JPH08813Y2 - 作業機の接地部材取付構造 - Google Patents

作業機の接地部材取付構造

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JPH08813Y2
JPH08813Y2 JP1988091280U JP9128088U JPH08813Y2 JP H08813 Y2 JPH08813 Y2 JP H08813Y2 JP 1988091280 U JP1988091280 U JP 1988091280U JP 9128088 U JP9128088 U JP 9128088U JP H08813 Y2 JPH08813 Y2 JP H08813Y2
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fitting member
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grounding
inner fitting
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JP1988091280U
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秀雄 椎山
幹夫 石田
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロータリ耕耘機等の作業機に取付けられる接
地輪等の接地部材を取付け支持するための作業機の接地
部材取付構造に関する。
(従来の技術) ロータリ耕耘機等の作業機では、第6図に示すように
作業機本体から突設された左右方向の支持部材1に、接
地輪3を着脱自在に取付けるようにしたものがあるが、
この種の作業機の接地部材取付構造は、同図に示すよう
に支持部材1を角筒状に形成すると共に、接地輪3の上
端部に支持部材1に挿脱自在でかつ回動不能に外嵌する
角筒状の嵌合部材4が左右方向内方に突設され、この嵌
合部材4を支持部材1に内嵌すると共に、これら内嵌部
材4及び支持部材1にピン孔5,6を介して図示省略の取
付ピンを挿入することにより抜脱不能に接地輪3を取付
けるようにしていた。そして接地輪3が不要な場合に
は、接地輪3が上向きになるように嵌合部材4を支点に
180度反転し、この状態で嵌合部材4を支持部材1に内
嵌すると共に、ピン孔5,6に取付ピンを挿入し、これに
より接地輪3を上向きに非接地状態に取付けるようにし
ていた。
(考案が解決しようとする課題) 従って従来では、接地輪3を支持部材1に接地状態か
ら非接地状態に付け換える場合、又は非接地状態から接
地状態に付け換える場合に、一旦嵌合部材4を支持部材
1から抜脱して接地輪3を支持部材1から取外し、その
後接地輪3を反転して再び嵌合部材4を支持部材1に内
嵌させる必要があり、作業が非常に面倒で時間がかかる
し、特に接地輪3が重いときには、一人での付け換え作
業が困難になった。
本考案は上記問題点に鑑み、接地部材を一人でも接地
状態と非接地状態とに簡単に付け換えることができるよ
にしたものである。
(課題を解決するための手段) この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、作
業機本体16から突設された支持部材19の取付部21に、接
地部材23が下方突出状に取付けられた作業機の接地部材
取付構造において、 支持部材19の取付部21が角筒状に形成され、接地部材
23の上端部に、取付部21に挿脱自在でかつ回動可能に内
嵌する内嵌部材28が突設されると共に、該内嵌部材28が
内嵌した取付部21に挿脱自在でかつ回動不能に外嵌する
角筒状の外嵌部材29が、前記内嵌部材28よりも短い寸法
で突設され、前記内嵌部材28の基部と外嵌部材29とは、
取付部21への嵌合によって取付部21を両者間で内外から
挟持するように、内外二重に配置されている点にある。
(作用) 接地輪23を第1図及び第2図に実線で示す如く接地状
態から第1図に鎖線で示す如く非接地状態に付け換える
場合、取付ピン33を取付部21及び内嵌部材28から取外し
た後、内嵌部材28が取付部21に内嵌状態を保持できる程
度に接地輪23を左右方向外方に引張して、外嵌部材29を
取付部21から外し、この状態で接地輪23を内嵌部材28廻
りに回動して非接地状態にし、その後接地輪23を左右方
向内方に移動して、外嵌部材29を取付部21に外嵌して、
その後取付ピン33を取付部21及び内嵌部材28に挿入して
内嵌部材28を抜止すればよく、接地輪23を支持部材19か
ら完全に取外すことなく簡単に付け換えることができ
る。また、接地輪23を第1図に鎖線で示す非接地状態か
ら第1図及び第2図に実線で示す接地状態に付け換える
場合も、上記と同様に接地輪23を支持部材19から取外す
ことなく簡単に付け換えることができる。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、第
5図において、11はトラクタ、12はロータリ耕耘機で、
三点リンク機構17を介してトラクタ11の後部に装着され
ている。ロータリ耕耘機12は、ロータリ作業部13、作業
部カバー14、機枠15等から耕耘機本体16が構成されてい
る。
耕耘機本体16には第1図及び第2図に示すように左右
一対の腕20を介して左右方向の支持部材19が後方に突設
されている。支持部材19は左右全長に亘って角筒状に形
成され、この左右両端部が取付部21とされている。
第1図、第2図及び第5図において、23は左右一対の
接地輪で、輪体24と輪体24を軸心廻り回動自在に支持し
たステー25と、ステー25を縦軸廻りに回動自在に支持し
た支持筒26とを備え、支持筒26の上端部には角筒状の筒
体27が固設されている。この筒体27には第3図及び第4
図にも示す如く取付部21挿脱自在でかつ回動自在に内嵌
する円筒状の内嵌部材28と、取付部21に挿脱自在でかつ
回動不能に外嵌する角筒状の外嵌部材29とが内外二重構
