JPH0887214A - 定着部オイル塗布ユニットの寿命管理装置 - Google Patents

定着部オイル塗布ユニットの寿命管理装置

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JPH0887214A
JPH0887214A JP6221747A JP22174794A JPH0887214A JP H0887214 A JPH0887214 A JP H0887214A JP 6221747 A JP6221747 A JP 6221747A JP 22174794 A JP22174794 A JP 22174794A JP H0887214 A JPH0887214 A JP H0887214A
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JP
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unit
oil
new
application unit
recording
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JP6221747A
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English (en)
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Masami Maruko
雅巳 圓子
Masayuki Hata
昌幸 畑
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】低価格で、小型でユニットの着脱に対しても信
頼性を損なわないで交換時期を正確に管理できる定着部
オイル塗布ユニットの寿命管理装置を提供する。 【構成】制御回路52によってオイル塗布ユニットFが新
品に交換されたことを検知されると、制御回路52が計数
値をリセットしてユニットのオイル消費量相当値を計数
するので、ユニットの消耗状態を認識でき交換時期を正
確に管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等の
画像形成装置内に着脱自在に装着される定着部オイル塗
布ユニットの寿命即ち交換時期を管理する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の定着プロセスに一般的に
用いられる加熱定着装置では、記録媒体上に転写された
トナーが付着した面に接する位置に内部に熱源を有した
ヒートロールを配し、対向する下側には加熱硬化型のシ
リコンゴム等で覆ったバックアップロールを設けて該ヒ
ートロールに押し付けることでニップ幅を確保してい
る。
【0003】そして、回転する両ローラによって順次繰
り出される記録媒体上で、トナー粒子は溶融しそして凝
固して接着することになるが、この過程でヒートロール
表面にも一部の溶融したトナーが付着する所謂オフセッ
ト現象が生じるため、これを防止するためにオフセット
防止用のシリコンオイル等の離型剤をヒートロールに対
して補充的な塗布を行なっている。
【0004】このようなシリコンオイルの補充機構を交
換する際の利便性の面からオイル塗布ユニット化して他
の消耗品ユニットと同様に交換可能とする装置が知られ
ており、例えば、特開平6−124023号公報に開示
されている技術もその一例であって、感光体クリーニン
グ装置の廃トナー収納ユニットとオイル塗布ユニットの
使用可能期間が略同じになるように設定して廃トナー収
納ユニットに設けられた満タン検出センサが容量に達し
たことを検出したことで同時期に交換するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、廃トナ
ー収納ユニットとオイル塗布ユニットとは厳密には消耗
度合が異なるため、オイル塗布ユニットのオイルが枯渇
していても交換されずに画質に影響を与えたり、逆に、
オイルが未だ消耗していないのにも関わらず交換してし
まう場合には不経済であるといった問題があった。
【0006】この問題に対し、オイル塗布ユニットのオ
イル供給タンクに残量検出センサを設けてオイルの消費
量を検出するようにすることも考えられるが、正確に検
知しようとすると、複雑で大型で高価な機構となる。更
