JPH09252411A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JPH09252411A
JPH09252411A JP8061066A JP6106696A JPH09252411A JP H09252411 A JPH09252411 A JP H09252411A JP 8061066 A JP8061066 A JP 8061066A JP 6106696 A JP6106696 A JP 6106696A JP H09252411 A JPH09252411 A JP H09252411A
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Kouji Yamada
浩示 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示用のRGBデータを印刷用のCMYKデー
タに変換する色空間処理においては、360dpi,A4サイズ
で1000万個以上のピクセルを処理しなければならず、こ
の変換処理に多大な時間を必要とする。 【解決手段】 プリンタドライバB03は、オフスクリー
ンB09から読出した注目画素のRGBデータと、RGBカラー
バッファB04およびRGBカラー配列B06に保存された変換
前のRGBデータとを比較し、その比較結果が一致を示す
場合はCMYKカラーバッファB05またはCMYKカラー配列B07
から読出したCMYKデータを注目画素の変換データにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その方法に関し、例えば、入力された画像データを異な
る色空間の画像データに変換する画像処理装置およびそ
の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラープリンタはCMYK色空間により色を
表現するが、CRTなどのディスプレイはRGB色空間により
色を表現する。従って、ページ記述言語(PDL)インタプ
リタを備えていないカラープリンタは、RGBデータで表
される画像を印刷する場合、そのRGBデータをオフスク
リーンと呼ばれるメモリに格納し、オフスクリーンに格
納したすべてのRGBデータをCMYKデータに変換して印刷
を行うことになる。勿論、パソコンなどのホスト側にお
いて、RGBデータをCMYKデータに変換してカラープリン
タへ送る場合も、上記と同様の処理が必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。例えば、360dp
i,A4サイズの画像データに、上記の色空間変換を施す
場合、1000万個以上のピクセルを処理しなければなら
ず、この変換処理に多大な時間を必要とする。
【0004】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、色空間変換処理を高速化することができる画
像処理装置およびその方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0006】本発明にかかる画像処理装置は、入力され
た画像データを異なる色空間の画像データに変換する画
像処理装置であって、複数画素分の変換前後のデータを
記憶する記憶手段と、注目画素のデータと前記記憶手段
に記憶された変換前のデータとを比較する比較手段と、
前記比較手段により得られた比較結果に応じて、前記注
目画素のデータを異なる色空間のデータに変換するとと
もに、その変換前後のデータを前記記憶手段に保存する
変換手段とを備え、前記変換手段は、前記注目画素のデ
ータと、その注目画素の1ライン前の画素のデータとが
一致する場合、前記記憶手段に記憶した前記1ライン前
の画素の変換後のデータを前記注目画素の変換後のデー
タにすることを特徴とする。
【0007】また、入力された画像データを異なる色空
間の画像データに変換する画像処理装置であって、複数
画素分の変換前後のデータを記憶する記憶手段と、注目
画素のデータと前記記憶手段に記憶された変換前のデー
タとを比較する比較手段と、前記比較手段により得られ
た比較結果に応じて、前記注目画素のデータを異なる色
空間のデータに変換するとともに、その変換前後のデー
タを前記記憶手段に保存する変換手段とを備え、前記変
換手段は、前記注目画素のデータと、その注目画素の1
ライン前の画素のデータとが一致する場合、前記記憶手
段に記憶した前記1ライン前の画素の変換後のデータを
前記注目画素の変換後のデータにし、前記注目画素のデ
ータと、その注目画素に隣接する画素のデータとが一致
する場合、前記記憶手段に保存した前記隣接画素の変換
後のデータを前記注目画素の変換後のデータにすること
を特徴とする。
【0008】本発明にかかる画像処理方法は、入力され
た画像データを異なる色空間の画像データに変換する画
像処理方法であって、注目画素のデータと、複数画素分
の変換前後のデータを記憶する記憶手段に記憶された変
換前のデータとを比較する比較ステップと、前記比較ス
テップで得た比較結果に応じて、前記注目画素のデータ
を異なる色空間のデータに変換する変換ステップと、前
