JP2000195224A - 印刷機能付き記憶媒体読み書き装置 - Google Patents

印刷機能付き記憶媒体読み書き装置

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JP2000195224A
JP2000195224A JP10369822A JP36982298A JP2000195224A JP 2000195224 A JP2000195224 A JP 2000195224A JP 10369822 A JP10369822 A JP 10369822A JP 36982298 A JP36982298 A JP 36982298A JP 2000195224 A JP2000195224 A JP 2000195224A
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Hiroyuki Hirabayashi
宏行 平林
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、記憶媒体に記憶されるファイル内
容が書き変わった時、ラベルシールを記入し直したり、
新たなラベルシールを貼り直したりする面倒な作業を無
くし、記憶媒体の管理を容易にする印刷機能付き記憶媒
体読み書き装置を提供することである。 【解決手段】 印刷機能付きFDドライブ1にFDが挿
入されると、マーク読み取り部3が、FDに貼付された
ラベルシール上の認識マークを認識し、ラベルシールが
書き換え可能なものであるか否かが認識される。そし
て、書き換え可能なものであるならば、印刷装置部4が
備える消去用ヘッドによりラベルシール上の内容が消去
され、FDの読み込みや書き込みが行われた後で、利用
者による操作部6の操作や外部装置9からのイジェクト
命令により、FDのイジェクト動作に移り、FDの内容
が再び読み込まれ、印刷装置部4が備える印字用ヘッド
により、読み込まれたFDの内容がラベルシール上に印
字される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体読み書き
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のパソコンの普及に伴い、ソフトウ
ェアの配布や第三者とのデータ交換等にフロッピーディ
スクや光磁気ディスク等の記憶媒体(リムーバブルスト
レージ)が多く利用されている。
【0003】このような記憶媒体に記憶されるファイル
の内容は、パソコンを利用して確認することができる
が、パソコンから取り出された状態では、ファイルの内
容を確認することができず、管理上不便である。
【0004】そこで、通常は、記憶媒体にファイルの内
容を明記したラベルシールを貼付することによりファイ
ルの内容を確認するようにして、管理を行っている。
【0005】ラベルシール上へのファイル内容の明記
は、利用者が自らラベルシール上に記入して行うか、シ
ールプリンタを用いて、利用者が入力したファイル内容
を、ラベルシール上に印刷する等して行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に、記憶媒体に記憶されるファイル内容は、頻繁に書き
変わる場合が多く、その都度、ラベルシール上に明記さ
れる内容を記入し直すか、又は、新しいファイル内容が
明記されたラベルシールを新たに貼り換え直す必要があ
り、管理上、実用的ではなかった。
【0007】本発明は、上記課題の解決を図り、その課
題は、記憶媒体に記憶されるファイル内容が書き変わっ
た時、ラベルシールを記入し直したり、新たなラベルシ
ールを貼り直したりする面倒な作業を無くし、記憶媒体
の管理を容易にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記課題を解決するため、記憶媒体に記憶される情報の読
み書きを行う記憶媒体読み書き装置において、該記憶媒
体は、印字及びその消去が繰り返し可能なラベル部を備
え、該ラベル部に対し、該記憶媒体に関する情報の印字
及びその消去を行う印字/消去手段を備える印刷機能付
き記憶媒体読み書き装置を提供することによって達成で
きる。
【0009】請求項2の記載は、請求項1の記載におい
て、前記記憶媒体に関する情報は、前記記憶媒体の記憶
内容で構成される。
【0010】請求項3の記載は、請求項1の記載におい
