JP2000059636A - 画像処理装置及び方法及び画像表示装置 - Google Patents

画像処理装置及び方法及び画像表示装置

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JP2000059636A
JP2000059636A JP10220807A JP22080798A JP2000059636A JP 2000059636 A JP2000059636 A JP 2000059636A JP 10220807 A JP10220807 A JP 10220807A JP 22080798 A JP22080798 A JP 22080798A JP 2000059636 A JP2000059636 A JP 2000059636A
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color
full
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image processing
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JP10220807A
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English (en)
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Masataka Bessho
正隆 別所
Atsushi Hirahara
厚志 平原
Yoichi Iwabuchi
洋一 岩渕
Junji Yamada
潤二 山田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同時に発色できる色数が表示しようとしている
イメージデータの色数よりも少ない場合に所望の部分に
該イメージデータの色調通りの出力を行う。 【解決手段】m色で表されるフルカラーイメージデータ
をディスプレイ210上でn色で表示する。カラールッ
クアップテーブル201には、nよりも小さいp色分の
セルを保持した限定色セル202が保持されており、フ
ルカラーイメージデータは限定色セル202に基づいて
p色に減色されて表示される。フルカラーイメージ表示
領域検出部209が画像中で指定された所望の領域をイ
メージ表示部208に通知すると、イメージ表示部20
8は当該領域においてフルカラーイメージデータが使用
している色をフルカラーセル203としてルックアップ
テーブル201に登録する。そして指定された領域の表
示に関してはフルカラーセル203を参照して画像デー
タ通りの発色を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
方法及び該画像処理装置を備えた画像表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のパーソナルコンピュータ(以下、
パソコン)、ワークステーションなど、デジタル画像を
扱うことのできる画像処理装置においては、カラー画像
を表示可能なディスプレイ装置を備えたものが主流とな
ってきている。すなわち、画像処理装置において、カラ
ー画像を取り扱うことは一般的なものとなっている。
【0003】カラーディスプレイ装置で表示するカラー
イメージが扱う色は、一般に、R(赤)、G(緑)、B
(青)の各成分を各々8ビット、1画素あたり24ビッ
トで扱うことにより、(2^8)^3色(X^yはXのy乗を
表す)、すなわち約1677万色を表現することができ
る。このような24ビット/画素のカラーデータをフル
カラーデータと呼ぶ。
【0004】パソコンなどのディスプレイ装置(本明細
書において、ディスプレイ装置とは表示器と表示器を駆
動するためのドライバを含めたものをいう)では、64
0×480画素から、800×600、1024×76
8、1152×900、1280×1024、1600
×1200画素で表現できるものがある。例えば、12
80×1024画素のディスプレイ装置で、フルカラー
イメージを画面いっぱいで表示する場合を例に考える
と、24ビット×1280×1024画素=3.75M
バイトの画素データになる。
【0005】このように、フルカラーの画像イメージ全
体をより高解像度で表示したり記録するには、数メガバ
イトのディスプレイ用メモリや、データを記憶するため
相当量のハードディスクが必要になる。従って、フルカ
ラーイメージを、実際の色調どおりに高解像度でディス
プレイに表示するには、高価なディスプレイ装置が必要
とされる。
【0006】そこで、実際には、同時に発色できる色の
数を制限してカラーイメージを表示するディスプレイ装
置が多く普及している。中でも、1画素あたり8ビッ
ト、256色同時発色が可能なディスプレイ装置が多く
普及している。このようなディスプレイ装置では、25
6色分のRGB値を格納するカラールックアップテーブ
ルを有する。そして、画像を表示する際には、このカラ
ールックアップテーブルのインデックスを参照してRG
B値を取得し、この取得されたRGB値に基づき表示が
行われる。
【0007】上述のごときカラールックアップテーブル
にエントリされている色データはRGB値が各8ビッ
ト、すなわち24ビットのフルカラーデータである。し
たがって、これらのディスプレイ装置では、フルカラー
の約1677万色から選択された256色を同時に発色
することができる。
【0008】以上から、カラールックアップテーブル
は、ディスプレイ装置が表示可能な色数(たとえば25
6色)分のセルをもつものであり、ディスプレイ装置
は、表示効率を上げるために当該テーブルに格納され
た、例えばRGB値などの色情報を参照してイメージを
表示している。
【0009】ディスプレイ装置の多くが、限定された色
数しか同時に発色できないため、限定色数に近い色数を
発色する必要のあるアプリケーションは、アプリケーシ
ョン固有のカラールックアップテーブルをもつことによ
り、アプリケーションごとにディスプレイ装置での同時
発色可能な色数を最大限に活用できるようになる。
【0010】複数のアプリケーションを並列的に同時実
行できる、マルチウィンドウシステム上では、固有のカ
ラーマップをもつアプリケーションを複数動作させるこ
とができる。この場合、アプリケーションを切り替える
たびに、表示に使用されるカラールックアップテーブル
が切り替わることになる。この場合、たとえ同じRGB
値をもった色情報でも、異なるインデックス(画素値)
を持つ色情報としてカラールックアップテーブルにエン
トリされる可能性もある。従って、このような構成で
は、アクティブになっているアプリケーション以外のア
プリケーションでは、表示色が変わるという現象が起き
てしまう。
【0011】この現象を起こさないようにするには、ア
プリケーションごとに固有のカラーマップを作成するこ
とは行わず、例えばウィンドウシステムがもつカラール
ックアップテーブルを複数のアプリケーションで共有し
て利用するようにすればよい。共有のカラールックアッ
プテーブルに、各アプリケーションごとにRGB値など
の色情報を格納したカラーセルを確保すれば、各アプリ
ケーションで固有の色を使用することもできる。また、
カラーセルの追加・削除を繰り返すことで、カラールッ
クアップテーブル内のエントリを有効活用でき、各アプ
リケーションが最大限にカラールックアップテーブルを
利用することができる。
【0012】さて、以上のようなディスプレイ装置で
は、フルカラーデータに含まれるカラーデータが、同時
発色可能な数以下の色数しか含んでいなければ、カラー
データの色調どおりにイメージを表示することができ
る。しかし、フルカラーイメージが同時発色可能な数以
上の色数を含んでいる場合には、同時発色可能な色数に
減らして表示しなければならない。色数を減らした場合
