JPH088379A - リードフレームにおけるリード端子のフォーミング装置 - Google Patents

リードフレームにおけるリード端子のフォーミング装置

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JPH088379A
JPH088379A JP13868094A JP13868094A JPH088379A JP H088379 A JPH088379 A JP H088379A JP 13868094 A JP13868094 A JP 13868094A JP 13868094 A JP13868094 A JP 13868094A JP H088379 A JPH088379 A JP H088379A
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JP
Japan
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lead terminal
eject pin
lead
mold
forming
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Pending
Application number
JP13868094A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ishimaru
猛 石丸
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リードフレームAにおいて、電子部品のモー
ルド部A1から突出する各リード端子A2を、下金型1
1と上金型12とでフォーミングする場合、前記電子部
品を、そのモールド部をエジェクトピン14の突き上げ
にて下金型から型抜きするときに、各リード端子が曲が
り変形しないようにする。 【構成】 前記下金型11のうちフォーミング用突起部
11aより外側の部分に、前記リード端子A2を突き上
げるようにした補助エジェクトピン18を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品用のリードフ
レームにおいて、その電子部品における各リード端子を
面実装型に折り曲げるためのフォーミング装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、IC等のような電子部品のうち
各リード端子を面実装型にした電子部品は、図1及び図
2に示すように、リードフレームAにおいて半導体素子
の部分を合成樹脂製のモールド部A1にてパッケージ
し、次いで、前記モールド部A1から突出する各リード
端子A2の各々を、図3に示すように、当該各リード端
子A2が前記モールド部A1の底面と略同一平面になる
ように折り曲げると言うフォーミング加工を行ったの
ち、図3に二点鎖線で示すように、前記リードフレーム
Aから切り離すことによって製造される。
【0003】そして、従来、前記モールド部A1から突
出する各リード端子A2に対するフォーミング加工は、
図11に示すように、リードフレームAを、互いに接近
動する下金型1と上金型2の間に挿入し、このリードフ
レームAの各リード端子A2におけるモールド部A1に
対する付け根部を、前記上金型2の内側に配設した押さ
え部材3にて下金型1の上面におけるフォーミング用突
起部1aに対して押圧したのち、前記上金型2を下金型
1に対して接近動することによって、図12に示すよう
に、フォーミング加工し、このフォーミング加工が完了
すると、前記上下両金型1,2及び押さえ部材3を、互
いに離れ動したのち、下金型1の略中心部に設けたエジ
ェクトピン4の突出動にて、図13に示すように、モー
ルド部A1を突き上げることによって、下金型1から型
抜きするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記各リー
ド端子A2に対するフォーミング加工に際しては、前記
リード端子A2が、その表面に半田等の金属メッキが施
されていること等に起因して、下金型1側に対し密着し
て固着した状態を呈するものである。これにもかかわら
ず、従来におけるフォーミング装置においては、前記の
ように、下金型1の略中心部に設けたエジェクトピン4
の突出動にてモールド部A1を突き上げることによって
下金型1からの型抜きを行うように構成しているから、
この型抜きに際して、下金型1に対して固着した状態に
なっている各リード端子A2を、モールド部A1の下面
側に向かって更に曲げ変形することになって、各リード
端子A2にモールド部A1の底面からの下がりが発生し
たり、或いは、前記エジェクトピン4の突き上げ時に、
全体が図13に二点鎖線で示すように、傾くことによ
り、一部のリード端子A2を、モールド部A1における
底面と反対の方向に曲げ変形されることになって、各リ
ード端子A2にモールド部A1の底面からの浮き上がり
が発生したりすると言う問題があった。
【0005】本発明は、この問題、つまり、各リード端
子に対するフォーミング加工後における型抜きに際し
て、各リード端子にモールド部における底面からの下が
り及び浮き上がりが発生することを確実に低減できるよ
うにしたフォーミング装置を提供することを技術的課題
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「上面に電子部品におけるリード端子
に対するフォーミング用突起部を備えた下金型と、この
下金型に対する上金型とを備え、前記下金型に前記電子
部品のモールド部を突き上げるようにしたエジェクトピ
ンを設けて成るフォーミング装置において、前記下金型
のうち前記フォーミング用突起部より外側の部分に、前
記リード端子を突き上げるようにした補助エジェクトピ
ンを設ける。」と言う構成にした。
【0007】
【作 用】このように、下金型のうちフォーミング用
突起部より外側の部分に、リード端子を突き上げるよう
にした補助エジェクトピンを設けたことにより、各リー
ド端子のフォーミング加工に際して、当該各リード端子
が下金型側に密着して固着しても、この各リード端子
を、前記補助エジェクトピンの突き上げによって、下金
型側から強制的に離すことができるから、各リード端子
に対するフォーミング加工後における型抜き時におい
て、各リード端子に曲がり変形が発生することを確実に
低減できるのである。
【0008】
【発明の効果】このように、本発明によると、リードフ
レームにおける各リード端子に対するフォーミング加工
後における型抜き時において、各リード端子に曲がり変
形が発生することを確実に低減できるから、各リード端
子に対するフォーミング加工に際して、各リード端子
に、モールド部の底面からの下がり及び浮き上がりが発
生することを大幅に低減できて、歩留り率を向上できる
効果を有する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図4〜図7の図面
について説明する。この図において符号11は、機枠1
