JPH0887259A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0887259A
JPH0887259A JP6222933A JP22293394A JPH0887259A JP H0887259 A JPH0887259 A JP H0887259A JP 6222933 A JP6222933 A JP 6222933A JP 22293394 A JP22293394 A JP 22293394A JP H0887259 A JPH0887259 A JP H0887259A
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JP
Japan
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JP6222933A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yamada
山田  正明
Tadashi Okada
正 岡田
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は業務処理の表示要求を制御する
ことで、異なる表示能力の表示器への表示色を最適化す
る。 【構成】業務処理部9は表示制御機構8に対し仮想色コ
ードによる表示指定を行うと、表示制御機構8は、仮想
色コードと実際の表示器における表示色とを対応させた
カラー情報ファイル84を参照して、表示器に最適な表
示を行う。 【効果】表示器の表示能力に応じた表示を容易に行うこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置における
表示処理に係り、特に表示器の表示能力に最適な表示を
行う情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置における表示処理で
は、1つの情報処理装置に対して、1種類の(単数また
は複数の)表示器が接続されるものであり、互いに異な
る表示能力を持つ表示器に対して表示を行う場合、それ
らの表示器に応じて表示処理を切り替える必要があっ
た。
【0003】例えば、情報処理装置内に表示制御処理を
行う表示制御機構がいくつか用意されており、これらの
表示制御機構を、表示を行う表示器に対応して切り替え
て用いることにより、対応することができるものであっ
た。
【0004】このような公知技術の例として、例えば特
開平1−88581号公報があげられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術における情報処理装置の表示処理は、表示器の能力に
よって制限を受けることから、表示を行う表示器の能力
に合わせて固有の表示制御機構を設けるため、異なる表
示能力の表示器を接続した場合、目的の表示ができない
か、あるいは能力を使いきっていない表示しかできかっ
た。
【0006】また、1つの表示器において、複数のアプ
リケーションプログラムが、それぞれ対応する複数のウ
ィンドウ画面に表示を行う場合、あるウィンドウ画面に
対して表示色の変更を行った場合、他のウィンドウ画面
も同様に色の変更や干渉が起こってしまい、その結果画
面が非常に見難いものとなっていた。
【0007】したがって本発明は、複数の異なる表示能
力をもった表示器に対応して、適切な表示を行うととも
に、一つの画面上において、複数の業務処理部が互いに
干渉することのない表示を行うことが可能な情報処理装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、業務処理部が表示要求で指定した色で直
接表示するのではなく、対象とする表示器で最も適した
色の組合わせを使用可能な色として表示器に対応するカ
ラー情報テーブルの形で定義し、表示要求で指定された
色と実際に表示する色とをカラー情報テーブルで変換し
てから表示することで達成される。
【0009】また、業務処理部ごとにあらかじめ使用す
る色の組合せをカラー情報テーブルに登録できるように
することで、複数の業務処理部が画面を共有する場合の
カラー情報テーブルに基づいた表示色の調整を可能にす
る。
【0010】さらに、業務処理部が表示器の画面上に描
く処理を表示部分毎に分割し、その表示部分である部分
ごとに表示色を対応させる、部品のカラー情報テーブル
を用意し、このテーブル上で実際に表示する色の対応を
任意に変えることで達成される。
【0011】
【作用】表示器によりカラー情報テーブルを交換するた
め、異なる発色能力の表示器に最も適した色を表示する
ことが可能となり、またその表示器では見づらい、不適
な色を表示することを防ぐことができるようになる。ま
た業務処理部ごとに使用する色をカラー情報テーブルに
登録するため、複数の業務処理部が画面を共有する場合
にも、画面全体として統一がとれた色で表示するための
調整ができるようになる。さらに、表示部品ごとに対応
