JPH11109944A - 情報処理装置及びその画像表示方法 - Google Patents

情報処理装置及びその画像表示方法

Info

Publication number
JPH11109944A
JPH11109944A JP9271271A JP27127197A JPH11109944A JP H11109944 A JPH11109944 A JP H11109944A JP 9271271 A JP9271271 A JP 9271271A JP 27127197 A JP27127197 A JP 27127197A JP H11109944 A JPH11109944 A JP H11109944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
image
color
colors
color information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9271271A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Yoshimura
めぐみ 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9271271A priority Critical patent/JPH11109944A/ja
Publication of JPH11109944A publication Critical patent/JPH11109944A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】表示対象データが変わる度に自動的に最適な表
示色を構築することを可能とし、ユーザによる操作を省
略可能とするとともに、画面色が崩れないように表示色
の切換が行えるようにする。 【解決手段】フルカラー画像を256色表示を行うシス
テムによって表示するデータ処理装置において、表示対
象画像を切り換るに際し、まず表示すべきフルカラー画
像データに基づき16色の固定された表示色情報を含む
256色のワーク用256色テーブルを生成する(ステ
ップS2、S3)。また、フルカラー画像データを25
6色用の画像データに変換する(ステップS4、S
5)。以上のようにして生成された256色テーブル
と、N色用の画像データに基づいてカラー画像を表示す
る(ステップS7〜S10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー表示が可能
な表示器を備えた情報処理装置及びその画像表示方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】カラー表示が可能な表示器を備えたデー
タ処理装置が知られている。この種のデータ処理装置に
おいては、その表示器とそのシステムで表示可能な色数
をNとした場合、表示しようとしているデータの色数が
Nを越える場合には、表示する色を当該システムに合わ
せて変換しなければならない。例えば、フルカラーで表
示が可能な表示器を備えていても、システムの有するメ
モリ容量の制約等から256色までの表示しかできない
ような場合がある。この様な場合、フルカラー画像デー
タを256色の画像データに変換する必要がある。この
様な変換処理において、表示上のデータの見映えを良く
するには、表示すべき画像データに最適なN個の表示色
を選択することが必要である。一般に、このような表示
色の選択はユーザがシステムに対して指示を行うことで
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなデータ処
理装置では、表示対象とする画像データを変更する毎
に、ユーザが最適な表示色を構築する指示をシステムに
与えなければならず、操作性が悪い。そこで、表示すべ
き画像データから自動的にN個の表示色を選択すること
が考えられる。
【0004】しかしながら、表示色を変更する場合に
は、N個の各値に対応する表示色を登録した表示色テー
ブルを書き換えることになるが、その際に現在表示され
ている画像の色が崩れてしまう。
【0005】また、上記のような問題に対処するため
に、続けて異なる画像データを表示するような場合にお
いては、先の画像表示を消去してから次の画像表示を行
うまでの間にインターバル用の背景画像を表示してお
き、その間に表示色の変更を行うことが考えられる。し
かしながら、次の画像データを表示するために表示色を
変更すると、現在表示されている背景画像の色も崩れて
しまい、見苦しいものとなる。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、表示対象データが変わる度に自動的に最適
な表示色を構築することを可能とし、ユーザによる操作
を省略可能とするとともに、画面色が崩れないように表
示色の切換が行える情報処理装置及びその方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の一態様による情報処理装置は以下の構成を備えて
いる。すなわち、カラー画像表示が可能な情報処理装置
であって、表示すべき画像データに基づきM色の固定さ
れた表示色情報を含むN色の表示色情報を生成する生成
手段と、前記画像データをN色用の画像データに変換す
る変換手段と、前記生成手段で生成されたN色の表示色
情報と、前記変換手段で得られたN色用の画像データに
