JP2002036608A - リライタブルカード処理装置及び処理方法 - Google Patents

リライタブルカード処理装置及び処理方法

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JP2002036608A
JP2002036608A JP2000228071A JP2000228071A JP2002036608A JP 2002036608 A JP2002036608 A JP 2002036608A JP 2000228071 A JP2000228071 A JP 2000228071A JP 2000228071 A JP2000228071 A JP 2000228071A JP 2002036608 A JP2002036608 A JP 2002036608A
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Japan
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erasing
rewritable card
head
temperature
printing surface
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JP2000228071A
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Toru Sakurazawa
亨 桜沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印字面の消去温度の異なる複数種類のリライタ
ブルカードが混在しても、待機時間が長くならず、リラ
イタブルカード処理装置のスループットが低下すること
のないようにする。 【解決手段】リライタブルカード処理装置11に最初に
セットされたリライタブルカード27の印字面の消去を
第1の消去ヘッド22によって行い、リライタブルカー
ド処理装置11に次にセットされたリライタブルカード
27の印字面の消去を第2の消去ヘッド24によって行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リライタブルカー
ド処理装置及び処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可逆性記録材料を使用したプリ
ペイドカード等のリライタブルカードにサーマル方式に
よる印字及び消去を行うために、印字ヘッドと消去ヘッ
ドとを備えたリライタブルカード処理装置が使用されて
いる。
【0003】前記リライタブルカードの印字面は、一般
的に、熱可逆性記録材料から成り、第1の所定温度以上
の温度(印字温度)で加熱すると画像が形成され、前記
第1の所定温度より高温の第2の所定温度以上の温度
(消去温度)で加熱すると画像が消去されるようになっ
ているが、前記第1及び第2の所定温度は前記熱可逆性
記録材料によって異なる。
【0004】そこで、前記熱可逆性記録材料の異なる数
種類のリライタブルカードに印字及び消去を行うリライ
タブルカード処理装置においては、前記リライタブルカ
ードの磁気記録帯に書き込まれているカード識別コード
を読み取り、前記熱可逆性記録材料に合わせて印字ヘッ
ド及び消去ヘッドの温度を切り替えるようになってい
る。
【0005】そして、前記印字ヘッド及び消去ヘッド
は、各ヘッドに内蔵されたサーミスタによって温度制御
が行われ、各リライタブルカードの熱可逆性記録材料に
合った最適な温度で印字及び消去動作を行うことができ
るので、種類の異なるリライタブルカードであっても、
印字面への画像の印字及び消去を安定して行うことがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のリライタブルカード処理装置においては、種類の異
なるリライタブルカードに対応する場合、各リライタブ
ルカードの熱可逆性記録材料に合わせて印字ヘッド及び
消去ヘッドの温度を切り替える必要があるが、特に、消
去ヘッドの温度を切り替えるのに時間がかかってしま
う。
【0007】一般に、前記印字ヘッドは、印字面を選択
的に加熱するものであるため小型でかつ軽量で、熱容量