には、イメージデータに格納されているフルカラーデー
タと、色数を減らした際のカラーデータをマッチングす
るためのテーブルを用意したり、マッチングするための
計算式や方式が必要になる。
【0013】前記ディスプレイ装置が同時発色可能な色
数に減らしてイメージデータを表示する方法としては、
あらかじめ定められた限定色に減らしてイメージを表示
する方法や、カラーイメージデータの読み込み直後に当
該カラーイメージに含まれている全ての色を収集し、フ
ルカラーイメージでの色の使用状況を把握して、フルカ
ラーイメージの色調に近くなるように同時発色可能な色
数以内の色を選択して表示する方法などがある。後者の
方法を用いることで、元のフルカラーイメージの色調に
近づけた表示が可能になるため、この方法についていく
つかの提案がなされている。
【0014】例えば、ディザ、誤差拡散法などの手法を
利用し、フルカラーイメージを実際に使用されている色
よりも少ない色で表現する方法が提案されている。ま
た、特開平6−289831で開示されているフルカラ
ーイメージの少色化表示装置では、オペレータが元の色
調と異なる色調をもつ領域を指定した後、指定領域と指
定外領域で異なるカラーパレットを用いて表示すること
によって、フルカラーイメージの色調に近い色で表示す
る装置およびその方法が発明されている。
【0015】これらの発明や手法は、フルカラーイメー
ジを表示する際、表示する色を減らし、限定された数の
色で表示しても、実際の色調により近い表示を得るため
のものである。従って、表示されたイメージのどの部分
を取っても、厳密にはフルカラーデータ通りの色調での
表示が行われていないことになる。
【0016】また、同時発色可能な色数に減らしたとき
に変更した色で表示しているのか、フルカラーどおりの
色調で表示しているのかを区別して表示することはして
いない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、同時に
発色できる色数が限定されているディスプレイ装置にお
いて、フルカラーイメージデータの有する色数を同時発
色可能な色数に減らして、フルカラーイメージ全体を表
示すると、イメージの一部が実際のフルカラーデータの
色調どおりに表示できないという問題が発生する。ま
た、実際に画面に表示された色が、フルカラーデータど
おりの色調なのか、同時発色可能な色数以下に減色した
後の限定色の色調なのかが、イメージを表示させている
オペレータには区別できないという問題も発生してい
る。
【0018】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、同時に発色できる
色数が表示しようとしているイメージデータの色数より
も少ない場合に、指定された部分において当該イメージ
データの色調どおりの出力を行うことを可能とすること
にある。
【0019】また、本発明の他の目的は、出力したイメ
ージ上で、減色されたイメージなのか原色通りのイメー
ジなのかを容易に把握できるようにすることにある。
【0020】また、本発明の他の目的は、所望の画素の
表示色を数値データで提示可能とすることにある。
【0021】また、他の目的は、上記のイメージデータ
の色調通りに出力する部分がイメージ表示領域全体から
みて相対的に小さな領域である場合に、その領域を拡大
することを可能とし、オペレータに認識しやすいように
出力することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した目的の少なくと
も一つを達成するための本発明の一態様による画像処理
装置は例えば以下の構成を備える。すなわち、m色の画
像データを、mより小さいn色で出力するための画像処
理装置であって、nよりも小さいp色分の限定色用セル
を保持したルックアップテーブルと、前記画像データを
前記限定色用セルを用いてp色に減色してデータ出力す
る第1出力手段と、前記画像データ中の所望の領域を指
定する指定手段と、前記指定手段で指定された領域にお
いて前記画像データが使用している色をフルカラー用セ
ルとして前記ルックアップテーブルの残余領域に登録す
る登録手段と、前記指定手段で指定された領域に関して
は前記ルックアップテーブルを参照して前記画像データ
通りに発色させるべくデータ出力を行う第2出力手段と
を備える。
【0023】また、上記の目的多の少なくとも一つを達
成するための本発明の画像処理方法は例えば以下の工程
を備える。すなわち、m色の画像データを、mより小さ
いn色で出力するための画像処理方法であって、nより
も小さいp色分の限定色用セルを保持したルックアップ
テーブルを生成する生成工程と、前記画像データを前記
限定色用セルを用いてp色に減色してデータ出力する第
1出力工程と、前記画像データ中の所望の領域を指定す
る指定工程と、前記指定工程で指定された領域において
前記画像データが使用している色をフルカラー用セルと
して前記ルックアップテーブルの残余領域に登録する登
録工程と、前記指定工程で指定された領域に関しては前
記ルックアップテーブルを参照して前記画像データ通り
に発色させるべくデータ出力を行う第2出力工程とを備
える。
【0024】また、本発明によれば、上記画像処理装置
を備えた画像表示装置が提供される。更に、本発明によ
れば、上記が増処理方法をコンピュータに実現させるた
めの制御プログラムを格納する記憶媒体が提供される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施の形態の一例を説明する。
【0026】[第1の実施形態]図1は、第1の実施形
態に係るカラー画像表示装置の構成例を示すブロック図
である。本例では、CPU110が本実施形態で説明す
る処理を実現するための制御プログラム(カラーイメー
ジ表示プログラム)を実行することによって、パーソナ
ルコンピュータ等のコンピュータ装置をカラー画像表示
装置として使用する。
【0027】図1において、CPU110は、当該カラ
ー画像表示装置を制御するマイクロプロセッサであり、
ROM130上の画像表示プログラム131に基づい
て、CRT160上にカラー画像を表示する。なお、画
像表示プログラム131は、ハードディスク等の補助記
憶装置からRAM120上へロードされ、CPU110
に提供されてもよい。
【0028】RAM120は、CPU110のワークメ
モリとして機能する。また、上述のように、補助記憶部
(DISK)140のハードディスク(HD)142に
格納して供給される画像表示プログラムをCPU110
に供給するべくロードした場合に、その画像表示プログ
ラムを格納するためのロード領域121を有してもよ
い。ROM130は、CPU110に提供する制御プロ
グラムを格納するメモリであり、画像表示プログラム1
31を含む。
【0029】補助記憶部(DISK)140は、例え
ば、フルカラーイメージデータや各種処理結果等を格納
するメモリである。DISK140は、例えば、フロッ
ピィディスク(FD)141やハードディスク(HD)
142を含んで構成される。なお、本実施形態において
は、FD141によって、画像表示プログラムを提供す
ることも可能である。
【0030】CRTC150は、表示装置であるCRT
160のコントローラであり、例えば、CRT160に
画像表示プログラム131を実行して得られた処理結果
としてのイメージを表示する。なお、CRT160とし
ては、CRTや液晶表示器等の各種表示器を用いること
ができる。入力IF170は、キーボードやポインティ
ングデバイス(例えば、マウス)等の入力装置180の
コントローラであり、入力装置180からの信号をCP
Uバスに供給する。
【0031】図2は第1の実施形態によるカラー画像表
示装置の機能構成を示すブロック図である。
【0032】図2において、入力部206は、入力IF
170、入力装置180等を含む。入力装置180とし
ては、キーボードやポインティングデバイス(例えば、
