JP6408316B2 - 加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物の切削加工時に出される加工廃液を再利用する加工装置に関する。
切削装置は、切削ブレードの冷却や切削屑の除去を目的として、純水を噴射しながら切削加工を実施している。切削加工では、加工屑や切削ブレードの砥粒が含まれた純水が加工廃液として切削装置から排出される。従来、このような切削加工時に出された加工廃液を再利用するリサイクル装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1、2に記載のリサイクル装置は、切削装置の筐体に外付けされており、切削装置から出された加工廃液をフィルタ等で濾過して切削装置に送り出し、切削加工で再利用するようにしている。
特開2004−230527号公報 特許第5086123号公報
特許文献1に記載のリサイクル装置は、切削装置とは別の装置として構成されており、装置各部を制御するために個別の制御系統を有している。このため、制御系統を設けた分だけリサイクル装置が大型化して、切削装置用の設置スペースの他にも、リサイクル装置用の設置スペースを広く確保しなければならない。また、特許文献2に記載のリサイクル装置は、フィルタ類がユニット化されて切削装置に着脱可能に構成されている。しかしながら、特許文献2のリサイクル装置においても、装置各部の制御するための個別の制御系統が設けられており、装置が大型化してしまっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、装置サイズの拡張を最小限に抑えつつ、加工廃液を再利用することができる加工装置を提供することを目的とする。
本発明の加工装置は、純水を用いて加工した加工廃液を回収し純水を再生させ循環させる加工装置であって、被加工物を保持する保持手段と、該保持手段が保持する被加工物を加工する加工手段と、純水を供給して該加工手段により被加工物の加工に用いた加工廃液を回収して純水に再生する再生手段と、該再生手段で再生した純水を該加工手段に供給する循環経路と、該再生手段の駆動と停止とを切換制御する切換制御部と、純水の比抵抗値を測定する比抵抗計と、該循環経路とは別に該再生手段で再生された純水を該再生手段に送水する第2の循環経路と、該循環経路と該第2の循環経路とを切換える切換バルブと、該切換バルブを制御する第2の切換制御部と、を備え、該再生手段は、該加工廃液を貯水する廃液収容タンクと、該廃液収容タンクの水位を認識する水位センサと、該廃液収容タンクから該加工廃液を汲み出すポンプと、該ポンプにより汲み出された該加工廃液から加工屑を濾過する第1のフィルタと、該第1のフィルタで濾過された該加工廃液を脱イオンするイオン交換樹脂ユニットと、該イオン交換樹脂ユニットで脱イオンされ再生された純水を濾過し、該第1のフィルタよりも細かいメッシュの第2のフィルタと、を外付けユニット化して構成され、該切換制御部は、該廃液収容タンクで該ポンプを駆動させる該加工廃液の貯水量を該水位センサが検知した時、該ポンプを駆動させ、該廃液収容タンクで該ポンプを停止させる該加工廃液の貯水量を該水位センサが検知した時、該ポンプを停止させ、該比抵抗計は、該イオン交換樹脂ユニットを通過した後の純水の比抵抗値を測定し、該第2の切換制御部は、該比抵抗計が測定した比抵抗値が予め設定する設定値を下回った場合、該切換バルブが該第2の循環経路に切換え純水を該廃液収容タンクに送水させ、該比抵抗計が測定した比抵抗値が予め設定する該設定値を上回った場合、該切換バルブが該循環経路に切換え該加工手段に送水させることを特徴とする。
この構成によれば、廃液収容タンクからポンプで加工廃液が汲み出され、加工廃液が第1のフィルタ、イオン交換樹脂ユニット、第2のフィルタを通ることで純水として再生される。よって、加工装置内で純水を循環させて使用することができるため、純水の供給源を備えない設置場所においても被加工物を加工することができる。また、廃液収容タンク、水位センサ、ポンプ、第1のフィルタ、イオン交換樹脂ユニット、第2のフィルタのように、加工廃液から純水を再生するための最小限の構成だけが外付けユニット化されている。よって、第1、第2のフィルタの目詰まりや、イオン交換樹脂ユニットに不具合が生じた場合に、加工装置に対してユニット化された部材を容易に付け替えることができる。また、ユニット内のポンプの駆動と停止が装置側で切換制御されているため、外付けのユニットが大きくなり過ぎることが無く、装置サイズの拡張を最小限に抑えることができる。
