ｃにセットする。
け出て、ゲート前センサ５が明となったとき、ＣＰＵ１
０は、ゲート前センサ暗カウンタ１１ｂのカウント値が
示す時間Ｔを基に、ゲートタイミングテーブル１１ａか
らゲート動作タイミング時間Ｄをリードし、ゲートタイ
ミングバッファ１１ｃにセットする。
【００２０】また、ＣＰＵ１０は、上記紙幣１に対する
検知部５からの行先データをもとに、ゲート４をどちら
側に動かすべきかを決め、そのドライブビットもゲート
方向バッファ１１ｄにセットする。この後、ＣＰＵ１０
は、ゲート前センサ暗カウンタ１１ｂをクリアする。
検知部５からの行先データをもとに、ゲート４をどちら
側に動かすべきかを決め、そのドライブビットもゲート
方向バッファ１１ｄにセットする。この後、ＣＰＵ１０
は、ゲート前センサ暗カウンタ１１ｂをクリアする。
【００２１】ついで、ＣＰＵ１０は、ゲートタイミング
バッファ１１ｃのセット時間を図示しない時間計数用の
クロックに応じてディクリメント（減少）する。そし
て、ゲートタイミングバッファ１１ｃの内容が「０」と
なった際、ＣＰＵ１０は、ゲート方向バッファ１１ｄの
セット内容に沿って、ゲート駆動回路１２を制御して、
ゲート４の駆動を行う。すなわち、現在の振分け方向と
ゲート方向バッファ１１ｄのセット内容が異なっている
場合に、ゲート方向バッファ１１ｄのセット内容に合わ
せて、ゲート４を駆動する。
バッファ１１ｃのセット時間を図示しない時間計数用の
クロックに応じてディクリメント（減少）する。そし
て、ゲートタイミングバッファ１１ｃの内容が「０」と
なった際、ＣＰＵ１０は、ゲート方向バッファ１１ｄの
セット内容に沿って、ゲート駆動回路１２を制御して、
ゲート４の駆動を行う。すなわち、現在の振分け方向と
ゲート方向バッファ１１ｄのセット内容が異なっている
場合に、ゲート方向バッファ１１ｄのセット内容に合わ
せて、ゲート４を駆動する。
【００２２】また、再び、紙幣１によりゲート前センサ
５が遮ぎられことにより、ＣＰＵ１０はゲート前センサ
暗カウンタ１１ｂのインクリメントから開始し、以後は
上記同様に動作する。
５が遮ぎられことにより、ＣＰＵ１０はゲート前センサ
暗カウンタ１１ｂのインクリメントから開始し、以後は
上記同様に動作する。
【００２３】上記したように、ゲート前センサを紙幣が
通過する際にセンサの暗時間をカウントすることによ
り、搬送速度を求め、その搬送速度に応じてゲートを動
かすタイミングを、搬送速度が遅い時は切換タイミング
を遅く、速い時には速くなるように、変化させるように
したものである。これにより、ジャムや振分けミスを防
止できる。
通過する際にセンサの暗時間をカウントすることによ
り、搬送速度を求め、その搬送速度に応じてゲートを動
かすタイミングを、搬送速度が遅い時は切換タイミング
を遅く、速い時には速くなるように、変化させるように
したものである。これにより、ジャムや振分けミスを防
止できる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、ゲートを動かすタ
イミングを搬送速度別に可変にしたことにより、ゲート
動作と紙葉類の間にマージンが増え、ジャムや振分けミ
スを防止することができる紙葉類搬送装置を提供でき
る。
イミングを搬送速度別に可変にしたことにより、ゲート
動作と紙葉類の間にマージンが増え、ジャムや振分けミ
スを防止することができる紙葉類搬送装置を提供でき
る。
【図１】この発明の一実施例を説明するための紙幣搬送
装置の制御回路を示すブロック図。
装置の制御回路を示すブロック図。
【図２】紙幣搬送装置の概略構成を示す図。
【図３】ゲートタイミングテーブルの構成を示す図。
【図４】紙幣の搬送制御動作を説明するためのフローチ
ャート。
ャート。
【図５】紙幣の搬送制御動作を説明するためのフローチ
ャート。
ャート。
１…紙幣 ２…搬送路 ３…検知部（判別手段） ４…ゲート（振分手段） ５…ゲート前センサ（検知手段） ６ａ、６ｂ…集積部（収納手段） １０…ＣＰＵ １１…メインメモリ １１ａ…ゲートタイミングテーブル １１ｂ…ゲート前センサ暗カウンタ １１ｃ…ゲートタイミングバッファ １１ｄ…ゲート方向バッファ
Claims (4)
- 【請求項１】 紙葉類を搬送路に沿って搬送する搬送手
段と、 上記搬送路上に設けられ、上記搬送路によって搬送され
る紙葉類の内容を判別する判別手段と、 上記搬送路の終端に設けられ、上記紙葉類の内容ごとに
別々に収納される複数の収納手段と、 上記収納手段の手前の上記搬送路上に設けられ、上記判
別手段により判別された紙葉類の内容によって、上記紙
葉類を上記収納手段に振分ける振分手段と、 上記振分手段の手前の上記搬送路上に所定距離離間して
設けられ、上記搬送路によって搬送される紙葉類を検知
する検知手段と、 この検知手段により上記紙葉類を検知している時間と、
上記紙葉類の長さとにより、上記紙葉類の搬送速度を算
出する算出手段と、 この算出手段により算出された搬送速度と上記検知手段
から上記振分手段までの距離とから、上記振分手段の駆
動タイミングを判定する判定手段と、 この判定手段による駆動タイミングとなった際、上記振
分手段を駆動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類搬送装置。 - 【請求項２】 紙葉類が搬送路上を搬送され、ゲートに
より振分けられる紙葉類搬送装置において、 上記ゲートの手前の上記搬送路上に所定距離離間して設
