JPH05150818A - 数値制御工作機械の故障診断方法およびその装置 - Google Patents

数値制御工作機械の故障診断方法およびその装置

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JPH05150818A
JPH05150818A JP18397991A JP18397991A JPH05150818A JP H05150818 A JPH05150818 A JP H05150818A JP 18397991 A JP18397991 A JP 18397991A JP 18397991 A JP18397991 A JP 18397991A JP H05150818 A JPH05150818 A JP H05150818A
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JP18397991A
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Takanobu Sato
隆信 佐藤
Norihiko Takahashi
則彦 高橋
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Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現在の動作に関連するスイッチやソレノイドバ
ルブ類を表示し、それらのオン/オフ(on/off)等の作
動状態をCRTなどの表示装置に画面表示して確認する
ことによって故障診断を行う。 【構成】数値制御工作機械をあらかじめ定められたシー
ケンスに従って制御を行うためのプログラマブル・コン
トローラ123と、工作機械の駆動部分に駆動状態の結
果を検出し信号を発生するために取り付けたセンサー類
122と、シーケンスと駆動状態の信号とを比較するこ
とによって異常時にアラームを発生させる手段と、異常
の表示内容及びセンサー類122の状態をあらかじめ記
憶しておくためのセンサー情報メモリ110と、アラー
ム時にキーボード107操作によってセンサー類122
を配置図や一覧表として表示装置104に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械の故障診断方
法に関する。更に詳しくは、工作機械の制御系を配置図
ならびに一覧表にして表示し、故障箇所の特定を行う方
法およびその装置に関する。
【0002】
【従来技術】工作機械の動作時に機械系又は制御系の装
置が故障したとき、アラームが発生するシステムは知ら
れている。このアラーム等が発生したとき、故障したと
思われる箇所を専門の修理員が電気回路図などを頼りに
故障箇所の特定を行っていた。その場合、電気的な高度
の専門知識がないと故障箇所の特定は困難であるし、近
年、工作機械も高度化しとくに多系列制御、すなわち旋
盤であればX,Zの制御軸が複数系統有するシステムな
どでは、故障箇所の特定には、相当の時間を要すること
となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上のよ
うな技術的背景で発明されたものであり、次の目的を達
成する。
【0004】アラーム等が発生した場合に、画面表示を
指定された操作によって行い、現在の動作に関連するス
イッチやソレノイドバルブ類を特定して表示し、それら
のオン/オフ(on/off)等の作動状態をCRTなどの表
示装置に画面表示して確認することによって故障診断を
行う。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に次のような手段を採る。
【0006】数値制御工作機械において、前記数値制御
工作機械をあらかじめ定められたシーケンスに従って制
御を行うためのプログラマブル・コントローラ(12
3)と、前記数値制御工作機械の駆動部分に駆動状態の
結果を検出し信号を発生するために取り付けたセンサー
類(122)と、前記シーケンスと前記駆動状態の前記
信号とを比較することによって異常時にアラームを発生
させるアラーム手段と、前記異常の表示内容及びセンサ
ー類(122)の状態をあらかじめ記憶しておくための