本発明の加工装置において、該第1のフィルタから送出される該加工廃液の圧力を測定する圧力計と、該圧力計の圧力値と該第1のフィルタに収容される加工屑量との関係図と、設定した加工条件によって予測される加工屑総量を算出する加工屑総量算出手段と、該加工屑総量算出手段が算出した加工屑総量と該関係図とを基に、該第1のフィルタの交換時期を予測するフィルタ交換時期予測手段と、該フィルタ交換時予測手段が予測した該第1のフィルタの交換時期が加工終了後か加工終了前かを判断する判断部と、該判断部により、該第1のフィルタの交換時期が加工終了前と判断されたら、加工開始前に該第1のフィルタの交換要求を指示する第1のフィルタ交換指示部と、を備える。
本発明によれば、加工廃液から純水を再生するための最小限の構成だけを外付けユニット化することで、装置サイズの拡張を最小限に抑えつつ、加工廃液を再利用することができる。
本実施の形態に係る加工装置の斜視図である。 本実施の形態に係る加工装置の模式図である。 本実施の形態に係るポンプの切換制御の説明図である。 本実施の形態に係る切換バルブの切換制御の説明図である。 本実施の形態に係る第1のフィルタの交換時期の予測制御の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る加工装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る加工装置の斜視図である。図2は、本実施の形態に係る加工装置の模式図である。なお、本実施の形態では、加工装置として切削装置を例示して説明するが、切削装置に限定されない。加工装置は、加工廃液を再利用しながら被加工物を加工する装置であればよく、例えば、被加工物を研削加工する研削装置であってもよい。
図1及び図2に示すように、加工装置1は、被加工物Wに対して切削加工を施すものであり、切削加工時に出た加工廃液を回収して、純水として再生させる再生手段50をユニット化して装置本体10の筐体11に外付けして構成される。筐体11の前面には、各種加工条件等が表示されるモニターや被加工物Wの投入口が設けられ、筐体11の上面にはフィルタ類の交換時期を報知する表示灯12(第1のフィルタ交換支持部)が設置されている。筐体11の裏面には、外付けの再生手段50の他、内部の空気を排気するファン13及び加工装置1のメインスイッチ14が設けられている。
筐体11内には、被加工物Wを保持する保持手段15が設けられている。保持手段15には、ポーラスセラミック材によって保持面16が形成されており、この保持面16に生じる負圧によって被加工物Wが吸引保持される。保持手段15の上方には、保持手段15に保持された被加工物Wを加工する加工手段21が設けられている。加工手段21は、スピンドル22の先端の切削ブレード23を高速回転させ、切削ブレード23を挟むように配置した一対のノズル24から加工箇所に向けて純水を噴射するように構成されている。切削ブレード23は、例えば、ダイアモンド砥粒をレジンボンドで固めて円板状に成形されている。
保持手段15及び加工手段21は、不図示の移動手段に連結されており、切削ブレード23に被加工物Wを切り込ませた状態で相対移動されることで被加工物Wが切削加工される。また、保持手段15の下方には、切削加工中に加工屑を含んだ加工廃液を受け止める箱形のウォータケース25が設けられている。なお、被加工物Wは、シリコン、ガリウム砒素等の半導体基板にIC、LSI等のデバイスが形成された半導体ウエーハでもよいし、セラミック、ガラス、サファイア系の無機材料基板にLED等の光デバイスが形成された光デバイスウエーハでもよい。
ところで、加工装置1では、ウォータケース25内の加工廃液は再生手段50によって回収されて純水に再生されるが、再生手段50が筐体11に取り付けられた分だけ加工装置1の装置サイズが大きくなる。また、再生手段50には純水の循環制御が必要になるが、制御系統を再生手段50に設けた場合には再生手段50のサイズが大きくなる。そこで、本実施の形態では、再生手段50に必要な各種制御を装置本体10の制御手段40で実施することで再生手段50の小型化を図っている。よって、加工廃液から純水を再生するための最小限の構成だけを再生手段50として外付けユニット化して加工装置1の拡張を抑えている。