に、ユーザが定着ユニットを装置本体に対して、着脱で
きるような装置の場合は、故障の誘発や検知精度の低下
を来たす可能性も大きい。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
なされたもので、低価格で、小型でユニットの着脱に対
しても信頼性を損なわないで交換時期を正確に管理でき
る定着部オイル塗布ユニットの寿命管理装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため請求項1の発明
に係る定着部オイル塗布ユニットの寿命管理装置は、電
子写真プロセスによって記録媒体に画像を形成する画像
形成装置の本体に着脱自在に設けられオフセット防止オ
イルを加熱ローラに塗布する定着部オイル塗布ユニット
の寿命管理装置において、前記オイル塗布ユニットの新
旧状態を識別するための新旧識別手段と、前記新旧識別
手段によって前記オイル塗布ユニットの新旧状態を検知
する状態検知手段と、前記オイル塗布ユニットのオイル
消費量相当値を計数するオイル消費量計数手段と、、前
記状態検知手段が新状態を検知した場合に前記オイル消
費量計数手段の計数値をリセットするリセット手段と、
を設けて構成される。
【0009】ここで、前記オイル消費量計数手段は、定
着処理回数に記録モードに応じて設定された補正係数を
乗じて演算を行なうように構成しても良い。特に、前記
複数の記録モードは、カラー画像を記録するカラー記録
モード又はOHTシートあるいは厚紙に変更して記録す
る記録媒体変更記録モードのうち少なくともいずれかの
記録モードと白黒画像を記録する白黒記録モードを含ん
で構成されても良い。
【0010】また、前記オイル塗布ユニットの交換時期
に相当するオイルの総消費量値情報を予め記憶する記憶
手段と、前記オイル消費量計数手段の計数値が前記記憶
手段に記憶されている総消費量相当値に達したときにオ
イル塗布ユニットの交換時期であると判定する判定手段
と、を設けた構成にしても良い。
【0011】
【作用】本発明に係わる定着部オイル塗布ユニットの寿
命管理装置によれば、状態検知手段によってオイル塗布
ユニットが新品に交換されたことを検知されると、リセ
ット手段が計数値をリセットしてオイル消費量計数手段
が該ユニットのオイル消費量相当値を計数するので、該
ユニットの消耗状態を認識でき交換時期を正確に管理す
ることができる。
【0012】ここで、前記オイル消費量計数手段は、定
着処理回数に記録モードに応じて設定された補正係数を
乗じて演算を行なうようにしたものでは、異なった記録
モードが実行されてもその都度オイル消費量計数手段が
計数するための補正係数を変更して演算を行なうため
に、記録モードに対応した消費状態の管理を行なうこと
ができる。
【0013】また、前記オイル塗布ユニットの交換時期
に相当するオイルの総消費量値情報を予め記憶する記憶
手段と、前記オイル消費量計数手段の計数値が前記記憶
手段に記憶されている総消費量値に達したときにオイル
塗布ユニットの交換時期であると判定する判定手段とを
設けたものでは、総消費量値情報が記憶手段に予め記憶
されているので、判定手段がオイル消費量計数手段の計
数値と総消費量値を比較してオイル塗布ユニットの交換
時期を自動的に判定するために、使用者は簡単に該ユニ
ットの交換時期を把握することができる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施例とし
てレーザーカラープリンタの構成を示す。このレーザー
カラープリンタの構成と作動の概要を説明すると、OP
C感光層を表面に塗布した感光体ドラム10は一方向 (図
では時計回り方向) に駆動回転され、除電器11による除
電を行って前回プリント時の帯電を除去された後、帯電
器12により周面に対し一様に帯電され、新たなプリント
に備える。
【0015】かかる一様帯電の後、像露光手段13により
画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手段13は
図示しないレーザー光源から発光されるレーザー光をポ
リゴンミラー131 により回転走査され、fθレンズ132
等を経て反射ミラー133 により光路を曲げられ、予め前
記帯電がなされた感光体ドラム10の周面上に投射されド
ラム表面に潜像が形成される 感光体ドラム10の周縁にはイエロー (Y) 、マゼンタ