センサー情報メモリ(110)と、前記アラーム時にキ
ーボード(107)操作によって前記センサー類(12
2)を配置図や一覧表として表示する表示装置(10
4)からなる数値制御工作機械の故障診断装置である。
【0007】
【作 用】数値制御工作機械において、前記数値制御工
作機械の正常動作時のシーケンス(123a)を記憶し
ておき、駆動部分にセンサー類(122a)を取り付け
て駆動状態の信号を得て、前記シーケンス(123a)
と前記駆動状態の信号を比較することによって異常時に
アラームを発生させ、前記アラーム時にキーボード(1
07)操作によって前記センサー類(122)を配置図
や一覧表として表示装置(104)上に表示し、前記シ
ーケンス(123a)と前記駆動状態の信号から故障箇
所を検知し、前記故障箇所を前記配置図や一覧表に特定
して故障表示する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面とともに説明す
る。
【0009】図1は本発明の工作機械(数値制御旋盤)
の代表的な実施例を示す透視図であり、図2(a)、図
2(b)、図2(c)は図1の平面、正面、側面の各正
投影図であり、図3は故障診断表示装置の機能ブロック
図であり、図4は作業フローを示す流れ図であり、図5
(a)はリミットスイッチ・ソレノイドバルブ等の配置
図を表示した例であり、図5(b)はリミットスイッチ
・ソレノイドバルブ等の一覧表を表示した例である。
【0010】図1、図2(a)、図2(b)、図2
(c)、図3、図4、図5(a)、図5(b)を用いて
工作機械の故障診断方法およびその装置の説明を行う。
ベッド1は、本体を構成する基台であり、鋳物、鋼材な
どで形成されている。ベッド1上の一端には第1主軸台
2が設けられている。この第1主軸台2内は、ベッド1
上では移動しない。第1主軸台2内には、第1主軸22
が回転自在に支持されている。この第1主軸22の先端
には、第1チャック3が一体に設けられている。第1チ
ャック3は、ワークを握持するためのものである。第1
主軸22は、ビルトインタイプの第1主軸モータ4によ
り回転駆動される。
【0011】この第1主軸22は、回転割出制御が可能
に設けられている。この回転割出制御は、第1主軸モー
タ4の回転を制御して実現するか、他の割出用のモータ
を設けてその割出用のモータの回転を制御して行う。ベ
ッド1上の第1主軸台2と対向する位置には、第2主軸
台5が設けられている。第2主軸台5は、ベッド1上の
傾斜案内面上に移動自在に設けられている。
【0012】この傾斜案内面上の駆動は、送りネジを介
してZ2サーボ6により行われる。この移動方向は、こ
こではZ2軸と称する。第2主軸台5内には、第2主軸
23が回転自在に設けられている。第2主軸23の先端
には、第2チャック8が設けられている。第2主軸23
は、第2主軸モータ9により回転駆動される。ベッド1
上には第1主軸22の軸線方向と平行な方向に移動する
第1往復台が設けられている。
【0013】この第1往復台上には、第1主軸22の径
方向に移動する第1クロススライドが設けられている。
この第1クロススライド上には、6角形のタレットを有
する第1刃物台11が設けられている。第1往復台は、
ベッド1上の水平案内面上を第1主軸22と平行な軸線
(Z1)方向にZ1サーボモータ10により送り駆動さ
れる。第1往復台の送り駆動は、Z1サーボモータ10
に連結された送りネジにより行う。
【0014】更に、クロススライドは、Z1軸線と垂直
にクロスする方向のX1軸線方向、すなわち第1チャッ
ク3に把持したワークの半径方向に駆動される。この駆
動は、X1サーボモータ17により送りネジを介して駆
動される。タレット本体は、6角形の形状であり、この
外周に12面の工具取付面が形成されている。したがっ
て、取付けられる工具本数は、通常は12本である。ベ
ッド1上には、更に第1刃物台11に対向して同じ水平
案内面上には第2刃物台20が設けられている。
【0015】第2刃物台20の形状は、第1刃物台11
と対称的な構造で実質的に同一であり、かつ、機能も軸
線の方向が相違するのみで実質的に同一であるので説明
は省略する。ただし、第2刃物台20は、本実施例では
主軸線方向の移動はしない。第3刃物台30は、ベッド