再生手段50は、下側のタンクユニット51と上側のフィルタユニット61に分かれており、タンクユニット51及びフィルタユニット61はそれぞれ配管52、62を介して装置本体10に個別に接続されている。タンクユニット51及びフィルタユニット61の直方体状の筐体53、63は、それぞれ装置本体10の筐体11の幅寸法に収まるように形成され、加工装置1の全体の幅寸法の増加が抑えられている。このように、加工装置1の奥行き寸法を犠牲にして幅寸法が小さく形成されることで、工場等において多数の加工装置1を横並びに配置できるようにしている。
また、タンクユニット51の筐体53は、フィルタユニット61の筐体63と同じ奥行寸法で、かつフィルタユニット61の筐体63よりも幅寸法が大きく形成されている。タンクユニット51の筐体53上で、フィルタユニット61の筐体63が幅方向の一方側に寄って配置されることで、フィルタユニット61の幅方向の他方側に余剰空間が形成されている(図1参照)。この余剰空間を有効利用して、タンクユニット51及びフィルタユニット61からの配管52、62が装置本体10に接続されている。よって、装置本体10の筐体11から配管52、62が幅方向にはみ出すことがない。
図2に示すように、タンクユニット51は、廃液収容タンク55、ポンプ56、水位センサ57を外付けユニット化して構成されている。廃液収容タンク55は、上面を開放した箱状に形成されており、ウォータケース25から排出された加工廃液を貯水している。ポンプ56は、廃液収容タンク55から加工廃液を汲み出して、フィルタユニット61に向けて加工廃液を送水している。水位センサ57は、廃液収容タンク55の側壁に設けられており、廃液収容タンク55内の加工廃液の水位を認識している。なお、水位センサ57を用いた再生手段50(ポンプ56)の切換制御の詳細については後述する。
フィルタユニット61は、第1のフィルタ65、イオン交換樹脂ユニット66、第2のフィルタ67、圧力計68を外付けユニット化して構成されている。第1のフィルタ65は、ポンプ56によって汲み出された加工廃液から加工屑を濾過し、加工廃液に混入した加工屑を捕捉している。イオン交換樹脂ユニット66は、第1のフィルタ65で濾過された加工廃液を脱イオン化して純水を再生している。第2のフィルタ67は、第1のフィルタ65よりも細かなメッシュの精密フィルタであり、脱イオン化後の純水を濾過して、純水に混入したイオン交換樹脂等の微細な物質を捕捉している。
圧力計68は、第1のフィルタ65の下流に設置され、第1のフィルタ65から送出される加工廃液の圧力を測定している。圧力計68の測定結果は、装置本体10の制御手段40に出力されて後述する第1のフィルタ65の交換時期の予測に利用される。なお、圧力計68は、第1のフィルタ65とイオン交換樹脂ユニット66との間に設置される構成に限られない。圧力計68は、第1のフィルタ65の下流側の加工廃液の圧力を測定すればよく、例えば、イオン交換樹脂ユニット66と第2のフィルタ67の間に設置されてもよい。
このように構成された再生手段50では、ウォータケース25から廃液収容タンク55に加工廃液が回収され、ポンプ56によって廃液収容タンク55から加工廃液が第1のフィルタ65に向けて送水される。そして、ポンプ56によって汲み上げられた加工廃液が、第1のフィルタ65、イオン交換樹脂ユニット66、第2のフィルタ67を通過することで純水として再生される。また、タンクユニット51とフィルタユニット61が別体であるため、ユニット毎に交換タイミングを設定することができる。例えば、タンクユニット51を3か月から6か月の頻度で交換し、フィルタユニット61を毎月交換することができる。
装置本体10の筐体11内には、第2のフィルタ67の下流に比抵抗計27が設けられている。比抵抗計27は、イオン交換樹脂を通過した後の純水の比抵抗値を測定している。比抵抗計27の測定結果は、制御手段40に出力されて後述するイオン交換樹脂の純水生成能力の低下の判断に利用される。比抵抗計27の下流側は、加工手段21のノズル24に連なる第1の循環経路(循環経路)31と、廃液収容タンク55に直接連なる第2の循環経路32とに分かれている。第1、第2の循環経路31、32の分岐点には、純水の送水先を第1、第2の循環経路31、32の間で切り換える切換バルブ28が設けられている。
