JPH0879370A - 交換機のオペレーションシステム - Google Patents

交換機のオペレーションシステム

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JPH0879370A
JPH0879370A JP20632294A JP20632294A JPH0879370A JP H0879370 A JPH0879370 A JP H0879370A JP 20632294 A JP20632294 A JP 20632294A JP 20632294 A JP20632294 A JP 20632294A JP H0879370 A JPH0879370 A JP H0879370A
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JP
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exchange
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subscriber
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JP20632294A
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Satoru Miyayama
哲 宮山
Shunji Sakurada
俊二 桜田
Tsuguki Arai
世樹 新井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,交換機のオペレーションシステム
に関し,交換機のサービス再開作業において交換機運用
データを短時間で復旧することを目的とする。 【構成】 加入者情報管理データベース20A1,回線
情報管理データベース20A2,及び加入者設定情報管
理データベース20A3からなる交換機運用データベー
ス20Aと,交換機運用データベース20A内のデータ
を,通常時には更新し,交換機の故障に伴うサービス再
開作業中のデータ復旧時には高速に検索かつ読み出す交
換機運用データ入出力管理部20Bと,保守者契機によ
り交換機に設定すべき復旧データを一括してコマンドに
編集する復旧データ編集部20Cと,編集したコマンド
を交換機に転送して交換機内の所定格納位置に設定する
よう指示する復旧データ転送部20Dとからなる交換機
運用データ管理部20を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,電話端末やデータ端末
等の加入者相互間に通信機能を提供する電気通信網の構
成要素である交換機を管理するオペレーションシステム
に関し,特に交換機の故障に伴うサービス再開作業のう
ち交換機運用データの復旧を効率的に行うのに適した交
換機のオペレーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,通信網の構成要素である交換機に
おいて,サービス提供が困難となった故障の場合には,
その故障の度合いに応じてサービス再開処理の段階があ
る。二重化された交換機内の装置の1つが故障した場合
等のサービス継続が可能な故障では,故障装置を予備装
置に切り替えることによりサービス中断なしで復旧作業
を行う。しかし,重大なソフトウェア故障等の場合,ハ
ードウェアを切り替えてもサービス継続が困難であり,
サービスを中断して正常に動作するバックアッププログ
ラム(以下,ファイル)に変更する必要がある。
【0003】図4は,バックアップファイルへの入れ替
えを伴うサービス再開作業の概要を示した図である。A
点は,上記故障(重大なソフトウェア故障)が発生した
時点である。交換機は故障発生/再開処理開始を交換機
のオペレーションシステムに通知し,自律動作によりフ
ァイル入れ替えが必要な故障と判断し,自身が保持して
いる比較的動作確実なファイル(例えば一日前のB点の
ファイル(ケース1)又は現在動作しているファイルの
運用開始時のC点のファイル(ケース2))を格納部か
ら引き上げ,サービスを再開する。例えば,交換機は,
B点のファイルへの入れ替えに失敗した場合,交換機の
オペレーションシステムに復旧失敗通知をし,C点のフ
ァイルへの入れ替えを行う。
【0004】交換機から復旧成功通知があった後,交換
機のオペレーションシステムは,サービスに支障がない
かを監視するとともに,B点又はC点からA点までに交
換機運用中に更新された交換機運用データ(加入者情
報,回線情報,加入者設定情報)を最新状態に復旧する
必要がある。そこで,交換機のオペレーションシステム
は,コマンドによる交換機運用データの復旧のための作
業を行う。サービスの再開後,交換機が安定に正常動作
し,かつ交換機運用データの復旧が終了した時点でサー
ビス再開作業を完了する。
【0005】図5は,従来の交換機運用データ復旧に関
するオペレーションシステムと交換機の関係を示した図
である。上記A点のようにファイル入れ替えを伴う重大
故障が発生した場合,交換機1は,所定のサービス再開
手順に従い,自律的に上記B点,C点のファイルへの入
