JPS6230082Y2 - - Google Patents

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JPS6230082Y2
JPS6230082Y2 JP1980155455U JP15545580U JPS6230082Y2 JP S6230082 Y2 JPS6230082 Y2 JP S6230082Y2 JP 1980155455 U JP1980155455 U JP 1980155455U JP 15545580 U JP15545580 U JP 15545580U JP S6230082 Y2 JPS6230082 Y2 JP S6230082Y2
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JP
Japan
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numerical control
control device
function
machine
memory
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JP1980155455U
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JPS5778407U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は数値制御装置に係り、特に加工再開時
の工作機械現在状態を表示できる数値制御装置に
関する。
数値制御装置(以下NCと略記する)を備えた
工作機械、ロボツト等の機械においては、該機械
とNC間で相互に信号の授受を行ないながらあら
かじめプログラムされた所望の加工制御あるいは
ロボツトサービス制御が行なわれる。たとえば、
紙テープ等の記録媒体に記録されたNC情報すな
わちシーケンス番号、準備機能命令(G機能命
令)、座標語、送り速度命令(F機能命令)、主軸
機能命令(S機能命令)、工具機能命令(T機能
命令)、補助機能命令(M機能命令)等が指令さ
れればNCはこれらの情報に基いて工作機械側に
所定の動作命令を送出する。機械側はこれら命令
に応じて所定のクレー等機械素子を動作させ、機
能動作完了によりNCへ動作完了信号FINを返送
する。又機械側にはオーバートラベル検出用リミ
ツトスイツチ等各種のリミツトスイツチ、センサ
等が取付けられ、これらリミツトスイツチやセン
サ等の状態がNCへ送出され、これによりNCは所
定の処理を実行する。このような一連の動作が繰
返し行なわれてワーク加工の一工程が終了する。
ところで、上述の如き加工が行なわれている途中
において、たとえば工具が折損したような場合、
アラームが発せられて加工工程は中断される。そ
して工具は一連の加工プログラムから外れて所定
の位置に退避させられた後新しい工具と交換され
る。その後、工具折損が発生した位置に新しい工
具を移動させた後加工を再開すれば良いように思
われるが、工具折損が発生した位置、折損が発生
した時点での主軸の回転数、工作機械の付属機具
などの動作状態がわからないため、工具折損発生
位置から加工を再開せしめることは不可能であ
る。従つて従来は加工中のワークを不良品として
工作機械から取外し、未加工のワークを工作機械
に取付けた後最初から加工を行なつていた。この
ように、工具の折損に限らず何らかの事情、例え
ばプログラムのミスや制御装置の不具合などでプ
ログラムされた加工工程が中断された時、中断の
情況に応じてワークを無駄にせず、しかも加工能
率を低下させずに加工動作を続けていくには、そ
の機械のシーケンス動作を熟知している必要があ
つた。
本考案は、上述の如き従来の欠点を改善する新
しい考案であり、その目的はNCにより制御され
る機械の動作状態をNC側にて記憶せしめてお
き、加工中断に至る一連の動作指令をサーチし
て、的確に加工再開するために必要な情報として
中断時までの機械のシーケンス動作を表示できる
ようなNCを提供することにある。
次に本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説
明する。
第1図は、本考案の一実施例を示すブロツク図
であり、図中、1はNCテープであり、一連の加
工プログラムが記憶されている。2はテープリー
ダで、NCテープ1に記憶されている加工プログ
ラムを読み取る。3は半導体メモリであり、ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)により構成され、
テープリーダ2で読み出された加工プログラムデ
ータ、修正データなどを一時的に記憶せしめる。
4はコントロールプログラムを記憶する読取り専
用のコントロール・プログラム・メモリである。
5はマイクロプロセツサ等の処理装置であり、コ
