JPH088114Y2 - 紙送り装置の固定機構 - Google Patents

紙送り装置の固定機構

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JPH088114Y2
JPH088114Y2 JP6582689U JP6582689U JPH088114Y2 JP H088114 Y2 JPH088114 Y2 JP H088114Y2 JP 6582689 U JP6582689 U JP 6582689U JP 6582689 U JP6582689 U JP 6582689U JP H088114 Y2 JPH088114 Y2 JP H088114Y2
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pin tractor
tractor body
guide groove
pin
drive shaft
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和光 春原
伸 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプリンタにおける紙送り装置に係り、特に固
定機構に関する。
(従来の技術) プリンタにおいて折畳み用紙、ロール紙等の連続用紙
(以後用紙と記す)を送る場合の紙送り装置として、従
来ピンホイールユニットまたはピントラクタユニットが
使用されている。
この紙送り装置は、用紙の両側部に一定の間隔で連設
されているピン孔に嵌合するピンを備えたピンホイール
ユニットまたはピントラクタユニットを駆動することに
より、用紙の送りを行うものであるが、紙幅の異なる数
種類の用紙を使いわけるプリンタにおいては、紙送り装
置をガイドシャフトに摺動可能に実装し、使用する用紙
の紙幅に合致する位置に紙送り装置を移動させて固定す
るようにしている。
例えば本出願人がすでに出願した実開昭61-37948号公
報もその1つである。これについて図面を参照しながら
説明する。
第5図は従来技術による紙送り装置の外観斜視図であ
る。紙送り装置は左右1対からなるピントラクタユニッ
トであり、同図は左側ピントラクタユニットを示してい
る。ピントラクタユニット1はピントラクタ本体2と固
定手段であるロックレバー5とからなり、ピントラクタ
本体の一端部をドライブシャフト5に実装し、他端部を
ロックシャフト6に実装してある。両シャフトは図示せ
ぬシャーシを挟んで立設した図示せぬサイドプレートに
平行に軸支されている。ピントラクタ本体2はドライブ
シャフト7の駆動力により紙送りするピントラクタ3ト
ラクタフレーム4とからなり、トラクタフレーム4の側
壁4aにはガイドボス4bとロックレバー5の回動支点であ
る取付部4cとが設けてある。ガイドボス4bがロックシャ
フト6との接触面を拡げ、ピントラクタユニット1が矢
印C−D方向へ移動するとき、なめらかに摺動できる役
目を果している。ロックレバー5は取付部4cを回動支点
として矢印A−B方向に回動する。動作としてはピント
ラクタユニット1を矢印C方向又はD方向に摺動し、用
紙の紙幅に合致する位置即ち、図示せぬ用紙のピン孔に
ピントラクタ3のピン3aを嵌合させた位置に位置決めす
る。位置決め後、ロックレバー5を矢印B方向へ回動
し、ロックレバー5の図示せぬ嵌合部をガイドボス4bに
設けた図示せぬ切欠き部から露出している。ロックシャ
フト6の外周部で弾性変形させてロックシャフト6に嵌
合し、ピントラクタユニット1を固定する。
(考案が解決しようとする課題) 従来の紙送り装置にあっては、ピントラクタ本体がガ
イドシャフトの軸方向へなめらかに摺動できるようにロ
ックシャフトとガイドボスとの接触面を拡げる必要があ
り、ガイドボスをロックレバー取付側へ飛び出させて設
けている。
ところでプリンタの大きさは印字用紙の用紙幅毎に段
階的にあるわけでなく、経済性を考えて数段階に分けて
いる。例えば1ラインの最大印字文字数80キャラクタと
136キャラクタとで分けている。80キャラクタ用の印字
用紙幅は80文字分の印字範囲に綴目等の余白を含んでも
