JPH0883397A - 車両用経路誘導装置 - Google Patents

車両用経路誘導装置

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JPH0883397A
JPH0883397A JP6243380A JP24338094A JPH0883397A JP H0883397 A JPH0883397 A JP H0883397A JP 6243380 A JP6243380 A JP 6243380A JP 24338094 A JP24338094 A JP 24338094A JP H0883397 A JPH0883397 A JP H0883397A
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vehicle
projector
route
hud
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Hiroshi Fujimoto
浩 藤本
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K35/00Arrangement of adaptations of instruments
    • B60K35/10
    • B60K2360/149

Abstract

(57)【要約】 【目的】 視認性を妨げず、交差点での進行方向を確認
できるようにする。 【構成】 目的地への誘導経路をHUDプロジェクタで
表示する経路誘導装置において、目標交差点までの距離
が大きい間は運転者正面から離れたD’位置に矢示など
による進行方向のみを表示し、目標交差点に近づくにつ
れて表示位置をDのように正面寄りに移動させるととも
道路(交差点)形状と進行方向とを重ねた画像とする。
さらに交差点近傍に至ると正面のC位置に表示される。
まず左右にオフセットして表示されるから、前景視認
を妨げることがなく、しかも、HUD表示像が左側ある
いは右側に表示された瞬間に、まず周辺視によりその表
示の存在を認識でき、進行方向指示だけなので、煩わし
さを感じさせない。そして正面方向へ次第に移動されて
くるので、HUD表示像の位置変化によって目標交差点
までの距離を自然に認識することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両走行を誘導支援す
るヘッドアップディスプレー装置を利用した車両用経路
誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種のヘッドアップディスプ
レー装置を用いた車両用経路誘導装置としては、例え
ば、図19、図20に示すようなものがある。すなわ
ち、中央演算装置13Qに機能選択スイッチ20と目的
地設定部21からなる入力部と地図データ記憶装置22
が接続されている。さらに中央演算装置13Qには、ナ
ビゲーション用アンテナ・センサ部を構成するGPSア
ンテナ23、サインポスト用アンテナ25、車輪速セン
サ27およびジャイロセンサ29が接続され、またヘッ
ドアップディスプレー(以下、HUDと呼ぶ)プロジェ
クタ14を制御するHUDプロジェクタ制御部15が接
続されている。
【0003】HUDプロジェクタ制御部15には、照度
センサ16が接続され、また、機能選択スイッチ20は
目的地設定部21とHUDプロジェクタ制御部15に選
択指令を送るようになっている。中央演算装置13Q
は、コンピュータで形成され、自車位置検出部33、経
路検索部34、車両前方道路推定部35を備えている。
【0004】この経路誘導装置では、図21に示すよう
な流れで制御処理が行なわれる。まず、機能選択スイッ
チ20の操作により、経路誘導機能が選択された状態に
おいて、ステップ301で目的地設定部21により現在
位置から車両走行を誘導してほしい目的地までの情報が
入力される。ステップ302において、中央演算装置で
は経路検索部34が目的地設定部21で入力された情報
と地図データ記憶装置22に格納されている地図データ
を基に、車両走行誘導経路を検出する。
【0005】一方、ステップ303では、自車位置検出
部33において、GPSアンテナ23が受信した位置計
測用衛星24の衛星信号SE、サインポスト用アンテナ
25が受信したサインポスト(ビーコン)26からのサ
インポスト信号SS、車輪速センサ27の車輪速データ
およびジャイロセンサ29による方向変化信号SH等が
読み込まれる。そして、ステップ304において、これ
らの信号に基づく位置データから、地図データ記憶装置
22の地図データを検索し、ステップ305で、走行エ
リアにおける自車両の現在位置を求める。
【0006】次のステップ306において、中央演算装
置13Q内ではさらに、車両前方道路推定部35が上に
検出した自車位置ならびに地図データを基に車両前方道
路を推定検出する。そしてステップ307において、車
両前方道路と先に求めた車両走行誘導経路を比較して、
その誘導経路への交差点の道路輪郭と車両進行方向を含
むHUD表示画像用データをHUDプロジェクタ制御部
15へ送る。
【0007】そして、ステップ308において、HUD
プロジェクタ制御部15が、上記HUD表示用画像用デ
ータに基づいて、HUDプロジェクタ14により道路輪
郭と進行方向を示すHUD表示像ZQをウィンドシール
ドに表示させる。この際、照度センサ16により前景W
の明るさを判断し、HUD表示光Lの輝度を調整して、
前景Wに対しコントラストを持たせるようになってい
る。HUDプロジェクタ14は、とくに図22、図23
に示すように、ウインドシールド3に向けてインストル
メントパネル2に設置され、HUD表示像ZQが車両前
方で運転者8の正面A−B線上の所定高さCに位置する
か、あるいは図24のように、正面A−B線から若干横
方向にずらせた定位置になるように表示する。
【0008】これにより、運転者8はHUD表示される