(M) 、シアン (C) 、黒色 (K) 等のトナー (塗料)
とキャリア (磁性体) との混合剤で構成される現像剤を
夫々充填した現像器14が設けられていて、まず、1色目
の現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持しつつ回転す
る現像スリーブ141 によって行われる。現像剤は、層形
成棒によって現像スリーブ141 上に所定の厚さに規制さ
れて現像域へと搬送される。感光体ドラム10と現像スリ
ーブ141 との間にはACバイアスV ACとDCバイアスV
DCとが重畳して印加される。ここで、感光体ドラム10の
露光された部分の電位 (接地電位) をVL 、露光部分以
外の帯電された感光層表面電位をVH とし、DCバイア
スの電位VDCをVH >VDC>VL が成立するように設定
することにより、ACバイアスVACによってキャリアか
ら離脱するきっかけを与えられたトナーはVDCより電位
の高いVH の部分には付着せず、VDCより電位の低い電
位VL の露光部分に付着し、顕像化され現像される。
尚、現像器14には、各色の現像剤におけるトナー濃度を
検出する濃度センサ142 が設けられている。
【0016】このようにして1色目の現像が終わった
後、2色目 (例えばマゼンタ) の画像形成行程に入り、
再び感光体ドラム10が一様帯電され、2色目の画像デー
タによる潜像が像露光手段13によって形成される。3色
目 (シアン) 、4色目 (黒色)についても2色目と同様
の画像形成行程が行われ、感光体ドラム10周面上には計
4色の現像がなされる。
【0017】一方、給紙カセット21により給紙機構22に
よって給送された記録紙Pは、転写ベルト31を張架した
転写ベルト装置30によって感光体ドラム10と転写ベルト
31との間に形成されるニップ部 (転写域) 35へと給送さ
れ、感光体ドラム10周面上の多色像が一括して記録紙P
に移される。ここで、転写ベルト31の上流側保持ローラ
32の軸32aに対して高電圧が印加され、この軸32aに転
写ベルト31を挟んで対向する位置に設置された導電性ブ
ラシ34は接地されており、給送されてきた記録紙はブラ
シ34と転写ベルト31との間に進入し、ブラシ34より記録
紙Pに注入される電荷により転写ベルト31に吸引されつ
つ転写域へ進入する。感光体ドラム10より分離した記録
紙Pは、転写ベルト31を張架する下流側の保持ローラ32
の軸32bを対向電極として除電されながら転写ベルト31
から分離する。転写ベルト31に付着したトナーはクリー
ニングブレード37により除去する。尚、転写ベルト31は
多色像形成中は下流側の保持ローラ33の軸33aを回動中
心として感光体ドラム10より離間されている。
【0018】転写ベルト装置30から分離した記録紙P
は、少なくとも一方のローラ内部にヒータを有する2本
の圧着ローラで構成される定着装置23へと搬送され、該
2本の圧着ローラ間で熱と圧力とを加えられることによ
り付着トナーは溶融し、記録紙P上に定着された後、装
置外へ搬出される。転写後の感光体ドラム10周面上に残
ったトナーは除電器15により除電を受けた後、クリーニ
ング装置16に至り、感光体ドラム10に当接したクリーニ
ングブレード16aによってクリーニング装置16内に掻き
落とされ、スクリュー等により搬出後、回収ボックスへ
貯留される。クリーニング装置16により残留トナーを除
去された感光体ドラム10は除電器11による露光を受けた
後、帯電器12によって一様帯電を受け、次の画像形成サ
イクルに入る。また、記録紙が前記転写ベルト31から分
離されず感光体ドラム10に巻きついて除電器15より上方
に進入すると前記クリーニングブレード16aや電極ワイ
ヤの破損させたりすることがあるため、該記録紙Pの巻
きつきを検出するJAMセンサ36が前記除電器15の近傍
に装着されている。
【0019】更に、装置本体1には、電源スイッチ3及
び各種のメッセージを表示する表示部4を備えている。
かかるレーザープリンタは、機能の異なる構成要素毎に
交換自由な複数のユニットを装置本体1に装着して構成
されている。即ち、図2において、各ユニットを説明す
ると、前記感光体ドラム10,除電器15等で構成されるド
ラムユニットA、イエロー,マゼンタ,シアンの各色の
現像器を一体に備えたカラー現像器ユニットB、黒現像
器単独で構成される黒現像器ユニットC、転写ベルト3