て、前記ラベル部は、前記記憶媒体に貼付されるラベル
シールで構成される。
【0011】以上により、前記記憶媒体に記憶されるフ
ァイルの内容が書き変わる時に、前記印字/消去手段
が、前記ラベルシール上の内容を消去し、新たに前記記
憶媒体の記憶内容を印字するので、前記ラベルシールを
記入し直したり、新たなラベルシールに貼り直したりす
る面倒な作業が無くなる。
【0012】請求項4の記載は、請求項1の記載におい
て、前記ラベル部は、前記記憶媒体の外装ケースの一部
で構成される。
【0013】請求項5の記載は、請求項1の記載におい
て、更に、特定マーク識別手段と制御内容変更手段とを
備え、該特定マーク識別手段が、前記ラベル部上の特定
マークを識別し、該識別結果に応じて、該制御内容変更
手段が制御内容を変更する構成である。
【0014】請求項6の記載は、請求項5の記載におい
て、前記制御内容変更手段は、前記特定マーク識別手段
による識別結果に応じて、前記印字/消去手段による前
記記憶媒体に関する情報の印字及びその消去を行わない
よう構成される。
【0015】これにより、印字及びその消去が繰り返し
可能なラベル部を備えていない通常の記憶媒体に対して
は、印字及びその消去は行われないようになる。
【0016】請求項7の記載は、請求項5の記載におい
て、前記特定マークは、前記ラベル部への印字/消去の
回数を示し、前記特定マーク識別手段は、前記ラベル部
が耐久回数を越えているか否かを識別し、該識別結果に
応じて、前記ラベル部が耐久回数を越えていることをユ
ーザに警告する構成である。
【0017】これにより、前記ラベル部が耐久回数を越
えた状態で使用されることがなくなり、確実な印字/消
去を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例に係わる印刷機
能付きフロッピーディスク(以下、FDという)ドライ
ブのシステム構成図である。
【0020】同図において、印刷機能付きFDドライブ
1は、搬送部2、マーク読み取り部3、印刷装置部4、
記憶装置部5、操作部6、コントロール部7、I/F
(インターフェイス)部8を備え、外部装置9と接続さ
れている。
【0021】マーク読み取り部3は、FDに貼付される
ラベルシール上に予め印刷された識別マークの読み取り
を行う。識別マークは、FDに貼付されるラベルシール
が、印刷機能付きFDドライブ1に対応したものか否か
を識別するためのものである。
【0022】印刷装置部4は、印字用ヘッド及び消去用
ヘッドを備え、FD上に貼付されるラベルシールへの印
字やその消去を行う。尚、印字用ヘッド及び消去用ヘッ
ドは、通常の発熱素子アレイからなるサーマルヘッドや
発熱ローラ等が考えられる。
【0023】記憶装置部5は、FDの記憶内容の読み出
し、消去、及び新たなデータの書き込みを行い、その時
のファイル名、ファイルサイズ、ファイル種別、アクセ
ス日時等の情報を記憶する。また、イメージメモリを備
える。
【0024】搬送部2は、印刷装置部4と記憶装置部5
へのFDの搬送を行う。
【0025】コントロール部7は、印刷機能付きFDド
ライブ1の全体的な制御を行う。また、ラベルシール上
への基本的な印字情報生成制御も行い、印字する内容に
基づき、ラベルシールのレイアウトに対応する印刷用の
イメージデータを記憶装置部5のイメージメモリに作成
し、FDの排出時に該イメージデータを印刷装置部4の
印字用ヘッドに出力するように制御し、ラベルシールへ
の印字を行っている。
【0026】I/F(インターフェイス)部8は、外部
装置9とデータの送受信を行うためのインターフェイス
である。
【0027】外部装置9は、印刷機能付きFDドライブ
1とデータの送受信を行う。外部装置9は、例えば、パ
ソコンやホストコンピュータ等が考えられる。
【0028】操作部6は、FDの取り出し操作を行う部
分で、例えば、イジェクトスイッチ等が考えられる。
【0029】図2は、本実施例で使用されるラベルシー
ルの断面図である。
【0030】本実施例で使用されるラベルシールは、書
き換え可能なリライタブル材料を用い、熱を加えること
により、可視情報の消去及び記録を繰り返し行うことが
できるものである。
【0031】同図において、ラベルシール10は、可視
情報の消去及び記録を行うリライタブル材料部17とF
Dへ貼付するためのシール部18とから構成される。リ
ライタブル材料部17は、基層14、光反射層13、記
録層12、保護層11の多層構造で構成され、材質とし