前方交差点と進行方向を見て、車両を目的地に向けて進
行させることができる。この際、自車位置の検出精度の
補償のためや、運転者に次の交差点での進行方向を十分
に余裕をもって認知させるために、HUD表示像ZQは
当該交差点に到達するかなり手前位置から長時間にわた
って表示される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用経路誘導装置にあっては、上記のHU
D表示像ZQが運転者正面あるいはその近傍片側にずら
せた位置に表示されるので、上述した手前位置から交差
点を右折あるいは左折するまで運転者の視野の中に見え
ており、煩わしさを誘発するという問題がある。同じ
く、長時間に及び交差点形状(道路輪郭)のような多量
のHUD表示を運転者正面近傍に行なっている場合に
は、ウィンドシールド3を通して前景情報を得ようとす
るときにその表示がノイズとなり、前方視認性を妨げる
おそれがある。とくに、表示された交差点を実際の前景
内に探そうとするとき、迅速な確認を困難にもさせるお
それがある。
【0010】そして、HUD表示像ZQが運転者正面よ
り片側にずらせた固定位置に表示される場合には、たと
えば左折指示表示が運転者正面より右側に表示された
り、逆に右折指示表示が左側に表示されて、煩わしさと
不自然さによる違和感を覚えさせる。さらには、HUD
表示位置が固定のため、前方交差点の実際位置とHUD
表示とのマッチングがとれず、また距離感も得にくいと
いう問題もある。
【0011】したがって、本発明は、このような従来の
問題点に鑑み、認知に余裕を持たせるため所定時間にわ
たってHUD表示しながら、しかも煩わしさを生じず、
素早く次の交差点での曲がり方向が確認できる車両用経
路誘導装置を提供することを目的とする。また、本発明
は、HUD表示によってもそれが障害にならず、前景情
報を容易に取得確認することができる車両用経路誘導装
置を提供することを目的とする。さらに本発明は、他の
情報に頼らなくても自然な距離感を得られるとともに、
HUD表示が前方交差点までの距離に対応して適切にマ
ッチングされる車両用経路誘導装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため請求項1に記載
の本発明は、図1に示すように、走行エリアにおける自
車位置を検出する自車位置検出手段51と、誘導すべき
経路への右または左への進行方向を含む車両前方道路に
関する経路情報を検出する経路情報検出手段52と、表
示画像用データを供給されて誘導表示を行なうヘッドア
ップディスプレープロジェクタ54と、前記経路情報に
基づき表示画像用データを生成するとともに、前記ヘッ
ドアップディスプレープロジェクタによる表示を制御す
るプロジェクタ制御手段53とを有し、該プロジェクタ
制御手段53は、前記誘導表示の表示位置を前記進行方
向に対応させて運転者正面から右側または左側にずらせ
た位置とするように制御するよう構成されたものとし
た。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、図2に示
すように、走行エリアにおける自車位置を検出する自車
位置検出手段51と、誘導すべき経路への右または左へ
の進行方向を含む車両前方道路に関する経路情報を検出
する経路情報検出手段52と、表示画像用データを供給
されて誘導表示を行なうヘッドアップディスプレープロ
ジェクタ54’と、前記経路情報に基づき表示画像用デ
ータを生成するとともに、前記ヘッドアップディスプレ
ープロジェクタによる表示を制御するプロジェクタ制御
手段53’とを有し、該プロジェクタ制御手段53’
は、前記誘導表示の表示位置を前記進行方向に対応しか
つ右または左へ進行すべき目標交差点までの距離に応じ
た量だけ運転者正面から右側または左側にずらせた位置
とし、当該目標交差点近傍において運転者正面位置に表
示させるように制御するよう構成されたものとした。
【0014】
【作用】請求項1のものでは、自車位置検出手段51に
より走行エリアでの自車位置が検出され、この自車位置
を基に、経路情報検出手段52で交差点形状や誘導すべ
き経路への右または左への進行方向などの車両前方道路
に関する経路情報が検出される。プロジェクタ制御手段
53では、上記検出された経路情報に基づいて表示画像
用データを生成してこれをヘッドアップディスプレープ
ロジェクタ54により表示させる。この際、プロジェク
タ制御手段53は、上記の誘導表示の表示位置を、経路
情報として検出された進行方向に対応させて、右折の場
合には運転者正面から右側にずらせ、左折の場合には左
側にずらせた位置に表示させる。誘導表示が運転者正面
から左右にオフセットして前景内の対応する側に表示さ
れるから、表示像が前景視認を妨げることがなく煩わし
さが防止される一方、表示像が左側あるいは右側に表示
された瞬間に、まず周辺視によりその表示の存在を認識
できる。
【0015】上記ヘッドアップディスプレープロジェク
タ54は、運転者正面から右側および左側にずらせた位
置に表示を行なう2個のプロジェクタで構成し、プロジ
ェクタ制御手段53は、経路情報に基づき表示画像用デ
ータを生成する誘導表示データ算出部と、経路情報に含
まれる進行方向に応じて2個のプロジェクタのうちの1
を選択するプロジェクタ選択部とを有して、選択したプ
ロジェクタに上記の誘導表示を表示させることができ
る。
【0016】請求項3のものでは、プロジェクタ制御手
段53’が経路情報検出手段52で検出された経路情報
に基づいて表示画像用データを生成してこれをヘッドア
ップディスプレープロジェクタ54’により表示させ
る。この際、プロジェクタ制御手段53’は、まず右ま
たは左へ進行すべき目標交差点の相当距離手前で進行方
向に対応させて、右折の場合には運転者正面から右側に
ずらせ、左折の場合には左側にずらせた位置に表示させ
る。そして、目標交差点に近づくにしたがって、ずれ量
を小さくし、当該目標交差点近傍において運転者正面位