れ替えを行い,交換機運用データもB点,C点のまま
で,まずサービスを開始する。しかし,交換機運用デー
タは,A点までに加入者のサービス変更や回線の運用状
況によって部分的に更新されており,このままではA点
でのサービスを再現できないため,サービス提供に支障
をきたす。
【0006】そこで,交換機設備管理オペレーションシ
ステム2は,交換機のファイル入れ替えの自律動作が終
了した時点で,自身がもつ他オペレーションシステム
(他のサービスをするためのオペレーションシステム)
3又は保守者4からコマンド処理部8を介して受け取っ
た当該交換機についての全コマンド(復旧に必要なコマ
ンドと不要なコマンドとが混合している)の時系列の履
歴情報をもつコマンド履歴データベース5をコマンド履
歴管理部7により上記B,C点に遡って検索し,交換機
運用データ6を更新したコマンドをすべて時系列に洗い
出して,1つずつコマンド処理部8及び交換機コマンド
受信部9を介して交換機1に投入して交換機運用データ
6を更新していく。この処理をA点まで行うことによ
り,交換機運用データ6の復旧が完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の技術によ
れば,C点のファイルに入れ替えた場合に以下の問題が
ある。
【0008】従来の方法では,(1)C点からA点まで
の時間が長いと,コマンド履歴データベース5の検索対
象部分が膨大となり,検索に時間を要するとともに,コ
マンドを時系列に逐一投入するため,更新時間が長い,
(2)交換機運用データ6をA点での履歴を積み上げた
最新データに復旧すればよいにもかかわらず,C点から
A点までの交換機運用データ6を更新したコマンドをす
べてトレースして投入しているため,不要な書き替えを
含んでいる,という問題があり,上記問題が交換機運用
データ復旧に長時間を要する原因となる。
【0009】また,従来,(3)復旧すべき交換機運用
データ6のうち,例えば,電話転送機能を利用している
加入者10が電話端末から設定した転送先電話番号など
の加入者設定データ6Aは,直接,交換機1内の交換機
運用データ6に設定されるため,交換機設備管理オペレ
ーションシステム2では更新内容を把握できないという
問題がある。従って,加入者設定データは,交換機運用
データの復旧後もC点のままになり,加入者からの申告
又は加入者の再設定により更新する以外に方法がない。
【0010】本発明が解決しようとする問題点は,従来
の技術では,交換機運用データ復旧のために,膨大なコ
マンドの検索が必要なこと,コマンド履歴を時系列で投
入するため不要な更新処理を含むこと,逐一コマンドを
交換機に投入すること,の理由により,交換機運用デー
タの復旧に長時間を要する点,及び復旧すべき交換機運
用データのうち,加入者設定データの復旧ができない点
である。
【0011】本発明の目的は,これら従来技術の課題を
解決し,ファイル入れ替えを伴う交換機の重大故障にお
けるサービス再開作業に関し,交換機設備管理オペレー
ションシステムがもつ最新の加入者設定データを含むす
べての交換機運用データを効率的に交換機に転送し設定
することにより,データ復旧時間を必要最小限に短縮す
ることを可能とし,かつ加入者設定データを含むすべて
の交換機運用データを復旧して故障前のサービス再現を
可能とする交換機のオペレーションシステムを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め,本発明の交換機のオペレーションシステムは,加入
者の電話又は端末番号,交換機収容位置,サービス情
報,利用停止・停止解除の情報を含む加入者情報管理デ
ータベース,及び交換機に収容される回線の状態情報を
含む回線情報管理データベース,及び加入者により電話
又は端末からデータを設定する情報を管理する加入者設
定情報管理データベースからなる交換機運用データベー
スと,上記交換機運用データベース内のデータを,通常
時に更新し交換機の故障に伴うサービス再開作業中の当
該データ復旧時に高速に検索かつ読み出す交換機運用デ
ータ入出力管理部と,保守者契機により交換機に設定す
べき復旧データを一括してコマンドに編集する復旧デー
タ編集部と,編集したコマンドを交換機に転送して交換
機内の所定格納位置に設定するよう指示する復旧データ
転送部とからなる交換機運用データ管理部を具備するこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明においては,交換機のオペレーションシ
ステムは,ファイル入れ替えを伴う交換機の重大故障に
おけるサービス再開作業に関し,交換機運用データの復
旧を自動かつ効率的に行うことにより,故障発生からサ
ービス回復までの時間を必要最小限に短縮し,加入者へ
のサービスを故障前と全く同様に提供する。
【0014】例えば,交換機運用データ管理部は,加入
者の電話又は端末番号,交換機収容位置,サービス情
報,利用停止・停止解除情報を含む加入者情報管理デー
タベース,及び交換機に収容される回線の状態情報を含
む回線情報管理データベース,及び加入者により電話又
は端末からデータを設定する情報を管理する加入者設定
