JPH0883324A - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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Publication number
JPH0883324A
JPH0883324A JP6220162A JP22016294A JPH0883324A JP H0883324 A JPH0883324 A JP H0883324A JP 6220162 A JP6220162 A JP 6220162A JP 22016294 A JP22016294 A JP 22016294A JP H0883324 A JPH0883324 A JP H0883324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
card
recording layer
heat energy
print
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6220162A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Sueki
信之 末木
Hiroyoshi Sekine
弘義 関根
Masahito Namiki
雅人 並木
Yasushi Mochizuki
裕史 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0883324A publication Critical patent/JPH0883324A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の印字が所定の時期に消色するカード処
理装置を実現する。 【構成】 印字部101は、本発明のカード処理装置に
おける、選択された印加条件に従ってカードに印字記録
を行なう印字手段である。また制御部102は、本発明
のカード処理装置における、複数の熱エネルギーの印加
条件を記憶する記憶手段および前記複数の印加条件のう
ちからあらかじめ設定された判定条件に従って印加条件
を選択する選択手段を備えている。また電源103は、
制御部102等を実際に駆動するための電源である。ま
た機構部104は、本発明のカード処理装置における、
実際にカードに印字動作を行なうために機械的な動作を
司る部位であることは言うまでもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の印字が所定の時
期に消色するカード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カードに印字をおこなう場合、印
字の内容は半永久的に残るものであり、発色媒体の開発
も印字状態がいつまでも変化しないということを重点に
おこなわれてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
に伝えるためにカードに印字を行なう情報の中には、半
永久的に残す必要がないものも多く存在する。
【0004】例えば、カード処理中にエラーが起こった
ときに印字するエラーメッセージは、数時間後に消えて
しまっても構わない。
【0005】また、カードの期限が間近になったときな
どに、期限までの日数を印字するならばその内容は24時
間以内に消えなければならない。
【0006】しかしながら、従来の印字は、ただ単に印
字がいつかは消色することはできても、本当に必要な印
字が必要な時に消えるとは限らないという問題があっ
た。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたもので、その目的は、所定の印字が所定の時
期に消色するカード処理装置を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカード処理装置
は、熱エネルギーの印加条件に依存して印字状態を所定
期間保持する第1の記録層と、前記第1の記録層よりも
保持期間の短い第2の記録層とを積層してなるカードに
対して熱エネルギを印加して情報を印字する印字手段
と、複数の熱エネルギーの印加条件を記憶する記憶手段
と、前記情報が前記第1の記録層に記録すべきか前記第
2の記録層に記録すべきかを判断する判断手段と、前記
判断手段の判断結果に基づいて前記印字手段を駆動する
制御手段と、を具備することを特徴とするカード処理装
置。
【0009】また、熱エネルギーの印加条件に依存して
長期間の保有性の印字と短時間の保有性の印字とを選択
的に感熱発色可能なカードと、複数の熱エネルギーの印
加条件を記憶する記憶手段と、前記複数の印加条件のう
ちから、あらかじめ設定された判定条件に従って印加条
件を選択する選択手段と、前記選択された印加条件に従
って前記カードに印字記録を行なう印字手段とを具備し
て、前記設定された判定条件に従って前記印字の保有時
間を長期間の場合と短期間の場合から選択して前記カー
ドに印字することを特徴としている。
【0010】また、熱エネルギーの印加条件に依存して
長期間の保有性の印字と短時間の保有性の印字とを選択
的に感熱発色可能なカードと、複数の熱エネルギーの印
加条件を記憶する記憶手段と、前記複数の印加条件のう
ちから、あらかじめ設定された判定条件に従って印加条
件を選択する手段と、前記選択された印加条件に従って
前記カードに印字記録を行なう印字手段とを具備して、
前記設定された判定条件に従って前記印字の保有時間を
長期間の場合と短期間の場合から選択して前記カードに
印字することを特徴としている。
【0011】
【作用】カードの印字に発色媒体として現在使われてい
るロイコの発色濃度と時間との関係は図1のようにな
る。
【0012】近年媒体の開発が進み、非常に長い時間濃
度が変わらず印字状態が変化しないものがある一方、数
日あるいは数時間後には濃度が薄くなり印字がほとんど
見えない状態になるものもある。
【0013】そこで、従来から利用されている印字状態