1,保持ローラ32,33を備えた転写装置30で構成される
転写・搬送ユニットD、圧着ローラ等からなる定着装置
で構成される定着ユニットE、及び内部に設けられたオ
イルパッド等で構成されるオイル塗布ユニットFを備え
ており、これらは、制御回路52との間で後述するヒュー
ズの接続の有無により未使用つまり新品か使用済かの信
号データの授受を行いつつ制御回路52で制御され、異常
等を含む表示が表示器53によってなされる。
【0020】そして、前記各ユニットA〜Fが夫々新品
に交換された時、及び装置全体が新品に取り替えられた
際に、新品であることを検出するための手段が以下のよ
うに構成されている。即ち、図3に示すように、各ユニ
ットA〜Fに対し、夫々装置本体1への装着により、一
端が図示しないスプリング押圧式等の接点を介して装置
本体1内の電源VB ( +24V) に抵抗R1 〜R6 を介し
て接続され、他端を接地したヒューズF1 〜F6 を設け
る。
【0021】前記各ヒューズF1 〜F6 の接続点の電位
は、夫々抵抗R7 8 、抵抗R9 10、抵抗R
11, 12、抵抗R13, 14、抵抗R15, 16、抵抗R
17, 18を介してインターフェイス51の各入力端子IP0
〜IP5 に入力され、該インターフェイス51を介して前記
制御回路52に読み取られるようになっている。一方、制
御回路52とのインターフェイス51の出力端子OPには、イ
ンバータ53が接続され、該インバータ53の出力端子は抵
抗R19,R20を介して電源VB に接続されると共に、抵
抗R21,R22を介して電源VB に接続される。前記電源
B にはトランジスタTr1,Tr2のエミッタが接続さ
れ、前記抵抗R19と抵抗R20との接続点及び抵抗R21
抵抗R22との接続点に夫々前記トランジスタTr1,Tr2
のベースが接続され、各トランジスタTr1,Tr2のコレ
クタは抵抗R23及び並列接続された各ダイオードD1
3 、抵抗R24及び並列接続された各ダイオードD 4
6 を介して前記各ヒューズF1 〜F6 に接続されてい
る。
【0022】また、抵抗R7 , 8 、抵抗R9 , 10
抵抗R11, 12の各接続点は、夫々ダイオードD7 ,
8 , 9 を介して定電圧電源(例えば5V)に接続され
ると共に、抵抗R25, 26, 27を介して設置され、抵
抗R13, 14、抵抗R15, 16、抵抗R17, 18の各接
続点は、夫々ダイオードD10, 11, 12を介して定電
圧電源(例えば5V)に接続されると共に、抵抗R28,
29, 30を介して設置される。
【0023】そして、各ユニットが新品であるときは、
夫々対応するヒューズF1 〜ヒューズF5 が接続された
状態に保持され、該ヒューズ接続点の接地電位を入力し
た制御回路52により、新品であることが判定され、装置
設置後の使用後は、設置時に各ユニット毎に行われる後
述するインストールシーケンスの終了時に対応するヒュ
ーズが溶断されることにより、入力電位が引き上げられ
ることにより、使用済であると判定されるようになって
いる。
【0024】また、装置が新品である場合には、前記制
御回路52に内蔵されるメモリの所定アドレス (例えば0
1) に、該装置の状態を示すステータス (Machine new s
tatus) の値として装置が新品であることを示す初期
値、例えば70h (16進法) が記憶されている。ここで前
記メモリは、電源遮断後も記憶内容が消えない不揮発性
のものが使用される。
【0025】図4は、前記NEWユニットシーケンスで
あり、これは装置を設置した後に電源投入したり各消耗
品ユニットを交換したりするときに行なうシーケンスで
ある。図4において、ステップ1ではドラムカバーチェ
ックを行う。ドラムカバーチェックは、装置のステータ
スの値が装置の新品状態であるとき(つまりインストー
ル時)、若しくはドラムユニットAが新品である(つま
り交換時)と判定された場合は輸送時等にドラム表面を
破損から保護するためのドラムカバーが有るか否かを判
定する。該ドラムカバーはインストール時又はドラムユ
ニットAの交換時に取り外されるものであるが、取り外
されていない場合には、取り外し忘れを表示すると共に
初期化を停止させ、ドラムカバーが外されている場合
は、該ドラムカバーチェックを終了してステップ41へ進
む。また、ドラムユニットAが中古品である場合には、