が小さく、しかも、印字温度が比較的低温の前記第1の
所定温度に近いので、温度変化に対する追随性が良好で
ある。これに対し、前記消去ヘッドは、印字面をいわゆ
るベタ加熱するものであるため大型で、熱容量が大き
く、しかも、消去温度が比較的高温の前記第2の所定温
度に近いので、温度変化に対する追随性が悪く、特に、
温度を低くする際に時間がかかってしまう。すなわち、
前記消去ヘッドの温度を高くする際には、消去ヘッドに
内蔵されたサーミスタにパルス電流を印加して加熱する
ので比較的速やかに温度が高くなるが、温度を低くする
際には、冷却機構が備えられていなく消去ヘッドが自然
に冷えるのを待たなければならないので、時間がかかっ
てしまう。
【0008】したがって、印字面の消去温度の異なる複
数種類のリライタブルカードが混在している場合であっ
て、消去温度の高いリライタブルカードの画像を消去し
た直後に消去温度の低いリライタブルカードの画像を消
去する場合、消去ヘッドの温度が十分に低くなるまで、
長時間待機する必要がある。仮に、前記消去ヘッドの温
度が十分に低くなる前に、消去温度の低いリライタブル
カードの画像を消去すると、該リライタブルカードの印
字面が白濁してしまう恐れがある。
【0009】このため、印字面の消去温度の異なる複数
種類のリライタブルカードが混在していると、待機時間
が長くなり、リライタブルカード処理装置のスループッ
トが低下してしまう。
【0010】本発明は、前記従来の問題点を解決して、
印字面の消去温度の異なる複数種類のリライタブルカー
ドが混在しても、待機時間が長くならず、リライタブル
カード処理装置のスループットが低下することのないリ
ライタブルカード処理装置及び処理方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のリ
ライタブルカード処理装置においては、第1の消去ヘッ
ドと、第2の消去ヘッドとを有し、セットされたリライ
タブルカードの印字面の消去を前記第1の消去ヘッド及
び第2の消去ヘッドによって交互に行う。
【0012】また、本発明のリライタブルカード処理方
法においては、リライタブルカード処理装置にセットさ
れたリライタブルカードの印字面の消去を第1の消去ヘ
ッド及び第2の消去ヘッドによって交互に行う。
【0013】さらに、本発明の他のリライタブルカード
処理方法においては、リライタブルカード処理装置にセ
ットされた消去温度の高い印字面を有するリライタブル
カードの印字面の消去を第1の消去ヘッドによって行
い、前記リライタブルカード処理装置にセットされた消
去温度の低い印字面を有するリライタブルカードの印字
面の消去を第2の消去ヘッドによって行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施の形態における
リライタブルカード処理装置の概略図である。
【0016】図に示されるように、リライタブルカード
処理装置11の内部には、カード挿入口12側から磁気
ヘッド19、印字ヘッド20、第1の消去ヘッド22、
第2の消去ヘッド24の順で配設される。
【0017】そして、リライタブルカード27は、プリ
ペイドカード、会員制クラブや商店組織のメンバーカー
ド等として使用され、前記印字ヘッド20、第1の消去
ヘッド22及び第2の消去ヘッド24がリライタブルカ
ード27の印字面を走査しながら印字面を加熱するサー
マル方式によって、文字、図形等の画像の印字面上への
印字及び消去が行われる。
【0018】前記印字面は、例えば、ポリエステル、ポ
リアミド等の樹脂にベヘン酸、ステアリン酸等の有機低
分子物質を混入した熱可逆性記録材料から成り、第1の
所定温度以上の温度(印字温度)で加熱すると画像が形
成され、前記第1の所定温度より高温の第2の所定温度
以上の温度(消去温度)で加熱すると画像が消去され
る。なお、前記画像は印字面の温度が前記第1の所定温
度より低下しても維持され、また、画像が消去された状
態は印字面の温度が前記第2の所定温度より低下しても
維持される。そして、前記印字温度及び消去温度は、熱
可逆性記録材料の材質により異なる。
【0019】さらに、前記リライタブルカード27に
は、所有者のID番号、暗証番号等の情報を記録するた
めの磁気記録帯が形成されている。前記情報には、熱可
逆性記録材料の種別、第2の所定温度等の前記リライタ