て、基層14はPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、紙等で構成され、記録層12は高分子/低分子復
号型の熱可逆性記録媒体で構成され、保護層11は透明
樹脂で構成される。リライタブル材料部17は、第1の
温度(例えば、120℃)まで加熱され冷却されると記
録層12の加熱部分が白濁して可視情報の記録が出来、
第1の温度より低い第2の温度(例えば100℃)まで
加熱され冷却されると白濁した記録層12が透明になっ
て可視情報の記録が消去出来るものである。尚、このよ
うなリライタブル材料は、既に公知の技術であるので、
ここでは詳細な説明は省略する。
【0032】また、シール部18は、剥離紙16、接着
層15から構成され、ラベルシール10は、剥離紙16
が剥がされた状態で、接着層15により、FDへ貼付さ
れる。
【0033】尚、本実施例では、ラベルシールにリライ
タブル材料を用いているが、これに限らず、例えば、F
Dの外装ケースにリライタブル材料を用いることもでき
る。
【0034】図3は、本発明の一実施例に係わる印刷機
能付きFDドライブの処理動作を示すフローチャートで
ある。
【0035】尚、本実施例では、FDに貼付されるラベ
ルシールが、印刷機能付きFDドライブ1に対応したも
のであるか否かを識別するために、書き換え可能なラベ
ルシール10上には、識別マークが予め印刷されてい
る。
【0036】同図において、まず、印刷機能付きFDド
ライブ1にFDが、挿入されると(ステップS301,
Yes)、FDが記憶装置部5のリード/ライト実行位
置へ搬送されるまでの間に、マーク読み取り部3が、F
Dに貼付されたラベルシール上の識別マークを読み取る
(ステップS302)。そして、識別マークの有無が判
断され(ステップS303)、識別マークが無いと判断
された時(ステップS303,No)は、ラベルシール
が従来のタイプであり、印刷機能付きFDドライブ1に
は対応していないので、ラベルシールへの印字動作や消
去動作は行わない。その後の動作は、通常のFDドライ
ブの動作と同様に、記憶装置部5により、FDの内容の
読み込みやFDへの新たなデータの書き込み等が行われ
(ステップS310)、利用者による操作部6の操作や
外部装置9からのイジェクト命令により、FDのイジェ
クト動作が開始され(ステップS311,Yes)、F
Dが印刷機能付きFDドライブ1から排出される(ステ
ップS309)。ステップS311の処理にて、利用者
による操作部6の操作や外部装置9からのイジェクト命
令が無い時は、ステップS310の処理へ戻る。
【0037】一方、ステップS303にて、ラベルシー
ル上に識別マークが有ると判断された時(ステップS3
03,Yes)は、FDに貼付されるラベルシールは、
書き換え可能なラベルシール10であるので、FDが記
憶装置部5のリード/ライト実行位置へ搬送されるまで
の間に、ラベルシール10上に明記されている内容は、
印刷装置部4の消去用ヘッドにより消去される(ステッ
プS304)。その後、FDが記憶装置部5のリード/
ライト実行位置へ搬送されると、記憶装置部5により、
FDの記憶内容の読み込みやFDへの新たなデータの書
き込み等が行われる(ステップS305)。そして、利
用者による操作部6の操作や外部装置9からのイジェク
ト命令によりFDのイジェクト動作が開始されると(ス
テップS306,Yes)、記憶装置部5がFDに記憶
されている最新の内容を読み出し(ステップS30
7)、この読み出された内容を、印刷装置部4の印字用
ヘッドが、ラベルシール10上に印字し(ステップS3
08)、印刷機能付きFDドライブ1からFDが排出さ
れる(ステップS309)。ステップS306にて、利
用者による操作部6の操作や外部装置9からのイジェク
ト命令が無い時は、ステップS305の処理へ戻る。
尚、ラベルシール10上へ印字する内容は、例えば、フ
ァイル名、更新日時、ファイル属性、残容量等が考えら
れる。
【0038】以上により、FDに貼付されるラベルシー
ト10上には、常に、FDに記憶される内容が明記され
ることになり、管理が容易になる。
【0039】また、ラベルシール10上には、識別マー
クが予め印刷されているので、この識別マークを認識す
ることにより、従来のタイプのラベルシールとの区別が
可能になり、誤って従来のラベルシールに対して印字動
作や消去動作を行うことがなくなる。よって、印刷装置
部の装置寿命の向上がはかれる。