造となるように左右方向内方に突設されている。外嵌部
材29は内嵌部材28よりも短い寸法で突設されており、取
付部21に内嵌部材28を深く内嵌挿入してゆくと、その後
続けて外嵌部材29が取付部21に外嵌するようになってい
る。また、内嵌部材28及び外嵌部材29を取付部21に嵌合
した状態で、接地輪23を左右方向外方に引いてゆくと、
まず外嵌部材29の取付部21への外嵌のみが外れて、内嵌
部材28は取付部21に対して内嵌した状態のままになり、
この状態で取付部21に対して接地輪23が内嵌部材28の軸
心廻りに回動可能になるようになっている。
前記内嵌部材28には貫通状のピン孔31が設けられると
共に、該ピン孔31に対応して取付部21にピン孔32が設け
られ、これらピン孔31,32を介して内嵌部材28及び取付
部21に取付ピン33を着脱自在に挿入することにより、内
嵌部材28は取付部21に対して抜止される。
なお、前記実施例では、接地部材として接地輪23を使
用しているが、これに代え、畦立器その他の接地部材を
使用するようにしてもよい。また、作業機は接地部材が
取付けられるものであれば、ロータリ耕耘機以外の作業
機であってもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、接地部材23を接地状態から非接地状
態に付け換える場合、又は非接地状態から接地状態に付
け換える場合、外嵌部材29の取付部21への外嵌を外すと
共に、内嵌部材28を取付部21に内嵌させた状態のままに
し、この状態で接地部材23を内嵌部材28廻りに回動し
て、再び外嵌部材29を取付部21に外嵌して、接地部材23
を回動不能にすればよく、接地部材23を支持部材19から
完全に取外す必要がなくなり、接地部材23が重量であっ
てもこれを持上げずに済み、接地部材23を一人でも簡単
に付け換えることができる。
また、前記内嵌部材28の基部と外嵌部材29とが、取付
部21への嵌合によって取付部21を両者間で内外から挟持
するように、内外二重に配置されているので、外嵌部材
29を取付部21に外嵌して、接地部材23を回動不能にした
とき、取付部21が内嵌部材28の基部と外嵌部材29とで内
外から挟持した状態になるので、接地部材29に作業機側
から相当大きな荷重が掛かっても、取付部21が変形した
りするのを内嵌部材28及び外嵌部材29によって効果的に
保護することができ、接地部材23を接地状態と非接地状
態とに何ら支障なく長期に亘って簡単に付け換えること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、第1図は
背断面図、第2図は接地輪部分の斜視図、第3図は第1
図のA−A線断面図、第4図は第1図のB−B線断面
図、第5図は全体側面図である。第6図は従来例を示す
斜視図である。 12…ロータリ耕耘機、16…耕耘機本体、19…支持部材、
21…取付部、23…接地輪、28…内嵌部材、29…外嵌部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業機本体16から突設された支持部材19の
    取付部21に、接地部材23が下方突出状に取付けられた作
    業機の接地部材取付構造において、 支持部材19の取付部21が角筒状に形成され、接地部材23
    の上端部に、取付部21に挿脱自在でかつ回動可能に内嵌
    する内嵌部材28が突設されると共に、該内嵌部材28が内
    嵌した取付部21に挿脱自在でかつ回動不能に外嵌する角
    筒状の外嵌部材29が、前記内嵌部材28よりも短い寸法で
    突設され、前記内嵌部材28の基部と外嵌部材29とが、取
    付部21への嵌合によって取付部21を両者間で内外から挟
    持するように、内外二重に配置されていることを特徴と
    する作業機の接地部材取付構造。
JP1988091280U 1988-07-08 1988-07-08 作業機の接地部材取付構造 Expired - Lifetime JPH08813Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988091280U JPH08813Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 作業機の接地部材取付構造

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JP1988091280U JPH08813Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 作業機の接地部材取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0212207U JPH0212207U (ja) 1990-01-25
JPH08813Y2 true JPH08813Y2 (ja) 1996-01-17

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ID=31315761

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JP1988091280U Expired - Lifetime JPH08813Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 作業機の接地部材取付構造

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5968016U (ja) * 1982-10-30 1984-05-08 セイレイ工業株式会社 作業機における尾輪の取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0212207U (ja) 1990-01-25

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