マウス)等が挙げられる。オペレータは入力部206を
介して、カラー画像表示装置にフルカラーイメージデー
タを入力したり、ディスプレイ210にフルカラーイメ
ージを限定色で表示させるよう指示を出したり、ディス
プレイ210に表示されたイメージ上でフルカラー表示
する領域を指定することができる。
【0033】また、ディスプレイ210は、CRTC1
50,CRT160等を含んで構成される。本実施形態
では、このディスプレイ210に、フルカラーイメージ
を減色して限定色で表示させたり、オペレータが指定す
る領域内にフルカラーイメージをイメージデータどおり
の色調で表示させることができる。
【0034】カラールックアップテーブル作成部205
は、カラールックアップテーブル201をメモリ上に作
成し、イメージ表示部208がディスプレイ210にイ
メージを表示するに際して、参照するための色セル(限
定色セル202、フルカラーセル203)を用意する。
カラールックアップテーブル201上に確保されている
フルカラーセル203は、フルカラーの色調どおりにイ
メージの一部(フルカラー表示領域という)を表示する
ために用いられ、フルカラーイメージデータ204に記
録されているRGB値そのものの値を格納している。限
定色セル202は、フルカラーの色調から減色した限定
色でイメージ全体を表示するために用いる。
【0035】なお、限定色セル202は、限定色のRG
B値を格納するとともに、本プログラムおよび本プログ
ラムを動作させるウィンドウシステムが使用する色のR
GB値も格納することになる。カラールックアップテー
ブル201内の限定色セル202の内容は、フルカラー
イメージ表示プログラムが起動してから終了するまでメ
モリ上に保持される。一方、フルカラーセル203の内
容は、イメージ表示部208が表示するフルカラーイメ
ージ領域が変更されるたびに、そのRGB値が更新され
る。
【0036】イメージファイル読み込み部207は、例
えば、ディスク装置140またはRAM120およびR
OM130上に格納されたフルカラーイメージ204を
読み込み、読み込んだフルカラーイメージデータをメモ
リ(RAM130)上に展開する。そして、イメージデ
ータ上のRGB値などの色情報をイメージ表示部208
に渡す。
【0037】フルカラーイメージ表示領域検出部209
は、ディスプレイ210に減色した限定色で表示してい
るイメージの中から、当該フルカラーイメージデータの
色調どおりに表示するべき領域、すなわちフルカラー表
示領域を検出する。フルカラー表示領域の検出は、オペ
レータが入力部206を介して指定した領域を検出する
ことで行われる。そして、検出されたフルカラー表示領
域の位置を示す座標値がイメージ表示部208に渡され
る。
【0038】以上のようにして、第1の実施形態では、
画素値をRGB値に変換するカラールックアップテーブ
ル201を備え、同時に発色できる色が限定されている
ディスプレイ210に対して、部分的にフルカラーの色
調どおりにイメージを表示したり、フルカラーの色調か
ら減色した限定色でイメージ全体(フルカラー表示領域
以外の残りの部分)を表示する。
【0039】以上のように構成することにより、従来、
高価であったフルカラー表示専用のディスプレイ装置を
必要とせずに、フルカラーイメージの一部をフルカラー
の色調のまま表示するとともに、当該フルカラーイメー
ジ全体を減色して限定色で表示することが可能になる。
特に、イメージの詳細を確認する場合や、イメージの一
部分を拡大して表示する場合には、一層の効果が期待で
きる。
【0040】次に、本実施形態のカラー画像表示装置お
よび画像表示プログラムの動作手順を説明する。
【0041】図3は、第1の実施形態によるカラー画像
表示装置による画像表示動作の手順を示すフローチャー
トである。
【0042】画像表示プログラムを起動した直後、ステ
ップS301で、カラールックアップテーブル作成部2
05は、メモリ上にカラールックアップテーブル201
を作成する。続くステップS302で、本プログラムお
よび本プログラムを動作させるウィンドウシステムが使
用する色と、イメージ全体の表示に使用する限定色の色
情報を格納するための限定色セル202をカラールック
アップテーブル201上に確保する。ステップS303
で、オペレータは本画像表示プログラムを終了すること
ができる。終了しない場合、ステップS304で、フル
カラーイメージ全体の中から、入力部206を介して、
フルカラーの色調どおりにイメージ表示する領域がオペ
レータにより指定されたかどうか判断する。領域が指定
されていれば、ステップS305でフルカラーイメージ
表示領域検出部209からフルカラー表示する領域の座
標値を取得する。
【0043】ステップS304で、オペレータがフルカ
ラーイメージ表示領域を指定していなければ、そのまま
ステップS306に進む。ステップS306では、オペ
レータが入力部206から、ディスク装置140、RA
M120或いはROM130上に置かれた、限定色表示
をすべきイメージファイルを指定したかを判断する。も
し指定していなければ、ステップS303に戻り、オペ
レータの指示を受け付ける処理を繰り返す。もし、限定
色表示すべきイメージファイルを指定していれば、ステ
ップS307に進む。
【0044】ステップS307では、イメージファイル
読み込み部207が読み込んだ、オペレータによって指
定されたイメージファイルからフルカラーイメージデー
タ204を1画素ずつ取得する。ステップS308で、
カラールックアップテーブル作成部205に、読み込ん
だ1画素のデータを渡す。カラールックアップテーブル
作成部205は、カラールックアップテーブル201上
で、当該画素と同じRGB値をもつセルが存在するかを
探索する。ステップS309では、探索されたセルのイ
ンデックス値をイメージ表示部208に渡し、イメージ
表示部208はこれに基づいて表示制御を行う。ここ
で、フルカラーイメージ表示領域の画素についてはフル
カラーセル203、他の画素については限定色セルが参
照される(図5で後述する)。ステップS310で、す
べてのイメージデータが表示されていなければ、ステッ
プS307に戻り、イメージ表示処理を続ける。そし
て、イメージデータがすべて表示されれば、ステップS
303に戻り、オペレータの指示を受けるループに戻
る。
【0045】以上の手順に従って、本実施形態の画像表
示プログラムは処理を行う。
【0046】図4は、図2に示したカラールックアップ
テーブル作成部205の動作概要を示すフローチャート
である。上述したように、カラールックアップテーブル
作成部205は、本実施形態の画像表示プログラムの起
動時の最初に実行され、カラールックアップテーブル2
01をメモリ上に確保し、カラールックアップテーブル
201上に限定色セル202を確保する。この処理は、
プログラム実行時に一度だけ行われる。その他には、イ
メージ表示部208の問い合わせに応じて(ステップS
308)限定色セル202のインデックスを返したり、
フルカラーセル203の確保とフルカラーセル203の
インデックスを返す処理を行う。
【0047】図4を使って、カラールックアップテーブ
ル作成部205の動作概要を示す。まず、ステップS4
01で、カラールックアップテーブル201が作成され
ているかを確認する。作成されていなければカラールッ
クアップテーブルを作成するとしてステップS402へ
進み、カラールックアップテーブル201をメモリ上に
確保する。一方、カラールックアップテーブルが作成さ
れていればそのままステップS403に進む。
【0048】ステップS403で、限定色セルを確保す
るかを確認し、限定色セル202が確保されていなけれ
ば、限定色セルを確保するものとしてステップS404
へ進む。ステップS404では、指定されたRGB値を
もつ限定色セル202をカラールックアップテーブル2
01上に確保する。なお,これらはメモリ或いはハード