ブルカード27の種別を識別するためのカード識別コー
ドも含まれる。
【0020】また、前記リライタブルカード処理装置1
1の内部には、前記リライタブルカード27の搬送経路
に沿って、第1のカード搬送ローラ16、第2のカード
搬送ローラ17、第3のカード搬送ローラ18、第1の
プレッシャローラ13、第2のプレッシャローラ14、
及び、第3のプレッシャローラ15が配設される。前記
第1〜第3のカード搬送ローラ16〜18は図示されな
い駆動源によって回転させられ、また、前記第1〜第3
のプレッシャローラ13〜15は、リライタブルカード
27を前記第1〜第3のカード搬送ローラ16〜18に
押し付けることによって、前記リライタブルカード27
を矢印a又はb方向へ切替自在に搬送する。
【0021】前記印字ヘッド20は印字ヘッド上下駆動
部21によって、第1の消去ヘッド22は第1の消去ヘ
ッド上下駆動部23によって、第2の消去ヘッド24は
第2の消去ヘッド上下駆動部25によってそれぞれ個別
に上下に移動することができるようになっている。そし
て、前記磁気ヘッド19、印字ヘッド20、第1の消去
ヘッド22及び第2の消去ヘッド24に対向して、プラ
テンローラ28〜31がそれぞれ配設される。
【0022】また、前記リライタブルカード処理装置1
1は制御装置26を有する。該制御装置26は、演算手
段(CPU)、記憶手段(メモリ)、入出力インターフ
ェイス(I/O)等を備え、前記第1〜第3のカード搬
送ローラ16〜18の回転、前記磁気ヘッド19、印字
ヘッド20の動作等のリライタブルカード処理装置11
の動作を総括的に制御するものであり、前記第1及び第
2の消去ヘッド22、24の温度も制御装置26によっ
てそれぞれ個別に制御される。
【0023】次に、前記構成のリライタブルカード処理
装置11の動作について説明する。
【0024】図2は本発明の第1の実施の形態における
印字面の消去温度の異なるリライタブルカードの書換処
理の動作を示すフローチャートである。
【0025】まず、1枚目のリライタブルカード27
が、カード挿入口12から挿入されることによって、リ
ライタブルカード処理装置11にセットされる。続い
て、セットされたリライタブルカード27は、第1〜第
3のプレッシャローラ13〜15及び第1〜第3のカー
ド搬送ローラ16〜18によって矢印a方向に搬送さ
れ、磁気ヘッド19によって磁気記録帯に記録された情
報の読取りが行われる。そして、前記リライタブルカー
ド27は読取り後に、図示されるスタンバイ位置まで搬
送されて停止する。
【0026】ここで、前記磁気記録帯に記録されていた
情報は前記磁気ヘッド19から制御装置26に送られ、
前記情報の中から1枚目のリライタブルカード27の種
別を識別するためのカード識別コードが抽出される。前
記制御装置26は、カード識別コードに対応する前記リ
ライタブルカード27の印字面の印字温度及び消去温度
を、記憶手段にあらかじめ格納されているデータから読
み出す。そして、読み出された印字温度及び消去温度に
基づいて、前記印字ヘッド20及び第1の消去ヘッド2
2の温度制御が行われることになる。
【0027】続いて、スタンバイ位置にあるリライタブ
ルカード27は、前記第1〜第3のプレッシャローラ1
3〜15及び第1〜第3のカード搬送ローラ16〜18
によって矢印b方向に搬送され、前記磁気ヘッド19に
よって磁気記録帯に必要な情報の書込みが行われる。次
に、前記リライタブルカード27は再び矢印a方向に搬
送され、前記磁気ヘッド19によって磁気記録帯に記録
された情報の読取りが行われ、情報の書込みが正常に行
われたか否かをチェックするためのコンペアチェックが
行われる。
【0028】そして、前記リライタブルカード27は再
び矢印b方向に搬送される。この時、第1の消去ヘッド
上下駆動部23によって第1の消去ヘッド22が下方に
移動させられ、前記リライタブルカード27の印字面に
接触させられて、該印字面上を走査することによって、
該印字面に印字されていた画像が消去される。さらに、
印字ヘッド上下駆動部21によって印字ヘッド20も下
方に移動させられ、前記リライタブルカード27の印字
面に接触させられて、該印字面上を走査することによっ
て印字面に画像が新たに印字される。ここで、前記第1
の消去ヘッド22及び印字ヘッド20の温度は、1枚目
