JP2864616B2 - 波形測定装置 - Google Patents
波形測定装置Info
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- JP2864616B2 JP2864616B2 JP2028933A JP2893390A JP2864616B2 JP 2864616 B2 JP2864616 B2 JP 2864616B2 JP 2028933 A JP2028933 A JP 2028933A JP 2893390 A JP2893390 A JP 2893390A JP 2864616 B2 JP2864616 B2 JP 2864616B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、波形測定装置に関するものであり、詳しく
は、測定波形の表示および記録に関するものである。
は、測定波形の表示および記録に関するものである。
＜従来の技術＞ 波形測定装置の一種に、測定波形を表示するとともに
記録するように構成されたものがある。
記録するように構成されたものがある。
第３図は、このような波形測定装置の一例を示すブロ
ック図である。図において、入力端子１に加えられる測
定信号はA/D変換器２でデジタル信号に変換された後、
演算制御部（CPU）３を介して測定値メモリに格納され
る。この測定値メモリ４に格納された測定データはCPU3
を介してグラフィックプロセッサ５に読み出される。グ
ラフィックプロセッサ５は例えば640ドット×400ドット
の表示画像データを演算生成し、表示画像メモリ６に格
納する。この表示画像メモリ６に格納された表示画像デ
ータは表示部７に読み出されて表示されるとともに記録
部８に読み出されて記録される。
ック図である。図において、入力端子１に加えられる測
定信号はA/D変換器２でデジタル信号に変換された後、
演算制御部（CPU）３を介して測定値メモリに格納され
る。この測定値メモリ４に格納された測定データはCPU3
を介してグラフィックプロセッサ５に読み出される。グ
ラフィックプロセッサ５は例えば640ドット×400ドット
の表示画像データを演算生成し、表示画像メモリ６に格
納する。この表示画像メモリ６に格納された表示画像デ
ータは表示部７に読み出されて表示されるとともに記録
部８に読み出されて記録される。
＜発明が解決しようとする課題＞ しかし、このような構成によれば、表示画像データを
そのまま記録画像データとしていることから、表示部７
の表示分解能と同じ分解能の記録結果しか得られないと
いう欠点がある。
そのまま記録画像データとしていることから、表示部７
の表示分解能と同じ分解能の記録結果しか得られないと
いう欠点がある。
本発明は、このような点に着目したものであり、その
目的は、比較的安価な構成で、表示画像よりも分解能の
高い記録結果が得られる波形測定装置を提供することに
ある。
目的は、比較的安価な構成で、表示画像よりも分解能の
高い記録結果が得られる波形測定装置を提供することに
ある。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明の波形測定装置は、 分解能の低い表示画像データおよび表示画像データよ
りも分解能の高い記録画像データを演算生成するグラフ
ィックプロセッサと、 このグラフィックプロセッサの動作モードを選択する
動作モード選択手段と、 前記表示画像データを格納する表示画像メモリと、 この表示画像メモリに格納された表示画像データを表
示する表示部と、 前記記録画像データを格納する記録画像メモリと、 この記録画像メモリに格納された記録画像データを記
録する記録部とを具備し、 前記グラフィックプロセッサは、第１の動作モード選
択時には波形測定データに演算処理を施すことにより記
録画像データを生成し、第２の動作モード選択時には前
記表示画像メモリに格納されている表示画像データを読
み出して記録画像データにすることを特徴とする。
りも分解能の高い記録画像データを演算生成するグラフ
ィックプロセッサと、 このグラフィックプロセッサの動作モードを選択する
動作モード選択手段と、 前記表示画像データを格納する表示画像メモリと、 この表示画像メモリに格納された表示画像データを表
示する表示部と、 前記記録画像データを格納する記録画像メモリと、 この記録画像メモリに格納された記録画像データを記
録する記録部とを具備し、 前記グラフィックプロセッサは、第１の動作モード選
択時には波形測定データに演算処理を施すことにより記
録画像データを生成し、第２の動作モード選択時には前