ディスク上に確保されることになる。一方、限定色セル
202が既に確保されていれば、そのままステップS4
05に進む。
【0049】ステップS405では、イメージ表示部2
08から、限定色セル202のインデックスを要求され
ているかを判断する。限定色セル202のインデックス
が要求されていればステップS406に進む。ステップ
S406では、指定されたRGB値を有する限定色セル
202をカラールックアップテーブル201上から探し
出し、そのインデックス値を取得し、処理を終了する。
【0050】ステップS405で、限定色セル202の
インデックスを調べるのでなければ、ステップS407
へ進む。ステップS407では、指定されたRGB値を
値としてもつフルカラーセル203をカラールックアッ
プテーブル201上に確保し、ステップS408で確保
したフルカラーセルのインデックス値を取得し、処理を
終了する。
【0051】以上のように、カラールックアップテーブ
ル作成部205では、本実施形態のフルカラーイメージ
表示プログラムの起動直後にカラールックアップテーブ
ル201を作成して限定色セル202を確保する。その
後、イメージ表示部208からの要求にしたがって、指
定されたRGB値をもつ限定色セル202のインデック
スを調べたり、指定されたRGB値をもつフルカラーセ
ル203を確保して、そのインデックスを返す処理を行
う。
【0052】図5は、図2における、イメージ表示部2
08の動作概要を示すフローチャートである。
【0053】イメージ表示部208は、フルカラーイメ
ージ204を読み込むイメージファイル読み込み部20
7から得られる1画素ずつのイメージデータを元に、カ
ラールックアップテーブル作成部205に問い合わせを
行う。そして取得したセルのインデックスを参照して、
ディスプレイ210にフルカラーイメージを表示する処
理を行う。
【0054】図5を使って、イメージ表示部208の動
作概要を示す。まず、ステップS501でこれから表示
するフルカラーイメージの表示が、フルカラーの色調か
ら減色した限定色でイメージ全体を表示する処理なの
か、フルカラーの色調どおりにイメージを部分的に表示
する処理なのかを判断し、次ステップを決定する。
【0055】限定色でイメージを表示する場合、ステッ
プS502に進み、イメージファイル読み込み部207
から表示するイメージデータの1画素分のデータのRG
B値、およびその座標値を取得する。ステップS503
で、取得したRGB値から限定色に変換する。なお、こ
こで採用する変換方法は、本実施形態ではプログラム実
行以前に確定した色変換アルゴリズムを使用することと
し、イメージデータの値によって左右されない方法で変
換することとして説明する。ただし、変換方法はこの限
りではない。
【0056】続くステップS504で、カラールックア
ップテーブル作成部205にRGB値を渡して、そのR
GB値を値としてもつ限定色セルをカラールックアップ
テーブル201上から検索させ、限定色セルのインデッ
クスを取得する(上述した図4のステップS406の処
理による)。ステップS505で、取得した限定色セル
のインデックスを参照して得られる色で、ステップS5
02で得た座標値の示す位置に、1画素分のイメージ表
示を行い処理を終了する。
【0057】一方、ステップS501で、限定色表示で
ない場合、すなわち、フルカラーの色調どおりにイメー
ジを表示する場合には、ステップS506に進む。ステ
ップS506では、フルカラーイメージ表示領域検出部
209から指定される、フルカラー表示領域の座標値を
取得する。続くステップS507で、前記ステップS5
06で取得した座標におけるイメージデータ1画素分の
RGB値を、イメージファイル読み込み部207から取
得する。ステップS508で、取得したフルカラーのR
GB値をカラールックアップテーブル作成部205に渡
す。カラールックアップテーブル作成部205はカラー
ルックアップテーブル201上に当該RGB値のフルカ
ラーセル203を確保し、確保したフルカラーセル20
3のインデックス値を取得して、イメージ表示部208
に渡す(図4のステップS407、S408)。イメー
ジ表示部208は、ステップS505において、カラー
ルックアップテーブル作成部205より取得したフルカ
ラーセル203のインデックスを参照して得られる色
で、ステップS506で得た座標値の示す位置に、1画
素分のイメージ表示を行い処理を終了する。
【0058】以上のように、イメージ表示部208で
は、イメージファイル読み込み部207からイメージデ
ータ204を1画素ずつ読み込み、ディスプレイ210
に表示する処理を行う。このとき、フルカラーの色調ど
おりの表示を行う場合には、フルカラーイメージ表示領
域検出部209が指定するフルカラーイメージ表示領域
の座標を取得し、カラールックアップテーブル作成部2
05に対して、当該フルカラーイメージ表示領域内で使
用される色についてカラールックアップテーブル201
上にフルカラーセル203を確保させ、そのインデック
スを参照してイメージを表示する。フルカラーの色調か
ら減色した限定色でイメージ全体を表示する場合には、
カラールックアップテーブル作成部205にカラールッ
クアップテーブル201上の限定色セル202を検索さ
せ、その結果得られたインデックスを参照してイメージ
を表示する。
【0059】図6は、第1の実施形態によるカラー画像
表示装置で使用するカラールックアップテーブル201
上のセルの使用状況を説明する図である。
【0060】本例においては、フルカラーイメージデー
タで使用されている色の分布に係わらず、フルカラーイ
メージ全体を表示するための限定色はあらかじめ定めた
色数の64色が用いられる。また、指定領域604内を
フルカラーの色調で表示するためのカラールックアップ
テーブル上のフルカラーのセルを169色、前記フルカ
ラーセルを参照しフルカラーの色調で表示する指定領域
604のサイズを13×13画素の固定サイズにする。
ここで、フルカラーを表示する指定領域604は、指定
領域であることを区別するための枠線によって囲まれ
る。なお、本実施形態におけるイメージ表示方法はこれ
に限られるものではない。
【0061】図6において、カラールックアップテーブ
ル601上には、フルカラーイメージ全体の表示に使用
する限定色の色情報を格納するための限定色セルが、イ
ンデックス0から63の64色分確保されている。ま
た、イメージ表示装置602は、フルカラーイメージを
表示するディスプレイ210であり、オペレータが選択
したフルカラーイメージデータをウィンドウ603上の
表示領域に限定色で表示したり、ウィンドウ603上で
オペレータが指定した指定領域604にフルカラーの色
調でイメージを表示する装置である。また、607は、
フルカラーイメージをフルカラーの色調どおりに表示す
る指定領域604を拡大して示すものである。
【0062】ウィンドウ603上の表示領域は、オペレ
ータが選択したフルカラーイメージを限定色で表示する
領域であり、ここで表示される色の情報は、カラールッ
クアップテーブル601上の限定色セル606(64
色)を参照し、カラールックアップテーブルのインデッ
クス0から63を指定して得ることができる。
【0063】また、ウィンドウ603上の指定領域60
4は、オペレータが指定するフルカラーの色調どおりに
イメージを表示する領域であり、ここで表示される色の
情報は、カラールックアップテーブル601上のフルカ
ラーセル605を参照し、カラールックアップテーブル
のインデックス64から232を指定して得ることがで
きる。
【0064】また、フルカラーイメージをフルカラーの
色調どおりに表示する指定領域604の拡大図607
(以下、指定領域607という)上の各画素は、カラー
ルックアップテーブル601上のフルカラーセル605
と対応している。すなわち、フルカラーを表示する指定
領域607(604)上の最右下位置の画素は、カラー