装置本体10の筐体11内には、装置各部を統括制御する制御手段40が設けられている。制御手段40は、第1の切換制御部(切換制御部)41、第2の切換制御部42、加工屑総量算出手段43、フィルタ交換時期予測手段44、判断部45を有している。第1の切換制御部41では、水位センサ57で検知された加工廃液の水位に応じてポンプ56の駆動と停止、すなわち再生手段50の駆動と停止が切換制御される。第2の切換制御部42では、イオン交換樹脂ユニット66の下流において比抵抗計27で測定された純水の比抵抗値に応じて切換バルブ28が切換制御される。
加工屑総量算出手段43では、加工装置1に設定された加工条件46から予測される加工屑総量が算出される。フィルタ交換時期予測手段44では、圧力計68の圧力値と第1のフィルタ65に収容される加工屑量の関係図47を参照して、この関係図47と加工屑総量から第1のフィルタ65の交換時期が予測される。判断部45では、第1のフィルタ65の交換時期が加工終了後か加工終了前かが判断される。判断部45によって第1のフィルタ65の交換時期が加工終了前と判断されると、加工開始前に第1のフィルタ65の交換要求を指示するように表示灯12が点灯される。
なお、制御手段40は、被加工物Wに対する加工制御の他、ポンプ56の切換制御、切換バルブ28の切換制御、第1のフィルタ65の交換時期の予測制御等の各種制御を実行するプロセッサや、メモリ等により構成されている。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成されている。また、メモリには、加工装置1の加工条件46や、上記した圧力計68の圧力値と加工屑量の関係図47等が格納されている。このように、装置本体10の制御手段40側で再生手段50の各種制御を実施して、再生手段50のサイズの小型化を図っている。
図3を参照して、第1の切換制御部によるポンプの切換制御について説明する。図3は、本実施の形態に係るポンプの切換制御の説明図である。なお、図3A及び図3Bは上限センサ及び下限センサを用いたポンプの切換制御を示し、図3C及び図3Dは圧力センサを用いたポンプの切換制御を示している。
図3Aに示すように、廃液収容タンク55の一側面には、廃液収容タンク55の上側と下側とを連ねる配管59が設けられている。水位センサ57は上限センサ71と下限センサ76からなっており、上限センサ71は配管59の上側、下限センサ76は配管59の下側にそれぞれ取り付けられている。上限センサ71及び下限センサ76は、投光部72、77と受光部73、78を、配管59を挟んで対向させており、投光部72、77から配管59を横切るように出射された光を受光部73、78で受光させている。そして、受光部73、78の受光量に応じて廃液収容タンク55内の加工廃液の水位が検知される。
この場合、配管59内の加工廃液の液面が上限センサ71よりも高い位置にあると、投光部72からの光が加工廃液を通過することで受光部73の受光量が小さくなり、上限センサ71がONに設定される。一方、配管59内の加工廃液の液面が上限センサ71よりも低い位置にあると、投光部72からの光が空気中を通過することで受光部73の受光量が大きくなり、上限センサ71がOFFに設定される。下限センサ76についても、上限センサ71と同様にして、配管59内の加工廃液の液面の高さに応じて受光部78の受光量が変化することでON/OFFが切換えられる。
図3Bに示すように、上限センサ71及び下限センサ76のON/OFFは装置本体10(図2参照)の第1の切換制御部41に出力される。廃液収容タンク55内の加工廃液が水位h1になり、上限センサ71及び下限センサ76が共にONに設定されると、廃液収容タンク55内に十分に貯水されているとして第1の切換制御部41によってポンプ56が駆動される。また、廃液収容タンク55内の加工廃液が水位h2まで落ち、上限センサ71及び下限センサ76が共にOFFに設定されると、廃液収容タンク55内の貯水量が少ないとして第1の切換制御部41によってポンプ56が停止される。
なお、ここでは、水位センサ57として上限センサ71及び下限センサ76を例示して説明したが、図3C及び図3Dに示すように、上限センサ71及び下限センサ76の代わりに圧力センサ81で廃液収容タンク55内の加工廃液の貯水量を検知する構成にしてもよい。図3Cに示すように、廃液収容タンク55の一側面には圧力センサ81が設けられており、圧力センサ81によって廃液収容タンク55の貯水量に応じて変化する加工廃液の水圧が検知される。圧力センサ81の圧力値は装置本体10(図2参照)の第1の切換制御部41に出力される。