置に表示させる。誘導表示がまず運転者正面から左右に
オフセットして前景内の対応する側に表示されるから、
まず周辺視によりその表示の存在を認識できる。そし
て、目標交差点に近づくにしたがって誘導表示が運転者
周辺視野の右側あるいは左側から次第に視野中心の正面
方向へ移動されてくるので、目標交差点までの距離を自
然に認識することができる。
【0017】上記ヘッドアップディスプレープロジェク
タ54’は表示位置可変に構成し、プロジェクタ制御手
段53’は、経路情報に基づき表示画像用データを生成
する誘導表示データ算出部と、経路情報に含まれる進行
方向および目標交差点までの距離に応じて表示位置を選
定する表示位置選定部とを有して、選定した位置に上記
の誘導表示を表示させることができる。
【0018】また、誘導表示データ算出部は、表示位置
選定部で選定された表示位置に応じて、その表示位置の
ずれ量が所定値以上のときは進行方向のみ画像データを
出力し、ずれ量が所定値より小さいときは進行方向と道
路形状を含む画像データを出力することにより、目標交
差点の相当距離手前から誘導表示を行なっても煩わしさ
を感じさせないとともに、交差点近傍になると道路形状
を含んだ表示が正面位置になされるから、ウインドシー
ルドを通して視認する実際の交差点と誘導表示とのマッ
チングが自然に素早くできる。
【0019】さらに、プロジェクタ制御手段は表示位置
選定部で選定される表示位置を強制的に運転者正面位置
に切り替える切り替え手段を含み、誘導表示データ算出
部は、強制的に切り替えられた運転者正面位置に対応し
て進行方向と道路形状を含む詳細表示を得る画像データ
を出力することにより、交差点近傍に至るまで待たなく
ても詳細なHUD表示を必要時随時得ることができる。
この際ステアリング部に設けられた機能選択スイッチの
操作により切り替えるものとすれば、簡単な手元操作で
行なえる。また、運転者の視線方向を計測し、視線方向
が誘導表示の表示位置と一致するとき切り替えるものと
すれば、表示に視線を向けるだけで正面に詳細表示が得
られる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
3は、本発明の第1の実施例の構成を示す。 中央演算
装置13からの後述するHUD表示画像用データに基づ
いて、HUDプロジェクタ制御部15A、15Bがイン
ストルメントパネル2に設置された2個のHUDプロジ
ェクタ14A、14Bを制御する。
【0021】HUDプロジェクタ14A、14Bは、図
4に示すように、インストルメントパネル2内にLCD
からなる表示体41を前方へ向けて配置し、この表示体
41の後側にバックライト光源42を設けてある。表示
体41の前方とインストルメントパネル2の開口部には
それぞれ凹面鏡43とレンズ44を配置してあり、表示
体41から出射されたHUD表示光Lは、ウインドシー
ルド3に設けたコンバイナ4で反射して運転者8の眼球
に入射するようになっている。これにより、車両の前景
Wに対し誘導表示としてのHUD表示像(虚像)Zが表
示される。この際、HUDプロジェクタ制御部15A、
15Bは、照度センサ16からの信号により前景Wの明
るさを判断し、HUD表示光Lの輝度を調整して、前景
Wに対しコントラストを持たせるようになっている。
【0022】車体上部に設置されたGPS用アンテナ2
3では、位置計測用衛星よりの衛星信号SEを受信し、
サインポスト(ビーコン)用アンテナ25はサインポス
トよりのサインポスト信号SSを受信して、それぞれ受
信信号を中央演算装置13に入力する。また、中央演算
装置13には車輪速センサ27よりの車輪速信号および
ジャイロセンサ29からの方向変化信号SHも入力され
る。中央演算装置13には、さらにステアリングスイッ
チとして構成される機能選択スイッチ20と、タッチパ
ネルスイッチで構成される目的地設定部21が接続さ
れ、さらに地図データを記憶している地図データ記憶装
置22が接続されている。
【0023】機能選択スイッチ20は、中央演算装置1
3を介して全体システムのオン・オフを行なうととも
に、HUDプロジェクタ制御部15A、15Bに接続さ
れて、選択操作によりこのHUDプロジェクタ制御部を
経路誘導の表示モードに設定し、またHUD表示のみを
一時的に休止させることができる。目的地設定部21を
なすタッチパネルスイッチは、インストルメントパネル
2の下部に設置されている。目的地設定部21も機能選
択スイッチ20による選択操作によりタッチパネルスイ
ッチを経路誘導の表示モードに設定されて機能するよう
になっている。
【0024】中央演算装置13は、コンピュータで形成
され、自車位置検出部33、経路検索部34、車両前方
道路推定部35、誘導表示データ算出部36およびプロ
ジェクタ選択部37から構成されている。自車位置検出
部33は、GPS用アンテナ23、サインポスト用アン
テナ25、車輪速センサ27およびジャイロセンサ29
よりの入力と、地図データ記憶装置22からの地図デー
タを基に自車位置を算出し、これらは全体としてナビゲ
ーションシステムを形成している。
【0025】経路検索部34は、機能選択スイッチ20
と目的地設定部21からの入力情報と、地図データ記憶
装置22のデータを基に、車両走行誘導用の経路を検索
する。車両前方道路推定部35は、検索された車両走行
誘導用の経路と自車位置と地図データ記憶装置22のデ
ータを基に車両前方の道路と誘導すべき道路との交点を
算出する。また、この算出結果に基づいて誘導表示デー
タ算出部36が道路形状と車両進行方向を含むHUD表
示画像用データを生成する。そして、プロジェクタ選択
部37は、HUD表示画像用データに含まれる進行方向
に基づき、HUDプロジェクタ14A、14Bのいずれ
を作動させるかを選択してHUD表示画像用データをH
UDプロジェクタ制御部15Aまたは15Bへ転送す
る。全体レイアウトは、図13に示されたものと同様で
ある。
【0026】次に、上記装置における制御動作を図5の