ルックアップテーブル601のインデックス64にある
セルのRGB値(0,0,255)であり、フルカラー
表示領域604の拡大図607上の最左上位置の画素
は、カラールックアップテーブル601のインデックス
232にあるセルのRGB値(255,0,0)であ
る。
【0065】以上のようなカラールックアップテーブル
の使用方法に従えば、実際に画面に表示された色が、フ
ルカラーイメージ通りの色調なのか、減色されたあとの
限定色の色調なのかを区別できないという従来からの課
題は、表示されている領域がフルカラー表示領域604
上にあるのか、ないのかで判断することができるため、
解決することができる。
【0066】また、上記の実施形態によれば、同時に発
色できる色数が表示しようとしているイメージデータの
色数よりも少ない場合に、一部分においては当該イメー
ジデータの色調どおりに表示し、他の部分はフルカラー
の色調から減色した限定色で表示することが可能とな
る。このため、フルカラーイメージの色調どおりのイメ
ージを、部分的ではあるが表示できるようになる。
【0067】なお、図6においては、処理概要の説明を
単純化するため、オペレータが指定するフルカラー表示
用の指定領域604(607)を13×13画素に設定
してある。しかしならが、カラールックアップテーブル
601上の色情報を格納するフルカラーセル605をさ
らに追加して格納することができるなら、追加して格納
した色の分だけ別のフルカラーデータをエントリするこ
とができ、その分フルカラー表示のための指定領域60
4を大きく取ることが可能になる。
【0068】[第2の実施形態]次に第2の実施形態を
説明する。
【0069】図7は、第2の実施形態によるカラー画像
表示装置の機能構成を示すブロック図である。構成例を
示す図である。第1の実施形態で示したカラー画像表示
装置の構成例(図2)との違いは、イメージ表示部7
10に色調データ表示部711と、イメージサイズ変更
部712を備えていること、カラールックアップテー
ブル作成部705にカラーセル共有部706を備えてい
ることである。
【0070】以上の構成により、第2の実施形態におけ
るカラー画像表示装置は、 ・カラールックアップテーブル上に確保する限定色セル
とフルカラーセルにおいて、同じRGB値をもつセルを
共有したり、 ・指定領域をオペレータの希望するサイズとしてフルカ
ラーイメージを表示したり、 ・フルカラーの色調どおりに表示されている領域上でR
GB値などの色調データを、例えば人間の目で認識しや
すい数値として表示することを可能とする。
【0071】なお、以下の説明においては、フルカラー
イメージデータに記録されている色情報に係わらず、あ
らかじめ定めた限定色でフルカラーイメージ全体を表現
すること、フルカラーイメージをフルカラーの色調どお
りに表示する領域の大きさを固定サイズとすることを前
提とした場合を例に説明を行う。
【0072】図8は、第2の実施形態によるカラー画像
表示装置の動作手順を示したフローチャートである。第
1の実施形態で示したカラー画像表示プログラムの動作
手順(図3)との違いは、ステップS807とステップ
S808で示される色調データ表示部711による処理
部分を追加した点である。
【0073】図8を使って、第2の実施形態によるカラ
ー画像表示装置(画像表示プログラム)の動作手順を説
明する。画像表示プログラムを起動した直後、ステップ
S801で、カラールックアップテーブル作成部705
は、メモリ上にカラールックアップテーブル701を作
成する。続くステップS802で、本プログラムおよび
本プログラムを動作させるウィンドウシステムが使用す
る色と、イメージ全体の表示に使用する限定色の色情報
を格納するための限定色セル702をカラールックアッ
プテーブル701上に確保する。
【0074】ステップS803で、オペレータは本フル
カラーイメージ表示プログラムを終了することができ
る。終了しない場合、ステップS804へ進み、オペレ
ータが、フルカラーイメージ全体の中から、入力部70
7を使ってフルカラーの色調どおりにイメージ表示する
領域を指定したかどうか判断する。指定されていればス
テップS805へ進み、フルカラーイメージ表示領域検
出部709から、フルカラー表示する領域の座標値を取
得する。
【0075】そして、この時点でイメージデータファイ
ルが指定されていれば(ステップS806)、ステップ
S809へ進み、指定されたイメージファイル704を
イメージファイル読み込み部708に読み込ませ、1画
素ずつフルカラーイメージデータを取得する。次に、ス
テップS810で、カラールックアップテーブル作成部
705に読み込んだ1画素のデータを渡す。カラールッ
クアップテーブル作成部705は、カラールックアップ
テーブル701上で同じ1画素のRGB値をもつセルを
探し、インデックスを取得する。ステップS811で
は、調べたセルのインデックスをイメージ表示部710
に渡し、ディスプレイ713に表示させる。ステップS
812で、すべてのイメージデータが表示されていなけ
れば、ステップS809に戻り、イメージ表示処理を続
け、イメージデータがすべて表示されれば、ステップS
803に戻り、オペレータの指示を受けるループに戻
る。
【0076】ステップS804で、オペレータがフルカ
ラー表示を指定していなければ、ステップS806に進
み、オペレータが、入力部707から、ディスク装置1
40、RAM120或いはROM130上に置かれたフ
ルカラーイメージ704を選択して、限定色表示を指定
したかを判断する。もし指定していれば、ステップS8
09に進み、限定色による表示処理を行う。もし指定し
ていなければ、ステップS807に進む。
【0077】ステップS807では、オペレータが特定
の座標の色調データの表示を指定しているかを判断し、
そうであればステップS808へ進む。ステップS80
8では、指定された座標の色調データをオペレータに表
示する。ステップS807で、色調データ表示を指定し
ていなければ、ステップS803に戻り、オペレータの
指示を受ける処理を繰り返す。
【0078】以上の手順に従って、第2の実施形態のカ
ラー画像表示プログラムは処理を行う。
【0079】図9は第2の実施形態によるカラールック
アップテーブル作成部705の動作概要を示すフローチ
ャートである。第1の実施形態で示したカラールックア
ップテーブル作成部205の動作(図4)との違いは、
ステップS907からステップS910までのカラーセ
ルの共有に関する処理部分を追加した点である。
【0080】以下、図9を用いてカラールックアップテ
ーブル作成部705の動作概要を説明する。まず、ステ
ップS901で、カラールックアップテーブル701が
作成されているかを確認し、作成されていればステップ
S903に進む。一方、まだ作成されていなければステ
ップS902へ進み、カラールックアップテーブル70
1をメモリ上に確保する。
【0081】ステップS903で、限定色セル702を
確保するか否かを確認する。まだ、限定色セル702が
確保されていなければ、限定色セル702の確保を行う
ものとしてステップS904へ進む。ステップS904
では、指定されたRGB値をもつ限定色セル702をカ
ラールックアップテーブル701上に確保する。なお、
限定色セル702が既に確保されているのであれば、そ
のままステップS905に進む。
【0082】次に、ステップS905で、イメージ表示
部710から限定色セル702のインデックスを要求さ
れていれば、ステップS906に進み、指定されたRG
B値を値としてもつ限定色セル702をカラールックア
ップテーブル701上から探し出し、そのインデックス
値を取得する。一方、ステップS905で、限定色セル
702のインデックスを調べるのでなければ、ステップ
S907以降のフルカラーセルに関する処理に入る。
【0083】ステップS907では、フルカラーとして
指定されたRGB値をもつ限定色セル702がカラール
