JP2740448B2 - カードリーダライタ及びその表示消去方法 - Google Patents
カードリーダライタ及びその表示消去方法Info
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- JP2740448B2 JP2740448B2 JP5268755A JP26875593A JP2740448B2 JP 2740448 B2 JP2740448 B2 JP 2740448B2 JP 5268755 A JP5268755 A JP 5268755A JP 26875593 A JP26875593 A JP 26875593A JP 2740448 B2 JP2740448 B2 JP 2740448B2
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- Japan
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- card
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- thermoreversible
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可視表示領域が設けら
れ、表示、消去が可能なカード状媒体において、表示を
消去する装置、及びその方法に関する。
れ、表示、消去が可能なカード状媒体において、表示を
消去する装置、及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、磁気カードはわが国において既に
定着し、普及しているカードである。その用途は、決済
用メディアとして使用されることが多く、テレフォンカ
ードを初めとするプリペイドカードにも用いられ、その
用途は拡大している。そしてプリペイドカードにおい
て、カードを使用した後の残高はカードの磁気層に記録
されており、その残高を消費者に知らせていた。知らせ
る方法の一つとして、書き替え可能な記録表示部を有す
る熱可逆性磁気カード(以後、リライトカードとい
う。)が開発されている。
定着し、普及しているカードである。その用途は、決済
用メディアとして使用されることが多く、テレフォンカ
ードを初めとするプリペイドカードにも用いられ、その
用途は拡大している。そしてプリペイドカードにおい
て、カードを使用した後の残高はカードの磁気層に記録
されており、その残高を消費者に知らせていた。知らせ
る方法の一つとして、書き替え可能な記録表示部を有す
る熱可逆性磁気カード(以後、リライトカードとい
う。)が開発されている。
【0003】このリライトカードは、熱可逆性記録材料
を積層した印字面と磁気データの記録を行う磁気記録面
を有するカードであり、印字面に残高表示などの印字が
可能で、しかもこの残高表示を消去して再印字をするこ
とも可能とし、また磁気記録面での磁気データの読取
り、書き込みを行うようにしたものである。
を積層した印字面と磁気データの記録を行う磁気記録面
を有するカードであり、印字面に残高表示などの印字が
可能で、しかもこの残高表示を消去して再印字をするこ
とも可能とし、また磁気記録面での磁気データの読取
り、書き込みを行うようにしたものである。
【0004】図7は従来のリライトカードを示す上面図
である。図において、リライトカード1は、熱可逆性材
料による記録表示部2を有している。また、記録表示部
2の裏側には、図示せぬ磁気層が積層されている。
である。図において、リライトカード1は、熱可逆性材
料による記録表示部2を有している。また、記録表示部
2の裏側には、図示せぬ磁気層が積層されている。
【0005】記録表示部2に何も印字されていない、つ
まり透明状態の時は、熱可逆性材料中の有機低分子物質
の粒子が比較的大きな単結晶で構成されている。それ
故、熱可逆性記録材料中に入射した光は、結晶の界面を
通る回数が少なく、散乱されることなく透過して、熱可
逆性材料全体では透明に見える。一方、記録表示部2に
印字がされている、つまり白濁状態では、有機低分子物
質の粒子は多結晶で構成されている。それ故、熱可逆性
材料中に入射した光は、結晶の界面で何度も屈折し、散
乱され、熱可逆性材料全体では白濁して見える。
まり透明状態の時は、熱可逆性材料中の有機低分子物質
の粒子が比較的大きな単結晶で構成されている。それ
故、熱可逆性記録材料中に入射した光は、結晶の界面を
通る回数が少なく、散乱されることなく透過して、熱可
逆性材料全体では透明に見える。一方、記録表示部2に
印字がされている、つまり白濁状態では、有機低分子物