情報管理データベースからなる交換機運用データベース
を具備し,他オペレーションシステム又は保守者からの
加入者情報及び回線情報を更新するコマンドを受信した
場合,又は加入者が直接交換機内の加入者設定情報を更
新した旨,交換機からの通知があった場合,上記コマン
ド契機又は通知契機に,それらの内容を分析して該当す
る加入者又は回線の最新データを作成し,上記交換機運
用データベースの該当データを更新しておく。そして,
ファイル入れ替えを伴う交換機の重大故障に伴うサービ
ス再開作業において,保守者契機により,上記交換機運
用データベースを検索して,復旧すべき運用データを編
集し,編集した復旧データを交換機に転送して交換機の
所定格納位置に設定するよう指示する。
【0015】このことにより,交換機のオペレーション
システムは,ファイル入れ替えを伴う交換機の重大故障
におけるサービス再開作業を大幅に短縮し,かつ故障前
のサービス再現を可能にする。
【0016】
【実施例】以下,本発明の実施例を,図面により詳細に
説明する。図1は,本発明の交換機オペレーションシス
テムの本発明に係わる構成の一実施例を示すブロック図
である。交換機設備管理オペレーションシステム2は,
本発明に係る交換機運用データ管理部20と,保守者4
または他オペレーションシステム3からのコマンドを処
理するコマンド処理部8と,交換機1からの加入者10
によるデータ(加入者設定情報)変更通知を処理する加
入者設定通知処理部11からなる。
【0017】次に,図2を用いて,交換機運用データ管
理部20の構成の詳細な説明を行う。ここでは,簡単の
ため,交換機運用データのうち,加入者情報に関して説
明する。交換機運用データの残りの情報である回線情報
及び加入者設定情報については,データ更新契機が相違
するのみであり,データ復旧動作は,交換機運用データ
管理部20により全く同様に行う。
【0018】図2は,図1における交換機設備管理オペ
レーションシステムの本発明に係る構成の一実施例を示
すブロック図である。本実施例の交換機設備管理オペレ
ーションシステム2は,大別して,図1における他オペ
レーションシステム3又は保守者4からのコマンドを受
信して処理し,交換機1にコマンドを送信するコマンド
処理部8と,本発明に係り,自身がもつデータベース
(20A)を使用して,交換機1内の交換機運用データ
6を復旧させる交換機運用データ管理部20とからな
る。
【0019】コマンド処理部8は,図1における他オペ
レーションシステム3又は保守者4からの加入者情報を
更新するサービスオーダを受信するオーダ受信部8A
と,受信したオーダを交換機1のコマンド形式に変換し
て編集するコマンド編集部8Bと,交換機1にコマンド
を送信するコマンド送信部8Cからなる。
【0020】さらに,交換機運用データ管理部20は,
復旧すべき交換機運用データを保持する交換機運用デー
タベース20Aと,上記コマンド処理部8のオーダ受信
部8Aからコマンドを受け取り,加入者情報を更新する
コマンドを選択してこれらについてデータベース形式に
編集し,交換機運用データベース20Aに対する該情報
の入出力管理(更新・検索・読み出し)を行い,交換機
運用データベース20Aから該データを読み出し,交換
機内の交換機運用データ6の復旧に必要なデータのみを
高速に選択する交換機運用データ入出力管理部20B
と,選択された必要なデータについて交換機のデータ形
式に編集する復旧データ編集部20Cと,編集した復旧
データを交換機に転送する復旧データ転送部20Dから
なる。
【0021】また,交換機運用データベース20Aは,
図3に示すように,電話番号を検索キーとして持ち又は
電話番号の変更分のみを内容として保持するディスクリ
プタ20A4を持ち,変更分を高速に読み出す機構と,
加入者の収容位置,利用サービスの種別,利用停止又は
利用停止解除情報,等を蓄積する加入者情報管理データ
ベース20A1からなる。
【0022】以下,このような構成の交換機設備管理オ
ペレーションシステム2による,交換機運用データの復
旧処理動作の説明を図1,図2,図3を用いて行う。本
動作は,通常時の交換機運用データベース20Aの更新
動作と,故障時の交換機1内の交換機運用データ6の復
旧動作からなる。 (1)交換機運用データベース更新動作 図3において,他オペレーションシステム3又は保守者
4からコマンド送信があった場合,交換機設備管理オペ
レーションシステム2内の交換機運用データベース20
Aに係る新規加入やサービス変更などのサービスオーダ
を選別して編集し,交換機運用データベース20Aを更
新する。
【0023】以下に,詳細動作を説明する。図1におい
て,他オペレーションシステム3又は保守者4からオー
ダ送信があった場合,図2のように,交換機設備管理オ
ペレーションシステム2内のコマンド処理部8は,受信
したすべてのオーダについて,当該オーダ形式から交換
機コマンド形式への変換を行い,交換機1に対し該コマ
ンドを送信する。本発明に係る交換機運用データ管理部
20は,オーダ受信部8Aで受信したオーダを引込み,
例えば加入者のサービス変更を指示するオーダ,利用停
止又は停止解除を指示するオーダを識別し,交換機運用
データ入出力管理部20Bでオーダ形式のデータを交換