する色を変更することで、部品を単位とした限定した範
囲で表示色を変えることができるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1は、本発明の表示制御機構が動作し、
含まれる装置の構成を示したブロック図である。
【0014】図中において1は処理装置、2は表示器を
示す。
【0015】処理装置1には、各種演算、制御処理等を
行う5のCPUを中心に、3のメモリ、4の外部記憶装
置、6の入力制御装置及び61の入力機器、7のプリン
タ制御装置、および8の表示制御機構により構成され
る。また、表示器2は表示制御機構8を介して処理装置
1に接続される。
【0016】処理装置1は、入力制御装置6に接続され
るキーボードやマウスといった入力機器61から入力さ
れる入力データ、選択、実行指示等により、外部記憶装
置4に格納された業務処理プログラムをメモリ3に読み
出し、CPU5によって演算制御処理を行い、その実行
結果をプリンタ制御装置7や表示制御機構8を通じて出
力する。この業務処理プログラムとは、例えば、ワープ
ロや表計算、データベース、OCR、POS管理等の機
能を有するプログラムがあげられる。
【0017】このとき、従来のシステムでは1つの処理
装置に対して、1つの表示器が接続され、業務処理部も
その1つの表示器のみに対応するよう設定されるもので
あった。しかし、本発明では1つの処理装置に対して複
数の表示器を接続するとともに、それらの表示器に最も
適した表示を行うものである。
【0018】図2は、図1に示す外部記憶装置4からメ
モリ3にデータを読み出されて、CPU5にて実行処理
する業務処理プログラムの処理機能を示す業務処理部9
と、その業務処理部9で発生する表示要求によって表示
制御を行う表示制御機構8と、それぞれ異なる表示能力
をもった複数の表示器10a、10b、・・・、10c
との関係を示したものである。
【0019】また、表示制御機構8において、81は、
表示制御を行う表示制御部を、82は、現在どのような
表示器が選択されているかを識別する表示器識別機能部
を、83は、選択された表示器の情報を記憶保持する識
別情報記憶部を、84は、選択された表示器における表
示色情報を収めるカラー情報ファイルを示している。
【0020】以下この構成における動作について説明を
行う。
【0021】まず、図1に示す入力機器61から入力さ
れるユーザによる表示器の選択指示、あるいは、業務処
理部9からの表示器の選択指示が、表示制御機構8に伝
えられる。表示制御機構8における表示器識別機能部8
2は、その選択指示を受けて、識別情報記憶部83に選
択された表示器の情報を記憶する。
【0022】この選択指示はあらかじめ表示器毎に定め
られたID番号によって行い、選択されたID番号に対
応する表示器の情報を、外部記憶装置4から読み出して
表示器識別記憶部83に収めるようにしてもよい。
【0023】そして、業務処理部9から、選択された表
示器に対して表示要求、つまり表示データ及び表示色デ
ータが出力されると、表示器識別機能部82は、識別情
報記憶部83から、表示器の情報を取得し、カラー情報
ファイル84から、その表示器に対応する表示色情報を
読み出し、表示機能部81は、読み出した表示色情報に
よってその表示器に最適な表示色に変換して表示出力を
行う。
【0024】以下、その動作をより具体的かつ詳細に説
明する。
【0025】業務処理部9における表示要求は、実際に
表示器の画面上に表示される物理的な表示色データで指
定されるのではなく、仮想的な表示色を示すコードデー
タで定義される仮想色コードによって、表示データの配
色指定が行われる。
【0026】そして、表示制御機構8のカラー情報ファ
イル84には、図4に示す、表示器10a、10b、・
・・、10cに対応する各カラー情報テーブルによって
構成されるカラー情報テーブル群11が格納されてい
る。
【0027】そしてこのカラー情報テーブル群11の中
から、識別情報記憶部83の現在選択されている表示器
の情報に基づいて、その表示器用のカラー情報テーブル
を検索、参照し、業務処理部9からの仮想色コードを、
実際に表示される物理的な表示色データに変換して、そ
の表示色データによって表示を行う。
【0028】つまり、業務処理部9から仮想色コードに
よる表示指示を受けた表示制御機構8は、図4に示すカ
ラー情報テーブル群11の中から、表示出力先の表示器
用のカラー情報テーブル(以下、表示器カラー情報テー
ブルとする)を検索、参照する。
【0029】この各表示器用カラー情報テーブルには、
あらかじめ、表示指示によって指定される複数の仮想色
コード101、102、・・、Nに対し、表示器におけ
る実際の表示色が1対1の関係で定義されており、それ
ぞれの仮想色コード101、102、・・・、Nはこの
テーブルによって実際の表示色に変換されて、表示器に
出力される。
【0030】例えば、カラー液晶16色の表示能力を持
つ表示器10aに対して、表示要求を行った場合、カラ