質の粒子は多結晶で構成されている。それ故、熱可逆性
材料中に入射した光は、結晶の界面で何度も屈折し、散
乱され、熱可逆性材料全体では白濁して見える。
【0006】リライトカード1の印字、消去には、リラ
イトカードリーダライタが使用される。そのうち印字に
はサーマルヘッドが使用されており、サーマルヘッドの
駆動時のエネルギーは記録表示部2の印字面を白濁させ
る温度になるように調整されている。また印字面の消去
には、熱スタンプが用いられている。熱スタンプは、記
録表示部2の印字面を透明にさせる温度に設計されてお
り、この熱スタンプを記録表示部2の印字面に押し付け
ることによって、印字面に書かれている文字などは消去
される。熱スタンプは、ソレノイドにより駆動され、リ
ライトカード1は搬送路上を搬送ローラにより搬送され
る。文字等の消去を行う場合は、ソレノイドを駆動し、
熱スタンプをリライトカード1上に押下することにより
行う。
イトカードリーダライタが使用される。そのうち印字に
はサーマルヘッドが使用されており、サーマルヘッドの
駆動時のエネルギーは記録表示部2の印字面を白濁させ
る温度になるように調整されている。また印字面の消去
には、熱スタンプが用いられている。熱スタンプは、記
録表示部2の印字面を透明にさせる温度に設計されてお
り、この熱スタンプを記録表示部2の印字面に押し付け
ることによって、印字面に書かれている文字などは消去
される。熱スタンプは、ソレノイドにより駆動され、リ
ライトカード1は搬送路上を搬送ローラにより搬送され
る。文字等の消去を行う場合は、ソレノイドを駆動し、
熱スタンプをリライトカード1上に押下することにより
行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のリライトカード
リーダライタにあっては、1個の熱スタンプが1回の押
下で印字を消去しているので、熱スタンプのスタンプ面
より大きい面積の記録表示部を有するリライトカードの
印字を消去する場合は、これを全て消去することができ
ず、リライトカードリーダライタで印字消去のできるリ
ライトカードが限定されてしまうという問題点があっ
た。
リーダライタにあっては、1個の熱スタンプが1回の押
下で印字を消去しているので、熱スタンプのスタンプ面
より大きい面積の記録表示部を有するリライトカードの
印字を消去する場合は、これを全て消去することができ
ず、リライトカードリーダライタで印字消去のできるリ
ライトカードが限定されてしまうという問題点があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のカードリーダライタにおいては、カードの
書込み読取り領域に記憶した記録表示部の大きさのデー
タを読取り、読み取ったデータに応じてカードの搬送量
と消去回数とを制御する制御部を設けた。
に、本発明のカードリーダライタにおいては、カードの
書込み読取り領域に記憶した記録表示部の大きさのデー
タを読取り、読み取ったデータに応じてカードの搬送量
と消去回数とを制御する制御部を設けた。
【0009】
【作用】上記のように構成されたカードリーダライタに
カードを表示消去の指示をして挿入すると、制御部がカ
ードの書込み読取り領域に記憶した記録表示部の大きさ
のデータを読取り、記録表示部の表示を一回で消去でき
るか否かを判定し、一回で消去できないと判定されれ
ば、カードを一定量搬送し、一回分の表示を消去し、カ
ードを一定量搬送した後に残りの表示を消去する。
カードを表示消去の指示をして挿入すると、制御部がカ
ードの書込み読取り領域に記憶した記録表示部の大きさ
のデータを読取り、記録表示部の表示を一回で消去でき
るか否かを判定し、一回で消去できないと判定されれ
ば、カードを一定量搬送し、一回分の表示を消去し、カ
ードを一定量搬送した後に残りの表示を消去する。
【0010】従って本発明によれば、どのような大きさ
の記録表示部を有するカードであっても、その表示を全
て消去することが可能となる。
の記録表示部を有するカードであっても、その表示を全
て消去することが可能となる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号を
付す。図1は本発明の第一実施例を示す概略側面図、図
2は熱スタンプの内部を示す斜視図である。
説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号を
付す。図1は本発明の第一実施例を示す概略側面図、図
2は熱スタンプの内部を示す斜視図である。
【0012】図1において、リライトカードリーダライ
タ11は、印字部12、消去部13、スタッカ14から