のリライタブルカード27の印字面の印字温度及び消去
温度に対応する温度となっている。
【0029】そして、画像の消去が終了した後、前記第
1の消去ヘッド22は第1の消去ヘッド上下駆動部23
によって上方に移動させられる。同様に、印字が終了し
た後、前記印字ヘッド20は印字ヘッド上下駆動部21
によって上方に移動させられる。続いて、前記リライタ
ブルカード27は、更に矢印b方向に搬送されてカード
挿入口12から排出される。
【0030】次に、2枚目のリライタブルカード27が
リライタブルカード処理装置11にセットされると、セ
ットされたリライタブルカード27は矢印a方向に搬送
され、磁気ヘッド19によって磁気記録帯に記録された
情報の読取りが行われる。そして、前記リライタブルカ
ード27は情報の読取り後に、スタンバイ位置まで搬送
されて停止する。
【0031】ここで、前記磁気記録帯に記録されていた
情報は前記磁気ヘッド19から制御装置26に送られ、
前記情報の中から2枚目のリライタブルカード27の種
別を識別するためのカード識別コードが抽出される。前
記制御装置26は、カード識別コードに対応する前記リ
ライタブルカード27の印字面の印字温度及び消去温度
を、記憶手段にあらかじめ格納されているデータから読
み出す。そして、読み出された印字温度及び消去温度に
基づいて、前記印字ヘッド20及び第2の消去ヘッド2
4の温度制御が行われることになる。
【0032】続いて、2枚目のリライタブルカード27
は矢印b方向に搬送され、磁気ヘッド19によって磁気
記録帯に必要な情報の書込みが行われて、さらに、前記
リライタブルカード27は再び矢印a方向に搬送され、
前記磁気ヘッド19によって磁気記録帯に記録された情
報の読取りが行われて、コンペアチェックが行われる。
【0033】次に、前記リライタブルカード27は再び
矢印b方向に搬送される。この時、第2の消去ヘッド上
下駆動部25によって第2の消去ヘッド24が下方に移
動させられ、前記リライタブルカード27の印字面に接
触させられて、該印字面上を走査することによって印字
面に印字されていた画像が消去される。さらに、印字ヘ
ッド上下駆動部21によって印字ヘッド20も下方に移
動させられ、前記リライタブルカード27の印字面に接
触させられて、該印字面上を走査することによって印字
面に画像が新たに印字される。ここで、前記第2の消去
ヘッド24及び印字ヘッド20の温度は、2枚目のリラ
イタブルカード27の印字面の印字温度及び消去温度に
対応する温度となっている。
【0034】そして、画像の消去が終了した後、前記第
2の消去ヘッド24は第2の消去ヘッド上下駆動部25
によって上方に移動させられる。同様に、印字が終了し
た後、前記印字ヘッド20は印字ヘッド上下駆動部21
によって上方に移動させられる。続いて、前記リライタ
ブルカード27は、更に矢印b方向に搬送されてカード
挿入口12から排出される。
【0035】このように、前記リライタブルカード処理
装置11にセットされる各リライタブルカード27毎
に、第1、第2の消去ヘッド22、24によって交互に
印字面の消去を行うようになっているので、一つの消去
ヘッドが連続して印字面の消去を行うことがない。した
がって、一度印字面の消去を行った後から次の印字面の
消去を行うまでの期間に、消去ヘッドの温度が十分に低
くなる。すなわち、第2の消去ヘッド24は、1枚目の
リライタブルカード27の印字面を消去している間は作
動しないので、温度が十分に低下する。また、第1の消
去ヘッド22は、2枚目のリライタブルカード27の印
字面を消去している間は作動しないので、温度が十分に
低下する。
【0036】したがって、消去温度の高い印字面を有す
るリライタブルカード27の後に、消去温度の低い印字
面を有するリライタブルカード27がセットされても、
消去ヘッドの温度が低くなるまで長時間待機する必要が
なくなるので、前記リライタブルカード処理装置11の
スループットが低下することがない。
【0037】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 1枚目のリライタブルカード27をリラ
イタブルカード処理装置11にセットする。 ステップS2 磁気記録帯に記録された情報を読み込
む。 ステップS3 磁気記録帯に情報を書き込み、コンペア