【0040】図4は、本発明の一実施例に係わる印刷機
能付きFDドライブの概略断面図である。
【0041】同図において、印刷機能付きFDドライブ
1は、FD挿入口に、FD検知センサー20aを備え、
FD19が挿入されると、FD検知センサー20aによ
りFD19の挿入が検知され、ローラ21a〜21dが
駆動し、FD19がリード/ライト実行位置へ搬送され
る。
【0042】FD搬送路には、FD19の進入/排出位
置を検知するセンサー20a〜20eが設けられてお
り、このセンサー20a〜20eを利用することによ
り、FD19の搬送位置を確認しながら、各種制御が行
われる。
【0043】リード/ライト実行位置への搬送途中にお
いて、ラベルシール10上に予め印刷された識別マーク
の検出が、マークセンサ22により行われる。ここで、
識別マークが検出されない時は、ラベルシールが従来の
タイプのものであるので、ラベルシール上への印字動作
や消去動作は行わず、従来のFDドライブと同様の動作
が行われる。一方、識別マークが検出された時は、ラベ
ルシールが書き換え可能なラベルシール10であるの
で、リード/ライト実行位置への搬送途中において、消
去用ヘッド23により、ラベルシール10上の内容が消
去される。その後、FD19がリード/ライト実行位置
へ移動し、FD19のロック機構及び磁気読み取りヘッ
ド24のアクセス機構25が動作し、FD19の記憶内
容の読み込みやFD19への新たなデータの書き込み等
が行われる。そして、利用者によるイジェクター26の
操作、又は不図示の外部装置(例えば、パソコン等)か
らのイジェクト命令により、FD19の排出動作へ移行
する。このFD19の排出動作は、まず、FD19の記
憶内容をラベルシール10上へ印字するためにFD19
の記憶内容を読み込み、この読み込みが終了すると、デ
ィスクのロック機構が解除され、ローラ21a〜21d
が回転し、FD19を印刷機能付きFDドライブ1から
排出する方向へ搬送する。この搬送途中において、前記
読み込んだFD19の記憶内容は、印字用ヘッド26に
より、ラベルシール10上へ印字され、FD19が、印
刷機能付きFDドライブ1から排出される。
【0044】尚、本実施例では、ラベルシール10上の
内容の消去は、FDのリード/ライト実行位置へ搬送す
る途中で行われているが、この時に限らず、FDのリー
ド/ライト実行位置への到着後に行ってもよい。又は、
ディスクの排出時において、印字用ヘッド26よりも上
流側に配設された消去用ヘッド23により、FDの最新
の記憶内容をラベルシール10上へ印字する直前に行う
ようにし、ラベルシール10上の内容の消去及び印字
を、FD排出時にまとめて行うようにしてもよい。ま
た、ラベルシール10上への印字も、FD排出時のみだ
けでなく、FDの記憶内容が変わる毎に行ってもよい。
例えば、ラベルシール10上の内容の消去及び印字を、
FD排出時にまとめて行う時は、コントロール部7が、
FDの挿入から排出までの間に、ライトアクセスがあっ
たか否かをフラグメモリに記憶しておき、ライトアクセ
スがあった時だけ、ラベルシール10上の内容を消去
し、FDの記憶内容を印字するように構成にすれば、F
Dを挿入してFDの読み込みしか実行されなかった場合
に、ラベルシールの消去動作及び印字動作は行われず、
無駄な印字用ヘッド及び消去用ヘッドの動作を避けるこ
とができ、製品寿命を延ばすことができる。尚、本実施
例の消去ヘッド23は、ヒータなどの発熱体を内包する
ローラ状のもので構成することもできる。
【0045】また、本実施例では、FDに記憶される内
容が増加すると、ラベルシールへの印字可能面積が限ら
れるために、その内容全てを印字することができない。
そこで、このような場合の印字方法について、図5
(a)〜(d)を用いて説明する。同図において、
(a)は通常の印字が行われた時のラベルシール10を
示す。これに対し、例えば、FDの記憶内容が少ない時
は、印字に使用される文字フォントを大きいものにして
見やすくし、FDの記憶内容が所定量増える毎に、印字
するフォントを小さくするようにしても良い。同図
(b)は、フォントを大きくした時の例を示している。
【0046】又は、FDの記憶内容が少ない時は、印字
に使用する文字ピッチや行ピッチを大きいものにして見
やすくし、FDの記憶内容が所定量増える毎に、文字ピ
ッチや行ピッチを小さくなるようにしてもよい。同図
(c)は、行ピッチを大きくした時の例を示している。