10インチあればよい。そうすると、サイドプレート間の
距離はピントラクタユニットのガイドボスをそれぞれサ
イドプレートに当接させ、その時の左右のピントラクタ
ユニットのピン間距離が10インチの印字用紙をセットで
きる距離であればよい。通常80キャラクタ用プリンタは
セットできる印字用紙幅を10インチまでにしている。サ
イドプレート間の距離が決まれば、プリンタの大きさも
決まる。ここで余白を大きくとって印字用紙幅11インチ
を使用した場合、80キャラクタ用プリンタにはセットで
きないので、その上のランクである136キャラクタ用プ
リンタを使用しなければならない。
一般に、ロックレバーの回動支点側の端部はドライブ
シャフトを支持しているブッシュの近くまで設けてい
る。従って、136キャラクタ用プリンタを使用しなけれ
ばセットできない用紙幅11インチの用紙をセットしよう
として80キャラクタ用プリンタのサイドプレートにロッ
クレバーの逃げを設けると、ブッシュの嵌合穴にかか
り、ブッシュ保持力が弱まってブッシュがサイドプレー
トから外れてしまうという問題点があった。
本考案は、ガイドボスを有する紙送り装置、印字用紙
の余白及び1ラインの最大印字文字数等を含んで大きさ
が決められたプリンタにおいて、現在の最大印字用紙幅
よりさらに1インチ程度大きい印字用紙にも使用し得る
紙送り装置の固定機構を提供することを目的とするとと
もに、同様の目的を達成するためにサイドプレートに固
定手段の逃げを設けてもドライブシャフトを支持するブ
ッシュ保持力に影響しない紙送り装置の固定機構を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の第1の紙送り装
置の固定機構においては、ドライブシャフトの軸方向に
一致させてシャーシに設けたガイド溝と、ドライブシャ
フト軸方向からみて略Y字状で且つ可撓性を有し、その
Y字状の一方の上腕はピントラクタ本体をサイドプレー
トに当接させたときサイドプレートとの間に間隙を有す
るようにピントラクタ本体の他端部と一体にし、他方の
上腕にはロック爪を設け、下腕を上記ガイド溝に摺動自
在に嵌合させた固定手段とを備えたものである。又、同
様の目的で第2の紙送り装置の固定機構においてはドラ
イブシャフトの軸方向に一致させてシャーシに設けたガ
イド溝と、サイドプレートに対向するピントラクタ本体
の他端部の側壁に一体に設けるとともに、開口部をそれ
ぞれのサイドプレート側に向けてガイド溝の側壁間に摺
動可能な状態が設けたコの字状で且つ可撓性を有するロ
ック部と、ピントラクタ本体側壁に設けた回動支点に回
動軸を軸支して回動軸の一端部にはつまみを有し、他端
部にはロック部内に位置する楕円状の締め駒を有する締
め子とからなる固定手段と、ピントラクタ本体をサイド
プレートに当接したとき固定手段を逃すようにサイドプ
レートに設けた逃げ部とを備えたものである。
(作用) 第1の手段によれば、ドライブシャフトを中心にピン
トラクタ本体を回動すると、他方の上腕のロック爪がガ
イド溝の一方の側壁に引掛かるとともに下腕がガイド溝
の他方の側壁に当接し、可撓性によりガイド溝の側壁間
で他方の上腕と下腕とが突張り合いピントラクタ本体を
所定の紙送り角度に固定する。
又、第2の手段によれば、所定の位置で締め子のつま
みを回動すると、締め駒がロック部を弾性変形させてガ
イド溝の側壁に押しつけ、ピントラクタ本体を固定す
る。
(実施例) 本考案の実施例について図面を参照しながら説明す
る。なお、各図面に共通な要素には同一符号を付す。
第1実施例 第1図は第1実施例による紙送り装置の外観斜視図で
ある。同図は見易くするため右側のサイドプレート及び
左側のピントラクタユニットを除くとともに、本考案の
説明に不要な部分は破断にて削除している。ピントラク
タユニット10はピントラクタ本体11と固定手段であるロ
ック部14とから構成され、ピントラクタ本体11の一端部
をドライブシャフト7に矢印C−D方向へ摺動可能な状
態で実装し、他端部にロック部14を設けてある。ドライ
ブシャフト7は左サイドプレート23及び図示せぬ右サイ