図3Dに示すように、第1の切換制御部41(図2参照)では、圧力センサ81の圧力値と上限閾値及び下限閾値を比較することでポンプ56の駆動を制御している。廃液収容タンク55内の加工廃液が水位h1になり、圧力センサ81によって上限閾値よりも高い圧力が検知されると、廃液収容タンク55内に十分に貯水されているとして第1の切換制御部41によってポンプ56が駆動される。また、廃液収容タンク55内の加工廃液が水位h2まで落ち、圧力センサ81によって下限閾値よりも低い圧力が検知されると、廃液収容タンク55内の貯水量が少ないとして第1の切換制御部41によってポンプ56が停止される。
このように、第1の切換制御部41は、ポンプ56を駆動させる加工廃液の貯水量(水位h1)が水位センサ57(上限センサ71、下限センサ76、圧力センサ81)によって廃液収容タンク55で検知された時にポンプ56を駆動させ、ポンプ56を停止させる加工廃液の貯水量(水位h2)が水位センサ57によって廃液収容タンク55で検知された時にポンプ56を停止させている。よって、廃液収容タンク55内から加工廃液が溢れる前にポンプ56で汲み上げられ、廃液収容タンク55内の貯水量が減少してポンプ56が空回りする前にポンプが停止される。
図4を参照して、第2の切換制御部による切換バルブの切換制御について説明する。図4は、本実施の形態に係る切換バルブの切換制御の説明図である。なお、図4Aは純水の送水先を第1の循環経路に切換えた図を示し、図4Bは純水の送水先を第2の循環経路に切換えた図を示している。
図4Aに示すように、加工装置1では、一対のノズル24から純水が噴射されながら、保持手段15上の被加工物Wが加工手段21によって加工される。そして、純水に加工屑が混入した加工廃液がウォータケース25によって受け止められ、ウォータケース25から廃液収容タンク55に加工廃液が送られる。廃液収容タンク55に貯水された加工廃液はポンプ56によって汲み上げられて第1のフィルタ65に向けて送水される。加工廃液は第1のフィルタ65で加工屑が捕捉され、イオン交換樹脂ユニット66で脱イオン化されて純水に生成される。
純水は、第2のフィルタ67で微細な物質が捕捉されて、比抵抗計27で比抵抗値が測定される。比抵抗計27の比抵抗値は、装置本体10の第2の切換制御部42に出力される。第2の切換制御部42では、比抵抗計27によって測定された比抵抗値が予め設定された設定値を上回ると、純水中の不純物が少ないとして純水の送水先が第1の循環経路31に向かうように切換バルブ28が切換えられる。これにより、加工手段21の一対のノズル24に純水が供給されて、ウォータケース25から再び廃液収容タンク55に加工廃液が送られて、加工装置1の加工中に第1の循環経路31を介して純水が循環される。
図4Bに示すように、第2の切換制御部42では、比抵抗計27によって測定された比抵抗値が予め設定された設定値を下回ると、純水中の不純物が多いとして純水の送水先が第2の循環経路32に向かうように切換バルブ28が切換えられる。これにより、不純物を多く含んだ純水が一対のノズル24に供給されることなく廃液収容タンク55に送られる。そして、純水の比抵抗値が設定値を上回るまで、第2の循環経路32を介して純水が循環されて、第1のフィルタ65、イオン交換樹脂ユニット66、第2のフィルタ67で純水から不純物が取り除かれる。
図2及び図5を参照して、第1のフィルタの交換時期の予測制御について説明する。図5は、本実施の形態に係る第1のフィルタの交換時期の予測制御の説明図である。図5Aは、圧力計の圧力値と第1のフィルタ内の加工屑量の関係図を示し、図5Bは、第1のフィルタの交換時期の予測例を示している。
図2に示すように、加工装置1内で純水が循環されると、第1のフィルタ65に加工屑が捕捉されて第1のフィルタ65が目詰まりし始める。そこで、第1のフィルタ65の目詰まりよる加工廃液の圧力の変化を圧力計68で測定することで、第1のフィルタ65の交換時期を推定するようにしている。先ず、加工屑総量算出手段43において、加工装置1に設定された加工条件46に基づいて加工開始から加工終了までに出される加工屑総量の推定値が算出される。加工条件としては、ブレード幅(例えば、35μm)、切り込み深さ(例えば、350μm)、切削長さ(例えば、0.4km/月)等の加工屑総量を算出するのに必要な条件が設定されている。