ドラムカバーチェックを行うことなくステップ41へ進
む。
【0026】ステップ41では、現像器NEWシーケンス
アクション待ちチェックを行う。ここではカラー現像器
ユニットB又は黒現像器ユニットCが新品か否かを判定
する。インストール時は両現像器ユニットB,C共に新
品であり、その場合は各現像器ユニットB, Cの状態判
定用のステータスの値が0であるか否かを判定する。そ
して、インストール時の最初の段階ではステータスの値
が初期値0であり、その場合は、キー操作等によって新
品の現像器ユニットに対して行われる現像器NEWシー
ケンスが開始される状態にセットした後、カラー現像器
ユニットB及び黒現像器ユニットCのステータスを1に
カウントアップする。
【0027】また、少なくとも一方の現像器ユニットが
新品に交換されたときも、同様に行なわれる。一方、両
現像器ユニット共に中古品であるときは当該現像器NE
Wシーケンスアクション待ちチェックを行うことなく終
了する。この場合は両現像器ユニットB, Cのステータ
スは0に保持されている。
【0028】かかる現像器NEWシーケンスアクション
待ちチェック後、図4においてステップ3では、カラー
現像器ユニットBが新品であるか否かを判定し、新品と
判定されるとステップ44へ進み、該新品のカラー現像器
ユニットBに対する初期化処理 (NEWカラー現像器シ
ーケンス) を行う。NEWカラー現像器シーケンスにお
いて、該カラー現像器ユニットBの状態を示すステータ
スが1であるか否かが判定され、新品時に1と判定され
るとインストール時と判定されると、Y (イエロー) 色
の現像器の初期化処理 (Y現像器インストールシーケン
ス) が行われる。ここではトナーとキャリアとを十分に
攪拌した後のトナー濃度を基準値として記憶し以後のプ
リント時の濃度調整を行なうものである。
【0029】引続きM色トナーの現像器, C色トナーの
現像器について同様のインストールシーケンスを行う。
一方、インストール時ではなくカラー現像器ユニットB
が交換されたときには、カラー現像器ユニットBが交換
されたことを判定した後、前記インストールシーケンス
中に行われる攪拌による濃度調整と同様に濃度調整を行
う。
【0030】以上のようにしてNEWカラー現像器シー
ケンスを終了すると、図4において、ステップ5、でイ
ンストール時又は黒現像器ユニットCが新品であると判
定されるとステップ6へ進みNEW黒現像器シーケンス
を行う。NEW黒現像器シーケンス及びその中のサブル
ーチンとして実行される黒現像器インストールシーケン
スも、カラー現像器の1つの現像器において行われるシ
ーケンスと全く同様にして行われ、また、中古品である
場合はシーケンスが行われないようにしていることも同
様である。尚、該NEW黒現像器シーケンスの終了時の
Machine new statusの値は79hまでカウントアップされ
る。
【0031】このようにして両現像器ユニットB, Cの
初期化処理を行った後、図4のステップ7でMachine ne
w statusの値が前記の値79hであるインストール時と判
定されたとき又はステップ8でドラムユニットAが新品
と判定されたときに、ステップ9へ進んでドラムユニッ
トAの初期化処理 (NEWドラムシーケンス) を行う。
ドラムユニットAが中古品と判定された場合は、該NE
Wドラムシーケンスは行われない。
【0032】NEWドラムシーケンスにおいて、インス
トール時と判定されたときは、感光体ドラムの感度デー
タについては出荷時に入力済みであるので、後述する処
理を行う。又、ステータスの値が0つまりドラムユニッ
トAの状態を示すステータスの値から新品に交換した直
後と判定されたときは、まず、感光体ドラム10から検出
された感度を不揮発性メモリに記憶する。ここで、感光
体ドラム10の感度とは、露光量に対する電位の低下量や
帯電能力であり製品毎にバラツキがある。従って、新品
時に感光体ドラム10の感度を読み込んでおくことによ
り、プリント時に該感度に合わせて適正に濃度調整する
ことができる。例えば感度が高い時には濃度が濃くなり
やすいため、トナー濃度を減少させる等の補正を行えば
よい。かかる処理後に該処理終了を示すべくステータス
を1にセットする。
【0033】次に、前記JAM検出センサ36からの信号
を入力して感光体ドラム10の反射率に応じて巻き付きを
生じた用紙を判別する基準レベルの設定を調整する。即