ドプレートにブッシュ24を圧入し、そのブッシュ24に回
動自在に支持してある。両サイドプレートはシャーシ18
を挟んで立設してある。ピントラクタ本体11はピントラ
クタ3とトラクタフレーム12とからなり、ピントラクタ
3を組込んだトラクタフレーム12にはロック部14が一体
構造で設けてある。ロック部14は可撓性を有し、ドライ
ブシャフトの軸方向から見て2本の上腕15,16と下腕17
とからなる略Y字状をしている。一方の上腕15はトラク
タフレーム12に所定の角度をもって一体になっており、
他方の上腕16にはロック外し16aとロック爪16bとを有し
ている。又、下腕17には突起部17aが設けてある。シャ
ーシ18はトラクタフレーム12のロック部14と対応する部
分が空隙部を有する箱体19となっており、その上面19a
にはドライブシャフト7の軸方向に沿ってガイド溝20を
設けてある。そして、ロック部14の下腕17がガイド溝20
内に所定の隙間をもって配設されている。ガイド溝20を
構成する側面21,22のうち側面21には段部21aが設けられ
ている。次に動作について第2図をも加えて説明する。
第2図は第1実施例の非固定時と固定時との状態を示す
側面図であり、同図(イ)は非固定時を示しており、同
図(ロ)は固定時を示している。ピントラクタユニット
10を第2図(イ)に示す状態で第1図に示すように矢印
C方向又は矢印D方向に摺動し、用紙の紙幅に合致する
位置に位置決めする。次にピントラクタユニット10を第
2図(ロ)に示すようにドライブシャフト7を中心に矢
印E方向へ回動する。ピントラクタユニット10を矢印E
方向へ回動していくとロック部14の上腕16は撓みなが
ら、シャーシ18のガイド溝20にロック爪16bをすべり込
ませて行くが、このとき下腕17がガイド溝20の側面22に
当接する。そしてガイド溝20の側面21に設けられた段部
21aにロック爪16bを引掛けたところで回動を停止する。
この結果、上腕16は矢印F方向に撓み力を作用させるの
で、ガイド溝20の側面21,22間で上腕16と下腕17とが突
張り合ってピントラクタユニット10を所定の紙送り角度
に保ちながらシャーシ18に固定する。
次に固定を解除する場合には第2図(ロ)に示すよう
に上腕16のロック外し16aを矢印G方向へ押し、ロック
爪16bをシャーシ18の段部21aから外す。ロック爪16bが
段部21aから外れたら、ドライブシャフト7を中心にピ
ントラクタユニット10を矢印H方向へ回動し、ロック爪
16bを第2図(イ)に示すようにガイド溝20の側面21か
ら外れる位置まで回動する。この位置でロックは外れ、
ピントラクタユニット10を矢印C−D方向に移動可能と
なる。トラクタフレーム12とロック部14とは所定の角度
をもって一体になっていると上述したが、ピントラクタ
ユニット10を矢印E方向へ回動してロック部14をシャー
シ18のガイド溝20に固定したとき、ピントラクタユニッ
ト10が所定の紙送り角度になることを含んで所定の角度
と記したのである。
第2実施例 第3図は第2実施例による紙送り装置の外観斜視図で
ある。同図は左右1対のピントラクタユニット及びサイ
ドプレートのうち右側のピントラクタユニット及びサイ
ドプレートとドライブシャフトとシャーシとを示してい
る。ピントラクタユニット25はピントラクタ3及びトラ
クタフレーム27からなるピントラクタ本体26とロック部
29及び締め子32からなる固定手段28とから構成され、ピ
ントラクタ本体26の一端部をドライブシャフト7に矢印
C−D方向へ摺動可能な状態で実装し、他端部に固定手
段28を設けてある。ドライブシャフト7は右サイドプレ
ート31と図示せぬ左サイドプレートにブッシュ24を圧入
し、そのブッシュ24に回転自在に支持されてある。両サ
イドプレートはシャーシ30を挟んで立設してある。ピン
トラクタ本体26はピントラクタ3とトラクタフレーム27
とからなる。ピントラクタ3を組込んだトラクタフレー
ム27の側壁27aにおいて、ドライブシャフト7を取付け
た一端部に対して他端部には可撓性を有するロック部29
が所定の角度をもって一体になっている。ロック部29の