フローチャートにより説明する。まず、機能選択スイッ
チ20の操作により、経路誘導機能が選択された状態に
おいて処理がスタートする。ステップ101では、運転
者7が、目的地設定部21のタッチパネルスイッチを使
用して、地図データ記憶装置22のデータを基に表示し
た画面上で車両走行を誘導してほしい目的地までの情
報、すなわち(現在位置→通過点a→通過点b→……→
目的地)の要求経路情報を入力する。ステップ102で
は、中央演算装置13の経路検索部34において、上記
要求経路情報を基に、地図データ記憶装置22に記憶さ
れている地図データを検索し、車両走行誘導用の経路を
検出する。
【0027】また、ステップ103において、自車位置
検出部33では、GPS用アンテナ23、サインポスト
用アンテナ25、車輪速センサ27およびジャイロセン
サ29が受信あるいは算出したナビゲーションデータを
読み込み、さらにステップ104で、そのナビゲーショ
ンデータを基に地図データ記憶装置22から地図データ
を検索して、ステップ105で、走行中の自車両の現在
位置を算出する。
【0028】次のステップ106では、車両前方道路推
定部35において、ステップ102で検索した車両走行
誘導用の経路とステップ105で算出した現在位置とか
ら、自車両の前方道路、とくに車両前方の道路と誘導す
べき道路との交点を求め、車両走行誘導用の経路と比較
して車両進行方向を算出する。そして、ステップ107
において、誘導表示データ算出部36が経路情報として
の車両進行方向を含む誘導用のHUD表示画像用データ
を生成する。
【0029】このあとステップ108において、プロジ
ェクタ選択部36が、HUD表示画像用データ中の車両
進行方向に基づき、進行方向が右方向のときはHUDプ
ロジェクタ14Aを作動させるHUDプロジェクタ制御
部15Aを選択し、進行方向が左方向のときはHUDプ
ロジェクタ14Bを作動させるHUDプロジェクタ制御
部15Bを選択して、HUD表示画像用データを送出す
る。そして、ステップ109で、HUDプロジェクタ1
4Aまたは14Bが制御され、誘導表示としてのHUD
表示Zが行なわれる。
【0030】2個のHUDプロジェクタ14A、14B
は図6に示すように、ウインドシールド3に向けてイン
ストルメントパネルに左右方向に並べて設置され、左側
のHUDプロジェクタ14Bにより表示されるHUD表
示像ZBは車両前方で運転者の正面A−B線より左側に
ずれたD位置になり、右側のHUDプロジェクタ14A
により表示されるHUD表示像ZAは車両前方で運転者
の正面A−B線より右側にずれたE位置になるように設
定されている。こうして、左折指示の場合を例にとれ
ば、運転者には、図7に示すように、HUD表示像ZB
が、前景Wに重畳して観察される。
【0031】このあと、ステップ103に戻り、車両走
行の進行にしたがって上記の各ステップが繰り返され
る。ステップ103〜105が発明の自車位置検出手段
を、ステップ101、102、および106が経路情報
検出手段をそれぞれ構成している。そして、ステップ1
07、108がヘッドアップディスプレー制御手段を構
成、またHUDプロジェクタ14A、14Bが発明のヘ
ッドアップディスプレープロジェクタに該当する。
【0032】以上のように、この実施例によれば、運転
者は自分が見ている前景に合った左折あるいは右折のH
UD誘導指示が運転者正面から左右にオフセットして前
景内の対応する側に表示されるから、まず、HUD表示
像が前景視認を妨げることがない。そして、HUD表示
像が左側あるいは右側に表示された瞬間に、まず周辺視
によりその表示の存在を認識でき、しかも左折の場合の
HUD表示像は右折の場合のHUD表示像は右側に表示
されるから、その表示と前景交差点を見比べたとき紛ら
わしさや違和感がなく、素早く次の交差点での曲がり方
向が判断できる。さらに、次の交差点に近づく間、すで
に周辺視により当該交差点での必要動作が判断できてい
るので、運転者は周辺状況に余裕があるときに落ち着い
て交差点形状その他のHUD表示の詳細や他の手段で提
供されるデータ等を読むことができる。
【0033】なお、経路情報として進行方向の表示に際
しては、さらに前景の影になっていて見えない進行経路
まで表示することもできる。これによれば、前景Wによ
って交差点が運転者から確認できない状態においても、
その交差点の位置を把握できるので、運転者に前方交差
点を左折あるいは右折後の運転操作を準備させることが
できる。
【0034】なお、HUDプロジェクタ14A、14B
として、表示体からの出射光を凹面鏡とレンズを介して
ウインドシールドに投影するものを示したが、このほ
か、ウインドシールドに直接対向する発光素子面を備え
るものや、あるいは、スキャニング機構を備えたレーザ
ヘッドによるレーザービームを用いるものなどが適宜使
用できる。
【0035】次に図8は、本発明の第2の実施例を示
す。これは、誘導表示としてのHUD表示像とその表示
位置を右左折する目標交差点との距離に応じて変化させ
るようにしたものである。この実施例においては、第1
の実施例における中央演算装置13のかわりに中央演算
装置13’が設けられるとともに、HUDプロジェクタ
14A、14Bのかわりに、1個のHUDプロジェクタ
14CがHUDプロジェクタ制御部15Cによって制御
される。
【0036】中央演算装置13’は、自車位置検出部3
3、経路検索部34、車両前方道路推定部35、誘導表
示データ算出部36’、そして表示位置選定部38から
構成されている。自車位置検出部33は、GPS用アン
テナ23、サインポスト用アンテナ25、車輪速センサ
27およびジャイロセンサ29よりの入力と、地図デー
タ記憶装置22からの地図データを基に自車位置を算出
し、これらは全体としてナビゲーションシステムを形成
している。
【0037】経路検索部34は、機能選択スイッチ20
と目的地設定部21からの入力情報と、地図データ記憶