1の前面に設けてある刃物台である。ベッド1の前面
は、垂直案内面が形成されている。垂直案内面上には、
第3往復台が移動自在に設けられている。第3往復台
は、Z3サーボモータ33により駆動される。
【0016】Z3サーボモータ33の出力軸には、送り
ネジ33aが直結され、この送りネジ33aにより第
1、2主軸の軸線と平行な方向に第3往復台が駆動され
る。第3往復台上には、X3案内面上には第3クロスス
ライドがX3案内面上をX3軸線方向に移動自在に設け
られている。このX3方向の駆動は、ボールスクリュー
(図示せず)を介してX3サーボモータ37により駆動
される。第3クロススライド上には、タレット本体が設
けられている。
【0017】円筒状の第3タレット本体の外周には、6
本の工具が取付けられている。第3刃物台30は、第1
刃物台11、第2刃物台20の加工支援を目的とするも
のである。具体的には、内・外径の加工分担、外径加工
の断層切削(同時に2本の工具で外径加工する加工のこ
と)、ネジ切り加工などの支援、計測支援、バー材送り
装置付のバーストッパーの役割などの加工支援を行う。
第2主軸台5の前面には、第1刃物台11、第2刃物台
20、第3刃物台30、第2主軸台5を制御するための
数値制御装置の操作盤40が前面に設けられている。
【0018】数値制御装置及びプログラマブルコントロ
ーラ 図3は数値制御装置及びプログラマブルコントローラ1
00(以下、本装置という。)の故障診断表示方法なら
びにその装置の機能ブロック図である。CPU102
は、本装置100全体を統括制御する中央処理装置であ
る。CPU102には、バス103を介して多数の入出
力装置、メモリなどが接続されている。CRT104
は、図形、文字などをスクリーン上に表示するための周
知のディスプレイ装置(液晶表示、プラズマ表示などで
もよい)である。
【0019】CRT104は、ディスプレイ駆動装置1
05により図形、文字などが表示、制御される。ディス
プレイ駆動装置105には、インターフェイス106を
経由してCPU102によりデータが送られてくる。イ
ンターフェイス106は、CPU102に指令によりバ
ス103から信号を受け、信号レベルを合致させて、デ
ィスプレイ駆動装置105へデータを送る。キーボード
107は、インターフェイス108を介し指令、デー
タ、プログラムなどを入力するためのものである。
【0020】表示プログラムメモリ109は、後記する
リミットスイッチなどの配置図、一覧表の表示を行い、
かつアラーム発生するなどのプログラムを含むメモリで
ある。センサー情報メモリ110は、センサーに関する
情報を記憶するためのメモリである。センサーの現在の
状態のデータを記憶するためのセンサーデータ110a
と、アラーム時の表示するためアラーム表示データ11
0bとからなる。図4は、センサーデータ110a及び
アラーム表示データ110bの内容の1例を示すもので
ある。例えば、センサーデータ110aは、第1往復台
上の第1クロススライドがマイナス(−)の第1X軸方
向へのオーバートラベル、すなわち機械構造上の限界点
を検知するリミットスイッチのON,OFF情報がアド
レス79201に格納されていることを示す。
【0021】アドレス79202には、プラス(+)の
第1X軸方向へのオーバートラベルを検知するリミット
スイッチのON,OFF情報が格納されている。これら
のセンサー情報は、工作機械側からプログラマブル・コ
ントローラ(以下、PCという)123を介して状態に
応じて常時最新の情報に書き替えられる。同様に、アラ
ーム表示データ110bは、CRT104にアラーム表
示するときの表示内容を示すメモリである。例えば、ア
ドレス79470には、第1X軸ストロークリミットが
アラームである旨を表示する内容である。
【0022】なお、アラーム発生時には、加工プログラ
ムの中断指令が働き、表示装置に表示されたり、ブザー
が発せられる。PC123は、工作機械の動作順序の正
常な動作順序及びその時の各リミットスイッチの状態を
記憶しておく周知のコントローラである。通常、例えば
刃物台などの割出し動作は、クランプ機構によるアンク
ランプやクランプ状態のリミットスイッチによる確認、
割出しモータ作動、停止、リミットスイッチによる刃物
台割出し面確認、など基本的な動作及びその順序は決ま