記注目画素の変換前後のデータを前記記憶手段に保存す
る保存ステップとを備え、前記変換ステップは、前記注
目画素のデータと、その注目画素の1ライン前の画素の
データとが一致する場合、前記記憶手段に記憶した前記
1ライン前の画素の変換後のデータを前記注目画素の変
換後のデータにすることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】[概要]印刷する画像は、同じ色が二次元
的に連続している部分が多いという特徴がある。例え
ば、背景画像の白色は、通常、ある空間範囲に亘って連
続している。
【0011】さらに、プリンタの解像度はCRTなどのデ
ィスプレイより高いため、CRTなどに表示するための画
像をプリンタで印刷する場合は、画像サイズを合わせる
ために画像を縦横に拡大する。この場合、色の境界近傍
などを除くと、同じ色の画素が拡大率に応じて繰返され
ることになり、やはり、同じ色がある空間範囲に亘って
連続することになる。
【0012】本発明は、印刷画像における上記の特徴を
利用して、例えばRGBデータをCMYKデータに変換するな
どの、色空間変換処理を高速化しようとするものであ
る。
【0013】[プリンタドライバの処理]まず、パソコ
ンなどのホストからプリンタを制御するためのプリンタ
ドライバの処理を説明する。
【0014】図1は本発明にかかる一実施形態のプリン
タドライバの処理を説明するための図で、アプリケーシ
ョンプログラム,オペレーティングシステムOS,プリン
タドライバ,プリンタの階層を示している。
【0015】プリンタドライバB03は、ホストコンピュ
ータB11上で動作するOS B02の階層に位置し、アプリケ
ーションプログラムB01から描画命令などを受取り、そ
の命令をプリンタB10が理解できる形式の印刷命令など
に変換した後、プリンタB10に転送するものである。と
くに、ラスタイメージを直接入力するタイプのプリンタ
の場合、複雑な描画命令をもっていないため、プリンタ
ドライバB03は、プリンタB10へ送るCMYK画像データを次
の手順で作成する。
【0016】つまり、プリンタドライバB03は、アプリ
ケーションプログラムB01から発行された描画命令など
を、一旦、スプールファイルB08として保存する。次
に、スプールファイルB08を参照して、オフスクリーンB
09上にRGB画像データを形成する。次に、オフスクリー
ンB09上に形成したRGB画像データをCMYK画像データに変
換し、プリンタB10へ転送する。
【0017】この色空間変換処理おいて、変換中の注目
画素の(画像上の)左側に位置する画素(一つ前の注目
画素)について、その変換前のRGBデータはRGBカラーバ
ッファB04に保存され、変換後のCMYKデータはCMYKカラ
ーバッファB05に保存されている。さらに、注目画素が
含まれるラインの(画像上の)上側に位置するラインに
ついて、その変換前のRGBデータはRGBカラー配列B06に
保存され、変換後のCMYKデータはCMYKカラー配列B07に
保存されている。このRGBカラー配列B06とCMYKカラー配
列B07は、1ラインのピクセル数分の配列であり、例えば
360dpiの8インチ幅のプリンタであれば2880個の配列に
なる。
【0018】なお、描画命令などをファイルに保存する
処理を「スプール処理」と呼び、そのファイルを「スプ
ールファイル」と呼ぶ。また、画像を分割して転送処理
することを「バンド処理」と呼び、分割された画像を
「バンド」と呼ぶ。また、画面には表示されることはな
いが、画面と同じようにイメージを展開することができ
るメモリ空間のことを「オフスクリーン」と呼ぶ。
【0019】[構成]図2は本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
【0020】同図において、CPU H01は、ROM H04に格納
されたプログラムやハードディスクH06などから読込ん
だプログラム(例えば、OS B02やアプリケーションプロ
グラムB01)に従い、バスH09を介して、ホストコンピュ
ータB11の全体を制御する制御部である。また、ROM H04
には、制御プログラムのほかに、CPU H01が必要とする
各種の情報が予め格納されている。
【0021】CPU H01のワークメモリであるRAM H05は、
例えば、ホストコンピュータB11の起動時やリスタート
時にOS B02やプリンタドライバB03が常駐されるととも
に、ユーザからキーボードH02などを介して指示された
アプリケーションプログラムB01がハードディスクH06か
らロードされる。さらに、前述したオフスクリーンB0
9,バッファB04とB05,配列B06とB07などは、このRAM H
05の所定メモリ領域に割付けられるものである。
【0022】ハードディスクH06には、OS B02,プリン
タドライバB03,アプリケーションプログラムB01のほ
か、各種のデータやプログラムが格納されている。ま
た、前述したスプールファイルB08は、このハードディ
スクH06内に作成される。さらに、図には示さないが、
ハードディスクH06のドライバ部とバスH09は、汎用のイ