装置22のデータを基に、車両走行誘導用の経路を検索
する。車両前方道路推定部35は、検索された車両走行
誘導用の経路と自車位置と地図データ記憶装置22のデ
ータを基に車両前方の道路と誘導すべき道路との交点お
よび車両進行方向を算出する。表示位置選定部38は、
この算出結果に基づいて、すなわち交差点までの距離に
対応したHUD表示像Zの表示位置を選定する。そし
て、誘導表示データ算出部36’が、選定された表示位
置に対応して、車両進行方向あるいは車両進行方向と道
路形状とを含むHUD表示画像用データを生成して、こ
の画像データをHUDプロジェクタ制御部15Cへ送出
する。
【0038】HUDプロジェクタ14Cは、 図9に示
すように、左右方向に延びた表示光出射面を備え、誘導
表示データ算出部36’からHUDプロジェクタ制御部
15Cに受けたHUD表示画像用データに基づき上記選
定された表示位置、例えばD’、Dあるいは正面のC位
置にHUD表示像Zを表示する。その他の構成は、図3
に示された第1の実施例と同じである。
【0039】次に、図11のフローチャートにより、本
実施例の制御動作を説明する。ステップ201〜206
は、第1実施例における図5のフローチャートのステッ
プ101〜106と同じである。ステップ206で車両
前方の道路と誘導すべき道路との交点を求め、車両進行
方向を算出したあと、ステップ207において、表示位
置選定部38により、交差点までの距離に対応したHU
D表示像の表示位置を選定する。
【0040】ここでは、自車両から表示しようとする目
標交差点までの距離が大きいほど運転者正面から大きく
ずらせて、図9に例示するように、左折のときは左側
D’位置に、右折のときは同様に右側位置が選定され
る。そして目標交差点が近づくにつれて正面位置に寄っ
たD位置とし、さらに交差点近傍に至ると正面のC位置
が選定される。この選定位置は連続的に変化させること
ができ、あるいは段階的に設定するようにしてもよい。
【0041】そして、ステップ208において、誘導表
示データ算出部36’が、選定された表示位置に対応し
てHUD表示画像用データを生成し、この画像データを
HUDプロジェクタ制御部15Cへ送出する。この際、
目標交差点までの距離が大きい間、すなわちD’位置に
表示する表示像は、図11に示すように、矢示などによ
る進行方向表示のみとされ、D位置など所定距離に近づ
いてからは道路(交差点)形状と進行方向とを重ねた画
像とするHUD表示画像用データが生成される。さらに
正面C位置に表示する画像は、道路形状と進行方向を重
ねたうえ文字情報まで付加された詳細表示となる。また
HUDプロジェクタ制御部15Cは、照度センサ16に
より前景Wの明るさを判断し、HUD表示光Lが前景W
に対しコントラストを持つようにする。そして、ステッ
プ209で、上記HUD表示画像用データに基づいて、
HUDプロジェクタ14CによりHUD表示が行なわれ
る。
【0042】このあと、ステップ203に戻り、車両走
行の進行にしたがって上記の各ステップが繰り返され
る。この実施例では、ステップ203〜205が発明の
自車位置検出手段を、ステップ201、202、および
206が経路情報検出手段をそれぞれ構成している。そ
してステップ207、208がヘッドアップディスプレ
ー制御手段を構成し、またHUDプロジェクタ14Cが
発明のヘッドアップディスプレープロジェクタに該当す
る。
【0043】以上のように、この第2の実施例によれ
ば、運転者が見ている前景に合った左折あるいは右折の
誘導指示を示すHUD表示像が、まず運転者正面から左
右にオフセットして前景内の対応する側に表示されるか
ら、まず、HUD表示像が前景視認を妨げることがな
く、しかも、HUD表示像が左側あるいは右側に表示さ
れた瞬間に、まず周辺視によりその表示の存在を認識す
ることができ、前実施例と同じ効果を有する。そしてこ
の際、その周辺視表示は進行方向指示だけなので、煩わ
しさをまったく感じさせない。
【0044】さらに、HUD表示像が運転者周辺視野の
右側あるいは左側から次第に視野中心の正面方向へ移動
されてくるので、他の距離情報などを見なくても、HU
D表示像の位置変化によって目標交差点までの距離を自
然に認識することができる。同じく、交差点が近づくに
つれて道路形状を含んだ詳細表示が正面に表示されるか
ら、ウインドシールドを通して視認する実際の交差点と
HUD表示像とのマッチングが自然にかつ素早くできる
という効果を有する。
【0045】図12は、本発明の第3の実施例を示す。
これは、上述の第2の実施例に対して、さらに、目標交
差点までの距離が大きい場合でも運転者の意思に応じて
詳細表示が見られるようにしたものである。すなわちこ
の実施例では、ステアリングスイッチとして構成される
機能選択スイッチ20’が、HUDプロジェクタ制御部
15Cに接続されるとともに、詳細表示選択機能をも有
して表示位置選定部38’に接続され、詳細表示選択の
ON、OFF指令が表示位置選定部38’に入力される
ようになっている。その他の構成は図8に示された第2
の実施例と同じである。
【0046】次に、図13のフローチャートにより、本
実施例の制御動作を説明する。ステップ201からステ
ップ206は図10に示された第2の実施例のものと同
じである。ステップ206で自車前方の道路と誘導すべ
き道路を比較してその交点を求め、車両進行方向を算出
したあと、ステップ307Aにおいて、機能選択スイッ
チ20’における詳細表示選択の有無の状態が表示位置
選定部38’に読み込まれる。このあとステップ307
Bで、表示位置選定部38’により、交差点までの距離
および機能選択スイッチ20’の状態に対応したHUD
表示像の表示位置が選定される。
【0047】ここでは、まず機能選択スイッチ20’か
ら詳細表示選択のON指令がない状態では、前実施例と
同じく、自車両から表示しようとする目標交差点までの
距離が大きいほど運転者正面から大きくずらせて、例え
ば図14のD’位置が選定される。そして、目標交差点