ックアップテーブル701上に既に存在するか調べる。
存在している場合には、ステップS908へ進み、その
限定色セルのインデックスを取得する。一方、フルカラ
ーとして指定されたRGB値をもつ限定色セル702が
カラールックアップテーブル701上に存在していなけ
れば、ステップS909に進む。以上のようにして、指
定されたRGB値と同じ値を持つ限定色セルをフルカラ
ーセルとしても利用(共有)する。
【0084】ステップS909では、フルカラーとして
指定されたRGB値をもつフルカラーセル703が既に
存在するかを調べる。存在している場合には、ステップ
S910へ進み、そのフルカラーセル703のインデッ
クスを取得する。一方、指定されたRGB値をもつフル
カラーセル703が存在していなければ、ステップS9
11に進み、フルカラーセル703を確保する処理を行
う。
【0085】ステップS911以降では、フルカラーと
して指定されたRGB値が既存の限定色セル及びフルカ
ラーセルに存在しない場合に、当該RGB値に対応する
新たなフルカラーセルの取得を行う。すなわち、ステッ
プS911において指定されたRGB値を値としてもつ
フルカラーセル703をカラールックアップテーブル7
01上に確保し、ステップS912において確保したフ
ルカラーセル703のインデックス値を取得する。
【0086】以上のように、第2の実施形態のカラール
ックアップテーブル作成部705では、画像表示プログ
ラムの起動直後にカラールックアップテーブル701を
作成して限定色セル702を確保する。その後、イメー
ジ表示部710からの要求にしたがって、指定されたR
GB値を値としてもつ限定色セルのインデックスを調べ
たり、指定されたRGB値を値としてもつフルカラーセ
ルを確保して、そのインデックスを返したりする処理を
行う。このとき、カラーセル共有部706により、既に
確保されている限定色セルやフルカラーセルと同じRG
B値が指定された場合は、その値を有する既存のセルが
用いられ、セルの登録は行わない。
【0087】図10は、第2の実施形態によるイメージ
表示部710の動作概要を示すフローチャートである。
第1の実施形態で示したイメージ表示部208の動作
(図5)との違いは、ステップS1005およびステッ
プS1010で示される、表示するイメージのサイズ変
更に関する処理部分を追加した点である。
【0088】以下、図10を使って、第2の実施形態に
よるイメージ表示部710の動作概要を説明する。
【0089】ステップS1001でこれから表示するフ
ルカラーイメージの表示が、フルカラーの色調から減色
した限定色でイメージ全体を表示する処理なのか、フル
カラーの色調どおりにイメージを部分的に表示する処理
なのかを判断し、次ステップを決定する。
【0090】限定色でイメージを表示する処理の場合、
ステップS1002に進み、イメージファイル読み込み
部708から表示するイメージデータ704の1画素分
のデータのRGB値、およびその座標値を取得する。ス
テップS1003で、取得したRGB値を限定色に変換
する。本実施形態では、この変換方法として、プログラ
ム実行以前に確定した色変換アルゴリズムを採用し、イ
メージデータの値によって左右されない方法で変換する
ものとする。ただし、変換方法はこの限りではない。
【0091】続くステップS1004では、カラールッ
クアップテーブル作成部705にRGB値を渡して、そ
のRGB値を値としてもつ限定色セル702をカラール
ックアップテーブル701上から検索させ、限定色セル
702のインデックスを取得し、ステップS1005に
進む。
【0092】一方、ステップS1001で、限定色表示
でない場合、すなわち、フルカラーの色調どおりにイメ
ージを表示する処理であると判断された場合には、ステ
ップS1007に進む。ステップS1007では、フル
カラーイメージ表示領域検出部709で指定される、フ
ルカラー表示領域の座標値を取得する。続くステップS
1008で、取得した座標におけるイメージデータ1画
素分のRGB値をイメージファイル読み込み部708か
ら取得する。ステップS1009では、取得したRGB
値をカラールックアップテーブル作成部705に渡し、
カラールックアップテーブル701上に確保されたフル
カラーセル703のインデックス値を取得し、ステップ
S1005に進む。尚、フルカラーセル703のインデ
ックス値の取得要求に対しては、図9で説明したよう
に、既存の限定色セル702、フルカラーセル703も
参照される(ステップS907、S908)。
【0093】ステップS1005では、表示するイメー
ジのサイズ変更が指示されたか否かを判断する。サイズ
変更が指示されていれば、ステップS1010へ進み、
表示するイメージの拡大または縮小を行い、サイズを変
更する。なお,拡大表示をする対象は、フルカラー表示
領域だけではなく、任意の領域にしても問題はない。た
だし、少なくともフルカラー表示領域が拡大表示できれ
ばよい。
【0094】次に、ステップS1006で、ステップS
1002またはS1007で取得した座標値、および前
記ステップS1004またはステップS1009で取得
したセルのインデックスを参照して、1画素分の表示を
行い、イメージの表示処理を終了する。
【0095】以上のように、イメージ表示部710で
は、イメージファイル読み込み部708からイメージデ
ータを1画素ずつ読み込み、ディスプレイ13に表示す
る処理を行う。フルカラーの色調どおりにイメージを部
分的に表示する場合には、フルカラーイメージ表示領域
検出部709より指定されたフルカラーイメージ表示領
域の座標を取得する。そして、当該表示領域中で使用さ
れる色に関するセル(フルカラーセル)をカラールック
アップテーブル作成部705によりカラールックアップ
テーブル701上に確保させる。ただし、該当色の既存
セルがあれば、これを用いる。イメージ表示部710
は、そのインデックスを参照してフルカラーイメージを
表示する。
【0096】また、フルカラーの色調から減色した限定
色でイメージ全体を表示する場合には、カラールックア
ップテーブル作成部705に対して、カラールックアッ
プテーブル701上の限定色セル702を検索させ、そ
の結果得られたインデックスを参照してディスプレイ7
13にイメージを表示する。
【0097】図11は、第2の実施形態のカラー画像表
示装置におけるカラールックアップテーブル上のセルの
使用状況を説明する図である。第1の実施形態によるカ
ラールックアップテーブル705上のセルの使用状況
(図6)との違いは、セルを共有する点、指定された画
素の色データ(RGB値)を表示する点、フルカラー表
示領域を拡大する点に関する部分である。
【0098】例えば、第1の実施形態(図6)では、フ
ルカラー表示領域の1画素が必ず1つのフルカラーセル
に対応していたが、第2の実施形態(図11)では、フ
ルカラーデータが同じRGB値をもつ場合、1つのフル
カラーセルを共有し、複数の画素が1つのフルカラーセ
ルを参照する。例えば、フルカラー表示領域1104上
の最右下座標にある画素と最左上座標にある画素は、フ
ルカラーセル1105上のインデックス64の(0,
0,255)を示している。このように、複数の画素が
1つのフルカラーセルを参照し、セルを共有する。
【0099】また、フルカラーデータと同じRGB値を
もつ限定色セルが存在する場合、フルカラーセルを確保
せず、限定色セルを参照する。例えば、フルカラー表示
領域1104上の最左下座標にある画素は、限定色セル
1106上のインデックス0の(255,255,25
5)を示している。このように、フルカラー表示領域上
の画素が1つのフルカラーセルを参照しているかのよう
に、限定色セルを参照して、セルを共有する。
【0100】以上のセルの共有動作は、カラーセル共有
部706が図9のステップS907〜S910の処理を
実行することにより実現される。
【0101】更に、図11では、色調データ表示部71