ンタフェイスであるSCSIやIDEで接続されている。
【0023】表示器H03は、例えばCRTやLCDなどのカラ
ーディスプレイで、RAM H04のビデオメモリ領域または
図示しないVRAMに格納された画像データに基づいてカラ
ー画像を表示する。
【0024】プリンタインタフェイスH07は、バスH09を
介して送られてきたコマンドやデータをプリンタB10へ
送るとともに、プリンタB10から送られてくるステータ
ス情報などの各種データをバスH09に送出すインタフェ
イスである。なお、このインタフェイスには、例えば、
汎用のインタフェイスであるSCSI,GPIB,RS232C,RS42
2,IEEE1284,セントロニクスなどを利用してもよい
し、EternetやLocalTalkなどのLANを利用することもで
きる。
【0025】[動作]図3はプリンタドライバB03によっ
て実行される色空間変換処理の一例を示すフローチャー
トで、一行分の変換処理を示しているが、この処理を繰
返すことによって画像データ全体の色空間変換が実行さ
れる。
【0026】処理が開始されると、ステップS1でオフス
クリーンB09に格納されたデータを読取るためのX座標値
(注目画素の行方向の座標値)が初期化され零になり、
ステップS2で現X座標値のRGBデータをオフスクリーンB0
9から取得する。
【0027】次に、ステップS3およびS4で、取得したRG
Bデータと、RGBカラーバッファB04およびRGBカラー配列
B06のX番目に格納されているRGBデータそれぞれとを比
較する。つまり、注目画素のRGBデータが、RGBカラーバ
ッファB04に格納された一つ前の画素のRGBデータと同じ
場合はステップS201へ進み、RGBカラー配列B06のX番目
に格納された一行前のRGBデータと同じ場合はステップS
101へ進む。また、注目画素のRGBデータがどちらのRGB
データとも異なる場合はステップS5へ進む。ただし、X=
0の場合、RGBカラーバッファB04には前行の最後の画素
のRGBデータが格納されているので、X>0の場合だけステ
ップS3を実行し、X=0の場合は判定を実行せずにステッ
プS4へ進む。
【0028】まず、ステップS5へ進んだ場合を説明する
と、ステップS5では、公知の方法によりRGBデータから
対応するCMYKデータを演算することにより注目画素のRG
BデータをCMYKデータに変換し、ステップS6で、変換前
のRGBデータをRGBカラーバッファB04へ、変換後のCMYK
データをCMYKカラーバッファB05に保存する。続いて、
ステップS7で、変換前のRGBデータをRGBカラー配列B06
のX番目に保存し、変換後のCMYKデータをCMYKカラー配
列B07のX番目に保存した後、ステップS8へ進む。
【0029】次に、注目画素のRGBデータと一行前のRGB
データとが同じ場合、つまりステップS101へ進んだ場合
を説明すると、ステップS101で、CMYKカラー配列B07のX
番目に格納されたデータを読出し、このデータを変換後
のCMYKデータとする。続いて、ステップS102で、変換前
のRGBデータをRGBカラーバッファB04へ、変換後のCMYK
データをCMYKカラーバッファB05に保存した後、ステッ
プS8へ進む。
【0030】次に、注目画素のRGBデータと一つ前のRGB
データとが同じ場合、つまりステップS201へ進んだ場合
を説明すると、ステップS201で、CMYKカラーバッファB0
5のデータを読出し、このデータを変換後のCMYKデータ
とする。続いて、ステップS202で、変換前のRGBデータ
をRGBカラー配列B06のX番目に保存し、変換後のCMYKデ
ータをCMYKカラー配列B07のX番目に保存した後、ステッ
プS8へ進む。
【0031】ステップS8では、X座標値に基づいて、変
換後のCMYKデータをオフスクリーンB09の保存する。続
いて、ステップS9で次のRGBデータを変換するためにX座
標値をインクリメントし、ステップS10で一行分の処理
が終ったか否かを判定して、未了であればステップS2へ
戻る。
【0032】このうように、本実施形態によれば、注目
画素の色(RGBデータ)が、一つ前の画素の色あるいは
一行前の画素の色と同じであれば、注目画素のRGBデー
タを変換したCMYKデータをバッファや配列から読出すの
で、ステップS5の色空間変換を実行せずに済む。従っ
て、画像のべた塗り部や画像サイズを一致させるため拡
大した画像など、同じ色が連続する画像領域において、
色空間変換に要する時間を短縮することができ、色空間
変換処理を高速化することができる。
【0033】
【第2実施例】以下、本発明にかかる第2実施例の画像処
理装置を説明する。なお、第2実施例において、第1実施
形態と略同様の構成については、同一符号を付して、そ
の詳細説明を省略する。
【0034】前述した第1実施形態においては、参照す
るRGBデータおよびCMYKデータを格納する二つのバッフ
ァB04とB05を用いる例を説明したが、この二つのバッフ
ァがなくとも同様の処理を行うことができ、若干なが
ら、使用するRAM H05のメモリ領域を節約することがで
きる。
【0035】図4は第2実施形態の色空間変換処理の一例
を示すフローチャートで、一行分の変換処理を示してい