成る。印字部12内の搬送路15上には一対のローラ1
5a、15b、磁気ヘッド16、サーマルヘッド17が
配設されている。磁気ヘッド16は、リライトカードの
磁気層に記憶されているデータの読取り、新しいデータ
の書き込み、消去を行っている。サーマルヘッド17
は、リライトカードの記録表示部に印字を行う。また、
印字部12の上部には、リライトカードリーダライタ1
の制御を行う基板18が取り付けられている。
タ11は、印字部12、消去部13、スタッカ14から
成る。印字部12内の搬送路15上には一対のローラ1
5a、15b、磁気ヘッド16、サーマルヘッド17が
配設されている。磁気ヘッド16は、リライトカードの
磁気層に記憶されているデータの読取り、新しいデータ
の書き込み、消去を行っている。サーマルヘッド17
は、リライトカードの記録表示部に印字を行う。また、
印字部12の上部には、リライトカードリーダライタ1
の制御を行う基板18が取り付けられている。
【0013】消去部13は、熱スタンプ19とシートガ
イド20とを有している。熱スタンプ19は、ソレノイ
ド21により矢印A−A´方向に移動可能で、シートガ
イド20上に搬送されたリライトカードの記録表示部に
圧接することにより、その印字を消去する。スタッカ1
4は、消去部13で記録表示部の印字を消去されたリラ
イトカードを積層、収納する。
イド20とを有している。熱スタンプ19は、ソレノイ
ド21により矢印A−A´方向に移動可能で、シートガ
イド20上に搬送されたリライトカードの記録表示部に
圧接することにより、その印字を消去する。スタッカ1
4は、消去部13で記録表示部の印字を消去されたリラ
イトカードを積層、収納する。
【0014】図2において、熱スタンプ19の底部に
は、スタンプ板22、ベース23、絶縁体24が順に積
層されている。絶縁体24の上面には、電極25、2
6、27と4個の発熱体28a、28b、28c、28
dが備え付けられている。この絶縁体24上には、図示
せぬ印刷配線パターンが設けられており、電極25と発
熱体28a、28bとを電気的に接続している。また、
同じように電極26と発熱体28c、28dも印刷配線
パターンによって電気的に接続されている。さらに、電
極25と26には、コード19aが接続されている。
は、スタンプ板22、ベース23、絶縁体24が順に積
層されている。絶縁体24の上面には、電極25、2
6、27と4個の発熱体28a、28b、28c、28
dが備え付けられている。この絶縁体24上には、図示
せぬ印刷配線パターンが設けられており、電極25と発
熱体28a、28bとを電気的に接続している。また、
同じように電極26と発熱体28c、28dも印刷配線
パターンによって電気的に接続されている。さらに、電
極25と26には、コード19aが接続されている。
【0015】ここで、コード19aの矢印C方向から電
流を流すと、電流は、電極25、発熱体28aと28
b、電極27、発熱体28cと28d、電極26からコ
ード19cを矢印C´方向へと順に流れる。このように
コード19cに通電することにより、発熱体28a、2
8b、28c、28dが発熱する。発熱体28の熱は、
絶縁体24とベース23とを介してスタンプ板22に伝
わる。
流を流すと、電流は、電極25、発熱体28aと28
b、電極27、発熱体28cと28d、電極26からコ
ード19cを矢印C´方向へと順に流れる。このように
コード19cに通電することにより、発熱体28a、2
8b、28c、28dが発熱する。発熱体28の熱は、
絶縁体24とベース23とを介してスタンプ板22に伝
わる。
【0016】図1において、リライトカードリーダライ
タの記録表示部に印字を行う際は、挿入排出口15cか
らリライトカードを挿入する。リライトカードはローラ
15aによって矢印B方向に搬送され、磁気ヘッド16
によって、磁気層に記憶されたデータを読み取られる。
このとき必要であれば、新しいデータの書き込みや消去
が行われる。次にリライトカードは、サーマルヘッド1
7とプラテン17aとの間に挟まれ、サーマルヘッド1
7によって記録表示部に印字がされる。印字終了後、リ
ライトカードは、ローラ15a、15bにより矢印B´
方向に搬送され、挿入排出口15cから排出される。
タの記録表示部に印字を行う際は、挿入排出口15cか
らリライトカードを挿入する。リライトカードはローラ
15aによって矢印B方向に搬送され、磁気ヘッド16
によって、磁気層に記憶されたデータを読み取られる。
このとき必要であれば、新しいデータの書き込みや消去
が行われる。次にリライトカードは、サーマルヘッド1
7とプラテン17aとの間に挟まれ、サーマルヘッド1