基づいてカラー画像を表示する表示手段とを備える。
【0008】また、上記の目的を達成する本発明の一態
様による画像表示方法は以下の工程を備えるものであ
る。すなわち、カラー画像表示のための画像表示方法で
あって、表示すべき画像データに基づきM色の固定され
た表示色情報を含むN色の表示色情報を生成する生成工
程と、前記画像データをN色用の画像データに変換する
変換工程と、前記生成工程で生成されたN色の表示色情
報と、前記変換工程で得られたN色用の画像データに基
づいてカラー画像を表示する表示工程とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施形態を説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態に係るデータ
処理装置の概略構成を示すブロック図である。本実施形
態に係るデータ処理装置は、CPU(中央処理装置)
1、ROM(リードオンリメモリ)2、RAM(ランダ
ムアクセスメモリ)3、キーボード4、マウス5、表示
器6、および外部記憶装置7により構成され、これら各
構成要素はバスライン8により互いに接続されている。
なお、システム構成によっては、後述するシステムプロ
グラムや画像合成処理プログラムなどは、ROM2のか
わりにハードディスクなどのような外部記憶装置7に格
納されていてもよい。この場合、各プログラムは必要に
応じて外部記憶装置7よりRAM3へロードされ、CP
U1によって実行される。
【0011】CPU1は、例えばマイクロプロセッサで
あり、本データ処理装置各部の動作を制御する。ROM
2は、システムプログラム2a、アプリケーションプロ
グラム2bを格納する。アプリケーションプログラム2
bは、後述する画面表示処理プログラムを含む他、各種
処理を指示したり実行したりする。
【0012】RAM3は、表示を行なおうとしている文
字や図形、画像などから構成される表示対象データを格
納する表示対象実データ領域3a、そのデータをN色表
示可能な表示器に表示するためにN色に変換したデータ
を格納する表示用N色データ領域3b、そのN色を規定
するための表示用N色テーブル3c、別の画像データを
表示している間に次に表示する画像データに対して最適
なN色を算出するために必要となるワーク用N色画像領
域3d及びワーク用N色テーブル3e、その他の管理・
ワーク用に使用する管理・ワーク領域3fからなる。
【0013】表示対象実データ領域3aに格納されるデ
ータは、例えばそれがフルカラー画像データであれば、
2次元のビットマップで表されている。本実施形態で
は、表示しようとしている対象データを、フルカラー画
像データとして説明するが、それはもちろん画像以外の
文字データや図形データであったり、それらが混在した
データであっても構わない。
【0014】本実施形態では、表示用N色テーブル3c
には、表示対象実データをN色で表示する場合において
最も見映えが良くなるN色を選択して得られたN色テー
ブルが格納されるが、そのうちのM色は常に固定の色を
表す。すなわち残りの(N−M)色について、表示対象
データ毎に最適化した色が選択される。表示用N色画像
領域3bには、表示対象データをN色データに変換した
表示用データが格納される。ワーク用N色画像領域3
d、ワーク用N色テーブル3eは、あるデータを表示し
ている間に次のデータを表示する準備として次の画像の
N色テーブルを作成するのに使用されるワーク領域であ
る。なお、本実施形態では、Nを256色、Mを16色
として説明する。
【0015】また、管理・ワーク領域3fは、その他の
各種情報やデータを管理したり、ワークとして使用した
りするための領域である。
【0016】キーボード4は、ユーザが文字・数字・記
号等のデータの入力、及びCPU1に対する各種指示を
行なうためのものである。マウス5は、表示器6上に表
示されている各種情報を指示することにより、CPU1
に対して各種指示を行なう。マウスの代わりにトラック
ボール、ペン、またはタッチパネル等の方式を用いても
良い。表示器6は、LCD等により構成され、CPU1
の制御により各種データの表示を行ない、少なくとも色
数N(=256)のカラーデータで表現できるものとす
る。外部記憶装置7は、例えばフロッピーディスク等の
メディアからなり、該外部記憶装置7からCPU1の制
御により読み出された各種データは、バスライン8を介
してRAM3上で展開される。
【0017】次に、以上の構成を備えた本実施形態のデ
ータ処理装置の動作について説明する。なお、本実施形
態では、メディア(外部記憶装置7)上のファイルに記
録されたフルカラー画像のリストにしたがって、順次、
表示色数256色の表示器6に画像を表示する処理につ
いて説明する。フルカラー画像のリストは、指定するフ
ァイル名やそのファイルが存在するフルパス名が記述さ
れていたり、またはフルカラー画像の実体が格納されて
いたりする。いずれにしても、本例はフルカラー画像リ
ストの内容に応じて、所定の時間間隔で順次表示対象の
画像データを選択し、表示器6への表示を行う。
【0018】図2は、本実施形態で用いる画像ファイル
リストの概要を示す図である。本実施形態では、図示の
ように複数の(n枚の)フルカラー画像が記憶装置7に
格納され、これら複数のフルカラー画像データを一定の
時間毎に順番に切り替えて表示器6に表示する。図3
は、表示用あるいはワーク用の256色テーブルの例を
示す図である。データ毎に最適化される256色のうち