記表示画像メモリに格納されている表示画像データを読
み出して記録画像データにすることを特徴とする。
＜作用＞ グラフィックプロセッサは分解能の低い表示画像デー
タおよび表示画像データよりも分解能の高い記録画像デ
ータを個別に演算生成し、それぞれの画像データを表示
画像メモリおよび記録画像メモリに格納する。
タおよび表示画像データよりも分解能の高い記録画像デ
ータを個別に演算生成し、それぞれの画像データを表示
画像メモリおよび記録画像メモリに格納する。
そして、表示画像メモリに格納された表示画像データ
は表示部に読み出されて所定の分解能で表示され、記録
画像メモリに格納された記録画像データは記録部に読み
出されて表示画像よりも高い分解能で記録される。
は表示部に読み出されて所定の分解能で表示され、記録
画像メモリに格納された記録画像データは記録部に読み
出されて表示画像よりも高い分解能で記録される。
＜実施例＞ 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
第３図と同一部分には同一符号を付けている。図におい
て、９はグラフィックプロセッサであり、分解能の低い
表示画像データおよび表示画像データよりも分解能の高
い記録画像データを個別に演算生成する。このグラフィ
ックプロセッサ９で生成されたそれぞれの画像データ
は、表示画像メモリ６および記録画像メモリ10に格納さ
れる。表示画像メモリ６に格納された表示画像データは
表示部７に読み出されて所定の分解能（例えば640ドッ
ト×400ドット）で表示され、記録画像メモリ10に格納
された記録画像データは記録部11に読み出されて表示画
像よりも高い分解能（例えばA4サイズの記録領域に1mm
当たり８ドット）で記録される。12はCPU3を介してグラ
フィックプロセッサ９の動作モードを選択する動作モー
ド選択部である。すなわち、グラフィックプロセッサ９
は、第１の動作モード選択時には測定値メモリ４から読
み出される波形測定データに演算処理を施すことにより
記録画像データを生成し、第２の動作モード選択時には
表示画像メモリ６に格納されている表示画像データを読
み出して拡大演算処理を施すことにより記録画像データ
を生成する。
第３図と同一部分には同一符号を付けている。図におい
て、９はグラフィックプロセッサであり、分解能の低い
表示画像データおよび表示画像データよりも分解能の高
い記録画像データを個別に演算生成する。このグラフィ
ックプロセッサ９で生成されたそれぞれの画像データ
は、表示画像メモリ６および記録画像メモリ10に格納さ
れる。表示画像メモリ６に格納された表示画像データは
表示部７に読み出されて所定の分解能（例えば640ドッ
ト×400ドット）で表示され、記録画像メモリ10に格納
された記録画像データは記録部11に読み出されて表示画
像よりも高い分解能（例えばA4サイズの記録領域に1mm
当たり８ドット）で記録される。12はCPU3を介してグラ
フィックプロセッサ９の動作モードを選択する動作モー
ド選択部である。すなわち、グラフィックプロセッサ９
は、第１の動作モード選択時には測定値メモリ４から読
み出される波形測定データに演算処理を施すことにより
記録画像データを生成し、第２の動作モード選択時には
表示画像メモリ６に格納されている表示画像データを読
み出して拡大演算処理を施すことにより記録画像データ
を生成する。
これにより、記録部11では、第１の動作モード選択時
には表示部７の表示画像よりも分解能の高い低速での波
形記録が行われ、第２の動作モード選択時には表示部７
の表示画像を一定の比率で拡大した表示分解能と等しい
高速での表示画面コピー記録が行われる。
には表示部７の表示画像よりも分解能の高い低速での波
形記録が行われ、第２の動作モード選択時には表示部７
の表示画像を一定の比率で拡大した表示分解能と等しい
高速での表示画面コピー記録が行われる。
第２図はこのようなグラフィックプロセッサ９の処理
シーケンスを示すフローチャートであり、（ａ）は波形
表示シーケンスを示し、（ｂ）は第１の動作モードのシ
ーケンスを示し、（ｃ）は第２の動作モードのシーケン
スを示している。
シーケンスを示すフローチャートであり、（ａ）は波形
表示シーケンスを示し、（ｂ）は第１の動作モードのシ
ーケンスを示し、（ｃ）は第２の動作モードのシーケン
スを示している。
（ａ）波形表示シーケンス CPU3はグラフィックプロセッサ９に波形表示コマンド
を出力する（ステップ）。グラフィックプロセッサ９
はこのコマンドに従って表示画像データを演算生成して