ったものである。
【0023】したがって、この正常な動作順序及びその
時のリミットスイッチの状態をシーケンスプログラム1
23aとして記憶しておく。また、工作機械の各動作毎
に関連するリミットスイッチやソレノイドバルブ類等の
センサー類122からのON,OFF等の状態を示すデ
ータも、同様にPC123内にもNC装置内のセンサー
データ110aと同様にセンサーデータ123bとして
保持されている。シーケンスプログラム123aにした
がって工作機械が駆動されると、その各部に配置された
センサー類122により、例えばON,OFF信号とし
て時々刻々検知される。
【0024】この検知されたセンサー情報は、常時PC
123内のメモリのセンサーデータ123bに現在の状
態が記憶保持されている。工作機械が正常に作動してい
るときは、シーケンスプログラム123aにしたがって
工作機械は順次段階的に作動する。この作動は、プログ
ラムのステップ又は各命令ごとにセンサーデータ123
bの内容と比較される。工作機械が正常に作動しておれ
ば、各段階でセンサーデータ123bの内容と、シーケ
ンスプログラム123aの内容で決められた内容と一致
するはずである。しかし、正常な作動しないときは、こ
れが一致しないのでこれを異常と判断し、直ちにPC1
23はNC装置側に知らせる。
【0025】ROM111は、本装置100を駆動する
ためのシステムプログラムが記憶されている。RAM1
12は、データ、パラメータなどを記憶保持するための
もので、書き替え可能なメモリである。NCプログラム
メモリ113は、各刃物台毎に作られたNC加工用のプ
ログラムが記憶保持されている。このNC加工用プログ
ラムは、第1系列プログラム114、第2系列プログラ
ム115、第3系列プログラム116からなりそれぞれ
が記憶保持されている。
【0026】移動制御部117は、各刃物台(図1、2
では、例えば、番号11、20、30表示されてい
る。)を駆動するためのサーボモータ119(図1、2
では、例えば、番号6、10、17、33と表示されて
いる。)をアンプ118を介して指令し駆動する。各サ
ーボモータ119の出力は、タコゼネレータ120、パ
ルスゼェネレータ121によって回転速度、および、回
転位置が検知される。タコゼネレータ120、パルスゼ
ェネレータ121の検知出力は、アンプ118、移動軸
制御部117にフィードバックされ指令通りに動いてい
るか否か検知される。なお、各刃物台を駆動するサーボ
モータ119以外の他のサーボモータについては、周知
の構造、状態であり、図示および説明を省略する。
【0027】作業フロー 図5は、本装置100を操作するときの作業フローであ
る。アラームA1が発生したとき、キーボード107上
のF1「配置図」を選択すると、図6(a)に表示する
ようなリミットスイッチ・ソレノイドバルブ等の工作機
械への配置図がCRT104画面に表示される。次に、
この図6(a)の画面において、ファンクションキーF
5「確認箇所表示」を選択すると、アラームに関係する
センサー類の故障箇所が□ワク内に表示される。図6
(a)の画面において、ファンクションキーF6「on/o
ff表示」を選択すると、ON状態にある箇所のみが□ワ
クとなって表示される。
【0028】アラームA1が発生したとき、キーボード
107上のファンクションキーF2「一覧表」を選択す
ると、図6(b)のリミットスイッチ・ソレノイドバル
ブの一覧表がCRT104画面に表示される。次に、こ
の画面でファンクションキーF5「確認箇所表示」を選
択すると、アラームに関係する箇所が□ワクとなって表
示される。また、この画面でファンクションキーF6
「on/off表示」を選択すると、オン状態にある箇所のみ
が□ワクとなって表示される。次に、作業者は、□ワク
の部分を参照してアラームの原因、調査を行う。原因解
明、故障診断が終わると、アラームを解除する。また、
故障箇所を画面上に点滅で表示するとより確認が容易で
ある。
【0029】センサー・データの流れ 図7は、センサーからのデータ(信号)の具体的な流れ
である。第1Z軸+OT(オーバートラブル)のリミッ
トスイッチがオンした場合の例である。第1Z軸方向に
第1刃物台11がオーバートラベルし、PC123に第