の16色はあらかじめ定めた固定の色で構成される。本
例では、0〜15番の16色が固定色となる。従って、
各画像毎に最適化が適用されるのは、256色−16色
の240色である。
【0019】次に、図4のフローチャートを用いて本実
施形態による画像表示処理の流れを説明する。ただし、
アプリケーションを起動した際の各種初期処理や、デー
タを呼び出したりするなどの処理は図4のフローチャー
トでは省略してある。
【0020】まず、アプリケーションが起動されると、
ROM2から本実施形態における処理を含むアプリプロ
グラム2bが読み出される。本実施形態で必要となる各
種情報や領域などは、RAM3上に確保されるが、それ
ぞれが必要となった時点で確保するようにすれば、無駄
な領域を使わないため、メモリ領域を使用する他の処理
を行なう際などに効果的である。また管理・ワーク領域
3fも、アプリ起動時にあらかじめ確保してもよいし、
必要となった時点で確保するようにしても良い。
【0021】表示したいデータのリストを呼び出したり
する処理は、ユーザからの指示に基づいてアプリプログ
ラム2bやシステムプログラム2aが行なう。ここで、
表示したいデータのリストには、例えば図2で示したよ
うなフルカラー画像1〜nを特定するための情報(パス
名及びファイル名等)が含まれる。ユーザ操作により、
表示したい画像のリストを外部記憶装置7で読み込まれ
るメディアなどからRAM3の管理・ワーク領域3fに
読み込み、表示開始の指示を受け取ると、プログラム2
bは、図4のフローチャートに示す処理を開始する。
【0022】なお、本実施形態ではN=256色である
ので、以下の説明では表示用N色画像領域3b、表示用
N色テーブル3c、ワーク用N色画像領域3d、ワーク
用N色テーブル3eをそれぞれ表示用256色画像領域
3b、表示用256色テーブル3c、ワーク用256色
画像領域3d、ワーク用256色テーブル3eと称する
ことにする。
【0023】まず、ステップS1で、その他の管理・ワ
ーク領域3f内に確保されたカウンタiに、最初の画像
を示す1をセットする。次にステップS2では、カウン
タにセットされたiによって示される画像、すなわちリ
スト中のi番目の画像を表示対象実データ領域(本案施
形態ではフルカラー画像)3aに読み込む。
【0024】ステップS3では、管理・ワーク領域3f
を利用しながらステップS2で読み込んだ画像データを
解析し、最適な256色を算出してその情報をワーク用
256色テーブル3eに書き込む。このとき、あらかじ
め定めてある固定の16色の部分は変更せず、残りの2
40色を最適化する。
【0025】この手法の一例を図5のフローチャートを
参照して説明する。図5は“固定の16色”を含む最適
な256色を設定する手順を説明するフローチャートで
ある。まず、ステップS21において、当業者には知ら
れた手順により、表示対象実データ領域3aに格納され
たフルカラー画像に基づいて最適な256色を抽出す
る。次に、ステップS22において、抽出された256
色の中から“固定の16色”に近い16色を抽出する。
例えば、フルカラー画像がRGB各1バイトから構成さ
れるとした場合、抽出されたある色(R256、G256、B
256)と、固定の16色のある色(R16、G16、B16)
について、(R256−R16)、(G256−G16)、(B25
6−B16)のそれぞれの絶対値の総和がもっとも小さい
ものを「もっとも近い」とみなすことができる。なお、
上記の計算はR、G、Bの各色成分毎に、固定の16色
の各色と256色の各色との差を登録したテーブルを用
意しておけば処理の効率向上が図れる。また、上記の近
い色の基準は一例であって、他の方法を採用してもよい
ことは言うまでもない。そして、ステップS23におい
て、ステップS22で抽出した16色を、当該“固定の
16色”のデータで置き換える。こうして得られた25
6色をワーク用256色テーブルに書込む。このとき、
“固定の16色”は、図3の第0番〜第15番に書き込
まれることになる。
【0026】なお、ここで直接、表示用N色テーブル3
cにデータを書き込まないのは、その時点で表示してい
るデータがあった場合にただちに表示用256色テーブ
ルを変更してしまうと、表示中のデータの256色も変
わってしまい、表示中のデータの色が乱れるためであ
る。
【0027】次に、ステップS4において、ワーク用2
56色テーブル3eをワーク用256色画像領域3dに
割り当てる。すなわちワーク用256色画像領域3dで
は、次に他の256色テーブルが割り当てられるまでは
ワーク用256色テーブル3eの色を用いることを意味
する。具体的には、ワーク用256色画像領域3dで使
用する256色を示す領域(3fに確保される)に、ワ
ーク用256色テーブル3eの内容またはワーク用25
6色テーブル3eへのポインタを格納することで実現で
きる。
【0028】次にステップS5では、ワーク用256色
画像領域3dに、ステップS4で割り当てた256色テ
ーブル(ワーク用256色テーブル3e)にしたがっ
て、ステップS2で読み込んだフルカラー画像データを
256色に変換しながら格納する。この256色への変
換は次のように行われる。使用すべき256色(ワーク
用256色テーブル3e)が決まると、フルカラーの各
色は256色のいずれか(近い色に)に対応付けられる
ことになる。例えば、フルカラーの0番〜99番は25
6色の0番に、フルカラーの100番から140番は2