が近づくにつれて正面位置に寄るように選定される。一
方、機能選択スイッチ20’から詳細表示選択のON指
令が入力されている場合には、自車両から交差点までの
距離に関係なく、正面のC位置が選定される。
【0048】そしてステップ208において、誘導表示
データ算出部36’が、選定された表示位置に対応して
HUD表示画像用データを生成し、この画像データをH
UDプロジェクタ制御部15Cへ送出する。この際、目
標交差点までの距離が大きい間、すなわちD’位置に表
示する表示像Z1は、矢示などによる進行方向表示のみ
とされる。そして、前実施例と同様に所定距離に近づい
た途中段階を経て、正面C位置に表示する表示像Z2に
は、道路(交差点)形状と進行方向とを重ね文字情報ま
で付加された詳細表示画像とするHUD表示画像用デー
タが生成される。
【0049】ここで機能選択スイッチ20’で詳細表示
選択がONされたときには、上記のように表示位置とし
て強制的に正面のC位置が選定されるから、生成される
HUD表示画像用データも詳細表示のものとなる。な
お、機能選択スイッチ20’による詳細表示選択がおこ
なわれたあと、これがOFFされたときは、通常の処理
にしたがい目標交差点までの距離に対応した位置に表示
されるべきHUD表示画像用データが生成される。この
ステップ208以降の処理も前実施例と同じである。
【0050】この実施例は以上のように構成され、通常
はまず左右にオフセットした位置に簡単なHUD表示像
が前景視認を妨げることなく表示され、目標交差点に近
づくにつれ次第に正面方向へ移動されるとともに道路形
状を含んだ詳細表示が行なわれる。これに加えて、とく
にステアリングスイッチとして構成される機能選択スイ
ッチ20’に詳細表示選択機能をもたせ、詳細表示を選
択することにより正面に詳細画像を表示させるようにし
たので、運転中、上記スイッチを操作するだけで前方交
差点までの距離に関係なく当該交差点に関する詳細なH
UD表示を随時得ることができ、しかも横方向に視線を
長く留める必要なく正面で余裕を持って内容を視認する
ことができる。これにより、前述の第2の実施例の効果
に加えて、目標交差点近傍に至るまで待つことなく、希
望するとき素早く右折・左折すべき交差点情報を知るこ
とができ、不安なく運転することができるという効果を
有する。
【0051】図15は、本発明の第4の実施例を示す。
これは、上述の第3の実施例がステアリングスイッチの
機能選択スイッチにより詳細表示選択を行なうのに対し
て、運転者の視線によって詳細表示切り替えを行なうよ
うにしたものである。すなわちこの第4の実施例では、
赤外光源46A、46B、赤外カメラ47および視線方
向計測装置45が付加され、視線方向計測装置45の出
力が表示位置選定部38”に入力されるようになってい
る。赤外光源、赤外カメラは、図16に示されるよう
に、運転者顔部に向けてインストルメントパネル2内に
設置され、赤外光源46A、46Bは位置を異ならせた
2個が設けられ、それらからの赤外線が運転者8のアイ
レンジ全域を照射するようになっている。
【0052】赤外カメラ47により撮像される画像に
は、運転者の眼球の角膜反射像と網膜反射像とが重畳し
て得られる。視線方向計測装置45は、これら角膜反射
像と網膜反射像の座標値を画像処理することにより運転
者の視線方向Sを算出して、これを出力とする。その他
の構成は図8に示された第2の実施例と同じである。な
お、上記視線方向計測装置45は中央演算装置13’内
に組み込むこともできる。
【0053】次に、図17のフローチャートにより、本
実施例の制御動作を説明する。ステップ201からステ
ップ206は図10に示された第2の実施例のものと同
じである。ステップ206で自車前方の道路と誘導すべ
き道路を比較してその交点を求め、車両進行方向を算出
したあと、ステップ407Aにおいて、視線方向計測装
置45からの視線方向が表示位置選定部38”に読み込
まれる。このあとステップ407Bで、表示位置選定部
38”により、交差点までの距離および視線方向に対応
したHUD表示像の表示位置が選定される。
【0054】ここでは、まず視線方向計測装置からの視
線方向SがHUD表示像Zの表示位置と一致しているか
どうかがチェックされる。新たにHUD表示像を表示し
ようとするところでまだ表示がされていないときを含め
て、両者が一致していない場合には、第2の実施例と同
じく、自車両から表示しようとする目標交差点までの距
離が大きいほど運転者正面から大きくずらせて、例えば
図18のD’位置が選定される。そして、目標交差点が
近づくにつれて正面位置に寄るように選定される。この
選定された表示位置が誘導表示データ算出部36’へ送
られる。
【0055】一方、HUD表示像の表示が開始されたあ
とにおいて、図16に示されるように、視線方向計測装
置45で得られた視線方向SがHUDプロジェクタ14
Cからの表示光Lで形成されるHUD表示像Zの表示位
置と一致しているときには、これが視線スイッチとして
働き、自車両から交差点までの距離に関係なく、正面の
C位置が選定される。このあとステップ208において
は、誘導表示データ算出部36’が、選定された表示位
置に対応してHUD表示画像用データを生成し、この画
像データをHUDプロジェクタ制御部15Cへ送出す
る。
【0056】これにより、図18に示されるように、目
標交差点までの距離が大きい間、例えばD’位置に簡単
な矢示などによる進行方向のみの表示像Z1が表示され
るが、運転者がその表示を注視して表示位置と視線方向
とが一致すると、表示位置が正面C位置に変更され、道
路形状と進行方向とを重ね文字情報まで付加された詳細
なHUD表示像Z2が表示される。このあと、運転者の
視線が正面C位置の表示から離れると、通常の処理にし
たがい再び目標交差点までの距離に対応した位置に、そ
の距離に応じた内容のHUD表示が行なわれる。このス
テップ208以降の処理も第2の実施例と同じである。