ントロールプログラム及び加工プログラムの指令
に基いて所定の編集処理、数値制御処理を実行す
る。6は数値制御装置の操作盤であり、該操作盤
6上に設けられたマニユアル・データ・インプツ
トスイツチ(MDI)より後述する修正情報が印加
される。7はCRTデイスプレイ装置であり、操
作盤6より入力される情報などを表示する。な
お、このCRTデイスプレイ装置7は操作盤6の
中に組込まれる場合が多い。8はNCにより操作
される工作機械、9はデータ入力回路で、工作機
械側から送出されてくる各種リミツトスイツチ、
リレー接点等などからの信号をNC内に受入れ
る。10はデータ出力回路で、NCから工作機械
8に与える各種命令を送出する。11はバブルメ
モリ、12はバブルメモリコントローラ、13は
バスで、各種データや指令の転送はこのバス13
を介して行なわれる。14はパルス分配器であ
る。次にNCテープ1に記憶されているNC情報に
ついて説明する。NCテープ1には、第2図に示
すように、いくつかの指令が記憶されているが、
この一つの指令の単位をブロツクと称する。そし
てこれら各ブロツクB1,B2,B3…Bn…はエンド
オブブロツクコード*により区別される。各ブロ
ツクは複数のワードから構成されるが、このワー
ドは第3図に示すようにアドレスを示す部分と、
数値を示す部分とからなり、アドレスはアルフア
ベツトA〜Zのうちの1文字を使用し、数値は4
桁前後で表示される。そしそ、1ブロツクはこの
ようなワードの組合せ、たとえば、第4図に示す
ように、シーケンス番号N、準備機能G、座標語
X,Y、送り機能G、主軸機能S、工具機能T、
補助機能M等により構成される。
次に本考案の動作について説明する。
まず、テープリーダ2にてNCテープ1に記憶
されているNC情報を読み取る。この読取りは1
ブロツクずつ行なわれ、読み取られた情報はいつ
たん半導体メモリ3に記憶される。そしてこの情
報は処理装置5により処理され、位置指令情報
(送り速度F、位置情報X,Y)は公知のパルス
分配器14に入力される。パルス分配器14はパ
ルス分配演算を実行してその出力パルスを工作機
械側に送出する。この出力パルスは工作機械8側
の公知のサーボ制御回路に入力され、モータを駆
動して工具、テーブル等の可動部を指令通りに駆
動させる。又、S機能命令たとえば“S1500”で
あれば、この主軸回転数の指定を行なう情報は工
作機械8にデータ出力回路10を介して送られ、
工作機械8の主軸電動機はたとえば1分間1500回
転の回転速度にて回転する。T機能命令たとえば
“T02”であれば、この工具を指定する情報は同
じくデータ出力回路10を介して工作機械8へ送
られ、工作機械8の刃物台に所定のバイトが固定
される。M機能命令たとえば“M03”であれば、
この機械側でのオン・オフ制御の指定を行なう補
助機能命令は同じくデータ出力回路10を介して
工作機械8へ送られ、クーラントのポンプをオン
にする。
一方、NCテープ1から読み取られたワードの
うち、シーケンス番号N、主軸機能S、工具機能
T、補助機能Mは、バブルコントローラ12を介
して、第5図に示すように、バブルメモリ11の
“1”番地に記憶される。
NC側から命令を受けて動作した工作機械8の
所定部分が所定の動作を終了するたびに終了信号
をデータ入力回路10を介してNC側へ送出し、
1ワード分の工程が全て終了したならば、NCテ
ープ1から次の1ブロツク分のデータが読み込ま
れ、上述の如き動作を繰返す。そして、このよう
な動作がN回繰返して行なわれたところで、たと
えばバイトの折損事故が発生し、アラームが発せ
られて工作機械8が停止したとする。このような
場合は、操作盤6のジヨグ釦を用いて刃物台を所
定の位置に退避させた後、新しい刃物と交換す
る。しかる後、操作盤6を用いてシーケンス番号
サーチを行ない、刃物の折損事故が発生した時点
のシーケンス番号を操作盤6の文字表示部に表示
させる一方、バブルメモリ11内に記憶された内
容をも読み出して、“1”番地から“N”番地ま
でに記憶されている内容を全てCRTデイスプレ
イ7に表示する。オペレータはこの表示内容を見
ながら操作盤6から工作機械を操作して事故が発
生した時点での工作機械8の状態を再現すること
になり、したがつてオペレータはこの工作機械の
シーケンス動作を熟知していなくても、その事故
に容易に対処して工作機械のNC運転を再開する
ことが出来る。
上記実施例は、バブルメモリ11に運転開始か
らのM機能命令、S機能命令、T機能命令の全て
を記憶せしめこれを表示せしめるようにしたが、
必要により現在から過去に向つて必要番地分のみ
記憶せしめ、これを表示せしめるようにしてもよ
い。又、制御する機械によつては、上記3つの機
能命令の外、B機能命令(第2補助機能命令)を
加えてもよく、さらに不必要な機能命令は省略し
て、NC運転再開に必要な機械動作のための運転