次に、フィルタ交換時期予測手段44において、加工屑総量算出手段43で求められた加工屑総量と関係図47とを基に第1のフィルタ65の交換時期が予測される。図5Aに示すように、関係図47は、縦軸に示す圧力計68(図2参照)の圧力値と横軸に示す被加工物Wの加工屑量との関係を示している。関係図47では、被加工物Wの加工屑量の増加に比例して圧力計68の圧力値が上昇している。フィルタ交換時期予測手段44(図2参照)では、この関係図47を参照することで、加工屑総量算出手段43で求められた加工屑総量に基づいて、加工開始から加工終了までの圧力値の上昇量が予測される。これにより、加工開始から加工終了までの所定の加工時間t1(図5B参照)内の圧力値の上昇量が求められる。
図5Bに示すように、フィルタ交換時期予測手段44では、圧力計68の圧力値が第1のフィルタ65の使用限度を示す閾値Vを超える時期が予測される。この場合、圧力計68によって加工開始時の圧力値が測定され、初期の圧力値に対して加工開始から加工終了までの加工時間t1内における圧力値の上昇量の推定値が加えられる。そして、加工開始から圧力値が閾値Vを超えるまでの期間t2が求められて第1のフィルタ65の交換時期が予測される。そして、判断部45(図2参照)において、第1のフィルタ65の交換時期が加工終了前か否かが判断される。
第1のフィルタ65の交換時期が加工終了前の場合には、加工中に第1のフィルタ65の目詰まりが生じると予測されて、表示灯12が点灯されてオペレータに第1のフィルタ65の交換が促される。一方で、第1のフィルタ65の交換時期が加工終了後の場合には、加工中に第1のフィルタ65の目詰まりが生じることがないと予測され、表示灯12が点灯されることがない。このように、加工が始まる前に第1のフィルタ65の交換時期が予測されるため、加工中に第1のフィルタ65が目詰まりして加工が中断することがない。
以上のように、本実施の形態に係る加工装置1では、廃液収容タンク55からポンプ56で加工廃液が汲み出され、加工廃液が第1のフィルタ65、イオン交換樹脂ユニット66、第2のフィルタ67を通ることで純水として再生される。よって、加工装置1内で純水を循環させて使用することができるため、純水の供給源を備えない設置場所においても被加工物Wを加工することができる。また、廃液収容タンク55、水位センサ57、ポンプ56、第1のフィルタ65、イオン交換樹脂ユニット66、第2のフィルタ67のように、加工廃液から純水を再生するための最小限の構成だけが外付けユニット化されている。よって、第1、第2のフィルタ65、67の目詰まりや、イオン交換樹脂ユニット66に不具合が生じた場合に、加工装置に対してユニット化された部材を容易に付け替えることができる。また、ユニット内のポンプ56の駆動と停止が装置側で切換制御されているため、外付けのユニットが大きくなり過ぎることが無く、装置サイズの拡張を最小限に抑えることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した実施の形態においては、加工廃液から純水を再生して、加工手段21で再利用する構成にしたが、この構成に限定されない。加工廃液から純水を再生して、スピンドルのモータ等の装置の発熱を抑える冷却水として使用するようにしてもよい。この場合、再生手段50に冷却ユニットをさらに設けるようにしてもよい。
また、上記した実施の形態においては、再生手段50がタンクユニット51とフィルタユニット61に分かれて形成される構成にしたが、この構成に限定されない。再生手段50は、装置本体10に対して外付けユニット化されていればよく、単一のユニットで構成されてもよいし、3以上のユニットで構成されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、加工手段21として切削ブレード23を用いて被加工物Wを切削加工する構成にしたが、この構成に限定されない。加工手段21は、保持手段15に保持された被加工物Wを加工する構成であればよく、例えば、研削砥石を用いて被加工物Wを研削加工する構成にしてもよい。
