JPH088055Y2 - 加工システムにおける液量監視装置 - Google Patents

加工システムにおける液量監視装置

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JPH088055Y2
JPH088055Y2 JP11228390U JP11228390U JPH088055Y2 JP H088055 Y2 JPH088055 Y2 JP H088055Y2 JP 11228390 U JP11228390 U JP 11228390U JP 11228390 U JP11228390 U JP 11228390U JP H088055 Y2 JPH088055 Y2 JP H088055Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、加工スケジュールに従って工作機械に工作
物を供給し、この供給された工作物の種類に該当する加
工プログラムにて工作物の加工を順次行うようにした加
工システムにおいて、工作機械に供給される潤滑油等の
残量を検出する液量監視装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、工作機械では加工を行う際に潤滑油や切削液等
を供給タンクに蓄えておき、必要に応じて使用するよう
になっている。そして、1つの工作物の加工を行うのに
必要な液量が残っているかを検出し、加工中に工作機械
への切削液等の供給が停止されないように監視し、液量
が所定以下になったときに切削液等の補給を行うように
している。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、複数の工作物を蓄えておき、予め作成され
た加工スケジュールに従って自動的に工作機械に工作物
を搬送装置で供給し、加工を行う加工システムでは、加
工スケジュールが完了するまでは、無人で加工運転が可
能となるが、無人運転を行った際に上述のように工作機
械に供給される切削液等の残量は、最低限の量になった
際に初めて警告されるため、無人運転を行ったときには
切削液等の補給が行えず、液量不足となる可能性があっ
た。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上述した問題を解決するために成されたも
ので、工作機械の潤滑油や切削液を供給する供給タンク
と、この供給タンクに少なくとも前記工作機械が前記加
工プログラムを完了するだけの液量が蓄えられているか
を示す第1検出位置と供給タンクに前記工作機械が前記
加工スケジュールを完了するだけの液量が蓄えられてい
るかを示す第2検出位置とを検出する液量検出手段と、
前記加工スケジュールが無人運転で実行される時のみ前
記第2検出位置の検出を有効にする検出器切替手段と、
前記第1検出位置もしくは前記第2検出位置にて検出し
た液量以下であることを通知する液量警告手段とを備え
たものである。
〈作用〉 通常の運転の際には、液量検出手段によって第1検出
位置にて液面が検出された時に警告手段にて補給が促さ
れる。そして無人運転となると、液面検出位置切替手段
にて液量検出手段の検出位置が第2検出位置とされ、こ
の検出位置にて液面が検出されたときに警告手段にて警
告が与えられる。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、10は数値制御装置であり、この数値制御装
置10には、サーボモータ駆動回路DUX,DUY,DUZ、シーケ
ンスコントローラ11が図略の図略のインターフェイスを
介して接続されている。
一方、20は前記構成の数値制御装置10によって制御さ
れるマニシングセンタ形の工作機械であり、前記サーボ
モータ駆動回路DUX,DUY,DUZのそれぞれによって駆動さ
れるサーボモータ21,22,23の回転によって、工作物Wを
支持する工作物テーブル25と、主軸モータSMによって駆
動される主軸26を軸架する主軸ヘッド24との間の相対位
置が3次元的に変更される。また、27は複数種類の工具
を保持する工具マガジンであり、図略のマガジン割出装
置と工具交換装置28とによって工具マガジン27内の工具
が選択的に主軸26に挿着されて工作物Wの加工が行われ
る。
前記シーケンスコントローラ11は、加工スケジュール
に従って加工プログラムを数値制御装置10を転送して工
作機械20に工作物Wの加工を行わせるメインコンピュー
タ12と主軸モータSMの回転速度を制御する主軸モータ駆
動回路15および第1フロートスイッチ30と第2フロート
スイッチ31とに接続されている。このメインコンピュー
タ12はマイクロプロセッサ12a、クロック信号発生回路1
2d、固定ディスク12e、インターフェース12f,12g,12hで
主に構成され、インターフェース12hにはキーボード14
とCRT表示装置13および操作盤16が接続されている。前
記メインコンピュータ12の固定ディスク12e内には、工
作物の加工スケジュールと各工作物の加工プログラムが
記憶されている。また操作盤16には運転開始スイッチ16
aと、有人運転と無人運転を切替る運転切替スイッチ16b
等の操作スイッチが設けられている。前記第1フロート
スイッチ30と第2フロートスイッチ31は、切削液タンク
32に設けられており、第1フロートスイッチ30は無人運
転を行った際に必要な液量が確保される液面高さに取付
けられており、第2フロートスイッチ31は有人運転時に
1つの工作物を加工行うのに必要な液量となる液面高さ
に取付けられている。また、この第1および第2フロー
トスイッチ30,31は切削液タンク32のみでなく、潤滑油
やタップオイル等を入れておく供給タンクがある場合に
は、これらにも取付けられる。
切削液タンク32には、他に工作機械20切削液を供給す
るポンプ33が取付けられており、このポンプ33はシーケ
ンスコントローラ11によってオンオフ制御される。ま
た、この工作機械20には図略の搬送装置にてメインコン
ピュータの指示によって工作物Wの搬送が行われる。
以上のような構成で、動作について第2図のフローチ
ャートにて説明する。このフローチャートは所定時間毎