7によって記録表示部に印字がされる。印字終了後、リ
ライトカードは、ローラ15a、15bにより矢印B´
方向に搬送され、挿入排出口15cから排出される。
【0017】リライトカードリーダライタの記録表示部
の印字を消去する際は、同じように挿入排出口15cか
らリライトカードを挿入する。リライトカードはローラ
15aによって矢印B方向に搬送され、磁気ヘッド16
によって、磁気層に記憶されたデータを読み取られる。
このとき必要であれば、新しいデータの書き込みや消去
が行われる。
の印字を消去する際は、同じように挿入排出口15cか
らリライトカードを挿入する。リライトカードはローラ
15aによって矢印B方向に搬送され、磁気ヘッド16
によって、磁気層に記憶されたデータを読み取られる。
このとき必要であれば、新しいデータの書き込みや消去
が行われる。
【0018】次にリライトカードはローラ15bにより
さらに矢印B方向に搬送され、消去部13内のシートガ
イド20上に乗せられる。リライトカードは、ローラ1
5dによって、記録表示部が熱スタンプ19に対向する
ように位置決めされる。リライトカードが位置決めされ
ると、ソレノイド21が駆動して熱スタンプ19を矢印
A方向に押下する。熱スタンプ19の熱により、リライ
トカードの記録表示部の印字は消去される。
さらに矢印B方向に搬送され、消去部13内のシートガ
イド20上に乗せられる。リライトカードは、ローラ1
5dによって、記録表示部が熱スタンプ19に対向する
ように位置決めされる。リライトカードが位置決めされ
ると、ソレノイド21が駆動して熱スタンプ19を矢印
A方向に押下する。熱スタンプ19の熱により、リライ
トカードの記録表示部の印字は消去される。
【0019】印字消去終了後は、ソレノイド21の駆動
を解除して熱スタンプ19を矢印A´方向に移動する。
リライトカードはさらに矢印B方向へ搬送され、スタッ
カ14内に積層、収納される。記録表示部の印字を消去
されたリライトカードは、スタッカ14内に積層された
後に、再利用される。
を解除して熱スタンプ19を矢印A´方向に移動する。
リライトカードはさらに矢印B方向へ搬送され、スタッ
カ14内に積層、収納される。記録表示部の印字を消去
されたリライトカードは、スタッカ14内に積層された
後に、再利用される。
【0020】次に、第一実施例における上述したような
リライトカードリーダライタ11の印字消去方法につい
て説明する。図3は本発明の実施例を示すブロック図、
図4は実施例で使用するリライトカードを示す上面図、
図5は第一実施例の印字消去動作を示すフローチャート
である。図3において、印字消去の場合、制御部29
は、リライトカードの磁気層に記憶した記録表示部の大
きさのデータを磁気ヘッド16で読取り、読み取ったデ
ータに応じて、搬送路15、ローラ15a、15b、1
5dから成る搬送手段30のリライトカードの搬送と、
熱スタンプ19の押下回数を制御する。
リライトカードリーダライタ11の印字消去方法につい
て説明する。図3は本発明の実施例を示すブロック図、
図4は実施例で使用するリライトカードを示す上面図、
図5は第一実施例の印字消去動作を示すフローチャート
である。図3において、印字消去の場合、制御部29
は、リライトカードの磁気層に記憶した記録表示部の大
きさのデータを磁気ヘッド16で読取り、読み取ったデ
ータに応じて、搬送路15、ローラ15a、15b、1
5dから成る搬送手段30のリライトカードの搬送と、
熱スタンプ19の押下回数を制御する。
【0021】本実施例の印字消去には、図4に示すよう
に、従来の技術のリライトカード1の記録表示部2に比
べてその面積が2倍のリライトカード31を使用する。
図5において、リライトカードリーダライタの印字消去
が開始すると、ステップ1で磁気ヘッドがリライトカー
ドの磁気層内に記憶した記録表示部の大きさのデータを
読み取る。ステップ2で記録表示部をチェックする。ス
テップ3で熱スタンプの押下一回で消去可能か否かを判
定する。消去可能な場合は、ステップ4で消去部までリ
ライトカードを搬送し、ステップ5で熱スタンプを押下
し、一回分の印字を消去する。
に、従来の技術のリライトカード1の記録表示部2に比
べてその面積が2倍のリライトカード31を使用する。
図5において、リライトカードリーダライタの印字消去
が開始すると、ステップ1で磁気ヘッドがリライトカー
ドの磁気層内に記憶した記録表示部の大きさのデータを
読み取る。ステップ2で記録表示部をチェックする。ス
テップ3で熱スタンプの押下一回で消去可能か否かを判
定する。消去可能な場合は、ステップ4で消去部までリ