機能命令のみを記憶せしめるようにしてもよい。
又、これらNC運転再開に必要な機械の運転機
能命令を記憶するメモリは、上記実施例の如くバ
ブルメモリに限ることなく、他の書替可能なメモ
リを用いてもよい。
以上詳細に説明したように、本考案によれば、
加工中断時のシーケンス番号により一連の動作指
令をサーチして、的確に加工再開するために必要
な情報を、運転機能命令毎に区分して表示するこ
とができ、オペレータは簡単に機械を運転再開時
の状態にセツトすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図はNCテープ上のワードの配列を示す配列
図、第3図はワードの構成図、第4図は1ブロツ
クのデータ配列の一例を示す配列図、第5図はバ
ブルメモリの記憶内容を示す説明図である。 図中、1はNCテープ、2はテープリーダ、5
は処理装置、6は操作盤、7はCRTデイスプレ
イ装置、8は工作機械、11はバルブメモリであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プログラムされた一連の動作指令を順次機械
    に与えて加工動作を行なわせる数値制御装置に
    おいて、機械に出力される一連の動作指令のな
    かから機械の運転再開に必要な運転機能命令を
    その出力される順に記憶する書換可能なメモリ
    と、このメモリ内容を中断時のシーケンス番号
    によりサーチして運転機能命令を機能毎に区分
    して表示する表示装置と、この表示装置に対し
    てサーチ完了から手前に指令された少なくとも
    1個の命令を表示せしめる表示制御手段と、前
    記表示内容を参照して機械に運転再開の為の動
    作状態を設定する設定手段とを具備することを
    特徴とする数値制御装置。 (2) 前記表示装置において、シーケンス番号サー
    チ時にメモリに記憶された補助機能命令を、サ
    ーチ完了時から手前に指令された少なくとも1
    個表示せしめることを特徴とする実用新案請求
    の範囲第(1)項に記載の数値制御装置。 (3) 前記表示装置において、シーケンス番号サー
    チ時にメモリに記憶された工具機能命令を、サ
    ーチ完了時から手前に指令された少なくとも1
    個表示せしめることを特徴とする実用新案請求
    の範囲第(1)項に記載の数値制御装置。 (4) 前記表示装置において、シーケンス番号サー
    チ時にメモリに記憶された主軸機能命令を、サ
    ーチ完了時から手前に指令された少なくとも1
    個表示せしめることを特徴とする実用新案請求
    の範囲第(1)項に記載の数値制御装置。
JP1980155455U 1980-10-30 1980-10-30 Expired JPS6230082Y2 (ja)

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JP1980155455U JPS6230082Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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JP1980155455U JPS6230082Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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JPS5778407U JPS5778407U (ja) 1982-05-14
JPS6230082Y2 true JPS6230082Y2 (ja) 1987-08-03

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ID=29514649

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49112088A (ja) * 1973-02-28 1974-10-25
JPS5217178A (en) * 1975-07-28 1977-02-08 Giddings & Lewis Numerical periphery control system
JPS5537250A (en) * 1978-09-05 1980-03-15 Nissan Motor Co Ltd Numerical controlled lathe with display device

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5778407U (ja) 1982-05-14

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