に動作されるものであって、ステップ100にて運転切替
スイッチ16bが無人運転になっているかが判定される。
ここで無人運転となっている場合にはステップ102にす
すみ、有人運転となっている場合にはステップ106にす
すむ。ステップ102にすすむと、現在、既に無人運転中
であるかが判定され、既に無人運転中であれば、そのま
ま処理を終了し、これから無人運転が開始されるのであ
るならば、ステップ104にすすむ。ステップ104にすすむ
と、第1フロートスイッチ30の信号状態が取込まれ、ス
テップ108にて第1フロートスイッチ30の信号状態がオ
ン状態にあるかが判定される。オン状態でなければ、必
要な液量が確保されているとして処理を終了し、オン状
態であればステップ110にすすんで、無人運転に必要な
液量が確保されていないことをCRT表示装置13に表示し
て警告して処理を終了する。また、ステップ100で有人
運転であると判定された場合には、ステップ106にて第
2フロートスイッチ31の信号が取込まれ、ステップ108
にて第2フロートスイッチ31の信号状態がオン状態にあ
るかが判定され、必要な液量が確保されているとして処
理を終了し、オン状態であればステップ110にすすん
で、液量がないことをCRT表示装置13に表示して警告し
て処理を終了する。これによって無人運転においても液
量の不足を運転前に警告することが可能となる。
また、上述の実施例以外に第1フロートスイッチ30お
よび第2フロートスイッチ31を取付け位置より液面が下
がったときにオン信号を出すものでなく、液面を数値に
て検出する液面測定器とし、無人運転の時間によって必
要とする液量を第3図に示すグラフのように固定ディス
ク12eに記憶させ、第4図のフローチャートのように処
理をおこなってもよい。以下、第4図のフローチャート
について他の実施例を説明する。ステップ200とステッ
プ202については上述の実施例と同様にステップ200にて
運転切替スイッチ16bが無人運転になっているかが判定
される。ここで無人運転となっている場合にはステップ
202にすすみ、有人運転となっている場合にはステップ2
06にすすむ。ステップ202にすすむと、現在、既に無人
運転中であるかが判定され、既に無人運転中であれば、
そのまま処理を終了し、これから無人運転が開始される
のであるならば、ステップ204にすすむ。ステップ204で
は、無人運転を行う時間から前記第3図に示すグラフよ
り必要な液量を推定する。なお無人運転時間はキーボー
ド14から入力しておくか、工作物の1つを加工する時間
を固定ディスク12eに記憶させておき、加工スケジュー
ルから何個加工を行うかを求めて運転時間を算出しても
よい。ステップ208にて無人運転に必要な液量が推定さ
れると、ステップ209にすすんで液面測定器にて測定し
た液面より切削油タンク32に残っているクラントの量を
計算し、ステップ210にて残りのクラント量が必要なク
ラント量以下であるかが判定される。そしてこのステッ
プ210の判定で必要なクラント量以下でないと判定され
るとそのまま処理を終了し、必要なクラント量以下であ
ると判定された場合にはステップ212にすすんで、液量
がないことをCRT表示装置13に表示して警告して処理を
終了する。これによって無人運転の時間が変化する場合
にも時間の長さに応じて必要な液量が残っているかか判
定できる。
なお、上記実施例では、1つの工作機械をメインコン
ピュータにて制御する例について述べたが、これに限ら
れるものでなく複数の工作機械のそれぞれの供給タンク
の液量を監視することもできる。この場合、CRT表示装
置13には液量の少なくなった供給タンクを有する工作機
械を同時に表示してやることにより、無人運転の準備作
業がさらに向上できる。
〈考案の効果〉 以上のように本考案は、無人運転の際に液量の検出位
置を加工スケジュールが完了するまでに必要な量の位置
としたことにより、無人運転を開始するときに液量が不
足していることを警告することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は本考案を
用いた加工システムの構成図、第2図はメインコンピュ
ータの処理を示すフローチャート、第3図は無人運転時
間とそれに必要な液量を示すグラフ、第4図は他の実施
例のメインコンピュータの処理を示すフローチャートで
ある。 10……数値制御装置、12……メインコンピュータ、20…
…工作機械、30……第1フロートスイッチ、31……第2
フロートスイッチ、32……切削油タンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工スケジュールに従って工作機械に工作
    物を供給し、この供給された工作物の種類に該当する加
    工プログラムにて工作物の加工を順次行うようにした加
    工システムにおいて、前記工作機械の潤滑油や切削液を
    供給する供給タンクと、この供給タンクに少なくとも前
    記工作機械が前記加工プログラムを完了するだけの液量
    が蓄えられているかを示す第1検出位置と供給タンクに
    前記工作機械が前記加工スケジュールを完了するだけの
    液量が蓄えられているかを示す第2検出位置とを検出す
    る液量検出手段と、前記加工スケジュールが無人運転で
    実行される時のみ前記第2検出位置の検出を有効にする
    検出器切替手段と、前記第1検出位置もしくは前記第2
    検出位置にて検出した液量以下であることを通知する液
    量警告手段とを備えたことを特徴とする加工システムに
    おける液量監視装置。
JP11228390U 1990-10-25 1990-10-25 加工システムにおける液量監視装置 Expired - Fee Related JPH088055Y2 (ja)

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JPH0470451U JPH0470451U (ja) 1992-06-22
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