ー情報テーブル群11の中から、その表示器に該当する
表示器カラー情報テーブルを参照し、表示データにおけ
る仮想色コードを、物理的な表示色に変換して表示す
る。
【0031】また、表示器の変更を行った場合、例えば
表示器を液晶256色表示器10bに変更した場合、表
示制御機構8はカラー情報テーブル群11の中から、こ
の液晶256色表示器に対応した表示器カラー情報テー
ブルによって表示色の変換を行い、表示出力を行う。
【0032】このように、カラー情報テーブル群11に
は、様々な表示能力を有する表示器で、その表示能力を
生かした表示が行えるように、あらかじめ接続が予定さ
れる表示器の表示器カラー情報テーブルを用意しておく
ことで、システム変更によって表示器の変更を行った場
合、容易に各表示器に最も適した表示を行うことが可能
となる。
【0033】さらに、異なる表示能力を持った複数の表
示器に対して、同時に表示出力を行う場合も、業務処理
部9から指示される仮想色コードを、それぞれの表示器
に対応する表示器カラー情報テーブルにて参照、変換す
ることで、各々の表示器の表示能力に応じた最適な表示
を行うことが可能となる。
【0034】また、このカラー情報テーブルにおける仮
想色コードと、表示色データとの対応を適宜変更した
り、新たに仮想色コードを設定し、その仮想色コードと
表示色データとを対応関係づけたテーブルを追加登録す
ることで、容易にユーザーの好みの表示色を用いた画面
を作成することが可能となる。
【0035】なお、カラー情報テーブル群11は、業務
処理プログラムの立ち上げ時に図1に示す外部記憶装置
4から読み出され、メモリ3上の特定のエリアにロード
され、表示要求における仮想色コードによって検索、参
照されるとともに、データの変更、追加時にはメモリ3
上の特定エリアが変更されるほか、外部記憶装置4にそ
の変更、追加が書き込まれ保存されるようになっていて
もよい。
【0036】次に、複数の業務処理部における表示出力
結果を一つの表示器に対して同時に表示する場合の実施
例について図面に従い説明を行う。なお、前述の実施例
と同じ働きをするものについては、同一の符号を付けて
いる。
【0037】図3は、複数の業務処理部9a、9b、・
・・、9cが表示制御機構8を介して、1つの表示器1
0に表示を行う構成を示したものである。なお、表示制
御機構8は、前述の実施例における表示制御機構と同様
に、表示制御部81と、表示器識別機能部82と、識別
情報記憶部83と、カラー情報ファイル84とを有し、
同様の働きを行う。
【0038】図中において、業務処理部9a、9b、・
・・、9cとは、図1に示す外部記憶装置4から読み出
され、メモリ3に格納され、CPU5によって処理が行
われる各種業務処理プログラムの処理機能を示すもので
ある。これらの業務処理プログラムとして、例えば、ワ
ープロ、表計算、データベース、OCR、POS管理等
の機能を有するプログラムがあげられる。
【0039】これら複数の業務処理部9a、9b、・・
・、9cの処理結果は、一つの表示器10の画面上に、
同時に表示出力が行われる。
【0040】その表示方法として、例えば、画面をいく
つかに分け、その分割した表示画面のそれぞれに、業務
処理部の処理結果を表示したり、あるいは一般的にウィ
ンドウといわれる、画面上の自由な位置に設定可能な矩
形枠中に、1つ1つの業務処理部の処理結果を表示する
ものがあげられる。
【0041】このとき、これら業務処理部9a、9b、
・・・、9cにおける表示要求は、前述の実施例と同様
に、実際に表示器の画面上に表示される物理的な表示色
データで指定されるのではなく、仮想的な表示色を示す
コードデータで定義される仮想色コードによって、各業
務処理部毎に表示データの配色指定が行われる。
【0042】まず、前述の実施例と同様に、図1に示す
入力機器61から入力されるユーザによる表示器の選択
指示、あるいは、業務処理部9a、9b、・・・、9c
からの表示器の選択指示が、表示制御機構8に伝えられ
る。表示制御機構8における表示器識別機能部82は、
それらの選択指示を受けて、識別情報記憶部83に、選
択された表示器の情報をそれぞれ記憶する。
【0043】この選択指示はあらかじめ表示器毎に定め
られたID番号によって行い、選択されたID番号に対
応する表示器の情報を、外部記憶装置4から読み出して
表示器識別記憶部83に収めるようにしてもよい。
【0044】そして、業務処理部9a、9b、・・・、
9cから、選択された表示器に対して表示要求、つまり
表示データ及び表示色データが出力されると、表示器識
別機能部82は、識別情報記憶部83から、表示器の情
報を取得し、カラー情報ファイル84から、その表示器
に対応する表示色情報を読み出し、表示機能部81は、
読み出した表示色情報によってその表示器に最適な表示
色に変換して表示出力を行う。
【0045】以下、その動作をより具体的かつ詳細に説
明する。
【0046】各業務処理部9a、9b、・・・、9cか