5に取付けた下金型を示し、この下金型11の上面に
は、リードフレームAにおける各リード端子A2に対す
るフォーミング用突起部11aが一体的に造形されてい
ると共に、前記モールド部A1が嵌まる凹所11bが設
けられている。
【0010】また、前記下金型11における凹所11b
内には、前記モールド部A1に対するエジェクトピン1
4が、上下動自在に設けられ、このエジェクトピン14
は、当該エジェクトピン14が取付くプレート16をシ
リンダ17にて上下動することによって、前記下金型1
1の上面から突出するように構成されている。符号12
は、前記下金型11の上方に前記リードフレームAを挟
んで上下動するように配設した上金型を示し、この内側
には、下降動によって、前記リードフレームAの各リー
ド端子A2におけるモールド部A1に対する付け根部
を、前記下金型11におけるフォーミング用突起部11
aに対して押圧するための押さえ部材13が設けられて
いる。
【0011】そして、前記下金型11のうち前記フォー
ミング用突起部11aより外側の部分に、補助エジェク
トピン18を上下動自在に設け、この各補助エジェクト
ピン18を、前記エジェクトピン14が取付くプレート
16に取付けて、前記エジェクトピン14と一緒に、下
金型11の上面から突出するように構成する。この構成
において、上金型12及び押さえ部材13の下降動に際
して、先づ、前記押さえ部材13の下降動によって、リ
ードフレームAにおける各リード端子A2におけるモー
ルド部A1に対する付け根部を、下金型11におけるフ
ォーミング用突起部11aに対して押圧し、次いで、前
記上金型12が下降動することにより、図6に示すよう
に、前記各リード端子A2をフォーミングするのであ
る。
【0012】このフォーミングが完了し、前記上金型1
2及び押さえ部材13が下金型12から離れるように上
昇動すると、下金型11に設けたエジェクトピン14及
び各補助エジェクトピン18が、一斉に、図7に示すよ
うに、下金型11の上面より突出することにより、エジ
ェクトピン14にてモールド部A1を突き上げると略同
時に、各補助エジェクトピン18にて、各リード端子A
2を突き上げることができるから、前記各リード端子A
2のフォーミング時において当該リード端子A2が下金
型11側に対して密着して固着された状態になっていて
も、各リード端子A2を曲げ変形することなく、確実に
型抜きすることができるのである。
【0013】また、図8に示す第2の実施例のように、
前記エジェクトピン14及び各補助エジェクトピン18
を、プレート16に対して設けたばね手段19にて、下
金型11の上面より突出した状態に保持し、上金型12
及び押さえ部材13の下降動によって、これらエジェク
トピン14及び各補助エジェクトピン18を、そのばね
手段19に抗して押し下げながらフォーミングし、前記
上金型12及び押さえ部材13が上昇動すると前記ばね
手段19にて、一斉に突き上げるように構成しても良い
のであり、この構成によると、前記エジェクトピン14
及び各補助エジェクトピン18を上下動するための構造
を簡単化できるメリットがある。
【0014】更にまた、図9及び図10に示す第3の実
施例のように、前記各補助エジェクトピン18の先端
に、リード端子A2を横断する方向に延びる横棒18a
を設けることにより、複数本の各リード端子A2が互い
に分離されている場合に、各リード端子A2の各々を、
前記横棒18aにて同時に一斉に突き上げることができ
るから、突き上げによる各リード端子A2の変形を確実
に回避することができるメリットがある。
【0015】なお、本発明は、前記図示したモールド部
A1における四つの側面の各々からリード端子A2を突
出したクワッド型の電子部品に限らず、モールド部にお
ける一つの側面又は相対向する二つの側面からリード端
子を突出するように構成した電子部品に対しても適用で
きることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】リードフレームの斜視図である。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】フォーミング加工した状態の断面図である。
【図4】本発明における第1の実施例を示す縦断正面図
である。
【図5】図4のV−V視断面図である。
【図6】第1の作用状態を示す図である。
【図7】第2の作用状態を示す図である。
【図8】本発明における第2の実施例を示す縦断正面図
である。
【図9】本発明における第3の実施例を示す縦断正面図
である。
【図10】図9のX−X視断面図である。
【図11】従来のフォーミング装置を示す縦断正面図で
ある。
【図12】従来のフォーミング装置における第1の作用
状態を示す図である。
【図13】従来のフォーミング装置における第2の作用
状態を示す図である。
【符号の説明】
A リードフレーム A1 モールド部 A2 リード端子 11 下金型 11a フォーミング用突起部 12 上金型 13 押さえ部材 14 エジェクトピン 18 補助エジェクトピン 18a 横棒 19 ばね手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に電子部品におけるリード端子に対す
    るフォーミング用突起部を備えた下金型と、この下金型
    に対する上金型とを備え、前記下金型に前記電子部品の
    モールド部を突き上げるようにしたエジェクトピンを設
    けて成るフォーミング装置において、前記下金型のうち
    前記フォーミング用突起部より外側の部分に、前記リー
    ド端子を突き上げるようにした補助エジェクトピンを設
    けたことを特徴とするリードフレームにおけるリード端
    子のフォーミング装置。
  2. 【請求項2】前記「請求項1」において、前記エジェク
    トピン及び前記補助エジェクトピンを、ばね手段にて下
    金型の上面より突出した状態に保持したことを特徴とす
    るリードフレームにおけるリード端子のフォーミング装
    置。
  3. 【請求項3】前記「請求項1」において、前記補助エジ
    ェクトピンの先端に、リード端子を横断する方向に延び
    る横棒を設けたことを特徴とするリードフレームにおけ
    るリード端子のフォーミング装置。
JP13868094A 1994-06-21 1994-06-21 リードフレームにおけるリード端子のフォーミング装置 Pending JPH088379A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111729949A (zh) * 2020-08-25 2020-10-02 歌尔光学科技有限公司 电芯极耳折弯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111729949A (zh) * 2020-08-25 2020-10-02 歌尔光学科技有限公司 电芯极耳折弯装置
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