機運用データベース20Aの形式(図3の形式)に変換
する。
【0024】さらに,交換機運用データ入出力管理部2
0Bは,電話番号を検索キーとしたデータベース全体の
うち,変更分のみを識別するために,図3のように加入
者情報の他に,加入者単位(電話番号単位)に更新フラ
グを付加した上で,交換機運用データベース20A内の
加入者情報管理データベース20A1を更新する。また
は,交換機運用データ入出力管理部20Bは,変更した
加入者の電話番号をディスクリプタ20A4に登録し
て,加入者情報管理データベース20A1を更新する。
これにより,読み出しの際に,変更分のみを識別するこ
とができる。
【0025】なお,交換機1は,交換機コマンド形式に
変換されたコマンドを交換機コマンド受信部9で受信
し,交換機運用データ6を更新する。これにより,更新
された加入者情報でのサービスが行われる。また,本発
明により,交換機運用データ6の加入者情報と交換機運
用データベース20A内の加入者情報管理データベース
20A1とを,常に整合させておくことができる。 (2)交換機運用データ復旧動作 ファイル入れ替えを伴う交換機の重大故障に伴うサービ
ス再開作業において,図4に示す手順でファイル入れ替
え後,保守者4からの交換機運用データ6の復旧開始指
示により,図2の交換機運用データ管理部20は,交換
機運用データ入出力管理部20Bにおいて,交換機運用
データベース20Aを検索して更新フラグがたっている
交換機運用データのみを読み出すか,又は,ディスクリ
プタ20A4にアクセスして登録されている電話番号に
対応する交換機運用データのみを読み出す。読み出した
上記データは,復旧データ編集部20Cにおいて,交換
機1のコマンド形式に編集される。復旧データ転送部2
0Dは,編集した復旧データを受けて,交換機設備管理
オペレーションシステム2内のコマンド送信部8Cに,
交換機1への転送を依頼する。コマンド送信部8Cは,
通常のコマンド投入と同一の手段で交換機に復旧データ
を順次送出し,これを受けて,交換機1は,所定格納位
置に交換機運用データ6を設定する。
【0026】このように,本発明によれば,例えば更新
フラグの参照により,交換機運用データ6の復旧に必要
なデータのみを,当該ファイルの運用開始から重大故障
発生までの期間について,高速で読み出すことができ
る。また,データベース形式から交換機コマンド形式へ
の変換は自動的に行われる。従って,故障発生前におけ
るサービスを正しく再現でき,かつ,復旧時間を極めて
短くすることができる。
【0027】以上,交換機運用データ6のうちの加入者
情報の更新及び復旧について詳細に説明した。一方,交
換機運用データ6のうちの回線情報及び加入者設定情報
の復旧については,前述した通り,交換機運用データ管
理部20により加入者情報の復旧と同様に行われる。ま
た,交換機運用データ6のうちの回線情報及び加入者設
定情報の更新についても,前述した通り,加入者情報の
更新と同様に行われ,データ更新契機が相違するのみで
ある。
【0028】以下,これらの更新について簡単に説明す
る。回線情報は,他オペレーションシステム3又は保守
者4からの交換機運用データ6のうちの回線情報を更新
するコマンドを受信した場合に,このコマンド契機に更
新される。従って,加入者情報と同様であり,更新契機
とするコマンドが相違するのみである。
【0029】回線情報管理データベース20A2は,図
3に示すように,加入者系について電話番号を検索キー
として空塞情報を蓄積し,中継系について回線番号を検
索キーとして空塞情報を蓄積するものである。そこで,
交換機運用データ管理部20は,オーダ受信部8Aで受
信したオーダを引込み,加入者及び回線の空塞の別を指
示するオーダを識別し,交換機運用データ入出力管理部
20Bでデータベース形式(図3の形式)に変換し,更
新フラグを付加した上で,回線情報管理データベース2
0A2を更新する。あるいは,加入者情報の場合と同様
に,変更した電話番号又は回線番号を当該データベース
に対応するディスクリプタに登録してもよい。なお,加
入者及び回線の空塞の別を指示するオーダは,交換機コ
マンド形式に変換されて交換機1に送信され,これによ
り,交換機運用データ6のうちの回線情報が更新され
る。
【0030】次に,加入者設定情報は,加入者10が直
接交換機1の交換機運用データ6内の加入者設定情報を
更新した旨の通知を,交換機1から受信した場合に,こ
の通信契機に更新される。このために,図1に示すよう
に,交換機1は加入者設定処理部12を備え,交換機設
備管理オペレーションシステム2は加入者設定通知処理
部11を備える。
【0031】加入者設定処理部12は,例えば,電話転
送機能を利用している加入者10が電話端末から更新
(設定)した転送先電話番号(サービス制御情報に相当
する)のような加入者設定情報を受信する。この通信契
機に,加入者設定処理部12は,交換機運用データ6内
の加入者設定情報を更新し,この旨を更新内容と共に加
入者設定通知処理部11に通知する。加入者設定通知処
理部11は,設定通知受信部11Bで受信した通知を,
設定通知編集部11Aで例えば交換機内部形式(加入者
10が直接電話端末から設定した情報を交換機1が保持