ライトカードを搬送し、ステップ5で熱スタンプを押下
し、一回分の印字を消去する。
【0022】図4に示すようなリライトカード31を使
用し、ステップ3で熱スタンプの押下一回で消去可能で
ないと判定された場合は、ステップ6に進み、消去部ま
でリライトカードを搬送する。ステップ7で一回目の熱
スタンプ押下を行い、ステップ8でリライトカードを所
定量搬送する。ステップ9で二回目の熱スタンプ押下を
行い、残りの印字を消去する。ステップ5、またはステ
ップ9が終了した場合は、ステップ10でスタッカまで
リライトカードを搬送し、ステップ11でリライトカー
ドを積層、収納して印字消去動作を終了する。
用し、ステップ3で熱スタンプの押下一回で消去可能で
ないと判定された場合は、ステップ6に進み、消去部ま
でリライトカードを搬送する。ステップ7で一回目の熱
スタンプ押下を行い、ステップ8でリライトカードを所
定量搬送する。ステップ9で二回目の熱スタンプ押下を
行い、残りの印字を消去する。ステップ5、またはステ
ップ9が終了した場合は、ステップ10でスタッカまで
リライトカードを搬送し、ステップ11でリライトカー
ドを積層、収納して印字消去動作を終了する。
【0023】次に、本発明の第二実施例について図面を
参照しながら説明する。第二実施例のリライトカードリ
ーダライタの構造については、第一実施例と同様である
ので、説明は省略する。図6は第二実施例の印字消去動
作を示すフローチャートである。図6において、リライ
トカードリーダライタの印字消去が開始すると、ステッ
プ21で磁気ヘッドがリライトカードの磁気層内に記憶
した記録表示部の大きさのデータを読み取る。ステップ
22で記録表示部をチェックする。ステップ23で熱ス
タンプの押下何回で消去可能かを判定する。ステップ2
4で所定量リライトカードを搬送し、ステップ25で熱
スタンプを押下し、一回分の印字を消去する。
参照しながら説明する。第二実施例のリライトカードリ
ーダライタの構造については、第一実施例と同様である
ので、説明は省略する。図6は第二実施例の印字消去動
作を示すフローチャートである。図6において、リライ
トカードリーダライタの印字消去が開始すると、ステッ
プ21で磁気ヘッドがリライトカードの磁気層内に記憶
した記録表示部の大きさのデータを読み取る。ステップ
22で記録表示部をチェックする。ステップ23で熱ス
タンプの押下何回で消去可能かを判定する。ステップ2
4で所定量リライトカードを搬送し、ステップ25で熱
スタンプを押下し、一回分の印字を消去する。
【0024】ステップ26で所定回数熱スタンプを押下
したか否かを判定し、押下した場合は、ステップ27で
スタッカまでリライトカードを搬送し、ステップ28で
リライトカードを積層、収納して印字消去動作を終了す
る。ステップ27で所定回数熱スタンプを押下していな
いと判定された場合は、再びステップ24で所定量リラ
イトカードを搬送し、ステップ26で所定回数熱スタン
プを押下したと判定されるまで、熱スタンプの押下を繰
り返して残りの印字を消去する。
したか否かを判定し、押下した場合は、ステップ27で
スタッカまでリライトカードを搬送し、ステップ28で
リライトカードを積層、収納して印字消去動作を終了す
る。ステップ27で所定回数熱スタンプを押下していな
いと判定された場合は、再びステップ24で所定量リラ
イトカードを搬送し、ステップ26で所定回数熱スタン
プを押下したと判定されるまで、熱スタンプの押下を繰
り返して残りの印字を消去する。
【0025】以上説明したような第二実施例により、第
一実施例に比べて、さらに大きい記録表示部の印字を消
去することが可能となる。また、本実施例においては、
搬送方向へのリライトカードの搬送量のみを制御した
が、搬送方向に直交する方向へリライトカード、または
熱スタンプを移動することにより、さらに大きい記録表
示部の印字を消去することが可能となる。
一実施例に比べて、さらに大きい記録表示部の印字を消
去することが可能となる。また、本実施例においては、
搬送方向へのリライトカードの搬送量のみを制御した
が、搬送方向に直交する方向へリライトカード、または
熱スタンプを移動することにより、さらに大きい記録表
示部の印字を消去することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】すなわち、カードの書込み読取り領域に記
憶した記録表示部の大きさのデータを読取り、読み取っ
たデータに応じてカードの搬送量と消去回数とを制御す
る制御部を設けたことにより、どのような大きさの記録
表示部を有するカードであっても、その印字を全て消去
することが可能となり、カードリーダライタの利用範囲