56色の1番にというように対応付けられる。ただし、
色空間上でフルカラーから256色への割り当てを行う
ので、上記のように単純ではない。そこで、例えば、R
GB空間なら、R、G、Bの各値での計算、LSV空間
ならそれに従った計算によって、与えられた256色の
各色にはフルカラーのどこからどこまでの色が対応する
かを示す対応テーブルをまず作成し、それに従ってフル
カラー画像の各画素を256色に変換していく。なお、
この対応テーブルは例えば管理・ワーク領域3fに作成
される。
【0029】次にステップS6では、現在表示器に表示
している画像があれば、それを消去する。具体的には、
表示器6上の画像表示領域の外側に当たる背景の色で表
示用N色画像領域3b上のその画像の部分を上書きした
り、背景として使用しているビットマップデータなどで
画像の部分を上書きしたりする。この様にして背景色も
しくは背景ビットマップデータを表示器6上に再表示す
ることにより、見かけ上、表示器に表示されていた画像
が消去されたようにする。ここで、表示可能な256色
のうち、あらかじめ固定している16色の範囲の色を背
景色や背景として使用しているビットマップデータに選
択すれば、どのような256色テーブルが構築されたと
してもその背景の色は変化しない。従って、256色テ
ーブルを切り替えても表示されている画面色が変わるこ
とはない。
【0030】ステップS7では、ステップS3で作成し
たワーク用256色テーブル3eのデータを、表示用2
56色テーブル3cに複写する。この時点では表示器6
上には前に表示していた画像は表示されていないので、
表示用256テーブルの内容を変更しても表示器6上に
は影響はない。また、上述のように、背景色や背景用ビ
ットマップデータが固定色である16色の範囲であれ
ば、画面色は何等変化しない。
【0031】ステップS8では、表示用256色画像領
域3bに、ステップS4と同じようにしてワーク用25
6色テーブル3cのデータを割り当てる。次にステップ
S9では、表示用256色画像領域3bに、ステップS
7で256色テーブルにしたがって変換したワーク用2
56色画像3dを複写する。以上の処理により、次に表
示器に表示するデータはステップS9で表示用256色
画像領域3bに格納されたデータであり、その表示色2
56色はステップS8で割り当てた表示用256色テー
ブル3cとなる。ステップS10では、これにしたがっ
て表示用256色画像領域3bと表示用256色テーブ
ル3cを用いてその表示を行なう。
【0032】本実施形態では表示したい画像のリストに
したがって、一定時間経過毎に画像を次の画像に切り替
えて表示するので、ステップS11では、一定時間の経
過を待って、次の画像の処理に進むためにカウンタiに
1加える。そして、ステップS12において、リストに
含まれる画像数(本例ではn)とカウンタiとを比較
し、iが画像数を越えればカウンタiを1に戻してステ
ップS2に戻る。ただし表示するリストの最後まで処理
を行なったらそこで処理をやめる仕様の場合には、ステ
ップS2に戻らずに本処理を終了する。一方iが画像数
を越えていなければ、ステップS2に戻って次の画像の
処理を行なう。
【0033】このようにして、それぞれのデータに対し
て最適な256色テーブルを構築しながらそのデータを
表示することにより、最も見映えの良い表示結果を得る
ことができる。また表示用とワーク用の2つの256色
テーブルを持つことにより、前の画像の表示色を崩さず
に次の画像に対する処理を行なうことができる。このた
め、前の画像を表示している間に次の画像の256色を
算出することができ、画像が表示器に表示されている時
間を長く保つことができる。なお、ワーク用256色画
像領域やワーク用256色テーブルを持たずに直接表示
用256色テーブルや表示用256色画像領域を書き替
えることも可能であるが、その場合、最適な256色を
算出(ステップS3)する前に、現在表示している画像
データを消去(ステップS6)しなければならない。こ
のため、表示器6に何も表示されていない時間が長くな
ってしまう。
【0034】また、どのような256色テーブルにおい
ても共通で使用する16色が固定されているので、先の
画像を消去してから次の画像を表示するまでの間に表示
する背景を当該16色の範囲内で作成すれば、256色
テーブルが書き換えられても、表示に変化は生じない。
【0035】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、表示対象データが変わる度に自動的に最適な表示色
を構築する処理を行なうことにより、表示対象データが
変わる度にユーザがその指示を行なうという操作を省略
することができる。また、続けて異なるデータを表示す
る際においても、画像の切換時に表示する背景画像の色
が変わらず画面の色が崩れないという効果を得ることが
できる。
【0036】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0037】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0038】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0039】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0040】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0041】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示対象データが変わる度に自動的に最適な表示色を構築