ち、反射型のJAM検出センサ36で検出される感光体ド
ラム10の反射率が高い場合には、基準レベルを高い側に
設定して巻き込まれた用紙との判別をしやすくする。該
処理終了後に、該処理終了を示すべくステータスを2に
セットする。
【0034】次いで2種類のドラムカウンタ (ドラムユ
ニットカウンタとドラムチェックカウンタ) をクリアし
た後、ステータスを3にセットする。また、前記各処理
終了毎に変更されるステータスの値を判定することによ
り、処理が中断した場合に終了済みのシーケンスを飛ば
して未終了のシーケンスから再開できるようにしてい
る。
【0035】以下同様にして、図4において、転写・搬
送ユニットDとオイル塗布ユニットFの新品判定をステ
ップ10、13で行い、新品である場合は、各々ステップ1
1、ステップ14(図5のサブルーチンで示す)のNEW
転写シーケンスへ進み、このサブル−チンのステップ10
0 で、夫々の状態を示すステータスの値が0、つまりイ
ンストール時または交換時のときは、ステップ101 にお
いて、夫々転写カウンタ(プリント回数及び異常発生の
カウンタ),カウント手段としてのオイルパッドカウン
タ(同様) をクリアし、その後はステップ102 でステー
タスをカウントアップして処理終了後に中断した場合の
再開時の再処理をスキップさせる。
【0036】これらが中古品である場合は、夫々NEW
転写シーケンス、NEWオイルパッドシーケンスが行わ
れないことは同様である。次に、図4のステップ16で新
品のユニットの有無を判定し、全てが新品であるインス
トール時はステップ17で該全てのヒューズF1 〜F6
溶断し、その後、単品乃至複数のユニットを交換した時
には、該交換されたもののヒューズを溶断し、既述して
きたように、これらの初期化が終了して中古品であると
判定させ、また、ステップ18へ進んで各ステータスを初
期値0にリセットする。
【0037】また、出荷前の製造工程時に行われる初期
設定を行うが誤って工程モードシーケンス中にコネクタ
が外れて新品ユニットのヒューズを溶断するような事態
を回避するために、コネクタが挿入されたら、まず、不
揮発性RAMのヒューズ溶断ステータスメモリにヒュー
ズの溶断を禁止させるデータをセットさせる(図示せ
ず)。但し、このヒューズ溶断を禁止させるステータス
は工程モード終了後にリセットされるようにしておく。
【0038】そして、図4に示すようにNEWユニット
シーケンスにおいて、ステップ16の新品ユニットの有無
の判定の前に、ステップ15で前記ヒューズ溶断ステータ
スに基づいてヒューズの溶断を禁止するステータスにな
っているかを判定し、なっていればステップ16以降へ進
むことなく、このシーケンスを終了してヒューズの溶断
を禁止する。これにより、前述したように誤って工程モ
ードシーケンス中にコネクタが外れた場合でも新品ユニ
ットのヒューズを溶断するような事態を回避できる。
【0039】尚、全ての処理の終了時に各ステータスを
0にリセットすることで、ユニット交換時の初期調整を
最初から行うことができるが、それだけでは設置後の初
期化において、ステータスのリセットにより中古品の状
態でも誤って初期調整がされてしまうことになる。そこ
で、新品・中古品の判別は、ヒューズの溶断の有無で行
うことにより、該中古品に対して初期調整がなされるこ
とを確実に防止できるようにする。
【0040】以上のようにして、インストール時又はユ
ニット交換時の初期化処理を終了すると装置作動中にお
ける処理を行う。かかる処理はインストール時,ユニッ
ト交換時以外の通常の装置起動時にも行われる処理であ
る。次に、定着装置23に設置されているオイル塗布ユニ
ットFの記録動作について述べる。図6は定着装置23の
要部拡大図である。
【0041】図6において、記録シートのトナー像付着
面に接する加熱ローラ23dにはオフセット防止オイルを
塗布するオイル含浸多孔質体から成るオイル塗布ユニッ
トFと、それによりオイル塗布された加熱ローラ23dの
表面を均一にならすための均しローラユニット23bとが
接触して設けられている。図示しない記録シートの搬送
経路上に設けられたセンサで記録シートの光透過性を検
出して、記録シートが普通紙である(ノーマルモード)
のか光透過性の大きいOHTシートである(OHTモー
ド)のかを判断する。また、操作部からの指示によって
も前述したモードを選択できるほか厚手の普通紙であっ