形状はコの字状であり、開口部29aが右サイドプレート3
1に向いている。又、開口部29aを含まない外壁間の寸法
Hはシャーシ30にドライブシャフト7の軸方向に沿って
設けたガイド溝30aの幅寸法Iより短い。又、トラクタ
フレーム27の側壁27aにはほぼガイド溝30aの幅中心を通
る垂直線に沿って締め子32の回動支点27b,27cが設けて
ある。締め子32は回動軸32bの一端部につまみ32aを有
し、他端部に楕円状の締め駒32cを有している。締め子3
2の回動軸32bをトラクタフレーム27の側壁27aに設けた
回動支点27b,27cに適度な摩擦力をもって軸支させ、締
め駒32cをロック部29内に位置させる。ロック部29の下
部にはロック部29がガイド溝30aから抜けないように抜
け防止部29bが一体形成してある。右サイドプレート31
にはロック部29及び締め子32の逃げ部31aが設けてあ
る。図示しないが左サイドプレートにも同様の逃げ部が
設けてある。次に動作について第4図をも加えて説明す
る。第4図は第2実施例の非固定時と固定時との状態を
示す第3図のL方向から見た右サイドプレートを除く側
面図である。同図(イ)は非固定時を示し、同図(ロ)
は固定時を示す。ピントラクタユニット25を第4図
(イ)に示す状態で第3図に示すように矢印C方向又は
矢印D方向に摺動し、用紙の紙幅に合致する位置に位置
決めする。次に締め子32を第3図に示すように矢印J方
向又は矢印K方向に回動する。締め子32の締め駒32cは
第4図(ロ)に示すようにコの字状のロック部29を押し
広げ、ガイド溝30aの側面30b,30cに押し付ける。この結
果、ピントラクタユニット25はシャーシ30のガイド溝30
aに固定される。
本実施例ではロック部の外壁、ガイド溝の側面には何
も設けなかったが、ロック部の外壁及びその外壁と接触
するガイド溝の側面にローレット目を設ければ、締め子
を回動してロック部の外壁をガイド溝の側面に押しつけ
たとき、ピントラクタ本体は本実施例よりさらにしっか
りとシャーシに固定される。尚、第1実施例及び第2実
施例のトラクタフレーム、シャーシは成形樹脂を使用し
た成形品とするが、シャーシはアルミ、鉄等の金属でも
かまわない。又、トラクタフレームはロック部に可撓性
があればよいので、ロック部以外は金属にし、ロック部
を成形樹脂材にて成形し、トラクタフレームにねじ締め
等で取付けるようにしてもよい。又、ロック部にバネ材
等を使用してもよい。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
ガイドボスが固定手段取付側へ飛び出た紙送り装置、
印字用紙の余白及び1ラインの最大印字文字数等を含ん
で大きさが決められたプリンタにおいて、ピントラクタ
本体に設けた可撓性を有する略Y字状の固定手段がシャ
ーシに設けたガイド溝の側壁間で突張り合ってピントラ
クタ本体をシャヤーシに固定するようにしたので、ピン
トラクタ本体の側壁をサイドプレートに直接当接でき、
ガイドシャフトに実装した1対のピントラクタユニット
のピン間距離を従来のものより1インチ程度広くできる
という効果が期待できるとともに、ピントラクタユニッ
トを実装するシャフトはドライブシャフト1本ですむの
でプリンタを軽量化でき、さらに製造工数、組立工数を
削減できる。
また、ピントラクタ本体側壁の端部に設けた可撓性を
有する略コの字状のロック部を締め駒で広げ、ガイド溝
の側壁に押し付けてピントラクタ本体をシャーシに固定
するようにしたので、サイドプレートに設ける固定手段
の逃げをブッシュ保持力に影響しない範囲に設けてピン
トラクタ本体の側壁をサイドプレートに直接当接でき、
ガイドシャフトに実装した1対のピントラクタユニット
のピン間距離を従来のものより1インチ程度広くできる
という効果が期待できるとともに、ピントラクタユニッ
トを実装するシャフトはドライブシャフト1本ですむの
でプリンタを軽量化でき、さらに製造工数、組立工数を
削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例による紙送り装置の外観斜視図、第
2図は第1実施例の非固定時と固定時との状態を示す側
