JPH088473B2 - 相補形d形フリツプフロツプ回路 - Google Patents

相補形d形フリツプフロツプ回路

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JPH088473B2
JPH088473B2 JP61102146A JP10214686A JPH088473B2 JP H088473 B2 JPH088473 B2 JP H088473B2 JP 61102146 A JP61102146 A JP 61102146A JP 10214686 A JP10214686 A JP 10214686A JP H088473 B2 JPH088473 B2 JP H088473B2
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JP
Japan
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inverter
phase control
complementary
type flip
flop circuit
Prior art date
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JP61102146A
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JPS62260421A (ja
Inventor
富雄 相田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2相制御パルスで動作する相補形フリップフ
ロップ回路に関するものである。
(従来の技術) 従来の相補形D形フリップフロップ回路を、第2図お
よび第3図を参照して説明する。第2図は従来の相補形
D形フリップフロップ回路の回路図、第3図は前記相補
形D形フリップフロップ回路のタイムチャートを示す。
従来の相補形D形フリップフロップ回路は、第2図に
示すように、2相制御伝達ゲート1,2,3,4とインバータ
5,6,7,8で構成されており、入力データDINが2相制御パ
ルスCK,▲▼で同期して一定時間遅れて出力端子Q
から出力される機能となっている。
ここで、相補形D形フリップフロップの動作を簡単に
説明する。第2からも明らかなように、2相制御伝達ゲ
ート1及び4のスイッチのオン・オフのタイミングと、
2相制御伝達ゲート2及び3のスイッチのオン・オフの
タイミングとは逆相になっている。そしてまず、2相制
御伝達ゲート1及び4がオンになると、2相制御伝達ゲ
ート1及びインバータ5を介して、マスター側に入力デ
ータDINが入力される。この時、2相制御伝達ゲート3
はオフになっているので、スレーブ側にデータは入力さ
れない。
次に、2相制御伝達ゲート1及び4がオフになり、2
相制御伝達ゲート2及び3がオンになると、マスター側
からスレーブ側に入力データDINが入力され、そのデー
タが出力端子Qに出力する。
次に再び、2相制御伝達ゲート1及び4がオンとな
り、2相制御伝達ゲート2及び3がオフになると、マス
ター側とスレーブ側の接続が断たれ、スレーブ側ではイ
ンバータ7及び8、2相制御伝達ゲート4で構成される
データ保持ループで、入力データDINを保持する。この
時、マスター側には次の入力データDINが入力される。
以上の動作を繰り返し、相補形D形フリップフロップ
からは、一定時間のディレイを持たせてデータを出力す
ることになる。
なお、インバータ5とインバータ8は同一のサイズa
のトランジスタで構成されるのが一般的であった。
しかしながら、上記で説明した従来の相補形D形フリ
ップフロップ回路は、2相制御パルスCK,▲▼が完
全に逆相になっていなければ正しく動作できない。つま
り、2相制御パルスCK,▲▼の出力タイミングが、
誤差等により第3図に示すように2相制御パルスCK,▲
▼の立ち上がりおよび立ち下がりにおけるディレイ
TD1,TD2で制御パルスに重なりが生じると、2相制御伝
達ゲート1,2,3,4すべてが導通状態となり、入力データD
INはそのまま出力端子Qに出力される。
(発明が解決しようとする問題点) 前記のように従来の相補形D形フリップフロップに
は、入力データがそのまま出力端子に出力され、2相制
御パルスに同期した入力データを、一定時間のディレイ
を持たせて出力させることができないという問題点があ
った。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するために本発明は、マスター側の
スレーブ側駆動用インバータの駆動能力を、スレーブ側
のデータ保持のための帰還回路用インバータの駆動能力
に対して4分の1以下に十分小さくすることで、伝達ゲ
ートが導通状態であっても、データ保持を反転すること
なく動作するようにした相補形D形フリップフロップ回
路を提供するものである。
(作 用) 前記構成によれば相補形D形フリップフロップ回路
は、2相制御パルスで発生させられる正相と逆相のパル
スのディレイによる制御パルスの影響を受けずに安定し
た動作をすることができる。