たり、カラー画像の記録を行なうマルチモードも指定で
きる。
【0042】これらの各種記録モードは、定着の処理の
仕方が異なる。すなわち、OHTシートや厚手の普通紙
は熱容量が大きいため、ノーマルモードより大きな熱量
を付与しなければ適性な定着が行なわれない。そこで、
通常感光体ドラム10を回転速度の例えば1/2のような
遅い速度にするとともに、加熱ローラ23dやその他のロ
ーラ等の駆動速度も同様に遅い速度にし時間制御をする
ことで対処している。
【0043】このことは、次の記録までのインターバル
が長くなることを意味しオイルの消費量が多くなる。マ
ルチモードについても4回分の現像を行なう必要がある
ことからやはりインターバルが長くなってオイルの消費
量の増加につながる。これらの記録モードとオイル消費
量の関係を示したものが図7である。オイル塗布ユニッ
トFは、新品状態で40gのオイルが含浸されており、
交換時期である25gまで消費されるまでにノーマルモ
ードでは24000頁であるのに対しマルチモードでは
12000頁、OHTモードに至っては3400頁で消
費されつくしてしまう。ここで、新品状態でのオイル含
浸量40gは装置寿命の設定及び消耗品のコストで決ま
る値であり、この数値に限定されるものではない。ま
た、交換時期を示す25gはオイルパッドから加熱ロー
ラ23dにオイルが供給されなくなるオイルの含浸量のこ
とで、最大含浸量に対する比率は略一定であり約6割程
度であることが実験により確認されている。
【0044】本実施例では、記録モードを考慮して記録
シート1頁当たりのオイルパッドカウンタのカウント数
をOHTモードではカウント数7、マルチモードではカ
ウント数2、ノーマルモードではカウント数1に変更し
てカウントし、使用可能期間内に消費されるオイルの総
消費量値を一律24000(ノーマルモードの総消費量
値)に設定している。上記カウント数と総消費量値は実
際の使用テストに基づいて設定されたものである。これ
らを示したものが図8である。
【0045】尚、前記総消費量値及び各記録モードに対
するカウント数は記憶手段としてのROM等の不揮発性
のメモリ(図示せず)に予め記憶しておき、判定手段と
しての制御回路52によって記録される毎にカウント、比
較して交換するか否かが判定されるものであり、以下に
その動作を説明する。図9は制御回路52の交換部品カウ
ンタチェックの動作フローを示すもので、記録を1頁行
なう度にこの動作フローを実行する。
【0046】まず、ステップ20によりOHTモードであ
るか否かが判定されOHTモードであればステップ21で
オイルパッドカウンタは7カウント増加してステップ25
に進む。一方、OHTモードでなければステップ22に進
み、オイルパッドカウンタは2カウント増加してステッ
プ25に進む。同様に上記モードの何れでも無い場合には
ノーマルモードと判断してオイルパッドカウンタを1カ
ウント増加してステップ25に進む。そして、ステップ22
において、オイルパッドカウンタが24000以上にな
ったかどうかを判定して、YESでればステップ26で
表示装置にオイルパッドの交換を即す旨の表示を行な
い、NOであれば今までの制御を繰り返す。
【0047】尚、カウント値は記録枚数に応じて随時加
算するようにしているが、総消費量値から随時減算する
ようにしてカウント値が0になった時点で交換するよう
に制御してもかまわない。以上説明したように、本実施
例においては、記憶モードに応じてカウント数を変更し
てカウントするため、異なった記録モードを実行しても
正確に消費量を把握することができ、ユニット交換時期
の判定の信頼度が高くなる。
【0048】さらに、前記総消費量値及び各記録モード
に対するカウント数を記憶するメモリと、制御回路52に
交換時期を判定する機能を持たせることで、装置が自動
的に判定して交換タイミングを知らせるために、使用者
はより簡単に該ユニットの交換時期を把握することがで
きる。なお、均しローラユニット23bは略オイル塗布ユ
ニットFと同じ寿命に設計することで両ユニットの交換
時期を同時することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明に係わる
定着部オイル塗布ユニットの寿命管理装置によれば、オ
イル塗布ユニットが新品に交換されたことを検知する状
態検知手段と、リセット手段が計数値をリセットしてか