することが可能となり、ユーザによる操作が省略可能と
なるとともに、画面色が崩れないように表示色の切換が
行える。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデータ処理装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態で扱う画像の例を示す図である。
【図3】本実施形態で扱うN色テーブルの例を示す図で
ある。
【図4】本実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図5】本実施形態によるN色テーブルの生成手順を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 キーボード 5 マウス 6 表示器 7 外部記憶装置 8 バスライン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像表示が可能な情報処理装置で
    あって、 表示すべき画像データに基づきM色の固定された表示色
    情報を含むN色の表示色情報を生成する生成手段と、 前記画像データをN色用の画像データに変換する変換手
    段と、 前記生成手段で生成されたN色の表示色情報と、前記変
    換手段で得られたN色用の画像データに基づいてカラー
    画像を表示する表示手段とを備えることを特徴とする情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段において用いられるN色の
    表示色情報と、前記生成手段が生成するN色の表示色情
    報を別々の記憶領域に記憶する第1記憶手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段において用いられるN色用
    の画像データと、前記変換手段で得られるN色用の画像
    データとを別々の記憶領域に記憶する第2記憶手段を更
    に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記生成手段は、表示すべき画像データ
    に基づいてN色の表示色情報を生成し、該N色の表示色
    情報のうちのM色を前記固定された表示色情報に置き換
    えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記生成手段は、生成されたN色の表示
    色情報のうち、前記M色の固定された表示色情報に近い
    M色を、該M色の固定された表示色情報で置き換えるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 表示する画像の切換時において、前記固
    定されたM色で形成される画像を表示する第2表示手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記第2表示手段によって画像が表示さ
    れている間に、前記表示手段で用いるN色の表示色情報
    を、次に表示すべき画像について前記生成手段で生成さ
    れたN色の表示色情報へ切換ることを特徴とする請求項
    6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 カラー画像表示のための画像表示方法で
    あって、 表示すべき画像データに基づきM色の固定された表示色
    情報を含むN色の表示色情報を生成する生成工程と、 前記画像データをN色用の画像データに変換する変換工
    程と、 前記生成工程で生成されたN色の表示色情報と、前記変
    換工程で得られたN色用の画像データに基づいてカラー
    画像を表示する表示工程とを備えることを特徴とする画
    像表示方法。
  9. 【請求項9】 前記表示工程において用いられるN色の
    表示色情報と、前記生成工程が生成するN色の表示色情
    報を別々の記憶領域に記憶する第1記憶工程を更に備え
    ることを特徴とする請求項8に記載の画像表示方法。
  10. 【請求項10】 前記表示工程において用いられるN色
    用の画像データと、前記変換工程で得られるN色用の画
    像データとを別々の記憶領域に記憶する第2記憶工程を
    更に備えることを特徴とする請求項8または9に記載の
    画像表示方法。
  11. 【請求項11】 前記生成工程は、表示すべき画像デー
    タに基づいてN色の表示色情報を生成し、該N色の表示
    色情報のうちのM色を前記固定された表示色情報に置き
    換えることを特徴とする請求項8に記載の画像表示方
    法。
  12. 【請求項12】 前記生成工程は、生成されたN色の表
    示色情報のうち、前記M色の固定された表示色情報に近
    いM色を、該M色の固定された表示色情報で置き換える
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像表示方法。
  13. 【請求項13】 表示する画像の切換時において、前記
    固定されたM色で形成される画像を表示する第2表示工