チェックを行う。 ステップS4 第1の消去ヘッド22によって印字面の
画像を消去し、印字ヘッド20によって印字面に画像を
印字する。 ステップS5 1枚目のリライタブルカード27を排出
する。 ステップS6 2枚目のリライタブルカード27をリラ
イタブルカード処理装置11にセットする。 ステップS7 磁気記録帯に記録された情報を読み込
む。 ステップS8 磁気記録帯に情報を書き込み、コンペア
チェックを行う。 ステップS9 第2の消去ヘッド22によって印字面の
画像を消去し、印字ヘッド20によって印字面に画像を
印字する。 ステップS10 2枚目のリライタブルカード27を排
出する。
【0038】このように、本実施の形態においては、各
リライタブルカード27毎に、第1、第2の消去ヘッド
22、24によって交互に印字面の消去を行うので、印
字面の消去温度が異なる複数種類のリライトカード27
が混在する場合でも、リライタブルカード処理装置11
のスループットが低下することがない。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構造のも
の及び同じ動作については、その説明を省略する。
【0040】なお、本実施の形態においては、第1の消
去ヘッド22は消去温度の高い印字面の消去を行い、第
2の消去ヘッド24は消去温度の低い印字面の消去を行
うようになっている。
【0041】図3は本発明の第2の実施の形態における
消去温度の高い印字面を有するリライタブルカードの書
換処理の動作を示すフローチャート、図4は本発明の第
2の実施の形態における消去温度の低い印字面を有する
リライタブルカードの書換処理の動作を示すフローチャ
ートである。
【0042】まず、消去温度の高い印字面を有するリラ
イタブルカード27がリライタブルカード処理装置11
にセットされると、セットされたリライタブルカード2
7は矢印a方向に搬送され、磁気ヘッド19によって磁
気記録帯に記録された情報の読取りが行われる。そし
て、前記リライタブルカード27は読取り後に、スタン
バイ位置まで搬送されて停止する。
【0043】ここで、前記磁気記録帯に記録されていた
情報は前記磁気ヘッド19から制御装置26に送られ、
前記情報の中からリライタブルカード27の種別を識別
するためのカード識別コードが抽出される。前記制御装
置26は、カード識別コードに対応する前記リライタブ
ルカード27の印字面の印字温度及び消去温度を、記憶
手段にあらかじめ格納されているデータから読み出す。
ここで、読み出された消去温度から、前記リライタブル
カード27が消去温度の高い印字面を有するものである
ことが判定され、消去ヘッドとして第1の消去ヘッド2
2が選択される。そして、読み出された印字温度及び消
去温度に基づいて、前記印字ヘッド20及び第1の消去
ヘッド22の温度制御が行われることになる。
【0044】続いて、前記リライタブルカード27は矢
印b方向に搬送され、前記磁気ヘッド19によって磁気
記録帯に必要な情報の書込みが行われた後、再び矢印a
方向に搬送され、コンペアチェックが行われる。
【0045】次に、前記リライタブルカード27は再び
矢印b方向に搬送される。この時、第1の消去ヘッド2
2によって、印字面に印字されていた画像が消去され
る。さらに、印字ヘッド20によって前記印字面に画像
が新たに印字される。ここで、前記第1の消去ヘッド2
2及び印字ヘッド20の温度は、前記印字面の印字温度
及び消去温度に対応する温度となっている。
【0046】そして、画像の消去が終了し、印字が終了
した後、前記リライタブルカード27は、更に矢印b方
向に搬送されてカード挿入口12から排出される。
【0047】次に、消去温度の低い印字面を有するリラ
イタブルカード27がリライタブルカード処理装置11
にセットされると、セットされたリライタブルカード2
7は矢印a方向に搬送され、磁気ヘッド19によって磁
気記録帯に記録された情報の読取りが行われ、前記リラ
イタブルカード27は読取り後に、スタンバイ位置まで
搬送されて停止する。
【0048】ここで、前記磁気記録帯に記録されていた
情報は前記磁気ヘッド19から制御装置26に送られ、
前記情報の中からリライタブルカード27の種別を識別
するためのカード識別コードが抽出される。前記制御装
置26は、カード識別コードに対応する前記リライタブ