らの表示要求における配色指定は、実際に表示器の画面
上に表示される物理的な表示色データで指定されるので
はなく、仮想的な表示色を示すコードデータで定義され
る仮想色コードによって、表示データの配色指定が行わ
れる。
【0047】そして、表示制御機構8のカラー情報ファ
イル84には、図5に示すように、それぞれの業務処理
部9a、9b、・・・、9cに対応した、カラー情報テ
ーブル群11a、11b、・・・、11cが格納されて
おり、識別情報記憶部83の現在選択されている表示器
の情報(この場合、表示器10の情報のみ)に基づい
て、それらカラー情報テーブル群11a、11b、・・
・、11cを検索、参照し、業務処理部9a、9b、・
・・、9cからの仮想色コードを、実際に表示される物
理的な表示色データに変換して、その表示色データによ
って表示を行う。
【0048】つまり、各業務処理部9a、9b、・・
・、9cから表示データの仮想色コードによる配色指定
が行われると、表示制御機構8では、図5に示すよう
な、それぞれの業務処理部9a、9b、・・・、9cに
対応するカラー情報テーブル群11a、11b、・・
・、11cから、表示器10に対応するカラー情報テー
ブルを参照し、仮想色コードを、表示器にて実際に表示
される表示色データに変換し、表示器における表示色指
定を行う。
【0049】なお、それぞれのカラー情報テーブル群1
1a、11b、・・・、11cは、図4で示したよう
に、様々な表示器に対応する複数のカラー情報テーブル
から構成されており、各カラー情報テーブルには、それ
ぞれの仮想色コードと、その表示器における物理的な表
示色とが1対1で定義されている。
【0050】このようにして、表示器10における表示
性能の制限内で、各業務処理部はそれぞれ個別に表示色
の指定、表示を行うことが可能になる。
【0051】なお、この実施例における表示器識別記憶
部83では、複数の業務処理部9a、9b、・・・、9
c毎に、その表示器情報を記憶することができるもので
あり、またカラー情報ファイル84も、複数の業務処理
部9a、9b、・・・、9cにそれぞれ対応する、カラ
ー情報テーブル群11a、11b、・・・、11cを格
納するのに十分な容量を有するものである。
【0052】また、図5で示したカラー情報テーブル群
11a、11b、・・・、11cは、複数の表示器に対
応した複数のカラー情報テーブルから構成されるもので
あるが、これは接続される表示器が、変更されたときの
ために複数のテーブルを設けるものであるが、接続され
る表示器が一つだけで、変更されることもないならば、
その表示器に対応するカラー情報テーブルのみを持つ構
成にしてもよい。あるいは、各表示器に対応したテーブ
ルからなるカラー情報テーブル群を、図1に示す外部記
憶装置4に格納しておき、識別情報記憶部83から、現
在、接続されている表示器の情報に基づいて、それに対
応するカラー情報テーブルのみをカラー情報ファイル8
4に格納するようにしてもよい。
【0053】また同時に表示を行う業務処理部9a、9
b、・・・、9cの間であらかじめ表示器カラー情報テ
ーブル群11a、11b、・・・、11cを調整してお
くことで、各業務処理部の表示画像における表示色が、
互いに干渉することのない表示を行うことができる。
【0054】なお、この実施例も前述の実施例と同様
に、それぞれのカラー情報テーブル群11a、11b、
・・・、11cは、各業務処理を実行するプログラムの
立ち上げ時に、図1に示す外部記憶装置4からあるいは
図示しない不揮発性メモリから読み出され、メモリ3上
の特定のエリアにロードされるものであり、色コードと
表示色と対応関係に変更があった場合には、外部記憶装
置4あるいは図示しない不揮発性メモリに書き込み保存
することが可能となるものである。
【0055】前述の各実施例における業務処理部は、色
コードを指定して表示を行うと説明したが、業務処理プ
ログラムによっては、モノクロの表示にしか対応してい
ないものがある。しかしながら、このようなモノクロ表
示はカラー表示を行うものと比べ表現力が劣り、ユーザ
の印象や使用感が悪いということがある。
【0056】そこで、図6に示すように、カラー情報テ
ーブル群11に、表示画面を構成する線(枠)や面や文
字といった表示部品毎に、仮想色コードを指定する表示
部品用カラー情報テーブル13を設ける。
【0057】この表示部品用カラー情報テーブル13
は、それぞれの表示部品(線、面、文字等)に対して、
それぞれの仮想色コードが対応づけられており、前述の
実施例で説明したように、図2に示す業務処理部9が、
表示画面の構成要素である各部品の表示を表示制御機構
8に指示すると、表示制御機構8は、その業務処理部9
が、モノクロの表示しか行わない場合、つまり仮想色コ
ードを指定する機能がない場合でも、表示部品用カラー
情報テーブル13を参照して、各表示部品の仮想色コー
ドを取得し、さらにその仮想色コードを、それぞれの表
示器10a、10b、・・・、10cに対応したカラー