ら該ユニットのオイル消費量相当値を計数するオイル消
費量計数手段を有する構成のため、該ユニットの消耗状
態を認識でき交換時期を正確に管理することができる。
【0050】ここで、前記オイル消費量計数手段は、定
着処理回数に記録モードに応じて設定された補正係数を
乗じて演算を行なうようにしたものでは、記録モードに
対応した消費状態の管理を行なうことができる。また、
前記オイル塗布ユニットの交換時期に相当するオイルの
総消費量値情報を予め記憶する記憶手段と、前記オイル
消費量計数手段の計数値が前記記憶手段に記憶されてい
る総消費量相当値に達したときにオイル塗布ユニットの
交換時期であると判定する判定手段とを設けたもので
は、装置が交換時期を自動的に判定して、使用者は簡単
に該ユニットの交換時期を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカラーレーザプリンタ
の全体構成を示す縦断面図
【図2】本発明の実施例の要部のブロック図
【図3】本発明の実施例の要部の詳細回路図
【図4】本発明の初期化処理を示すフローチャート
【図5】図4における初期化処理のサブルーチンを示す
フローチャート
【図6】定着装置の要部拡大図
【図7】記録モードとオイル消費量の関係を示した図
【図8】記録モードとオイル消費量の関係を示した図
【図9】交換部品カウンタチェックの動作フローチャー
【符号の説明】
1 装置本体 2 コネクタ 3 電源スイッチ 51 インターフェイス 52 制御回路 A ドラムユニット B カラー現像器ユニット C 黒現像器ユニット D 転写・搬送ユニット E 定着ユニット F オイル塗布ユニット F1 〜F5 ヒューズ R1 〜R19 抵抗 Tr1, r2 トランジスタ VB 電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真プロセスによって記録媒体に画像
    を形成する画像形成装置の本体に着脱自在に設けられオ
    フセット防止オイルを加熱ローラに塗布する定着部オイ
    ル塗布ユニットの寿命管理装置において、 前記オイル塗布ユニットの新旧状態を識別するための新
    旧識別手段と、 前記新旧識別手段によって前記オイル塗布ユニットの新
    旧状態を検知する状態検知手段と、 前記オイル塗布ユニットのオイル消費量相当値を計数す
    るオイル消費量計数手段と、 前記状態検知手段が新状態を検知した場合に前記オイル
    消費量計数手段の計数値をリセットするリセット手段
    と、 を具備することを特徴とする定着部オイル塗布ユニット
    の寿命管理装置。
  2. 【請求項2】前記オイル消費量計数手段は、定着処理回
    数に記録モードに応じて設定された補正係数を乗じて演
    算を行なうことを特徴とする請求項1記載の定着部オイ
    ル塗布ユニットの寿命管理装置。
  3. 【請求項3】前記複数の記録モードは、カラー画像を記
    録するカラー記録モード又はOHTシートあるいは厚紙
    に変更して記録する記録媒体変更記録モードのうち少な
    くともいずれかの記録モードと白黒画像を記録する白黒
    記録モードを含むことを特徴とする請求項2記載の定着
    部オイル塗布ユニットの寿命管理装置。
  4. 【請求項4】前記オイル塗布ユニットの交換時期に相当
    するオイルの総消費量値情報を予め記憶する記憶手段
    と、 前記オイル消費量計数手段の計数値が前記記憶手段に記
    憶されている総消費量相当値に達したときにオイル塗布
    ユニットの交換時期であると判定する判定手段と、 を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    定着部オイル塗布ユニットの寿命管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207389A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Oki Data Corp 画像形成装置及び画像形成システム
JP2009053514A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および初期調整方法

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