るが、この処理を繰返すことによって画像データ全体の
色空間変換が実行される。なお、図4において、図3と同
様の処理を行うステップは、同一符号を付し、その詳細
説明を省略する。
【0036】すなわち、図3のステップS3に代わるステ
ップS13で、取得したRGBデータと、RGBカラー配列B06の
X-1番目に格納されているRGBデータとを比較する。ここ
で、同配列B06のX-1番目に格納されているRGBデータ
は、一つ前の画素のRGBデータであり、両者が一致する
場合はステップS211へ進み、一致しない場合はステップ
S4へ進む。ただし、ステップS13が実行されるのは、第1
実施形態と同様の理由から、X>0の場合だけで、X=0の場
合は判定を実行せずにステップS4へ進む。
【0037】注目画素のRGBデータと一つ前のRGBデータ
とが同じ場合、つまりステップS211へ進んだ場合は、CM
YKカラー配列B07のX-1番目に格納されたデータを読出
し、このデータを変換後のCMYKデータとした後、ステッ
プS7へ進む。
【0038】なお、本実施形態の処理においては、バッ
ファB04およびB05を用いないので、図3に示したステッ
プS6,S102およびS202に対応する処理はなく、この分、
処理が簡単になる。
【0039】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0040】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。プログラムコードを供給するた
めの記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハ
ードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD-ROM,
CD-R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなど
を用いることができる。
【0041】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレー
ティングシステム)などが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0042】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0043】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図5のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
「データ比較」「データ変換」および「データ保存」の
各モジュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すれ
ばよい。
【0044】また、前述した各実施形態においては、RG
BからCMYKへ色空間を変換する例を説明したが、例え
ば、HSI,Lab,RGB,XYZ,YIQなどの色空間から、CMYま
たはCMYK色空間への変換も、ステップS5における演算方
法を変更することで実現することができる。
【0045】また、前述した各実施形態においては、図
3および図4に示した色空間変換処理をプリンタドライバ
B03による処理であるとして説明したが、例えば、カラ
ーマッチング処理など色に関する他の処理にも適用する
ことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
色空間変換処理を高速化する画像処理装置およびその方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施形態のプリンタドライバ
の処理を説明するための図、
【図2】本発明にかかる一実施形態の画像処理装置の構
成例を示すブロック図、
【図3】図1に示すプリンタドライバによって実行され
る色空間変換処理の一例を示すフローチャート、
【図4】本発明にかかる第2実施形態の色空間変換処理
の一例を示すフローチャート、
【図5】本発明にかかるプログラムコードを格納した記
憶媒体のメモリマップ例を示す図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを異なる色空間の
    画像データに変換する画像処理装置であって、 複数画素分の変換前後のデータを記憶する記憶手段と、 注目画素のデータと前記記憶手段に記憶された変換前の
    データとを比較する比較手段と、 前記比較手段により得られた比較結果に応じて、前記注
    目画素のデータを異なる色空間のデータに変換するとと
    もに、その変換前後のデータを前記記憶手段に保存する
    変換手段とを備え、 前記変換手段は、前記注目画素のデータと、その注目画
    素の1ライン前の画素のデータとが一致する場合、前記
    記憶手段に記憶した前記1ライン前の画素の変換後のデ
    ータを前記注目画素の変換後のデータにすることを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、前記注目画素のデータ