1による表示の例も示している。オペレータが入力部7
07のポインティングデバイス、例えばマウスなどのデ
バイスによって、イメージ表示プログラムの表示領域1
108上のフルカラーイメージ表示領域1110におい
て、1画素の表示イメージを指し示した場合、色調デー
タ表示領域1111に、その1画素の色調データを表示
する。図11の例では、色調データとして、RGB値
(255,255,255)とシステム上で扱われてい
る色名(white)を表示している。色調データ表示
部711は、人間の目で認識するのが難しい色調も、数
値などによる正確な値として表示することが可能にな
る。以上の処理は、色調データ表示部711がステップ
S807及びS808の処理を実行することで実現され
る。
【0102】また、図11では、フルカラー表示領域1
104が拡大されて表示された様子も示している。ここ
で、フルカラーを表示する領域1104は、指定領域で
あることを区別するための枠線によって囲まれる。11
10は拡大表示されたフルカラー表示領域である。この
ように拡大表示することで、上述のように色調データを
表示させる画素を容易に指定することができる。なお、
この処理は、イメージサイズ変更部712がステップS
1005及びS1010で示される処理を実行すること
で実現されるものである。ここで、ステップS1010
で示されるオペレータの指定領域とは、オペレータが任
意に指定するフルカラー表示領域を指す。
【0103】以上のように第2の実施形態によれば、カ
ラールックアップテーブル上の一つのフルカラー用セル
もしくは限定色用セルを、そのRGB値を有する複数の
画素で共有することが可能となる。このため、第1の実
施形態の効果に加えて、フルカラーイメージのより大き
な部分領域をより少ないセル数でフルカラー表示するこ
とが可能となる。
【0104】また、オペレータに対してRGB値などの
色情報を例えば数値によって表示するので、表示したイ
メージ上で微妙な色調の違いが識別できない場合でもよ
り正確な色情報をオペレータに認識させることができ
る。
【0105】また、フルカラーの色調でイメージを表示
する領域がイメージ表示領域全体からみて相対的に小さ
な領域であり、オペレータが認識しにくいサイズで表示
されている場合、その領域を拡大表示し、実際の1画素
を数画素、あるいは数十画素で表現して、オペレータに
認識しやすいように表示することができる。
【0106】更に、上記各実施形態によれば、フルカラ
ーイメージデータを表示する前に、データで使用されて
いる色を調べることなく、フルカラーイメージの表示が
可能になるという効果が得られる。
【0107】また、本発明の装置や方法は、ディスプレ
イ装置などのイメージを表示する装置に対して適用でき
るだけでなく、約1677万色のフルカラーのうちか
ら、選択した色を表現できる装置、例えばプリンタやプ
ロッタなどの印刷機器、それらハードウェアの動作を擬
似するシミュレータなどに対しても同様の効果が期待で
きる。
【0108】また、フルカラーデータを表すためのRG
B各要素のビット数が現状の8より増えた場合でも、本
発明における画像処理装置およびその方法は対応するこ
とができる。
【0109】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0110】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0111】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0112】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0113】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0114】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
時に発色できる色数が表示しようとしているイメージデ
ータの色数よりも少ない場合に、指定された部分におい
て当該イメージデータの色調どおりの出力を行うことが
可能となる。
【0116】また、本発明によれば、出力されたイメー
ジ上で、減色されたイメージなのか原色通りのイメージ
なのかを容易に把握できるようになる。
【0117】また、本発明によれば、所望の画素の表示
色を数値データで提示することが可能となる。
【0118】また、本発明によれば、イメージデータの
色調通りに出力する部分がイメージ表示領域全体からみ
て相対的に小さな領域である場合に、その領域を拡大す
ることが可能となり、オペレータに認識しやすいように
出力することが可能となる。
【0119】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るカラー画像表示装置の構
成例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態によるカラー画像表示装置の機
能構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態によるカラー画像表示装置によ
る画像表示動作の手順を示すフローチャートである。
【図4】図2に示したカラールックアップテーブル作成
部205の動作概要を示すフローチャートである。
【図5】図2における、イメージ表示部208の動作概
要を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態によるカラー画像表示装置で使
用するカラールックアップテーブル201上のセルの使
用状況を説明する図である。
【図7】第2の実施形態によるカラー画像表示装置の機
能構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施形態によるカラー画像表示装置の動
作手順を示したフローチャートである。
【図9】第2の実施形態によるカラールックアップテー
ブル作成部705の動作概要を示すフローチャートであ
る。
【図10】第2の実施形態によるイメージ表示部710
の動作概要を示すフローチャートである。
【図11】第2の実施形態のカラー画像表示装置におけ
るカラールックアップテーブル上のセルの使用状況を説
明する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩渕 洋一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山田 潤二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B057 BA24 CA01 CA08 CA16 CB01 CB08 CB16 CC03 CD05 CE17 CH07 5C076 AA01 AA21 AA26 BA06 CA02 5C079 HA13 HB01 LA37 LB12 MA04 MA17 NA03 NA17

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m色の画像データを、mより小さいn以
    下の色数で出力するための画像処理装置であって、 nよりも小さいp色分の限定色用セルを保持したルック
    アップテーブルと、 前記画像データを前記限定色用セルを用いてp色に減色
    してデータ出力する第1出力手段と、 前記画像データ中の所望の領域を指定する指定手段と、 前記指定手段で指定された領域において前記画像データ
    が使用している色をフルカラー用セルとして前記ルック
    アップテーブルの残余領域に登録する登録手段と、 前記指定手段で指定された領域に関しては前記ルックア
    ップテーブルを参照して前記画像データ通りに発色させ
    るべくデータ出力を行う第2出力手段とを備えることを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記登録手段は、前記指定された領域の