ルカード27の印字面の印字温度及び消去温度を、記憶
手段にあらかじめ格納されているデータから読み出す。
ここで、読み出された消去温度から、前記リライタブル
カード27が消去温度の低い印字面を有するものである
ことが判定され、消去ヘッドとして第2の消去ヘッド2
4が選択される。そして、読み出された印字温度及び消
去温度に基づいて、前記印字ヘッド20及び第2の消去
ヘッド24の温度制御が行われることになる。
【0049】続いて、前記リライタブルカード27は矢
印b方向に搬送され、前記磁気ヘッド19によって磁気
記録帯に必要な情報の書込みが行われた後、再び矢印a
方向に搬送され、コンペアチェックが行われる。
【0050】次に、前記リライタブルカード27は再び
矢印b方向に搬送される。この時、第2の消去ヘッド2
4によって、印字面に印字されていた画像が消去され
る。さらに、印字ヘッド20によって前記印字面に画像
が新たに印字される。ここで、前記第2の消去ヘッド2
4及び印字ヘッド20の温度は、前記印字面の印字温度
及び消去温度に対応する温度となっている。
【0051】そして、画像の消去が終了し、印字が終了
した後、前記リライタブルカード27は、更に矢印b方
向に搬送されてカード挿入口12から排出される。
【0052】このように、リライタブルカード処理装置
11に消去温度の高い印字面を有するリライタブルカー
ド27がセットされた場合は、第1の消去ヘッド22に
よって印字面の消去を行い、消去温度の低い印字面を有
するリライタブルカード27がセットされた場合は、第
2の消去ヘッド24によって印字面の消去を行うので、
消去温度の高い印字面を有するリライタブルカード27
の後に、消去温度の低い印字面を有するリライタブルカ
ード27がセットされても、消去ヘッドの温度が低くな
るまで長時間待機する必要がなくなり、リライタブルカ
ード処理装置11のスループットが低下することがな
い。
【0053】次に、図3のフローチャートについて説明
する。 ステップS11 消去温度の高い印字面を有するリライ
タブルカード27をリライタブルカード処理装置11に
セットする。 ステップS12 磁気記録帯に記録された情報を読み込
む。 ステップS13 磁気記録帯に情報を書き込み、コンペ
アチェックを行う。 ステップS14 第1の消去ヘッド22によって印字面
の画像を消去し、印字ヘッド20によって印字面に画像
を印字する。 ステップS15 消去温度の高い印字面を有するリライ
タブルカード27を排出する。
【0054】次に、図4のフローチャートについて説明
する。 ステップS21 消去温度の低い印字面を有するリライ
タブルカード27をリライタブルカード処理装置11に
セットする。 ステップS22 磁気記録帯に記録された情報を読み込
む。 ステップS23 磁気記録帯に情報を書き込み、コンペ
アチェックを行う。 ステップS24 第2の消去ヘッド24によって印字面
の画像を消去し、印字ヘッド20によって印字面に画像
を印字する。 ステップS25 消去温度の低い印字面を有するリライ
タブルカード27を排出する。
【0055】このように、本実施の形態においては、リ
ライタブルカード27の印字面の消去温度の高低によっ
て、第1及び第2の消去ヘッド22、24を選択して印
字面の消去を行うので、印字面の消去温度が異なる複数
種類のリライトカード27が混在する場合でも、リライ
タブルカード処理装置11のスループットが低下するこ
とがない。
【0056】また、高温で使用されるヘッドは、耐熱性
が要求されるので、コストの高いものとなるが、本実施
の形態においては、第2の消去ヘッド24を消去温度の
低い印字面を消去するためだけに使用するようにしてい
るので、前記第2の消去ヘッド24として、耐熱性が低
く、コストの低いヘッドを採用することができる。した
がって、第1及び第2の消去ヘッド22、24を共に耐
熱性が高く、コストの高いヘッドを採用しなくてはなら
ない第1の実施の形態よりも、リライタブルカード処理
装置11のコストを低くすることできる。
【0057】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、リライタブルカード処理装置は、第1の消去ヘッ
ドと、第2の消去ヘッドとを有し、セットされたリライ
タブルカードの印字面の消去を前記第1の消去ヘッド及