する形式)から加入者設定情報管理データベース20A
3のデータベース形式(図3の形式)に変換する。
【0032】加入者設定情報管理データベース20A3
は,図3に示すように,電話番号を検索キーとして,加
入者の利用サービスの種別,利用サービスの設定,サー
ビス制御情報を蓄積するものである。交換機運用データ
入出力管理部20Bは,設定通知編集部11Aで変換さ
れたデータに,更新フラグを付加した上で,加入者設定
情報管理データベース20A3を更新する。なお,加入
者情報の場合と同様に,変更した電話番号を当該データ
ベースに対応するディスクリプタに登録してもよい。
【0033】以上,図1〜図3を用いて説明したよう
に,本実施例の交換機のオペレーションシステムでは,
ファイル入れ替えを伴う交換機の重大故障時に,交換機
運用データの復旧を必要最小限の時間に短縮し,かつ故
障前のサービスを忠実に再現できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
交換機のオペレーションシステムにおいて,交換機運用
データベースを備えると共に交換機運用データの復旧に
必要なデータのみを高速に選択することにより,ファイ
ル入れ替えを伴う交換機の重大故障におけるサービス再
開作業を大幅に短縮し,かつ故障前のサービスを忠実に
再現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】交換機設備管理オペレーションシステム及び交
換機の本発明に係る構成の一実施例を示す説明図であ
る。
【図2】図1における交換機設備管理オペレーションシ
ステムの本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図
である。
【図3】図2における交換機設備管理オペレーションシ
ステム内の交換機運用データベースの本発明に係る構成
の一実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の背景となる交換機の再開作業手順を説
明した図であ。
【図5】交換機設備管理オペレーションシステム及び交
換機の従来の構成の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 交換機 2 交換機設備管理オペレーションシステム 3 他オペレーションシステム 4 保守者 5 コマンド履歴データベース 6 交換機運用データ 6A 加入者設定データ 7 コマンド履歴管理部 8 コマンド処理部 8A オーダ受信部 8B コマンド編集部 8C コマンド送信部 9 交換機コマンド受信部 10 加入者 11 加入者設定通知処理部 11A 設定通知編集部 11B 設定通知受信部 12 加入者設定処理部 20 交換機運用データ管理部 20A 交換機運用データベース 20A1 加入者情報管理データベース 20A2 回線情報管理データベース 20A3 加入者設定情報管理データベース 20A4 ディスクリプタ 20B 交換機運用データ入出力管理部 20C 復旧データ編集部 20D 復旧データ転送部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機の設備を総合的に管理するオペレ
    ーションシステムにおいて,加入者の電話番号又は端末
    番号,交換機収容位置,サービス情報,利用停止・停止
    解除の情報を含む加入者情報管理データベース,及び交
    換機に収容される回線の状態情報を含む回線情報管理デ
    ータベース,及び加入者により電話又は端末から設定さ
    れる情報を管理する加入者設定情報管理データベースか
    らなる交換機運用データベースと,前記交換機運用デー
    タベース内のデータを,通常時に更新し,交換機の故障
    に伴うサービス再開作業中の当該データ復旧時に高速に
    検索かつ読み出す手段と,保守者契機により交換機に設
    定すべき復旧データを一括してコマンドに編集する手段
    と,編集したコマンドを交換機に転送して交換機内の所
    定格納位置に設定するよう指示する手段とからなる交換
    機運用データを管理する手段を具備することを特徴とす
    る交換機のオペレーションシステム。
  2. 【請求項2】 前記交換機運用データベースは,加入者
    の電話番号の変更分を高速に読み出す機構を具備するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の交換機のオペレーショ
    ンシステム。
  3. 【請求項3】 前記オペレーションシステムは,更に,
    交換機内の加入者設定情報を更新した旨の交換機からの
    通知の内容を分析してデータベース形式に編集する手段
    を具備し,データベース形式に編集した当該通知の内容
    により前記加入者設定情報管理データベースを更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の交換機のオペレーシ
    ョンシステム。
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