が変化しない発色媒体1と、時間とともに消えてしまう
発色媒体2を塗布する。
【0014】そして発色媒体1と媒体2を使い分けて印
字することで、所定の印字が所定の時期に消色するカー
ド処理装置を実現することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るカード処理装置の実施例
を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】カードの印字に発色媒体として現在使われ
ているロイコの発色濃度と時間との関係は図1のように
なる。
【0017】近年、媒体(インキ、印刷用紙等)の開発
が進んで、非常に長い時間濃度が変わらず印字状態が変
化しないものがある一方、数日あるいは数時間後には濃
度が薄くなり印字がほとんど見えない状態になるものも
ある。
【0018】従来から利用されている印字状態が変化し
ない発色媒体1と、時間とともに消えてしまう発色媒体
2とを、図2のように一つのカードの基体上3に重ねて
塗布する。
【0019】図3に示すように、発色媒体1と発色媒体
2は発色温度が違うため、図2のカードでは発色媒体1
と媒体2を使い分けて印字することができる。
【0020】図4は、このカード処理装置の構成の概要
を示す図である。
【0021】この装置は、印字を行なう印字部101
と、印字条件を設定して印字部101を制御しつつ駆動
する制御部102と制御部102等に駆動電源電圧を供
給する電源103と、搬送部・挿入部・排出口を備えた
機構部104とからその主要部が形成されている。
【0022】ここで、印字部101は、本発明のカード
処理装置における、選択された印加条件に従ってカード
に印字記録を行なう印字手段である。
【0023】また制御部102は、本発明のカード処理
装置における、複数の熱エネルギーの印加条件を記憶す
る記憶手段および前記複数の印加条件のうちからあらか
じめ設定された判定条件に従って印加条件を選択する選
択手段を備えている。
【0024】また電源103は、制御部102等を実際
に駆動するための電源である。
【0025】また機構部104は、本発明のカード処理
装置における、実際にカードに印字動作を行なうために
機械的な動作を司る部位であることは言うまでもない。
【0026】このような本発明のカード処理装置を利用
した装置の具体的応用例を、次に示す。
【0027】(応用例1) 定期券発行・改札装置への応用 この装置で印字する定期券は、単なる定期券としての情
報の他にも利用者の誕生日や期限のでの日数なども印字
できるものである。
【0028】区間・期限・使用者など変わらない情報は
すべて発色媒体1で印字する。
【0029】エラーメッセージ・期限までの日数・誕生
日や記念日のお祝いのメッセージ・挨拶など、変化する
情報は発色媒体2で印字する。
【0030】つまり、定期券を発行するときの印字はす
べて発色媒体1で、改札機など所有者が使用中の印字は
発色媒体2で行なう。
【0031】このような発色媒体の使い分けは、例えば
予め情報ごとに属性として制御部102内に記憶させて
おく。この制御部102は、印字部101が情報を印字
する際に、印字すべき情報に応じて発色媒体1で印字す
るか発色媒体2で印字するかを判断しその結果に応じて
印字部101へのエネルギ供給を制御して印字部101
を駆動する。
【0032】つまり、期限の警告などの、時間によって
変更されるべき情報は可変情報として発色媒体2で印字
されるべき情報として扱う。
【0033】また利用者の名前などは不変情報として発
色媒体1で印字されるべき情報として扱う。
【0034】なお、このとき、発色媒体2の保持時間等
は、ある程度は図1,2に示した保持特性に従って制御
することができる。
【0035】この場合の印字動作のフローチャートを図
5に示す。
【0036】図5のステップ501(以下、これを「5
01」のように記述する)に示すように、まずカードの
磁気を読み取る。そしてエラーかどうかを502に示す
ように判別し、エラーならエラーメッセージを印字する
(503)。
【0037】続いて504で期限間近か否かを判定す
る。間近なら、その時の日時から算出して505に示す
ように「あと〜日です」といった情報を印字する。
【0038】この印字は、変化する情報であるから発色
媒体2で印字する。なお、利用者の名前など不変の情報
については発色媒体1で印字することは言うまでもな
い。
【0039】続いて、誕生日か否かを506で判定し、
そうであれば507でお祝いのメッセージを印字する。
【0040】続いて、508でその印字時が朝かどうか
を判定する。そうであれば「おはよう」といった挨拶を
印字する(509)。
【0041】そして終了(510)する。
【0042】(応用例2) プリペイドカード発行・使用状況記録装置への応用 定期券同様、度数・利用者の名前や性別などの不変情報
は発色媒体1で印字し、エラーメッセージ・残額・誕生
日や記念日などのお祝いのメッセージ・挨拶などの情報
は発色媒体2で印字する。この場合のフローチャートを
図6に示す。
【0043】図6の600に示すように、まずカードの
磁気を読み取る。そして残額を印字する(601)。
【0044】そしてエラーかどうかを602に示すよう
に判別し、エラーならエラーメッセージを印字する(6
03)。
【0045】続いて604で残額が少ないか否かを判定
する。
【0046】残額が少ないなら、その時の残額を605
に示すように「あと〜円です」といった情報として印字
する。
【0047】この印字は、変化する情報であるから発色
媒体2で印字する。
【0048】なお、利用者の名前など不変の情報につい
ては発色媒体1で印字することは言うまでもない。
【0049】続いて、誕生日やその他の記念日か否かを
606で判定し、そうであれば607でお祝いのメッセ
ージを印字する。
【0050】続いて、608でその印字時が朝かどうか
を判定する。そうであれば「おはよう」といった挨拶を
印字する(609)。
【0051】そして終了(610)する。