1Z軸のオーバートラベル用のリミットスイッチがON
した旨の信号を伝える。PC123は、これを異常信号
と判断し直ちにNC装置側に伝える。NC装置は、アラ
ーム信号を受け取ると画面をアラーム画面に切り換え
る。更に、アラーム内容すなわち、アドレス79471
の表示内容をCRTに表示させる。
【0030】保守画面を選択に応じてどのセンサーが異
常かを特定する。例えば、センサーメモリ情報110の
アドレス79205の第1Z軸の+側のOTリミットス
イッチが異常であれば、これと対応し、図6(a)の配
置図または図6(b)の一覧表のどちらかを表示する。
画面のLS,SOL(ソレノイド)の状態については、
NCのメモリアドレス79201以降に記憶されるデー
タをNC側からON−OFF等の情報を受け取り、ON
状態のもののみワクで囲み表示する。図6(a)の画面
から確認箇所表示(ファンクションキーF5)を押す
と、現在のアラームに関連する箇所のみ状態表示(LS
10B−1)が点滅する。
【0031】各アラームに関連するLS,SOL群は、
シーケンスにてあらかじめ決められている。点滅もシー
ケンスにて行う。前記例では、アドレス79205がシ
ーケンスによりフリッカーリレー信号となる。作業者
は、各画面により予定通り動作していないLS,SOL
を見つけ、所定の修理を行う。前記例は、刃物台のオー
バートラベルの例であるがこれに限定されるものではな
い。すなわち、センサー類123のデータは全てPC1
23に入力(図7の例では番地79201から7929
9まで)され、PC123とNC装置にも伝達される。
NC装置の番地79300以降は、アラーム画面におい
て画面表示されるメッセージ内容が格納されており、そ
の番地がPC123により指示されると、その番地のメ
ッセージが画面に表示される。
【0032】PC123は、各入出力信号に対して機械
動作を行うシーケンスが予め記憶されており、正常な動
作のとき、例えばオーバートラベルの場合は、そのシー
ケンス通りの動作が行われる。異常な状態の場合は、リ
ミットスイッチがオンするとそのままアラームとなり、
NC工作機械を止めてアラーム表示を行う。刃物台回転
異常のような場合には、タイマーによって一定の時間後
に動作未定と判断してアラームを発生する。更に、複数
のリミットスイッチやソレノイドバルブが関係する場合
は、配置図や一覧表で関係するリミットスイッチやソレ
ノイドバルブを表示する。
【0033】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明は、電気回
路図面等が読めなくても画面に絵として表示でき、分か
りやすく、専門家でなくても故障箇所の特定ができる。
また、別の効果としてユーザーとの電話、ファクシミリ
などの電子的な通信手段でも故障の解決が可能であり、
遠隔操作により作業能率の向上が望める。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した工作機械(数値制御
旋盤)の実施例を示す透視図である。
【図2】図2(a)は、図1の平面図である。図2
(b)は、図1の正面図である。図2(c)は、図1の
右側面図である。
【図3】図3は、故障診断表示方法の機能ブロック図で
ある。
【図4】図4は、センサー情報メモリの内容の例を示す
図である。
【図5】図5は、故障時の作業フローである。
【図6】図6(a)は、リミットスイッチ・ソレノイド
バルブの配置図を表示した例である。図6(b)は、リ
ミットスイッチ・ソレノイドバルブの一覧表を表示した
例である。
【図7】図7は、センサーからのデータの流れを示す例
である。
【符号の説明】
1…ベッド、2…第1主軸台、3…第1チャック、4…
第1主軸モータ、5…第2主軸台、6…Z2サーボ、8
…第2チャック、9…第2主軸モータ、10…Z1サー
ボモータ、11…第1刃物台、17…X1サーボモー
タ、20…第2刃物台、22…第1主軸、23…第2主
軸、30…第3刃物台、33…Z3サーボモータ、33
a…送りネジ、37…X3サーボモータ、100…数値
制御旋盤(工作機械)、102…CPU、103…バ
ス、104…CRT(表示装置)、105…ディスプレ
イ駆動装置、106,108,123…インターフェイ
ス、107…キーボード、109…表示プログラムメモ