が拡大する。
憶した記録表示部の大きさのデータを読取り、読み取っ
たデータに応じてカードの搬送量と消去回数とを制御す
る制御部を設けたことにより、どのような大きさの記録
表示部を有するカードであっても、その印字を全て消去
することが可能となり、カードリーダライタの利用範囲
が拡大する。
【図1】本発明の第一実施例を示す概略側面図である。
【図2】熱スタンプの内部を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図4】実施例で使用するリライトカードを示す上面図
である。
である。
【図5】第一実施例の印字消去動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】第二実施例の印字消去動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】従来のリライトカードを示す上面図である。
1、31 リライトカード 2 記録表示部 11 リライトカードリーダライタ 16 磁気ヘッド 19 熱スタンプ
Claims (4)
- 【請求項1】 デ−タの書込み読取り領域が設けられた
熱可逆性カ−ド状媒体を搬送し、表示領域の可視表示を
熱スタンプにより消去するカ−ドリ−ダライタにおい
て、 デ−タの書込み読取り領域から表示領域の大きさを読取
り、消去回数を設定し、この大きさに応じてカ−ドの搬
送量と熱スタンプの消去回数とを制御する制御部を設け
たことを特徴とするカ−ドリ−ダライタ。 - 【請求項2】 磁気ヘッドを通過した熱可逆性磁気カー
ドを熱スタンプに対向する位置まで搬送し、熱スタンプ
を熱可逆性磁気カードの記録表示部上に押下して表示を
消去するカードリーダライタにおいて、 上記熱可逆性磁気カードの磁気層に記憶した上記記録表
示部の大きさのデータを上記磁気ヘッドで読取り、読み
取ったデータに応じて熱可逆性磁気カードの搬送量と上
記熱スタンプの押下回数とを制御する制御部を設けたこ
とを特徴とするカードリーダライタ。 - 【請求項3】 熱可逆性磁気カードの磁気層に記憶した
記録表示部の大きさのデータを磁気ヘッドで読取り、 記録表示部上の表示を一回の熱スタンプ押下で消去でき
るか否かを判定し、 熱可逆性磁気カードを一定量搬送し、 一回目の熱スタンプ押下を記録表示部上に行って一回分
の表示を消去し、 一回の熱スタンプ押下で消去できないと判定されていれ
ば、熱可逆性磁気カードを一定量搬送した後に二回目の
熱スタンプ押下を記録表示部上に行って残りの表示を消
去することを特徴とするカードリーダライタの表示消去
方法。 - 【請求項4】 熱可逆性磁気カ−ドの磁気層に記憶した
記録表示部の大きさのデ−タを磁気ヘッドで読取り、 記録表示部上の表示消去に必要な熱スタンプの押下回数
を判定し、 熱可逆性磁気カ−ドを一定量搬送し、 熱スタンプ押下を熱可逆性磁気カ−ド上に行って記録表
示部上の一回分の表示を消去し、 全ての表示を消去するまで熱可逆性磁気カ−ドの一定量
搬送と熱スタンプの押下を行って表示を消去することを
特徴とするカ−ドリ−ダライタのデ−タ消去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5268755A JP2740448B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | カードリーダライタ及びその表示消去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5268755A JP2740448B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | カードリーダライタ及びその表示消去方法 |
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JPH07121642A JPH07121642A (ja) | 1995-05-12 |
JP2740448B2 true JP2740448B2 (ja) | 1998-04-15 |
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-
1993
- 1993-10-27 JP JP5268755A patent/JP2740448B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH07121642A (ja) | 1995-05-12 |
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