【0057】この実施例は以上のように構成され、通常
はまず左右にオフセットした位置に簡単なHUD表示像
が前景視認を妨げることなく表示され、目標交差点に近
づくにつれ次第に正面方向へ移動されるとともに道路形
状を含んだ詳細表示が行なわれる。そして、とくに視線
方向計測装置を備えて、運転者の視線方向と表示位置が
一致するときには正面に詳細画像を表示させるようにし
たので、オフセットした位置に簡単に表示された内容の
詳細を知りたいときは、随時その表示位置へ視線を向け
るだけで目標交差点等に関する詳細なHUD表示を得る
ことができる。これにより、前実施例と同様に、目標交
差点近傍に至るまで待つことなく、希望するとき素早く
右折・左折すべき交差点情報を知ることができ、不安な
く運転することができるという効果を有し、しかもなん
らのスイッチ等を操作する必要もないから一層運転者に
余裕を与えることができるメリットがある。
【0058】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、自車位置検出
手段と経路情報検出手段を備えて検出した車両前方道路
に関する経路情報に基づいてヘッドアップディスプレー
で誘導表示する車両用経路誘導装置において、プロジェ
クタ制御手段により、誘導表示の表示位置を進行方向に
対応させて、右折の場合には運転者正面から右側にずら
せ、左折の場合には左側にずらせた位置に表示させるよ
うにしたから、まず周辺視によりその表示の存在を認識
でき、しかも誘導表示が運転者正面から左右にオフセッ
トして前景内の対応する側に表示されるので、表示像が
前景視認を妨げることがなく煩わしさが防止され、違和
感なく、素早く次の交差点での曲がり方向が判断できる
という効果を有する。したがって、次の交差点に近づく
間、すでに当該交差点での必要動作が判断できているの
で、運転者は周辺状況に余裕があるときに落ち着いて交
差点形状その他のHUD表示の詳細や他の手段で提供さ
れるデータ等を読むこともできる。
【0059】また、誘導表示の表示位置を進行方向に対
応させるとともに目標交差点までの距離に応じて上記の
右側あるいは左側へのずれ量を変化させ、目標交差点近
傍において運転者正面位置に表示させるようにした場合
には、上記と同様に誘導表示がまず周辺視によりその表
示の存在を認識できるとともに、さらに、目標交差点に
近づくにしたがって誘導表示が運転者周辺視野の右側あ
るいは左側から次第に視野中心の正面方向へ移動されて
くるので、目標交差点までの距離を自然に認識すること
ができるという効果を有する。
【0060】さらに、プロジェクタ制御手段が上記目標
交差点までの距離に対応して変化する表示位置に応じ
て、その表示位置のずれ量が所定値以上のときは進行方
向のみの画像データを出力し、ずれ量が所定値より小さ
いときは進行方向と道路形状を含む画像データを出力す
ることにより、目標交差点の相当距離手前から誘導表示
を行なっても煩わしさを感じさせず、交差点近傍になる
と道路形状を含んだ表示が正面位置になされて、ウイン
ドシールドを通して視認する実際の交差点と誘導表示と
のマッチングが自然に素早くできるという効果が得られ
る。
【0061】そしてさらに、プロジェクタ制御手段が表
示位置選定部で選定される表示位置を強制的に運転者正
面位置に切り替える切り替え手段を含み、誘導表示デー
タ算出部は、強制的に切り替えられた運転者正面位置に
対応して進行方向と道路形状を含む詳細表示を得る画像
データを出力することにより、交差点近傍に至るまで待
たなくても詳細なHUD表示を必要時随時得ることがで
きる。この際ステアリング部に設けられた機能選択スイ
ッチの操作により切り替えるものとすれば、簡単な手元
操作で行なえる。また、運転者の視線方向を計測し、視
線方向が誘導表示の表示位置と一致するとき切り替える
ものとすれば、表示に視線を向けるだけで正面に詳細表
示が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の構成を示すブロック図である。
【図3】発明の第1の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】HUDプロジェクタの構造を示す図である。
【図5】実施例における制御動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図6】HUDプロジェクタの配置と表示位置を説明す
る図である。
【図7】HUDプロジェクタによる表示例を示す図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図9】第2の実施例におけるHUDプロジェクタの配
置と表示位置を説明する図である。
【図10】第2の実施例における制御動作の流れを示す
フローチャートである。
【図11】表示位置に対応した表示内容の例を示す図で
ある。
【図12】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック
図である。
【図13】第3の実施例における制御動作の流れを示す
フローチャートである。
【図14】HUD表示の切り替え例を示す説明図であ
る。
【図15】本発明の第4の実施例の構成を示すブロック
図である。
【図16】視線方向計測手段のレイアウトを示す説明図
である。
【図17】第4の実施例における制御動作の流れを示す
フローチャートである。
【図18】HUD表示の切り替え例を示す説明図であ
る。
【図19】従来例を示すブロック図である。
【図20】従来例の全体レイアウトを示す図である。
【図21】従来例における制御動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図22】従来例におけるHUDプロジェクタの配置と
表示位置を説明する図である。
【図23】従来例におけるHUD表示例を示す図であ
る。