面図であり(イ)は非固定時の状態を示す側面図、
(ロ)は固定時の状態を示す側面図、第3図は第2実施
例による紙送り装置の外観斜視図、第4図は第2実施例
の非固定時と固定時との状態を示す側面図であり(イ)
は非固定時の状態を示す側面図、(ロ)は固定時の状態
を示す側面図、第5図は従来技術による紙送り装置の外
観斜視図である。 1,10,25……ピントラクタユニット、2,11,26……ピント
ラクタ本体、3……ピントラクタ、4,12,27……トラク
タフレーム、5……ロックレバー、6……ロックシャフ
ト、7……ドライブシャフト、13,28……本体部、14,29
……ロック部、18,30……シャーシ、20,30a……ガイド
溝、23……左サイドプレート、31……右サイドプレー
ト、32……締め子。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシを挟んで立設したサイドプレート
    にドライブシャフトを回転自在に支持し、そのドライブ
    シャフトにピントラクタ本体と固定手段とからなるピン
    トラクタユニットのピントラクタ本体の一端部を摺動可
    能に実装し、ピントラクタ本体を印字用紙のピン孔の位
    置に合わせた後固定手段にて固定する紙送り装置の固定
    機構において、 ドライブシャフトの軸方向に一致させて上記シャーシに
    設けたガイド溝と、 ドライブシャフト軸方向からみて略Y字状で且つ可撓性
    を有し、そのY字状の一方の上腕はピントラクタ本体を
    サイドプレートに当接させたときサイドプレートとの間
    に間隙を有するようにピントラクタ本体の他端部と一体
    にし、他方の上腕にはロック爪を設け、下腕を上記ガイ
    ド溝に摺動自在に嵌合させた固定手段とを備え、 ドライブシャフトを中心にピントラクタ本体を回転する
    と、上記一方の上腕のロック爪が上記ガイド溝の一方の
    側壁に引掛かるとともに上記下腕がガイド溝の他方の側
    壁に当接し、可撓性によりガイド溝の側壁間で一方の上
    腕と下腕とが突張り合いピントラクタ本体を所定の紙送
    り角度に固定することを特徴とする紙送り装置の固定機
    構。
  2. 【請求項2】シャーシを挟んで立設したサイドプレート
    にドライブシャフトを回転自在に支持し、そのドライブ
    シャフトにピントラクタ本体と固定手段とからなるピン
    トラクタユニットのピントラクタ本体の一端部を摺動可
    能に実装し、ピントラクタ本体を印字用紙のピン孔の位
    置に合わせた後固定手段にて固定する紙送り装置の固定
    機構において、 ドライブシャフトの軸方向に一致させて上記シャーシに
    設けたガイド溝と、 サイドプレートに対向するピントラクタ本体の他端部の
    側壁に一体に設けるとともに、開口部をそれぞれのサイ
    ドプレート側に向けて上記ガイド溝の側壁間に摺動自在
    に設けたコの字状で且つ可撓性を有するロック部と、ピ
    ントラクタ本体側壁に設けた回動支点に回動軸の一端部
    にはつまみを有し、他端部には上記ロック部内に位置す
    る楕円状の締め駒を有する締め子とからなる固定手段
    と、 ピントラクタ本体をサイドプレートに当接したとき固定
    手段を逃すようにサイドプレートに設けた逃げ部とを備
    え、 締め子のつまみを回動すると、締め駒がロック部を押し
    広げてガイド溝の側壁に押し付け、ピントラクタ本体を
    シャーシに固定することを特徴とする紙送り装置の固定
    機構。
JP6582689U 1989-06-07 1989-06-07 紙送り装置の固定機構 Expired - Lifetime JPH088114Y2 (ja)

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JPH036947U JPH036947U (ja) 1991-01-23
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