び第2の消去ヘッドによって交互に行う。
【0059】また、リライタブルカード処理方法におい
ては、リライタブルカード処理装置にセットされたリラ
イタブルカードの印字面の消去を第1の消去ヘッド及び
第2の消去ヘッドによって交互に行う。
【0060】この場合、消去温度の高い印字面を有する
リライタブルカードの後に、消去温度の低い印字面を有
するリライタブルカードがセットされても、消去ヘッド
の温度が低くなるまで長時間待機する必要がなくなり、
リライタブルカード処理装置のスループットが低下する
ことがない。
【0061】また、他のリライタブルカード処理方法に
おいては、リライタブルカード処理装置にセットされた
消去温度の高い印字面を有するリライタブルカードの印
字面の消去を第1の消去ヘッドによって行い、前記リラ
イタブルカード処理装置にセットされた消去温度の低い
印字面を有するリライタブルカードの印字面の消去を第
2の消去ヘッドによって行う。
【0062】この場合、リライタブルカードの印字面の
消去温度の高低によって、第1の消去ヘッド及び第2の
消去ヘッドを選択して印字面の消去を行うので、印字面
の消去温度が異なる複数種類のリライタブルカードが混
在する場合でも、リライタブルカード処理装置のスルー
プットが低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるリライタブ
ルカード処理装置の概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における印字面の消
去温度の異なるリライタブルカードの書換処理の動作を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態における消去温度の
高い印字面を有するリライタブルカードの書換処理の動
作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態における消去温度の
低い印字面を有するリライタブルカードの書換処理の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 リライタブルカード処理装置 22 第1の消去ヘッド 24 第2の消去ヘッド 27 リライタブルカード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)第1の消去ヘッドと、(b)第2
    の消去ヘッドとを有し、(c)セットされたリライタブ
    ルカードの印字面の消去を前記第1の消去ヘッド及び第
    2の消去ヘッドによって交互に行うことを特徴とするリ
    ライタブルカード処理装置。
  2. 【請求項2】 リライタブルカード処理装置にセットさ
    れたリライタブルカードの印字面の消去を第1の消去ヘ
    ッド及び第2の消去ヘッドによって交互に行うことを特
    徴とするリライタブルカード処理方法。
  3. 【請求項3】 (a)リライタブルカード処理装置にセ
    ットされた消去温度の高い印字面を有するリライタブル
    カードの印字面の消去を第1の消去ヘッドによって行
    い、(b)前記リライタブルカード処理装置にセットさ
    れた消去温度の低い印字面を有するリライタブルカード
    の印字面の消去を第2の消去ヘッドによって行うことを
    特徴とするリライタブルカード処理方法。
JP2000228071A 2000-07-28 2000-07-28 リライタブルカード処理装置及び処理方法 Withdrawn JP2002036608A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014145980A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Toshiba Corp 画像形成装置、消去装置
JP2015194786A (ja) * 2015-08-11 2015-11-05 株式会社東芝 画像形成装置、消去装置
JP2016212432A (ja) * 2016-07-19 2016-12-15 株式会社東芝 加熱温度設定装置

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