    と、その注目画素に隣接する画素のデータとが一致する
    場合、前記記憶手段に保存した前記隣接画素の変換後の
    データを前記注目画素の変換後のデータにすることを特
    徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記隣接画素は一つ前の注目画素である
    ことを特徴とする請求項2に記載された画像処理装置。
  4. 【請求項4】 入力された画像データを異なる色空間の
    画像データに変換する画像処理装置であって、 複数画素分の変換前後のデータを記憶する記憶手段と、 注目画素のデータと前記記憶手段に記憶された変換前の
    データとを比較する比較手段と、 前記比較手段により得られた比較結果に応じて、前記注
    目画素のデータを異なる色空間のデータに変換するとと
    もに、その変換前後のデータを前記記憶手段に保存する
    変換手段とを備え、 前記変換手段は、前記注目画素のデータと、その注目画
    素の1ライン前の画素のデータとが一致する場合、前記
    記憶手段に記憶した前記1ライン前の画素の変換後のデ
    ータを前記注目画素の変換後のデータにし、前記注目画
    素のデータと、その注目画素に隣接する画素のデータと
    が一致する場合、前記記憶手段に保存した前記隣接画素
    の変換後のデータを前記注目画素の変換後のデータにす
    ることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記変換手段は、前記注目画素のデータ
    と、その注目画素に隣接する画素のデータとが一致せ
    ず、その注目画素の1ライン前の画素のデータとも一致
    しない場合、演算またはテーブルを用いて、前記注目画
    素のデータを異なる色空間のデータに変換することを特
    徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、前記注目画素が含まれ
    るラインの一つ前のラインのすべての画素の変換前後の
    データと、前記注目画素が含まれるラインの一つ前の画
    素の変換前後のデータとを記憶することを特徴とする請
    求項1に記載された画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、前記注目画素から1ラ
    イン分前までの画素の変換前後のデータを記憶すること
    を特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記変換手段は、入力された表示用の画
    像データを印刷用の画像データに変換することを特徴と
    する請求項1から請求項7の何れかに記載された画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 入力された画像データを異なる色空間の
    画像データに変換する画像処理方法であって、 注目画素のデータと、複数画素分の変換前後のデータを
    記憶する記憶手段に記憶された変換前のデータとを比較
    する比較ステップと、 前記比較ステップで得た比較結果に応じて、前記注目画
    素のデータを異なる色空間のデータに変換する変換ステ
    ップと、 前記注目画素の変換前後のデータを前記記憶手段に保存
    する保存ステップとを備え、 前記変換ステップは、前記注目画素のデータと、その注
    目画素の1ライン前の画素のデータとが一致する場合、
    前記記憶手段に記憶した前記1ライン前の画素の変換後
    のデータを前記注目画素の変換後のデータにすることを
    特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 入力された画像データを異なる色空間
    の画像データに変換する画像処理のプログラムコードが
    格納されたコンピュータ可読メモリであって、 注目画素のデータと、複数画素分の変換前後のデータを
    記憶する記憶手段に記憶された変換前のデータとを比較
    する比較ステップのコードと、 前記比較ステップで得た比較結果に応じて、前記注目画
    素のデータを異なる色空間のデータに変換する変換ステ
    ップのコードと、 前記注目画素の変換前後のデータを前記記憶手段に保存
    する保存ステップのコードとを備え、 前記変換ステップは、前記注目画素のデータと、その注
    目画素の1ライン前の画素のデータとが一致する場合、
    前記記憶手段に記憶した前記1ライン前の画素の変換後
    のデータを前記注目画素の変換後のデータにすることを
    特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100810340B1 (ko) * 2006-07-25 2008-03-04 삼성전자주식회사 영상 처리 시스템에서 컬러 캐쉬를 이용한 컬러 변환 장치및 방법
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