    程を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の画像
    表示方法。
  14. 【請求項14】 前記第2表示工程によって画像が表示
    されている間に、前記表示工程で用いるN色の表示色情
    報を、次に表示すべき画像について前記生成工程で生成
    されたN色の表示色情報へ切換ることを特徴とする請求
    項13に記載の画像表示方法。
  15. 【請求項15】 カラー画像表示のための制御プログラ
    ムを格納するコンピュータ可読メモリであって、該制御
    プログラムが、 表示すべき画像データに基づきM色の固定された表示色
    情報を含むN色の表示色情報を生成する生成工程のコー
    ドと、 前記画像データをN色用の画像データに変換する変換工
    程のコードと、 前記生成工程で生成されたN色の表示色情報と、前記変
    換工程で得られたN色用の画像データに基づいてカラー
    画像を表示する表示工程のコードとを備えることを特徴
    とするコンピュータ可読メモリ。
JP9271271A 1997-10-03 1997-10-03 情報処理装置及びその画像表示方法 Withdrawn JPH11109944A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9271271A JPH11109944A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 情報処理装置及びその画像表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9271271A JPH11109944A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 情報処理装置及びその画像表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11109944A true JPH11109944A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17497767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9271271A Withdrawn JPH11109944A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 情報処理装置及びその画像表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11109944A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136192A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136192A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4893258A (en) Data processing apparatus having enlargement/reduction functions capable of setting different magnification in different directions
JPH01129362A (ja) 電子ファイル装置
US5943059A (en) Method and apparatus for coloring support
WO2010018622A1 (ja) 電子ペーパ端末装置、画像表示制御プログラム、および画像表示制御方法
EP0361434B1 (en) Display emulating system
JPH11109944A (ja) 情報処理装置及びその画像表示方法
JP3376254B2 (ja) 表示装置、表示制御方法及び記録媒体
JPH0736437A (ja) 画像データ処理装置
JP2864616B2 (ja) 波形測定装置
JPH09190538A (ja) 画像処理装置およびその方法
JPH04141780A (ja) 図形情報管理方法およびシステム
JP3912849B2 (ja) 文字処理装置、文字処理方法、及び記録媒体
JPS60209786A (ja) カラ−デイスプレイ装置
JPH04149594A (ja) 補色表示装置
JP2000059636A (ja) 画像処理装置及び方法及び画像表示装置
JP3021159B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JPH08153095A (ja) 画像管理編集システム
JP3358698B2 (ja) 描画装置
JPH10198658A (ja) 表データ処理装置およびそのプログラム記録媒体
JPS60175088A (ja) 図形表示装置
JPH01184144A (ja) 画像記憶装置
JPH11317864A (ja) 画像データ補間装置、画像データ補間方法および画像データ補間プログラムを記録した媒体
JP2000137704A (ja) 文書編集装置及び文書編集方法
JPH03225562A (ja) グラフィックスシステム
JP2000181397A (ja) Crt/lcd表示変換回路及び変換方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207