(実施例) 本発明の相補形D形フリップフロップ回路を、第1図
を参照して説明する。第1図は、本発明の相補形D形フ
リップフロップ回路の回路図を示す。
本発明の相補形D形フリップフロップ回路は、第1図
に示すように、2相制御伝達ゲート1(第一の2相制御
伝達ゲート),2相制御伝達ゲート2(第三の2相制御伝
達ゲート),2相制御伝達ゲート3(第二の2相制御伝達
ゲート),2相制御伝達ゲート4(第四の2相制御伝達ゲ
ート)とインバータ5(第一のインバータ),インバー
タ6(第二のインバータ),インバータ7(第三のイン
バータ),インバータ8′(第四のインバータ)で構成
されている。2相制御伝達ゲート2とインバータ5,6で
構成されるマスター側のデータ保持ループと、2相制御
伝達ゲート4のインバータ7,8′で構成されるスレーブ
側のデータ保持ループとにおいて、マスター側のインバ
ータ5の電流駆動能力がスレーブ側のインバータ8′の
電流駆動能力により十分小さくなるようにインバータ5
及びインバータ8′を設計すると、2相制御パルス回路
で発生させられる正相および逆相のパルスのディレイに
よる重なりで2相制御伝達ゲート3及び4が同時に導通
状態であっても、インバータ7の出力は、インバータ
8′のデータを反転させた値を出力する。なお、インバ
ータ7の出力は、HまたはLのデジタル値である。
インバータ7の出力が、インバータ8′のデータを反
転させた値を出力する理由は、インバータ7の入力(ノ
ード9)は、インバータ5とインバータ8′の出力によ
って決定されるが、インバータ5とインバータ8′で
は、インバータ8′の方が電流駆動能力が十分大きいた
め、インバータ7への入力電位は、インバータ5の出力
とインバータ8′の出力の平均値ではなく、インバータ
8′の出力に近い値になる。よって、インバータ7から
出力されるデジタル値(HまたはL)は、インバータ5
から入力されるデータを反転したデジタル値ではなく、
インバータ8′から入力されるデータを反転したデジタ
ル値と同じ値になる。
なお、マスター側のインバータ5の電流駆動能力がス
レーブ側のインバータ8′の電流駆動能力の4分の1以
下であれば、インバータ7の出力は、インバータ8′か
ら出力されるデータを反転させたデジタル値と同じデジ
タル値になる。
そして、マスター側のインバータ5の電流駆動能力
を、スレーブ側のインバータ8′の電流駆動能力の4分
の1以下にするには、インバータ5のトランジスタサイ
ズaに対して、インバータ8′のトランジスタサイズを
4aに設計すれば、簡単に実現することができる。電流駆
動能力は、おおむねMOSトランジスタのチャネル幅で設
定することが可能である。
前記構成によれば、入力データDINが2相制御パルスC
K,▲▼で同期して一定時間遅れて出力端子Qから出
力されるという安定した動作をする相補形D形フリップ
フロップ回路が得られる。
(発明の効果) 前記のように本発明によれば、2相制御パルスのディ
レイの影響を受けない相補形D形フリップフロップ回路
を構成することができて実用的に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の相補形D形フリップフロップ回路の回
路図、第2図は従来の相補形D形フリップフロップ回路
の回路図、第3図は前記相補形D形フリップフロップ回
路のタイムチャートを示す。 1,2,3,4……2相制御伝達ゲート、5,6,7,8,8′……イン
バータ、9……ノード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスター側が第一の2相制御伝達ゲート
    と、第一のデータ保持ループとを有し、スレーブ側が第
    二の2相制御伝達ゲートと、第二のデータ保持ループと
    を有する相補形D形フリップフロップ回路において、 前記第一のデータ保持ループは、第一のインバータの出
    力を第二のインバータと第三の2相制御伝達ゲートを順
    に介して、前記第一のインバータの入力に帰還する回路
    からなり、 前記第二のデータ保持ループは、第三のインバータの出
    力を第四のインバータと第四の2相制御伝達ゲートを順
    に介して、前記第三のインバータの入力に帰還する回路
    からなり、 データ入力端子からデータ出力端子の間に、前記第一の
    2相制御伝達ゲート、前記第一のインバータ、前記第二
    の2相制御伝達ゲート、前記第三のインバータが順に接
    続され、 前記第一のインバータの電流駆動能力を、前記第四のイ
    ンバータの電流駆動能力の4分の1以下とすることを特
    徴とする相補形D形フリップフロップ回路。
JP61102146A 1986-05-06 1986-05-06 相補形d形フリツプフロツプ回路 Expired - Lifetime JPH088473B2 (ja)

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JPS62260421A JPS62260421A (ja) 1987-11-12
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