けられ、上記搬送路によって搬送される紙葉類を検知す
る検知手段と、 この検知手段により上記紙葉類を検知している時間と、
上記紙葉類の長さとにより、上記紙葉類の搬送速度を算
出する算出手段と、 この算出手段により算出された搬送速度と上記検知手段
から上記ゲートまでの距離とから、上記ゲートの駆動タ
イミングを判定する判定手段と、 この判定手段による駆動タイミングとなった際、上記ゲ
ートを駆動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類搬送装置。 - 【請求項３】 紙葉類を搬送路に沿って搬送する搬送手
段と、 上記搬送路上に設けられ、上記搬送路によって搬送され
る紙葉類の内容を判別する判別手段と、 上記搬送路の終端に設けられ、上記紙葉類の内容ごとに
別々に収納される複数の収納手段と、 上記収納手段の手前の上記搬送路上に設けられ、上記判
別手段により判別された紙葉類の内容によって、上記紙
葉類を上記収納手段に振分ける振分手段と、 上記振分手段の手前の上記搬送路上に所定距離離間して
設けられ、上記搬送路によって搬送される紙葉類を検知
する検知手段と、 この検知手段により上記紙葉類を検知している時間と、
上記紙葉類の長さとにより、上記紙葉類の搬送速度を算
出し、この算出された搬送速度と上記検知手段から上記
振分手段までの距離とから、上記振分手段の駆動タイミ
ングを判定する判定手段と、 この判定手段による駆動タイミングとなった際、上記振
分手段を駆動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類搬送装置。 - 【請求項４】 紙葉類が搬送路上を搬送され、ゲートに
より振分けられる紙葉類搬送装置において、 上記ゲートの手前の上記搬送路上に所定距離離間して設
けられ、上記搬送路によって搬送される紙葉類を検知す
る検知手段と、 この検知手段により上記紙葉類を検知している時間と、
上記紙葉類の長さとにより、上記紙葉類の搬送速度を算
出し、この算出された搬送速度と上記検知手段から上記
ゲートまでの距離とから、上記ゲートの駆動タイミング
を判定する判定手段と、 この判定手段による駆動タイミングとなった際、上記ゲ
ートを駆動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222844A JPH0887638A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 紙葉類搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222844A JPH0887638A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 紙葉類搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0887638A true JPH0887638A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16788796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6222844A Pending JPH0887638A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 紙葉類搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0887638A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11208284B2 (en) | 2016-09-12 | 2021-12-28 | Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. | Paper sheet handling device, automatic transaction device, and paper sheet handling method |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP6222844A patent/JPH0887638A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11208284B2 (en) | 2016-09-12 | 2021-12-28 | Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. | Paper sheet handling device, automatic transaction device, and paper sheet handling method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040525 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041109 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050111 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |