JPH0883062A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH0883062A JPH0883062A JP6216973A JP21697394A JPH0883062A JP H0883062 A JPH0883062 A JP H0883062A JP 6216973 A JP6216973 A JP 6216973A JP 21697394 A JP21697394 A JP 21697394A JP H0883062 A JPH0883062 A JP H0883062A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スキャナ等で取り込んだ画像を実時間で、9
0°回転させて表示する。 【構成】 画像メモリ2に格納される画像データを非回
転で表示させるか、または、90°回転で表示させるか
を設定する表示モード設定部4と、画像メモリ2への画
像データの書き込みおよび表示モード設定部4における
設定モードに基づいて画像メモリ2に格納された画像デ
ータの読み出し制御を行う画像メモリ制御部3と、画像
メモリ2から読み出される複数ビットの画像データを非
回転表示用の1ビットデータに変換するシフトレジスタ
5と、画像メモリ2から読み出される複数ビットの画像
データを90°回転表示用の1ビットデータに変換する
1ビット切出部6と、表示モード設定部4における設定
モードに基づいてシフトレジスタ5から出力されるデー
タまたは1ビット切出部6から出力されるデータのいず
れかを選択し表示する。
0°回転させて表示する。 【構成】 画像メモリ2に格納される画像データを非回
転で表示させるか、または、90°回転で表示させるか
を設定する表示モード設定部4と、画像メモリ2への画
像データの書き込みおよび表示モード設定部4における
設定モードに基づいて画像メモリ2に格納された画像デ
ータの読み出し制御を行う画像メモリ制御部3と、画像
メモリ2から読み出される複数ビットの画像データを非
回転表示用の1ビットデータに変換するシフトレジスタ
5と、画像メモリ2から読み出される複数ビットの画像
データを90°回転表示用の1ビットデータに変換する
1ビット切出部6と、表示モード設定部4における設定
モードに基づいてシフトレジスタ5から出力されるデー
タまたは1ビット切出部6から出力されるデータのいず
れかを選択し表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナ等の画像入力
手段から取り込んだ画像データをディスプレイ等の画像
表示手段に表示する画像表示装置に関し、特に取り込ん
だ画像データを90°回転させて表示可能な画像表示装
置に関する。
手段から取り込んだ画像データをディスプレイ等の画像
表示手段に表示する画像表示装置に関し、特に取り込ん
だ画像データを90°回転させて表示可能な画像表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の画像表示装置として、
縦書き、横書きが混ざった郵便物の宛名を、その記載方
向を一定の方向に揃えて表示する郵便物宛名表示装置が
知られている。
縦書き、横書きが混ざった郵便物の宛名を、その記載方
向を一定の方向に揃えて表示する郵便物宛名表示装置が
知られている。
【0003】この郵便物宛名表示装置で用いられている
従来の画像表示装置では、まず、宛名が記載された郵便
物をスキャナ等で走査することによって、その郵便物の
画像データを取り込み、画像メモリに格納していた。そ
して、画像メモリに格納された画像データを90°回転
させて表示させる場合に、画像メモリ内の画像データを
90°回転表示用に書き換えるために、この画像メモリ
から読み出した画像データに対し90°回転処理を施
し、再度、90°回転処理が施された画像データを画像
メモリに格納していた。そして、画像メモリに格納され
た画像データを順次読み出して、ディスプレイ等の表示
手段に表示していた。
従来の画像表示装置では、まず、宛名が記載された郵便
物をスキャナ等で走査することによって、その郵便物の
画像データを取り込み、画像メモリに格納していた。そ
して、画像メモリに格納された画像データを90°回転
させて表示させる場合に、画像メモリ内の画像データを
90°回転表示用に書き換えるために、この画像メモリ
から読み出した画像データに対し90°回転処理を施
し、再度、90°回転処理が施された画像データを画像
メモリに格納していた。そして、画像メモリに格納され
た画像データを順次読み出して、ディスプレイ等の表示
手段に表示していた。
【0004】ここで、例えば、特開昭62−29988
1号公報に開示されている従来の画像表示装置におい
て、画像メモリに格納された画像データを90°回転さ
せて表示させる処理について図8から図10を参照して
説明する。
1号公報に開示されている従来の画像表示装置におい
て、画像メモリに格納された画像データを90°回転さ
せて表示させる処理について図8から図10を参照して
説明する。
【0005】図8は、スキャナ等により取り込まれた画
像データが画像メモリに格納された場合のその画像メモ
リの状態を示す図である。図9は、画像メモリ内の画像
データに対し、90°回転処理を施すために用いられる
回転バッファの構成を示す図である。図10は、90°
回転処理が施された画像データが画像メモリに格納され
た場合のその画像メモリの状態を示す図である。
像データが画像メモリに格納された場合のその画像メモ
リの状態を示す図である。図9は、画像メモリ内の画像
データに対し、90°回転処理を施すために用いられる
回転バッファの構成を示す図である。図10は、90°
回転処理が施された画像データが画像メモリに格納され
た場合のその画像メモリの状態を示す図である。
【0006】まず、スキャナ等により画像表示データ
(a、b、・・・、h)が画像メモリに格納されたとす
る。ここで、図8に示すa−A、・・・、a−Hは、8
ビット画像表示データaを構成する1ビットデータであ
って、さらに、後述する回転バッファへのセット位置を
示したものである。また、画像メモリへのリード/ライ
トは、例えば、図示せぬCPUによる画像処理等を考慮
して、8ビット単位で行うものとする。
(a、b、・・・、h)が画像メモリに格納されたとす
る。ここで、図8に示すa−A、・・・、a−Hは、8
ビット画像表示データaを構成する1ビットデータであ
って、さらに、後述する回転バッファへのセット位置を
示したものである。また、画像メモリへのリード/ライ
トは、例えば、図示せぬCPUによる画像処理等を考慮
して、8ビット単位で行うものとする。
【0007】そして、この画像表示データを90°回転
させて表示させる場合には、画像メモリから8ビット画
像表示データをa、b、・・・、hの順番で読み出し、
回転バッファに順次セットしていく。ここで、画像表示
データのバッファセット方向は図9のx方向である。
させて表示させる場合には、画像メモリから8ビット画
像表示データをa、b、・・・、hの順番で読み出し、
回転バッファに順次セットしていく。ここで、画像表示
データのバッファセット方向は図9のx方向である。
【0008】そして、a〜hの8ビット画像表示データ
が全てセットされると、次に、バッファリード方向yの
順番、つまり、8ビットの画像表示データがA、B、・
・・、Hの順番で読み出され、図10に示すように再び
画像メモリに格納され、90°回転表示を行うための画
像メモリの書き換えが終了する。また、画像メモリに格
納される画像データがさらに多い場合には、上記処理を
繰り返すことになる。
が全てセットされると、次に、バッファリード方向yの
順番、つまり、8ビットの画像表示データがA、B、・
・・、Hの順番で読み出され、図10に示すように再び
画像メモリに格納され、90°回転表示を行うための画
像メモリの書き換えが終了する。また、画像メモリに格
納される画像データがさらに多い場合には、上記処理を
繰り返すことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来の画像表示装
置では、画像メモリに格納された画像データを回転させ
ないで表示させる場合には、順次画像データを読み出し
てそのまま表示させていたが、その画像データを90°
回転させて表示させる場合には、90°回転処理を施し
た後、再度、画像メモリに格納しなければならず、した
がって、処理時間が非常にかかり、実用的ではなかっ
た。
置では、画像メモリに格納された画像データを回転させ
ないで表示させる場合には、順次画像データを読み出し
てそのまま表示させていたが、その画像データを90°
回転させて表示させる場合には、90°回転処理を施し
た後、再度、画像メモリに格納しなければならず、した
がって、処理時間が非常にかかり、実用的ではなかっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の画像表示装置は、画像入力手段によって
取り込まれる画像データを格納する画像メモリと、前記
画像メモリに格納される画像を回転させないで表示手段
に表示させるか、または、90°回転させてその表示手
段に表示させるかを設定する表示モード設定手段と、前
記画像メモリへの画像データの書き込みおよび前記表示
モード設定手段における設定モードに基づいて前記画像
メモリに格納された画像データの読み出し制御を行う画
像メモリ制御手段と、前記画像メモリから読み出される
複数ビットの画像データを非回転表示用の1ビットデー
タに変換する第1の手段と、前記画像メモリから読み出
される複数ビットの画像データを90°回転表示用の1
ビットデータに変換する第2の手段と、前記表示モード
設定部における設定モードに基づいて前記第1の手段か
ら出力されるデータまたは前記第2の手段から出力され
るデータのいずれかを選択する選択手段とを備え、前記
選択手段によって選択されるデータを前記表示手段に表
示する。
めに、本発明の画像表示装置は、画像入力手段によって
取り込まれる画像データを格納する画像メモリと、前記
画像メモリに格納される画像を回転させないで表示手段
に表示させるか、または、90°回転させてその表示手
段に表示させるかを設定する表示モード設定手段と、前
記画像メモリへの画像データの書き込みおよび前記表示
モード設定手段における設定モードに基づいて前記画像
メモリに格納された画像データの読み出し制御を行う画
像メモリ制御手段と、前記画像メモリから読み出される
複数ビットの画像データを非回転表示用の1ビットデー
タに変換する第1の手段と、前記画像メモリから読み出
される複数ビットの画像データを90°回転表示用の1
ビットデータに変換する第2の手段と、前記表示モード
設定部における設定モードに基づいて前記第1の手段か
ら出力されるデータまたは前記第2の手段から出力され
るデータのいずれかを選択する選択手段とを備え、前記
選択手段によって選択されるデータを前記表示手段に表
示する。
【0011】
【実施例】次に、本発明の画像表示装置の一実施例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0012】本実施例は、画像メモリに書き込まれた画
像データをディスプレイ等に表示させる場合に、設定さ
れる表示モードにしたがって、実時間で、非回転の画像
または90°回転の画像を表示させるものである。つま
り、90°回転画像を表示する場合であっても、画像メ
モリ上で画像データを90°回転表示用に書き換える必
要がない。
像データをディスプレイ等に表示させる場合に、設定さ
れる表示モードにしたがって、実時間で、非回転の画像
または90°回転の画像を表示させるものである。つま
り、90°回転画像を表示する場合であっても、画像メ
モリ上で画像データを90°回転表示用に書き換える必
要がない。
【0013】図1は、本実施例の構成を示すブロック図
であり、画像メモリ2は、スキャナ1から取り込まれた
郵便物等の被対象物10の画像データを格納する。表示
モード設定部4は、被対象物10上に記載された文字等
の記載方向を検出する記載方向検出部11における検出
結果に基づいて、画像メモリ2に格納された画像データ
を回転させないでディスプレイ9に表示させるか(非回
転表示モード)、または90°回転させて表示させるか
(90°回転表示モード)を設定する。画像メモリ制御
部3は、画像メモリ2への画像データの書き込みを制御
するとともに、表示モード設定部4において設定された
表示モードにしたがって、画像メモリ2からの画像デー
タの読み出しを制御する。画像メモリ2内の画像データ
を非回転表示させる場合に、シフトレジスタ5は、画像
メモリ2から順次読み出される複数ビットの画像表示デ
ータを1ビットの表示データ列に変換し、その1ビット
表示データ列を非回転画像表示用のデータとして順次セ
レクタ8に転送する。また、画像メモリ2内の画像デー
タを90°回転表示させる場合に、1ビット切出部6
は、画像メモリ2から順次読み出される複数ビットの画
像表示データからラインカウンタ7によって指定される
1ビットを切り出し、その1ビット表示データを90°
回転画像表示用のデータとして順次セレクタ8に転送す
る。セレクタ8は、表示モード設定部4において設定さ
れた表示モードにしたがって、シフトレジスタ5で作成
された1ビット表示データ列、つまり非回転画像表示用
のデータか、または1ビット切出部6で作成された1ビ
ット表示データ、つまり90°回転画像表示用のデータ
のいずれをディスプレイ9に出力するかを選択する。
であり、画像メモリ2は、スキャナ1から取り込まれた
郵便物等の被対象物10の画像データを格納する。表示
モード設定部4は、被対象物10上に記載された文字等
の記載方向を検出する記載方向検出部11における検出
結果に基づいて、画像メモリ2に格納された画像データ
を回転させないでディスプレイ9に表示させるか(非回
転表示モード)、または90°回転させて表示させるか
(90°回転表示モード)を設定する。画像メモリ制御
部3は、画像メモリ2への画像データの書き込みを制御
するとともに、表示モード設定部4において設定された
表示モードにしたがって、画像メモリ2からの画像デー
タの読み出しを制御する。画像メモリ2内の画像データ
を非回転表示させる場合に、シフトレジスタ5は、画像
メモリ2から順次読み出される複数ビットの画像表示デ
ータを1ビットの表示データ列に変換し、その1ビット
表示データ列を非回転画像表示用のデータとして順次セ
レクタ8に転送する。また、画像メモリ2内の画像デー
タを90°回転表示させる場合に、1ビット切出部6
は、画像メモリ2から順次読み出される複数ビットの画
像表示データからラインカウンタ7によって指定される
1ビットを切り出し、その1ビット表示データを90°
回転画像表示用のデータとして順次セレクタ8に転送す
る。セレクタ8は、表示モード設定部4において設定さ
れた表示モードにしたがって、シフトレジスタ5で作成
された1ビット表示データ列、つまり非回転画像表示用
のデータか、または1ビット切出部6で作成された1ビ
ット表示データ、つまり90°回転画像表示用のデータ
のいずれをディスプレイ9に出力するかを選択する。
【0014】この様な構成を備える本実施例の画像表示
装置の動作について、図1から図7を参照して説明す
る。
装置の動作について、図1から図7を参照して説明す
る。
【0015】図2は、スキャナで取り込むべき郵便物を
示す図である。図3は、スキャナで取り込まれた画像デ
ータが格納された画像メモリの状態を示す図である。図
4は非回転画像をディスプレイに表示する場合のタイミ
ングを示すタイミングチャートであり、図5は、非回転
画像が表示された場合のディスプレイの状態を示す図で
ある。図6は、90°回転画像をディスプレイに表示す
る場合のタイミングを示すタイミングチャートであり、
図7は、90°回転画像が表示された場合のディスプレ
イの状態を示す図である。ここで、ディスプレイのサイ
ズは、640bit×400bitであるものとする。
示す図である。図3は、スキャナで取り込まれた画像デ
ータが格納された画像メモリの状態を示す図である。図
4は非回転画像をディスプレイに表示する場合のタイミ
ングを示すタイミングチャートであり、図5は、非回転
画像が表示された場合のディスプレイの状態を示す図で
ある。図6は、90°回転画像をディスプレイに表示す
る場合のタイミングを示すタイミングチャートであり、
図7は、90°回転画像が表示された場合のディスプレ
イの状態を示す図である。ここで、ディスプレイのサイ
ズは、640bit×400bitであるものとする。
【0016】まず、搬送方向Aに搬送されている郵便物
上をスキャナ1を用いてスキャン方向Bに走査して取り
込まれた郵便物の画像データを画像メモリ2に格納す
る。つまり、図2においては、搬送方向Aおよびスキャ
ン方向Bに基づいて、1、2、・・・、n、n+1、・
・・、(m−1)n+nの順に郵便物のnワード×mラ
インの画像表示データがスキャナ1から取り込まれるこ
とになる。そして、図3に示すように、画像メモリ2内
にスキャナ1から取り込まれた画像データが格納され
る。ここで、本実施例においては、1ワードの画像表示
データは8ビットのデータから構成されるものとする。
上をスキャナ1を用いてスキャン方向Bに走査して取り
込まれた郵便物の画像データを画像メモリ2に格納す
る。つまり、図2においては、搬送方向Aおよびスキャ
ン方向Bに基づいて、1、2、・・・、n、n+1、・
・・、(m−1)n+nの順に郵便物のnワード×mラ
インの画像表示データがスキャナ1から取り込まれるこ
とになる。そして、図3に示すように、画像メモリ2内
にスキャナ1から取り込まれた画像データが格納され
る。ここで、本実施例においては、1ワードの画像表示
データは8ビットのデータから構成されるものとする。
【0017】表示モード設定部4では、記載方向検出部
11において検出される郵便物上の宛名の記載方向にし
たがって画像メモリ2内の画像データを非回転でディス
プレイ9に表示させるのか(非回転表示モード)または
90°回転させてディスプレイ9に表示させるのか(9
0°回転表示モード)が設定される。これは、郵便物上
の宛名の記載方向の検出結果から自動的に設定すること
ができる。
11において検出される郵便物上の宛名の記載方向にし
たがって画像メモリ2内の画像データを非回転でディス
プレイ9に表示させるのか(非回転表示モード)または
90°回転させてディスプレイ9に表示させるのか(9
0°回転表示モード)が設定される。これは、郵便物上
の宛名の記載方向の検出結果から自動的に設定すること
ができる。
【0018】表示モード設定部4で非回転表示モードが
設定された場合に、画像メモリ制御部3は、8表示クロ
ック毎に画像メモリ2のアドレスを更新しながら8ビッ
トの画像表示データを1、2、・・・、n、・・・、
b、n+1、n+2、・・・、c、・・・、fの順にビ
ット方向に読み出し、シフトレジスタ5に転送する。前
述したように各画像表示データ1、2、・・・、n、・
・・は、それぞれ8ビットのデータを含み、ここで、n
−i(i=0、1、・・・、7)は、画像表示データn
中の8個のデータを示す。例えば、1−0という表記は
画像表示データ1の0ビット目を示し、n−1という表
記は8ビットの画像表示データnの1ビット目を示すも
のとする。また、1表示クロックは、ディスプレイ上に
1ビットデータを表示するタイミングを示すものであ
る。
設定された場合に、画像メモリ制御部3は、8表示クロ
ック毎に画像メモリ2のアドレスを更新しながら8ビッ
トの画像表示データを1、2、・・・、n、・・・、
b、n+1、n+2、・・・、c、・・・、fの順にビ
ット方向に読み出し、シフトレジスタ5に転送する。前
述したように各画像表示データ1、2、・・・、n、・
・・は、それぞれ8ビットのデータを含み、ここで、n
−i(i=0、1、・・・、7)は、画像表示データn
中の8個のデータを示す。例えば、1−0という表記は
画像表示データ1の0ビット目を示し、n−1という表
記は8ビットの画像表示データnの1ビット目を示すも
のとする。また、1表示クロックは、ディスプレイ上に
1ビットデータを表示するタイミングを示すものであ
る。
【0019】シフトレジスタ5では、画像メモリ2から
8表示クロックごとに順次読み出される8ビット画像表
示データ(図3に示す表示データ1、表示データ2、・
・・、b、n+1、・・・、f)が1ビットデータ列
(1−0、1−1、1−2、・・・、2−0、2−1、
・・・、f−7)にそれぞれ変換されていき、この1ビ
ットデータ列が順次セレクタ8に転送される。
8表示クロックごとに順次読み出される8ビット画像表
示データ(図3に示す表示データ1、表示データ2、・
・・、b、n+1、・・・、f)が1ビットデータ列
(1−0、1−1、1−2、・・・、2−0、2−1、
・・・、f−7)にそれぞれ変換されていき、この1ビ
ットデータ列が順次セレクタ8に転送される。
【0020】セレクタ8では、表示モード設定部4にお
ける非回転表示モードの設定にしたがって、シフトレジ
スタ5から転送される1ビットデータ列がディスプレイ
9に転送される。
ける非回転表示モードの設定にしたがって、シフトレジ
スタ5から転送される1ビットデータ列がディスプレイ
9に転送される。
【0021】このようにディスプレイ9に転送されたデ
ータ列が図5に示すように、1表示クロック毎に1ビッ
トずつディスプレイ9に表示されていく。
ータ列が図5に示すように、1表示クロック毎に1ビッ
トずつディスプレイ9に表示されていく。
【0022】また、表示モード設定部4で非回転表示モ
ードが設定された場合には、画像メモリ制御部3は、1
表示クロック毎に画像メモリ2のアドレスを更新しなが
ら8ビットの画像表示データを順次読み出し、その画像
表示データを1ビット切出部6に転送する。この場合の
アドレスの更新方向は画像メモリ2のワード方向であ
り、したがって、画像表示データは、図3におけるd、
・・・、n+1、1、e、・・・、n+2、2、・・
・、g、・・・、aの順番で読み出される。
ードが設定された場合には、画像メモリ制御部3は、1
表示クロック毎に画像メモリ2のアドレスを更新しなが
ら8ビットの画像表示データを順次読み出し、その画像
表示データを1ビット切出部6に転送する。この場合の
アドレスの更新方向は画像メモリ2のワード方向であ
り、したがって、画像表示データは、図3におけるd、
・・・、n+1、1、e、・・・、n+2、2、・・
・、g、・・・、aの順番で読み出される。
【0023】1ビット切出部6では、画像メモリ2から
転送されてくる8ビット画像表示データからラインカウ
ンタ7におけるカウンタ値によって指定される1ビット
データを切り出して、この1ビットデータをセレクタ8
に転送する。ここで、ラインカウンタ7は、ディスプレ
イ9の1ライン分のビット数(本実施例の場合は64
0)の表示クロックがカウントされるごとに、カウント
値を0から7まで1ずつ順次カウントアップさせてい
き、そのカウント値を1ビット切出部6に出力する。な
お、このカウント値が0から7までなのは、1ワードの
画像表示データが8ビットのデータから構成されている
ためである。
転送されてくる8ビット画像表示データからラインカウ
ンタ7におけるカウンタ値によって指定される1ビット
データを切り出して、この1ビットデータをセレクタ8
に転送する。ここで、ラインカウンタ7は、ディスプレ
イ9の1ライン分のビット数(本実施例の場合は64
0)の表示クロックがカウントされるごとに、カウント
値を0から7まで1ずつ順次カウントアップさせてい
き、そのカウント値を1ビット切出部6に出力する。な
お、このカウント値が0から7までなのは、1ワードの
画像表示データが8ビットのデータから構成されている
ためである。
【0024】図6に示すように、ディスプレイ9の1ラ
イン目の表示を行う際には、画像メモリ2から読み出さ
れる8ビット画像表示データはd、・・・、n+1、1
であり、ラインカウンタ7におけるカウンタ値は0であ
る。したがって、1ビット切出部6で切り出される1ビ
ットデータは、1表示クロックごとにd−0、・・・、
n+1−0、1−0となる。d−0は、前述した通り、
8ビットの画像表示データdにおける0ビット目を示
し、この0ビット目がラインカウンタ7におけるカウン
ト値によって指定される。
イン目の表示を行う際には、画像メモリ2から読み出さ
れる8ビット画像表示データはd、・・・、n+1、1
であり、ラインカウンタ7におけるカウンタ値は0であ
る。したがって、1ビット切出部6で切り出される1ビ
ットデータは、1表示クロックごとにd−0、・・・、
n+1−0、1−0となる。d−0は、前述した通り、
8ビットの画像表示データdにおける0ビット目を示
し、この0ビット目がラインカウンタ7におけるカウン
ト値によって指定される。
【0025】さらに、ディスプレイ9の2ライン目の表
示を行う際には、画像メモリ2から読み出される8ビッ
ト画像表示データはd、・・・、n+1、1であり、ラ
インカウンタ7におけるカウンタ値は1にカウントアッ
プされている。したがって、1ビット切出部6で切り出
される1ビットデータは、d−1、・・・、n+1−
1、1−1となる。
示を行う際には、画像メモリ2から読み出される8ビッ
ト画像表示データはd、・・・、n+1、1であり、ラ
インカウンタ7におけるカウンタ値は1にカウントアッ
プされている。したがって、1ビット切出部6で切り出
される1ビットデータは、d−1、・・・、n+1−
1、1−1となる。
【0026】この処理がディスプレイ9の8ライン目の
表示処理まで繰返されると、次の9ライン目の表示から
は、画像メモリ2から読み出される8ビットの画像表示
データはe、・・・、n+2、2となる。そして、ライ
ンカウンタ7におけるカウンタ値は0にクリアされる。
したがって、1ビット切出部6で切り出される1ビット
データは、e−0、・・・、n+2−0、2−0とな
る。
表示処理まで繰返されると、次の9ライン目の表示から
は、画像メモリ2から読み出される8ビットの画像表示
データはe、・・・、n+2、2となる。そして、ライ
ンカウンタ7におけるカウンタ値は0にクリアされる。
したがって、1ビット切出部6で切り出される1ビット
データは、e−0、・・・、n+2−0、2−0とな
る。
【0027】さらに、この処理が繰返され、ディスプレ
イ9の400ライン(最終ライン)目の表示を行う際に
は、1ビット切出部6で切り出される1ビットデータ
は、g−7、・・・、a−7となる。
イ9の400ライン(最終ライン)目の表示を行う際に
は、1ビット切出部6で切り出される1ビットデータ
は、g−7、・・・、a−7となる。
【0028】セレクタ8では、表示モード設定部4で9
0°回転表示モードに設定されているので、1ビット切
出部6で切り出された1ビットデータを順次ディスプレ
イ9に転送する。
0°回転表示モードに設定されているので、1ビット切
出部6で切り出された1ビットデータを順次ディスプレ
イ9に転送する。
【0029】このようにディスプレイ9に転送された1
ビットのデータが図7に示すように、1表示クロック毎
に順次ディスプレイ9に表示されていく。
ビットのデータが図7に示すように、1表示クロック毎
に順次ディスプレイ9に表示されていく。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像表示
装置では、画像メモリ内の画像データを90°回転させ
てディスプレイに表示させる場合であっても、画像メモ
リ上で画像データを90°回転させて書き換える必要が
ない。
装置では、画像メモリ内の画像データを90°回転させ
てディスプレイに表示させる場合であっても、画像メモ
リ上で画像データを90°回転させて書き換える必要が
ない。
【0031】したがって、スキャナ等から取り込まれた
画像データを非回転表示または90°回転表示に関わら
ず、実時間での画像表示を行うことができる。
画像データを非回転表示または90°回転表示に関わら
ず、実時間での画像表示を行うことができる。
【図1】本発明の画像表示装置の一実施例の構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図2】スキャナで読み取られる被対象物を示す図。
【図3】図2で示した被対象物の画像データが格納され
た画像メモリの状態を示す図。
た画像メモリの状態を示す図。
【図4】画像メモリに格納された画像データを回転させ
ないで表示させる場合の動作を説明するタイミングチャ
ート。
ないで表示させる場合の動作を説明するタイミングチャ
ート。
【図5】図4のタイミングチャートにしたがって画像デ
ータを表示した場合のディスプレイの状態を示す図。
ータを表示した場合のディスプレイの状態を示す図。
【図6】画像メモリに格納された画像データを90°回
転させて表示させる場合の動作を説明するタイミングチ
ャート。
転させて表示させる場合の動作を説明するタイミングチ
ャート。
【図7】図6のタイミングチャートにしたがって画像デ
ータを表示した場合のディスプレイの状態を示す図。
ータを表示した場合のディスプレイの状態を示す図。
【図8】スキャナ等により取り込まれた画像データが格
納された画像データの状態を示す図。
納された画像データの状態を示す図。
【図9】従来の90°回転表示処理を行うために用いる
回転バッファを示す図。
回転バッファを示す図。
【図10】図8の画像メモリを90°回転表示を書き換
えた後の画像メモリの状態を示す図。
えた後の画像メモリの状態を示す図。
1 スキャナ 2 画像メモリ 3 画像メモリ制御部 4 表示モード設定部 5 シフトレジスタ 6 1ビット切出部 7 ラインカウンタ 8 セレクタ 9 ディスプレイ 11 記載方向検出部
Claims (4)
- 【請求項1】 画像入力手段によって取り込まれる画像
データを格納する画像メモリと、 前記画像メモリに格納される画像データを回転させない
で表示手段に表示させるか、または、90°回転させて
その表示手段に表示させるかを設定する表示モード設定
手段と、 前記画像メモリへの画像データの書き込みおよび前記表
示モード設定手段における設定モードに基づいて前記画
像メモリに格納された画像データの読み出し制御を行う
画像メモリ制御手段と、 前記画像メモリから読み出される複数ビットの画像デー
タを非回転表示用の1ビットデータに変換する第1の手
段と、 前記画像メモリから読み出される複数ビットの画像デー
タを90°回転表示用の1ビットデータに変換する第2
の手段と、 前記表示モード設定部における設定モードに基づいて前
記第1の手段から出力されるデータまたは前記第2の手
段から出力されるデータのいずれかを選択する選択手段
とを備え、 前記選択手段によって選択されるデータを前記表示手段
に表示することを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項2】 前記画像メモリ制御手段は、 画像メモリから画像データを読み出す際に、前記画像メ
モリのアドレスの更新方向を、前記表示モード設定手段
における設定によって、異ならせることを特徴とする前
記請求項1に記載の画像表示装置。 - 【請求項3】 前記第2の手段は、 前記画像メモリから順次読み出される複数ビットの画像
データから1ビットデータを切り出す切出手段と、 前記切出手段において1ビットデータを切り出す際に、
複数ビットの前記画像データから切り出すべき1ビット
データを指定する指定手段とを備えることを特徴とする
前記請求項1に記載の画像表示装置。 - 【請求項4】 前記表示モード設定手段は、 被対象物上の文字列の記載方向の検出結果に基づいて、
前記画像メモリに格納される画像データを回転させない
で表示手段に表示させるか、または、90°回転させて
その表示手段に表示させるかを設定することを特徴とす
る前記請求項1に記載の画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6216973A JPH0883062A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6216973A JPH0883062A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0883062A true JPH0883062A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16696826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6216973A Pending JPH0883062A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0883062A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1841199A1 (en) * | 2006-03-30 | 2007-10-03 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Scanner control device and scanner device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60197069A (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 文書表示変換方式 |
JPH03131899A (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-05 | Sanyo Electric Co Ltd | パターン変換回路 |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP6216973A patent/JPH0883062A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7852520B2 (en) | 2006-03-30 | 2010-12-14 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Scanner control device and scanner device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970729 |