【0047】又は、FDの記憶内容が少ない時は、ラベ
ルシール10に印字する項目を多くし(例えば、ファイ
ル名、ファイルサイズ、ファイルの種類、更新日時
等)、FDの記憶内容が所定量増える毎に、印字する項
目を少なくし、最終的には、ファイル名だけの印字にす
るようにしてもよく、1ファイル1行で印字していたも
のを、ラベルシール10の横方向領域を分割して、複数
段に分けて印字するようにしてもよい。同図(d)は、
横方向に2段に分割した時の例を示している。
【0048】尚、ラベルシール10上に印字される内容
は、現在のFDの記憶内容に限らず、変更履歴や、固定
メッセージでもよい。
【0049】また、本実施例では、印刷機能付きFDド
ライブ1のコントロール部7が、基本的な印字情報の生
成制御を行っているが、印字情報の生成制御を行うの
は、コントロール部7に限らず、外部装置側(例えば、
ホストコンピュータ等)で行ってもよく、例えば、ラベ
ルシール印字用の専用アプリケーションを用意し、これ
を外部装置側で動作させることにより、ユーザが所望す
るラベルシールのレイアウトを外部装置側で作成し、こ
れを印刷機能付きFDドライブで印字処理させるように
してもよい。また、この時、FDに記憶される内容の表
題(タイトル)をラベルシール10上の上部等に印字す
ることが出来るアプリケーションを用意することによ
り、FDを印刷機能付きFDドライブに挿入すると、通
常はラベルシール10上の内容は全て消去されてしまう
が、タイトル印字領域だけは、消去用ヘッドの動作を禁
止し(禁止設定可能とし)、タイトルが消えないように
構成してもよい。但し、ユーザが所望する時は、ラベル
シールの全領域の印字を消去することができ、これらの
選択指定は、印刷機能付きFDドライブの操作部、又は
外部装置(例えば、ホストコンピュータ等)からの命令
によって設定するようにしてもよい。このようなラベル
シール10上の上部に表題(タイトル)を書き込んだ例
を図6に示す。
【0050】また、本実施例では、ラベルシール10上
に、識別マークが予め印刷されているが、この識別マー
クを印字/消去可能なものとしておくか、又は、予め印
刷された識別マークとは別に印字/消去可能なマークを
新たにラベルシール10上に印字しておくかすることに
より、マーク読み取り時に、この印字/消去可能なマー
クを読み取ることで、マークの種類に応じた動作モード
の変更を行うことができる。例えば、動作モードは、ラ
ベルシール印字禁止モードや今までの履歴を残す履歴モ
ード等が考えられる。また、書き換え可能な識別マーク
を、印字/消去回数毎に変化させ、印字/消去可能な限
界値に近づいた時は、印刷機能付きFDドライブ1に、
新たなラベルシールへの交換を進める警告表示をさせる
ようにしても良い。さらに、書き換え可能なマークを、
商標登録されたマークにすることにより、海賊版ラベル
シールの作成及び販売を防止することができる。
【0051】また、本実施例では、印字用ヘッド及び消
去用ヘッドは、固定式で構成されているが、可動式にし
て、ラベルシール10上をスキャンするように印字及び
消去を行う構成にしても良い。
【0052】さらに、本実施例では、印字用ヘッド及び
消去用ヘッドは別々に構成されているが、印字及び消去
を1つのヘッドで構成するようにしてもよい。
【0053】図7は、このような印字及び消去を1つの
ヘッドで行う印刷機能付きFDドライブである。同図に
おいて、FD19挿入時に、印字/消去用共通ヘッド2
7により、ラベルシール10上の内容が消去され、FD
19排出時に、印字/消去用共通ヘッド27により、ラ
ベルシール10上にFD19の記憶内容が印字される。
例えば、印字/消去用共通ヘッド27は、発熱素子アレ
イからなるサーマルヘッドで構成される。その他の構成
については、図4に示した構成と同様であるので、説明
を省略する。
【0054】尚、本実施例では、記憶媒体として、FD
を用いているが、これに限らず、MO(Magneto
―Optical disk)、MD(Mini Di
sk)、DVD(Digital Versatile
Disk)、Zip等のリムーバブルストレージなら
何でも良く、スマートメディア等のカード式のメモリで
も良い。また、カートリッジ式でなく、CD―ROMの
ような回転円盤式の記憶媒体にも適用可能である。
【0055】また、本実施例では、記憶装置部5は、F
Dの記憶内容の読み出し、消去、及び新たなデータの書
き込みを行っているが、FDの記憶内容の読み出しだけ