【図24】従来例におけるHUD表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 インストルメントパネル 3 ウインドシールド 4 コンバイナ 8 運転者 13、13’ 中央演算装置 14、14A、14B、14C HUDプロジェク
タ 15、15A、15B、15C HUDプロジェク
タ制御部 16 照度センサ 20、20’ 機能選択スイッチ 21 目的地設定部 22 地図データ記憶装置 23 GPS用アンテナ 24 位置計測用衛星 25 サインポスト用アンテナ 26 サインポスト 27 車輪速センサ 29 ジャイロセンサ 33 自車位置検出部 34 経路検索部 35 車両前方道路推定部 36、36’ 誘導表示データ算出部 37 プロジェクタ選択部 38、38’、38” 表示位置選定部 41 表示体 42 バックライト光源 43 凹面鏡 44 レンズ 45 視線方向計測装置 46A、46B 赤外光源 47 赤外カメラ 51 自車位置検出手段 52 経路情報検出手段 53、53’ プロジェクタ制御手段 54、54’ ヘッドアップディスプレープロジェ
クタ L 表示光 S 視線方向 W 前景 Z、ZQ HUD表示像

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行エリアにおける自車位置を検出する
    自車位置検出手段と、誘導すべき経路への右または左へ
    の進行方向を含む車両前方道路に関する経路情報を検出
    する経路情報検出手段と、表示画像用データを供給され
    て誘導表示を行なうヘッドアップディスプレープロジェ
    クタと、前記経路情報に基づき表示画像用データを生成
    するとともに、前記ヘッドアップディスプレープロジェ
    クタによる表示を制御するプロジェクタ制御手段とを有
    し、該プロジェクタ制御手段は、前記誘導表示の表示位
    置を前記進行方向に対応させて運転者正面から右側また
    は左側にずらせた位置とするように制御するものである
    ことを特徴とする車両用経路誘導装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドアップディスプレープロジェ
    クタが、運転者正面から右側および左側にずらせた位置
    に表示を行なう2個のプロジェクタからなり、前記プロ
    ジェクタ制御手段は、経路情報に基づき表示画像用デー
    タを生成する誘導表示データ算出部と、前記経路情報に
    含まれる進行方向に応じて前記2個のプロジェクタのう
    ちの1を選択するプロジェクタ選択部とからなり、選択
    したプロジェクタに前記誘導表示を表示させるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用経路誘導装
    置。
  3. 【請求項3】 走行エリアにおける自車位置を検出する
    自車位置検出手段と、誘導すべき経路への右または左へ
    の進行方向を含む車両前方道路に関する経路情報を検出
    する経路情報検出手段と、表示画像用データを供給され
    て誘導表示を行なうヘッドアップディスプレープロジェ
    クタと、前記経路情報に基づき表示画像用データを生成
    するとともに、前記ヘッドアップディスプレープロジェ
    クタによる表示を制御するプロジェクタ制御手段とを有
    し、該プロジェクタ制御手段は、前記誘導表示の表示位
    置を前記進行方向に対応しかつ右または左へ進行すべき
    目標交差点までの距離に応じた量だけ運転者正面から右
    側または左側にずらせた位置とし、当該目標交差点近傍
    において運転者正面位置に表示させるように制御するも
    のであることを特徴とする車両用経路誘導装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドアップディスプレープロジェ
    クタは表示位置可変に構成され、前記プロジェクタ制御
    手段は、経路情報に基づき表示画像用データを生成する
    誘導表示データ算出部と、前記経路情報に含まれる進行
    方向および目標交差点までの距離に応じて表示位置を選
    定する表示位置選定部とからなり、選定した位置に前記
    誘導表示を表示させるものであることを特徴とする請求
    項3記載の車両用経路誘導装置。
  5. 【請求項5】 誘導表示データ算出部は、前記表示位置
    選定部で選定された表示位置に応じて、該表示位置の運
    転者正面よりのずれ量が所定値以上のときは前記進行方
    向のみの表示を得る画像データを出力し、ずれ量が所定
    値より小さいときは前記進行方向と道路形状を含む表示
    を得る画像データを出力するものであることを特徴とす
    る請求項4記載の車両用経路誘導装置。
  6. 【請求項6】 前記プロジェクタ制御手段は前記表示位
    置選定部で選定される表示位置を強制的に運転者正面位
    置に切り替える切り替え手段を含み、前記誘導表示デー
    タ算出部は、強制的に切り替えられた運転者正面位置に
    対応して進行方向と道路形状を含む詳細表示を得る画像
    データを出力するものであることを特徴とする請求項4
    または5記載の車両用経路誘導装置。
  7. 【請求項7】 前記切り替え手段は、ステアリング部に
    設けられた機能選択スイッチを備え、該機能選択スイッ
    チの操作により前記切り替えを行なうものであることを
    特徴とする請求項6記載の車両用経路誘導装置。
  8. 【請求項8】 前記切り替え手段は、運転者の視線方向
    を計測する手段を備え、前記視線方向が前記誘導表示の
    表示位置と一致するとき前記切り替えを行なうものであ
    ることを特徴とする請求項6記載の車両用経路誘導装
    置。
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