情報テーブルを参照して、実際の表示器における表示色
に変換して各表示部品の表示を行う。
【0058】このようにして、モノクロ表示機能しかな
い業務処理部であっても、容易にカラー化を行うことが
できるようになるとともに、表示器の表示能力に対応し
た表示を行うことができる。
【0059】また、この表示部品用カラー情報テーブル
13における表示部品と仮想色コードとの対応を変える
ことで、表示画面上の文字や線といった任意の部分の表
示色を自由に変更することができる。
【0060】なお、前述の実施例と同様、図5に示す各
業務処理部毎に対応したカラー情報テーブル群11a、
11b、・・・、11cにおいて、モノクロ表示機能し
かない業務処理部のカラー情報テーブル群に、この表示
部品用カラー情報テーブル13を設けて、同一の表示器
に複数の業務処理部の表示を行うようにしてもよい。
【0061】また、表示部品用カラー情報テーブルにお
ける表示部品と仮想色コードとの対応関係はカラー情報
テーブル群と同様に、図1に示す外部記憶装置4などの
不揮発性メモリに格納されており、カラー情報テーブル
群と同様に、業務処理プログラムの起動によって、読み
出されメモリ3の特定のエリアに格納され、表示部品と
仮想色コードとの対応関係を変更した場合、その変更情
報は外部記憶装置4等の不揮発性メモリにおいて記憶保
持される構成にしてもよい。
【0062】なお、仮想色コードと表示色との対応関
係、及び、表示部品と仮想色コードとの対応関係は、図
1の、外部記憶装置4からその変更を行うためのプログ
ラムを読み出し実行し、入力制御装置6に接続されるキ
ーボードやマウスといった各入力装置(図示しない)に
って選択指示して変更するようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、業務処理部の表示は異
なる発色能力を持つ表示器に対し、容易に最適な表示を
することができ、使用者の操作性を向上させることがで
きる。また画面表示の色を容易に変えることができ、業
務処理の表現力が増すととも操作状況に合わせた表示を
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における装置構成を示すブロ
ック図
【図2】本発明の一実施例における構成関係を示す図
【図3】本発明の別の実施例における構成関係を示す図
【図4】本発明の一実施例におけるカラー情報テーブル
群の構成を示す図
【図5】本発明の別の実施例における複数のカラー情報
テーブル群の構成を示す図
【図6】本発明の別の実施例におけるカラー情報テーブ
ル群の構成を示す図
【符号の説明】
1 処理装置 2 表示装置 3 メモリ 4 ディスク 5 CPU 6 入力制御装置 7 プリンタ制御装置 8 表示制御機構 9 業務処理部 10 表示器 11 カラー情報テーブル群 12 表示表示部品用カラー情報テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種業務処理を実行する一つまたは複数の
    業務処理部における処理結果を、異なる表示能力を持っ
    た一つまたは複数の表示器にて表示出力する情報処理装
    置であって、 出力すべき表示器を指定する表示器指定手段と、 前記業務処理部の処理結果における表示色の指示を、あ
    らかじめ定めた表示色コードによって出力指示する表示
    色コード指示手段と、 異なる表示能力をもった前記表示器毎に、該表示能力に
    よって表示可能な表示色と前記表示色コードとを対応さ
    せた表示色変換テーブルを保持する変換テーブル保持手
    段と、 前記表示器指定手段により指定される表示色コードに基
    づき、前記表示器指定手段で指定された表示器に対応す
    る前記変換テーブルを参照し、当該表示器の表示色に変
    換して表示色指定を行う表示色指定手段と、を有するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記業務処理部の出力結果である表示画面
    上における各構成部品単位に表示色コードを指定する部
    品表示色指示手段を有し、 該部品表示色指定手段によって表示色コードが指定され
    た構成部品は、前記表示色コード指示手段から出力する
    表示色コードに関わらず、当該表示色コードによって表
    示色指定を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記変換テーブル保持手段で保持する表示
    色変換テーブルの、前記表示色コードと、前記表示器毎
    の表示色との対応関係を自在に変更する変換テーブル変
    更手段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    及び第2項記載の情報処理装置。
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