を行うように構成しても良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記憶媒体に記憶されるファイル内容が書き変わった時
に、ラベルシールを記入し直したり、新たなラベルシー
ルを貼り直したりする面倒な作業を無くし、記憶媒体の
管理を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる印刷機能付きフロッ
ピーディスクドライブのシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例に係わるラベルシールの断面
図である。
【図3】本発明の一実施例に係わる印刷機能付きFDド
ライブの処理動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例に係わる印刷機能付きFDド
ライブの概略断面図である。
【図5】(a)は、通常の印字が行われた時のラベルシ
ールであり、(b)は、フォントを大きくした時のラベ
ルシールであり、(c)は、行ピッチを大きくした時の
ラベルシールであり、(d)は、横方向に2段に分割し
た時のラベルシールである。
【図6】ラベルシール上の上部に表題(タイトル)を書
き込んだ時のラベルシールである。
【図7】印字及び消去を1つのヘッドで行う印刷機能付
きFDドライブである。
【符号の説明】
1 印刷機能付きFDドライブ 2 搬送部 3 マーク読み取り部 4 印刷装置部 5 記憶装置部 6 操作部 7 コントローラ部 8 I/F部 9 外部装置 10 ラベルシール 11 保護層 12 記録層 13 光反射層 14 基層 15 接着層 16 剥離紙 17 リライタブル材料部 18 シール部 19 FD 20a〜20e FD検知センサー 21a〜21d ローラ 22 マークセンサー 23 消去用ヘッド 24 磁気読み取りヘッド 25 アクセス機構 26 印字用ヘッド 27 印字/消去共通ヘッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体に記憶される情報の読み書きを
    行う記憶媒体読み書き装置において、 該記憶媒体は、印字及びその消去が繰り返し可能なラベ
    ル部を備え、該ラベル部に対し、該記憶媒体に関する情
    報の印字及びその消去を行う印字/消去手段を備えるこ
    とを特徴とする印刷機能付き記憶媒体読み書き装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶媒体に関する情報は、前記記憶
    媒体の記憶内容であることを特徴とする請求項1記載の
    印刷機能付き記憶媒体読み書き装置。
  3. 【請求項3】 前記ラベル部は、前記記憶媒体に貼付さ
    れるラベルシールであることを特徴とする請求項1記載
    の印刷機能付き記憶媒体読み書き装置。
  4. 【請求項4】 前記ラベル部は、前記記憶媒体の外装ケ
    ースの一部であることを特徴とする請求項1記載の印刷
    機能付き記憶媒体読み書き装置。
  5. 【請求項5】 更に、特定マーク識別手段と制御内容変
    更手段とを備え、 該特定マーク識別手段が、前記ラベル部上の特定マーク
    を識別し、該識別結果に応じて、該制御内容変更手段が
    制御内容を変更することを特徴とする請求項1記載の印
    刷機能付き記憶媒体読み書き装置。
  6. 【請求項6】 前記制御内容変更手段は、前記特定マー
    ク識別手段による識別結果に応じて、前記印字/消去手
    段による前記記憶媒体に関する情報の印字及びその消去
    を行わないことを特徴とする請求項5記載の印刷機能付
    き記憶媒体読み書き装置。
  7. 【請求項7】 前記特定マークは、前記ラベル部への印
    字/消去の回数を示し、前記特定マーク識別手段は、前
    記ラベル部が耐久回数を越えているか否かを識別し、該
    識別結果に応じて、前記ラベル部が耐久回数を越えてい
    ることをユーザに警告することを特徴とする請求項5記
    載の印刷機能付き記憶媒体読み書き装置。
JP10369822A 1998-12-25 1998-12-25 印刷機能付き記憶媒体読み書き装置 Withdrawn JP2000195224A (ja)

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