    各画素で使用される色を前記フルカラー用セルとして前
    記ルックアップテーブルに登録することを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記フルカラー用セルは前記指定された
    領域の画素数分のセルを含むことを特徴とする請求項2
    に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2出力手段は、前記指定された領
    域に関しては前記フルカラーセルを参照してデータ出力
    を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記登録手段は、前記指定された領域で
    使用されている色を登録するに際して、前記限定色用セ
    ルとフルカラー用セルにわたって同一色を2つ以上のセ
    ルに登録することを禁止することを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2出力手段は、前記指定された領
    域に関しては前記限定色用セルと前記フルカラー用セル
    の両方を参照してデータ出力を行うことを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第2出力手段は、前記指定された領
    域を他の領域と識別可能とする表示を行うことを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第2出力手段は、前記指定された領
    域を囲む枠線を表示させることを特徴とする請求項7に
    記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記画像データの表示画面中において、
    指定された画素を検出する検出手段と、 前記検出手段で検出された画素の画素データを提示する
    提示手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、前記指定された領域
    中の指定された画素を検出することを特徴とする請求項
    9に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記指定された領域を変倍して表示す
    る変倍手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 m色の画像データを、mより小さいn
    以下の色数で出力するための画像処理方法であって、 nよりも小さいp色分の限定色用セルを保持したルック
    アップテーブルを生成する生成工程と、 前記画像データを前記限定色用セルを用いてp色に減色
    してデータ出力する第1出力工程と、 前記画像データ中の所望の領域を指定する指定工程と、 前記指定工程で指定された領域において前記画像データ
    が使用している色をフルカラー用セルとして前記ルック
    アップテーブルの残余領域に登録する登録工程と、 前記指定工程で指定された領域に関しては前記ルックア
    ップテーブルを参照して前記画像データ通りに発色させ
    るべくデータ出力を行う第2出力工程とを備えることを
    特徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記登録工程は、前記指定された領域
    の各画素で使用される色を前記フルカラー用セルとして
    前記ルックアップテーブルに登録することを特徴とする
    請求項12に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記フルカラー用セルは前記指定され
    た領域の画素数分のセルを含むことを特徴とする請求項
    13に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記第2出力工程は、前記指定された
    領域に関しては前記フルカラーセルを参照してデータ出
    力を行うことを特徴とする請求項13に記載の画像処理
    方法。
  16. 【請求項16】 前記登録工程は、前記指定された領域
    で使用されている色を登録するに際して、前記限定色用
    セルとフルカラー用セルにわたって同一色を2つ以上の
    セルに登録することを禁止することを特徴とする請求項
    12に記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記第2出力工程は、前記指定された
    領域に関しては前記限定色用セルと前記フルカラー用セ
    ルの両方を参照してデータ出力を行うことを特徴とする
    請求項12に記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記第2出力工程は、前記指定された
    領域を他の領域と識別可能とする表示を行うことを特徴
    とする請求項12に記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記第2出力工程は、前記指定された
    領域を囲む枠線を表示させることを特徴とする請求項1
    8に記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記画像データの表示画面中におい
    て、指定された画素を検出する検出工程と、 前記検出工程で検出された画素の画素データを提示する
    提示工程とを更に備えることを特徴とする請求項12に
    記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記検出工程は、前記指定された領域
    中の指定された画素を検出することを特徴とする請求項
    20に記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記指定された領域を変倍して表示す
    る変倍工程を更に備えることを特徴とする請求項12に
    記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
    画像処理装置と、 前記第2出力手段で出力されたデータに基づいて画像表
    示を行う表示手段とを備えることを特徴とする画像表示
    装置。
  24. 【請求項24】 m色の画像データを、mより小さいn
    以下の色数で出力するための画像処理をコンピュータに
    実現させる制御プログラムを格納する記憶媒体であっ
    て、該制御プログラムが、 nよりも小さいp色分の限定色用セルを保持したルック
    アップテーブルを生成する生成工程のコードと、 前記画像データを前記限定色用セルを用いてp色に減色
    してデータ出力する第1出力工程のコードと、 前記画像データ中の所望の領域を指定する指定工程のコ
    ードと、 前記指定工程で指定された領域において前記画像データ
    が使用している色をフルカラー用セルとして前記ルック
    アップテーブルの残余領域に登録する登録工程のコード
    と、 前記指定工程で指定された領域に関しては前記ルックア
    ップテーブルを参照して前記画像データ通りに発色させ
    るべくデータ出力を行う第2出力工程のコードとを備え
    ることを特徴とする記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記ルックアップテーブルは少なくと
    もn色分の色セルを登録可能であることを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
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