表示画像データを表示画像メモリ６に転送格納するとと
もに表示部７に表示させる（ステップ）。このような
処理を表示シーケンス終了が指示されるまで繰返して実
行する（ステップ）。
を出力する（ステップ）。グラフィックプロセッサ９
はこのコマンドに従って表示画像データを演算生成して
表示画像データを表示画像メモリ６に転送格納するとと
もに表示部７に表示させる（ステップ）。このような
処理を表示シーケンス終了が指示されるまで繰返して実
行する（ステップ）。
（ｂ）第１の動作モード（波形記録）シーケンス CPU3はグラフィックプロセッサ９に波形記録コマンド
を出力する（ステップ）。グラフィックプロセッサ９
はこのコマンドに従って記録画像データを演算生成して
記録画像データを記録画像メモリ10に転送格納するとと
もに記録部11に記録させる（ステップ）。このような
処理を記録シーケンス終了が指示されるまで繰返して実
行する（ステップ）。
を出力する（ステップ）。グラフィックプロセッサ９
はこのコマンドに従って記録画像データを演算生成して
記録画像データを記録画像メモリ10に転送格納するとと
もに記録部11に記録させる（ステップ）。このような
処理を記録シーケンス終了が指示されるまで繰返して実
行する（ステップ）。
（ｃ）第２の動作モード（ハードコピー）シーケンス 始めにオペレータは現在表示されている画像がハード
コピーすべきものかを否かを判断し（ステップ）、ハ
ードコピーが不要な場合には必要な画面が表示されるま
で波形表示画面を更新させる（ステップ）。そして、
ハードコピーすべき画面が表示されたことを確認してCP
U3を介してグラフィックプロセッサ９にハードコピーコ
マンドを出力する（ステップ）。グラフィックプロセ
ッサ９はこのコマンドに従って表示画像メモリ６から表
示画像データを読み出して拡大コピーのための記録画像
データを演算生成し、記録画像データを記録画像メモリ
10に転送格納するとともに記録部11に記録させる（ステ
ップ）。
コピーすべきものかを否かを判断し（ステップ）、ハ
ードコピーが不要な場合には必要な画面が表示されるま
で波形表示画面を更新させる（ステップ）。そして、
ハードコピーすべき画面が表示されたことを確認してCP
U3を介してグラフィックプロセッサ９にハードコピーコ
マンドを出力する（ステップ）。グラフィックプロセ
ッサ９はこのコマンドに従って表示画像メモリ６から表
示画像データを読み出して拡大コピーのための記録画像
データを演算生成し、記録画像データを記録画像メモリ
10に転送格納するとともに記録部11に記録させる（ステ
ップ）。
このように構成することにより、表示部よりも高い分
解能で記録できる記録部を備えた波形測定装置におい
て、表示画像メモリと記録画像メモリを１台のグラフィ
ックプロセッサで管理することができる。
解能で記録できる記録部を備えた波形測定装置におい
て、表示画像メモリと記録画像メモリを１台のグラフィ
ックプロセッサで管理することができる。
従って、共通の回路構成で表示画像データと記録画像
データを生成でき、装置全体の構成を簡略化できる。
データを生成でき、装置全体の構成を簡略化できる。
また、表示分解能は記録分解能に比べて低いことから
表示画像メモリの記憶容量も小さく、表示画像データの
生成に要する演算時間も短い。これにより、拡大コピー
機能を持ったグラフィックプロセッサを用いることによ
り、表示分解能で記録する場合には表示データを極めて
高速に記録データに変換できる。
表示画像メモリの記憶容量も小さく、表示画像データの
生成に要する演算時間も短い。これにより、拡大コピー
機能を持ったグラフィックプロセッサを用いることによ
り、表示分解能で記録する場合には表示データを極めて
高速に記録データに変換できる。
また、表示部と記録部で共通の回路構成を用いること
により、グラフィック処理用のソフトウェアも分解能や
サイズを除いた部分を共通化でき、効率的である。
により、グラフィック処理用のソフトウェアも分解能や
サイズを除いた部分を共通化でき、効率的である。
なお、表示系がカラー表示あるいは階調表示の場合に
は表示画像メモリはプレーン構成になるが、記録系もカ
ラー記録あるいは階調記録できるものを用いる場合に
は、記録画像メモリとして表示画像メモリと同様なプレ
ーン構成のものを用いることにより表示画面と同一イメ
ージのハードコピーが得られる。
は表示画像メモリはプレーン構成になるが、記録系もカ
ラー記録あるいは階調記録できるものを用いる場合に
は、記録画像メモリとして表示画像メモリと同様なプレ
ーン構成のものを用いることにより表示画面と同一イメ
ージのハードコピーが得られる。