【0052】以上のように、本発明のカード処理装置に
よれば、従来の半永久的に残る印字では変化しない情報
のみしか印字できなかったものが、時間とともに消えて
しまう印字を用いることにより常に変化する情報も印字
することができ、従来より多様な印字が可能となる。
【0053】また、挨拶や天気情報、メモなども印字で
きるので、情報伝達の手段として利用価値が増大し、カ
ードがより身近なものとなることも期待できる。
【0054】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、所定の印字が所定の時期に消色するカー
ド処理装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印字濃度に関する経時変化を示す図である。
【図2】本発明に係るカード処理装置に用いられる、発
色媒体1、2が塗布されたカードの断面図である。
【図3】本発明に係るカード処理装置に用いられる発色
媒体1、2の温度と発色濃度との関係を示す図である。
【図4】本発明のカード処理装置の概要構成を示す図で
ある。
【図5】本発明のカード処理装置の第1の具体的応用例
の印字処理フローを示す図である。
【図6】本発明のカード処理装置の第2の具体的応用例
の印字処理フローを示す図である。
【符号の説明】
1………発色媒体 2………発色媒体 3………基体 101………印字部 102………制御部 103………電源 104………機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 裕史 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱エネルギーの印加条件に依存して印字
    状態を所定期間保持する第1の記録層と、前記第1の記
    録層よりも保持期間の短い第2の記録層とを積層してな
    るカードに対して熱エネルギを印加して情報を印字する
    印字手段と、 複数の熱エネルギーの印加条件を記憶する記憶手段と、 前記情報が前記第1の記録層に記録すべきか前記第2の
    記録層に記録すべきかを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果に基づいて前記印字手段を駆動
    する制御手段と、を具備することを特徴とするカード処
    理装置。
  2. 【請求項2】 熱エネルギーの印加条件に依存して長期
    間の保有性の印字と短時間の保有性の印字とを選択的に
    感熱発色可能なカードと、 複数の熱エネルギーの印加条件を記憶する記憶手段と、 前記複数の印加条件のうちから、あらかじめ設定された
    判定条件に従って印加条件を選択する選択手段と、 前記選択された印加条件に従って前記カードに印字記録
    を行なう印字手段とを具備して、前記設定された判定条
    件に従って前記印字の保有時間を長期間の場合と短期間
    の場合から選択して前記カードに印字するカード処理装
    置。
  3. 【請求項3】 熱エネルギーの印加条件に依存して長期
    間の保有性の印字と短時間の保有性の印字とを選択的に
    感熱発色可能なカードと、 複数の熱エネルギーの印加条件を記憶する記憶手段と、 前記複数の印加条件のうちから、あらかじめ設定された
    判定条件に従って印加条件を選択する手段と、 前記選択された印加条件に従って前記カードに印字記録
    を行なう印字手段とを具備して、前記設定された判定条
    件に従って前記印字の保有時間を長期間の場合と短期間
    の場合から選択して前記カードに印字するカード処理装
    置。
JP6220162A 1994-09-14 1994-09-14 カード処理装置 Withdrawn JPH0883324A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6220162A JPH0883324A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 カード処理装置

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JP6220162A JPH0883324A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 カード処理装置

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JPH0883324A true JPH0883324A (ja) 1996-03-26

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ID=16746863

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JP6220162A Withdrawn JPH0883324A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 カード処理装置

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JP (1) JPH0883324A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171908A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Sony Corp データ処理装置及び方法並びにプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171908A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Sony Corp データ処理装置及び方法並びにプログラム

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011120