また、上記した実施の形態においては、第1のフィルタ65の交換時期を予測する構成にしたが、この構成に限定されない。比抵抗計27による純水の比抵抗値に応じてイオン交換樹脂ユニット66や、第2のフィルタ67の交換時期を予測してもよい。また、第1のフィルタ65の交換時期を予測しない構成にしてもよい。
また、上記した実施の形態においては、第1のフィルタ交換指示部として表示灯12の点灯によって、第1のフィルタ65の交換時期をオペレータに知らせる構成にしたが、この構成に限定されない。第1のフィルタ交換指示部は、加工開始前に第1のフィルタ65の交換要求を指示する構成であればよく、モニターで交換要求を指示してもよいし、音声メッセージで交換要求を指示してもよい。
以上説明したように、本発明は、装置サイズの拡張を最小限に抑えつつ、加工廃液を再利用することができるという効果を有し、特に、加工廃液を被加工物の切削加工に利用する加工装置に有用である。
1 加工装置
10 装置本体
12 表示灯(第1のフィルタ交換支持部)
15 保持手段
21 加工手段
27 比抵抗計
28 切換バルブ
31 第1の循環経路(循環経路)
32 第2の循環経路
40 制御手段
41 第1の切換制御部(切換制御部)
42 第2の切換制御部
43 加工屑総量算出手段
44 フィルタ交換時期予測手段
45 判断部
46 加工条件
47 関係図
50 再生手段
55 廃液収容タンク
56 ポンプ
57 水位センサ
65 第1のフィルタ
66 イオン交換樹脂ユニット
67 第2のフィルタ
68 圧力計
W 被加工物

Claims (2)

  1. 純水を用いて加工した加工廃液を回収し純水を再生させ循環させる加工装置であって、
    被加工物を保持する保持手段と、該保持手段が保持する被加工物を加工する加工手段と、純水を供給して該加工手段により被加工物の加工に用いた加工廃液を回収して純水に再生する再生手段と、該再生手段で再生した純水を該加工手段に供給する循環経路と、該再生手段の駆動と停止とを切換制御する切換制御部と、純水の比抵抗値を測定する比抵抗計と、該循環経路とは別に該再生手段で再生された純水を該再生手段に送水する第2の循環経路と、該循環経路と該第2の循環経路とを切換える切換バルブと、該切換バルブを制御する第2の切換制御部と、を備え、
    該再生手段は、
    該加工廃液を貯水する廃液収容タンクと、該廃液収容タンクの水位を認識する水位センサと、該廃液収容タンクから該加工廃液を汲み出すポンプと、該ポンプにより汲み出された該加工廃液から加工屑を濾過する第1のフィルタと、該第1のフィルタで濾過された該加工廃液を脱イオンするイオン交換樹脂ユニットと、該イオン交換樹脂ユニットで脱イオンされ再生された純水を濾過し、該第1のフィルタよりも細かいメッシュの第2のフィルタと、を外付けユニット化して構成され、
    該切換制御部は、
    該廃液収容タンクで該ポンプを駆動させる該加工廃液の貯水量を該水位センサが検知した時、該ポンプを駆動させ、
    該廃液収容タンクで該ポンプを停止させる該加工廃液の貯水量を該水位センサが検知した時、該ポンプを停止させ
    該比抵抗計は、
    該イオン交換樹脂ユニットを通過した後の純水の比抵抗値を測定し、
    該第2の切換制御部は、
    該比抵抗計が測定した比抵抗値が予め設定する設定値を下回った場合、該切換バルブが該第2の循環経路に切換え純水を該廃液収容タンクに送水させ、
    該比抵抗計が測定した比抵抗値が予め設定する該設定値を上回った場合、該切換バルブが該循環経路に切換え該加工手段に送水させることを特徴とする加工装置。
  2. 該第1のフィルタから送出される該加工廃液の圧力を測定する圧力計と、
    該圧力計の圧力値と該第1のフィルタに収容される加工屑量との関係図と、
    設定した加工条件によって予測される加工屑総量を算出する加工屑総量算出手段と、
    該加工屑総量算出手段が算出した加工屑総量と該関係図とを基に、該第1のフィルタの交換時期を予測するフィルタ交換時期予測手段と、
    該フィルタ交換時予測手段が予測した該第1のフィルタの交換時期が加工終了後か加工終了前かを判断する判断部と、
    該判断部により、該第1のフィルタの交換時期が加工終了前と判断されたら、加工開始前に該第1のフィルタの交換要求を指示する第1のフィルタ交換指示部と、を備える請求項1記載の加工装置。
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