＜発明の効果＞ 以上説明したように、本発明によれば、比較的安価な
構成で、表示画像よりも分解能の高い記録結果が得られ
る波形測定装置を提供することができる。
構成で、表示画像よりも分解能の高い記録結果が得られ
る波形測定装置を提供することができる。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図の処理シーケンスの流れを示すフローチャート、
第３図は従来の装置の一例を示すブロック図である。 １……入力端子、２……A/D変換器、３……演算制御部
（CPU）、４……測定値メモリ、６……表示画像メモ
リ、７……表示部、９……グラフィックプロセッサ、10
……記録画像メモリ、11……記録部、12……動作モード
選択部。
第１図の処理シーケンスの流れを示すフローチャート、
第３図は従来の装置の一例を示すブロック図である。 １……入力端子、２……A/D変換器、３……演算制御部
（CPU）、４……測定値メモリ、６……表示画像メモ
リ、７……表示部、９……グラフィックプロセッサ、10
……記録画像メモリ、11……記録部、12……動作モード
選択部。
Claims (1)
- 【請求項１】分解能の低い表示画像データおよび表示画
像データよりも分解能の高い記録画像データを演算生成
するグラフィックプロセッサと、 このグラフィックプロセッサの動作モードを選択する動
作モード選択手段と、 前記表示画像データを格納する表示画像メモリと、 この表示画像メモリに格納された表示画像データを表示
する表示部と、 前記記録画像データを格納する記録画像メモリと、 この記録画像メモリに格納された記録画像データを記録
する記録部とを具備し、 前記グラフィックプロセッサは、第１の動作モード選択
時には波形測定データに演算処理を施すことにより記録
画像データを生成し、第２の動作モード選択時には前記
表示画像メモリに格納されている表示画像データを読み
出して記録画像データにすることを特徴とする波形測定
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2028933A JP2864616B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 波形測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2028933A JP2864616B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 波形測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03233497A JPH03233497A (ja) | 1991-10-17 |
| JP2864616B2 true JP2864616B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=12262201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2028933A Expired - Lifetime JP2864616B2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 波形測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2864616B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104360120B (zh) * | 2014-11-19 | 2017-02-22 | 国家电网公司 | 低通讯带宽要求的实时波形显示方法 |
| CN104678144B (zh) * | 2015-02-13 | 2017-07-18 | 电子科技大学 | 高波形捕获率下三维波形数据库的位扩展方法 |
| CN111948435B (zh) * | 2020-08-10 | 2022-09-13 | 优利德科技(中国)股份有限公司 | 一种基于数字示波器的波形展示方法及装置 |
-
1990
- 1990-02-08 JP JP2028933A patent/JP2864616B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03233497A (ja) | 1991-10-17 |
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