リ、110…センサー情報メモリ、111…ROM、1
12…RAM、113…NCプログラムメモリ、117
…移動制御部、120…タコゼェネレータ、121…パ
ルスゼェネレータ、122…センサー類、123…プロ
グラマブル・コントローラ(PC)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した工作機械(数値制御
旋盤)の実施例を示す透視図である。
【図2】図2(a)は、図1の平面図である。図2
(b)は、図1の正面図である。図2(c)は、図1の
右側面図である。
【図3】図3は、故障診断表示方法の機能ブロック図で
ある。
【図4】図4は、センサー情報メモリの内容の例を示す
図である。
【図5】図5は、故障時の作業フローである。
【図6】図6は、リミットスイッチ・ソレノイドバルブ
の配置図を表示した例である。
【図7】図7は、リミットスイッチ・ソレノイドバルブ
の一覧表を表示した例である。
【図8】図8は、センサーからのデータの流れを示す例
である。
【符号の説明】 1…ベッド、2…第1主軸台、3…第1チャック、4…
第1主軸モータ、5…第2主軸台、6…Z2サーボ、8
…第2チャック、9…第2主軸モータ、10…Z1サー
ボモータ、11…第1刃物台、17…X1サーボモー
タ、20…第2刃物台、22…第1主軸、23…第2主
軸、30…第3刃物台、33…Z3サーボモータ、33
a…送りネジ、37…X3サーボモータ、100…数値
制御旋盤(工作機械)、102…CPU、103…バ
ス、104…CRT(表示装置)、105…ディスプレ
イ駆動装置、106,108,123…インターフェイ
ス、107…キーボード、109…表示プログラムメモ
リ、110…センサー情報メモリ、111…ROM、1
12…RAM、113…NCプログラムメモリ、117
…移動制御部、120…タコゼェネレータ、121…パ
ルスゼェネレータ、122…センサー類、123…プロ
グラマブル・コントローラ(PC)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】数値制御工作機械において、 前記数値制御工作機械の正常動作時のシーケンス(12
    3a)を記憶しておき、 駆動部分にセンサー類(122a)を取り付けて駆動状
    態の信号を得て、 前記シーケンス(123a)と前記駆動状態の信号を比
    較することによって異常時にアラームを発生させ、 前記アラーム時にキーボード(107)操作によって前
    記センサー類(122)を配置図や一覧表として表示装
    置(104)上に表示し、 前記シーケンス(123a)と前記駆動状態の信号から
    故障箇所を検知し、 前記故障箇所を前記配置図や一覧表に特定して故障表示
    することを特徴とした、 数値制御工作機械の故障診断方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記故障表示を点滅で
    表示することを特徴とした、 数値制御工作機械の故障診断方法。
  3. 【請求項3】数値制御工作機械において、 前記数値制御工作機械をあらかじめ定められたシーケン
    スに従って制御を行うためのプログラマブル・コントロ
    ーラ(123)と、 前記数値制御工作機械の駆動部分に駆動状態の結果を検
    出し信号を発生するために取り付けたセンサー類(12
    2)と、 前記シーケンスと前記駆動状態の前記信号とを比較する
    ことによって異常時にアラームを発生させるアラーム手
    段と、 前記異常の表示内容及びセンサー類(122)の状態を
    あらかじめ記憶しておくためのセンサー情報メモリ(1
    10)と、 前記アラーム時にキーボード(107)操作によって前
    記センサー類(122)を配置図や一覧表として表示す
    る表示装置(104)からなることを特徴とした、 数値制御工作機械の故障診断装置。
JP18397991A 1991-06-28 1991-06-28 数値制御工作機械の故障診断方法およびその装置 Pending JPH05150818A (ja)

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